1. 田中健士郎の働き方ラジオ
  2. #206-1 「チ。」の解像度を上..
2026-01-26 37:20

#206-1 「チ。」の解像度を上げる(ネタバレあり)|準レギュラー雑談回 1/2

※本エピソードはネタバレを含みます。


マンガ・アニメで大きな話題を呼んでいる

チ。–地球の運動について−


今回は、働き方ラジオ準レギュラーの

健士郎・リサ・みや(宮内俊樹)・ひさいん(久井直人)の4人が揃い、

この作品の魅力について、じっくり雑談します。


地動説というテーマを扱いながら、

物語が進むにつれて崩れていく「敵と味方」「正義と悪」という単純な対立構造。

地、知、血、感動、正しさと暴力、文字を残すことの重さ──

『チ。』が私たちに突きつける問いは、

実はとても現代的で、私たち自身の生き方や働き方にもつながっています。

  • ​ なぜタイトルは「チ。」なのか
  • ​ 史実とフィクションが交錯する構造の違和感と納得感
  • ​ ノヴァク、バデーニ、ヨレンタ、それぞれの立場が示す「人間の複雑さ」
  • ​ 「感動を託す」「文字は奇跡」という言葉の意味
  • ​ 分断の時代に、この物語が投げかける問い


前編では、

それぞれが『チ。』にどうハマったのかという入口から、

作品全体の構造や魅力を“解像度高め”で語っていきます。

サマリー

今回のエピソードでは、漫画『地球の運動について』のテーマや登場人物の対立関係に焦点を当て、特に地動説と天動説のストーリー展開について議論が交わされます。各メンバーはどのメディアを通じて作品に触れ、その感想を共有しあい、作品の深さやミニマリズムについての興味深い視点を展開します。このエピソードでは、15世紀の架空の王国P王国を舞台にしたアニメのストーリーについて語ります。登場人物たちの複雑な背景や実在の歴史との関係性、そしてフィクションが持つ哲学的な側面について深く掘り下げ、視聴者に新たな感覚を提供します。また、言葉の重みや民主主義の歴史との関連が掘り下げられ、対立や分断の中で倫理をどう考えるかが議論されます。特に、ヨーロッパの歴史における敵と味方の関係性が考察されることが特徴です。

