1. 村音(仮)
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2025-12-13 50:32

(34) 高校の先生が生成AIを活用して、日々はどう変わったか?

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高校の先生であるmisakiが生成AIを活用するようになって、日々の過ごし方や周囲との向き合い方がどのように変わったのか、インタビューで聞かせてもらいました。聞き手はjunebokuです。

 

サマリー

高校の教師が生成AIを活用し、テスト作成のプロセスを効率化することで、仕事の負担が軽減されています。この体験を通じて、他の教育者の生活にも良い影響を与える可能性が示唆されています。また、高校の教師が生成AIを活用することで、教育現場の効果的な運営や評価が可能となっています。特に、思考力や表現力を問う新しいテストへの対応や、他の教師との協力による実践が重要視されています。さらに、高校の教師が生成AIを活用することで、仕事の効率が向上し、家庭との両立が可能になっています。AIを利用することにより、生徒との対話時間も確保できるようになった点が強調されています。このエピソードでは、農業高校の先生が生成AIを活用することで、教育現場や生徒の生活がどのように変わったかが語られています。特に、ソフトウェアエンジニアが学校などのコミュニティに積極的に関与することの重要性が強調されています。

生成AIの導入と効果
juneboku
はい、お願いします。じゅんぼくです。今日は、みさきさんとお話ししていきたいと思います。
MISAKI SAKAMOTO
お願いします。
juneboku
ね、みさきさんとこうやって収録するの久しぶりじゃないですか。
MISAKI SAKAMOTO
久しぶりですね。前はじゅんぼく生活に出させてもらったのかな。
juneboku
はい、一回出てるはずですね。みさきさんね。
はい。
あの時何の話したんだっけ。
MISAKI SAKAMOTO
あの時はキャリアインタビューみたいなのをしてみました。
juneboku
確かにそうだわ。あとは変化の話とかね。みさきさんが節目というか、この時からこういうふうに変えたみたいな話があった気がするな。
今回はね、ちょうど1年ぐらい前にみさきさんと生成AI活用ワークショップみたいなのをやったんですよね。去年の11月だったと思います。
MISAKI SAKAMOTO
そうですね。もう1年前なんですね。
juneboku
そうそう、びっくり。なんか4ヶ月前ぐらいの感覚でいたので、1年前とは思ってなかった。
で、その後どうしたのかなとなんとなくは思ってたんですけど、最近みさきさんから話を聞いたら、あの少しそれを活用してみさきさんの生活が良い方に変化してそうという話だったので、それはちょっと詳細を聞きたいなと思ってお呼び立てしました。
そうですね。
はい、どうですか。最近活用してるんですか、生成AIの方は。
MISAKI SAKAMOTO
そうですね。じゅんぼくさんに言ったのは、ちょうどこれで2学期、私、教員をしているので。
juneboku
そうです、高校の先生ですもんね。
MISAKI SAKAMOTO
そう、高校の教員をしているので2学期が終わって、ちょっと前にテストがあって。
juneboku
はいはいはい。
MISAKI SAKAMOTO
で、いつもテストを作るのにめちゃくちゃ一番時間かかって、行ったら家に持ち帰って残業をしてたんですけど。
juneboku
これはちょっと怖い話。
MISAKI SAKAMOTO
ですけど、それを初めて、教員になって初めてじゃないかな。
一切持ち帰らずに言ったら、ちょこっと残業はしましたけど、学校にいる時間ないだけで、いわゆる勤務時間、プラスちょっと本当に本当にプラスアルファーぐらいでテストを作れたよっていう、私の中ではすごいことが起きたので、それはちょっとじゅんぼくさんに。
お話をしてって感じですね。
juneboku
いやー、そうです。
いや、それすごい嬉しい話だなと思って、いろいろいろいろ思うことありますけど、それがベースラインになってくれとも思いますが。
でも少なくとも三崎さんがそれをやれたわけだから、じゃあ他の同じ職場だったり、日本全国の他の高校の先生だったりが、もし何か効率化できなくて、ちょっと生活の時間がそっちに割り振らざるを得ない状況になってる人が他にもいるんだとしたら、三崎さんがやれたことは、他の人の生活も変えるんじゃないかなと思って。
これすごいありがたい話だなと思って、一方聞きました。
はい。
MISAKI SAKAMOTO
それしたらあれですよね。
テスト作成のプロセス
MISAKI SAKAMOTO
ティーチャーティーチャー村ではカンタさんとかがすごい興味を持って聞きたいですって言ってくれたので、私も話す価値じゃないですけど、あるのかなと思って、今日はちょっとお話ししたいなと思ってます。
juneboku
ありがとうございます。
じゃあ、そっか。まずは、じゃあ最初はテストの作文ってことですね。テストって言ってるのは定期試験とか、定期筆記試験とか呼ばれるやつですよね。
みんなそれぞれ中学生の時とか高校生、僕は高校生に通ってましたけど、定期試験、なんか学期の末とかにあるやつね。
みんなそれぞれ人生の難過なフェーズでは受けたことがあるやつだと思うんですけど、そっか、みさきさんの職の環境だと担当の先生が問題を作るってことなんですね。
MISAKI SAKAMOTO
そうですね。
じゃあ、もともとどういう作業をやってたかっていうところから聞くとわかりやすいですかね。
そうですね。きっかけはテストじゃなくて、一番最初にAIを使い出したきっかけは教材研究とか、本当に授業のアイディアの。
juneboku
