1. ugo Robotics Radio
  2. #39_Cross Talk:ROSCon JP参..
#39_Cross Talk:ROSCon JP参加レポート第1弾
2026-08-24 16:12

#39_Cross Talk:ROSCon JP参加レポート第1弾

採用情報は⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠こちら


【今回のエピソード】

つくばで開催された「ROSCon JP」参加レポート第1弾をお届けします。ROS 2の普及やコーディングエージェント前提の開発など、会場で感じた技術トレンドを振り返りながら、フィジカルAIという言葉がどこまで浸透しているのかというリアルな温度感にも迫ります。


【出演者】

横澤(ソフトウェア開発部 部長)
佐々木(ソフトウェア開発部)

感想

まだ感想はありません。最初の1件を書きましょう!

サマリー

今回のエピソードでは、つくばで開催されたROSCon JP 2023の参加レポート第1弾として、ROS 2の普及と技術トレンドについて語られています。ROS 1からROS 2への完全移行、産業用ロボットへの応用、そしてフィジカルAIという言葉の浸透度について、参加者の視点からリアルな温度感が伝えられています。また、コーディングエージェントの活用が前提となる開発スタイルや、開発者コミュニティならではの自由度の高い発表、企業がオープンソースコミュニティに参加する意義についても触れられています。

