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今日のテーマトークは、シン・仮面ライダーです。 では前田さん、解説お願いできますか。
映画ドットコムより、1971年放送開始の特撮テレビドラマ、仮面ライダーを、シン・エヴァンギリオン劇場版 シン・ゴジラの庵野秀明が監督、脚本を手掛けて新たに映画化。
主人公のコンゴウ・タケシ、仮面ライダー役に宮本から君への木松壮介。 ヒロイン、緑川瑠梨子役にかけぐるいシリーズの浜辺みなみ。
一文字ハヤト、仮面ライダー第2号役に覇権アニメの絵本、タスクを迎え、新たなオリジナル作品として描き出す。
瑠梨子の兄、緑川一郎を森山未来、父、緑川博博を塚本真也。 秘密結社ショッカーの上級構成員八王子を西野南瀬。
同じくショッカー上級構成員のコウモリ王子を手塚徹がそれぞれ演じる。 テレビアニメヨルムンガンド、天元突破グレンラガンなどで知られる作曲家、岩崎拓さんが音楽を担当。
ではここから先、ネタバレを踏み込んでいきますので、まだ見ていない方は見てから聞いていただけたらいいかなとは思います。
はいじゃあメンバーの座りの感想、まやさんいかがでしたか?
私あの楽しみました。 仮面ライダー自体を本当にほぼ初めての状態で見たので、
まず仮面ライダー自体がコンテンツとしてめちゃくちゃ面白いなと思って、 これは人気出るわーって思いましたね。
でなんかまあ賛否出る意味もわかるんですけど、個人的にはすごい楽しめた作品です。 シングルドラマンより良かったです。
まやさんいかがでしたか?
そうですね、仮面ライダーは仮面ライダークーが以降に触れたって感じですかね。 平成仮面ライダーシリーズってやつですかね。
からファイズあたりまでは見てた気がするなみたいな感じですかね。
で新仮面ライダーはそうですね、めっちゃ良かったなってところもあるし、 え?これ何これ?みたいなところも結構見受けられる感じはちょっとして、
それはちょっとシングルドラマーを見た時の感覚とすごい似てるなとは思ったんですけど、 でもシングルドラマーよりも断然好きなのはやっぱ新仮面ライダーなんですよね、やっぱり。
それやっぱりなんか庵野秀明の力っていうのがいい方向にそれは作用しているのかなというふうにはちょっと思いましたかね。
はい。僕はですね、仮面ライダー自体は、 世代的には仮面ライダーブラックRXってやつをギリギリテレビで見れてないぐらいの世代で、
物心ついた時にはリアルタイムの仮面ライダーはギリギリないぐらいの世代だったんですよね。
どっちかというと仮面ノリダーってわかります?
あー、トンネルですね。
そうそうそう、僕が一番見てた仮面ライダーって多分仮面ノリダーね。
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パロディーってやつ?
多分僕の世代ってそういう人多くて、
であと、初代仮面ライダーって夏休みの再放送とかがされてた世代だったんですよ。
TBSの関西、MBSか。MBSで夏休みの朝にやってたりはして、
それでまぁちょっとだけ見たりはしてたんですけど、僕どっちかというと本当にマリオンさんと同じように平成仮面ライダーをがっつり見た人で、
僕、それなりの歳になってから見てたんですけど、仮面ライダークーガと、
あと、仮面ライダーファイズがもうむちゃくちゃ好き。
あー、そうなんですね。
あとちなみに僕ね、仮面ライダーの映画出たことあるんですよ。
えっ!?
すごい!なんで!?
仮面ライダー響きって平成仮面ライダーの6作目の映画にエキストラで出たんですよ。
えー!
っていう、まぁちょっとね、そういう謎の思い出はあるんですけど、
で、今作ね、見てて変やなっていうか、変すぎやろって思ってて、
で、僕、今日話すのを、もしかしたらこの対面収録の直前に見てから話すかもしれない予定だったんですよ。
で、それやったら多分僕喋れなかったと思います。
マジで変すぎやろってしか思わなかったんですけど、
一晩寝かせてね、結構変わりました。
割とこれ、仮面ライダーの本質をついてる作品やなぁと思って、
で、あとこの芯ってやつ、一連の芯ってやつの方向が何かわかった気がして、
おぉー!