なるほど。
MISAKI SAKAMOTO
なんかその壁打ちみたいな、発想の壁打ちみたいな感じで、軽くAIを使ってたのが本当に始まりだったと思います。
juneboku
そうですよね。チャットGPT出てすぐ後って、なんかすごいらしいっていう雰囲気が広まって、みんなそれぞれ自分がその時問題意識を持ってることを試しに話しかけてみるっていうのがけっこう最初の出会いとして多いパターンなんじゃないかな。
みさきさんもこういうのがあるってなったら、そうですよね、みさきさんの仕事のちょっと困ってることとか誰かのアイデア欲しいなって時に使ってたんですね。
MISAKI SAKAMOTO
そうですね、本当に始まりはそんな感じだったと思いますね。
juneboku
そっか、それ一年前ぐらいに僕と話してるから、その前ではあるわけですよね。
MISAKI SAKAMOTO
もっと前、そうですね。本当にチャットGPTが出てきてとか、とりあえずすごいぞ、それこそ本当にとりあえずすごいぞみたいな感じの時から、
たぶん本当に、たぶんそうやってアイデアだしにちょっと使ってみようかなぐらいの最初はぐらいでしたね。
juneboku
そっか、2023年とか2024年の前半とかはきっとそんな感じだったんでしょうね。
MISAKI SAKAMOTO
たぶんそうだと思います、はい。
juneboku
そっからしばらくはたまに話しかけるぐらいの距離感だったのかしら、性愛系は。
MISAKI SAKAMOTO
そうですね、たまに話しかけるぐらいでしたね。
それとも詰まったときに。
juneboku
はいはいはい、確かに。ちょっと別の切り口欲しいときとかね。
自分一人では進められないときに誰かが話し聞いてくれたらはかどるときとかもあるから。
それもいい活用ですよね。
去年の11月ぐらいにセッションを持ってたのは、なんかチャットのログとか見てて思ったんですけど、なんであれやろうってなったんでしたっけね。
なんか相談してくれたんでしたっけ三崎さんが。
MISAKI SAKAMOTO
そうだ。
juneboku
何がきっかけだったか忘れたけど、なんかもしかしたら僕が別の人と話してて三崎さんが私も興味ありますってなったのか、三崎さん起点だったか、ちょっと詳細は忘れましたけども、とにかく。
MISAKI SAKAMOTO
はい、私もそこは忘れました。
juneboku
うん、なんか三崎さんが業務を効率化したいみたいな感じで、でテスト作る上での一旦そのときの現状の処理の流れみたいなのをGoogle Docsから確かまとめて共有してくれて、ここが一番結局大変だからここが効率化したら全体の作業量がすごい軽減できるかもみたいな分析を最初にやったような覚えがあります。
MISAKI SAKAMOTO
そうですね。
juneboku
はい。
MISAKI SAKAMOTO
それは私も覚えてます。
juneboku
うん、なんか整理したの共有してくれてたはず。
はい。
MISAKI SAKAMOTO
そのときに言われてすごい印象的だったのが、すごい覚えてる言葉が、なんか三崎さんがその私の今持っているテストを作るためのいわゆるノウハウが私の中にあるわけじゃないですか。
はい。
で、他の先生たちもそのノウハウは持っている。
うん。
ですよね。一人一人先生たちがめちゃくちゃいろんなノウハウを持っている。
例えばですけど、めちゃくちゃ細かいこととか言うと、その選択肢のアイウエとかをカタカナにするのか平仮名にするのかみたいな話とかもしたと思うんですけど。
例えば、私とかだと植物を扱うことが多いから、カタカナで植物名が並んでいる記号をカタカナにするとみたいな、見にくいからみたいな。
そこは、とかそういうめちゃ細かいノウハウとかも伝えさせてもらったときに、純木さんが、先生たちっていわゆるその枝葉の部分になって、そこにめちゃくちゃな、いわゆるノウハウとか知識とか技術とかがあるのに、
juneboku
それを幹に集めたらめちゃくちゃ、なんか学校って良くなるのに、それができてないよねみたいな話をしてもらったとき、してもらって、そこに私はめっちゃ、本当にそうって思ったんですよ。
僕、それ言ったの覚えてないけど、いかにも僕が言いそうだなとは思う。
MISAKI SAKAMOTO
で、なんか、本当にそうだなと思って、一人一人の先生たちの、なんか、こう、まあ、なんだろう、経験値ですよね、いわゆる。
教育者間の知識共有
MISAKI SAKAMOTO
経験から得たテスト、ただテストに対するものも、めちゃくちゃそれぞれ先生たちは良いものを持ってるのに、それが本当に子で動いていて、
全く学校としてチームとして成り立ってないから、効率も悪いし、正直。
でもなんか、それを集めたら、良い学校になるなっていうのは私も思ったし、それができるのが、なんか私の中ではやっぱりAIとかの活用あったりとか、
っていうところだなって思って、それをなんか、そのワークショップみたいなのをやっていく中で気づけたし、そこをやっぱりつないでくれたのが、なんか、じゅんぼくさんだったりとか、だったなっていうのは思いますね。
juneboku
そっか、そんなふうに覚えてくれたんですね。
でもそうか、エコーね、このティーチャーティーチャーのコミュニティで面白いのは、けっこう職種とか、職だけじゃなくて置かれてる状況はけっこうバラバラ。
普段仲良く話してる人も生活のね、月から日から童までの過ごし方は全然違う人と仲良く喋ってたりするから、
自分の身を置いてる環境で当たり前になってる工夫とかをちょろっと雑談の中で共有するだけで、そっかっていう誰かの発見になったりするのは、
けっこうこの越境型というかね、いろんな立場の人が集まる場のいいところだなと思いますね。
僕はけっこう情報の巡りが悪くなってるのを見るとちょっと、なんていうんですか、これ何とかしたいみたいになってくる実質があるから、
