1. 田中健士郎の働き方ラジオ
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2022-03-27 16:55

#82 日常から踏み外す習慣を身につける

議論メシ黒田悠介さんとのトークで出てきたワード「ルーティンから踏み外す」について解説してみました。
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働き方ラジオ始まります。このラジオは、誰もが情熱を持って働く、それを実現するために働くということの改造度を上げていくポッドキャスト番組になります。
今日も働き方エヴァンゼルシスの田中健士郎が、皆さんのネメロースをゆったりとしたトーンでお話しさせていただきます。
いつもお聞きいただきありがとうございます。はい、ということで3月も後半ですね。皆さん、疲れてませんか?
はい、僕はですね、結構疲弊しておりますというところで、やっぱり忙しくなりすぎるとちょっと余裕なくなってきたりとかね、体もきつくなってきたりしますので、皆さん本当に気末だと思うので結構忙しい方も多いと思うんですけれども、無理しないようにしてください。
ちょうど先週、クラウドワークス10周年イベントで登壇したときに、黒田さんという方と話したんですけれども、黒田さんもやっぱり睡眠大事ですよ。休息とか休暇、その余白をむしろ自分で強制的に作っていくっていうのはめちゃくちゃ大事っていう話をしていて、確かになと僕自身も思いましたし、皆さんもね、ちょっとこれしんどいなという時は場合によってはパソコンとかスマホみたいなものから
距離をとってちょっと休むとかね、仕事から離れるみたいなことも大事なのかなというふうに改めて思いました。はい、ということで今日はそんなクラウドワークス10周年イベントで登壇した黒田佑介さん、フリーランス研究家だったりとか、あと議論飯っていうオンラインコミュニティをですね、運営されているコミュニティの第一人者みたいな方ですね、僕からすると
ライフピポットという書籍の紹介をですね、少し前にこのラジオでもさせていただいたんですけれども、その黒田さんとですね、1時間ぐらい対談をさせていただいてですね、その時に出てきたワードで非常に印象に残っているワードがありまして、それがルーティーンから踏み外すのが大事だという話ですね。
日常から踏み外す、そういった軽薄さが大事ですよみたいな話があったんですよね。聞いてた方はわかると思うんですけど、これどんな文脈であったかというと、その時にですね、僕から質問したのは、今どんなスキルを身につけるべきなんでしょうかっていう話をしたんですよね。
その時に、もちろんデザイン、動画編集、ライティング、そういったものが今求められているからスキル身につけるべきだよ、これは一般論としてあるんですけれども、ちょっと視点をずらした時に、変身スキルが大事だと、ライフピポットっていう本でも変身する、そういうのが大事だよって話を結構されているんですけれども、こういった世の中の変化がすごく激しい時代に、しかも人生100年時代、
働く期間っていうのも、場合によっては60年とかある、そんな時代に生きている僕らにおいて、何かあった時にパッと自分が変われる、パッと新しいスキルを身につけて、また違う仕事をしたりとか、全く違う業界で仕事をしたりとか、そういったように変身をしていく、そういったスキルが大事だよねって話をして、
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その変身スキルを身につけるためには、やっぱり日常からちょっと踏み外す経験っていうのを、いつも習慣的にしていると、何かあった時にパッと自分が変身できるよって話をしてたんですよね。
なるほどなぁと思いました。
やっぱり人って、すごく気づいたら、いつも同じような人と同じような仕事をして、視点っていうのもすごく限られてしまったりする。
そうなった時に、自分はこれしかないな、これをやり続けるしかないとか、ちょっと自分には新しいことはあんまり興味ないなとか、何か変わらなきゃいけない気はするんだけど、どう変わったらいいかわからないとかね。
結構そういった声ってよく聞くんですけれども、やっぱり日常から踏み外す経験をすると、自分が思ってた当たり前って別に当たり前じゃないんだとか、選択肢ってそれだけじゃないよね。
いろいろあるよね。じゃあ今日からこういうこと変えてみようかなとか、もし何かあった時にはパッとこんな視点があるって言ってたら変えてみよう。そんな感じでですね。
どんどん変えられる。つまり生きやすくなるみたいなところですよね。これ結構本質だなぁと思って、ちょっと改めて考えてみようかなと思いました。
やっぱり日常から踏み外すってどういうことかなっていうと、やっぱり視点を変えるような経験をすることなのかなと思っていて、やっぱり視点を変えるとですね、確かに日々やるべきこととか結構変わってきたりするんですよね。
リボーンっていう会社ではこれを認知を揺さぶるみたいな言い方もしてるんですけれども、認知っていうのは自分が捉えている目線とか、視座とか、そういったものを揺るがすような経験をするみたいなところですよね。
結構こういう事例をですね、今いっぱい僕も集めているんですけれども、先週ですね、農業法人のアグレスさんの話をしたんですけれども、農業ってのすごく面白くて、
まさに先週の話だと、一般の消費者目線と生産者目線だと全然見える景色が違うよっていう話があったかなと思うんですよね。