エピソードの紹介
スピーカー 1
働き方ラジオ始まります。株式会社セッション・クルー代表、働き方エヴァンゼリストの田中健士郎です。
このラジオは、誰もが自己表現をするように、情熱を持って働く、そんな世界を目指す仲間づくりをしていく
スピーカー 2
ホットキャスト番組になります。 皆さん、自己表現していますか?
スピーカー 1
はい、ということで、今日は準レギュラー回っていうのかな。 リサ、ミヤ、ヒサイン、全員揃ってます。よろしくお願いします。
よろしくお願いします。 はい、ということで今日はですね、漫画、あとアニメでも話題になっている
地球の運動についてというストーリーについて、みんなで雑談をする回っていう感じになります。よろしくお願いします。
解剖だね。ずっとやろうって言っててね。 そう、働き方ラジオを聞いている人は、地について話したいって、クレモナで、イタリアのねクレモナでミヤと3人で雑談してたあの回でも
確か言ってたと思うんで、対応っていう感じになりますね。 その間に準レギュラーが1人増えたからね。
スピーカー 2
あ、そうだ。その間にヒサインが。 どうもです。はい、よろしくお願いします。
スピーカー 1
ということで正式に準レギュラーね、揃って4人でお送りしますが、今回の地なんですけれども、
きっかけというか、聞いていただいている方はわかると思うんですけれども、以前この地については
僕のひとり語り回みたいな形で、前後編に分けて放送してまして、183回ですね。
の前編後編という感じでやっていて、なんとこの、特に後半の地から学ぶ託すことの意味っていう回、
これがですね、最近だとかなり再生数が伸びている方で、そんなところもあって、やっぱり地めちゃくちゃ注目されている
特に最近アニメでね、また再ブレイクしているものなので、そういう影響もあるのかななんて思ってたら、
この準レギュラーメンバーもみんなこれを見ている、読んでいるっていうところだったので、じゃあこれはちょっともう1回語りたいなと。
アニメ、僕は映像のアニメで見て、サカナクションのオープニングの曲もめちゃくちゃいいし、すごいハマって、
スピーカー 2
暑さとその中にある哲学的な深さにめちゃくちゃハマっちゃったんですけれども、他のメンバーもね、それぞれ
スピーカー 1
ハマっているみたいなので、ちょっとそうだな。りさはどっちで見た感じですか?漫画かアニメ?
スピーカー 2
私、アニメで見たんだけど。
スピーカー 1
そうだね、りさは僕からのおすすめで見始めたって感じだったよね。
そうそうそう、なんかそう、県と原宣ラジオの高木さんが結構話してて、それを聞いてて、ああそうかと思って見たいなと思って見たらハマったっていう。
ハマった?もう一気見ですか?
スピーカー 2
ですね、ほぼ。
スピーカー 1
なるほど。みやはどっちで見たんですか?
スピーカー 2
両方で見て、最初はアニメで見た気がしますね。
どっちだったか、ちょっと正直どっちだったかわからないけど、2020何年くらいに見てる感じですかね。
スピーカー 1
そしたら最初は漫画かもしれないですね。
スピーカー 2
最初は漫画だった気もしますし。
漫画から出てるから。
僕の知人で、京都にいる哲学者の人がいまして、スマホ時代の哲学っていうのを書いてる谷川さんっていう人がいるんですけど、
谷川さんは僕の漫画の師匠でもありまして、面白い漫画をいっぱい教えてもらうっていうすごい繋がりなんですけど、
その中で血も出てきて、今回も魚人さんのこの作品も三宅さん読むといいですよみたいなので、別なやつも読んでるみたいな、そんな感じです。
スピーカー 1
なるほど。
スピーカー 2
で、スマホ時代の哲学の帯文は最新の造冊文だと魚人さんがオススメコメント、帯文書いてるんですよ。
そうなんです。
なので、この辺は大好きって感じですかね。
スピーカー 1
スマホ時代の哲学知ってるわ。
スピーカー 2
うん。谷川さんそうだった。
スピーカー 1
ですよね。おー、なるほど。やっぱ読んでるんだ。