なるほど。
そういう話もできたらいいかなって思ってます。
はい、じゃあ最後の感想以上で、あとお便り2通いただいてます。
はい、じゃあ前田さんお願いできますか。
はい、えっと、けんけんぴんぴんさん。
こんにちは、いつも楽しく拝聴しています。
今作の問題点はメンバーの3人方や他のお便りを送られた方が指摘していると思うので、
僕は彼らと同じバイク乗りの視点からお伝えできたらと思います。
今作はバイクの魅力とバイクへの愛が存分に詰まった作品だと感じました。
作品中盤の一文字早いとのセリフ、
バイクはいい、孤独を感じられる、なんかがいい例だと思います。
このセリフも本郷と出会うまでずっと一人だった一文字が言うからさらに重みが増すというか、
緑川一郎の両書きにくるみお菓子に置かれた鈴木のT20と本田のSL350、
もはや骨董品に片足を突っ込んでいる貴重な車両をどこから持ってきたのか、どんだけマニアなんだよ。
そして何より、ラストのマスクの中の思念体となった本郷が一文字に語る、
スピードを上げてくれ、もっと風を感じたいんだ、のセリフ。
ロケーションも合わさって、ああもう最高、そうだよな、本郷も一文字も。
正義のヒーローの前に、僕と同じバイクを愛する一人の男なんだよな。
そう思うと同時に、あんなにはまらなかった締まりの悪いバトルシーンも、相変わらず長い説明セリフも、
全部このシーンのための前振りだったんだなと、なるほどこのアンノユニバース全部がこのシーンのための壮大な前振りだったんだ、
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と妙に納得してしまうほど素晴らしいラストでした。
この作品をきっかけに一人でも多くの人がバイクに興味を持ってくれたら嬉しいです。
そしてバイク乗りは必ず鑑賞するべき作品です。
長文乱文失礼しました。映画の話ししたすぎるラジオを楽しみにしています。
はい、ありがとうございます。
バイクに注目するっていうのが、ケンケンピンピンさん、バイクご趣味ってことですよね。
バイカーですね。
本作ね、なぜ仮面ライダーをバイクに乗るのかっていうのの解像度がむちゃくちゃ高かったなと思ったんですよね。
作中でもあったんですけど、バイクは孤独を感じられるから好きみたいなのって、
あ、そうかと思って、仮面ライダーが仮面被るのって、
もともとの石上翔太郎先生の原作漫画の方だと、顔に傷があるからっていう理由で、
そのためなんですよね。だから異形のものゆえの仮面っていうところなんですけど、
なぜバイクってところで、今まで掘り下げたことあるのかなって、
ちょっと僕の知ってる範囲だとわからなかったんですけど、
そっかと思って、仮面ライダーは孤独だからバイクに乗ってるんだなっていうのを思って、
なんかそこがすごいピンときたというか、バイクの切り口から本作を語られるのって、
むしろ割とど真ん中ついてるんじゃないかなって僕は思ったんですよね。
確かにそうですね。バイカー、バイク一人で乗るもんだしな、基本なっていう孤独っていうか、
孤独感がありますよね。
その基本一人で乗るからこそ、タンデムになった時の意味がみたいなのもあるじゃないですか。
しかも完全に相手にしがみつくしかないって、あの預け切ってる感じっていうのが、
バイクに二人でなるっていうことで、めちゃくちゃ出るなと思って。
信頼を築き上げていく過程にそこに籠っているのかっていうのをですね。
なんかそうかね、バイクが本当に本質ついてるんじゃないかなって気がしました。
なるほど。
はい。ありがとうございます。
ありがとうございます。
もう一つお便りお願いします。
もう一つは、
8さん、新仮面ライダーそんなに悪いわけではないんじゃない?というのが感想です。
それは単に酷いシングルを経て見慣れただけなのかもしれないですが、
序盤で顕著だった画質とつなぎの意図的なまでのムラ感も、
いちいちパンチラインを繰り返すセリフ回しも、手癖といえば手癖。
例えるなら、超大物がオール卓力で突如リリースした新作アルバムのようなもので、
憂えをマスに届けようとしていない作品に対して、ウェルメイドか否かというのも無駄なような気もします。
あと私は石ノ森翔太郎の熱心なフォロワーではないですが、
そんな自分でもわかるぐらい、マフラーで連帯を示したり、
大きな自然物が背景に増していく明らかなサイボーグ009陰陽が色濃くなっていく流れをガチ勢はどう思っているのかな?とか思ったり、
09:04
それもこれも仮面ライダーと石ノ森文脈よりも多数のレガシーを通じた庵野秀明の文脈に行き着く作品なので、
