講師養成講座のスタート
田岡:今日はですね、働きがい創造研究所が運営をしております、働きがいを育む講師養成講座、10期生を今、迎えるという段階におりますので、この10年をちょっと振り返るということで、代表の前川さんとお話をしてまいりたいなと思います。
はじめですね、この講座を始めるということに関しては、私自身が前職を卒業して、今のお仕事を始めるきっかけとしては、やはり働いている大人がですね、働きがいを感じて働く、そんな環境ができることによって、その背中を見る子どもたちも、「ああ、大人ってかっこいいなあ。」とかですね。
働くって楽しそうだなあ、そんな世界観ができたらいいなあ、そんな世界観を作る同士が増えたらいいなあというような思いで、講師養成講座という形で、代表の前川さんに相談しながらスタートしたという経緯がありますけれども、この講座はですね、前川さん一緒に立ち上げていただいたんですけど、前川さんの思いとしては、どのようなものがあったでしょうか。
前川:はい、早いね、もう10年たつんですね。
田岡:早いですね。
前川:もともと立ち上げた10年前、ちょうど田岡さんがFeelWorksにジョインして、ちょっと経ったぐらいで、それまで僕もFeelWorks創業して今19期目に入りますけれども、講師のみなさんの養成っていうのはどっちかっていうと、OJTっていうか、思いのある、田岡さんもそうでしたけど、管理職とかいろんな経験をしている人が現場で人を育てたいんだと。
やっぱり思いを持っている人たちがジョインして、現場でですね、僕の研修とか講師のファシリテーションとか講義のプレゼンテーションとか見ていただきながらですね、トレーニングしてきたと。
あとはその内製で、うちのヒラさんがですね、講師マニュアルみたいなものを作ってもらって、それをベースにみなさんでロールプレイングしたりとかやってたんですけど、ただもっともっとやっぱりこの人を育てる講師とかファシリテーションとか、働きがいをもっと世の中に伝えていくとか、あと上司力のコンセプトの伝導とかですね。
っていうのをもっと広めたいなあみたいなことでね、ちょうど話してたんでね。それがまあ、あの中の社内での講師養成にとどまらず、外にもっと広くみなさんに学んでいただく場を作れればいいなあみたいなことが、ちょうど合致してもらえたという感じですかね。
田岡:本当にそうですね。我々の思いを我々だけでやっていくというところに限界があるので、同志がどんどん広がっていけば、我々のこの思いも世の中に伝わっていって、我々が描く世界観を作り上げられるかなあみたいな。そんな感じでスタートしたっていうところで、もう早い10年。
講師の役割と進化
前川:早いね。10年あっという間ですね。
田岡:そうですね、本当にね。この中でいろんな講師の方の変化みたいなことももたらされてきてるんですけど、まあやっぱりFeelWorksらしさみたいな、講師っていうのはあると思うんですけど、前川さんの中にあるFeelWorksらしさの講師像みたいなものって、何回も伺ってるんですけど、今一度ちょっと言葉にしていただくとどんな感じでしょうか。
前川:そうですね、やっぱりこう僕常々言ってるんですけど、自論と理論っていう話をしてますけども、もちろん僕もね、もともと大企業で管理職として苦労したんで、まあ人を育てるとか活かせるって難しいなあと思いながら、自分なりにこう失敗を重ねて、まあ上司ってこうあるべきだな、それが上司力トレーニングっていう概念になっていく。
で、に加えて、まあラッキーだったことに、僕はリクルートで、まあいろんな人たちの就職、転職、働く、学ぶってことを支援するメディアの編集をやってたので、まあそれが結果的にはですね、部下の人たちの本音を知るっていうことにつながったなと思っていて、その意味ではどういうふうなことを一人ひとりが考えていて、まあそれを尊重しながら活かしていくのはどうしたらいいかっていうものを、
まあ考えながら上司力っていうのをまあ自分なりにやってたと。FeelWorks起業してからは、まあそのね、自論だけ経験談だけじゃダメなんで、まあ死に物狂いでリーダーシップとかマネジメントっていうのをむさぼり読んでですね、自分なりに学んで体系化して、まあ自論、経験談はあったんだけど、そこに理論を重ねて、まあ上司力っていう概念が生まれて、まあ今も完成しても未完成ですけど、常に磨き続けてるっていう考え方なんですね。
さっきの話に戻ると、そう見ていくと、講師って何なんだっけとかファシリテーションなんで何だっけっていうふうなスキルですね、まあそういうふうな知識の理論だけわかってるっていうだけでもダメだし、すごく熱い思いがあって人を育てたいんだっていうふうな志だけでもダメだし、両方が兼ね備わってないといけないな、特に僕たちが対峙するのは生身の感情を持つ人たちが受講生の方々がいらっしゃるんで、
特に上司力研修とかマネジメント研修になると受講されてる方は経験豊富な管理職とか経営者の方々なんで、この人たちと対峙するのはやっぱりこう自論と理論がもう相当磨かれてないと難しいと、それをしっかり講師として備えてほしいっていうのが、僕の講師のあれですかね、あり方っていうか概念ですかね。