で、被災員は?
スピーカー 2
漫画です。
スピーカー 1
漫画なんだ。じゃあ結構前にって感じですかね。
スピーカー 2
でもね、そんなに、実は存在はずっと知ってたんだけど、漫画は読み出すともう止められなくなっちゃうので、一時期あんまり読んでなかったんですけど、
この何年ぐらいでも、2、3年ぐらいはまたすごい勢いで読んでるんです。その中の多分。だからいつだったかなと思って。去年か一昨年かぐらいだと思うんですよ。
スピーカー 1
一気に見て。オンラインで読むみたいな感じですか?
スピーカー 2
家は買いました。
息子にも読ませたいなと思っちゃった。
スピーカー 1
あー、確かに。
スピーカー 2
はい。今わかんないんだけど、今後とか。
え、被災員の息子は今、いくつでしたっけ?
スピーカー 1
今、5年生と3年生で。
スピーカー 2
で、去年4年生の時、10歳の時に長男の子がイタリアに一緒に行ってたのが分かるんですけど。
スピーカー 1
10歳だとちょっと、地はどうですか?難しいんじゃないですか?
スピーカー 2
まだだから、どこまで本質的に理解してるかってわかんないですよね。だから、ざっとは読んでる。
スピーカー 1
あ、でも読んでたんだ。
うん。下の子も読んでる。それで3年生。
すごい。まあでもなんか感じたものはあるかもしれない。
なんかここで1回感じつつね。
スピーカー 2
変にでもね、大人みたいに考察とかね。
作品のテーマと対立
スピーカー 2
別に素直にストレートに感じとけばいいんじゃないかなと思うんですけど。
スピーカー 1
いや、いいっすね。なるほど。
いやー、ちょっと。
スピーカー 2
あと僕、さっき宮内さん、宮さん、ウォートさんの別の作品って話してたけど、僕もファクトへようこそっていうのが。
僕も最近ファクトを読みまして、ファクトもやばい作品。
ファクトもなかなかね、なかなかな作品でした。本当に。
スピーカー 1
ファクトもちょっと読みたいですよね。
スピーカー 2
仕事のね、僕の本職側で言うと確実にバッチ側が。
ああ、そうだね。あれはバッチ、バチットと真ん中だね。
あれはなんか全社員に載せようかなぐらいだ。
スピーカー 1
なるほど。ちょっと次の課題図書が。
いやー、あれですよね、陰謀論とか。
スピーカー 2
陰謀論です。
スピーカー 1
そっちの話ですよね。
スピーカー 2
うちの奥さんは割と陰謀論派の人なので。
笑って言えるタイプの。
陰謀論の人ですね。
明るい陰謀論の方なんですけど。
さすがに地はちょっと残酷で見たくないみたいな感じだったんだけど、
ファクトはいけると思うよって言って読みましたら、楽しそうに読んでました。
何を受け取ったのかはよくわかりませんが。
だからファクトも僕は息子たちには置いておいたら勝手に読んでました。
スピーカー 1
ちょっとやっぱ漫画を買おうかな。確かに子供たちに読ませるっていうのもね。
スピーカー 2
そうなんです。
スピーカー 1
いいですね。
スピーカー 2
置いておくと勝手に読むんで。
スピーカー 1
なるほど。
じゃあそんな地をそれぞれに堪能した4人が、今日はどっから話しましょうか。
スピーカー 2
それぞれ地の好きなところとか、そういうところからいきますか。
スピーカー 1
被災因から。
スピーカー 2
新人類からの被災因から読みようかな、今日は。
いろいろありますよね。
いろいろあるよねって感じで。
まず、すごい最初のとっかかりで、やっぱりタイトルむちゃくちゃ独特じゃないですか。
スピーカー 1
いやー、そうなんですよね。
スピーカー 2
最初からも何だろうなっていう。
スピーカー 1
一瞬、確か僕も原宣ラジオの高木さんに教えてもらった時に、
けんしろくん、地って知ってる?って言われて、まず何のことかわからないというか、
え、なんて言いました今?みたいな。
まさか漫画とかアニメのタイトルだとは思わない感じですよね。
スピーカー 2
そうです。
副題というかね、地球の運動についてっていうのが入ってて、
