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今回は、今、最大規模の太陽フレアが発生しているという中で、 地球上で大きな被害って出るのかな?出ないのかな?
特に今回は、日本でそういった被害が起き得るのか? そんなお話をしていこうと思っております。
過去には、カナダの一つの州がごっそり停電になったという背景があるんですが、 これって日本で起こりうるのかな?っていう。そうすると経済損失やばいよな?っていうお話です。
ぜひ最後までお付き合いください。 改めまして始まりました、佐々木亮の宇宙話。
このチャンネルでは1日10分宇宙時間をテーマに、天文学で博士号を取得した専門家の亮が、 毎日最新の宇宙トピックをお届けしております。
今日のエピソードが1457話目を迎えてますね。 基本的には1話完結でお話ししておりますので、気になるトピック、気になるタイトルから聞いていただけたら嬉しいなと思っております。
昨日は太陽フレア、めちゃめちゃでかいの起きてるけど大丈夫かな?っていう話しましたし、 その前はアニメ化、まさに10月の5日ですね。アニメ化されて結構話題になっている
地、地球の運動についてっていう漫画、そしてまあそれがnetflixとか見れるっていうね。 そんな感じになっていて、そこの天動説、地動説に関するお話、
いろいろさせていただきましたので、興味がある方はそちらもチェックしてみてください。 今もう世の中の太陽フレアの注目のされ方がやばすぎて、
っていうのも例えば今、太陽フレアってgoogleで検索してみてください。 そうしたら上の方に2日以内ぐらいのフレアのニュースがどんどんどんみたいな、
恐ろしい太陽っぽい画像と一緒にね。 これやばいんじゃないの?
終わっちゃうんじゃないの?地球みたいな。 まあ今回のも一応観測史上15番目の規模のフレアだったっていうところで、かなりトップクラスですよね。
これが本当にやばいのかみたいなところは、ポッドキャスト聞きながら、 過去にもねたくさんフレアの話してますよ。
僕が自分がねフレアの研究してたからっていうのがあるんで、かなり 飛域気味にピックアップしてるんで、
まあそういうのも聞きながら、みんなが興味あるところが情報を吸い込んでいけたらいいかなと思っておりますんで、
もし何か知りたいトピックとかあったら是非リクエストよろしくお願いします。 そんな感じでじゃあ早速本題に行きましょうか。
今回お話しするのは、太陽フレアでかいの受けているけど、 日本大丈夫なの?っていうそんなお話です。
太陽フレアが発生して地球に対して悪影響を及ぼすみたいなのって、結構いろんな話出てるから、
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まあ知ってる人もだんだん増えてきたんじゃないかな。 けどまだ一般的にはそんなに浸透してないかなーっていう感じです。
そんな中でまあいろんなあるんですよ、被害が。例えば、 通信障害。これ昨日のエピソードで話したところに比較的近いですね。
そして、 もう一つ、まああとはあれですね、被爆とか。
まあでもただ上空とか宇宙空間にいない限りはそんなに重要じゃないかなっていう部分。 そしてもう一つがこれ、
まあ通信障害の原因と同じの部分から発生してきている 大規模停電っていうところ。ここがかなり焦点になってくるかなぁと思うわけですね。
なんでそんな大規模停電の心配が起きているのかというとですね、 1989年3月に発生した巨大太陽フレアがありました。
これも過去最大レベルとかかなりでかいものだったんですよね。 1989年だから今から大体35年くらい前ですかね。
っていう感じのタイミングです。でこのタイミングで太陽がドカーンと発生して、 太陽の表面にある電気的な性質を持っている物質とか、そういった太陽のもの自体が地球に
バーって飛ばされてきて、でその物それにぶつかって地球の周りのこう 磁気とかそういったところと相互作用していろんなことを引き起こしたと。
それでよく見て実感できる部分とオーロラだったりするんですよね。 でそんな中でその磁気嵐が発生して
つまり上空の磁気が乱れると。地球の。で地球の磁気が乱れたところによって 電気と磁気って相互作用する。お互いに影響を及ぼし合うっていうそういう性質があるので、
上空の乱れの影響で、 カナダのある電線とか送電線の中に誘導電流ってやつがブワーって流れて、電気が思いっきり流れちゃったんですよ。
でそれによって発電所とか変電所の変圧器とかが 故障してしまうっていうような事態に陥って
州全体、州の大規模な部分がドカーンと停電になったと。 でこの時の停電の時間は約9時間。