消費者から見ると、ほうれん草の種類が1000種類以上あるなんて全く知らないし、すごく美味しい品種がほうれん草にあるっていうこともほとんど知らないっていう。
逆に、この間ちょっと書籍で読んだんですけれども、農業の話なんですけれども、生産者と消費者全然目線が違うって話ですごくわかりやすい事例だなと思ったのが、
トマトプラス○○イコール満足っていうね。
ここの○○に何が入りますかっていう質問を、農業生産者さんと一般消費者さんに両方アンケートをしたらしいんですね。
トマトプラス○○で満足になるというところですよね。
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この○○に入れたものとして、農業生産者さんが何を入れたかっていうと、
美味しさとか品質っていうものらしいんですよね。
トマトプラス美味しさイコール満足とか、トマトプラス品質が高いイコール満足みたいな風に書いたんですけれども、
これ一般消費者にアンケート取ってみると、全然違った答えが返ってきて、
トマトプラス一番上だったのがチーズですね。
2位はパスタ、3位塩みたいな感じで、トマトプラスチーズイコール満足とか、でもわかるじゃないですか。
でも農業生産をしている人からすると、ここにチーズとかパスタとかっていう答えが入るっていうこと自体が全然頭にないっていうところなんですよね。
逆に、生産者はとにかく美味しさとか品質が高いっていうものをPRするんだけれども、
消費者が満足するものは、もしかしたらそれと何を組み合わせたらいいのとか、そういったところがむしろ気になっているとかってなってきたときに、
農業生産者側が発信する情報とかも変わってきますよねっていう話。
結構これ面白かったですね。
安いファームっていうですね、農業法人さんのツイッターアカウントをフォローしたんですけれども、ここ面白いですね。
すごくフォロワーさん何万とかいて、すごいなと思ったんですけれども、さぞかし自分たちのブロッコリーのPRしてるんだろうなと思ったら、
ほとんど自分たちのブロッコリーのPRしてなくて、どうやったら美味しくブロッコリーが食べれるか、何と合わせたらいいか、
どうやって洗うといいかとかね、完全に消費者の視点で発信をしていたりとか、
あとは今の時期はブロッコリーがたくさん収穫できるから、スーパーでもブロッコリーを求めやすいからぜひ買ってくださいねみたいな。
自社の名前とか製品を別に出すわけじゃなく、ブロッコリー全体のPRをしてたりとかね、そういう視点もすごく面白いし、
その結果しっかりとフォロワーがついてきているみたいな。
これもですね、消費者目線と生産者目線に全然違うって話ですよね。
こういうことを知っていくのもすごく面白いし、あとはフリーランスとか個人で仕事をしている人たちの話で、
その個人の目線とクライアント目線が違うって話も結構よく聞きますね。
これはクラウドカルチとか教育のサービスとかやってもよく聞くんですけれども、
個人だとやっぱり自分には実力が全然ないからなかなか仕事がないとか、どうやったら単価上げられるんだろうとか、
結構こういうことが答えがわからないとか言ってるんですけれども、
パッとクライアント目線に切り替えることができると、
クライアントさんってそういったフリーランスの人とかと仕事をするときに何をしたいかというと、
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やっぱり自分ができないこととか、できるんだけれどもなかなか優先的にやるのは難しいこととか、
あるいは自分がやるのが苦手なことをそういったフリーランスとかワーカーさんに依頼することで、
自分の時間を減らしたいみたいなところなんですよね、基本的には。
要はお客さんを自分の時間を減らしたいんだから、そのお客さんの時間を減らせる提案をどんどんしちゃえばいいと。
なんでライターとして採用されたんだけども、その人が実はスケジュール調整でなんかすごい大変そうであれば、
スケジュール調整を私がやっておきましょうかとか、
そういった形でライティングだけじゃない業務とかをどんどん巻き取っていっちゃうっていうのは結構強いんですよね。
自分はライターとしての実力がないではなくて、そのお客さんが本当に困っていることを解決できないかっていう視点で考えると、
全然違う動きができたりとか、あるいは新しいワーカーさんをまた探すっていうのも結構時間かかるので大変なんで、
できればもう1回やり取りしてやりやすかったワーカーさんに仕事を依頼できた方が楽っていうところがあるので、
逆に1つのスキルを深掘りするんじゃなくて、複数のスキルをまんべんなく持っておいて、
バナー作成だったら私でもできますよみたいな感じで、どんどん他のスキルも全部できちゃいますよっていう感じで提案していくと、
その人からガンガン仕事取れるみたいなね。こういうところも個人目線とクライアント目線を切り替えることで、
全然見えてくるものだったりするっていう結構面白いですよね。
あとは最近の国際情勢とかでもそうですよね。
国の目線で見ると自分の国をどう守るのかとか、相手をどう打ちまかすのかっていうやり取りになるけれども、
地球目線で考えると、やっぱりこの地球がどうやったら少しでも長く全員にとって住みやすい場所になるのかみたいな、
そういう視点で考えたのはインドの独立運動をやったガンディとかですよね。