デザイン的には地球丸が、九天の丸が、カタカナの地の周りをくるっと回ってるような。
スピーカー 1
あー、そうだそうだ。
スピーカー 2
ロゴじゃないかな、デザインですよね。
地球の運動について、地だから地球の地のこと言ってんのかな、みたいな感じで最初読み始めるみたいな感じでしょ、僕は。
第一印象って最初。
スピーカー 1
そうっすよね。そう思いますよね。
スピーカー 2
で、途中ね、だからダブルミーニングかと思ったらトリプルミーニングか、みたいな。
なるほど、地と地と違う、みたいな感じでね。
最初の頃はダブルミーニングっぽく、何だか二律背反というか二項対立的な感じでね、僕は。
何巻から1、2巻ぐらい、最初は、最初のラフアクミンスとか、だから流れる方の地と、地動説のシーンかなと思って。
スピーカー 1
はいはいはい、地動説対それを反対するというか、抑えようとする。
スピーカー 2
断崖するんです。
スピーカー 1
暴力的にそれを打ち込めようとする流れる地の爆散、そうっすよね。
スピーカー 2
で、何かこういう対立軸でやってんだっていう風に捉えてたんですけど、何か全然そうじゃなくなっていく。
スピーカー 1
いやそうなんですよね。
スピーカー 2
そんな感じの、まずは冒頭の入り方、僕が入った時の最初の感覚はそんなだったなと思いながら思い出してます。
スピーカー 1
いやー、この対立軸が何かちょっと様子がおかしくなっていく感じがいいんですよね。
スピーカー 2
いや、これだからね、ミヤさんとかの前で言ってたから、漫画とか対立軸みたいにしてる。
ガンダムとかが一番最初に出たのは敵と味方って話を無くしたみたいな。
それまでやっぱね、完全懲悪、二度と訪問的スタイルで漫画も全部やってたけど、
地とかは別に敵と味方みたいな話じゃないと思うんですけどね、それぞれがいろんな形でね、あると思うんです。
スピーカー 1
いやー、これほんとそうですね。だから、前半で読み終えちゃった人とかもたまにいらっしゃるんで。
スピーカー 2
あ、とって最後まで言ってない人ですか。
スピーカー 1
そう、最後まで言ってない。
スピーカー 2
よく途中コメ入れたなみたいな。
スピーカー 1
確かにそうっすね。
なんかね、普通に時間がなくてとかもあるのかもしれないけど、そうするともうこの対立軸で、
まだ読んでない人にちょっとネタバレも含んじゃうんですけど、いわゆる天動説がまだ主流の時代に、地動説で地球が動いてるんだ実はと、
天が動いてるんじゃなくてっていうのを提唱した人たちが、
その考えを認めたくない政党派の協会の人たちがそれを弾圧していくっていう。
だから、ある意味主人公は地動説で、それが正義として悪と戦っていくみたいな。
最終的にそれはみんな地動説が信じられているというか、地動説が勝ったっていうふうに思ってるんで、こうやって敵に勝っていくストーリーなのかなと思って最初は。
しかもちゃんとそのストーリーとしても、なんか面白いというかワクワクこうヒヤヒヤドキドキして、もういけるかなと思ったらうまくいかなくてみたいななんかこういう物語的な面白さもあるんですけども、
途中から様子が変わっていって、地動説を世の中に広めていこうっていう人たちの方がむしろ、
血を流しているとか、いわゆる人を殺したりしてないっていうちょっと不穏な、でもまぁこっちが正しいんだから頑張れっていう気持ちもあるが、
ちょっとこれ本当にいいのっていうなんか疑念が湧いてきて、後半になるとむしろちょっと逆に、最後のやつとかはラファウさんがそのお父さんを殺すみたいな、
もう完全に地動説を信じようとしてる人が人を殺すっていう、でそれはやっぱ正しくなかったみたいな話になっていくんで、
なんか敵と味方とかの話じゃないっていう感じになっていくのが。
P王国の開始
スピーカー 2
とかがまずはね、そんなこの辺とかを読み進めれなくて。
でもあとなんだろうな、最初、これもだからコミックスで読んでるからなんですけど、一番最初の、後で画像あれですか、見えないと思うんで、