田岡:はい、ありがとうございます。
いや、まさにそうですよね。本当に人を動かすというようなところの部分が非常に大きな研修にもなりますので、講師養成講座の中でも今前川さんがおっしゃった、自論と理論をバランスよく伝えられる講師になっていきましょうねと。
それによって相手の心が動かせるような、そんな状況を作っていく必要があるんですよってお伝えしますけどね。ここは皆さんなんか目からうろこみたいですね。
けどやっぱりスキルだけ学んできた人もいらっしゃるし、思いだけある人もいらっしゃるので、この二つをこううまく組み合わせていくっていうことに関してはなんか大きな学びとして取っていただいてる方も多いかななんてちょっと思いますね。
本当に生身の感情を扱いながら研修を展開していくっていうことが上司力研修においてはベースですし、講座の中でもお伝えしてますけど、我々がお伝えする管理職向けの研修は管理職のスキルのみならず、管理職の方々が部下の心を動かせるようになりましょうねというような研修なので、
ネットワークとオンライン受講
まさにそんな状況を作るためには我々講師も人の心を動かせるようにならなきゃだめだよねって。
前川:そうだよね。やっぱりFeelWorksで大事にしてるのはポジティブナビゲートっていうのを大事にしていて、どうしても研修、働きがいを育む講師養成講座を受講される方々は自腹で自己投資で自己啓発したいっていう方なので、
もともとのマインドセットがやりたいっていう前提で来られるけども、企業研修とかの場でいくとどうしようかっていうと、自分がやりたいというよりも義務として受けなければならないみたいな人が多くて、
となるとやっぱりどうしてもスタート地点のスイッチがなかなか入らないっていうことがあって、その意味では講師がいかにダメ出しとかNGをするんじゃなくて、
ポジティブな空気とか学びを作ってるかってすごく大事。なので、そこもすごく重要な要素ですね。
田岡:そうですね。だから卒業生の方でFeelWorksの研修講師として活躍してくださってる方もいらっしゃいますけど、やっぱりポジティブな場を作るっていうことは一つ導入していただいた企業様方からも、
FeelWorksさんの研修をやるとみんな元気になるんですよねと。そんなところのフィードバックをいただくことが多いので、確かにそういうポジティブナビゲートをしっかりできるようになる。
そんな部分の学びの場にもなってるのかなという感じですかね。
前川:あとやっぱり受講されてる皆さんって、そもそも会社とか組織の中で、やっぱり働きがいをもっと広めたいなとか人を育てたいなと思って、人によっては孤軍奮闘してる方なのも多くて、どうしても企業の最前線の現場でいくと、
効率が求められたりとか収益が求められたりとかの中で、どうしても人を育てたいとか働きがいだっていうのが絵に描いた餅のように聞こえてしまうような人もいてですね。会社の中で孤軍奮闘してる方もいらっしゃる。
でも、この学び場に来ると、いやそうじゃないんだと、こういうふうな思い持ってる方がたくさんいるんだっていうのはやっぱり同志が生まれるよね。いくとやっぱりさらにこの影響の輪っていうのが広がっていくなーなんて思いますな。
田岡:そうですね。働きがいを育む講師養成講座は、10期生を迎えるわけですけど、毎回人数にはばらつきがありますけど、その中のネットワークで本当に刺激をし合いながら、そうやって頑張ってらっしゃる人いるんだなーっていうところで、
前川さんいうように刺激を受けて、同じような思いでやってくれてる方を見るにつけて、自分も頑張ろうって。
前川:そうだね、やっぱあれだよね、今はコロナの時からオンラインになってね、オンラインの受講スタイルになって、これはこれでいいことがあって、全国どこからでも受講できるっていうのがあるんだけど、
一方でちょっとなんかこう惜しいなってことはあったのは、やっぱり講座が終わった後、みんなで飲みに行ってワイワイガイガイやるっていう、侃々諤々やる、っていうのがなくなったんで、
リアルでやったときはね、受講してる時間よりも飲んでる時間の方が長いみたいなこともあったりしたぐらいで(笑)
それがね、オンラインだとどうしてもみんなで集まってやろうよってならないと難しいのが、そこはちょっと難しいところなんだけど、それは有志のみなさんも集まってね、やってるところもあるんで、そういうのも広げていける的なところもあるよね。
田岡:そうですね、そうですね。ただ期によってはね、ZOOMになっちゃったんだけれども、たまに集まって飲み会開こうかっていうものとか。
あとは4期生なんかはね、毎年一回合宿開いてますよね。
前川:合宿、FeelWorkationで合宿してるよね。
田岡:だからそれぞれの近況をね、報告し合ったりとか、まあ半分は遊びなん
ですけどね、近況を報告し合うだけでもなんか、あ、そんなことやってるんですねっていう刺激になりますもんね。
前川:そうだよね。 (後編に続く・・・)