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2023-07-16 51:51

第65回「1973年に生まれて 団塊ジュニア世代の半世紀」をレビュー

2 Stars

毎月1冊の本を紹介するポッドキャスト「ツイてるブッククラブ」

2023年7月の課題図書、速水健朗 著

「1973年に生まれて 団塊ジュニア世代の半世紀」を

実際に速水さんをお呼びしてレビューしていきます。


というわけで、ツイてるブッククラブ初ゲスト!

ライター・編集者の速水健朗さん(@gotanda6)をお迎えします。

サマリー

「第65回「1973年に生まれて 団塊ジュニア世代の半世紀」をレビューする」という本は、団塊ジュニア世代の半世紀について述べたものであり、テクノロジーの普及に伴い、マイコンからパソコンへの変化や、テクノロジーの忘却現象などを記述しています。さらに、ホビーパソコンの普及やビデオフォーマットの競争など、時代のさまざまなエピソードにも触れています。この本では、X-1ユーザー、デザイン、6601SR、六本木パソコン、知識、内容、前のテクノロジー、ABC殺人事件などについても言及しています。

目次

団塊ジュニア世代の半世紀
こんにちは、ツイてるブッククラブです。今回は東京書籍から出版されている速水健郎さんの
1973年に生まれて団塊ジュニア世代の半世紀をレビューしていきます。 このポトキャスト、17年目ということなんですが、まさかまさかの初ゲスト
という回になります。多分、今までゲストを呼ぶという発想がおそらく我々に全くなかったというのが最大の理由なんじゃないかなと思うんですけど、
もともと4人いたりするので、別にゲストがいないと持たないとかそういうこともないんですが、今回は初ゲストの上に著者を呼びつけるっていう
結構大胆なゲストであります。 ということで、ゲストの速水健郎さんです。よろしくお願いします。
よろしくお願いします。皆さん、ご無沙汰しています。 ご無沙汰しております。速水です。
はい、ということで速水さんを呼んでおいて、いつも通りにやるっていう感じでいきたいと思います。
今回、僕が一応推薦人という形で、レビュー順はダイヤさん、セイコーさん、辰夫さんで最後に私っていう感じでいきたいと思います。
じゃあ、ダイヤさんからよろしくお願いします。
はい。1973年に生まれて、ダンカイジュニア世代の半世紀っていう本で、
私は1970年生まれなんで、3歳違うなぁと思ったんですけど、読んだらすごい共感というか、ほぼ同じで、
ずっと生まれた頃からの何十年間を追っていくという、追体験していくっていうような構成の本ですけど、
私が激しく共感したのは前半の方で、例えばテレビゲームの時代、ゲームセンターで遊んだゲームのタイトルを思いつきであげるとって言って、
パックランド、ゼビウス、ドラゴンバスター、ERカンフー、チャイニーズヒーロー、スカイキッド、グラディウス、エキサイティングアワー、メトロクロス、熱血コウハー、クニオくん、アルコンノイドなどが浮かぶっていう風にたくさんあげられてるんですけど、
私がここでおおーっと思ったのは、一番最初にたくさんあげてるのに、パックランドが一番最初に来る。このね、パックランドの衝撃は私もすごくて、ゲームセンターでしか遊べなかったし、最初。
あの2Dのアニメーションみたいな表現って、結構ドリモを抜いた気がするんですよね。だってキャラクター大きいし、アニメみたいだし、後ろが。
大したことはやらないんですね、あのゲームね。なんだけどアニメとかは、ゆっくりしてるし、そんなにたくさんのものは工作で動かせないみたいな制限があったと思うんですけど。
なんか色合いとかもなんか不思議な感じだった記憶がありますけどね。
そうですね。だから、もともとのパックマンをあそこまで、あの時期に表現レベルアップテストして作ったっていうのは、本当私すごいなと思うんですけど。でもまあ、そこまで大きく評価されてない気がしていて。
速水さんのほうがトップにやっぱり出てきて、それ評価してるんですねって、すごい私もそうそうそうって思ったのと。もう一個、もう少し、もう10ページぐらい進んだ先に、またゲームの話ばっかりで恐縮なんですけど。
ゲームの話の、最初がホビーパソコンのゲーム。最初が1984年に発売されたザ・ブラックオニキスは?って言って。ブラックAよりも前に、まずブラックオニキスの話をして。しかもそれが半ページに渡っていて。
いろいろ一回ずつ元に行って、そんなすごいディティール。教授は生きてなければ何の話か全くわからない。そのディティールをあえて投入してきて、長々と語るっていうね。そこがとても共感しました。
なので、あと、百貨店のマイコン売り場でマニアが交流の場になっていたっていうの。私もそうで、私の場合は代営だったんですけど、近所の代営のパソコン売り場になんか一日中いて、なぜかあんま怒られなかったので、そこでベーシックとか勉強してたっていうのが。
おだしょー 怒られなかったですよね、あの頃ね。僕はね、近所の佐藤無線に入りに立ってたんですけど。
おだしょー だから、特に前半部の80年代、90年代のあたりが激しく共感を誘うところがあってですね、非常に面白くて。やたらと検索したくなる本ですね。
おだしょー 読んでて、次々にキーワードが出てくるので、ついついwikipediaとかgoogleとか検索したくなるっていうのがポイントとしてある本だなというふうに思いました。で、これ読んでて、私普段用紙書ばっかり読んでるんですけど、去年ね、ワイヤードのベスト10、去年の一番の10冊の中に選んだ本に、The 90sっていうのがあるんですよ。90年代っていう本が。
それは、チャック・クラスターマンっていう向こうの音楽評論家、ロックの評論家が、90年代をまさに同じようにツイーターにするような形で書いた本があって、それをすごい思い出してですね。これもまさに同じ、いわゆるX世代のことを書いた本で、X世代の人が。
ネットの情報交換と共感
で、やっぱり向こうでも、このX世代っていうのは、人数が少なくて力がない世代?なんですよね。もともとの定義がね。日本でもそうなっちゃいましたけど。だから、同じような立場から、数的には少数派なんだけど、でも俺の時代っていうのを熱く語る本が、その90sっていうのがあって、それをすごい彷彿とさせて、非常に面白い本でした。
はい、そんな感じ。
はい、ありがとうございます。
いいですか?