影響の規模は600万人に影響していて、復興作業にも数ヶ月かかったと。 まあ35年前っていう前提は置いといてもらってですね。
とにかくこうやってかなり大きな太陽フレアによる地上での被害っていうのが発生してたわけですよ。
ちなみにその誘導電流って言われて、うわーって聞きたくねーってなった人いると思うんですけど、
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誘導電流簡単に言うと中学校の理科かな。 中学校の理科でコイルをぐるぐるぐるぐる巻いて、でぐるぐる巻いたコイルの中に
磁石をズボーって突っ込むと、その突っ込んで動かしているときにそのコイルに電流流れるみたいな、そういうのあったの覚えてませんか。
あれですね。 いやー覚えててほしいな、そこ。覚えてないよっていう声も出てくるかもしれないですけど、まあ中学校ぐらいの
科学、小学校でもやって、誘導電流って言葉が難しすぎるしな、大学生の時、中学生とか高校生の塾の先生みたいにやってたんですけど、
定期テストの時に、今あるのかなそのスタイルって、言葉、つまり誘導電流みたいなちょっと新しく出てきた言葉とかが定期テストに出たりするんですよね。
で、その定期テストに出るときに、誘導電流、漢字で書きなさいみたいな、何の意味があるんだろうって今考えたら思うんですけど、
まあでも学校のテストの内容がどこまでこう、アップデートしていくのかちょっとわかんないですけど、まあでも言葉自体をちゃんと覚えてもらうためのシステムとしては別に悪くないのかなと思いながら、
まあこうやってこうやって書くんだよって漢字で何回も教えた気がするんで、まあ中学生ぐらいなのかな。
まあなんかそんなことはさておき、でもこの誘導電流ってあんまり身の回りで使われるイメージなかったと思うんですけど、
今ねこうやって宇宙目線で見てみると、太陽の影響で地球の磁気が乱れて、磁気が乱れたことによって地上の電気に影響があるっていうのは、
なんかあ、理科って勉強してたらちょっとだけは面白いのかなって思えるポイントなのかもしれないなぁと思ってるんですよ。
でそんな中でこの誘導電流によってカナダの一つの州ががっつりブラックアウトしてしまったと、じゃあこれ日本でも起き得るのかっていう話ですよね問題は。
日本でも起こり得るのか。でこれあの日本の政府が出している資料とかをいろいろチェックしていくとですね、
一言で言うとリスクはそこまで高くない。 リスクはそこまで高くないなっていうところになっています。
で理由、理由ですね。じゃあカナダで発生した大停電までの流れが日本で起き得るかっていうところをまずチェックしていきましょう。
太陽フレアに伴う磁気嵐と呼ばれるものが発生します。 この磁気嵐、簡単に言うとオーロラが出やすいところとかの方が磁気嵐が強いみたいなイメージを
持ってくれれば良くて、つまりあの 緯度が高い、北極南極に近いところの方がこの磁気嵐の影響を受けやすいという
影響があります。 でそうなってくるとカナダの今回ケベック州の緯度っていうのは65度
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かなり上ですね。一方で日本は 赤獅子のところで35度とかじゃないですか
統計 統計135、北緯
29だっけ、やべえ。わかんなくなっちゃった。 とにかくだから30前後ですよね。30前後、つまり30度も違うんですよ。
っていうところで磁気嵐の影響を受けづらいという特徴はまあまああります。 ただ大規模なフレアが当たり方にもよるんですよね。
だってじゃあオーロラで考えてくれていいよって言ったけどあれみたいなこの間日本で オーロラ見えてなかったみたいな話になってくるじゃないですか。
っていう感じでもちろんタイミングとあれもあるけどリスクとしては影響が小さい可能性 の方が高いということですね。
そしてあとはこれ面白いのがさっき誘導電流発生したみたいな話あったじゃないですか あの誘導電流って
電線の長さによって結構変わるんですよね。 電線が長い方、今回の磁気嵐とかで発生するこの磁気の動きに対しては
電線の長さの方が反応しやすい。長い方が反応しやすい。
でこれ面白いのがカナダってやっぱこう自然も豊かで土地も広いイメージあるじゃないですか。
そうすると長距離の送電線というものを作るんですって。
最長だと100キロとかそういったレベルのものがあったりすると100キロ200キロっていうね。
で全体でバーって見ても1000キロもの長距離送電線っていうのがあったっていうところが背景としてはあるんですよ。
でその一方で日本っていうのはどうですか。送電線そんな長くブワーってあの山とかにあるようなやつが
街中いろんなところにたくさんあるっていうイメージあんまりないですよね。ああいうことですね。
