1. 田中健士郎の働き方ラジオ
  2. #190 イタリア移住物語!みん..
2025-08-06 51:55

#190 イタリア移住物語!みんなの橋渡し役として生きる(小野寺果南さんゲスト回)

今回の働き方ラジオは、イタリア・ミラノ在住の小野寺果南さんをゲストにお迎えします。偶然の出会いから始まったご縁が繋がり、まさかのラジオ出演が実現!


日本の町工場での広報・新規事業経験を経て、イタリアへ移住した果南さん。現地での葛藤や孤独、そして新しい居場所を見つけていくプロセスを率直に語ってくださいました。


現在はミラノの家具ショールーム勤務に加え、アジアの若手アーティストを支援するギャラリー「Numero Cinquantauno」でコミュニケーターとして活動中。アートをもっと開かれたものにしたいという思いで、誰でも参加できる“アート公募展”を企画するなど、表現の可能性を広げています。


文化の違いに触れながら、「人」と「場」をつなぐ果南さんの働き方と生き方に、きっと勇気をもらえるはず。


🌍海外で働くって?

🪑イタリアと日本の消費文化の違い

❤️果南さんの自己表現とは?

そんな問いを立てながら、お届けします。


#働き方ラジオ #ミラノ生活 #コミュニティ #町工場 #アート

サマリー

このエピソードでは、ミラノに移住した小野寺香南さんがイタリアでの新しい働き方とコミュニティ形成について語ります。彼女の体験やリモートワークを通じた町工場とのつながり、また異文化交流の重要性が強調されます。小野寺香南さんは、イタリアでの生活や職場でのコミュニティ作りについて言及します。海外での孤独感や言葉の壁を乗り越えながら、文化をつなげる役割を果たしていることが伝えられます。特にミラノでのギャラリー活動を通じてアジアのアーティストとの交流を深めています。小野寺香南さんはゲストとして登場し、イタリアでの生活や文化的交流について語ります。彼女は日本とイタリアのアートや文化を結ぶ橋渡し役を果たしたいと考えています。また、エコ意識や家族間の違いなど、文化の相互理解の重要性についても触れられています。小野寺香南さんがゲスト回で語る内容には、日本とイタリアの文化交流や橋渡し役としての自己表現が含まれています。彼女はコミュニケーションを円滑に進めることの重要性と自身の活動意義を強調しています。

イタリアとの出会い
スピーカー 1
働き方ラジオ始まります。株式会社セッション・クルー代表、働き方エヴァンゼリストの田中健士郎です。
このラジオは、誰もが自己表現をするように情熱を持って働く、そんな世界を目指す仲間作りをしていくポッドキャスト番組になります。
みなさん、自己表現していますか?
はい、ということで、今日もですね、素敵なゲストをお呼びしているんですけれども、今日は準レギュラーのりささんも一緒ですね。
スピーカー 2
はい、よろしくお願いします。
スピーカー 1
はい、お願いします。ということで、今日はですね、実はイタリア関係のゲストなんですよね。
スピーカー 2
そう、なんかすごいご縁というか、つながりでつながっちゃった3人って感じですね。
スピーカー 1
つながっちゃった3人でですね。
まあ、経緯としては、こないだ先日ですね、僕がイタリアに行ってきた時に現地で、ある意味たまたまで会ったっていう感じなんですけど、
実は、りささんもつながりがあったり、さらに他の方もいろいろとつながってたみたいなね、いろんな魅力が起きている方なんですけれども、まずはご紹介しますね。
スピーカー 2
ご紹介しましょう。
スピーカー 1
ということで、早速ですね、まずはご紹介できればと思うんですけれども、今日はミラの在住の小野寺香南さんにお越しいただいております。よろしくお願いします。
スピーカー 2
よろしくお願いします。
スピーカー 1
はい、ありがとうございます。
はい、ということで、そんなですね、偶然の出会いからいろいろつながったっていう話を今ね、ちょっと冒頭でさせていただいたんですけど、こんな形でもうね、出会って数ヶ月のうちに働き方ラジオにも出ていただくということで、非常に嬉しく思ってます。
スピーカー 2
いただきありがとうございます。
スピーカー 1
はい、ということで、まずは香南さんにちょっと自己紹介を簡単にしていただいてもよろしいでしょうか。
スピーカー 2
はい、現在ミラノに住んでいます。去年の4月、2024年の4月にイタリアのミラノに引っ越してきました。
今は日本企業で、日本企業のミラノ支店でちょっと勤めながら、あとこちらの現地のギャラリーのコミュニケーターとしても、ちょっと活動させていただいています。よろしくお願いします。
スピーカー 1
はい、よろしくお願いします。ということで、その後、僕がですね、本当にまさに香南さんの職場にですね、急に訪れてですね、しかもなんか1回入って、他のスタッフの方とも少し話を聞いて、でちょっと別の場所に行ってて、でもやっぱりどうしてもその場所が気になっちゃって、
もう1回行った時に、スタッフとしてもう駐在というか、現地に住んで働いている小野寺さんにお話ができて、で、日本人の方で、しかも家具の展示とかされてる場所なんですけど、そこの話とかもいろいろとしてくださって、よかったなと思ったんですけど、途中で、ちなみに私、働き方ラジオ知ってますって言われて。