はいはい、どうぞ。
はい、いくつか、非常に僕も、そこ触れていただくのは本当に嬉しいところをいくつも拾っていただいて、まずは検索したって話ですけど、まずね、この本、一切の注釈ないんですよ。
ですよね。
で、それは本当にね、僕が6年ぶりの本なんですけど、前に書いた時の本の書き方と全然変わったっていうのは、やっぱり、ネットで調べればいいじゃんっていう、これ、バラック・オバマが辞書伝を出した時に、どうせ注釈なんて誰も読まないから俺は書かないっていうことを宣言していて、それをちょっと真似したんですけど、まあ明らかにネットで調べればいいことだし、
僕自身はなんか、そういうことをさっき拾っていただいたような、ブラック・オニキスであるとか、パックマンであるとか、パックランドであるとか、自分がやっぱり影響を受けたもの、そこに関しても最低限のことしか書かないんですよ。
で、けど、ブラック・オニキスのことを書いたのは、その後、テトリスとの繋がり、接続がある話と、作者がヘンク・ロジャース。僕、自分の、自分語りの話を極力、実は後で削っていて、ヘンク・ロジャースって僕めちゃめちゃ実は接点がその後できて、偶然なんですよ。
で、彼もアスキーの記憶があるんです。僕も元アスキーなんですけど、この本の中の固有名詞でいくつか抜け落ちているのは、ヘンク・ロジャースと僕が知り合いになったこと、アスキーにいた、週刊アスキーの立ち上げをやっていたこととか、いくつか間にピースが入ればすごい自分語りになるものを外しながら書いたっていう、ちょっと謎構成なんです。
けど、明らかにブラックオニキスとパックランドは僕の、あとパソコン、マイコン売り場、百貨店の、自分の10代前半の話を書くと、もうそれに尽きるので、本当にね削り削り残ったみたいな感じです、そこは。
なるほど、なるほど。
そしてバレるっていうね。
けどマイコン売り場の話とか、ファミコン世代なんだけど、ホビーパソコンの話だけを続けるとか、この辺をやっぱりみんなが語っているファミコン世代だよね、俺たちって話に対して反旗を翻したかったし、
わかります。
自分たちの世代が不況世代だって言うけど、けどめちゃめちゃ僕、ITバブル見てたので、全然そうじゃないところの方を語る方が価値があると思ったから、だいたいその辺をちゃんと触れようっていうのがコンセプトでした。
あれですよね、好きなことを言うと全部著者が解説してくれるっていうすごいフォーマットが。
もう語り尽くした感じすらある。
はい、じゃあ次でセイコーさんか、はいセイコーさん行きましょう。
はい、僕は1960生まれなんで、ダイヤさんより一つでここで取り上げてられる1973年生まれよりはちょっと上なんですけども、
ほぼ同じというかその当然もうちょい早く生まれてるんで、ここで起きてる出来事を全部わかって僕も体験してるんですけども、
この本全体で言うとよくこの情報量をこのページ数にまとめたなっていうのがすごいあって、次から次にこう多種多様な話題が出てくるんですけども、
それがまあそして一つ一つがこう自分がわかるわかるみたいな話がすごく多くて、
僕なるべく普段こう、俺が若い頃はこうだったみたいな話っていうのは人にしないようにしてるんですけども、
この本はこう読みながらもわかるわかるって自分でこうわかる本当にすごい共感できる本でした。
最初の本に速水さんが仙台から秋田に引っ越しされて、あの言葉がわかんなくて苦労したっていうのがあったんですけども、
私も東北の生まれ育ちなんで、この集落が一つ違っただけでも言葉が違って、小学校入った時とか中学校入ってこうちょっと学区が変わるとカルチャーショックを受けて、
で、高校入ってまた違う地区の人が入ってくると、もう全然違う言葉が違っててびっくりすることがあったやつ。
で、自分のことは棚にあげて他の地区の人のことをめちゃくちゃ生まれてる人で、どこの原住民なんだこの人たちよく今までこんな言葉で生きてきたなみたいなことを喋ったりしてるのが冒頭で出てきて、
わかるわかるって言って、今だとそんなでもないのかもしれないけど、この1973年生まれぐらいだとまだやっぱり地方とあれってすごい差があったんだろうなっていうのがあって、
あとんで北の国からでも東京から来た転校生、転校生、東京から遊びに来た人がパソコンのことを知ってて、東京じゃこれ普通だぜっていうのも、
それも自分田舎に住んでて東京から来た友達、親戚のことかな、こっちで映らないテレビ東京が流行ってる話とか富士テレビとかなんかそういう伝線マンとかなんかやって、こっちではまだ放映されてないのがあったりして、
そうかそうかテレビ結構違いましたもんね。そういうのがあったよなそういうことをとか思ったりとかですね、
あとコンビニがまだあんまりなかった頃とかレンタルビデオが徐々にできた頃なんかは、徐々に日本が、日本がって言うと自分の周りがどんどん豊かになっていくなとか発展していくなっていうか、
