1. とりあえずベンチで
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2024-08-08 34:20

【#14】映画『モノノ怪 唐傘』をみんな見ようぜ!!!※安!ネタバレなし!

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■お品書き

・「モノノ怪」ってもっと話題になっていいよね!?

・「モノノ怪」はホラーでありミステリーでありアクション映画

・ホラーとミステリーを両立させる「形」「真」「理」

・映画版薬売りは名探偵コナン、アニメ版薬売りは氷菓の折木くん

・モノノ怪の好きポイント①「舞台と出来事のコントラストが好きすぎる」

・モノノ怪の好きポイント②「室内戦が好きすぎる」 ■Xをはじめました⇒@toriaezu_bench

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■喋っている人

・ささお / キョウスケ

■とりあえずベンチでとは

・「とりあえずベンチで集まろうぜ」、そんな感じで集まって気軽なトークが始まるポッドキャストです。

■利用楽曲 ・曲名 『Dream』 ・作曲 RYU ITO  ・https://ryu110.com/

00:05
とりあえずベンチで。
とりあえずベンチで。
ささおです。
キョウスケです。
今日は、ささおに映画をおすすめしたいと思います。
はい。ちょっと映画ネタになると。
あのー、現在公開中のですね、【モノノ怪唐傘】という作品をですね、おすすめしたいと思います。
はい、これ初めて見ましたね。このポスターをね、事前にちょっと送ってもらったんですけど。
もう、そんな自分のアンテナにも引っかかってない、全く。
うん、全く。
うん、全くだった。
マジで許せないんだよね、正直。
そんな、そんな。
正直許せない。ささおも知らないし。
うん。
このポッドキャストね、あのー、アップルミュージック、アップルポッドキャスト俺聞いてんだけど普段。
うん。
アップルポッドキャストで【モノノ怪】って調べても、マジでヒットしんだよ。
あ、そうなんだ、感想とかそういうのも出てくる。
そう、【ルックバック】って調べたらあんなにいっぱい出るのに、【モノノ怪】だったらこんなに出るの?っていう衝撃があって。
それも含めてちょっとね、許せなさあるよね。
同時期だね。
まあまあほぼ、ちょっと後だけど【モノノ怪】の方が。
うん。
ただ今一番ホットな時期のはずなのよ。7月の末に公開して、今2週目か3週目なのよ。
だから、視聴者の数で言ったら一番多いぐらいの時期。
こっからはむしろもう高下していくから、見る人数どんどん少なくなっていくんだけど。
今の時点でこれだけしか見てないってなかなかすごいぞって思って。
もうもっと見られていいだろうっていうちょっとね、思いも込めて、まずはお前を活かせるっていう。
俺をね。
そう、俺がこれを推してお前を活かせるっていうところをまず目標として今日話そうと思う。
おおー。
だから今お前は進められてるっていうのをすごい意識してほしい。
これから俺はこれを見に行くのかなっていう。
そういう目線でね、ぜひとも見てほしい。
【モノノ怪】はご存知ですか?アニメシリーズがあるんですけど。
あ、あるの?それも全然知らなかった。
ある、アニメの…
大丈夫、大丈夫です。そうです。
この【モノノ怪】というアニメシリーズが何年前?10年ぐらい前?もっと前か。
まあありまして、2006年だか7年だか8年だかあって。
で、それの映画化っていうすごい10何年ぶりの映画化っていうすごくファンからした待望なんですよね。
おおー、そういう作品。
っていう作品なんですよ。
じゃあ、コアなファン、【モノノ怪】からずっと追い続けてる。もっと言うと【モノノ怪】の前身があるんだけど。