それでいろんなコミュニティの中でもなるべく一人が困ったって解決したことは、他の人もそこはつまずかなくていいようにというか、
三崎さんに何て言ったら伝わりやすいかな、例えば獣道とかと一緒ですよね。
誰かが歩いたとこが道になれば、次に通る人は楽で、ここを通れたらすごい効率いいなとか、みんなが歩いてどんどん道になって、道になってくるじゃないですか、道なかったところが。
その感じなんですよね、僕が思う組織内の効率化とかって。
誰かが自分のためにやったことが、草を抜いたとか枝を切り落として通りやすくすると、後から来る人も通りやすいじゃないですか。
その感じなんだよな、イメージは。
MISAKI SAKAMOTO
それだからあれですよね、組織としても、組織として成長していけるのに、個々ではね、多分成長は先生たちは特に個々では成長していっても、学校として、
また新しい先生来たらまたスタートからみたいなっていうのは働いててめちゃくちゃ思うし、自分もそうだったし、
だからそれはね、学校がとか社会がっていう大きい単位で見たときに、やっぱいい方向になかなか進みづらいからっていうのはすごい思って。
juneboku
なるほど、そっか。少しだけ嫌な言い方すると、職場だったら職場で、職場以外のコミュニティでも何でも現場っていうものがあって、
現場で自分が得た知見とか知識を現場に還元せずに、僕が独占するのって、応料みたいなもんだと思ってるんですよ、考え方的には。
例えば職場で売り上げあげて、そこで得た資産を僕が自分の財布に入れた、それ応料じゃないですか。
知識もけっこう同じ感じで捉えてる、僕は。だから現場で、仕事のために取ったメモは職場の人全員が読める場所になるべく書きたいと思う。
ティーチャーティーチャーのコミュニティで僕が得たことを、僕の手元のテキストファイルに書き溜めて育てるというよりは、コミュニティであればコミュニティのDiscordがあるんで、
Discordに、今日はこういうことを学んだって書けば、独り占めせずに済むなっていう感覚があるので、過激な言葉を言うと応料したくないなっていう、そこで得たことはそこに戻したいなっていう感じがありますね。
でもこれって一時産業的な発想かもしれないですね、もしかしたらね。大地の恵みとかと近い感覚かもしれない。そこで得たものは、巡りの中に自分がいるというか。
そういう感覚があるから、知識に関して僕そういう感覚すごいあります。
MISAKI SAKAMOTO
面白い。知識に関しては考えたことなかった。今の話はすごいしっくりくるけど、確かに知識もそうだなって言ったら。
juneboku
そこで取れた作物はいただきますって言って、自分の地肉にするけど、でもそこで自分が活動することで、またその土に栄養を戻すみたいなことを、感覚的にそういう感覚ですね。
適正産に関して。だから、交互性の図とかを描くと、自分もそのうちの一部になるかもしれない。矢印があってさ、生態系ですね、システム。
ずっとぐるぐるね。
一方的にもらうことはできないというかね。そういう感覚がありますね。
そうですね。
なるほどね。
そうそう、それがあって、それで去年の11月だったと思います。確か一緒に1時間か1時間半ぐらい画面共有とかしながら、
そうですね。
試しにこのテストの作文っていうのを僕と一緒に生成アイク活用しながら、ちょっと試しにやってみましょうとか言って、やりましたよね。
MISAKI SAKAMOTO
やりましたね。
juneboku
あの時は確かみさきさんが授業で使ったPDFとか手順の情報、資料をとりあえず放り込んでみて、
そうですそうです。
その上でじゃあ、穴埋め問題10個足してみてとか、そんなのやりましたよね。
そうですね。
MISAKI SAKAMOTO
そこから、でもやっぱりその一歩大きいなって思って、
はい。
学校でなかなかAIが本当に活用されてないっていうのは多分本当にそうで、
多分かったさんもおっしゃってたし、
AIの活用の障壁
MISAKI SAKAMOTO
実際働いてても、私はもうこのAIの良さっていうか便利さ、活用方法をちょっとだけだけど分かっちゃったから、
いいなって思ってるけど、それを老僚に伝えたところで、やろうみたいな人は少ないのは多分少ないんですよね。
juneboku
なるほど。
MISAKI SAKAMOTO
それは何でだろうって考えたときに、
もちろん学校ではAIを活用して生徒にAIを活用させようみたいなことは言っているものの、
juneboku
言っているんですね。
MISAKI SAKAMOTO
でもやっぱ私たちに言われることっていうのはまずは禁止事項とか、
気をつけなきゃいけないことを羅列されるんですよね。
もちろん一番は個人情報とか、もちろんそれは分かってるけど、
それこそ例えたら車の運転のジコルナーだけ言われて、
車の運転方法は教えてくれずに、
だけど生徒にはAI活用させろみたいな、
でもジコルナーみたいな感じで。
juneboku
難しいなそれはな。
MISAKI SAKAMOTO
言われるし、
あとそこにやっぱ活用してみようっていう、
もう余裕も正直ない人も本当にたくさんいる。
やっぱちょっとやってみようっていうの、
っていうところにまでもそんな余裕さえもないっていうの。
juneboku
先生たちも本当に正直たくさんいると思うし、
MISAKI SAKAMOTO
あとはやっぱ禁止事項を並べられて、
やっぱ正しい使い方であったりだとかを教えてくれる機会がない。
そういうのに多分積極的な人は自分で研修とか行くんですけど、
研修に行く時間がないとかっていうのだと、
やっぱりなかなかその一歩は踏み出せないなって私も思ってて。
juneboku
そうだと思います。
典型的な木こりのジレンマってやつで、
木こりが斧もボロボロになってて、
いやーそれ斧一回研いだ方がいいよって言って、
