-
-
スピーカー 1
働き方ラジオ始まります。株式会社セッション・クルー代表、働き方エヴァンゼリストの田中健士郎です。
このラジオは、誰もが自己表現をするように情熱を持って働く、そんな世界を目指す仲間作りをしていくポッドキャスト番組になります。
みなさん、自己表現していますか?
はい、ということで、今日もですね、素敵なゲストをお呼びしているんですけれども、今日は準レギュラーのりささんも一緒ですね。
スピーカー 2
はい、よろしくお願いします。
スピーカー 1
はい、お願いします。ということで、今日はですね、実はイタリア関係のゲストなんですよね。
スピーカー 2
そう、なんかすごいご縁というか、つながりでつながっちゃった3人って感じですね。
スピーカー 1
つながっちゃった3人でですね。
まあ、経緯としては、こないだ先日ですね、僕がイタリアに行ってきた時に現地で、ある意味たまたまで会ったっていう感じなんですけど、
実は、りささんもつながりがあったり、さらに他の方もいろいろとつながってたみたいなね、いろんな魅力が起きている方なんですけれども、まずはご紹介しますね。
スピーカー 2
ご紹介しましょう。
スピーカー 1
ということで、早速ですね、まずはご紹介できればと思うんですけれども、今日はミラの在住の小野寺香南さんにお越しいただいております。よろしくお願いします。
スピーカー 2
よろしくお願いします。
スピーカー 1
はい、ありがとうございます。
はい、ということで、そんなですね、偶然の出会いからいろいろつながったっていう話を今ね、ちょっと冒頭でさせていただいたんですけど、こんな形でもうね、出会って数ヶ月のうちに働き方ラジオにも出ていただくということで、非常に嬉しく思ってます。
スピーカー 2
いただきありがとうございます。
スピーカー 1
はい、ということで、まずは香南さんにちょっと自己紹介を簡単にしていただいてもよろしいでしょうか。
スピーカー 2
はい、現在ミラノに住んでいます。去年の4月、2024年の4月にイタリアのミラノに引っ越してきました。
今は日本企業で、日本企業のミラノ支店でちょっと勤めながら、あとこちらの現地のギャラリーのコミュニケーターとしても、ちょっと活動させていただいています。よろしくお願いします。
スピーカー 1
はい、よろしくお願いします。ということで、その後、僕がですね、本当にまさに香南さんの職場にですね、急に訪れてですね、しかもなんか1回入って、他のスタッフの方とも少し話を聞いて、でちょっと別の場所に行ってて、でもやっぱりどうしてもその場所が気になっちゃって、
もう1回行った時に、スタッフとしてもう駐在というか、現地に住んで働いている小野寺さんにお話ができて、で、日本人の方で、しかも家具の展示とかされてる場所なんですけど、そこの話とかもいろいろとしてくださって、よかったなと思ったんですけど、途中で、ちなみに私、働き方ラジオ知ってますって言われて。
知ってる?みたいな。自分で言うのもなんですけど、そんなにこう誰もが知ってるラジオですというわけではなく、本当に知り合い中心に広がってきたラジオなので、まさかイタリアの地でたまたま入った家具屋さんというかお店で、
知ってますなんて、もう相手が日本人だとしてもないと思ってたんで、本当に驚いてですね、なんでですかって言うと、いろいろとつながっている方もね、いらっしゃったというところで、すぐにリサにも連絡したら、あーっていうことで、その後リサは会いに行ったんですよね。
本当は先に会いに行くはずだったのが、ちょっと私の事情やいろいろあって行けてなくて、そろそろ連絡して会いに行こうと思ってたら、ケンに先行されたっていう。
たまたま。
スピーカー 2
TMでは連絡取ってたんだけどね。
でもすごいこれはご縁だと思います。びっくりした。カナンさんとケンの一緒に写ってる写真が送られてきて。
スピーカー 1
そうそう送られてきてね。こんな人たちと出会ったよって言ったら、あれ?とか言って。
スピーカー 2
知ってる?カナンさんみたいな。