知ってる?みたいな。自分で言うのもなんですけど、そんなにこう誰もが知ってるラジオですというわけではなく、本当に知り合い中心に広がってきたラジオなので、まさかイタリアの地でたまたま入った家具屋さんというかお店で、
知ってますなんて、もう相手が日本人だとしてもないと思ってたんで、本当に驚いてですね、なんでですかって言うと、いろいろとつながっている方もね、いらっしゃったというところで、すぐにリサにも連絡したら、あーっていうことで、その後リサは会いに行ったんですよね。
本当は先に会いに行くはずだったのが、ちょっと私の事情やいろいろあって行けてなくて、そろそろ連絡して会いに行こうと思ってたら、ケンに先行されたっていう。
たまたま。
スピーカー 2
TMでは連絡取ってたんだけどね。
でもすごいこれはご縁だと思います。びっくりした。カナンさんとケンの一緒に写ってる写真が送られてきて。
スピーカー 1
そうそう送られてきてね。こんな人たちと出会ったよって言ったら、あれ?とか言って。
スピーカー 2
知ってる?カナンさんみたいな。
カナンさんじゃないみたいな。
転職と移住の経緯
スピーカー 2
会ったことなかったが、私は写真でのリサさんの顔と、あと働き方ラジオ以前出てた温森さん、松山さんの顔と、日本での全職で関わった人たちの顔がたくさん出てきて、すごく不適当な瞬間でした。
スピーカー 1
こんなことがあるんだって感じです。まさに働き方ラジオにも出てくださった温森さんですね。松山工業の温森さんともすごく親しいっていう話を聞いて、すぐに写真を送って、温森さんにもミラノで出会いましたって。
スピーカー 2
私も送ったよ、温森さんに。カナンさんにも行きましたよってすぐ。
スピーカー 1
世界って狭いって言うけどこんなことあるんだなみたいな、本当に感覚の一日だったんですけど。
感覚もありますけど、やっぱりご縁ですごくなっているのを実感した。
ご縁ですね、本当ね。
それは思いました。
やっぱりリサさんもイタリアにいるっていうところで、その後も会いに行ってくれて、そこからまたいろいろ仲良くさせてもらって、
今日出演いただくということ。これから本当に一緒の仲間になっていくんだなっていうちょっと今日は感覚でいっぱいなんですけれども、
そんなカナンさんのバックグラウンドとかですね、いろいろと聞いていきたいなっていうのと、
リスナーさんにも知ってもらいたいなっていうのがあるので、ちょっと今日はいろいろと聞いていければと思うんですけれども、
そうですね、どっから聞こうかなみたいなところなんですけど、まずは皆さん気になる、去年イタリアに行きましたっていう話なんですけれども、
はい。
なんていうんですかね、転職してイタリア行こうってなかなかならないと思うので、
そのあたり、どういう経緯で今イタリアにいるのか、ミラノにいるのかみたいなところからまず聞いてもいいですか。
スピーカー 2
そうですね、じゃあちょっと話さかのぼったら大丈夫。
スピーカー 1
もうさかのぼってどこまででも大丈夫ですよ。
スピーカー 2
私の個人的なちょっと転換期ってなったのが、人生で2個目だったんですけど、そのうちの2個目も、そのうち1回目が大学の留学、2個目がコロナだったんですね、個人的に。
スピーカー 1
コロナ、はい。
スピーカー 2
で、2回目のそのコロナ期間で、えっとなんかすごい自分に向き合った時間だったんですよ。
それもその、なんですかね、コロナになる前って私ほんとに週7予定入れて人と会うみたいな感じの、家かけてもうベッドで寝るだけみたいな。
スピーカー 1
はいはいはい。
スピーカー 2
もうずっと外でトロトロしてる感じだった。
でもコロナで一切出れませんってなって。
はい。
で、なんかこう自分と向き合う時間がまた、その留学の時にもちょっとあったんですけど、またそのできてきて、
なんかいろいろ自分の今までの思い出とか、ちょっと抱えてたトラウマだったりとか、なんかそういうのをこうノートに書いて向き合ったりとか、
こう、なんだろう、こう封鎖された空間だからこそ、なんか自分の中の広がりとすごく向き合って、向き合った時間になったんですね。
ただ、まあでもコロナもちょっと落ち着いてきて、で、それでその後にやっぱり海外ちょっと行きたいなっていうのがあったんですよ。
で、やっぱりその留学してた時に、イギリス留学してたんですけど、なんかちょっと日本じゃなくて、他のところを見るとまた改めて日本の良さも知れる、その時に経験してたので、
なんかちょっと違う文化に触れたいなってことで、こうちょっと落ち着いてきてから1週間、友達と一緒にニューヨークに行ったんですね。
スピーカー 1
はい。
ダンスのレッスンを受けに行ったんですけど。
ダンス。
スピーカー 2
ダンスのレッスン。
面白い。
日本のそのぶち上げの空間で受けてみたいみたいなのになって、そこに行って、で、すごい楽しくて、まあ帰ってきて。
で、時差模型がすごく多くてですね、大きくて。で、朝走ったりもしてたんですけど、なんかそれでも全然夜中4時とか、全然時差の関係で寝れなくて、そこでマッチングアプリを作ったんですよ。
スピーカー 1
おお、急に出てきましたね。
スピーカー 2
マッチングアプリを開きました。
スピーカー 1
はい。
スピーカー 2
で、そこで出会った妙に日本語がうまいイタリア人が、今の夫でして。
すごい。
日本で出会って、で、まあ2年間一緒に過ごして、で、その2年間彼は日本にある会社のイタリア支店で採用で、本社に出向こうという形で日本に行って。
はい。
