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#212-1 大企業にいながら、自由に働く ── グラレコは場づくりの仕事だった(Sketch Communication代表 原純哉さんゲスト回 1/3)
2026-04-16 36:56

#212-1 大企業にいながら、自由に働く ── グラレコは場づくりの仕事だった(Sketch Communication代表 原純哉さんゲスト回 1/3)

Sketch Communication代表の原純哉さんをゲストに迎えてお届けします。


重工業メーカーで働く会社員でありながら、グラフィックレコーディング(グラレコ)やファシリテーションの活動も展開する原さん。いわゆる“パラレルワーク”を実践しながら、自分の表現と仕事をどのように育ててきたのか、そのリアルに迫ります。


印象的なのは、副業を隠すのではなく、社則を調べ、人事や上司、さらには社長にまで自らプレゼンしながら道を切り拓いてきたプロセス。社外で磨いたスキルや人脈が、やがて本業にも接続され、社内での新たな価値へと変わっていく過程は、多くの人にとってヒントになるはずです。


そしてもう一つのテーマは、「グラレコとは何か」。

一見すると“絵を描く仕事”に見えるその営みは、実は情報を整理し、対話を生み、場の空気を変えていく“場づくり”の仕事でした。


なぜ人は場の中で変化し、対話が生まれるのか。

グラレコという手段を通して見えてきた、人と場の関係性についても深く掘り下げていきます。


会社にいながら、自分らしい働き方を模索している方。

好きや得意を、誰かに価値として届けたい方。


そんな方にぜひ聴いていただきたい回。全3部作の第1部です。

感想

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サマリー

本エピソードでは、重工業メーカーに勤務しながらグラフィックレコーディング(グラレコ)やファシリテーション活動を行う原純哉さんをゲストに迎え、大企業にいながら自由に働くための秘訣と、グラレコの持つ「場づくり」としての本質に迫ります。 原さんは、副業を隠すのではなく、社内規定を調べ、人事や上司、社長にまで自らプレゼンを行い、理解を得ながらパラレルキャリアを築いてきました。社外で培ったスキルや人脈が本業にも繋がり、新たな価値を生み出すプロセスは、多くのビジネスパーソンにとって参考になるでしょう。 グラレコは単なる「絵を描く仕事」ではなく、情報を整理し、対話を生み出し、場の空気を変える「場づくり」の仕事であると語られます。原さんの経験を通して、人と場の関係性や、グラレコがどのようにしてイノベーションやコミュニケーションを促進するのかが深く掘り下げられています。