そこからずっと追い続けてる人間が喜ぶ作品かっていうとそうではない。
03:03
そうじゃない。
むしろ新規参入の人間に対しても広く開かれた作品。だからお前も見に行くべき。
あ、全然わかるんだ、話が。
そう。
今から見てる。
そうそうそう。っていうのも私このね、パンフレット買ったんですよ。
おー、めっちゃ綺麗。
パンフレットの中にも書かれてて、この【モノノ怪】という作品は単純なアニメーションの映画家ではないと。
テレビ版の映画家ではない。むしろ仮面ライダーで言うところの2号だと。
2号?
そう、つまり1号あっての1号の劇場版じゃない。もう完全に別シリーズとしての2号として書いてある。
だから新規参入者が見ても面白いようにちゃんと書いてくれてる。
おー。
そういう意味でこれは入門編なんですよ。【モノノ怪】を見に行くための入門編なんですよ。
あ、こっからアニメ見ていれるよっていう感じ?
こっからアニメ見ていくってことも全然できるし、言っちゃうと実はこれ何部作かわかんないけど続きが劇場公開されるから、これを見れば次も見に行きたいと思えるっていう。
はいはいはいはい。
そうそう。そういう意味ではもうこれはもう新規参入してくださいっていう。そういう作品になってますと。
でもねと。【モノノ怪】って何なん?っていうね。
まあまあね、全然。
そう。全然その知識も何もないと思うので。
ない。
まずはその【モノノ怪】について詳しくは語りません。
うん。
この映画が何で面白いのかっていうのがわかってもらえれば自然と興味が湧いてきますから。
おー、大きく出た。
はい、任せてください。
笹尾。お前はミステリーは好きか?
ミステリー好きだよ、結構。
じゃあ見に行ってください。
ミステリーなんだこれ。
ホラーは好きか?
ホラーは好きで。
好きか。じゃあ見に行ってください。
アクションは好きか?
アクション好き。
じゃあ見に行ってください。
もう見に行かんわけない。
だってそうだもん。
この作品実はアクションもホラーもミステリーも入ってるってすごいごったに映画なんですよ。
おー。
めちゃくちゃ懐が深いアニメで。
ちょっと自分のテリトリーに入ってないなーって思ってる人も実はテリトリーの中に入ってくるっていう懐の深さがある。
それぐらい幅広い。
そうそうそうそう、幅広いから是非ともこれは見に行ってほしい。
で、ホラーっぽさっていうところは、物乗っけっていうタイトルからも分かるようにこれ妖怪が出るんですよ。
06:02
うんうんうん。
で、今回の妖怪の名前はすでにタイトルの中に出てて、カラカサ?
カラカサの妖怪。
あれが出るよっていうところは、一個ホラー要素としても置かれてる。
うんうんうん。
でもホラーの面白さって、すでに答えが分かってて、つまりカラカサが出るっていうところが分かってた上でホラー怖いなじゃなくて、
カラカサが出るまでの間にどういうちょっと思わせぶりな描写があったりとか、
おー。
何もしてないのに誰かが死ぬとか。
なんかそういう怪奇現象を踏んでった先に最終的に怪異が出てくる。バンっていうホラーって。
おー。
そういう順番を取るじゃない。
うん、取る取る取る取る取る。
そう、登場までの間にヒントを小出しにしてって、最後にバンって出るっていうね、おばけが。
うーん。
で、このヒントを小出しにしてきながら最終的におばけが出るっていう流れって実はミステリーの構造と一緒なんですよ。
うーん、言われてみれば確かに。手がかりを見つけていって、最後犯人に辿り着くっていう。
そうそうそうそう。答え合わせの仕方がおばけか犯人かっていう違いで、これ前もちょっとなんか個人的なあれで話したかもしれないけど、
ホラーの話考えていけば考えていくほど解き明かしになっちゃって、ミステリーっぽくなっちゃって困るよねみたいな話ちょっとちらっとしたと思うんだけど。