そういう勢いが感じられた時代っていうのがあって、未来はものすごく明るくて本当にこう、未来は明るいっていうか明るいのが普通っていうか、
毎年毎年新製品が出て、買ってもらえるとか買えるものが増えていってっていう時代で、コンビニとかもできて便利になってっていうのをすごい感じました。
一方で治安がすごく悪いっていうか、事件も多かったんですね。栗子森永実験とかもそうですし、あとちょっと生産な事件がいろいろあったりとか、
暴力的な事件、あと宗教の絡んだ事件とかも多くて、こちらで触れられてはなかったかと思いますが、鬼畜ブームみたいのがあって、雑誌とかでもそういうのがいろいろあって、すごい趣味が悪い雑誌とかもいっぱいあって、
自分も読んでたんですけど、そのもの珍しさで、その当時僕、当時も地方の方に住んでたんで、東京ではこういうのは普通に行われてるんだろうかみたいな妄想をやって、
時代の特徴と規制
ただ当時はインターネットが始まった頃で、まだ黒い写真とかの海外のホームページとかを紹介するようなのもいっぱい雑誌とかで載ってるような時代だったけど、
なんかそういう色々過渡期っていうものがこの20年であったっていうのを思い出しました。あと一つですね、意外に、私が一つだけなぜか印象に残ってるのが、ペットボトルが自主規制で出せなかったとか、業界規制とか、それなんで、思い起こせば、確かに最初はパーティーサイズの1.5リットルとか2リットルのペットボトルはあって、
で、下にそこにちょっと固い補強するようなものがついてるのはあって、確かにその後に500のボトルのやつが出てきてんで、あの首からエビアン、サブネルようなブームが出てきたなっていうのを分かった。
そういう規制があってそういうことだったんだっていうのが分かって、意外なところに引っかかったというか印象に残りました。
で、全般ほんとこう、分かる分かるっていう感じが続いてですね、一方でこの、今の人に、例えば私だとあの最初に買ったパソコンのハードディスクがPC98で、ハードディスクが外付けで120ギガバイトだった。
120メガですよ。
メガですね。ギガではないです。
当時120ギガだった。
そっからしてちょっと感覚があれですけど、そういうのを自慢げに、俺当時バイトやって30万で買って1枚このSDカード、フロッピーが3.5インチが5インチのやつ買うの悩んだとか、フロッピーね、そういうことをあんまり人に喜んでしゃべるような人にはなりたくなくて、この本の中でこっそり。
めちゃくちゃこっそり楽しみたいなと思いました。
でも何か間違いなくその年代を生きた人とは楽しいかと思います。
で、若い人がね、読んでどうなるかっていうのもすごい興味あるんですけど、今日のメンバーの中だとあまりちょっとそれは期待できなさそうですけど。
また他の人のね、同世代生きている人たちの感想も聞いてみたいなと思って楽しみです。
私からは以上です。
本当にペットボトルの話って、僕が多分本の中で細かい話を拾っていこうっていう中でも、本当に規制とテクノロジーって同じ。
何がその時代のスペックを規定するかっていうと、まあテクノロジーなんですけど、一方で規制であるって話で、全然ペットボトルのテクノロジー自体はあるんだけど、
なぜそれが500ミリで使われなかったみたいな話にやっぱり興味があるんですよね。
で、これFacebookでいろんな人にペットボトル最初に手に取った時500ミリ覚えてるって話みたいなのを聞いたことがあって、
で、その直前で、例えば250ミリの缶の時代からちょっとアルミペットボトルみたいな、アルミボトル時代を経て500ミリのペットボトルになるみたいな、
そういうなんか、いわゆるフォーマットですよね。そのハードディスクの何メガバイトだったみたいなのもそうだし、
そういうなんか、後から考えるとすごい細かいディティールの部分をちゃんと拾っとこうっていうのが一つコンセプトだったので、
そこの話って本当に今おっしゃられたようにテクノロジーのパソコンの話とペットボトルの話を平行に書くような本っていうのは本当にやりたかった本なので、
そこを触れていただくのも非常に嬉しいです。
はい、ありがとうございます。
僕は当時98を買えなかったので、セイコーさんは不合だなと今。
この中にも書いてたフェローの時代ですから、ちょっと安いです。
はい、わかりました。じゃあ次、伊達夫さんよろしくお願いします。
団塊ジュニア世代の背景
はい、伊達夫です。そうですね、僕は1972年生まれなので、1年差なんですけども、
ちょっとレギュラー4人の中では一番若いとか近いということが判明して、一番若造な私ですが、
この本を読んで、まず率直な感想として、これはちょっとやばい本だと。
何がやばいかというと、これはですね、段階ジュニア世代に自分史みたいなのを書く気をうっかり引き起こしてしまうのではないかと。
自販的なね。まあ別にブログで書くってもいいんですけど。
なんかね、そういう力があるかなとちょっと思いました。