で、ちょっといつかは帰らなきゃいけないと。で、そのタイミングが来たので、どうするという風になって、あの、じゃあ私も行きますということで、ちょっと結婚をして、こちらにという流れになってます。ちょっと。
スピーカー 1
急展開。夜眠れない話がどう繋がるのかなと思ったら、マッチングアプリ。
マッチングアプリ。
そんなようなね。ちょっとこう、開いて。
スピーカー 2
なるほど。
なんか新しい。
そうですよね。
彼氏も知り合ってます。
スピーカー 1
はいはいはい。いやすごい。あのね、旦那さんがイタリアの方で、今一緒にいらっしゃるというのはこの間も聞いてたので、どうやって出会ったのかなと思ったんですけど、日本でその流れだったんですね。
はあ。
運命の出会いが。
でもまあ、もともとその海外経験とか、まあその留学とかもあって、ぼんやりとやっぱ海外に関わりたいとか、まあ行きたいみたいなのは結構あったっていう感じなんですね。
スピーカー 2
そうですね。ありました。その学園1年間、あのイギリスに行って帰ってきたときに、やっぱりまたちょっと海外もう1回住めたらいいなというのは、なんか漠然と世の中で思っていて、
で、その後こう日本の企業のその鉄鋼商社、おかやこを切って会社に勤めるんですけど、ここも5年間で卒業して、そのときにコロナが来てなんかいけないなと思ってたら、今住んでる。まさかこういう形で住むとは全然思ってなかったんですけど、
はいはいはい。
なんとなくこう海外生活またしたいなっていうのはありましたね。
スピーカー 1
すごい。いろんな偶然が重なってそれが叶ったんですね。
スピーカー 2
そうですね。
スピーカー 1
じゃあまあそれで言うと、うくもりさんだったりそういうちょっと町工場系の方々とのつながりみたいなところは、その鉄鋼の会社にいたときにできていたんですか。
新しい働き方の模索
スピーカー 2
そのおかやこ期の後に株式会社シンワという、千葉県の遠金の方にあるバンキング会社に、
スピーカー 1
バンキン屋さん。
スピーカー 2
広報だったり営業だったり、ちょっといろいろやらせていただいたんですけど、そこで主に新規事業を担当していて、都内でリモートだったんですね、私が。
で、それでもこう何ですかね、事業の広げ方とかどういうふうに進めていけばいいんだろうって悩んだときに、うくもりさんが主催、主催じゃないな。
そのときDMMドットメイク秋葉っていう施設が。
スピーカー 1
秋葉の。
スピーカー 2
はい、ものづくりのワーキングスペースっていうのがあって、そちらのイベントにちょっと参加させてもらって、参加して、そこでうくもりさんと出会って、その後町工場の方たちと。
スピーカー 1
そうですよね。
スピーカー 2
ものづくりの最前線にいらっしゃる方と、いろんなものづくりをやってる方との出会いが増えていった感じですかね。
スピーカー 1
でもいわゆる板金屋さんって町工場の部類にまさに入ると思うんですけども、あれですね、東京でリモートワークってかなり珍しいですよね。
スピーカー 2
そうですね。私もその、なんだろう、その神話のやってることがすごく面白いなと思ったんですけど、やっぱり場所的に遠くてですね、遠金田と。
スピーカー 1
近い場所からだと2時間半くらい、ちょっと片道でもかかるような場所だったので、ちょっと毎日はつらいんですけど、でもやってみたいですということで。
スピーカー 2
やったら、じゃあ私たちの場所ではなくて、違う場所で広げる活動をぜひやっていただけたらということで、リモートでやってました。
スピーカー 1
その時は割と新規事業とか新商品の企画とか、そういうのをやったんですか。
スピーカー 2
社外のデザインだったりだとか、いろいろやってるコンサルティング会社の方と一緒に新規事業の家具のブランドをつやげだったりとか、
あとはそのコワーキングスペースで、意外とバンキン屋さんってあんまり出会いがないっていう、そのコワーキングスペースに行って実感したので、
スピーカー 1
鉄で手伝いというキャッチコピーをもとに、鉄の話は私たちにくださいみたいなのを、
スピーカー 2
すごい。
登壇させてもらったりとか、ビューズをしてもらったり。
スピーカー 1
すごい尖ってますね、だいぶ。
そうやって会社の外の関係性を増やしていくようなことを、あえて東京でやるっていうことをやってたんですね。
スピーカー 2
最終的には工場見学会というものを企画して、皆さんで来てもらうようにつなげたりとか、
あるいは人気度を高めていければなというのを軸に活動しています。
スピーカー 1
なるほど、本当に僕らもマッチプロタウンとか今マッチ工場のやってますけれども、まさにそういうことに挑戦している会社もいっぱいいらっしゃるので、
そこもいろいろつながりがありそうな感じがしました。
すごい近いところにやられてますね、確かに。
イタリアへの移住と初期の挑戦
スピーカー 1
ありがとうございます。そんな、かなさんがイタリアに行くってなって、そこからあれですか、仕事ありきでというよりも旦那さんについていこうっていうところで。
スピーカー 2
はい、当初はそれこそその前の会社のリモートでっていうのを延長、リモートでできたらいいなというので、
こっちでもちろん生活整ってからというふうに会社の方も言っていただいたんですけど、
イタリアでこういろいろやると税金が高いなとかいうので、一度その道は立つことになってっていう感じでしたね。