そこに興奮と反発を覚える人のための映画だなという思いは拭えないです。
というか、シンの冠がつく作品の主人公サイドは決まって政府のお住み付きを得て、
バックアップされ放題ながら、責任からはいい感じの距離を取れている、自由に動けるポジションに配置されるのがお決まりで、
ここに作者固有の権力と自由への欲望がダイレクトに出ている気がしてならないのです。
NERVもそんな感じですよね。私は何をダラダラ描いているんでしょう。毎度失礼いたしました。
はい、ありがとうございます。
相変わらず、描くのがエグいですね。
すごいなあ、すごいなあ。
ウェルメイドを目指していないというのは、本当にそうじゃないですか。
まあ、そうだけどなあって気はするんですけど、まあまあいいや。
それを勇気ととるのか、万有ととるのかみたいなのは、ちょっと考え方次第かなっていうところはありましたけど、
あと、庵野秀明監督の捉え方として、他社のレガシーを使って自分を語るっていうのが、その視点なんか…
いや、まあまあ、そうですよね。それはずっとそうですよね。
それででも、ちゃんと自分のオリジナリティとして担保できているから、すごい人なんだなっていうのは、タランティーノとかにも言えるような感じですけどね。
面白いですね。この権力と自由への欲望がダイレクトに出ているっていう。
確かにな。
確かに、マシン・ウォジラからマシン・ウルトラマンから本作も、全部その組織、親方日の丸ですからね。
使ってやりたいからこそ、その辺の障害を取っ払っておきたいっていうのは、多分都合だとは思うんですけど、まあそうだよね。それが続けばそう思われるわっていう。
まあでも、結構日本らしいっちゃ日本らしいですよね。
そうですね。
というか、ケツ持ちのいる独立連帯が一番楽しく動けるようになっている。
ケツ持ちのいる。
まあまあ、そうですよね。
それは多分、本人の実感もあるんじゃないかなって気もするし、
で、ネルフもそうだったっていうのはそうですけど。
確かにね。
ただネルフはね、そっからいきなり斬られてね、ゴミのように捨てられますからね。
まあまあ、そうですね。
まあまあ、なんかその、そういうとこもちょっと自覚あるのかなって考えたらおもろいなと思いました。
ありがとうございます。
はい、じゃあ我々で織り下げていきましょうか。
はい。
まあどっから行くかですけど、どうします?どっから行きます?
どっから行ったらいいんですかね?
取っ掛かりがパッと浮かばないんですけど。
そうですね。
まず、どうなんですか?この説明不足でもないんだよな。
いや、なんかシングルドラマの時もそうだったんですけど、
今回、やっぱり仮面ライダーのもともとのドラマシリーズを映画にしてるから、
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ダイジェスト感がやっぱりすごくて、
そこがちょっと一番、そのドラマパートに乗れない要因かなと思ったんですよ。
そうですね。
それはほんとシングルドラマから引き続きという感じはしましたね、ダイジェスト感。
だから特に仮面ライダーを今まであんまり知らない層からすると、
ショッカーのとかの概念というか、
すごい面白いのに、よくわからんまま話が進んじゃうから、
ちょっと理解が追いつかないとこは、見てる途中あったかなっていうのは正直ありますね。
それは多分、もとの仮面ライダー知っててもわかんなくって、
もとのショッカーってただの世界征服したい人たちなので、
そんな難しい差がないんですよ。
今回、すげえ概念的なモチーフとしてショッカー出てきたなという感じですよね。
そんな複雑な奴らじゃないんですよ。
ザ・世界征服したい奴らで。
ショッカーって元がナチスなんですよ。
ナチスの系譜にある悪の組織。
だから人体改造とかもしてるみたいな。
だからなのか。
ゾルタイサとか出てきますよ、ドカメオとか。
そういう複雑さはないんですよ。
ただやっぱりそこに今回も、関連的な悪に投げかけてるというか。
全体的に握り潰しかない組織みたいな感じというか。
松尾鈴木でしたっけ?
松尾鈴木が、私の理解では松尾鈴木が日本の不合でショッカーを作った人。
で、かつAIが2体いて、ブレインみたいな。
1つがデジタルの世界というか、ネット上の世界にいて。
もう1つがあいつですよね。
Kとして外の世界の情報を伝えてくれるみたいな。
そこまではわかるんですけど、松尾鈴木が何のためにそれをしてるのか全然わかんなくて。
結構今回、誰でしたっけ?