カナンさんじゃないみたいな。
スピーカー 2
会ったことなかったが、私は写真でのリサさんの顔と、あと働き方ラジオ以前出てた温森さん、松山さんの顔と、日本での全職で関わった人たちの顔がたくさん出てきて、すごく不適当な瞬間でした。
スピーカー 1
こんなことがあるんだって感じです。まさに働き方ラジオにも出てくださった温森さんですね。松山工業の温森さんともすごく親しいっていう話を聞いて、すぐに写真を送って、温森さんにもミラノで出会いましたって。
スピーカー 2
私も送ったよ、温森さんに。カナンさんにも行きましたよってすぐ。
スピーカー 1
世界って狭いって言うけどこんなことあるんだなみたいな、本当に感覚の一日だったんですけど。
感覚もありますけど、やっぱりご縁ですごくなっているのを実感した。
ご縁ですね、本当ね。
それは思いました。
やっぱりリサさんもイタリアにいるっていうところで、その後も会いに行ってくれて、そこからまたいろいろ仲良くさせてもらって、
今日出演いただくということ。これから本当に一緒の仲間になっていくんだなっていうちょっと今日は感覚でいっぱいなんですけれども、
そんなカナンさんのバックグラウンドとかですね、いろいろと聞いていきたいなっていうのと、
リスナーさんにも知ってもらいたいなっていうのがあるので、ちょっと今日はいろいろと聞いていければと思うんですけれども、
そうですね、どっから聞こうかなみたいなところなんですけど、まずは皆さん気になる、去年イタリアに行きましたっていう話なんですけれども、
はい。
なんていうんですかね、転職してイタリア行こうってなかなかならないと思うので、
そのあたり、どういう経緯で今イタリアにいるのか、ミラノにいるのかみたいなところからまず聞いてもいいですか。
スピーカー 2
そうですね、じゃあちょっと話さかのぼったら大丈夫。
スピーカー 1
もうさかのぼってどこまででも大丈夫ですよ。
スピーカー 2
私の個人的なちょっと転換期ってなったのが、人生で2個目だったんですけど、そのうちの2個目も、そのうち1回目が大学の留学、2個目がコロナだったんですね、個人的に。
スピーカー 1
コロナ、はい。
スピーカー 2
で、2回目のそのコロナ期間で、えっとなんかすごい自分に向き合った時間だったんですよ。
それもその、なんですかね、コロナになる前って私ほんとに週7予定入れて人と会うみたいな感じの、家かけてもうベッドで寝るだけみたいな。
スピーカー 1
はいはいはい。
スピーカー 2
もうずっと外でトロトロしてる感じだった。
でもコロナで一切出れませんってなって。
はい。
で、なんかこう自分と向き合う時間がまた、その留学の時にもちょっとあったんですけど、またそのできてきて、
なんかいろいろ自分の今までの思い出とか、ちょっと抱えてたトラウマだったりとか、なんかそういうのをこうノートに書いて向き合ったりとか、
こう、なんだろう、こう封鎖された空間だからこそ、なんか自分の中の広がりとすごく向き合って、向き合った時間になったんですね。
ただ、まあでもコロナもちょっと落ち着いてきて、で、それでその後にやっぱり海外ちょっと行きたいなっていうのがあったんですよ。
で、やっぱりその留学してた時に、イギリス留学してたんですけど、なんかちょっと日本じゃなくて、他のところを見るとまた改めて日本の良さも知れる、その時に経験してたので、
なんかちょっと違う文化に触れたいなってことで、こうちょっと落ち着いてきてから1週間、友達と一緒にニューヨークに行ったんですね。
スピーカー 1
はい。
ダンスのレッスンを受けに行ったんですけど。
ダンス。
スピーカー 2
ダンスのレッスン。
面白い。
日本のそのぶち上げの空間で受けてみたいみたいなのになって、そこに行って、で、すごい楽しくて、まあ帰ってきて。
で、時差模型がすごく多くてですね、大きくて。で、朝走ったりもしてたんですけど、なんかそれでも全然夜中4時とか、全然時差の関係で寝れなくて、そこでマッチングアプリを作ったんですよ。
スピーカー 1
おお、急に出てきましたね。