ROSCon JP 2023 開催概要と参加メンバー
ugo Robotics Radioです。今回は、8月4日、5日に、 筑波で開催されたROSConJPへの参加レポートをお届けします。
本日のメンバーは、ソフトウェア開発部の佐々木さんと横沢です。 よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
ROSとは何か、UGOのROS 2への移行
まず、はじめにですが、ROSCon JPについてお話しします。
ROSCon JPとは、日本版のROS開発者会議です。
ここで言われているROSというものについてなんですけれども、
ROSというのは、ロボットの制御やアプリを作るための オープンソースのソフトウェアフレームアプリです。
UGOでは最近、ROS2ベースでの開発に移行しているため、 今回ゴールドスポンサーとして企業ブースでの展示を行いました。
ROSCon JPの会場雰囲気と参加者の変化
というところで、ここからは会場の雰囲気だったりとか、 発表の内容だったりとか、
そういったところをザクバラにお話しできればなと思ったんですが、
佐々木さんは以前、ROSConに参加されたことは個人ではあったんですよね?
そう、実は2021年に両国で開催されていて、 その時ちょうど両国に住んでいて、
なので、普通の一般参加者として参加したことがあります。
その時と今とでは何か違いはありましたか?
あったかな?
あんまり覚えてないんだな。
ごめんなさいね。
ROS 1からROS 2への完全移行と産業応用
その時と今回で会場の違いもあるんですけど、 やっぱり両国で開催してた時よりも全体的な人数は増えていた気がしますね。
技術的には、当時はまだロス1からロス2への移行期みたいな形で、
そのロス1の発表も結構見られたんですけど、
もう今回の発表ではロス2が完全に前提になっているような印象でした?
そうですね。発表の中でも触れているのは、
あったとしてもロス1で開発していたスタックをロス2に移行する時の戦いとかでしたね。
逆に、私今回ロスコンに参加したのは初めてではあったんですけれども、
そこであった話でも、そもそもロス2自体が産業用に使えるようにしようというところで、
ロス1からロス2に移行したという風な流れがあってからか、
やっぱり企業の中でも企業の方が自分たちのプロダクトに取り込むためにやっていることに関して話している内容などもあったりして、
個人の研究用途の開発とか個人の開発というよりは、
そこからさらに先の企業での、実際に利用産品での運用にも使われていくという風な流れを感じましたね。
だからスポンサー自体もだんだん増えていって、
今回30社ぐらいトータルで企業のスポンサーがいたみたいなんですけれども、
そういったところで各企業様の方からも注目されているなという風な印象を受けました。
そうですね、本当にプロダクションで製品としてロス2全然普通に使われていて、
発表の中には宇宙環境でも使えますよという発表もあったりして、
どんどん研究だけじゃなくて市場に出ていっているというところがすごく印象的でしたね。
フィジカルAIの浸透度とロボティクス中心のトレンド
あとはちょっと思ったのは流行りというか、
フィジカルAIの文脈でどこまで会話されるのかなというところは少し気になってはいたんですけれども、
あまり発表の中ではそこまで大々的に取り上げているという印象はなくて、
どちらかというと今まで通りのロボティクス中心の内容になっているというか、
企業ブースさんのところで3、4社程度ヒューマノイドの展示があってという風なところではあったんですけれども、
雰囲気としてはもう完全にフィジカルAIだという風な形でのめり込むというよりは、
自分たちのそもそも大事にしている領域は大事にしつつ、
その観点からフィジカルAIを見ていこうという風な印象を感じました。
そうですね、本当に発表ではフィジカルAI色みたいなのはほとんどなくて、
印象的だったのがデイワンのオープニングで、
もし企業の展示の方と雑談する話題に困ったときは、
フィジカルAIって何だと思いますかっていう話題出すといいよみたいなお話をされてて、
みんなこうフィジカルAIをうまくつかめてないみたいな、
そういう生々しい感じも感じられつつ、
発表としてはフィジカルAIがどうとかよりは、
ROS2でこういう課題に直面してこんなツール作りましたとか、
こんなアプローチで解決しましたみたいなのがメインでしたね。
開発者目線の発表とコーディングエージェントの前提化
そこも特に違いとして感じたのが、
すごい開発者目線の発表が多かったかなという風な印象ですね。
比較対象として、例えばロボット学会とかそういったところの発表ってどちらかというと、
新しいアルゴリズムの開発だったりとか、
現状のロボットのシステムの課題に関してこういう風な形でアプローチしましたという風なところが多かったのに、
比べてではあるんですけれども、
開発上で困った課題を解決するためのアプローチというものを、
共有する場っていう風な印象を受けましたね。
本当に開発者コミュニティという感じで、
印象的だったのは、エージェントコーディングがもはや前提というか、
みんなエージェントありきでこういうことに気をつけようとか、
そういう視点で喋っているのが多かったですね。
何だったっけな。
OSRFのコーディングエージェントのガイドラインの話ではなくてですか。
それDay2のオープニングでしたっけ。
Day2のオープニングです。
貴重講演か。
貴重講演でありましたね。
そちらも基本的にこれからの開発はコーディングエージェントで
ソースコードを書くっていうところが主体になるので、
スピードが上がる一方でレビュアーの負担が大きくなるよねっていう風なところがあったので、
それに対してロス側でコーディングエージェントを使って開発する場合の指針というか、
そこを示して開発者とレビュアー双方がやりやすい形でコーディングエージェントをうまくできるように、
うまく扱えるようにしていくという取り組みが紹介されてましたね。
ですね。
その他の講演でも今はもうエージェントが使えるのでみたいな前置きありで話していたりして、
そのコーディングっていう面ではAIは完全に前提になっているなという印象でした。