あのお兄ちゃん。
緑川一郎。
緑川一郎のやってることがショッカーの総意かと思ってたんですよ、途中まで。
そしたら全然違うわ。こいつのプライベートな。
プライベートというか。
それぞれいろんな上級幹部的な人たち出てきますけど、それぞれ自分の求める幸せの形を実現するためだけの集合体でしかないみたいな。
そうなんです。それがショッカーの中でそんなに自由に動いていいんやみたいなのが、面白くもありよくわからんとこでもあって。
発想めちゃくちゃ面白いことしてるなっていうか、ショッカーって本当概念でしかなくってみたいなところで。
ある意味もう本体としてのボスはAIみたいなやつで。
AIって勝手に人類使って実験してるみたいな感じですよね。
幸せ、人類の幸福か何かっていうのをいろんなパターンを試して、残ったものがこれが正解みたいな。
いろいろやった結果を待つ、いろいろどうなるのかみたいな。
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なのかなみたいなふうには見えましたね。
あとあの幸福の理念も僕めちゃくちゃおもろいなと思って。
だから、より多くの人の幸福を求める、幸福の最大化みたいなのを目指してるわけじゃないっていう。
だから幸利主義じゃなくてっていう、一番不幸な人が反転するのが幸福なんじゃないかみたいなのを突き詰めるのが、それが幸福だみたいな。
それで人類全体が別に幸福になる必要はないってことですよね。
この人がここからここまで一気に幸福になれるんだったら、じゃあもう人類は幸福になれるから、もうそれでその可能性があるってことは人類の希望だよねみたいな。
もう分かるけどさ、みたいな。
また極端なこと言い出したな、みたいなというかもう。
今回、僕一番最初この間見終わった時に、何を持ったかって2時間に圧縮したエヴァンゲリオンじゃねえかって思ったわけですよ。
そうそう、エヴァなんですよ。
結局エヴァじゃねえか。また人類保管計画しとるじゃないか。
人類保管計画なんですよ。
また人類保管計画しとるって思って。
人類保管計画でもよく分かってなかったんで、結構一理あるなと思ったんですよ。
逆にそっちの方の正当性をもうちょっとちゃんと説明してくれてもよかったのかなと思ってて。
私もほんま中古わかんないですけど、プラーナを違う次元に送ってみたいな。
それで幸せになるみたいな話だったじゃないですか。
でもルリコが、いや私行ったことあるけどあそこは地獄よみたいな。
ルリコの主観のその一言であれはダメなんだっていうことになってたけど、
もっとそこがどういうふうに、なぜダメなのかっていうのをもうちょっと私としては、
せっかくいいテーマやからこそ、もうちょっと議論してほしかったなって思って。
結構それは何か言ってたような気はするんですけど、
あの何かその旅立った世界みたいなやつ?
ハビタット計画みたいなやつ?
最初飛び立とうみたいな、飛び立つの?みたいなの聞こえたんですけど、
それってまあなんかあれですよ。
全部なんか人間のその本音というか、
全てがもうわかるみたいな世界みたいなこと言ってたじゃないですか。
いわゆるもう建前とかなくても、
全部なんかもう心が読めちゃうみたいな世界ってことですよね、それって。
まあそれって本当に幸福ですか?って
全部わかることが幸福ですか?みたいなところですよね。
そう、でもなんかそれが全然どんなとこなのかもう想像つかない。
つかなすぎません?