パラレルキャリアの実践と大企業での働き方
スピーカー 2
働き方ラジオ始まります。株式会社セッション・クルー代表 働き方エヴァンゼリストの田中健士郎です。
このラジオは、誰もが自己表現をするように、情熱を持って働く、そんな世界を目指す仲間づくりをしていくポッドキャスト番組になります。
みなさん、自己表現していますか?
はい、ということで、今日はですね、ゲスト回になりますが、リサさん、また今日はね、素敵なゲストを呼んでますね。
うん、もう早速呼びましょう。
じゃあ早速呼んでいきたいと思いますが、Sketch Communication代表の原純哉さんに今日はお越しいただいております。
スピーカー 2
いつもジュンジュンと呼んでるので、ジュンジュンで呼ばせていただきます。よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
ジュンジュンでーす。
ジュンジュンでーす。よろしくでーす。
スピーカー 2
ありがとうございます。ジュンジュン登場ということで、ちょっと是非ね、働き方ラジオを聞いていただいている皆さんにも紹介したい、僕らの仲間という感じになるんですが、
じゃあまず、そうですね、僕がやっぱり一番ジュンジュンの印象的なキャラクターとして、まずはパラレルキャリアっていうキーワードがありまして、
実はスケッチコミュニケーションという、グラレコとかを中心にですね、いろんなところでファシリテーションとかをやっている仕事を代表しながらも、
実は本業として重工業メーカーで新規事業も担当して、いわゆる会社員をやりながらパラレルキャリアで自分の活動もやっていると。
スピーカー 2
ここがまずはですね、すごく特徴的なところだなと思うんですけども、ちょっとジュンジュンまずはどんな働き方をしているのかっていうところ、聞いてもいいですか?
スピーカー 1
はい、いいですよ。ありがとうございます。
そうですね、企業で働きながらやってますよね。
スピーカー 1
どんな働き方でいうと、日中はバリバリサラリーマンしてるんですよね。
いわゆるサラリーマン。
そうですね、5時半以降にそういう予定を入れたりとか、夜ご飯食べた後にちょっと手元でクライアント案件の絵を描いたりとか、
あとは土日とかを使って、結構この副業のお仕事をやってるかなっていう感じ。
あとは最近ちょっとありがたいことに、平日の昼間も呼んでいただける機会ができてきたんですよね。
こういうブレインストーミングのときにグラフィックファシリテーションで伴奏してみたいな。
そういうときはちょっとお休みを取ったりとかして、自分の事業のところをやったりとか。
今はそういう感じの働き方をしてますかね。
スピーカー 2
なるほど。僕も働き方ラジオを聞いている方はよく知ってると思うんですけど、結構このパラレルキャリア時代も長かったので、めっちゃわかるっていう感じなんですけど、
特にじゅんじゅんは、僕なんかいわゆるベンチャー企業って感じでしたけど、いわゆる大企業というか某重工業メーカーっていうところで、そもそも副業していいんですかみたいなところもありますし、
結構理解してもらえるのかなとか、僕の前にいた会社は副業を推進することを事業にしている会社だったので、
それでも結構社内初の事例というかね、フルタイムじゃない形とかも一時期やってたりもしたんですけど、じゅんじゅんはその辺なんかどんな感じでやってるんですか。
そうですね。副業はね、これ社足とかをめっちゃ調べたんですよね、私ね。社足を調べたり人事に聞いたりとかした結果、会社に許可なく雇われたらダメっていうのがあるんですよ。
そうですよね。いわゆる雇用っていう形でもう一社っていうのはダメだったりしますよね。
ダメなんですよ。で、それ以外のことについては一応社足上は言及がないみたいな。それが実情なんですね。
なるほど。
なので、個人事業でやるっていうのだったら、社足の違反には当たりませんよっていうところがあって。それを人事の人にも確認をして。
人事の人にも副業って言っても、僕こういうのやってますって言って、グラフィックファシリテーションとかグラフィックレコーディングとかしてる事例をプレゼン資料で集めて、
それでこれはこの会社にこういう価値提供をしてますとか。で、こういうこの副業で得た人脈っていうものが会社の新規事業のメンタリングとかで生きてますみたいな。
そういうことをプレゼンをしたら、否定はできないんですよね。いい活動じゃんみたいな感じになるので。
それで人事の人にもそんなに怪しいことやってないよっていうようなことで認識をしてもらって。
で、あと社長にもプレゼンをしたことがあったんですね。