だからそこ後というか、来てからは結構悩んでました。
そうか。
なんならそれをイタリアにつなげたいみたいなちょっと夢とかも。
スピーカー 1
はいはいはい、そうですよね。
やっぱりいざ来てみたらその人もわからないし、まず言葉もわからないし。
スピーカー 2
わからないし。
で、自分の中でまた海外住みたいと思ってたし大丈夫って思ってたところも、やっぱり留学の時はもう明確に英語の勉強をしたい、英語を使ってその時経済専攻してた、経済を勉強したいっていうのがあったんですけど、
実際に来てみたらもう全然なんか、どうしようってなりました。
明確な目的がなくなっちゃったみたいなので、来てから気づいて、どうしようって。
泣いたりとかもしてましたね。
スピーカー 1
あー、そうだったんですね。
スピーカー 2
どうしようとか、なんなら友達もあれらしいみたいなのが。
スピーカー 1
そうです。
スピーカー 2
悩んだりしてました、最初。
スピーカー 1
これは特有の感覚的なマイノリティ差というかね、何か差別を受けるとかわかりやすいものじゃないんだけれども、どことなく居心地の良くない感じとか、これは。
僕もアメリカとかヨーロッパとか長く行ったこともあったので、毎回それはわかるんですけど。
スピーカー 2
なんでしょうね、なんか、やっぱこっちに来て、それこそリモートでやろうと思ってたことも、続けられないかもしれないとか、なんか相談できるのも、日本は時差があるし。
スピーカー 1
確かにね。
スピーカー 2
なんか、その時の移動先?移動先って言ったらあれかもしれないんですけど、なんかもう夫しかいなくて。
スピーカー 1
はいはいはい。
スピーカー 2
自分で来たはずなのに、なんかもう夫しかいなくて、なんかその夫だけになんか文句じゃないですけど。
スピーカー 1
はいはいはい。
相談したりとかね。
スピーカー 2
日本にいたときは週7で予定も入れてたので、いろんなときもいたっていう、いろんな時があったっていうのが、一歩に絞られたことでなんかすごい自分のバランスがうまく保てなくなったっていうのが。
スピーカー 1
あー、それもね。
スピーカー 2
りささんどうですか?
孤独感とコミュニティの重要性
スピーカー 2
あのー、来た頃を思い出して聞いてました。私も言葉全くわかんないで、あのー、もともとこっちにいていた、あのヴァイオリン職人の夫のところに遊びに来てるときに引っ越してきちゃったんで。
そうだったなって。
言葉もわかんない人もどっちもいないしね、最初。
最初は本当になんか孤独な。
スピーカー 1
孤独を。
スピーカー 2
そうそう、今孤独って思ってました。今私の孤独だったって。
スピーカー 1
海外に行くね、独特の孤独感みたいなのはやっぱりあるし、やっぱり何でしょう、もう人間関係、もちろん日本の人間関係が切れたわけじゃないんだけれども、やっぱりゼロからこう作らないといけないっていうのは、
なかなか人生で経験しないことだと思うので、そこにさらにいろんな文化的な違いとかもあってっていうところだと思うので、
今、1年経ってきて、何ですか、そういう意味だと変わってきたりもしてるんですか?
スピーカー 2
そうですね、本当にやっぱり私にとっては、コミュニティというか職場のすごく大きいです。
なんか自分としてもやりたいこととかを自分がやってみんなが喜んでくれるというか、その一つでちょっとは円滑に回ることとかはすごく自分にとっても嬉しいですし、
何よりも同僚だったりとか、お手伝いしているギャラリーの方のオーナーたちだったりとか、彼らを通じて知り合う方たちだったりとか、
やっぱり本当に改めて、私は人が好きで人に支えられているんだなっていうのを実感して、だんだんと楽しくなってきて。
スピーカー 1
そっかそっか、だからやっぱり仕事っていうのはもちろんお金を稼ぐためとかもありますけども、そこ自体がコミュニティであり、そのつながりの中で自分も少しずつ元気になっていったというか、
っていうところなんですね。
スピーカー 2
そうですね、はい。
スピーカー 1
じゃあお仕事、その後はじゃあ自分で今の会社と、あとはそのギャラリーの活動っていうのも、自分で現地で見つけていったんですか。
スピーカー 2
そうですね、ギャラリー、会社の方は現地でというのも全職でちょっとつながりがあったので、
今の仕事のショールームの存在は知っていて、イベントに行ったときに人探してたりしないですかね、みたいな感じで。
今働かさず覚えているんですけど、ギャラリーの方も元々夫の友人だったので、
もし彼がこっちに来るならちょっと手伝って欲しいことがあるんだけど、一緒にどうかなっていうのを、
スピーカー 1
声かけていただいて、という感じですね。
今手伝ってるんですね。
ちょっとそのギャラリーの方の話も、ちょっと前に聞いたときに少しライフワーク的なというか、結構長くやっていくんじゃないかっていうことを言ってたんですけど、
ギャラリーでの活動とアートの展開
スピーカー 1
具体的に何かどんなことをやってるギャラリーなんですか。
スピーカー 2
そうですね、ギャラリーがそのミラノのポルタローマーナと言われる、ミラノの中でもかなり中心地のところに位置していまして、
オーナーがジュリアとアンドレアの2人でやってるんですけれども、アンドレアは元弁護士で、今フォトグラファー。
ジュリアは美術師、美術の歴史を美術、美術士科って言うんですかね。