大体それ斧研いだらもっと木サクサク切れるようになるよって言うけど、
いやもうその研いでる時間ないから今日も木切りに行くんだっていう木こりのジレンマですよね。
あとはそうですね、そこで例えばさっきモチベーションある高校人は
セミナー行くっていう、外で出るっていうのがけっこう選択肢で選ばれがちな時に、
学内でちょっとみんなで一緒にやってみませんかとかが歓迎される雰囲気があれば、
そこから輪が広がったりもするんでしょうけどね。
たぶんその中で校内で同僚に呼びかけてやろうとしたけど、
あんまり盛り上がらなかったら2回ぐらい続くと、
もう中でやるのはいいかなにたぶんあっという間に収束すると思うので、
その辺にも難しいところがありそうだし、
あと1人すごい詳しい人がいればその人中心に、この1時間一緒にやりましょう。
で、危ないってなったら、それはダメだよって声かけるんでって言われれば、
もうちょっとこうガードレールの中で、
1人でやって個人情報とかやっちゃったらどうしようって怖くて動けない人もいると思うので、
なんか大丈夫だよっていう中でね、やれて、
みんなでやった範囲でこれ便利ってなったことは、
1人でもやれるようになる見込み十分あると思うので、
なんかそういういろんなことが環境1個1個整ってくれば、
もっともっと多くの人が活用できるんでしょうね。環境要因って感じがしますね。
そうですね。
個人の能力というよりは、活用していくことが推奨される雰囲気がないというのが、
現状理解に近いのかなと思いました。
MISAKI SAKAMOTO
そうですね。
教育現場における生成AI
MISAKI SAKAMOTO
たまたま私はそれこそじゅんぼくさんだったりとか、
夫もAI系の仕事してるので、
なんかあったら聞けばっていう安心感だとか、
やっぱグッて背中押してってくれる人は大事ですよね。
多分安心感プラス、
それこそ私は夫にとりあえず騙されたと思ってやってみたい。
チャットGPT課金して、俺が課金してあげるから使ってみたいな感じで、
もう反無理やり。
juneboku
それはまあ良い方の環境要因ですよね。
MISAKI SAKAMOTO
そうですね。
それは多分家庭のこともあって、もちろん。
そこまであってのグッて背中を押してくれる人がいて、
さらになんかあったらじゅんぼくさんみたいに助けてくれるし、
それこそ一回やってくれたので、
自分でもやれそうだなみたいなところの本当に安心感をそこで得られたのが、
多分私がぐいっと舵を切れた大きい要因なのかなっていうのは思いますね。
juneboku
最初ね、僕いろんな現場でも一回一緒にやってみませんかっていうのはよく言いますけど、
それはすごい大事。
一人では登れない段差をちょっと手を引っ張ってグッと引っ張ってくれる人がいれば、
最初の段差さえ越えればそこから先はまあまあ割と緩やかな坂が続いてたりすることも多いので、
最初の段差、最初のハードルを越える、これは教育もそういうもんだろうしな。
伴奏するとかね。
一人でできるようになるまで一緒にやるとか、
補助輪外れるまではちょっと抑えてる人がいるとか、
いろんなところに言える話だけど、
先生たちに置かれてる環境っていうのもいろいろありそうですね。
あとそういうのやったときにめっちゃ褒めてもらえるとかあったらいいんでしょうけどね。
めっちゃいいじゃんそれって。
教えてよみたいな、そういう感じが強かったりしても動ける人はいるだろうな。
リスクのことばっかり言われたら嫌になりますよね。
僕でもそうだと思う。
それはそう。
そっかそっか。
じゃあ最近はあれから1年、僕がご一緒させてもらってから1年が経ってるわけですけど、
じゃあもう三崎さんにとってはけっこう日常的に何ていうか、
ハサミとかペンとかその並びにあるぐらいなのかなと。
そういう印象です。
MISAKI SAKAMOTO
そうですね。
本当にそんな感じで。
今はね、それこそ授業だけじゃないし、交差作りだけじゃないし、
それ以外のこともね、やってみようとかっていうのも、
それこそ文章作り、お腰当て文章とか、
県に出さなきゃいけない文章とか、
そういう堅苦しい文章を作るのもやってもらったりとか、
やってもらったりっていうか手伝ってもらうみたいな感覚ですけど、
そういうのに活用したりだとか、
あとはアンケートとかですよね。
juneboku
なるほど。
MISAKI SAKAMOTO
アンケートの集計とか、
そういうのもね、本当に多分これ、
先生たちに多いし、私も本当にそうだったんですけど、
先生たちパワープレイ大好きなんで。
どうにかなるんですよ、時間かければ。
juneboku
まあ、そうですよね。
MISAKI SAKAMOTO
それもまあ、いろんな本当にいろんな構造があると思うんですけど、
やっぱ残響しても、
誰、これ、私は間違ってるなって気づけたんですけど、
残響しても別に誰にも迷惑かけないじゃないですか。
給料が発生するわけでもないし。
juneboku
まあ、誰に家庭を組めるかどうかで、またちょっと。
MISAKI SAKAMOTO
まあまあ。
juneboku
まあでも、わかりますよ。
初任者の頃は、もう努力すればいいと思ってたので、私も。
MISAKI SAKAMOTO
しかも、それがなんかちょっと美とされてしまう、
空間になりやすい学校なのかなっていうのもあるので。
juneboku
なるほどな。
MISAKI SAKAMOTO
はい、そこですよね。
だけど、そういうアンケートとかもね、
全部やってくれるので、
そんなに、そういうとこもね、
っていうのもあるし、あとは何に活用してるかな。
あとは、またちょっとテストの話に戻っちゃうんですけど、
その前、少しテキストでは、
ティーちゃん、ティーちゃん村のところで言ったんですけど、
学習指導要領が変わって、
今って、その観点別評価っていうのをしなきゃいけなくて、