なるほど、なるほど。
で、これやっぱり速水さんのシンプルに必要事項をキチキチキチってまとめてね、書いていく感じなところが、
なんかこう、よくわかってない人なんか自分でもこんくらい書けんじゃないかとか、
勘違いさせてしまって、書く書くみたいな感じ。
実際はね、そこまでさすがに無理で、やっぱりこういうのは技とか才能とかの話なので、
速水さんの今までの本もこういうコンパクトで必要最小限できちっとまとめて、
よくわからない人から見ると自分でも書けちゃうんじゃないか的なスタイル。
それがなんかこううまくこの反省期をずらーっと書くっていうスタイルに相まってるっていうか、
だからこそこう一気に読めちゃうみたいなところがあるかなと思いました。
で、そうですね、これはだから73年に生まれてってことなので、その世代のね、
例えばその73年、段階順には世代の人物像の背景を理解するヒント集みたいな感じで、
他の世代の人が読むっていうのは一つモチベーションとしてあるかなと思いつつ、
僕らも他の世代のこういうのが読みたいっていうのをちょっと強く思いました。
先ほどダイヤさんが90sって本があるみたいなのもあったんですけど、
63年に生まれてとか83年に生まれてとか93年に生まれてとか、
93年に生まれてくらいが今一番ちょっと読みたいところでもあるんですけど、
そういうのを、だからさっきの自分でも書けるんじゃないかって勘違いして、
いろいろ出てきてそういうのを書いて、なんか出してくれる人が出てくると、
僕としても嬉しいなっていうふうに思いました。
で、あとはですね、小ネタ的な話としては、
これ年代と自分がその時小学何年生だったか中学何年生だったかっていうメモが手元にある、
途中から気づいてあれそれ作って見ながら見てたんですけど、
84年4月から85年3月は小6でとかね、85年4月から86年3月は中1でみたいな感じのずらっと、
で読むと、あ、なるほどな、これが、あ、そうかあの頃は中学生、あの頃高校でとかいう感じで、
非常に染み渡りやすくなるかなというふうに思いました。
ちょっと読むときのヒントみたいな話。
で、あとはですね、ちょっとサミダリ式適当に話すんですけど、
ペットボトルの話、先ほども出てたんですけど、500ミリリットルのペットボトルが出てきて、
で、なんかその辺のところで、それ以前のことは人は思い出させなくなるみたいなことを、
やみつさん書いていて、確かにそのペットボトルで持ち歩いて水を飲む以前に、
どこで何をどう飲んでたんだろうっていうのが一切思い出せないんです。
だから多分その大学生のときですね、たぶんそのペットボトル96年だから、
それ以前はちょうど僕大学4年くらいのときで、どうやって水分とってたんだろう、
なんか公園とかの蛇口で飲んでたのかなっていうので、本当にこれ思い出せなくて、
で、ほら、あの携帯とかインターネットとか、それ以前の水語っていうのは、
まあみんなよく言うから、それはよく覚えてるんですよ、自分でも。
携帯なかった頃はこんなことしてたなっていうのは。
テクノロジーの変化と忘却現象
でもペットボトルって全然意識してなかったから、すごい大穴っていうか、
本当にもうどんどん突きつけられて、ちょっとね、全くわからなくなって、
ちょっと混乱して、そこでもちょっとしばらく、20分くらいちょっと止まってしまう感じになってしまいましたっていうのがありました。
あとコンビニ、コンビニ以前のこと一人、コンビニ以前以後みたいなところも結構区切りとして結構重要だみたいなことだったんです。
段階、ジュニア世代イコール、コンビニネイティブ世代だみたいな話が書いてあって、
まさにそうだなっていうのはすごく思いました。
コンビニあるなし、だからそのここから先の世代はインターネットネイティブだとかAIネイティブとかなるんだけど、
我々は多分何かって表すと言えばコンビニネイティブなのかっていうので、個人的にはすごくしっくりしました。
あとは、ホビーパソコンについては非常に語りたいところではあるんですけど、
ただ一つ自分の中でちょっと何でだろうと思ったのが、僕なんかずっとマイコンって呼んでたんですよね。
それがいつの間にかパソコンになってるじゃないですか。
皆さんがでもわかるんですよ、中学高校の時にマイコンって呼んでたかどうかはちょっとわかんないんですけど、
僕および僕の周辺の人たちはみんなマイコン呼んでたのに、
なんかどっかの段階でパソコンになって、それがなんかちょっとよくわからなくて非常に気持ち悪くなりました。
だから本書ではマイコンって言葉では使われてないじゃないですか、述べられてないから、
あれ、僕がマイコンだって呼んでいたものは存在しなかったのかなとか、
ちょっと非常にモヤモヤとして、ちょっとこれを今後調べていかないといけないかなっていう課題になって、
僕、ホビーパソコンとしてはX1、シャープなX1っていうやつを買って使ってて、
みんな不合だな。赤!赤!