兼キュレーターということで、やっていて、
ジュリアが美術の大学に行ってたときに、アジアからの留学生との出会いがかなり多かったんですけれども、
彼らが勉強で学んだ後に、その後の受け皿がないと。
彼らが展示する場所だったりとか、
彼らにちょっとフォーカスを向けた場所をミラノに作ろうということで、始まったのがヌメロ鎮観地。
ヌメロがイタリア語で番号ということで、鎮観が51番。
住所が51番地なので。
スピーカー 1
51番地をイタリア語にすると、ヌメロ鎮観地の。
スピーカー 2
はい、バッチリです。
スピーカー 1
よかった、言えた。さっき事前にちょっと聞いてて、僕言える自信がありませんって言ったんですけど、言えてました。
ていう、そうなんですね。
スピーカー 2
そこで日本人のアーティストさんとの間に入って、通訳をやらせていただいたりとか、
あとは翻訳をやらせてもらったりとか、コミュニケーションに携わることを色々とやらせていただいてます。
スピーカー 1
アジアのアーティストさんの、場合によっては駆け出しの方とかのものもそこに出せるみたいな感じなんですね。
スピーカー 2
そうですね、年間に3回基本的には展示を行っていて、
大体1月から3月あたりは旧正月に合わせて中国のアーティストに展示が多くなってます。
4月から大体6月にかけてかなりミラノにも人が来るので、そこで他のギャラリーとコラボしたりだったりとか、
ちょっと大きめの展示会をやっています。
その3つ目が大体10月から12月なんですけど、ここは毎年公募という形で、
応募条件だったりとかを満たしていただいた方の、かなり広くアーティストさんを展示するような機会になっています。
スピーカー 1
これはなんかあれですよね、10月のやつは幅広く応募できるみたいな感じなんでしたっけ。
スピーカー 2
今回の公募はちょっと今までとちょっと変わった公募を、
公募展示をというふうにちょっとギャラリーで話して決まりまして、今までは公募があったんですね。
例えば去年だったら、ライト&シャドウ、光と影っていうテーマ、そった作品をそれこそアーティストの方に出していただいて、
スピーカー 1
その中でセレクトされたアーティストさんを、例えば去年だったら300件応募きた中で、9人のアーティストさんの作品を。
スピーカー 2
なんですけど、ちょっと今年の公募がつい先日始まったんですけど、
A6サイズ、そのハガキサイズであれば、送っていただいたものはすべて展示しますという内容の公募展になっています。
そのA6サイズはもちろんお店で買ったハガキでもいいですし、そのA6サイズに合わせた、例えば陶器だったりだとか、
あともう本当何でも大丈夫です。造形のものでも大丈夫なんですけれども、サイズはみんな一緒で、
ただその表現方法は皆様次第でという風になっています。
そのあくまでもハガキということなので、ちょっとメッセージというか思いを載せていただきたいと思って、
それがラブレターだったりだとか、それこそ今はもう出せないけど、出せない人に向けた手紙だったりとか、
あの時謝れなかった気持ちだったりとか、もちろん文章だったりでもいいですし、
文章以外でも私たちはギャラリーでやっているので、もちろんいろんな芸術的な皆さんそれぞれの観点を、
ぜひいろんなアウトプットで出していただければ、すごくちょっと面白い展示になるので。
スピーカー 1
私たちとしても初めての試みなので、すごくワクワクしています。
これはちょっとさっきチラッと話を聞いて、畑枝ラジオを聞いている皆さんにも伝えたいなと思いまして、
我々も自己表現してますかっていうのを常に問いながらやってますけれども、
その表現として何かメッセージ的なものですよね。ハガキに載せるような表現としてそれを届けたら、
ミラノに届いて、それが展示される可能性があるっていうのはすごくワクワクするし、
ギャラリー自体の考え方もいいなと思って、一流のアーティストじゃないと出れないとか、
普通はそうだと思うんですけども、そこも本当広く誰もが出れるようにみたいなコンセプトがすごくいいなと思いました。
スピーカー 2
おだしょー ありがとうございます。本当にやっぱあくまでもこう、もっとアートも開かれたものになればいいなというのもすごく私たちとしても思っているので、
毎年3回の展示会のうち1回は必ず公募ということで、今西野さんがおっしゃったようにそれをできるようにということでやっています。
で、彼らもですね、もうリサーチのために日本に年に2回は必ず行って。
スピーカー 1
そうなんですね。
スピーカー 2
そうなんですよ。やっぱりミラとかあったりとか、多分りささんもすごくご存じだと思うんですけど、
イタリアのヨーロッパのアートシーンとアジアのアートシーンというのはかなり違うユニークさを持っている市場になっているので、
彼らもリサーチを現地で行って、アーティストさんがあったりだとか、それこそいろんな展示に行って学んだりとかいうのをしてますね。
スピーカー 1
いやー、ちょっと個人的にすごくそのギャラリー気になるので、前回ちょっとなんなら行ければよかったなぐらいの、ちょっと機会があればね。
スピーカー 2
行っていいですか?
ぜひぜひ。
リサは行ってきて。
多分この広報展のオープンが10月くらいですかね。
うん、はい。
リンクがあると思うので、そちらのご案内も送らせていただきます。
ありがとうございました。
私が出すとかもできるってことですか?