juneboku
観点。
MISAKI SAKAMOTO
なんか、今までテストで、いわゆる知識だけを測って入れればよかった。
生徒の知識がわかる。
言ったらもう正しいか正しくないかみたいな、
○×で採点できるようなテストを作っていればよかったんですけど、
それだけではダメになって、
思考力、判断力、表現力を問うような、
評価をしなきゃいけないんです。
それをテストに入れなきゃいけないっていうのが、
ルールとして出てきて、
これが3年前、今あの3年生が1年生、
juneboku
高校は今の3年生が1年生の時から始まったんですよね。
2年前、スタートの時から2年前になるのか。
MISAKI SAKAMOTO
2年前か。
そうすると、そんなテストを自分受けたことないし、
juneboku
そうですよね。
MISAKI SAKAMOTO
で、なんだみたいな。
探すけど、思考力、判断力、表現力を問うテストってなんだみたいな。
juneboku
言ってることはわかるけど、
じゃあ実際どうしたらええねんっていうところは、
ちょっとなんかサンプルくださいみたいな気持ちになりますよね。
MISAKI SAKAMOTO
し、やっぱそれを作るとなって、
私が一番つまずいたのが採点なんですよ。
juneboku
そっか、抽象的になるから。
MISAKI SAKAMOTO
そうですね。
なんか、え、なんかなんだろう。
思考力を採点するテストで、
juneboku
ってめっちゃ難しいですよね。
表現力を採点するって、
MISAKI SAKAMOTO
この私の感性を思っきり採点基準に持ってこなきゃいけないから、
なんか採点もめちゃぶれるんですよ。
juneboku
そうですよね。
MISAKI SAKAMOTO
やってるうちに、採点してるうちに。
っていうのに私は、それこそこの始まって1年、2年はすごい苦労して、
こうやればやるほど、こうわけわかんなくなるし、
採点も1回採点したのに、あれ?ってなってもう1回採点し直したりとか、
とかっていうのにも私はすっごい苦労して、
その時にもうぶれない採点基準を最初にやっぱ作っておくっていうのに、
すごいAIを活用しながら、会話しながらやっておくことによって、
けっこう私はそこの採点基準、こういうふうに採点基準を作れて、
で、余裕は持って作れるから、生徒にももうテストの時にこう明記できるんですね。
こういう採点基準で採点をしますよ。
だからこれに合わせた表現をしなさいとか、これをもとに考えなさいとかっていうのを提示できるから、
生徒も迷わなくなって、し、生徒も納得できるですよね。
juneboku
それもまた三崎さん、こうやってるのは悩ましい、悩ましい構造がありますね。
MISAKI SAKAMOTO
なんかそこら辺も本当に私は助けられたところで、
最起床はそこがないから、難しい表現力のテストを作っても生徒難しすぎるっていうし、
なんか採点して、なんか間違えたら持ってきてねって言った時に、
それこそ、え、私はこう思って書きましたとか、
僕はこう思って書きましたみたいなことを言ってくれると、
なんかそれ聞いたら丸じゃんみたいになるみたいな。
juneboku
その会話自体はすごい良いですね。学びの場として。
自分はこう考えました。その会話自体はすごい喜ばしいことだなと思いましたけど、
でもとはいえ、それを毎度やってたら紛糾するというか、
この人正解にしたらあっちのあの人もみたいな、たまつきもありそうだし、
評価制度の変化
juneboku
特に教団、先生っていうか、会社って人事権持ってる人みたいなことだから、
その人がブレて見えるのはあまりその場にとっては良くないですもんね。
テストにおいては特に、授業とかだったら全然いいし、
MISAKI SAKAMOTO
授業の中ではそういうことをあらかじめしといた上で、
テストを出すっていうのは本当にとても素晴らしいことだから、
教育的にどうのこうのとは思わないし、
むしろそういう押し付けはね、こういう私の採点基準だからっていう、
私がこう考えてるからこうよみたいなのは、
全然正しいっていうか良いとは思わないけど、
テストにおいては本当、そこがブレちゃうと生徒も迷っちゃうし、
juneboku
そうですよね。不信感も生まれちゃうし、
あとは事前に示されてると後から言われるので、
もう全然印象っていうか意味が違うから、
僕はあの高生のときに、高生5年間から4年生のときに、
インターンシップに行ったんです、企業の。
そしたらインターンシップに行ったら、そのインターンシップは、
80点っていう点数になるってことを後から知らされて、
で、僕あるときの4年生の後期か、後期の試験で、
僕そのとき一期試験の点数良い学生だったので、
ほぼ100点に近い点数だったんですよ、そのとき。
でもインターンシップ行ったら、インターンシップ80点で着いたから、
平均点下がって、なんかクラスの順位下がったんですよ。
で、これはどういうことですかみたいな話をしに行ったのをね、
思い出して、あなたは僕がインターンシップで、
どんな態度だったかも知らないのに、何をもって100点じゃなくて、
80点つけてるんですかっていう、
生成AIの活用と教師の変化
juneboku
なんか講義に行ったのを急に思い出しましたよ。
MISAKI SAKAMOTO
何も分かってないんだから100点つけとけよっていう。
juneboku
こっちは順位下がっとんねんぞ。
インターンシップに参加したことで、平均点が下がってんねんぞっていう。
どういうことやねんみたいな、なんか怒ってましたね、当時ね。
そうそうそうそう。
なんとなく80点ですっていうことだったから、怒りました。
MISAKI SAKAMOTO
ティーチャーティーチャーでもありましたよね。
その先にこう、何でしたっけ。
juneboku
怒るんだったら。