なんかそれと一緒で、そのホラーを楽しもうとしていった時に逆にミステリーがちらついてちょっと無理かも、無理かもって楽しめるなってなっちゃう時もあると思うんだよ。
あーそっちがね、面白くなっちゃうとホラーとしてはっていう。
懐の深さが逆に穴となるパターンってそういうパターンだと思う。ホラーを期待していったらミステリーっぽすぎてちょっとなっていう。
逆に言うと、それをうまく組み込めば物語としてはホラーでもありミステリーでもあるって面白いものになるわけだよね。
確かにどっちの要素もあるっていう風にもできる。
この作品はそれができてる。
そう、ホラー的な面白さとミステリー的な面白さっていうのがめっちゃうまく両立してる。
それがなんでそういう風に自然な形で実現できてるかっていうと、これは物の系の中に出てくる設定ですごくうまくいってるんだよね。
これ話の流れとしては主人公の薬売さんって人がいるのよ。
あのポスターの中央を飾ってたあの男の人なんだけど。
彼が出てくる妖怪を払う。
こういう物語なの。
ただ払うためには条件があって。
作中の中の言葉で3つのものが必要ですって言われてるの。
09:04
それが形とこととことわり。
この3つが揃うことで妖怪を、物の系か物の系を払うことができますよっていう風になる。
そういうある独自のルールっていうのか。
話としては最終的には物の系が出てきてそれを払うんだけど、
その払うための要素3つ集めるっていう行為がミステリーの証拠集めと同じルートをたどるわけよ。
だから怪奇現象に直面しながら証拠を集めて証拠が最終的に物の系を払うキーになるっていう。
こういう風にホラーの怪奇現象を経験しながら最終的に怪物を払うっていう流れを
ミステリーにおける証拠集めをして最終的に犯人を明らかにするっていう流れと
同じ流れで2つの物語がブワーって流せるっていう。
そういう意味で面白いのよ。怪奇現象が起こらないと敵のヒントが出てこないし、
逆に調査をしていく中で怪奇現象が起こるからヒントを集めてるように見つつ
きちんとホラーも体験できるっていう。
そういう意味でホラーとミステリーが両方楽しめるっていう面白さがあるのね。
融合ってこと?
そうそうそう。めっちゃいい塩梅に融合してて。
形と誠と理ってじゃあ何なんっていう。
気になる気になる。
ヒント集めてるとはいえ何のヒント集めてるのっていうと、形は物の系の正体。
正体。
何の物の系か。
例えば過去だと化け猫とか座敷笑しとか。
今回だとからかさとか。
こんな感じで何の物の系なんですかっていうのを名前を当てるとか明らかにするっていうのが形。
誠っていうのはことのありさまっていうんだけど、何が起こったのか。
実は物の系っていうのは僕らが想像するような妖怪とはもうちょっと違った存在で、
これは人の常念を具体化したものっていう風な位置付けなのよ。
なので人間の何かしらの強い思いが形となって人々を襲うっていうのが物の系っていう存在なのね。
だからその前提には必ず強い常念が生まれたきっかけとなる事件がある。
それが例えば殺人でした。
例えばすごい憎い思いを抱えながら生贄にされた人間でしたみたいな出来事が隠されてる。
12:01
だからそれが一体何が起こったんですかっていうのを関係者に問い詰めて明らかにさせるっていうのが誠。
おー、事件。
そうすると、なるほど、この事件があったからこの妖怪が出てきたんだっていうのが分かるわけ。
これが形と誠の関係性。
そして最後なんだけど、最後が断り。
断りは心のありさまと呼ばれてます。
つまり動機です。
そう、これは事件の被害者がどういう思いを持って死んでったのか。
つまり物の系がどういう動機で人を襲っているのかっていうのを表すのが断りなんですよ。
ここで3つの要素が揃うわけね。
一体どんなきっかけで妖怪が生まれたのか。
そして物の系がなぜ人を襲うのかっていうこの3つが揃うわけ。