もちろんです。
グラナって届けに行ってもいいんですか、ギャラリーに。
スピーカー 1
確かに。
スピーカー 2
いれば。
でも今の時期ないかも。
ちょっと出したくなりました。コンセプトを聞いていたら。
スピーカー 1
日本から出すっていうのは、どこに出せばいいというか。
スピーカー 2
メールを送りいただければ。
スピーカー 1
何ですか、その葉書とかに書いて出すんですよ。
スピーカー 2
葉書に書いて出します。
スピーカー 1
ミラノに送るって感じですか。
スピーカー 2
そうです。ミラノのギャラリー住所に送っていただければ。
スピーカー 1
じゃあいわゆるエアメール的な感じ。
スピーカー 2
そうですね。
スピーカー 1
郵送ですよね。やったことあります。
リサに何回か郵送してるんで。
本とか送ってるんで、やり方は意外に皆さん簡単ですよ。
郵便局行けばできるんで。
イタリアでの活動について
スピーカー 2
エアメールって書くんですよね。
スピーカー 1
そうですね。
スピーカー 2
なるほど。
スピーカー 1
じゃあまた働き方ラジオとしても詳細のあれが出てきたら、
告知もぜひご一緒にできればなと思います。
既に出したいですね。
スピーカー 2
9月1日ちょっと届いちゃったものは残念ながら提示はできないんですけれども。
早めに出した方がいいですね。
早めに出していただければ。
スピーカー 1
分かりました。
スピーカー 2
分かりました。
スピーカー 1
先にこの話聞きたかったのは、ギャラリーの考えとか思想がすごく分かるなと思って。
そういうところに、やっぱりカナンさんもいろいろ共感されてやってるの活動なのかなと思ったんですけど、
今どういうふうにこの活動については個人として考えてるんですか。
スピーカー 2
本当そうですね。やっぱり共感がすごく大きかったっていうのと、
やっぱりこっちでギャラリーを手伝う前に、
普通にプライベートで彼らと一緒に日本で過ごした時間もあったので、
やっぱりその時に文化への敬意の払い方というか、
理解だったりとか、
日本漫画アニメみたいなそういう感じじゃなくて、
質問とかもやっぱり鋭い質問が飛んで、
私たちも答えられないような、
すごく深く考えられていて、
それがあってギャラリーに行った時に、
でも完全に日本に寄せたりとか中国、韓国だったりとかに寄せてるわけではなくて、
彼らなりのイタリアへの提案というか、
すごくユニークにアレンジしながら、
ごちゃごちゃしてるんだけどまとまりがあるというか、
本当にりささん来ていただきたいんですけど、
そういった彼らのプライベートのスペースを見たりとか、
それこそ展示のかっこよさを見たりとかしていて、
やっぱりぜひ日本出身だからこそ、
何か手伝えることがあればなという思いでやってます。
文化の価値と相互理解
スピーカー 2
やっぱり日本とイタリアも、
こんな縁が深くなるとは思ってなかったんですけど、
やっぱりせっかく縁を持てたから、
何か自分の中でも育てていけて、
自分がいるからこそ何か関係性が深まることとか、
理解が深まるようなことにつながればいいなという思いで、
今やっています。
スピーカー 1
めっちゃいいですね。
僕ら、それこそマチココおばさんとかとお話結構するんですけども、
やっぱり今って機能的な価値とか、
そういったもので差別化とかしていくのは非常に難しいし、
よりマチココおばさんみたいな小規模なところだったら、
そこで大企業に挑んでいくとかすごく難しいと思うんですけども、
やっぱりその文化的な価値みたいなところって、
それこそ小さい会社でも追求できるし、
そこに共感が生まれたり、
それは仮に国を越えても価値を感じてもらえるものになり得る。
いくつかのマチココおばさんはそれで実際にミラノサローネとか行って、
そこから商談にしていって、
いろんな日本企業さんね、
カナナさんがいらっしゃるところもその一つだと思いますけれども、
そういううまくいってる価値さんもいるんで、
やっぱりそこってすごい大事だなと思いますし、
でも日本だけにいると日本の価値ってなかなかわからなかったりするんで、
そういう外の方、イタリアにいる方が日本のアートとかを見てくれて、
それを評価して現地に持っていくみたいな、
その繋ぎ役をやってくれていることにすごい意味があるんだろうななんて、
僕も今話を聞いてて思いました。
この活動にもっと日本のアーティストさんももちろんそうですけども、
企業さんとかも関わっていったりとか、
それこそ自分の表現としてね、
アート作品を作り始めているマチココおばさんとかもいるので、
そういうところとかも今後つながっていったらいいのかなと思いました。
スピーカー 2
本当それはすごくいいなと思います。
私の今までできたことが全部つながっている。
スピーカー 1
そうですよね。そっちの人ですもんね。
マチココおばさん側の人ですもんね。もともとね。
確かに。めちゃくちゃいいですね。
本当にそれは日本側からずっと考えていても難しいと思うんですよ。
文化って相互理解だと思うんで。
本当だと思います。
スピーカー 2
イタリアで見つけたこともなんかいいなと思うこともありますけど、
改めてやっぱり日本のいいところもまた来てくるので、
何だろうな、
例えば家族を大切にするとかも、
じゃあ私ももっと、私のできる範囲でもっとそれを体現していこうみたいな。
すごく何ですかね、ちょっとこっちに来てから改めて思ったことかなと思います。
スピーカー 1
やっぱ家族間の違いとかもあるんですか、イタリアに行ったとき。
スピーカー 2
家族間は全然違うかもしれない。