社長って何万人とかの会社ですよね。
4万人いらっしゃるんでね。
4万人の社長って全然違いますからね。
そうですね。で、この社長に15分だけ時間をもらえることがあって。
15分でプレゼンをこしらえてですね。熱血のプレゼンですよね。
こういう価値提供をしてますとか、これを会社の中でやるとこういう効果が起きるんじゃなかろうかと。
結果的にみんなが頭がすごいイノベーティブにもなるし、横同士のコミュニケーションができたりとかすると組織としてもよくなると。
結果的に川崎重工全体がすごいイノベーティブな会社になるっていうきっかけを作れます。
だからこれを会社の仕事でやらせてくださいみたいなグラフィックファシリテーションですね。
スピーカー 1
っていうようなプレゼンをしたことがあって。
そしたら社長もですね、じゃあやってみみたいな感じになるわけです。
その時にプレゼン資料のところで、これを社外で副業のようにやってましたっていうことを入れてお話をしていたので、
これが否定されなかったってことは、副業するってことが否定はされてないっていう。
おだしょー うまいうまいな。上手に。
でも社長からOKもらったというもうね、実績があれば他の方により説明しやすいですもんね。
そうですね。ちょっとここまでだったらお前なし崩し的に副業権になってんじゃんみたいな感じなんですけど、
ちょっとそこはちゃんと気を使っててですね。
自分の当時の上司ですね。今の上司もそうか。
上司に所々で雑談ついてとかで、今社外の案件でこういうのやってるんですとか。
こうやったおかげで人脈ができて、それをこの新規事業の人にこの間紹介したんですよだったりとか。
社長がたまに職場に現れることもあるんですね。
そのときにあんまり細かいことを言える時間はないので、今グラフィック使ってこういうのやってるんですよっていうのをちょっとご紹介させてもらったりとか。
そういうふうに、よしOKって言われた。じゃあもう後やろう。月買ってイエーイとかじゃなくて、やってることっていうものをチクイチチクイチ。
チクイチチクイチではないですね。
要所要所で上で、僕らの上にいる人たちに言ってるっていうところがあります。
これはちょっと大企業いて、今何か自分でやってみたいという人にすごい参考になると思います。
スピーカー 1
そうね、参考になるかもね。
いや、なると思いますね。パラレルワークガチ勢ですね。
そうですね。あとこれも、あざといねって言われるんですけど、可愛がられよう可愛がられようとするんですよ。
グラフィックレコーディング(グラレコ)とは何か
スピーカー 1
どういうことですか。
で、上の人をすごい褒めながら自分がやってることを言うっていう。
部長がすごい僕のフォロワーになって応援してくれてるんで、だからこの案件をこれで社外でできたんです。
できたんです。
スピーカー 1
社長がいつも応援してくれてるんで、僕も社内でできてるんで本当にありがとうございますって言ったりとか。
すると若干可愛いやつになるじゃないですか。
スピーカー 2
いや、なりますよね。
スピーカー 1
手のやってるかも。
スピーカー 2
巻き込み力がすごい。
これは大企業で自由に働くっていう本書けそうですね。
ありがとうございます。あざと系中年男子みたいな感じですね。
そのワードだけ聞くとやばいですけど。
なるほど。面白いなあ。そういうことか。
よくあるバレないようにこっそりやろうとかとはある意味逆で、むしろさっき聞いた面白かったのが、
副業でやってたことをむしろ本業でやらせてくださいっていう提案を社長にして、今実際そういうふうになってきてるんですか。
これがね、だんだんなってきたんですよ。
すごいですね。
ここ半年ぐらいで社内でできる機会っていうのがすごい増えてきて、会社の中でも原さんってこの人ですかって言われることが出てきたんですよ。
どの人だと思ってたのって聞いたら、そうやって絵描ける人でしょみたいな感じで認識してくれる人も出てきたりとか。
今度こういうブレインストーミングをするんだけれども、ちょっとグラフィックファシリテーションで一緒にお伴奏してもらえませんかって言ってもらえることが本当最近出てきて。
社内からそういう声がかかるとブランドができてますよね。
そうですね。ありがたいことです。
スピーカー 2
ちょうどあたらきかたラジオで楽天大学の中山学長っていう方に出ていただいて、組織の猫っていうテーマで話していただいたんですけども。
ある意味組織の中に属しながらも自分の自由をうまく掴み、でもその自由っていうのは好き勝手じゃなくて、好きで得意でしかも喜ばれる、誰かに喜ばれることをできるようになると自立型の人材として自由とちゃんと会社にも貢献できるっていう話をされてて、まさにそれをやってるなと。