MISAKI SAKAMOTO
事前にこう提示しておく。
怒るんだったら、こういう。
後からどうなるんじゃなくて、
juneboku
次やったら本当に怒るよっていうのをやってくれば、
さらに納得感があるって言ってたからね。
試験もそうですよね。
MISAKI SAKAMOTO
そうです。
juneboku
いや、そっか。
でも今の話で、僕なんか本当に素敵だなって思ったのが、
これが性性愛活用のレベル低い方にいっちゃうと、
これは個人情報的にもダメなんだけど、
その表現力とかをAIに採点させるっていうのが、
一番良くない方での性性愛活動だけど、
三崎さんは、生徒の回答に対しての責任を持つのは、
あくまで完全に私ですと。
私の頭の中とかつもりを整理するのに、
性性愛を活用しますってことだから、
本当に完璧だなと思いました。
家庭と仕事の両立
MISAKI SAKAMOTO
完璧。ありがとうございます。
juneboku
完璧な活用の仕方です。
素晴らしい。
2020年代を生きる人として本当に素晴らしいし、
そういう先生であれば、
私も安心して授業を受けられるだろうなと思いました。
MISAKI SAKAMOTO
本当にそうですよね。
AIはあくまでも本当に何だろうね。
AIが別に天才なわけでも、
全てをAIに任せるわけでもなくて、
juneboku
AIと一緒にっていうような感覚では入れてるので。
学びの場を司る人がそういう感覚でいてくれるのは、
僕、今はちょっとそうですね。
ややコンピューターの専門家的な立ち位置でコメントしますけど、
そういう感覚で活用してもらえるのは、
すごくありがたい。
この世界にとってありがたいことだと思います。
本当に紙とペンみたいな感じなんで、
紙とペンあるおかげで思考をはかどったり、
考えを整理できたりするけど、
別に紙とペンが生徒の将来に責任を持ってくれるわけじゃない。
MISAKI SAKAMOTO
本当に道具ですね。文房具みたいな感じだと思います。
でもそれはあれですよね。
例えば生徒がGPTに課題を全部投げかけて移してきたら、
私は怒るんで。
別に使うのとは言わないし、
もちろん活用はしてもらっていいと思うけど、
でもね、そういうところも私たちは教えていかなきゃいけないからこそ、
これから絶対必要になってくるのはもうわかっている。
そういうのを活用させていけっていうのもわかるし、
だけどやっぱり生徒が一番最初に何活用してくるかって言ったら、
できない宿題を全部投げかけて、そのまま。
まだ単純なんで、
明らかにコピペしたやろうみたいな感じのを出してくるので。
juneboku
かわいいです。
せいせい愛登場前からこれウィキペディアやんけみたいなのと変わらないんですよね、やってることは。
そうですね。やってることは変わらないですね。
ちょっと高度なコピペですよ。
そこがね、最終的にはね、
今大学のプログラミング教育とかかなり難しいらしいですね、そういう観点で。
高校こういうプログラムを書きなさいって言ったら、
せいせい愛出せば動くソースコード出せちゃうんだけど、
それをやってても全然ソフトウェアに対して理解は進まないから、
とはいえチャットDBって禁止にしたところでみたいなところもあって、
そういうゲームルールがあるとして、
その中でどうプログラミングを体得してもらうかっていうのは、
まだ教え方が模索段階だから、
数年経てば、せいせい愛ある時代でこう覚えてもらうのがいいっていうのが見つかっていくんじゃないかなと思うんですけど、
今大学の先生とかそういうのめっちゃ難しいらしいですね。
確かに。
どうしようっていうか。
よくわかんないまま卒業して、
結局何にもなってない学生が卒業していった時に、本人が一番困るじゃないですか。
そうならないようにしたいと思った時に、
どういうカリキュラムとかどういう試験の出し方にするんだろうねっていうのはむずいですよね。
とっても難しい話。
MISAKI SAKAMOTO
時間大丈夫ですか、これ。
juneboku
あと2分を切ったところですね、このZoomのミーティングの時間が。
おかわりはできますけどね、Mahaの時みたいな。
MISAKI SAKAMOTO
確かに。Mahaとの話もよかったです。
juneboku
ありがとうございます。Mahaはめちゃくちゃ活用してますからね。
MISAKI SAKAMOTO
またなんかバージョンアップして、最近。
juneboku
あれはこういうのを才能って言うんだろうなって思いますよね。
誰に頼まれるでもなくやり続けることができる。
あれは本当にそうなんだろうなって思います。
そういうのがあって、新しい道具が人間の、この道具がなかったらこの人これやってなかっただろうなっていうのを引き出してるっていうのは本当に、
なんか本当に尊いことなので、どんどん先生会会う人にはすごい会うと思うから、
一人一人ね、自分に合った活用が見つかっていくといいですよね。
学校の先生であれば本当に、いや単純に仕事が楽になると思うので、
同じ成果をより短い時間であげられるようになれると僕は思ってるし、
あと、公教育はね、先生会めっちゃ相性いいと思いますよ。
それを実際に使ってて。
公教育で扱っている域って、もともとがパブリックな知識だったりするから、
そこと先生会めっちゃ相性いいから、どんどんね、使えると思う。
これはちょっとおかわりありそうかな。
もうすぐ切れると思うんで。
MISAKI SAKAMOTO
そうですね。
切れたらまた。
入ります。
juneboku
クロージングをやりますか。
そのうちね、切れると思う。
あと何話しておくといいかな。
MISAKI SAKAMOTO
あとはですね、それこそ私がどう変化した、過程がどう変化したかっていうのを、
それを最後まとめてぜひ伝えたいなと思ってます。
juneboku
はい、わかりました。