最初の最初って15世紀、アニメも始めがそうなのかな、15世紀前期、P王国。
スピーカー 1
P王国で始まります。
アニメも。
で、同じカットと同じ割で最後の方、8巻最後の方で、本当同じカットで撮れたんだけどここは年号が完全に入ってるんですよ、見えにくくって。
スピーカー 2
しかも国名もこっちはポーランド王国、1468年ポーランド王国ってのが入ってて、同じカットですよ、ほぼほぼ。
これ同じカットなんだ。
だから微妙に違うんですけど、ほぼ。めちゃくちゃ比べてみましょうって。
スピーカー 1
へー面白い。
スピーカー 2
これがどういうことなんだ、みたいな。
読んでるほうがめちゃくちゃ混乱するかどういう仕掛けなんだろうかな、みたいなふうに思います。
この辺とか。
ここから先でね、死んだはずのラバウト。
スピーカー 1
そう、そう。
スピーカー 2
青年となって戻ってきて、どういうことやねん、みたいな。
スピーカー 1
いや、あの辺はめちゃくちゃ混乱しますよね。
第1話で死んだはずの人がまた出てくるということは、時代が1回戻っているのか。
スピーカー 2
みたいな。
スピーカー 1
それとも全く別人なのか、そもそも描いているその次元がもう別、要は繋がっていないのか、みたいな、なんかいろんなこと思いますよね。
スピーカー 2
そうなんです。
スピーカー 1
いろんな人が、読む人とか見る人によってそれぞれ感じ方が違うと思うんで、それぞれの通りで勝手に認識すればいいと思うんですけどね、もちろんね。
スピーカー 2
へー。
僕はやっぱ最終的には、当然同じ人が同じじゃないと思うんで、パラレルワールドというか。
うーん。
あえて本編というかね、最初からの本編側って、ピーオークとかシーキョーって言ってて。
はいはいはい。
架空と言うんですかね。
スピーカー 1
架空。
スピーカー 2
ちょっと史実っぽく見せられるけど、全然架空側なんてなんとなく。
そうなんですよね。
スプリー話ですね、フィクションとか。
でも1468になった後って、史実使ってると史実が混じってる感じかな。
だからアルベルトが出てきて、ここでミックスでっていう話になってるって。
その辺の、このやっぱりウォートさんとか、なんていうんですかね、読者に対して面白がってる部分もあるんだろうし。
スピーカー 1
そうそう、だから最初ピーオークって言われても、ただ名前をあえて出してないだけかなっていうので、
割とこれは史実なんだろうなって思って読み進めるんですよね。
スピーカー 2
思います思います。
スピーカー 1
本当にこういうの、名前とかは違うだろうけど近いような話はあったんだろうなっていう感じで読み進めるんですけど、
どうやら最後のところに入ってきて、あれ、これは全く史実ではない架空の、何なら事実とかなり違う話だったのかっていう。
フィクションの哲学
スピーカー 2
ね、だから。
途中のカッパ印刷の話とかは時代的にはなったってことかな。
そうそうそうそう。
スピーカー 1
ものもの、多分前後関係でよくわからんとか感じないです。
いや、この辺はね。でもなんか面白いのが、そこで史実じゃないって分かった瞬間に、
普段の僕ならなんかちょっとがっかりするかもしれなかったんですけど、なんか知は、なんかそう思わなかったのというか、
なんかそれ以上に深いものを教えてくれた感じがするから。
なるほど。
そう、なんか、まあ史実じゃなくても、むしろ人間の本質とか、これは哲学の本なんだってなんか思って、
ふんふんふんと思って、なんかその辺も不思議な感覚でしたね。
スピーカー 2
そうです。
なんか騙されたっていう感じもなかった。
ただストーリーの中で、ヤストハクとか、いかにもティコブラエーじゃん、これみたいな感じとか、
バディにはこれ完全あれやんみたいな、なんだっけ、ティコブラエーの弟子。
ケプラ。
ケプラみたいだなみたいに見てる部分があるから、
穴が小さい最初から、なんていうんですかね、史実じゃないって思わずにやっぱり読んじゃう。