近いですね。
ちょっと勇気湧きますね、それは。
ぜひぜひ色々調べていただければと思うんですけど、組織の猫をまさに目指している方がいるので、すごくそこに重なるなと思ったんですけど。
そっか、じゃあ今本業でも社内で大企業の中で原さんに頼めばっていうブランドができてきてるってところなんですけど、ちょっとまだこのグラフィックレコーディング、グラレコってリスナーの方でもちょっと何言ってわからない方もいると思うんですけど、
僕ちょっと実際、とあるイベントで目の当たりにして、むしろそれがじゅんじゅんとのファーストコンタクトで、この人は話しに行こうっていう、なんならもうラジオ呼ぶところまでなんとなく見えてたんですけど。
運命じゃないですか、嬉しいな。
もうビビッときて、速攻で名刺交換して、僕とリサそれぞれからワンワンさせてもらって。
嬉しい。
っていう感じだったんですけど、ちょっとまだ知らない方にもグラレコってどういうことやるのかみたいな、ちょっと教えていただけますか。
ありがとうございます。グラレコって、カタカナでグラレコって書いて検索してもらったら、画像でいろいろ出てくると思うんですけど、いろんなお話だったり、セミナーだったりとか会議だったりとか、
ああいったものを記録するときに絵を描きながら、絵と言葉を使って記録をしていくっていうような、そういう手法をグラフィックレコーディング、グラレコって言ったりとかするんですね。
スピーカー 1
なので私がやってるのは、セミナーのときに登壇者の方がこういうお話をされてますっていうのを絵と言葉で、模造紙とかにリアルタイムで記録していくってことをやってます。
ただそれがグラレコ、よく一般的に知られてるやつなんですけど、私がですね、喋るの大好きなんですよ、今日みたいに。
喋るの大好きだったりとか、人がおーって盛り上げたりとか盛り上がったりとかする様を見るのが好きなんですね。
なので、ただ描くだけじゃなくて、描いた後にちょっといいですかって言って、5分ぐらいで話の内容っていうものを振り返らせてもらったりとかするんですね。
よくそれはハーベストバックっていう呼び方したりとかするんですけど、そのこのお話の振り返りをさせてもらう。
例えば60分のセミナーを聞いた後に、60分後に私が振り返りをするんですよ。
そしたらセミナーの冒頭5分のところ、何言ってたっけって60分後に思い出すのって、あんま思い出せなかったりするんですよね。
スピーカー 1
これを5分もいらないですね。3分間だけでも60分間のやつをダイジェストでわーって振り返ると、セミナーが終わった後に60分間分をみんなわーって思い出すんですよね。
思い出した状態でそこからグループディスカッション行ってくださいとか、思い出した状態でじゃあ懇親会行ってくださいみたいな感じにすると、
その後のグループディスカッションだったり、懇親会の時の話題の内容っていうのが変わってくるんですよね。
そのメインセッションのインプットの内容っていうのを踏まえた上で、皆さんコミュニケーションが始まるっていうことがあって、
私の場合はグラフィックレコーディングを、最終みんなその場にいる人がどう対話として盛り上がっていくかっていうところを作っていくために、
スピーカー 1
グラフィックレコーディングっていうのを使っていってるっていうような、そんなスタイルでやってますね。
いやー。
ようやく知ってもらえるなんて、ありがたすぎる。
スピーカー 2
そうなんですよ。
そうそう。
スピーカー 2
僕まさにそのイベントで、それを目の当たりにして、なんだこの時間はっていう。
本当ですか?
グラフィックレコーディング自体は、実は僕もいろんなイベント参加したりするんで、時々見ることがあって、
スピーカー 2
やっぱりその日の1日のトークセッションとかの内容を図にまとめてくれて、すごいわかりやすい。
で、写真なんか撮って、ちょっと満足して帰るって感じなんですけど、
スピーカー 2
じゅんじゅんのショータイムがあるんですよ。
終わりに。
最後トークセッション終わったところで、今日の振り返ります。
本当にわかりやすく、5分、10分とかで、絵を説明しながら1日のことをまとめて、それがスッと頭に入ってきて、
まさにその日も、そこで一旦トークセッションというかプレゼンの時間終わりで、そこから交流の時間に入るんで、
その交流の時間に登壇した人とかに話しに行きたいわけですけども、
スピーカー 2
そこでもう1回聞いてるし、グラフィックでも残ってるから、ちょっとそれ見ながら話したりもするんですよね。
