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1日10分、宇宙時間をテーマに毎日お届けしております、宇宙話。
今回は、宇宙からの災害、太陽フレアが発生した時に、僕たちはどういう対策をすればいいのか。
僕が、周囲者のウェブメディア、読みたいで連載をさせていただいている内容をベースに、太陽フレアの恐ろしさ、
そして、太陽フレアでどんなことが起きてしまうから、どんな対策をしなきゃいけないのか。
そんな連載の内容をかいつまんでお話しさせていただいておりますので、ぜひ最後まで楽しんでください。どうぞ。
2024年2月26日。始まりました、佐々木亮の宇宙話。
このチャンネルでは、1日10分宇宙時間をテーマに、天文学で博士号を取得した専門家の亮が、毎日最新の宇宙トピックをお届けしております。
本日でエピソードが1235話ということで、
例えば、昨日とかだと日曜特集っていう形で、1週間どんな宇宙の話ししてきたのかっていうところを振り返りながらお話ししましたし、
そもそも1日1日公開しているエピソードは、基本的には1話完結でお話ししている内容になってますので、
ぜひですね、これ番組のフォローしていただきながら、過去の好きなエピソードを聞いていただけたら嬉しいです。
ということで、じゃあ早速今日の本題行きましょうか。
今日の本題は、太陽マジで怖いぞ。
もうこのポッドキャストでは繰り返しお話ししてきてますけど、
今回は周囲者の読みたいっていうメディアで、僕11月から連載をさせていただいてるんですね。
で、これはもう宇宙話を聞いてくれているみんなのおかげで実現した連載になってるんですが、
この中で紹介して、先週の金曜日に公開した記事がですね、めっちゃ読まれてるので、今回はこちら紹介していきたいと思ってます。
今回お話しするのは、僕たちの身近な太陽についてです。
その中でも太陽の表面で起こる爆発現象、フレアと呼ばれるものが、僕たちの生活を脅かす可能性があってかなり危険だと。
そして、太陽っていうのは11年の周期で、実は活動性の周期を繰り返していて、
2025年に、今からもう1年後ですね、に最も活動性の高い時期を迎えるんじゃないかと言われていて、
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今、まさに太陽フレアに対しては意識を強めていかなきゃいけないタイミングなんですよ。
ただ、宇宙からのこういった災害ってどうしてもみんなの印象に残りづらい。
本当、めちゃめちゃ危険なのに残りづらいっていう状態があって、
じゃあそれがどんぐらい怖いものなのかっていうのを今回お話ししてます。
で、今回ちなみに、これ記事みんな読んでくれました?
先週の金曜日に公開してるんですけど、概要欄にリンク貼ってまして、今回のが後編になるんですよ、実は。
このポッドキャストで話すときは、これだけ聞いても分かるようにするんで別に気にしなくていいんですけど、
これ後編なんですよね。で、なんと前編2週間前に公開したんですけど、
メディアの中の週刊ランキングみたいなやつが今収録してる時点で、まずこれ後編が5位。
いろんな人が書いてるんですよ。で、その中で5位にランクインさせてもらってて、前半もまだ8位にいるんですよね。
つまり、2週間ずっと読んでもらってるみたいな、そんな状態だから、
なんかこう、宇宙の災害っていうところにみんな少しアンテナ張ってきたんだなっていうところが実感できてものすごい嬉しいランキングになってるし、
Twitterでもみんながシェアしてくれてて本当に嬉しいなというような状況ですね。
もしかしたら今、その連載から聞きに来てくれた人もいるかもしれません。
で、そんな中で災害として認知され始めたんですけど、
太陽フレア発生してから僕たちのこの生活を脅かすっていうところについては、もう危険性盛りだくさん。
実害で言うと、例えば携帯電話のサービスに2週間以上影響を及ぼすだったりとか、
大規模な停電を引き起こすとか、
あとは、僕たちって結局、あんま実感してないけど人工衛星のデータにめちゃめちゃ支えられてるっていう部分もあるんですよね。
GPSとか。
そういったところの人工衛星が破壊されてしまうっていうようなリスクもあると。
まあなんか、こんないろんな方面からとにかく実害を引き起こし得るっていうのが、この太陽フレアの怖い部分ですね。
で、実際に過去最大級の爆発っていうのがもし発生して、地球に影響が与えられるってなったら、今みたいな話っていうのが出てくるんですけど、
実は、今世の中で、まだ表に出てないけど注目度がものすごく高まっているのは、
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過去に太陽で見たことある規模の爆発よりも、10倍100倍大きい爆発。
これ、スーパーフレアって呼ぶんですけど、こういう爆発が太陽で起こりうるのかっていうところの研究が進んでいるっていう状態なんですよね。
で、実際にこれ、どんぐらい発生しうるかみたいなところで言うと、今のところの研究の見積もりだと、800年に一度とか、
何なら6000年に一度なんじゃないかっていう説も出てきていて、
僕はこれを聞いたら、まあ大丈夫なのかな。10倍以上、100倍以上大きい爆発っていうのはあんま起きないのかなって思うわけですよ。