この辺の詳細の話はぜひコテンラジオっていうラジオで聞いていただければと思うんですけれども、
本当に目線が違うんですよ、周りの人と。
最終的に独立運動として、普通は場合によっては戦争っていう形で独立を果たすっていうことは多いんですけれども、
そこで使用を掲げてみんなで行進するっていう、普通では考えられないような解決方法を行ったっていうところとか、
すごい面白いのでぜひ聞いていただければと思います。
これもやっぱり国っていう、インドっていう国をどう独立させるかだけで考えたら、
出なかったようなアイデアを地球目線でガンディが考えたことでできたことなんですよね。
っていうね、ちょっとこう身近な例から結構大きな話まで言ったんですけど、
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やっぱり視点を変えるとですね、日々自分がやるべきこととか、
実は選択肢ってそれだけじゃないんだなとかっていうのが結構見えてくる。
これは今、僕が農業法人の支援をしててもそうだし、
クラウドカレッジで個人のワーカーさんを支援してもそうだし、
今の戦争っていう現実を見ていてもそうだしっていう、
これはですね、めちゃくちゃ大事なことだなと改めて思います。
で、じゃあどうやって日々自分の視点を変えたらいいのっていうところですよね。
なかなかですね、視点を変えるって言っても、
そう簡単にできないかなと思うんですけれども、
やりやすい方法いくつかあるなと思っていて、
その中でもちょっと個人的に今面白いなと思っているのが、
Twitterなんですけれども、
皆さん多分ですね、自分に関連性の強いものとか、
自分が興味ある人の投稿が優先的に出てくるような、
ホームっていう標準が設定されていると思うんですけれども、
これをですね、最新のツイートに切り替えっていう設定に変えると、
本当に今1分前に投稿したものから順番に表示されていくんですよね。
最新の投稿が出てくる。これ何が変わるかっていうと、
意外とこれやるとですね、なんかフォロー昔した気がするんだけど、
自分は本来興味持ってたんだけども、
フォローも特にしなかったし、コメントもしてなかったから、
表示されてない人たちとかっていうのがバーっと出てくるんですよね。
これ出てくると結構自分と全く違う視点で話してる投稿とか見られるんで、
めちゃくちゃ自分の思考が変わったりするんですよね。
これ結構面白いのでぜひやっていただければと思うんですけれども、
もちろんね、ホームにしておくと結構自分の仲良い人とかのツイートが出てきて、
そういったところでやり取りすることですごく安心できたりとか、
周りの皆さんのことが理解できて日々過ごしやすくなるとかっていうことは全然あるし、
両方うまく使い分ければいいと思ってるんですけれども、
この最新のツイートにするとですね、
どれだけいつも自分が限られたメンバーの投稿だけを見てたんだなっていうことが結構わかってくるっていうところがあるので、
意外とですね、視点を変えるって結構大げさに聞こえるんですけれども、
このツイッターで最新のツイートに切り替えをするっていうね、
これもですね意外といいかなと思います。
あとはクルドさんも言ってましたけれども、
人と会うっていうところですよね。
特に普段絡まない人と絡んでみるとかっていうね、
イェンタっていうマッチングアプリとかを使ってみたいな話もされてましたし、
ちょっとハードル高いっていう人は、
コミュニティとかそういった中でも普段あんまり聞かないような人の話聞いてみようとか、
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ツイッターでも普段あんまり見ないような人の投稿を見てみるとかっていうのも結構視点が変わるきっかけになったりとかね。
あとは旅行に行くとかね。
やっぱり場所を変えることで普段見ていた目線が完全に切り替わったりするとか、
あるいはそういった個人のワーカーさんとかだったら、
クライアントとして発注してみるっていう、
実際に逆の立場になってみるっていうところですよね。
農業だったら野菜を食べるだけじゃなくて、
ちょっと野菜を作ってみるみたいなのも目線が変わるかもしれないし、
あとはですね、
視点を変えたり認知を揺さぶったりっていうのが、
すごい得意な人っていうのがいているんですよね。
多分黒田さんとかもそうだと思いますし、
そういういろんな視点で物事を見ている人っていう人と絡むっていうのはめちゃくちゃいいかなと思います。
僕も最近いろんな目線を持つように意識はしているんですけれども、
リボーンの羽渕さんっていう方は、
本当に全然違うところからいつも見てて、
ポンポンポンポン視点変えながら、
本質を見るみたいなことをやっている方で、
そういった方のネットを見たりとか、
一緒に僕は仕事をしてますけれども、
そういう人を見つけたら積極的に絡んでみるっていうね、
ちょっと変な人みたいにも見える可能性もあるんですけれども、
そういう人こそ、
よく知っていくといろんな視点を学べるっていうところがあるので、
そういったところもおすすめかなと思います。
ということで、
今日は先日のクラウドワークス10周年イベントで、
話があった日常から踏み外すについて、
少し深掘って話をしてみました。
では、また来週お会いしましょう。
おやすみなさい。
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