X1はそんなに高くないです。X1モデル10ってやつなんですけど、
11万くらいで確か買えたのでそんな、もったいね、88とか欲しかったんですけど、
そこまでお金がないので嬉しかったんですけど、ただそのX1っていうのはパソコンテレビX1っていうグラデーションで、
当時のパソコン、
いや、スーパーインポーズです。
スーパーインポーズです。
パソコンテレビX1はパソコンなんですよね。
パソコンなんですよね。ただそれをなんでマイコンに読んでたのかなっていうのがやっぱりさっきも振り出しになると。
確かにどこで切り替わったのかっていうのはなんかぼんやりしてますね。
雑誌のね、マイコンベーシックマガジンとかあるからずっとマイコンだっていう風に読んでたのかもしれないですけどね。
マイコンって使うんじゃないですか?マイコンメーターとかマイコン内蔵の成分とか。
そうそう、だから実際はほらチップレベルっていうか小さいものじゃないですか。
そうそう、それにキーボードもついてディスプレイもついてみたいな話になるとパーソナルなものだからっていうところで、
どっかの切り替えがあったのがちょっともやっとしていましたね。
あえてマイコンで言うんですけど、だから僕の中学とか高校時代はもうマイコン一色でプログラム作って、
さっきマイコンベーシックマガジンに送って載ったりとか、あとログインっていうアスキーの雑誌ですね。
コンテストで送って載って、それもアスキーの事務所に遊びに来てはとか言うので、
高校2年生の頃から遊びに行ったことがあったりとかするんですけど、
その辺の自分の青春時代、マイコン付け青春時代みたいなのをちょっと思い出してしんびりしたりしました。
ちょっと他にもいろいろ語りたいことあるんですけど、とりあえず。
それ言い出すとね、一晩かかるからね。
全部について語りたくなっちゃうんですよ。
そうするとこの部分が書いてないから自分は書きたいみたいなそんな話になっちゃう。
ジブリについて一切書いてないじゃないですか。
たぶんそういうエンタメ系はまた別枠だってことで書いてるんだけど、
その辺を自分では書いていきたいなと。
そういう妄想じゃないですけど、こういうのが出てくるっていうところが非常に読んでいて楽しいし、
良いかなと思いました。
ホビーパソコンとビデオフォーマットの競争
すみませんちょっと長くなるのでここで終わります。
非常にこの本の本質の部分を捉えていただいた気がします。
やっぱりね、誘発したかったんですよ。
みんながおそらくこういうフォーマットを作ることで、
自分の自分詞語りたくなるっていうのはしめしめっていう感じで。
絶対わざと僕が語ってないなっていう見え見えなリアクションで語りたくなっちゃう。
自分でも長々と書いた後でバッサバサ削ったんですよ。
どこまで書いたか削ったか忘れてるぐらいに、
あれ俺それ書いたよねってことを多分削ってるんですよ。
今の視点とおそらくすごい僕が書こうとした時の視点をなぞっていただいたというか、
やっぱり僕もマイコンからパソコンへっていうのはすごい、
本を書く中で結論に至らなかったけどいっぱい手元に資料があります。
これやっぱり菅谷美鶴先生が結構パソコン、マイコンって言葉を最初に広めた一人なんですよね。
マイコン、こんにちはマイコンっていう、
これは僕昭和58年だから83年ぐらいまさにマイコン、パソコンが混濁してた時期に書かれたガイドで、
おそらく売り場の名前の方がマイコンで、
どっちかっていうとみんな日常的に使うのはマイコンっていう言い方が正しくないというか、
正確性に書くからパソコンにしようっていう言葉をよく言われてた気がする。
パソコンサンデーっていう番組はパソコンだったので、混ざってるんですよね。
どっちかっていうとマイコンの方が最初に参入した人たちの感じがします。
あとからパソコンって言い直してパソコンの方が浮遊していって、
けどやっぱりマイコンっていう人たちは本物だなっていう僕のイメージ。
なんかプロっぽい感じがある。
言葉ですよね。
マイコンってパーソナルっていう意味のマイとマイクロとか、
おそらく言葉としては僕マイコンが正解だった気がする。
パーソナルよりも私のコンの方がね。
二重にかかっていて。
そしてさっきのテクノロジーって普及した瞬間にその前のテクノロジーのことを忘れてしまうっていうのは本当に本質だと思うんですよ、テクノロジー。
そのことについて記したいっていうのが本当に欲求としてはすごく強くて。
結構断片的にワードと出来事をバンバンバンバンって並べていく構成についても今指摘していただいたんですけど、
あれをなぜしたかっていうと、他のショートをくっつけたかったというか、
さっき言ったテトリスとブラックオニキスって実はワンセットで書いていたりっていうのと一緒で、
ビデオ、例えばVHSとベータが出てきた時に企画競争をやりましたって話を結構前半で取り上げているんですよね。
その後にやっぱマイコン、MSXだったんですよ、僕はユーザーとしてはこの中で一番ひんじゃなんですけど、
そのITの弱さがここで今ね、かくての持っていたパソコンでちょっと示されているところがあって。
大丈夫です。僕もMSX不順派ですから。
しかも撤退した富士でしたから。
なんかその恨みつらみみたいなものって永遠に気づかない。
僕はね、そのせいで一時期本当にタモリが嫌いでした。
本当に今でも覚えてて、FMXはタモリがキャラクターで、
最初に売ったやつの時に後からオプションで追加メモリーを出しますっていう話があったんですよ。
で、その追加メモリーがないと結構いろんなことができないんですよ。
ところが富士通は撤退したのでその追加メモリーが発売されなかったんですよ。
なので僕はその時にすぐ解消はされましたけど、一時期本当に富士通とタモリがセットで嫌いだった。
私FM7なんですよ。
不合だ、不合だ。
僕当時憧れはやっぱりX-1でしたよ。
分かります。X-1は憧れだった。
ハイドライドのスクロールができて一番画像が綺麗で、
NEC六本木パソコン
いや、X-1持ってる奴は将来モテる男のイメージで今でもX-1ユーザーですよ。
しかもパソコンをコンピューター欲しいんだって言いながらテレビも手に入れられるっていうね。
確かに。
デザインかっこよかった。
かっこよかったですよ。
NEC持ってるとそんなにかっこよくないんですけど、
6601SRかな?Mk2かな?