そして物の系がなぜ人を襲うのかっていうこの3つが揃うと最後に払える。
対魔の剣という剣が解放されて変身して払える。
ミステリーの答えを合わせる。
一体誰が犯人なんだ。
その犯人が生まれたきっかけは何なんだ。
その動機は何だったんだ。
っていう調査をしていくと最終的にグワッて切れるっていう。
最後にスカッとするっていうか切れるっていう。
解決したんだっていう事件と妖怪が全部一緒になくなるから解決したっていう気持ちよさがある。
物の系を切るための必要な要素として集めていくから自然と自然と解き明かしが進んでいって自然と自然とホラーとしても楽しめるっていうすごくいい作品なんだ。
まず一旦ここまでなんですけどどうですか。
面白そう。なんだろうな。
融合。本当に妖怪者と探偵者というか。
探偵だね。探偵探偵。
主役の探偵がいて口元解決していくっていうのとそれと妖怪がうまいこと合わさったっていう感じなのかな。
まさにその通りで薬売りっていう名乗り方をしてるけど実質は探偵だね。
位置付けとしては探偵で話が進んでいってる。
面白そうだね。
今回の薬売り。実はアニメ版と違います。新しい薬売りです。
一人じゃないんだ。
一人じゃないんですよ。裏側のセットは一旦置いといて違う人物なんですよ。
今回の映画の薬売りは例えるならば名探偵コナン。
言ったら事件大好き。物事に前向き。積極的介入っていう。
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視聴者目線からするとすごい期待を持てる人物。
問題解決してくれそうっていうすごい頼もしさがあっていい。
逆にアニメ版の薬売り。
これはお前伝わらないかもしれないけど評価のお礼着さんっていう人がいて。
その人っぽいのよ。
どういうことかっていうと。
この評価のお礼着っていう人は本人自身はすっげー感が鋭くて
頭脳名席で事件とかをパパパパって解決できるんだけど
本人だるーみたいな。
めんどくせーみたいなタイプの人間で
相方にいるチタンダエルっていう女の子が興味津々な女の子で
その女の子がこの事件気になりますって言うからしゃーなし
その事件を解決するっていうやれやれ系主人公なんだよ。
アニメ版の薬売りはこっちなのよ。
どっちかっつーとやれやれ系なのよ。
積極的に事件に介入する。
積極的に事件に介入するっていうよりかは
あるよあるよっていううちに事件の過虫に入ってるみたいな。
それでなんか知らないけど解決してるパターンが多くて
アニメ版を観てる人からすると
今回の薬売りはめっちゃ期待が持てる主人公なのよ。
コナン観に来たわみたいな。
おもろいおもろいみたいな。
絶対これ解決するわっていう期待が持てる。
そういう意味ではアニメ版よりも
これアニメ見てない人には伝わらないんだけど
めっちゃ面白くなってるというか見やすくなってる。
物語解決してくれそうっていう期待が持てるから
いいのよね。安心して見られる。
ちょっと話が逸れちゃったんですけど
今話の大きな流れが言ってったんだけど
それだけじゃなかなか魅力伝わりません。
いろんな魅力あるんですけど
ここからは僕の推しポイント
ツイッター探しても出てきません。
僕と同じ意見を言ってる人は僕しかいないっていう
そういう意見をここでは言わせてください。
意外とツイッターの個人的な意見で
映画を観に行くきっかけになったりするじゃない。
それをここでやりたい。
さっきの俺の話は多分ツイッターで探したら
誰か言ってる。
でもこれから言うことは誰も言ってない。
だからこそ指したい。
俺の個人的見解で
映画を観に行かせたいっていう強い思いがある。
まず1個目。
舞台と出来事のコントラストが好きすぎる。
きらびやかなイメージをしてください。
きらびやかな舞台。何をイメージしますか。
何でもいいですよ。
18:00
きらびやかな舞台。
舞台。きらびやかな物でもいいわ。
物?