あ、史実としても読んでて、それが第8週に至って、
あ、こっちがフィクションなの?みたいな感じになるのが、
リアリティがあるっていう言い方が変だけど、
よりなんかグッとくるよね。
スピーカー 1
グッとくるんだよな。
リアリティの話で言うと、私ヨーロッパに住んでるから、
スピーカー 2
妙に近いものを感じたっていうか、
ちょっと時代を想像しちゃって、
スピーカー 1
この14、5世紀、こういうこと言えないよね、この雰囲気でとか、
スピーカー 2
カトリックの中でっていうのはすごいことをした人たちだなって思った。
中世の世界観はすごく出てる気がする。
スピーカー 1
デュラカのめちゃくちゃ資本主義の話をするじゃないですか。
スピーカー 2
あそこもそうね。
スピーカー 1
競争を入れるべきだとか、本当にいわゆる経済学的な話をしてて、
本当にこれぐらいの時代の時にそういうこと言ってる人いたのかなとか、
いろいろ考えましたね。
本当は言ってない人はいるかもしれないですけど、この後ですね。
この後ですよね、たぶんね、実際は産業革命とか全然。
スピーカー 2
ルネサンスがあっての。
スピーカー 1
だから本来は全くそんな話するはずのない時代に、
でもなんかこういう純粋な子が言ってるっていうのは、
なんかあり得たかもみたいな感じもすごい面白い。
いいですね。
ミヤのなんかお気に入りの。
スピーカー 2
僕は割とノバック好きで。
あーまあね。
ノバックはこんな人初めて見たわみたいな。
驚きと最終的なやっぱりイラストの方にかけての運命とか、
それを受け入れるところとか、
あと、俺は悪役だったんだみたいに言うじゃないですか。
スピーカー 1
そうそうそうそう。
スピーカー 2
やっぱ人間ってこう、そういうなんかドラマ的な感じで自分が悪役とか、
そう思ってないけど、そう思いがついてしまう場面ってやっぱりあるなと思って、
やっぱりこう一義的に自分の正しさを信じる怖さと、
同時に信じることがなければ解明されなかったものみたいなのをすごく感じて、
スピーカー 1
あの悪役ノバックの出し方と使い方が絶妙に上手い。
スピーカー 2
僕的にはあれがすごい好きですね。
悪役のセリフいうところで、幻ラファー君と会話してるじゃないですか。
あ、そうそう。これもネタ、完全にネタバレですけど、死ぬ前に出てくるんですけど、
あそこのセリフもエモいんですよね。
悪役だったんだって言った後の、これだ。
今たまたまここに来た全員は、たとえ殺し合うほどに、同じ時代を作った仲間な気がするっていう。
そう。思想や信念とかよりもこの時代に生きたっていうことの方が大事である。
大事であるというかね、仲間であるっていう言い方も。
歴史ってものの見方がやっぱり変わるよね、あるいは。
歴史って僕らはどうしても後から振り返ってみるから、
天道説信じてた人ってバカなの?みたいにちょっと思いがちですけど、そういうことではないじゃないですか。
その同時代を想像させる謙虚さを与えてくるこの言葉が、すげえなあと思いますよ。
だからこれってひるがえって今の現代ではやっぱりあるじゃないですか。
うんうんうん。
気づかされるというか。
スピーカー 1
だからこういろいろな立場で対立したり分断したりしてるけど、
実は同じ時代を生きた運命がたまたま重なった仲間であるって捉えるっていうのは。
スピーカー 2
これもうエモいよね。正解は無意味を意味しないっていう。
これラファウだったっけ?死ぬ前のラファウの言葉じゃないの?
最初に死ぬ前に?
死ぬ前の言葉じゃなかったかな。
スピーカー 1
最初に死ぬ前じゃないですか。
最初と確かに第2話で言ってるんだ、もうこの時点で。
スピーカー 2
あとあれね、随所に反復されて使われるワードの妙みたいなのもあって、
感動っていう言葉を随所に引用するじゃないですか。
感動を引き継ぐとか、感動のために死ぬとか、感動っていう言葉の使い方とかも、すげえよなあと。
生きるって感動するために生きてるんだ、みたいな言うこととか。
スピーカー 1