歌う奴?
六本木パソコンっていう奴。
分かんないですか?
喋る奴と歌う奴。
喋るのがMk2。
歌うのはそれじゃないと思う。
Mk2の方が古いからね。
そっか。
今言った六本木パソコンっていう奴だけが全然ブランディングを変えて、
ゲームもないんですよ、あんまり。
同じ、互換性って意外とないじゃないですか。
全然なかった。
同じNECの中でもなかったしね。
その六本木パソコンだけが浮いていて、
一時期パソコンがそういうちょっとシティボーイ向けの売り方をしようとしたんですよね。
そういう迷走もNECっぽくて、
そこ書かなかったのはちょっとね、
どこまでが懐かしい話で許されるのか、
決してやりたくなかったのは、
なんていうんだろう、
俺たちの世代はこうだったぜっていう若者に対して、
カウンティングするような知識じゃない知識ってなんだろうなと思って、
知識の組み合わせ
ネットで接続される、
関心を引くためのキーワードと、
あと組み合わせなんですよね。
これとこれに関して、
例えば三浦和義事件と現代のインフルエンサーみたいな、
ただ単に三浦和義のことを書きたいわけではなくて、
今の視点で捉えたときにこういう視点ができるよっていう提示を、
全部に入ってないと思うんですけど、
入れたかった。
なので、知ってる知ってる知ってるって項目なんだけど、
これとこれを結びつけるアイデアは今までなかったよねってことを、
たぶんもの凄く本の中でやりたかったので、
俺知っているぜじゃない知識にするために色々工夫しました。
俺知ってるぜ知識的なものはどんどん削られちゃったんですね。
そうですね。
だから自分が知りたいというか、
今遡った上で、
当時ってこうだったんだっていう、
例えばペットボトルがそれまでなかったんだっていうことを、
自分に凄い好奇心が働くわけです。
そこで調べたんですよね。
六本木パソコンはこれあれか。
資料が今。
そうです。PC6600SR。
SRだ。
これですね。
Mr.PC。
FM音源8オクターブ31本。
プラスPSG8オクターブ31本。
音声合成スーパーインボーサー。
映像と音声に、
クオリティに力を入れたってことですね。
なるほど。
新しい、
今だから、
こことここを繋げて発想として出てくる話。
そこに凄い気を付けたっていうのと、
この時点だったら、
全然ロス疑惑を知らない人でも、
興味を持つのではないかっていう。
確かにその流れが、
一個一個はバラバラな話なんだけど、
なんとなく流れが感じられましたね。
今見てもやっぱり、
フルハムロードっていう文字列は本当に怪しいですよね。
本当に怪しいの、塊が。
あのキーワード、あの部分、怪しいですね、色々ね。
そうそう。
一体の名前とか、色々。
そうそう、ジェンドゥル。
結構インターネット上でみんな、
なんていうのかな、
トリビアルな知識って、
その後も例えばロス疑惑に関してそういうワードって、
残り続けるんですよ。
逆にディティールって残るところが残るんですよね、
インパクトがあると。
けど一番大きいところが、
ネットって伝えないところがあって、
三浦和義って無実なんですよね。
そうそう。
実は僕も人生の中で3回ぐらい、
え?ってなるんですよ。
そうそう。
そこ、なんか結構、
残るディティールと残らないディティールの部分を、
ロス疑惑に関しては結構長いページを割いているのは、
僕の関心事として、
そういうネットを通すと知識って変化してしまうよね、
っていうところとつながっています。
はい、じゃあ最後は私ですね。
細かい描写は結構みんなが喋ったので、
どうしようかな。
まず全体で言うと、他の人も喋ってるように、
前半はまさに自分が経験してきてるところだっていうのと、
後半の特に3分の1ぐらいになってくると、
ワンホップ、もしくは直接知ってる人がバンバン出てくるので、
これは言えないんだけどね、みたいのがいっぱい出てくる、
みたいのは読んでてあったので。
あと個人的に面白かったのは、
ドラマ系で1個、なるほどなって、
確かにそうだったなと思ったら山口智子。
キムタクがキムタクを演じてるっていうのとはまた別の意味で、
山口智子が代表している1人の女性像っていうのがあって、
それをずっと山口智子は演じ続けていたっていうのは、
確かにそれはそうだったなっていう、
何かを象徴する時代を象徴しているのか、
ちょっとそこまでははっきり言えないですけど、
山口智子が誰かを演じてるっていうよりは、
何か1つの象徴として山口智子が、
何て言えばいいのかな、
そこになってる、アイコンっていうのもまた違うんだけど、
ロールモデル。
今だと何だろうな、
それこそAIで入れ替え可能なんじゃないかぐらいの、
言うのがあるなっていうのと、
あと、北の国からは、
僕の体験で言うと、
僕は若干生ませた子供だったので、
3話ぐらいまで見て、
違うな、3話ぐらいまで見て、
そこからあまりちゃんと見ないで、
その後僕は実は脚本を全部読んじゃって、
話の終わりを全部知ってて、
当時僕は竹下傾向ファンだったので、
ひたすら村井邦夫が憎いっていう記憶で、
僕の北の国から体験はそこで実は終わっちゃってて、
その後の方が実は全体の、
北の国から黒に来るとしては大事じゃないですか、