それで、より場が混ざりやすくなるみたいな。
そういう装置というか、出会いの価値が増幅する装置みたいなのを作ってくれてるな、みたいな印象はまさにあって。
スピーカー 1
ありがとうございます。まんまとじゅっちゅうにはまっていただいて、非常に嬉しく思います。
じゅっちゅう。まさにしっかりはまりました。
急だって。
スピーカー 2
イベント直後に多分連絡もらって、すごい良かったんだよって言って、すごい人と出会ったんだよって言って。
嬉しい。
その場でリサにね。
その場だったね、もうすごいよみたいな。
この人はみたいな人にはすぐにリサに報告するっていうことになって。
嬉しいな。
でもその瞬間にリサはFacebookとかで探すっていう。
スピーカー 1
いやー嬉しい。もうすぐ連絡来ましたもんね。
来ましたよね。
スピーカー 1
ありがとうございます。
そうなんです。
そうなんですよ。
スピーカー 2
そっか、グラレコ。
なんかね、グラレコのことも色々聞きたいんですけど、なんて言うんでしょう。
僕のイメージだと美大とか出て絵が上手な人がやるのかなとか、色々こういうイメージもあるんですけど。
なんでこう大企業に入って、でもそれなりに10年以上勤められてますよね、あの企業のほう。
そうですね。
18年働いてますよ。
スピーカー 2
うわー、もう。
グラレコとの出会いと本質的な価値
すごいですね。
大体年齢もね、わかってきますけど。
スピーカー 1
確かに。あざと系中年男子って言った時点でね。
スピーカー 2
いやー、なんかどっからグラレコの世界に入っていったのかとか。
ありがとうございます。入っていったのはですね、たまたまあるコミュニティのカンファレンスの時にグラレコを見たからでしたね。
スピーカー 2
見たんですね。
スピーカー 1
見たんですよ。あの、ワンジャパンって聞いたことないですか。
ありますあります。大企業の。
スピーカー 1
そうそうそうそう。それそれそれ。
あれの大企業融資団体っていうのをやってて、でワンジャパンが東京であるよってなって。
当時僕神戸に住んでたんですけど、東京までわーってこの新幹線とかで行くわけですよ。
スピーカー 1
ここが秋葉原かーって会場に入って、セミナー聞いて休憩時間に外の窓ガラスを見たら何やら文章誌が貼ってあるんですよね。
そこに何やら絵と言葉が書いてあって、それを読むとあれさっき話してた入山先生の話だみたいな。
あれを見た時にすっごい思い出しやすかったんですよね。
スピーカー 2
思い出しやすい。確かに。
スピーカー 1
かつ絵が書いてあるんですよ。
昔から落書きするのが好きだったんですよね。そんな絵が上手なわけじゃないんですけど、落書きをするっていうのが得意で、
わー、これなんか自分の好きっぽい感じのアクティビティやんって思って。
スピーカー 2
結構ピンと来たんですね。
スピーカー 1
ピンと来ちゃいましたね。で、あとなんかできる気がしたんですよ、これ。
スピーカー 2
えー珍しい。
スピーカー 1
そう思って、お家に帰ってからインターネットとかで調べて、見よ見真似で練習をしたりとか。
で、あとは会社の打ち合わせみたいなやつで、自分の手元にグラレコ風でメモ取ってみたりとか。
そういうところから始めていきましたね。
なるほど。じゃあずっと絵を先行してやってきましたとか、そういう感じでもないんですね。
スピーカー 1
そういう感じではなかったんですよ。なかったんですけどなんですけどね。
で、それって絵を描くっていうところで切り取ると、自分は美大とかデザインとかやってなかったなんですけど。
スピーカー 1
でもグラフィックレコーディングっていうものの捉え方をちょっと変えてみるんですよね。
それはどういうことかというと、これって情報っていうものを限られた時間で要約して伝わりやすくしてるんですよ。
で、伝わりやすくする手段として絵っていうものを使ってるってところはあるんですけど。
で、限られた時間の中で情報を要約して伝わりやすくするっていうのって。
で、例えば3人で新しい授業の打ち合わせしてるじゃないですか。
で、その時にわーってみんな言ってるやつをホワイトボードにキュキュキュって書いたりとかしますよね。
します。
スピーカー 1
あれと一緒なんですよ。
で、あれをもう少しテクニカルを凝ってやったのがグラフィックレコーディング。
スピーカー 1
なるほど。
で、かつ見栄え良くして聴衆の関心を引くっていう完成度を上げたのがグラフィックレコーディングなんですけれども。
エッセンスとしては場の情報っていうものを限られた時間の中で要約して分かりやすくしてるんですよね。