スピーカー 2
マッチングアプリを開きました。
スピーカー 1
はい。
スピーカー 2
で、そこで出会った妙に日本語がうまいイタリア人が、今の夫でして。
すごい。
日本で出会って、で、まあ2年間一緒に過ごして、で、その2年間彼は日本にある会社のイタリア支店で採用で、本社に出向こうという形で日本に行って。
はい。
で、ちょっといつかは帰らなきゃいけないと。で、そのタイミングが来たので、どうするという風になって、あの、じゃあ私も行きますということで、ちょっと結婚をして、こちらにという流れになってます。ちょっと。
スピーカー 1
急展開。夜眠れない話がどう繋がるのかなと思ったら、マッチングアプリ。
マッチングアプリ。
そんなようなね。ちょっとこう、開いて。
スピーカー 2
なるほど。
なんか新しい。
そうですよね。
彼氏も知り合ってます。
スピーカー 1
はいはいはい。いやすごい。あのね、旦那さんがイタリアの方で、今一緒にいらっしゃるというのはこの間も聞いてたので、どうやって出会ったのかなと思ったんですけど、日本でその流れだったんですね。
はあ。
運命の出会いが。
でもまあ、もともとその海外経験とか、まあその留学とかもあって、ぼんやりとやっぱ海外に関わりたいとか、まあ行きたいみたいなのは結構あったっていう感じなんですね。
スピーカー 2
そうですね。ありました。その学園1年間、あのイギリスに行って帰ってきたときに、やっぱりまたちょっと海外もう1回住めたらいいなというのは、なんか漠然と世の中で思っていて、
で、その後こう日本の企業のその鉄鋼商社、おかやこを切って会社に勤めるんですけど、ここも5年間で卒業して、そのときにコロナが来てなんかいけないなと思ってたら、今住んでる。まさかこういう形で住むとは全然思ってなかったんですけど、
はいはいはい。
なんとなくこう海外生活またしたいなっていうのはありましたね。
スピーカー 1
すごい。いろんな偶然が重なってそれが叶ったんですね。
スピーカー 2
そうですね。
スピーカー 1
じゃあまあそれで言うと、うくもりさんだったりそういうちょっと町工場系の方々とのつながりみたいなところは、その鉄鋼の会社にいたときにできていたんですか。
スピーカー 1
具体的に何かどんなことをやってるギャラリーなんですか。
スピーカー 2
そうですね、ギャラリーがそのミラノのポルタローマーナと言われる、ミラノの中でもかなり中心地のところに位置していまして、
オーナーがジュリアとアンドレアの2人でやってるんですけれども、アンドレアは元弁護士で、今フォトグラファー。
ジュリアは美術師、美術の歴史を美術、美術士科って言うんですかね。
兼キュレーターということで、やっていて、
ジュリアが美術の大学に行ってたときに、アジアからの留学生との出会いがかなり多かったんですけれども、
彼らが勉強で学んだ後に、その後の受け皿がないと。
彼らが展示する場所だったりとか、
彼らにちょっとフォーカスを向けた場所をミラノに作ろうということで、始まったのがヌメロ鎮観地。
ヌメロがイタリア語で番号ということで、鎮観が51番。
住所が51番地なので。
スピーカー 1
51番地をイタリア語にすると、ヌメロ鎮観地の。
スピーカー 2
はい、バッチリです。
スピーカー 1
よかった、言えた。さっき事前にちょっと聞いてて、僕言える自信がありませんって言ったんですけど、言えてました。
ていう、そうなんですね。
スピーカー 2
そこで日本人のアーティストさんとの間に入って、通訳をやらせていただいたりとか、
あとは翻訳をやらせてもらったりとか、コミュニケーションに携わることを色々とやらせていただいてます。
スピーカー 1
アジアのアーティストさんの、場合によっては駆け出しの方とかのものもそこに出せるみたいな感じなんですね。
スピーカー 2
そうですね、年間に3回基本的には展示を行っていて、
大体1月から3月あたりは旧正月に合わせて中国のアーティストに展示が多くなってます。
4月から大体6月にかけてかなりミラノにも人が来るので、そこで他のギャラリーとコラボしたりだったりとか、