スピーカー 1
全然違うんですね。
スピーカー 2
私も違うかもしれないです。
スピーカー 1
周りで。
スピーカー 2
周りそうですね、家族はやっぱ協力するものだったりとか、
いい意味で見守らないっていうのが私はすごく感じました。
見守るっていう言葉あるじゃないですか、
それはすごくいいことでもあるけど、
でも助けられる、何か手を差し伸べられる距離にいるんだったら、
それこそ家族とか友人とか大切な人は見守るっていうのはちょっと
スピーカー 1
冷たくもなるよねみたいな。
手を差し伸ばさないっていうことか、見守るっていうのは。
ネガティブに捉えるとってことですよね、ある意味。
スピーカー 2
伝えられることがあるかもしれないし、何か助けられることがあるかもしれないみたいなので、
一歩行く勇気というかなんだろうね。
スピーカー 1
ちょっと踏み込んで。
学びになると個人的に思います。
なるほど。
スピーカー 2
いい人間のおせっかいっていうね。
おせっかいってことか、ある意味ね。
イタリア人の方のおせっかいが、それにすごく助けられるってありますね。
なんか温かいというかね。
ほっといてくれないっていう。
なるほどね。
面白い。
スピーカー 1
でもなんかわかる気はします。
これめっちゃ怒られてるのかなって思うと、そうじゃなくて、
いろいろ助けてくれようとしてるみたいなのがなんかあった気がしますね。
なんかやっぱ、やさしさ。
できてなくてすいませんみたいな、ちょっと思うんですけど、
別に怒ってるんじゃなくて、
助けてくれようと、ですよね。
確かに。
そこはね、すごいいい学びですね、私にとっては。
スピーカー 2
周りにとってはどうかなかわかんない。
スピーカー 1
人にね、よるでしょうけどね、そういうの動揺するね。
日本人が言ってみんながみんなね、それを受け入れられるとかも難しいかもしれないですけど。
私もそうですよね。
なるほど。
やっぱり人が好きなんでしょうね。
スピーカー 2
そうですね。
スピーカー 1
ちょっとこう、ある意味で少しドライというよりはウェットなほうが人間関係ね。
いいですね。
わかります。僕もどっちかというとそっちなんで。
スピーカー 2
ここはみんなそうかな。
スピーカー 1
嘘がしたくないです。
他にこう、例えばギャラリーとかお店とかでお客さん対応してたりとかする中で何か感じる、文化の違いとか気づきとかって何かありますか。
スピーカー 2
気づきっていう点で言うと、環境への、なんだろうな、環境のない、その前職の新規事業やってた人たちに、消費者の環境への意識みたいなのを結構してたんですよ、日本にいたときは。
SDGsだったりだとか。
家具という文脈で一緒でいろいろ気にしてはいたんですけど、やっぱこっち来て実際に接客をしてみると、そこがファーストに来るわけではないなっていうふうに思いました。
ただ、長く使えるかどうかとか、そういう人的な文脈での持続可能性、持続可能なものとかっていうのは結構みんな気にされてるのかなっていうのを思います。
たとえば、うちの元の実家でも、アンティークの家具とか、これはおばあちゃんがホテルを経営してたときに、そこで使っていた家具だったりとか、すごく、なんだろうな、その家具のものの意味とかを大切に継承していく分、私の日本のお家はあんまりそういうのがなかったんですけど。
スピーカー 1
いや、ないですね。ないですね。
スピーカー 2
スペースも限られてるし、置けないし、みたいな。
スピーカー 1
うんうん。で、やっぱなんか引っ越しとかあるともう買い替えるみたいな感じですもんね。
スピーカー 2
そう思ったんですけど、やっぱりなんかそういう観点、長く使いたい、だからこそいいデザインが欲しいとか、やっぱそこが優先順位が高いなっていうのは感じますね。でもそれって本当の意味での環境への配慮でもあるのかなとはちょっと思いました。
なんか、体感として、こう、接客とか。
スピーカー 1
体感として。
スピーカー 2
やっぱりなんか、自分が長く使えるもの、そしてその次にこう、出るようなものとかっていうのを、こう、ものを大切に使う文化はすごく根付いてるなあっていうのは思いますね。
スピーカー 1
なるほど。
スピーカー 2
これもなんかすごく気づきでした。
スピーカー 1
そうですね。
スピーカー 2
あとなんか、社会のもので、環境にも良くて、みたいなのをこう、選んで、いっぱい選ぶみたいな感じだと思ってたら、こう、やっぱりちょっと慎重なのかな、そういう意味で言うと。
スピーカー 1
うん、そういうことですよね。
確かに。だからなんか、何だろうな。
日本、まあ、やっぱりその環境配慮みたいのが、そのファッション的なというか、こう、流行の一つ一つみたいな捉え方を、まあ、日本とかは割とされている。
まあ、他の国もそういうとこあるかもしれないですけども、やっぱりヨーロッパはその環境配慮みたいなことが、もうなんか文化として、もう長くおばあちゃんの代から根付いてるから、
ことさらSDGですとかって言うんじゃなくて、長く、
スピーカー 2
長く言うことですよね。
スピーカー 1
体質にすると。
でも、そういう意味だとね、家具とかはすごくその文脈に合わせて作っていくと、まあ、いいものを長く使おうっていうお客さんにちゃんと買ってもらえるってことですよね、日本以上に。
環境意識の違い
スピーカー 2
そうですね。
スピーカー 1
まあ、それはめっちゃ感じましたね。あの、エアビーのお部屋一つ取っても、アンティークの椅子とかね、置いてあって、