で、そう思うと僕ずっとエンジニアだったんですけど、船の設計やってたんですよね。
で、造船の設計をする時のホワイトボードを使っての議論と同じことやってるんですよね。
スピーカー 2
おー、なるほど。そこでメーカーの仕事と繋がるんすね。
スピーカー 1
そうなんですよ。
スピーカー 2
なるほど。いろんな人の意見を聞いてまとめないといけないですもんね、その会議で。
スピーカー 1
そうなんです、そうなんです。
で、さらに設計っていう行為ってそれなんですよ。
スピーカー 1
それってどれって言ったら、各種多様な情報っていうものをわーって集めて、それを抽象度別に分けていくんですよね。
で、抽象度が超高いやつ、これって基本スペックの仕様書になっていって、抽象度中ぐらいのやつっていうのが具体的な図面になっていくんですよね。
スピーカー 1
で、めちゃくちゃ具体的な情報っていうのは作業指示書とかになっていくわけですよ。
マニュアル的な。
はい。で、そういう情報の抽象度を整理していくっていうのを見える形に残していくっていうのが設計なんですよね。
で、グラフィックレコーディングとかファシリテーションをやりながらやるのをグラフィックファシリテーションっていう形をしたりとかするんですけど、
あの時に情報をどう整理していくかって、自分の中で抽象度を設定するんですよね。
今日は比較的抽象度が高いところっていうものを場の人たちは求めてるんだなと思ったら、抽象度の高いトピックっていうのが来たときにそれを捕まえて、
モゾウシのところに載せていったりとかするんですよね。
これって基本設計やってるっていう行為と一緒にあったりとかするんですよ。
スピーカー 2
なるほど。
スピーカー 1
って感じで、絵は習ってなかったけど、でもグラフィックで残していくとかっていうのって、
で、私がやってた社会人人生のものをやってるんですよね。
スピーカー 2
そうか。だから今までの経験が、実はめちゃくちゃ直接生きてるんですね。
なんか全く違うことをやってるようで、実は続いてる線上にあったと。
スピーカー 1
そうなんですよ。
アウトプットの形が違うっていうだけ。
スピーカー 1
そうですね。そうですね。ちょっとエモくないですか。
スピーカー 2
いや、エモいっすね。だから副業で全く違うことに挑戦してきましたみたいに、
割と外から見ると見えますけども、実は10年以上やってきたことの延長線上に、
アウトプットの違う形としてグラレコがあって、それに出会った瞬間にピンと気づけたんですね。
スピーカー 1
多分そうですね。直感があったんでしょうね。
直感で。
スピーカー 1
だからなんかできるっていう気がしたんでしょうね。
スピーカー 2
船のエンジニアやってる人におすすめな職業グラレコとは誰も言ってないので。
スピーカー 1
確かに。風が吹けばオケ屋が儲かるレベルですね。
スピーカー 2
そういう時は結構割と直感も重視するんですか。
結構直感重視でしょうね。私ね。
なるほど。我々の周りは直感重視な人がね。リサがまさにね。直感でしか動いてないですけど。
スピーカー 2
そうね。説明が難しいんだよね。私は自分の言語化が。順々にしてもらいたい。
そうそうそう。してもらったらいいと思うよ。
知っちゃうかもしれないですね。
知っちゃうかもしれない。
あと自分の自分ってこういうのが好きなんだってことにもグラレコ通して気づいたところがあるんですよ。
スピーカー 1
それがその人の行動原理だったりとか、その人の行動を呼び起こしている価値観の中心って何なんだろうっていうのを探しに行くのがすごく好きで。
ってことは気づきましたよね。
スピーカー 2
わかります。
スピーカー 1
一緒か。けんしろとも一緒か。
スピーカー 2
働き方ラジオでやってることも割とそうだと思うんで。
やっぱりその具体と抽象みたいなの僕もすごい。
あるとき僕も勉強したんですよね。
スピーカー 2
なんで頭いい人とか経営者とか話してることがたまにわからないんだろうっていうのはわからないときに。
具体と抽象っていう本を確かで読んだんですけど。
それでこう具体と抽象度がずれてると話がかみ合わなかったりするってね。
そっから結構意識して働き方ラジオも抽象的なテーマを選んで、それをわかりやすく説明するときに具体例を入れて説明するっていうの。
スピーカー 2
最初の1年くらいそればっかやってたの。書籍の紹介を。
スピーカー 1
そうなんですね。
大事なのはここなんだけど、これってよくわかんないですよねって。
本に書いてる事例でもその人にあんまり近くない事例だとちょっとわかんないじゃないですか。
