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2025-12-05 05:36

ベースが同じ研修を受けることの意味と価値


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サマリー

同じベースの研修を受けることには、共通言語の形成や理念の浸透を通じて、組織の育成や信頼構築に重要な価値があります。これにより、変化に強い組織が築かれ、育成がスムーズに進むことが期待されます。

研修の価値の理解
みなさんこんにちは、キャリアコンサルタントのみってるです。
今日は、同じベースの研修を受け続けることの価値についてお話ししたいと思います。
企業では毎年のように研修があると思います。
ただ、ある程度研修体制が整った会社では、実はベースとなる部分はほとんど変わっていません。
もちろん、時代の流れや環境変化に合わせて内容はアップデートされます。
けれど、土台となっている考え方や理念は変わりません。
そこにとても大きな意味があります。
4つありますけれども、1つずつ説明していきます。
まず1つ目、共通言語が揃うことでズレがなくなる。
例えば、同じ会社で働いているのに、上司の言っているほうれん草と新人が考えているほうれん草が全然違うというケースがあります。
この言葉のズレは思っている以上に大きいと思います。
でも、ベースとなる研修が変わらず続いていると、
新人も先輩も上司もみんな同じ定義で言葉を使うようになります。
これは価値があることだと思います。
指導のズレが少なくなり、無駄な衝突や誤解が減り、育成のスピードが一気に上がる。
これは実際の現場で強く実感できると思います。
2つ目、理念があることの安心感。
研修の土台にあるのは企業の理念や大切にしている価値観です。
なぜこの仕事をするのか、どういう姿勢で向き合うのか、何を大切にしてほしいか。
こうした会社の根っこの部分が同じですので、新たに研修を受ける人も迷いにくくなります。
組織の変化と信頼の構築
そして教える側も、この場面は理念に沿って考えるというガイドラインを持った状態で指導ができます。
結果として判断のブレが少なくなり、組織全体が安定していきます。
これは導入研修で主に力を発揮する部分ではないかと考えています。
3つ目、アップデートしやすい組織になる。
土台が同じだからこそ、新しい知識やスキルを乗せても混乱が起きません。
ベースが揃っていない組織では、新しい取り組みが入るたびに現場が混乱する可能性があります。
どれが正しいのかわからない、違うことを言われたなどですね。
こういう状態では前に進めません。
でも土台が同じなら変化に強い組織になります。
4つ目、みんなが同じ研修を受けたという安心材料になります。
極端な話をすれば、新人も先輩も管理職も
共通の研修を受けてきた事実がそのまま信頼の基盤になります。
ベースとなる根っこの部分が同じだということです。
この会社の育成方針はこうだよね。
ここで大事にされてきた価値観はこれだよね。
自然と共通の感覚が醸成されていきます。
これは組織文化の話に近づきますが、今日はそこまで踏み込まず
あくまで共通研修の価値としてお伝えしたいと思います。
ベースとなる研修が変わらず続けられている会社は
育成がスムーズに進むと思います。
それは共通言語が揃っている。理念が浸透して迷いが減る。
アップデートの強い組織になる。
信頼の基盤が作られる。
このようなメリットがあるからです。
研修は新しいことを学ぶ場でもありますが、
同じ土台を揃え続けるための場でもあると思います。
今日はそんなお話をさせていただきました。
今日のこの話が何かしら参考になれば嬉しいです。
最後までお聞きいただきありがとうございます。
それではさようなら。
05:36

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