気付きを言語化する重要性
みなさんこんにちは、キャリアコンサルタントのみってるです。
今日は水曜日ということで、キャリア自分カレンダーのテーマとして、気付きを言語化して共有するについてお話しします。
私たちは毎日の仕事の中で、大小様々な気付きを得ています。
例えば会議でこういう質問をしたら、場が深まったなと感じたり、逆に質問が曖昧で相手に伝わらなかったなと感じたり、あるいは後輩に声をかけたら思いがけない反応が返ってきて、ああ、こういうアプローチがコータッカー的なんだとわかることもあります。
こうした気付きはそのままにしておくと、数日後には忘れてしまうことが多いと思います。
でもそれを言葉にして残しておくと、自分の学びとして定着します。
私はキャリアコンサルタントとしてお客さんと話をしてきて思うのは、言葉にしないと気付いていないことと同じになるということです。
例えば、今日は会議で発言できたと思うだけで終わるのと、なぜ発言できたのか、事前に準備していたからだと言葉にして振り返るのとでは、次に同じ場面に立った時の行動が全く違ってきます。
言語化することで気付きが自分の財産になります。
さらにその気付きを自分だけでなくチームで共有すれば、他の人の学びにもつながります。
例えば、こういう言い方をしたら伝わりやすかったとか、逆にこういう時は相手に響きにくかったという話は、誰かにとって大きなヒントになる可能性があります。
もちろん共有する内容は大げさでなくても大丈夫です。
ちょっとした気付きを言葉にして出してみるだけで、チームの雰囲気や仕事の質が少しずつ変わっていきます。
今日は気付きを言語化して共有するという内容で話をしてきました。
成功事例の要因を言葉にするのも大事ですが、もっと小さな日常の気付きでも十分です。
言葉にすることで自分の理解が深まり、さらに共有することで周りにも役立つ。
この積み重ねが自分自身の成長にもチーム全体の成長にもつながります。
皆さんも今日一日の中でこれは気付きだなと思ったことをぜひ一言でも良いので言葉にしてみてください。
そして誰かに伝えてみてください。
その行動が自分自身の成長につながっていくきっかけとなると思います。
今日も最後までお聞きいただきありがとうございます。それではさようなら。