毎年の特番というか、
そこを僕は全然通過してなかったので、
こういうことになってて、
そしてそれぞれの二人の兄弟が、
役者さんとしても非常に大きい存在になっていくっていうのは、
ABC殺人事件からの散りばめられた意図
これが背景にあったんだなっていうのは分かってて、
そこはすごくすっきりしたところではあって、
ただ僕にとって一番大事なポイントは実はそこではなくて、
僕実は速水さんのポッドキャストも全部聞いてるので、
おそらくラジオとかその辺やったことによって、
すでに今日、話をしては出ちゃいましたけど、
6年ぶりっていうのもあって、語り口が変化をしてるなって、
今までのほうに比べてしてるなっていうのがあったのと、
同時になんか読んでて、
辞書として書かれていることのベースにあるみたいなものが、
なんかずっと引っかかりながらずっとあとがきまで行ってて、
あとがきの最後に、今日ももうその話は出ちゃいましたけども、
テクノロジーが一回普及してしまうと、
それ以前の細胞に人は思い出せなくなるっていう一文を読んだときに、
あっと思ったのが、
独語館としてABC殺人事件を思い出したんですよ。
なんでかっていうと、
ABC殺人事件って本当の殺人を隠すために、
辞書を並べていくんですよ、淡々とね。
本当の、今更ネタバレもないから言うけど、
3番目の殺人事件が本丸で、
それで終わっちゃうと疑われるから、
4番目の殺人事件もしていくっていうときに、
最初の犯人がアリスっていう名前なんです。
で、Aで始まるんですけど、
アリスが死んだ後にエリキュール・ポワロが
その聞き込みをしていくんですよね、周りの人に対して。
そうすると、全員が口を揃えて、
あの子はすごく素敵な子だった、いい子だった、
優しい子だったのに殺されてしまうわ、なんでっていうことを
反行動したように言うんですよ。
で、何人か聞いた後にポワロが急に折行を言って、
そういう奇麗事はもういいんですよって。
本当の彼女の話をしてくださいっていう、要するに
殺人で殺されてしまった瞬間に、
本当のその人が消えてなくなって、
美談にすり替わっちゃうんですよね。
で、結構それ僕はね、たぶん
中2か中3ぐらいでABC読んでいるはずなんですけど、
結構僕の中での物の見方の根幹になっているところなんですよ。
要するに何かが起きてしまうと、前のことをみんな忘れて
奇麗事を急に言い始めるっていう。
そこは物を見るときに気をつけなきゃいけないよねっていうのが
自分の物の見方の結構深いところに実はあって、
それが最後にあとがきで、僕にとってはネタバレでポンと出てきた瞬間に、
あ、だから俺速水さんの本好きなのねっていう。
僕にとっては謎が解けて非常に心地よかったっていう。
何の話だかわからなくなってきましたけど。
これはね、ABCではないですけど、
本当にそれを書いているところ、すごく強くあったのは、
さっきのテクノロジーって普及した瞬間に前のテクノロジーが忘れられるっていう意味では、
結構みんな、インターネット大事だよね、Windows95大事だよねって言った瞬間に、
その直前にあった企画競争とか、
国内のPC98登場した時って、
天下を統一してた頃っていうのは、
国産のフォーマットっていうのが世界的に通用していたんだけど、
事実上もう破綻も見えているよっていうような状況に一番大事なキーの時期があったんですよ。
Windows95なんて全く大事じゃないんですよっていう話をしたくて、
その前にもう決戦は決まっているし、
あそこでWindows95っていう、
上っぺらのOSよりもその一段奥の段階で勝負は決まっていたとか、
98ってフォーマット最後ゲームフォーマットして残ったけど、
それがWindows95では全然引き継げなかったとか、
全然直前にあったことを語りたいですよね。
そこが、けど多分この本を読んで、
Windows95の話がないじゃんとか、インターネット登場の話がないじゃんってなってしまっているのは、
そういう意図なんですよっていう、今石谷さんが言ったような、
もっと僕はこっちの方が大事だって自分の歴史観みたいなものを通すっていうことをやりました。
だからそれを書いたものをポンと投げられた側からすると、
謎を紐解いていくっていうか、
最後になぜそうであるかの意図が後掛けてポンって演じされて、
犯人はお前だ、みたいなスリリー情節で言うと、犯人はお前だみたいな感じの毒悪感にすごくつながったかな。
だからやっぱりオリエント9号じゃなくてABCなのは、
オリエント9号は全部って話になっちゃうから、そうじゃなくて一個一個事象があって、
それにはそれぞれの事情があって、でも実はそれを仕組んだやつがいてみたいなところの、
積み上げていく感じが非常にやっぱりABCっぽかったなというのがあります。
まさか読み始めた時には、そういう毒悪感になると僕は全く思ってなかったんですけど、
そこが面白かったなっていう。
結構毒悪感って僕この本は微妙だと思うんですよ。
みんなね、結論とか別にないし、
そうそう、結論ないですよね。
実際はこうだっていうことを一切僕が下さないんですよ。
その意味では、ポアロではないYの悲劇。
なるほどね。
え、ここまで来て犯人誰か言わないの?みたいな。