じゃあ一旦これ切れるんで、また最終話でお願いします。
MISAKI SAKAMOTO
はい、お願いします。
juneboku
よしよし。
いい切れてますか。
じゃあクロージングなるべくね、話したいこと話していけるように。
MISAKI SAKAMOTO
はい。
juneboku
じゃあ変化のところもぜひお聞かせください。
MISAKI SAKAMOTO
はい。
最初の背景にも多分つながってくると思うんですけど、
もともと私、独身時代は本当にパワープレイヤーだったんで、
自分が努力してどうにかしてきたし、
時間を使えばいいと思ってきたし、
でも家庭持って子供が生まれて、
それでまた先生に戻ったときに、
時短勤務をして、
そうするとやることは正直本当に減らないんですよ。
時短勤務って言われても。
けど、学校に入れる時間、いわゆる仕事できる時間は明らかに減るんですよね。
正直言うと、独身時代は本当に12時とかまで普通に仕事してたんで、
で、今は4時には子供を迎えに行くので、
単純に1日何時間けず仕事をしなくなったかって言ったら、
本当に時間がないっていう、
ただただ時間に追われているっていうのが、
本当に家庭持って、
でも家庭持つだけだったらまだよかったんですけど、
分かってくれる話せばっていう。
でもやっぱり子供にそれはできない状況になっていく。
プラスして、学校に入れる時間が少なくなるし、
その間ずっとタスクとか締め切りで頭の中がパンパンになるから、
徐々に生徒との距離が離れていく感覚がすごい分かって。
juneboku
なるほど。
じゃあそこの時間が時間か時間以外もなんかあるのかもしれないけど、
そこが削れちゃってるのか。
MISAKI SAKAMOTO
そうです。
でもそこが私にとってはめちゃくちゃ悲しい出来事だったんですよね。
juneboku
なるほどね。
MISAKI SAKAMOTO
ただでさえちょっとずつ、
高校のずっと教員なので、
入ってくる生徒の年齢は変わらないけど、
私だけこう年取っていくから、
確かに。
ただそういう距離感もできていくじゃないですか。
確かに。
その当時は分かってあげられてた気持ちとかが、
なんか少しずつ自分が忘れちゃってみたいな、
寄り添えなくなっていくみたいな感覚がある中で、
一緒に過ごせない時間が長くなるから、
やっぱりどうしても心が離れていく感覚がすごいあって、
それが私にとってはすごい悲しかったし、
それこそ何のために教員やってんだろうっていう。
juneboku
なるほど。
心になっていく。
タスクをこなすマシーンになってたんだ。
MISAKI SAKAMOTO
そうです。
juneboku
怖い。
それって、その自分を自覚したときめっちゃ恐怖が込み上げてきそうですね。
MISAKI SAKAMOTO
はい。
なんかその時本当に悲しくて。
で、そのまま家に帰って、仕事を持って帰って、
こう行くわけですよね。
で、もう家には子どもたちがいて、
で、子どもたちと向き合いたいけどやらなきゃいけない。
そこって家でも同じ状況になっていくわけですよ。
juneboku
今度は。
MISAKI SAKAMOTO
怖い。
積み重なって仕事が。
で、なんかおかしいぞみたいな感じになっていく中で、
もうどうにかするしかないんですよね、でも。
で、その時に、
あのもう、とにかく、
でも最初はそれこそ、
この時間をなんとか短縮しなきゃっていう思いだったかもしれないけど、
でも一番の目的はそこではなくて、
やっぱり生徒とのこう話す時間、
私にしかこうできないことっていうのがあったりとか、
子どもに対しても同じで、
どうしてもやっぱり、
その過ごす時間ってめちゃくちゃ、
どんなこう、
なんだろう、技術がある先生だとしても、
私はこの年齢重ねていく上で、
その生徒の話を聞く技術とかは身につけてきたつもりだけど、
やっぱりどうしても過ごせなくなる。
juneboku
時間っていうのは何にも変えがたいというか、
MISAKI SAKAMOTO
その時にもう事務作業みたいなことは、
実感するしかないんですよ。
それが私にとって生徒と向き合う時間だし、
自分の子どもと向き合う時間、
家庭と向き合う時間。
で、特に言うと、
私は農業してるので、
過ごしてくる時間で、
何も言葉を交わさなくても変化に気づけたりとか、
ちょっとおかしいな、
今なんかこの子に手を差し伸べてあげなきゃいけないな、
みたいな本能が、
働く自信があるんですけど、
それが全くなくなるんですよね。
juneboku
その当時は。
怖い話だな。
MISAKI SAKAMOTO
だから、
そこに私は、
それが多分一番のAI。
言ったら、
もう使うしかないし、
使ってみようと思った原点だし、
今、そのAIを活用できて、
今、生徒と向き合えてる自信があるし、
時間はね、
独身時代の頃と比べれば短くなったかもしれないけど、
でも、
それを補える分ぐらいの事務作業の時短ができてるから、
で、言ったけど、
テストももう家に持ち帰ることもなく、
家に帰れば子どもたちと向き合える、
っていう時間ができて、
だからこそ、
子育てしながら働いてる先生たちもたくさんいると思うし、
先生たちだけじゃなくて、
juneboku
皆さんね、絶対仕事と両立、大変な人たくさんいると思うんで、
MISAKI SAKAMOTO
そういう人たちに今日は一番届きたいなって思ったし、
そこを本当に取り戻せたのが、私にとってはめちゃくちゃハッピー、
juneboku
めちゃくちゃ幸せ、
MISAKI SAKAMOTO
だなって思うので、
そこを一番まとめとして伝えられればなと思っています。
生徒との向き合い方
juneboku
ありがとうございます。
激アツですね。
最後は人間参加の話だったなと思って、
僕は受け止めて、
人間がやりたい部分と人間がやらなくていい部分の話で、
三崎さんはどの時間は削っちゃいけないかと、