ちょっと大きめの展示会をやっています。
その3つ目が大体10月から12月なんですけど、ここは毎年公募という形で、
応募条件だったりとかを満たしていただいた方の、かなり広くアーティストさんを展示するような機会になっています。
スピーカー 1
これはなんかあれですよね、10月のやつは幅広く応募できるみたいな感じなんでしたっけ。
スピーカー 2
今回の公募はちょっと今までとちょっと変わった公募を、
公募展示をというふうにちょっとギャラリーで話して決まりまして、今までは公募があったんですね。
例えば去年だったら、ライト&シャドウ、光と影っていうテーマ、そった作品をそれこそアーティストの方に出していただいて、
スピーカー 1
その中でセレクトされたアーティストさんを、例えば去年だったら300件応募きた中で、9人のアーティストさんの作品を。
スピーカー 2
なんですけど、ちょっと今年の公募がつい先日始まったんですけど、
A6サイズ、そのハガキサイズであれば、送っていただいたものはすべて展示しますという内容の公募展になっています。
そのA6サイズはもちろんお店で買ったハガキでもいいですし、そのA6サイズに合わせた、例えば陶器だったりだとか、
あともう本当何でも大丈夫です。造形のものでも大丈夫なんですけれども、サイズはみんな一緒で、
ただその表現方法は皆様次第でという風になっています。
そのあくまでもハガキということなので、ちょっとメッセージというか思いを載せていただきたいと思って、
それがラブレターだったりだとか、それこそ今はもう出せないけど、出せない人に向けた手紙だったりとか、
あの時謝れなかった気持ちだったりとか、もちろん文章だったりでもいいですし、
文章以外でも私たちはギャラリーでやっているので、もちろんいろんな芸術的な皆さんそれぞれの観点を、
ぜひいろんなアウトプットで出していただければ、すごくちょっと面白い展示になるので。
スピーカー 1
私たちとしても初めての試みなので、すごくワクワクしています。
これはちょっとさっきチラッと話を聞いて、畑枝ラジオを聞いている皆さんにも伝えたいなと思いまして、
我々も自己表現してますかっていうのを常に問いながらやってますけれども、
その表現として何かメッセージ的なものですよね。ハガキに載せるような表現としてそれを届けたら、
ミラノに届いて、それが展示される可能性があるっていうのはすごくワクワクするし、
ギャラリー自体の考え方もいいなと思って、一流のアーティストじゃないと出れないとか、
普通はそうだと思うんですけども、そこも本当広く誰もが出れるようにみたいなコンセプトがすごくいいなと思いました。
スピーカー 2
おだしょー ありがとうございます。本当にやっぱあくまでもこう、もっとアートも開かれたものになればいいなというのもすごく私たちとしても思っているので、
毎年3回の展示会のうち1回は必ず公募ということで、今西野さんがおっしゃったようにそれをできるようにということでやっています。
で、彼らもですね、もうリサーチのために日本に年に2回は必ず行って。
スピーカー 1
そうなんですね。
スピーカー 2
そうなんですよ。やっぱりミラとかあったりとか、多分りささんもすごくご存じだと思うんですけど、
イタリアのヨーロッパのアートシーンとアジアのアートシーンというのはかなり違うユニークさを持っている市場になっているので、
彼らもリサーチを現地で行って、アーティストさんがあったりだとか、それこそいろんな展示に行って学んだりとかいうのをしてますね。
スピーカー 1
いやー、ちょっと個人的にすごくそのギャラリー気になるので、前回ちょっとなんなら行ければよかったなぐらいの、ちょっと機会があればね。
スピーカー 2
行っていいですか?
ぜひぜひ。
リサは行ってきて。
多分この広報展のオープンが10月くらいですかね。
うん、はい。
リンクがあると思うので、そちらのご案内も送らせていただきます。
ありがとうございました。
私が出すとかもできるってことですか?