僕はそれがアンティークの椅子だとわからないで、ちょっと別の場所で使ってたら、オーナーに怒られたっていうね。
おかしなやつ。
おかしなやつ。
そうそうそう、あの、なんか多分アンティーク、使わない場所に置いてたんでしょうね。
ちょっと椅子足りないなと思って、ちょっと使ってたら、後からちょっと小言を言われて、すいません。
いやでもね、それぐらいこうね、大事にしてとか、本当に、何でしょうね、一つ一つ直しながら使っていく、修理しますよね、結構ね。
スピーカー 2
なんか、なんとなく文化として、日本はかなり循環が頻繁。
スピーカー 1
スピードが速い感じですね。
スピーカー 2
そうですね、環境っていう視点で言うと、やっぱり循環をどのぐらいスムーズにできるかっていうのがまた一つ、日本の文化に置いてなってくることなんですし、
ヨーロッパだと逆に循環ってよりも長い間とか、こっちが注目されてるのかなみたいな。
スピーカー 1
確かに。
スピーカー 2
それぞれのアプローチがあってもいいと思います。
スピーカー 1
確かにね、割と短期間で回っていく、ちゃんと無駄にならずに回っていくっていう考え方なのか、
もう本当に100年とかっていう長いスパンでそれを回していくというか、長く使っていくというかっていうところの違いが。
なるほど。
こういうことを理解するのもなかなか最初は難しいと思うので、
いろんな方に是非ね、イタリアに行っていただきたいなと。
僕みたいに、エアビーに1回泊まるだけでも気づくことありますからね。
住まなくても、そっかーみたいな。
違うんだとか、洗濯物は外に干したらいいの?中に干したらいいの?
いや、中で浴室ですみたいな。
そうなんですね、みたいな。
部屋干しでもないのかとか、いろいろ知らないことが多くてね。
スピーカー 2
いいですよね。文化に触れるっていう。
スピーカー 1
いや、本当に。
スピーカー 2
私も好きです。
自己表現と橋渡し役
スピーカー 1
僕も大好きなんで、海外大好きなんですけど。
なるほど、ありがとうございます。
じゃあ最後に、カナンさんが自己表現していると感じるときはどんなときですかっていう、
これ結構皆さんにしている話で唐突に聞いて、え?ってなるんですけど、
イメージ的には、表現するのが好きとか、そういうのがあればそれでもいいんですけど、
意外にそうじゃなく、ついついやってしまうこととか、
誰かにやれって言われなくてもやっているとか、それが自分らしいとか、
そういうことも割と自己表現だなと思ってて、そういう観点だとどうでしょうか。
スピーカー 2
そうですね、あの、自己表現。
本当に正直な話、私ほんとくったらない話をするのが大好きで、
スピーカー 1
なぜ?
スピーカー 2
なんだか間違えない雑談とかが大好きなんですけど、
改めて自己表現っていうのを考えたときに、でも橋渡しというか、
スピーカー 1
なんかそういうのが好きなのかなっていうのは思います。
スピーカー 2
橋渡し。
自分と他者だったり、その他者との間にある自分だったりするんですけど、
なんか自分がいることでちょっとでも、
なんだろうな、みんなが円滑にコミュニケーションが進んでいくとか、
ちょっとでも楽しく物事を一緒に進められるだとか、
なんかそういう瞬間って私は結構好きだなって。
もしかしたらこれが自己表現なのかなって。
スピーカー 1
多分そうでしょうね。きっと日本にいて週7動いてるときもそんなことをやってたんでしょうし、
今はね、それこそ大きい話で言うと、
日本とイタリアのね、駆け橋をね、橋渡しをしている感じもしますし、
そのキュレーターというかコミュニケーターの仕事としても、
なんかそういういろんなところの橋渡しをして、
つながらないところをつなげていくみたいなね。
スピーカー 2
そうですね、実際に私もたくさんつなげていただいて、
今日の番も多分あると思うし、
なんかそれを他の人にちょっと広げていけたらいいなっていうのは、
なんか思ったりもします。
スピーカー 1
はい、ありがとうございます。
文化交流の重要性
スピーカー 1
はい、ちょっと最後はですね、そういう価値観の話も聞けてよかったです。
またですね、せっかく仲良くなれたので、
イタリアではぜひリサと2人でたまにランチでも行ってもらえればと思いますし、
スピーカー 2
ランチ行きます。
スピーカー 1
ね、ランチなりね。
リモート漢字してくれるんですか?
スピーカー 2
リモート漢字。
スピーカー 1
リモートね、僕がね。
確かに僕も入りましょうか、確かに確かに。
じゃあ、あとまた日本かイタリアでもお会いできそうな気もするので、
ぜひまた今後ともよろしくお願いします。
日本にもし来るときがあったら教えてください、ぜひ。
スピーカー 2
ぜひぜひ連絡します。
スピーカー 1
はい、ということで、今日は小野寺香奈さんにお越しいただきました。
あとですね、ギャラリーの公募の方もまた働き方ラジオでもね、告知していきたいと思いますので、
ぜひ興味ある方は見ていただいて、
興味あれば応募、エアメールをヒュッとここはイタリアに送っていただければと思います。
はい、ということで、今日はありがとうございました。
スピーカー 2
ありがとうございました。
スピーカー 1
今回もお聞きいただきありがとうございました。
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番組への感想は、ハッシュタグ働き方ラジオで投稿いただけると嬉しいです。
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