宝石とか。
はいはいはい。宝石。
他には。
きらびやかな物か。
例えばそういうパーティー会場みたいなやつ。
はいはい。パーティー会場。
やっぱ晴れのイメージだよね。
まあまあね。
さっき言ってくれた宝石を例にとるんだけど。
皆が憧れる大きなルビーの指輪が
実は数千年前に起こった戦争によって流された血を固めてできたものだった。
表面的なきらびやかなイメージとはかけ離れた目も向けられない出来事が実はその裏側に潜んでるって良くない。
いい。
いい。
そう。
その河中にいる人物からしたらすごく居心地が良くて素晴らしい世界だって思ってたものの石杖になってるものがとんでもない犠牲によって成り立っていたりするっていうのは物語の中でも激アツポイントだと思うんだけど。
あります。この物語あります。
ある。この要素ある。
場所は多く。
おおー。
お妃様の会人を祝う晴れの舞台大餅引き天使様って呼ばれてる将軍なのかな天使様って呼ばれてる人物偉い人物にお子さんができたっていうのを祝うすごく大きなお祭り。
国中から人が集まって老若男女問わず集まっておサメの品を持ってきてこれはお魚ですよこれ家で採れた新鮮な野菜ですよ持ってきて持ってきてみんなが喜んでるうわーって。
多くに勤める女性たち。多くって分かる?ちなみに。
昔のドラマでいっぱい再生的なこと?
男子禁制の女性だけが入れられた組織でそこが天使様のために組織されてるんだけどその人たちが中心となってその祝い事をぐわーって回していくわけ。回していく回していく回していく。
忙しい忙しい忙しいあの石を持ってこいあの石を頼んだか頼んでないですちょっと遅れてますすいませんすいませんって。
みんな飾り付けしろよ飾り付けしろよみたいなあそこにあれを貼れあれを貼れとかきらびやかで皆さん皆さん落ち着いて落ち着いて楽しいのは分かるけどっていう状況の中で人が死ぬっていう。
こういうきらびやかさの中の実は裏側で何か無事らしい事件が起こってるっていうコントラスト。
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晴れの舞台であればあるほど暗い部分の深さが目に映るというか気になってしまう。
そういうコントラストが私は好きポイントですね。
いいね。
そうでちなみにこの先のためにアニメシリーズについても言及しておくとアニメシリーズの舞台となるのは華々しい吉原。
明慶の嫁入り日本初の電車開通。
すごく華々しいイベントだと思うんだけどその裏側にはどんなことがっていうのがコントラストとして美しいというとこですね。
もう一つ好きポイントいいですか。
これが室内戦が好きすぎる。
もののけって室内戦なんですよ。
狭い空間で戦いがあるねやっぱ。
めっちゃいいね。
俺が室内戦が好きな暑さって2種類ある。
まず暑さ1、演出的な暑さがある。
この薬売りさんって本業は薬売りなんですよ。
最終的には形と誠と断れが集まったことで対魔の剣って言われるすごい力を持った剣を抜いて敵を斬るんですけど、
抜けるまではただの人間なんですよ。ちょっと運動神経がいいけど。
そんなに強くない。
そう。もっと強くない。
持ってる道具2つしかなくて、1つがお札。
お札は侵入を防ぐ。もののけな侵入を防ぐっていう止める力を持っている。
もう一つが天秤って言って、天秤は敵との距離を測るっていう。
え?
そう。目に見えないからもののけが。それを検知するために天秤を使ってどのくらいの距離にいるかを測る。
ほうほうほうほうほう。
まあちょっとそれるけど、この天秤の役割っていうのがホラーでいうところの足音に近くて、
ホラーで足音がだんだん近づいてきて、「あ、こわっ!」っていう風になるのと同じように天秤っていうのにも鈴がついてて、鈴の音がだんだん近づいてくるっていうところでホラー的なインスがあるんだけど、
それは一旦置いておいて、あのー、薬より自身には戦闘力があるんだけど、