だからまあ、良さそうだなと思うんですけど、ただ、これあくまで過去最大級よりも10倍100倍っていう話で、
過去最大級のものは実は結構頻繁に起こっている。
僕が宇宙の研究をし始めてからも1回あったし、この20年30年とかっていうレベルで見たら、2回3回ってあったわけですよ。
で、しかもそれがタイミングによっては全然被害出ないんですけど、めちゃめちゃ被害出るタイミングとかでフレアが発生したとするとですね、
これ、1日あたり6兆円の経済損失を生み出す可能性があるというふうに言われているぐらい、もう超超超怖い話になってきてるわけですね。
で、例えばその被害で出てくる中で1個重要なのがやっぱ大規模停電っていうところ。
大規模停電がかなり注目度としては高くて、この大規模停電どうやって発生するかっていうと、
簡単に言うと太陽フレア発生しますと。で、太陽フレア発生すると、
地球の上空の磁力とか電気とかそういった性質を持っている空間が歪んで、
で、それが歪むことによって地上の電線に大量の電流を流してしまって、
中学校とか小学校でやったコイルの中に磁石を入れたり引いたりして、
ってやった時に電流流れるあれみたいな感じですね。
あれみたいな感じで電気バーって流れて、この間も話しましたね、これ。
流れて電力源になっている変圧器とかを破壊してしまうと。
で、そんなエピソードがあるんですけど、そんな中で前にね、
僕の博士論文の学外審査員っていう大学以外の偉い人で審査してくれる人で担当してくれた、
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元日本天文学会の会長である京都大学名誉教授だったかなの柴田さん。
ポッドキャスト出ていただいたことあるんですけど、
その方が太陽フレア起きたらやばいっていう話をずっとしてたら、
衛星の運用中に巨大なフレアが発生したと。
え、こんなんやばいじゃんってなって、アメリカに連絡したと。
アメリカの友人に連絡したのかな。
で、アメリカの友人に連絡して、やばいから気をつけた方がいいぞみたいに言ったら、
その人がシカゴの電力会社に連絡して、
で、その電力会社の人はその連絡、何かあったら連絡してねって言ってたから連絡来て、
マジかってなって、変圧器を回路からガチャッと外したと。
で、そうしたら太陽フレアの影響で電力ドガーって流れてきて、
変圧器に影響は与えないように運用ができたっていう。
そうするとこれ変圧器1個壊れると何億円ってするらしいんですよね。
だからそれを防いだっていうことで、
なんかこう、いろんな人を経由で伝言ゲームみたいな感じで、
最終的には柴田さんにアメリカからお礼が回ってきたというようなところがあったみたいな、
アメリカの政府やNASAを経由して東京の柴田さんのところに戻ってきたみたいな話があって、
そんなエピソードもこの連載の中では書かせていただいてますし、
実際にこの連載で記事取り上げさせていただくときに、
柴田さんに久しぶりに連絡したんですけど、
こうやって宇宙天気の活動を広げていく記事とかを書いてくれて、
嬉しいです、ありがとうみたいなことを言っていただけて、
本当に良かったなと。
本当にね、僕はもう論文でめちゃめちゃお世話になっているので、
恩返しが少しできたら良かったのかなと思いました。
この連載の中では最後、太陽フレアじゃあ起きたときに、
僕たちがどういう対策をしなきゃいけないのかっていう話をしてます。
この対策についてはぜひ連載読んでみてください。
簡単に言うと、みんな地震だったり台風だったりに備えてますよね。
その備えに合わせればなんとなくはいけそうだよっていう話があって、
あとはひとつちょっと特殊な太陽フレア特殊な対策方法とかも書いてるんで、
このあたりはぜひ皆さんにも記事読んでもらえたらいいかなと思ってます。
ただね、こうやってポッドキャスターでみんなに聞いてもらってるおかげで、
こうやって連載できてるんで、
これからも連載の内容っていうのはどんどん皆さんにお話ししていこうかなと思います。
宇宙話は10分で話し切るっていう方針にまたちゃんと戻したので、
ってことは10分じゃやっぱ伝えきれないんですよね、今回の内容は。
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なのでぜひですね、記事の方読んでいただけたら嬉しいなと思っております。
はい、ということで本編こんな感じになっておりました。
最後ひとつだけお知らせがあります。
今日2月の26日ですが、明日2月の27日、
実は僕DNAっていう会社で働いてるんですけど、あんま言ってなかったですね。
もう一つのポッドキャスターでよく言ってたんですけど、
その会社でやるデータ分析のイベントっていうのがあります。
多分まだ申し込めるんじゃないかなと思うんで、
もしなんかデータ系の話とか聞きたいなっていう人は、
ぜひこのイベントを覗きに来てみていただけたら嬉しいです。
概要欄にリンク貼っておくんでね。
僕もパネルディスカッションで登壇させていただく予定にもなってるので、
会場でチラッと、
宇宙の話がメインのイベントではないので、
チラッとポッドキャスター聞いてます。
言ってくれれば、バン!ありがとうございますってなるんで、
ぜひよろしくお願いいたします。
ということで、今回のエピソードは以上にしていきたいと思います。
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