もちろんです。
グラナって届けに行ってもいいんですか、ギャラリーに。
スピーカー 1
確かに。
スピーカー 2
いれば。
でも今の時期ないかも。
ちょっと出したくなりました。コンセプトを聞いていたら。
スピーカー 1
日本から出すっていうのは、どこに出せばいいというか。
スピーカー 2
メールを送りいただければ。
スピーカー 1
何ですか、その葉書とかに書いて出すんですよ。
スピーカー 2
葉書に書いて出します。
スピーカー 1
ミラノに送るって感じですか。
スピーカー 2
そうです。ミラノのギャラリー住所に送っていただければ。
スピーカー 1
じゃあいわゆるエアメール的な感じ。
スピーカー 2
そうですね。
スピーカー 1
郵送ですよね。やったことあります。
リサに何回か郵送してるんで。
本とか送ってるんで、やり方は意外に皆さん簡単ですよ。
郵便局行けばできるんで。
スピーカー 2
やっぱり日本とイタリアも、
こんな縁が深くなるとは思ってなかったんですけど、
やっぱりせっかく縁を持てたから、
何か自分の中でも育てていけて、
自分がいるからこそ何か関係性が深まることとか、
理解が深まるようなことにつながればいいなという思いで、
今やっています。
スピーカー 1
めっちゃいいですね。
僕ら、それこそマチココおばさんとかとお話結構するんですけども、
やっぱり今って機能的な価値とか、
そういったもので差別化とかしていくのは非常に難しいし、
よりマチココおばさんみたいな小規模なところだったら、
そこで大企業に挑んでいくとかすごく難しいと思うんですけども、
やっぱりその文化的な価値みたいなところって、
それこそ小さい会社でも追求できるし、
そこに共感が生まれたり、
それは仮に国を越えても価値を感じてもらえるものになり得る。
いくつかのマチココおばさんはそれで実際にミラノサローネとか行って、
そこから商談にしていって、
いろんな日本企業さんね、
カナナさんがいらっしゃるところもその一つだと思いますけれども、
そういううまくいってる価値さんもいるんで、
やっぱりそこってすごい大事だなと思いますし、
でも日本だけにいると日本の価値ってなかなかわからなかったりするんで、
そういう外の方、イタリアにいる方が日本のアートとかを見てくれて、
それを評価して現地に持っていくみたいな、
その繋ぎ役をやってくれていることにすごい意味があるんだろうななんて、
僕も今話を聞いてて思いました。
この活動にもっと日本のアーティストさんももちろんそうですけども、
企業さんとかも関わっていったりとか、
それこそ自分の表現としてね、
アート作品を作り始めているマチココおばさんとかもいるので、
そういうところとかも今後つながっていったらいいのかなと思いました。
スピーカー 2
本当それはすごくいいなと思います。
私の今までできたことが全部つながっている。
スピーカー 1
そうですよね。そっちの人ですもんね。
マチココおばさん側の人ですもんね。もともとね。
確かに。めちゃくちゃいいですね。
本当にそれは日本側からずっと考えていても難しいと思うんですよ。
文化って相互理解だと思うんで。
本当だと思います。
スピーカー 2
イタリアで見つけたこともなんかいいなと思うこともありますけど、
改めてやっぱり日本のいいところもまた来てくるので、
何だろうな、
例えば家族を大切にするとかも、
じゃあ私ももっと、私のできる範囲でもっとそれを体現していこうみたいな。
すごく何ですかね、ちょっとこっちに来てから改めて思ったことかなと思います。
スピーカー 1
やっぱ家族間の違いとかもあるんですか、イタリアに行ったとき。
スピーカー 2
家族間は全然違うかもしれない。
スピーカー 1
全然違うんですね。
スピーカー 2
私も違うかもしれないです。
スピーカー 1
周りで。
スピーカー 2
周りそうですね、家族はやっぱ協力するものだったりとか、
いい意味で見守らないっていうのが私はすごく感じました。
見守るっていう言葉あるじゃないですか、
それはすごくいいことでもあるけど、
でも助けられる、何か手を差し伸べられる距離にいるんだったら、
それこそ家族とか友人とか大切な人は見守るっていうのはちょっと
スピーカー 1
冷たくもなるよねみたいな。
手を差し伸ばさないっていうことか、見守るっていうのは。
ネガティブに捉えるとってことですよね、ある意味。
スピーカー 2
伝えられることがあるかもしれないし、何か助けられることがあるかもしれないみたいなので、