コーディングエージェントの並列化とライトニングトーク
いや、すごかったのはあれですね。
コーディングエージェントを並列して動かす仕組みをみんなやってるけれども、
ロスの中でこの仕組みがあるせいで並列化ができなくなっているから、
そこを解決してロスでも並列で開発できるようにしたぜとか。
いいですよね。
キー組みがあっていいですね。
そうですね。
ちゃんとした発表だけではなくて、その後にライトニングトークが行われてて。
ありましたね。
個人的にはそっちの方が面白かったですよ。
ライトニングトークやっぱ自由度高くて面白かったですね。
アンコウを解体してアンコウ鍋を作るフィジカルAIシステムを構築するんだっていうおじいちゃんがいたりとか。
すごいパンチのある。
あとそこまで来るとノリが何かを解決したくて開発しましたじゃなくて、
これを開発したかったから開発したんだっていう理由が特にない感じが。
企業で発表されている方もLTで個人として発表できたりしていて、
全然編集のことを考えずに喋っちゃうんですけど、
開発者コミュニティならではの自由度の高さみたいなのはあんまり企業で出しているイベントとかにはない色があってすごい面白かったですね。
そこが本当公式なのか公式じゃないのかわからないっていうか。
だからあまりガツガツしてなかった。
そう、ビジネス職というよりは本当にディベロッパースっていう開発者向けのカンパネンスっていう感じですね。
企業参加の意義と学生へのアピール
だからといって何か企業として参加する価値があるのかないのかっていうとそうでもなくて、
発表されてた方の中に企業の方ではなくてドクターの方が参加されてたんですけれども、
その方がパネルトークの中でこういうロスコンに企業として参加することに関してどのように思いますかというふうな質問をしたときに、
学生さんの目からしてもこういったオープンソースのコミュニティの中に積極的に情報発信したりですとか参加されてる企業というところは、
学生の立場からしてはすごく興味深いものですというふうに言ってました。
というのもそういったところに情報提供だけじゃなくて、
例えばソースコードに対してコントリビューションしていると、
そういうオープンソースコミュニティに対してすごく意欲のあるエンジニアがいっぱいいる組織なんだ。
じゃあそういったところにはきっとすごいエンジニアがいるに違いない。
入りたいというふうな思想で、そういう感じ方で思ってくれている学生さんがいるというふうなところではあったので、
だからどちらかというとちょっと足の長い話ではなってしまうかもしれないんですけれども、
そういった若くて優秀な方というところに我々の会社をアピールするという観点でいうと、
すごく参加することに意義のある場所なのかなというふうに思いました。
ROS 2利用の刺激とコミュニティへの貢献
そうですね。これは使っていいかわからないですけど、私たちも結構最近 ROS2 を利用し始めて、
今回初めてこういう開発者のカンファレンスに参加して、やっぱりいろんな刺激をもらえましたし、
コミュニティに貢献していきたいなという気持ちも出てきましたし、
そうやって我々が得た知見であったり、技術をコミュニティに返しつつ、
そこで我々の認知とも上げていって、いろんなエンジニアだったり学生さんだったりに知っていただける企業になれば、
いいループが回せそうでいいなと思いました。
それでちょっと思ったのが、2日目になるにあたりどうやったら発表ができるんだろうかっていうのを、
発表テーマの傾向と個人開発の重要性
発表するにもテーマが必要じゃないですか。
少し中小化していって、それぞれの発表を中小化していってどういった傾向があるのかなって個人的に考えてたんですけれども、
なんとなく2点あって、1つは最近流行っているものでまるまるを動かしてみたいな。
それこそ発表の中では流行ったもの、少し時間経ちましたけど、オープンクローなんかがちょっと流行ったので、
オープンクローを使って何々やってみました、ロスの何々とくっつけてみましたみたいなことをされているタイプが1点と、
あとは開発していてこういう便利なツールがあるんだけれども、こういうロスとかだとこういう時に使えないよね、なので使えるようにしましたとか、
そういったところが結構発表のことになるのかなと。
これいずれも企業の方ではあるが、企業の方が個人の趣味として発表した内容なんですけれども、
なんとなくそういった傾向があるのではないかなというふうに。
そうですよね。やっぱ業務の中で作ったものをそのままオープンに出すっていうことはなかなか難しい部分もありますが、
その中で自分が問題意識を持って個人で解決したものとか、そういったものはどんどんオープンにして貢献していけたらいいなと思いましたね。
ROSコミュニティの思想と効率化
そうですよね。ロスができたモチベーションの1つの中で、これも基調講演の中であったところですけれども、
昔はロボットを動かすためのドライバーやら何やら、みんな自分たちで作っていた似たようなものをみんな別々の組織で作っていて、
同じ課題にみんなぶつかり合っていって、そこがすごく非効率ではあると。
それに対して、すでに誰かが解決した課題であるならば、それはみんなで共有した上で、そこからエンジニアはさらなる高次な課題に対して取り組める方が、
社会全体としては前に進めるんじゃないかっていうふうな思想で、このコミュニティができているっていうふうなところだったので。
そういった感じで、自分たちが詰まったところっていうところを解決していって、その内容をみんなに使えるようにしようっていうのはすごい良い流れですよね。
ですね。
だから、先ほどのどこまで企業として出していいかっていうところが難しいかなっていうところではあったんですけれども。
だからやっぱり、企業だけれども個人の趣味で開発したものっていうのが発表されるのが一定創意なのかなという印象なんですね。
ROSCon JP参加レポート第1弾のまとめと次回予告
というわけで、今回はロスコーンJPへの参加レポート第1弾をお届けしました。
次回はですね、今回の話では触れなかった企業の展示であったり、我々の展示の内容についてもう少し深掘りしていきたいと思います。
本日はありがとうございました。
ありがとうございました。
16:12

コメント

スクロール