感動は地の本当に大きなテーマだよね。
スピーカー 2
そう、確かにそうですよね。
スピーカー 1
一見、地動説っていう理論を伝えようとしている物語に見えるんだけど、
よく聞くと感動を伝えていくストーリーになっているみたいなところは、
途中で気づいて、それもあ、そっか、みたいなっていうか。
スピーカー 2
ノバック好きなところとバディーニ好きなところが混じってる感じですかね、僕は。
バディーニの超リコ的なあの感じ。
スピーカー 1
そうそう、バディーニはリコ的で、
自分の名を残すというか、逆に自分が残せないだったら別に人にする必要はないっていう考えが基本的には基づいてるんですよね。
スピーカー 2
オープンソース思想の全く逆の人ですから、刺激を受けながら見るんですけど、
文字の力とその意義
スピーカー 2
なんかそこの、あとあれですよね、何だっけ、言葉忘れましたけど、
一般人が文字読めるなんて最悪みたいに言うじゃないですか。
これなんか今にめっちゃ通じるじゃんみたいな。
あーそうそうそうそう。
めちゃくちゃ陰謀論に使われている言葉だなみたいな。
スピーカー 1
これね。
スピーカー 2
そうそうそうそう。
これ今じゃんみたいな。
本当思いました。
で、一方でヨレンタさんが文字は奇跡ですっていう名言を言ってるじゃない。
そこの対比と最終的にこう誰かに引き継いで死んでいくっていう道をバディーニも選ぶわけなので、
スピーカー 1
そこがこうなんて言うんですかね、刺さりますね。
スピーカー 2
文字について考えさせられるっていうのも、この地の一つの特徴ですよね。
スピーカー 1
私はヨレンタ推し。
スピーカー 2
ヨレンタ推しですか。
ヨレンタ大好き。やっぱり今出た言葉、文字は本当に奇跡ですよっていうのは、すごいなんかこう気づかされるっていうか、
スピーカー 1
そうだね。
うん、彼女が言ってくれたことに。
そう、残せるんだとか残されたものが読めるんだっていうのがなんか当たり前すぎて気づいてなかったけど、
スピーカー 2
はっとしたっていう感じはあったかな。
スピーカー 1
そうそう、あの100年後とか200年後、300年後の人がその書いた文字を見て感動したり、
なんか気づきがあったり、
そんな文字がなかったらその思想とかはその時代に閉じ込められてしまうっていう、
あ、そうかみたいなね。
今私が考えていることとかも、文字がなければこの時代にすべて閉じ込められるけど、
文字にした瞬間に未来何百年後に続いていくっていう話はなんか、
確かになーみたいな。
スピーカー 2
これね、やっぱいわゆるニュートンが言った巨人の肩っていう言い方があって、
スタートアップ界隈でよく引用されがちなワードですけど、
それがやっぱベースになって引き継ぐっていうテーマになってるのがいいですよね。
言葉と民主主義の重み
スピーカー 1
一方でバディには言葉を残すというのは重い行為だ。
一定の質と最低限の共用が要求される。
誰もが簡単に文字を使えたらゴミのような情報であふれ返ってしまうって。
ある意味反対というか、別の立場を言っていて、それがまたなんか面白いですよね。
スピーカー 2
これ、スポティファイオリジナルで古典ラジオがやった地動説解っていうのがあるんですよね。
ちょうど連載してた頃にやってて、僕もリアルタイムで聞いてたんですけど、
言葉とか科学の積み重ねのようなものとか、民主主義の発展とか、政治のあり方みたいなのも、
基本やっぱり歴史から学べることめちゃ多いよなっていうのが基本的な考え方で、
ここで言ってる、バデニが言ってるやつだと割と民主主義を否定して、
要するにローマの頭いい人たちの政治、共和政治ですね。
っていう形態がいいんじゃないのっていうような言ってるように聞こえるので、
やっぱり僕らが民主主義選んでるのって、歴史の中ではごく一点にしか過ぎないっていうことをやっぱ痛感させますよね。
スピーカー 1
民主主義の立場に立つと、誰もがこう、何て言うんだろうな、自分の考えを持って表現することも、
スピーカー 2