例えば僕の例だとフリーランスの人で考えるととかいろんな具体を出してみたいなのをやって。
結構それをやってたら最近はゲストを呼んで、まさにゲストの方のコアにある価値観みたいなところを聞いていくのがすごい楽しくなって。
だからじゅんじゅんさん、ポッドキャストも向いてると思いますよ。
スピーカー 1
いやーなんかちょっと面白そうですよね。
めちゃくちゃいいと思いますよ。本当に。
スピーカー 2
僕たまに一応クソをポッドキャスト社会って言ってて。
面白い。
スピーカー 2
みんなやったらいいと思ってて。
そうなんですか。
そうなんです。ポッドキャストってライフログみたいなものだなと思ってて。
スピーカー 1
ライフログ。
自分の生きたログが残っていくっていうのと、自分が生きるって自分の考えをひたすら出すというよりも、
スピーカー 2
誰とつながってどういう話をしたのかとか何を一緒にやってきたのかっていうログの方がすごい価値があるなと思ってて。
それをポッドキャストとして仲のいい方とか今後一緒にコラボしたい方とかを呼んで、
その人の価値観に触れてみたいなのをできる装置がポッドキャストだなと思って。
そのポッドキャストをケンシロウさんが始めた時って、自分のログを残したくって始めたんですかね。
スピーカー 2
始めた時は直感です。
直感なんだ。
僕もだからそれで言うと、ポッドキャストには何も経験はなかったんですけど、
全職とかで結構登壇する機会が本当に年間何十回とか、
月に週2,3登壇するみたいな生活を結構講師業に近いようなことをやってたので、
喋るの結構好きだったし得意だったっていうのと、
あと働き方についてもずっと考えてたので、
働き方エヴァンジェリストって肩書きも昔からもらってやってたんで、
働き方×話すっていうので、過去の経験の延長線上で、
ポッドキャストっていうのを聞いた時にピンときて始めたんですけど、
そうなんだ。
やり始めてから、なんか僕がゲストみたいになってきてますけど。
興味深い興味深い。
直感なんだ。働き方×話すっていうところからスタートしてたんですね。
そんな感じです。
なるほど。ポッドキャストっていうものが一個個のアウトプットの手段としてあって、
それを続けていくうちに、だんだんやってたことと自分の過去の経験みたいなやつが統合されてったみたいな感じなんですかね。
そんな感じですね。
スピーカー 1
価値観だったりとか。
スピーカー 2
どんどん統合されて、ゲストを呼ぶっていうのも本当に、どちらかというと3年目くらいからリサと一緒にやるようになって。
もともと一人語りのポッドキャスト。
スピーカー 1
一人語りだったんだ。
私はリスナーだったので。
リスナーだったんですね。
リスナーから一緒にやる人には上がってったの?
そう。
上がったというか。
スピーカー 1
面白い。
気づいたら一緒にやってた。
舞台に上がってきたみたいな感じでしょ。
いつの間にかあれここにいるみたいな感じで。
そうなんだ。
なるほどね。
でもなんかその感覚に多分近いと思いますよ。
なので最初語られてたこの記録を残す舞台としてっていうのって、後から振り返ってみるとそういう理由があるよねとかっていうことに気づかれたわけですよね。
価値として。
僕もそうなんですよ。
スピーカー 1
最初は絵描いて、絵描きたかったんですよ。
絵描きたかったから描いてたんですよね。
グラフィックも描いて、登壇者に良かったよって言われたいから描いて登壇者に渡したりとかしてたんですよ。
でもやってる途中でそれだけだったら飽きるなみたいな感じになってきて。
肩ややってた時になんか盛り上がってるのを見るので喜んでる自分がいたんですよね。
盛り上げたら何でもいいんだっていうことに気づいて。
それそうなんですよね。
スピーカー 1
普通の会議してても空気悪いのが嫌なんですよ、僕。
なのでちょっとバカキャラ演じたりするんですよね。
ちょっと分かんないんで教えてもらえますかって言ったら空気和らぐじゃないですか、会議の。
あれが好きなんだっていうのが気づいた時にグラレコの使い方が変わってたんですよね。
スピーカー 1
使い方というかグラフィックレコーディングに対して自分が感じてる価値っていうのが変わったんですよ。
自分が勉強するもんですね。
それって飽きたいじゃなくて自分は場を柔らかくして何か盛り上げたいなんですよね。
自分が書いて自分が書いている意味っていうのって絵と言葉で記録物を残すだけではなくて、
そこから先のその場っていうものがより盛り上がっていく。
スピーカー 1
盛り上がるの定義が一体何かって言ったら広角が上がって楽しそうにしてる。