その影響でやっぱこう誘導電流って呼ばれるものが発生しづらい。
反応しやすい電線が少ないっていうところがあるんでやっぱりリスクはなかなか小さくなっていきそうだなっていう。
そういう状態でもあったりする。
あとは長走設備って呼ばれるような保護設備だったりとかそういったその設備関係も
カナダとは全然違うのでいきなりどっかが止まってしまうっていうことはなかなかないですよとか。
あとは安全に電気がどっかが止まったとしても電気がバーって流れるような仕組みっていうのもちゃんと作れてますよとかっていうので
カナダの場合はその時全系統が一旦崩壊してしまったっていうそういった事象になっていたもののですね
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日本はそういったところにはいたるリスクはないんじゃないかと言ってるわけなんですね。
だから構築の仕方が違うっていう電気の、その総電網って言うんですか、の構築の仕方が違うから太陽フレアに対しても実は硬い設備っていうのをちゃんと作れているっていうのが日本の状況だっていう話なので
これはね嬉しい話かな。しかも僕もね最近知ったんですよこれ。
あ、なんか確かに世界均一でそれに対して評価するのは変だなとは思ってたんですけど
あのこれぐらい国によって電気のシステム違うんだっていうのがわかると安全な感じがするなっていうのがするんで
今回の話はなんかいろんな人に伝えてくれたら嬉しいなと思いますね。ということで今回は太陽フレアによって
大規模停電発生し得るのか過去の事例から日本のケースに当てはめてみると意外と安全ぽいっていうそういうお話でした。
ということでじゃあ明日、明日なんですけど、なんかまだ太陽フレアの注目度高そうですよね。
今すごいんですよ。Xで太陽フレアの動画とか上げたら今540万ビューとかになっていたりとかですね。
youtube の登録者数も200人ぐらいこのタイミングで増えていただいて大変嬉しいなぁという状況になっております。
なので太陽フレアの需要あるのかなぁと勝手に思い込んでですね、太陽フレアに関するお話もう少ししていこうと思います。
明日はそもそも太陽フレアってどうやって発生するんだろうっていうのを今までポッドキャストで何度か喋ってきたんだけど
それよりもちょっと詳しく喋ってみようかな。喋りいけるんじゃないかなと思っている理由は今本書いてて
宇宙話の書籍からですねまさに締め切りギリギリ超ハイペースゴーって感じなんですけど
そこで太陽フレアの発生のメカニズムとかなんかその足元にある黒点がとかっていうのを書いてるんで
頭の整理もちょうどいいかなと思って明日のエピソードはちょっとそこで攻めていこうかなと思っておりますので
ぜひ明日の明日も太陽フレア楽しんでいただけたら楽しむっていうと不謹慎なのかな
やっていければと思っておりますよろしくお願い致します
アフタートークでーす はいということで本編完全に喋りすぎちゃった
一つめっちゃいい質問あるんでこれちょっと明日のエピソードで喋りたいっていうののなんかこう自分への
なんて言うんですかリマインドを含めてちょっとお話紹介していこうかなぁと思います
はいめちゃめちゃいい質問ですリスナーネーム ニシ
としひささんからいただきましたコメント失礼しますまた大きな太陽フレアが発生したらしいですね
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個人的には5月頃のものよりも太陽の赤道付近で起きている気がするのですが 太陽におけるフレアの起きる井戸
井戸によって地球への影響って変わるものなんですかということでいただきました ありがとうございます最強のコメントですね
もう太陽の改造とマックスって感じでそう起きる場所とかって結構変わるんですよ ちょっとこのあたりもね明日の話に盛り込んでいこうかなと思うんで
あのあその目線も入ってくるんだっていうのをちょっと楽しみにしておいていただけ たら嬉しいです
ということで今回は以上にしていきましょう 本当さっき話したみたいに youtube とかで太陽フレアの話めっちゃ注目してもらってるんで
もしねポッドキャスト聞いてて youtube まだ登録してないよっていう人いたら是非よろしくお願いします
あのちゃんと再生されている数とか ポッドキャストフォロワー数見た感じだと
youtube の方全く注目してないっていうのわかってますからねっていう話です はいよろしくお願い致します
今回の話も面白いなぁと思ったらお手元のポッドキャストアプリでフォローフォローボタン の近くにある星マークこちらでレビューいただけたら嬉しいです
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