ここは別に時間かかんないんで、かかんないほうがいいってところを見極めて、
それが生徒さんに向かうまなざしと、
家族に向かうまなざしと、向きは違えど、
根源的には人と向き合う時間を減らしたくないとか、
一定以上確保したいっていうところを、
根っこは同じなんだなっていうのが分かったのも、
すごい良かったですね。
これは社会変革の話でもあるなと思ったので、
一人から始まってる社会変革の話なので、
これはちょっと届けたいんですよね。
今回この話を聞けたのは、
僕のキャリアにとってもすごく大事なチェックポイントで、
前にも話したことあるかもしれないですけど、
僕、例えばエンジニアが100人いる会社に、
101人目のソフトエンジニアとして入っていって、
高い給料もらうことは選択肢としてはあるんですよね。
エンジニア組織あるような儲かってる会社は、
給料もいいことが多いので。
なんだけど、それよりはソフトエンジニアがいないとこに、
ゼロ人のとこに一人目として行って関わることで、
やれることが必ずあると思って、
今、僕の日常はそういう時間の使い方に比重を置いてるので、
必ずしも身近にソフトエンジニア専門職がいない人と、
僕が出会って、なんか起きたらいいなってずっと思ってるんですよ。
みさきさんとの間では、それが一つ起こせたのかなと思って。
MISAKI SAKAMOTO
間違いなくうちの家庭はハッピーだし、
私と関わる生徒は絶対にハッピーになっていると思ってるので、
そこには本当にいろんな人の力があり、
その中の一人が本当にじゅんぼくさんだったっていうのは間違いないので。
juneboku
よかった。
なんで、みさきさんはけっこう教員とか、あるいはちょっと子育てしてるとか、
家庭でもうちょっと時間使いたい人向けのメッセージを出してくれたと思うんですけど、
僕からはソフトウェアエンジニアよ、街へ出ろっていうことをけっこうメッセージとしていたくて、
あなたが助けられる人けっこういる。
ソフトウェアエンジニアの中だけでやったら、もちろん話も通じるし、
突っ込んだ深い話できて、それが楽しいのは僕もよくわかるんですけど、
全然そういう深い話はできないかもしれないけど、
あなたが一人のソフトウェアエンジニアとして関わることで幸せにできる人が
無数にいるかもしれないってことはちょっと覚えておいてほしいんですよね。
僕からはちょっとそういう世のソフトウェアを専門にしてる人たちに、
そういうメッセージがちょっと届いて、ちょっとあそこに行ってみようかなとか、
街のなんかの集まりにプラッと顔を出してみようかなみたいな、
そういうふうに思ってもらえたら僕は嬉しいですね。
MISAKI SAKAMOTO
確かに素敵な話。
でも絶対そうですよね、エンジニアさんたち。
juneboku
今ソフトウェア関係ない職種少ないんで、教員の方もそうですけど、
ソフトウェア活用できた方がいいことたくさんあるんで、
幸せな事例いっぱい作っていきたいです。
そうですね。
良かったです。
三崎さん今回の熱い話聞いて、僕もね、
そうだな、自分こういうことやりたいんだったっていうのを再確認しました。
MISAKI SAKAMOTO
ありがとうございます。
juneboku
ありがとうございます。
MISAKI SAKAMOTO
私もこうやってなかなか話す機会ないし、
それこそ自分だけで持っておくのはもったいないと思って。
juneboku
やった、応領するとこでしたね、僕らね。
僕らのいい事例を応領しそうになってたんで、
ちゃんと返せるとこに今返せたかな。
良かった良かった。
じゃあこれがまたいろんなところに飛んでって、
綺麗な花を咲かせてくれたらいいなと思います。
MISAKI SAKAMOTO
はい。
juneboku
じゃあ今回は三崎さんと純木で、
とある農業高校の先生のテクノロジー活用と、
それによって社会変革と言っていいと思いますね。
コミュニティとの関わり
juneboku
暮らしが変わったという、
いい話聞けたんじゃないかと思います。
ありがとうございます。
MISAKI SAKAMOTO
ありがとうございました。
juneboku
はい、じゃあまた何かの機会にぜひまたお話しましょう。
はい。
MISAKI SAKAMOTO
はい、ありがとうございました。
juneboku
ありがとうございました。
50:32

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コメント

うちも中学生のプログラミングの授業を通してAIを使いこなす中学生のすがたを見てきました。 おそらく先生の助言もあったんだろうとは思いますが(Google for Educationを使っている学校ですし、Geminiが生徒全員使える前提があるので)、Geminiをただコード生成だけでなく、学ぶためのきっかけに使ってたのが印象的でした。わたしが「答えを見てからそこから理屈を学んでいくというのもプログラミングの学び方」的な話をしたのが効いているのもあったのかもしれません。学校教育でAIを使う道も結構あるんだろうなと思いました。学校や先生によるディレクションが大きく影響するとは思いますが…。 デジタル教育の国語教育を語ろう というポッドキャストを聞いてももっと色々見えてくるかもしれません。

> あなたが一人のソフトウェアエンジニアとして関わることで幸せにできる人が無数にいるかもしれないってことはちょっと覚えておいてほしいんですよね。 ほんとうにそう思います。職業になるレベルじゃない技術の持ち主でもあっさりできることってたくさんある。 ただ問題なのはそうしたところでソフトウェアエンジニア側には大してメリットがないことが多い ということかなあ と。

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