一歩行く勇気というかなんだろうね。
スピーカー 1
ちょっと踏み込んで。
学びになると個人的に思います。
なるほど。
スピーカー 2
いい人間のおせっかいっていうね。
おせっかいってことか、ある意味ね。
イタリア人の方のおせっかいが、それにすごく助けられるってありますね。
なんか温かいというかね。
ほっといてくれないっていう。
なるほどね。
面白い。
スピーカー 1
でもなんかわかる気はします。
これめっちゃ怒られてるのかなって思うと、そうじゃなくて、
いろいろ助けてくれようとしてるみたいなのがなんかあった気がしますね。
なんかやっぱ、やさしさ。
できてなくてすいませんみたいな、ちょっと思うんですけど、
別に怒ってるんじゃなくて、
助けてくれようと、ですよね。
確かに。
そこはね、すごいいい学びですね、私にとっては。
スピーカー 2
周りにとってはどうかなかわかんない。
スピーカー 1
人にね、よるでしょうけどね、そういうの動揺するね。
日本人が言ってみんながみんなね、それを受け入れられるとかも難しいかもしれないですけど。
私もそうですよね。
なるほど。
やっぱり人が好きなんでしょうね。
スピーカー 2
そうですね。
スピーカー 1
ちょっとこう、ある意味で少しドライというよりはウェットなほうが人間関係ね。
いいですね。
わかります。僕もどっちかというとそっちなんで。
スピーカー 2
ここはみんなそうかな。
スピーカー 1
嘘がしたくないです。
他にこう、例えばギャラリーとかお店とかでお客さん対応してたりとかする中で何か感じる、文化の違いとか気づきとかって何かありますか。
スピーカー 2
気づきっていう点で言うと、環境への、なんだろうな、環境のない、その前職の新規事業やってた人たちに、消費者の環境への意識みたいなのを結構してたんですよ、日本にいたときは。
SDGsだったりだとか。
家具という文脈で一緒でいろいろ気にしてはいたんですけど、やっぱこっち来て実際に接客をしてみると、そこがファーストに来るわけではないなっていうふうに思いました。
ただ、長く使えるかどうかとか、そういう人的な文脈での持続可能性、持続可能なものとかっていうのは結構みんな気にされてるのかなっていうのを思います。
たとえば、うちの元の実家でも、アンティークの家具とか、これはおばあちゃんがホテルを経営してたときに、そこで使っていた家具だったりとか、すごく、なんだろうな、その家具のものの意味とかを大切に継承していく分、私の日本のお家はあんまりそういうのがなかったんですけど。
スピーカー 1
いや、ないですね。ないですね。
スピーカー 2
スペースも限られてるし、置けないし、みたいな。
スピーカー 1
うんうん。で、やっぱなんか引っ越しとかあるともう買い替えるみたいな感じですもんね。
スピーカー 2
そう思ったんですけど、やっぱりなんかそういう観点、長く使いたい、だからこそいいデザインが欲しいとか、やっぱそこが優先順位が高いなっていうのは感じますね。でもそれって本当の意味での環境への配慮でもあるのかなとはちょっと思いました。
なんか、体感として、こう、接客とか。
スピーカー 1
体感として。
スピーカー 2
やっぱりなんか、自分が長く使えるもの、そしてその次にこう、出るようなものとかっていうのを、こう、ものを大切に使う文化はすごく根付いてるなあっていうのは思いますね。
スピーカー 1
なるほど。
スピーカー 2
これもなんかすごく気づきでした。
スピーカー 1
そうですね。
スピーカー 2
あとなんか、社会のもので、環境にも良くて、みたいなのをこう、選んで、いっぱい選ぶみたいな感じだと思ってたら、こう、やっぱりちょっと慎重なのかな、そういう意味で言うと。
スピーカー 1
うん、そういうことですよね。
確かに。だからなんか、何だろうな。
日本、まあ、やっぱりその環境配慮みたいのが、そのファッション的なというか、こう、流行の一つ一つみたいな捉え方を、まあ、日本とかは割とされている。
まあ、他の国もそういうとこあるかもしれないですけども、やっぱりヨーロッパはその環境配慮みたいなことが、もうなんか文化として、もう長くおばあちゃんの代から根付いてるから、
ことさらSDGですとかって言うんじゃなくて、長く、
スピーカー 2
長く言うことですよね。
スピーカー 1
体質にすると。
でも、そういう意味だとね、家具とかはすごくその文脈に合わせて作っていくと、まあ、いいものを長く使おうっていうお客さんにちゃんと買ってもらえるってことですよね、日本以上に。