ケーススタディ第20問の提示:目を見て話さない部下
はい、みなさんこんにちは。FeelWorks代表取締役の前川孝雄です。 今日のですね、上司が元気になるラジオはですね、
noteで続けている上司力実践ケーススタディの中から一つ取り上げてですね、その解説を特別にしたいなと思っています。
取り上げるですね、問いは、問いの20番ですね。 タイトルは、目を見て発言しない部下というふうなタイトルにしました。
どんなケースかというとですね、少し読み上げましょうか。
面談や会議で発言するときに、いつも下を向いて、人の目を見て発言しない部下がいると。
話していること自体は真っ当なのだが、双方向のコミュニケーションがなかなかうまく成り立たない。
改善させるにはどうしたらいいでしょうかというふうな問いでした。 これもまた二択ですね。
どっちが絶対的正解というわけじゃないですが、マネジメント、人材育成の観点から、皆さんはどういう理由をもとにどっちの選択肢を選ぶか考えてください。
二つの解答選択肢とその解説
アンサーの1番ですね、こんな感じです。 年長の相手と話した経験が少なく、本人が自分の癖に気づいていない可能性が高いので、その場で上を向いて話してくれないか、
私の方を見て話すようになどと、優しく声をかけ、注意を促す。
アンサーの2番、1on1面談などの機会に、会議で下を向いていることが多いけれど、きちんとコミュニケーションするためには相手の目を見た方がいいね、
もしくは難しい理由があったら教えてくれるかなとアドバイスしながら、本心を聞いてみるということです。さて、あなたはどっちを選ぶでしょうか。その理由は何でしょうかということですね。
推奨解答とその理由:コミュニケーションの基本
これも悩ましいところですけど、どっちがお勧めかというと、僕はアンサーの2番だと思うんですね。
会議で下を向いていることが多いけれども、きちんとコミュニケーションするためには相手の目を見た方がいいよと、もしくは難しい理由があったら教えてくれるかなと、
通常の会議とか時間以外の1on1面談とかの話を聞ける場で、本心を聞いてみるということでした。
なぜアンサーの2番がいいのかということですね。やっぱりですね、僕は若手の育成において教えなければいけないのはコミュニケーションの基本だと思うんですね。
コミュニケーションの基本、特に自分の意見を伝えるということにおいては、二段階あるということを教える必要があると思っているんです。
第一段階は当然自分の意見をしっかり考えてそれを伝える、意見を言うということが第一段階ですね。
ただコミュニケーションというのは伝えれば終わりじゃなくて、コミュニケーションのゴールは相手に伝わるということがゴールなので、これが第二段階ということなんですね。
それでいくとやっぱりこう若手にしっかり伝えなければいけないのは、どんなにいい意見を持ったとしても相手にしっかり意図が伝わらなければいけないのだということを教えるということがとても大切なんだというふうなものです。
皆さんも若かりし頃はご経験があると思うんですけど、やっぱりなかなか自分の思っていることとか言いたいことがうまく上司や先輩、お客さんに伝わらないななんていうことを悩んだ経験があると思うんですね。
そんなことも重ね合わせながら、そう簡単に自分の意図通りに自分の思いが伝わるわけじゃないので、伝わるということを意識しながら工夫することが大事なんだよということを教えることがまずとても大事だというふうに思うんです。
そういう意味でいくと、目を見ずに下を向いてしゃべっていると、やっぱり相手になかなか伝わりにくいんだよということを悟していくということにアンサーの2番はつながっていくんだなというふうに思います。
解答1の問題点とコミュニケーションの目的の重要性
一方でアンサーの1番の問題点は何かというと、もちろん行動面の指摘をしていますよね。
上を向いて話してくれないかとか、私の方を向いて話すようになどと注意を促しているわけだけど、やっぱり行動のみの改善だけだと、なぜそれをしないといけないのかというふうな目的がね、
なかなか伝わりにくいと思うんですね。
そういうふうに見ると、当然アンサーの1番のような行動面の指摘はしてもいいんですけども、その前にコミュニケーションの目的ということをしっかり伝えるということの方が大切なんではなかろうかというふうに思うわけですね。
人材育成とマネジメントへの応用
はい、いかがだったでしょうか。
やっぱりこうね、新入社員、若手社員が配属されて、その指導・育成で苦労されている皆さんも多いと思うんですけど、
このケーススタディなんかも参考にしていただいて、皆さんの現場の人材育成マネジメントに応用していただければというふうに思っております。
はい、では今日はこの辺りにしたいと思っております。
本日はどうもありがとうございました。