広角が上がって楽しそうにしてると言葉が発生して、言葉が発生して言葉を交わす結果イノベーティブになっていくみたいな。
新しいことやろうみたいなとか、明日も頑張ろうみたいな。
スピーカー 1
で、ああいうことも起こしているなって感じれた時にめちゃくちゃドーパミンが出るんですよね。
うわー楽しくなってきた。
スピーカー 1
そんな感じ。だからけんじろうさんが言われてた後から価値に気付くっていう感覚。
近いですね。
確かに。
いやーこれいいです。だから最初はある意味さっき言われてたような、
スピーカー 2
情報を整理して分かりやすく伝えるっていう、いわゆるグラレコの目的というか効果みたいなのに沿ってやってたんだけど、
今どっちかっていうと、それを通じて場を盛り上げてみんなが笑顔になってクリエイティブになっていく。
その場作りをしてるんですね。ある意味ね。
スピーカー 1
そうですね。だと思いますね。
なのでこの間全く書かずに対話をファシリテイトするだけっていうのをやったんですよね。
スピーカー 2
おーはい。
スピーカー 1
めちゃくちゃ楽しかったですもんね。
できますよね。たぶん。だから今の話で言うと。
スピーカー 1
そうそうなの。できちゃった。
スピーカー 2
それは、いやー、対話の場作りだね。
スピーカー 1
そうですね。だから書くっていうのも自分にとっては最終目的ではなくて、やっぱり手段なんだろうなーっていう気がしたんですよね。
目の前の人たち、目の前の場にいる人たちが、いかにこの最高に盛り上がるかっていうときに、それを増幅させる装置として自分が書くっていう。
自分が書くことによって自分が語れるものがまた増えていくんですよね。
だからそのために書いてるっていうのが、今の現時点の自分にとっての書いてる理由かもって最近思ってるんですよね。
その意味で言うと、本当にその大企業の中での会議でも、グラレコをやらないとしても自分がそういうちょっと盛り上げる役になって、
ちょっと最初暗い雰囲気だったのが、最後明るくなって終わったら結構それで楽しいですね。
楽しいですね。なんでこれちょっとね、会社の人が聞いてない前提で言いますけど、私の会社の中で一番楽しく会議できる自信がありますね、私ね。
4万人の中で。絶対そうだと思いますよ。
楽しく会議できますよ。
大事ですよね。その場を盛り上げるって、その瞬間楽しかったみたいな話に結構思われがちですけど、
僕も結構すごい大事な場だと思ってて、そういう会議とかって。その後にもめっちゃ聞いてきますよね。
スピーカー 1
その会議の時間が終わった後に、やっぱりあのミーティング良かったねっていう感覚が残ってると、また話したいとか、
ちょっと次の時にまたこれについて話していこうという、僕らは結構グルーヴみたいなことも言うんですけど、
あのミーティングめちゃくちゃグルーヴ感じたよね。ちょっとバンドみたいな話なんですけど。
いいですね。グルーヴ秀逸ですね、表現。
スピーカー 2
いいんですよ。僕ら高木ビルの高木さんと厳選ラジオやってるんですけど、
高木さんとは最初に会った時に、お互い登壇した時にすごいグルーヴを感じて、
今日いいグルーヴ出てるねって高木さんが言ってきて、その言葉いいっすねって言って、そこから。
やっぱり喋った時とかミーティングやった時にグルーヴを感じると、その後のコラボレーションとか仲間とかになっていく。
本当にそのたった一度のミーティングが結構その後の人生に影響を与えることって、
僕もそうやって高木さんとの出会いとかってまさにそうだったんですけど、
そういう意味で言うと本当に人の人生を変えうる力だなと思って。
なるほど、そうかもしれないですね。
高木 じゅんじゅんとけんも喋る場でね、グルーヴを感じて出会った時に。
スピーカー 1
本当そうですね。
本当そうですね。
エンディングと今後の展望
高木 まさにそうですけどね。
いい声してる人がいるわって思ってました。
スピーカー 1
高木 いやー、なるほど。
そうですね。
今回もお聞きいただきありがとうございました。
スピーカー 2
働き方ラジオを運営する私たち、セッションクルーは、
ラジオの外でも緩やかに続く対話の場を大切にしています。
例えば、セッションクルーバーというスラックのワークスペースを持っています。
働き方ラジオを聞いて、どこかピンとくるものがあった方は、よかったら一緒に混ざりましょう。
気になる方は、私、田中健次郎か、純レギュラー、リサ、ミヤ、被災員にご連絡ください。
カジュアルにセッションしましょう。
36:56

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