めちゃめちゃ抜け落ちてるところがあって、
抜け落ちているまま読んでしまうと自分で書いた自分ですらポカーンとするだろうなっていう気はするんです。
ただ並べたかった。並んだもの自体の関係性は結構パンパンパンと簡潔に切りながら書いていたけど、
こことここはついで書いていますよ。
それこそ、読めば例えばこれはついで書いたなっていうのは、
例えばライブドア事件のホリエモンとその時起こっていた連続幼児、
秋田で起こった事件ですけど、自分の子供を殺しちゃった事件。
同時代に起こって、その二つって当時全く比較されなかったんですよね。
今僕が遡ってみたら同じ時期だし、ほぼ同じ年齢の犯人というか捕まったけど、
これは時代の転機だったなみたいなこと。
全部そういう形でいろんなものを並べているんです。
あんまり並べすぎると犯人が分かっちゃうABC殺人事件じゃないけど、
ネタバラシになること
この殺人とこの殺人全く関係ないことをアピールしてしまうと作家と作者としてはネタバラシになるので。
だってそこがああと思ったのが、
例えばライブドアの話をしてAppleの話をするじゃないですか。
iPodの話もするけど、
ライブドアの時の堀山に買われる前の社長とiPodの時の社長って同じ人じゃないですか。
そうなのか。
佐紀藤さんって同じ人なんですけど。
これはわざと書いてないのか知らないのかどっちなんだろうって思いながら。
実は佐紀藤さんは2回くらいそこに歴史の名を残してるんだけど、
結構触れられない人でもあるので。
そういうのもあるし。
後半になればなるほど僕はそれ以上は言えないっていう内容が多くて。
それは例えばどこなんだろう。
もうどこかも言いにくいみたいなやつですね。
それは直で会った時にお話します。
ちょっと会う機会作りましょう。
ぜひぜひ。
皆さん思わしてない。
ということで、感想を著者にぶつけてそれを解説してもらうっていう構成は、
とりあえず面白いけど、これはありなのかみたいなのもありながら、
でも個人的には非常に面白かったですけど、
萩生さんはどうでした?
団塊ジュニア世代の話
本当に僕が多分一番書きたかったことって、
自分が10代の頃のコンピューターの話とか、
本当にその頃の話なので、
読者を想定して書いてるとしたら、
この話は細かすぎるかもしれないなと思って書いてるわけですよ。
マイコン売り場の話って本当はあの20倍くらいあって、
マイコン売り場、百貨店のマイコン売り場、
僕は本当にね、
青部、秋田なんですけど、小学校の5年生の時って、
青部、電気屋2軒、
もう1軒、伊東洋かどうか、4軒くらい本当はしごしていて、
日曜日とかって全部それもあって、
いろんなお兄さんたちがちょっと、
それこそ4,5歳くらい年上のお兄さんたちが、
そこに入れたり自分で作ったりしたプログラムとかを話を聞いたり、
そのままプレイさせてもらったりとかっていうところをやってた子供なので、
自分の本当にディティールの自分の子供時代の話を書き始めると、
本当その話を調べて、
今そういうところ出身の人たちの話をいっぱい探したりして、
これ書きすぎてもちょっとついてこれないだろうなって話なので、
今日の皆さんの、
この話はここで俺がどんなに細かい話をしたところで、
俺よりも詳しい人たち、
全然読者じゃないんですけど、
一番届いてほしい人たちしかいない場っていうのは、
めちゃめちゃ今、著者妙利につきますよ。
それは大変よかったですね。
パックランドなんですよ。
子供の頃最初に見た、
自分が100円玉を投じたゲームの衝撃とか、
やっぱパックランドそれ以前のゲームやってるんですけど、
ギャラクシアンとか、
全然違う、さっきおっしゃったように3Dではないし、平面だし、
アメリカだし、
あそこに消火器が置かれていて、
消火器の上を帽子をかぶったパックマンが飛び越えていくみたいな、
最初に見た原風景のアメリカみたいなものが、
アメリカじゃなかった、日本だったみたいなことも含めて、
全体験全部パックランドに入っていて、
他に並べたゲームもそのレベルでみんな衝撃を受けてるんですよ。
なのであそこの流れは結構、
下田さんにいきなり感歯された感じで、
あそこちょっと異様なんです。
あそこの並びは普通に、僕の思いが入り込みすぎているんですよ。
あれだけ別に、他のことはさらっと書いてるのに、
自分のことではなく、あそこだけなぜその並びだっていうところを、
いきなり読まれて、ちょっと今日その時点で面白くなっちゃいました。
そこで僕のパソコンが熱暴走して落ちるぐらいのレベルで。
そうそう、あそこね。
なんで1個目がパックランドなんだろうと思いましたよね。
ゼビウスとかまともなしにされてるんですよね。
普通ゼビウスだろうみたいなね。
はいはいはい。
楽しかったです。
はい、じゃあよかったです。
ちょっとね、またこのスタイルがこんな風にできるかどうかは分かりませんが、
たまにはこういうゲストスタイルもやっていけたらいいなと思います。
ということで、今回は速水さん本当にありがとうございました。
ありがとうございました。
51:51
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