攻撃手段がない。だから切ったりとか、撃ったりとか、そういう派手なことができない。
だから薬よりが一番かっこよく映せる範囲っていうのが人間の精神の範囲だと思うんだけど、
そうなると天井が必要だし、壁が必要で四方八方が囲まれてないといけない。そうなると必然的に室内戦になるのよ。
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だから薬よりが一番かっこよく映せる範囲っていうのは人間の生活範囲ぐらいの広さしかないのよ。
壁が必要で四方八方が囲まれてないといけない。そうなると必然的に室内戦になるのよ。
その演出的な都合がめっちゃいいのよ。薬よりっていう制限バッキバキの人間を一番かっこよくするたびには、
もう室内に置くしかないっていうこだわりがすごくいる。これ多分言ってる奴他におらん。俺しか言ってない。
だからこの薬よりっていう主人公が守るしかないし距離測るしかないのにめっちゃかっこよく映ってる。
どうやって戦うっていうか。
どうやって戦うかってこれが舞台設置の妙というかうまいことになってる。
っていう面白さ。これが演出上の面白さ、熱さ。
2つ目、物語的な熱さ。
室内戦にも物語的な熱さがあって、室内で戦うことに必然性があるんですよ。
もののけって聞いたときにイメージするのはもののけ姫だと思うんだけど。
大自然の中にもののけがいるイメージない。
もののけってかもね。
歪めがあったり煙くじゃらだったりしないイメージとしては。
もののけって言ったら確かにそうかも。
大自然の中にいるイメージとか結構持ち足りがちなんだけど。
この映画で言うとこのもののけは全く真逆で。
さっきも言ったけど、人の常念が生み出してるから人を前提にしてるのよ。
だから人がいるところにしかいれなくて。
人から生まれたところから。
森とか泉とかそういう自然がある部分ではなくて、必ず人が密集してるところにもののけっていうのが集まるのよ。
だから必然的に人間が住まう場所、つまり室内っていうところが先頭する場になるのよ。
で、もう一個あって、とはいえもののけなんだから超自然的な力を持ってるけど実際持ってます。
人を殺せるようなすごい力を持ってます。
だから何でもかんでもできるかっていうと実はそうではない。
どこが俺好きかっていうと、もののけの癖にもののけが踏み入れるラインがふすまのラインだったり畳の縁だったりするわけよ。
ここ好き。
相手にわかりがある。
わかるこの好きさ。
もののけだったらさ、ブワーブワーみたいな部屋の中全部ブワー虫にします。
27:07
すごいさ、何でもできるみたいな力を持たせてもいいじゃん。
やっぱり顔なしとか暴れっぷりみたいなのが想像できるよね。
そうじゃないよ。ちゃんと人間が引いた境界っぽい境界のところできちっと止まるのよ。
畳の縁でピッと止まる。
ふすまの縁に沿って敵がブワーって分かれるみたいな。
やっぱり人間を前提にしてるからこそ人間っぽい価値観を自然と反映した動き方をするというか。
なんかここが他のもののけとはちょっと違うなと思ってて。
そこの自分が思ってるもののけのイメージを壊すっていう意味で俺はこれはすごい好き。
それは確かにあんまり見たことないというか。
で、室内戦の話に戻るんだけど。
このもののけの人間的な合理的な境界線に沿って姿形を変えたりとか踏み込むラインが設定されたりとかっていう。
もののけのくせにこいつは人間らしさを持ってるんだなっていう。
鉄道鉄道人間が原因にあるっていう部分と。
とはいえ超自然的な存在と対峙する薬売りが一番かっこよく映し出される場面が屋外じゃなくて。
室内になってるっていう。
そこが室内戦の厚さなんですよね。
どっちサイドからも自然とそこの舞台が一番になるっていう。
結局ここで戦うんかっていう納得感がある。
ちなみになんだけど最終的な戦闘会場は屋外になったりはする。