そうですね。一方でそれって容易にポプリズムになってきましたよねっていう歴史がある。
そう。なので一概に決められないから、谷川さんがよく言ってるのがネガティブケイパビリティが大事な時代ですねと。
簡単に答えを出したりするよりも、悩むですね。ヨレンタじゃないですけど、
ヨーロッパの歴史と関係性
スピーカー 2
悩みの中、迷いの中に真理があるという時代なんではないかなとは思います。
うごとさんも絶対そのあたりのことをすごい考えて作ったのかなって感じしますよね。
スピーカー 1
やっぱこう、分断と暴力と、それをどう乗り越えて時代を突き進めていくのかっていう話なのかなっていう感じは割としましたね。
スピーカー 2
いや、ほんとそう思います。最初は対立式だと思ったものがそうじゃなかったりして、結局敵も味方もないし。
スピーカー 1
で、なんなら敵と思ってた人にその大事なものをそれこそ受け継いでいくっていう意思決定を何度も見させられたり、
本当に自分なんだろうな、自分が信じてた人が、大切な人が自分の親を殺してる場面とかを見るとか、
いろいろぐちゃぐちゃになって、敵と味方って何なんだみたいなところから、
その中からこう、迷う、迷って、迷いの中に倫理があるって言われたり、
お互いがいることが大事なんだみたいな。
補い合うことが。
補い合うことができるっていう、つまりもう完全に反対する立場の人同士でも補うことができるから、
こう、お互い理解し合うことが大事なんだとか、
スピーカー 2
本当に今のこう、つい分断しがちな世の中に問いかけてくれてるような感じがしますよね。
でもリサが言ってたように、やっぱりヨーロッパって地続きだから、
こういう先人の研究とかが普通に引き継がれるっていうことがすごくリアルにこなわれていて、
具体で言うと、コペルニクスってポーランドの人で、ガリレオってイタリアの人じゃないですか。
なんかその中でもなんか、ちゃんと引き継がれているものがあったりするのってのがなんか、
日本の立場から、日本の知性学的なところから考えると、
スピーカー 1
ちょっとヨーロッパの特殊さが感じられる部分だよね。
スピーカー 2
なんか敵でありながら敵じゃないみたいなのがあるんじゃないかな。
だから敵と味方が頻繁に入れ替わるじゃないですか、ヨーロッパの歴史って。
スピーカー 2
混ざったりするしね、もう。
国民国家になる前はね、東海戦なんてあってないようなもんで。
だからなんかそういう、簡単に敵味方っていう歴史じゃないんだなっていうのが、
スピーカー 1
年中戦国時代やってるとか、年中明治維新やってるような感じですよね。
スピーカー 2
それ今もあるかもしれない。ライバルじゃないみたいな。
それはあるよね。
それを感じ取るのがヨーロッパ旅行の面白みだっていう全然別の話題になりますけど。
スピーカー 1
だから日本はどっちかっていうと、そういうのに割と数百年、数千年単位であんまりないのかな。
戦国時代とかはそうなのか。
スピーカー 2
だからよくね、戦国時代ってよくわかんないとか言うじゃないですか。
勉強する際に。
でもなんか歴史って戦国時代だなって基本。
スピーカー 1
異なるものが入ってきて、
全く違う考えとか思想にぶつかった時に、どうそれを越えて先に進んでいくかっていうのを、
ヨーロッパはずっとやってきてるみたいなところが面白いですね。
今回もお聞きいただきありがとうございました。
働き方ラジオを運営する私たちセッション・クルーは、ラジオの外でも緩やかに続く対話の場を大切にしています。
例えばセッション・クルーバーというスラックのワークスペースを持っています。
働き方ラジオを聞いて、どこかピンとくるものがあった方は、よかったら一緒に混ざりましょう。
気になる方は私、田中健次郎か、純レギュラーリサ、ミヤ、被災人にご連絡ください。
カジュアルにセッションしましょう。
37:20

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