最後の最後の恥のやつは。
最後の最後のやっぱそこはそうそう言い忘れてた。
アクションの部分は最後の最後なんですよ。
アクションは最後なんで。
それまではむしろミステリー調だからこそ室内の中で物語が展開するのが自然なんだけど。
ラストシーンになるとんなことはもう無理だってバーって出てって。
外でうわーってやるから。
ここでアクション要素が出て面白い。
ちゃんと戦うやん。
バトルをちゃんとしてくれます。
っていうところでねこれもうツイッターどうにも書いてません。
もののけの俺の好きな要素これは誰も多分語ってないです。
私だけが語っているものとなってますんでね。
ぜひとも。
以上ですね。
以上ですか。
最後にね振り返ります。
もののけの面白さ1
ホラーとミステリーとアクション。
30:00
これが全部楽しめるっていうよりどりみどりワイキング。
2つ目特にホラーとミステリーに関しては話がすごく自然な形で同時進行で進んでいくって気持ちよさ。
3つ目
これは完全に僕のここ好きポイントではありましたけれども
きらびやかな舞台の背景にある目も当てられないほどに無言らしい事件のコントラスト。
4つ目が室内戦。
ここのねこのここ好きポイントでぜひとも笹尾に見に行ってほしいですね。
いや面白そうね。
その時全く知らんかったけど
やっぱあるんだよなこういう全然面白いやつが。
面白そうというか。
ちなみにかなり今のとこ人気で劇場そんなに広いあれじゃないけど
いっぱいいっぱいくらいあった平日に行って。
あ、そうなの?
前の席以外は全部。
えーすげーじゃん。
埋まってた。
なんなら俺土日に行った時は最前列しか開いてなかったから最前列で見た。
あ、そんなにやっぱあれだな人気というかすごい見に来る人もいるっていう感じなの?
そう、俺もう日曜日と昨日で2回行ってるから。
あ、そうなの?もう2回も?
もう2回行った上でパンフレットも買ってるから。
ガチ黙ってる。
っていうところでしたね。
ぜひともねこの映画見てほしいですね。
見てみたくなりましたねこれ聞こえたら。
ちょっとこれ言わなくてもいいことなんだけど
お前がこっから物の家っていうものにはまっていくことを見越して言うんだけど
私が一番好きなのは
綾香市のバケネコです。
アニメはやっぱいいね。
これ何かというと物の家の前例があるってちらっと言ったんだけど
この物の家の前身となる綾香市っていう
鬼ムバス形式のホラー番組というかアニメがあって
その中の一部に物の家の元になる薬売りを主人公として話があるの。
実はこれが一番的がいいくて面白いっていう。
一番最初の物の家の話みたいなのが一番面白い。
ここまでたどったら俺の勝ち。
ここまでいったら俺の勝ち。
マジで関係ないから手短に言うけど
俺中学校ぐらいの時からずっと言ってるのよ物の家面白いって。
誰も見やがらん。なんで?
でもその時ってもう別にテレビでやってたわけじゃないよね?
33:00
その時はテレビでやってたよ。
あ、そうなの。あの時期か。
だって20何年とかだよ。
やってたのよ。誰も見ん。なんで?
ニコニコでさ。ニコニコで放送されてたんだよ。
毎週毎週それ欠かさず見てさ俺ちゃんとやってたのにさ。
誰も見んし。まあいいわこの話は。
これは関係ないからいいよ。
ぜひとも物の家見てください。
皆さんもね見てない方そして見た方はね感想でも
なんでもかんでも待ってるんでぜひとも送ってください。
待ってます。
それでは笹尾が見ることを願ってありがとうございました。
ありがとうございました。
とりあえずベンチではリスナーの方からのご感想ご質問などお待ちしております。
宛先のフォームリンクはポッドキャストの概要欄をご確認ください。
よろしくお願いいたします。
34:20

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