なんか魂だけの世界みたいなイメージなのに、
その状態だって人々の本音っていうのが、
現世と全然違うレベルの世界に行ってるのに、
現世と同じような本音の感じが見えて、
それが地獄って言ってるのか、
もっとなんか違うものが見えてるのか、
なんかその辺の世界観がふわっとしてて、
そのふわっとしてる感じだけで、
あんな命がけで戦うのですか?みたいなのは結構思っちゃったかもしれない。
僕そこそんなに違和感なくって、
結局あれって自殺願望とかとそんなに変わらないというか、
今しんどいと思ってること全部なくなりますみたいな言い訳って、
18:00
自殺とニアリーイコールだと思うんですけど、
我々って生きてて嫌なことあるなってなるけど、
ギリギリ自殺はやめとこうかって思ってるわけじゃないですか。
別にそれって死の世界を知ってるわけではないですよね。
ただ、そっちを見ること自体がもう禁忌というか、
それ自体ができちゃいけないんだよっていう。
だからもう今ここでそっちを知らないまま生きていくということを
するしかないみたいなことなんじゃないかなと思ったんで、
なんかあんまり僕はそこ違和感ないんですよね。
もうあれはもうなんかあっちは良くないっていう、
言ってるだけっていうところが大事かなって気持ちで。
僕そっちよりもなんか、
その計画を指導層に至る緑川一郎の家庭の方をもうちょっと描けよって思うんですけど、
なんかさらっと流せやがってっていう感じはめっちゃして。
めちゃめちゃ複雑な感じしたもんね。
ルリコもなんか電脳人間みたいな。
本当家庭が結構ね勢いでドラマを吹っ飛ばしていくのが、
いやもったいないなという感じがめっちゃしちゃって、
それがホントウェルメイドじゃないって言っちゃう部分かなっていう感じがするんですよね。
なんか今回の仮面ライダーって結構ロードムービー感もあるじゃないですか、
いろんな町に行くじゃないですけど、
旅に出る家庭でいろんな敵と出会って戦って、
ボスまで辿り着いてみたいなのって、
結構なんかそこ、その間にいろいろなんか、
もうちょっとドラマとか感情の変革があるはずなのに、
なんか結構バッサリ来てくるじゃないですか。
ワークみたいになってますもんね。
あれ?なんかハマウェイのミラミンとか急になんか、
誰が骨出したの?みたいな、どうした?みたいになるわけですけども、
説明後で入りますけど、
いやもうそれ、もう一度ちゃんと見せろよっていう、
そこはちゃんとしないとダメだろって、
なんかこっちもうなんかあれですよ、
ローガンとか見てるわけですよ。
もうちょっとそういうロードムービー感出しつつ、
アウトヒーローもなんか描くとかってできるじゃんっていうのを、
分かってる中でそれ今やられるのはちょっと辛いとは思いました。
なんかもうほんと全部バラバラなんですよね、一個一個は。
もう全然繋げるつもりないもんってなっちゃって、
一連の流れの中で話が進んでいく感じなくて、
バラバラのものがこう置かれてて、
ここでこう言ったからこういう話ってわかるでしょ?みたいな感じで、
こっちに求めてくるから、
いやいやなんか、もっと親切にはしてよってはちょっと思ってるんですよね。
なんかこのパンフレットにも書いてたのかな?
なんかまあ基本的にはやっぱ、
お客さんのためにみたいな、
そのちゃんと特撮ヒーローを追いかけてきたような、
文脈がわかる人から、
もう何も知らない人まで楽しめるような映画を作りたいみたいな、
書いてるんですけども、
本気か?ってどこまでがそれ本当なのかっていうのは、
めちゃくちゃ思っちゃうんですよね。
なんか結構映画の作りとしては、
結構不親切なところ結構多いと思うんですよ。
あ、そんなこと書いてるんですか?
そんなこと言ってるんですか?
結構ね。
庵野さんが。
ちょっと待ってくださいね。
だからバッサリ言いますけど、
21:00
なんかその、
自分個人がやりたいことではなく、
作品が面白い方が重要だと思ってます。
マジで?
自分個人が面白いことに振り切ってたと思ってましたよね?
僕は見えないんですけど、
あ、そうっていう感じだし、
あとは何でしょうね、
自分がやりたいことが面白いと思ってもらうようにっていうことは、
誰もがみんな考えてると思うんですけどね、
庵野くんって。
それがなんか、これ?っていうのはめっちゃ思っちゃうのと、
やっぱり大人向けインターテイメントとして、
夢と現実の共存を目指していますと、やっぱり。
ハイコンテキストと特殊なスキルを知らない、
世間の中にローコンテキストの融合共存を目指し作っていくことでした。
めちゃめちゃハイコンテキストだと思うけどね。
ほんとか?っていう気はしちゃうんですよ。
でもですね、結構クモオオグ、
一番最初始まって、クモオオグの戦いの時までは、
割とね、結構それは感じてたかもしれない。
なんか、普通におもろいぞと思って。
というか、仮面ライダー飛ぶ時がいちいちかっこいいぞと思って。
それはそう。
さすが。
ピョンって飛ぶところでね。
めっちゃかっこよかったし。
なんか、でもクモオオグとかが、
空中戦は俺が圧倒的にフリーみたいな、
なんかそういうセリフとかも、
いい意味で、もともとその仮面ライダー自体が、
子供向けの独撮だったっていうことも、
いい意味で忘れずに入れてくれてる感が、
なんか私はそこらへんまではすごいもう、
100点ぐらいの感だったんですよ。
確かに僕もそう。
タイトルが出る前ぐらいのアクションシークエンスじゃないですか。
あそこらへんのシーンはいきなりなんかもう、
状況に放り込まれて、
もう、ないないないって思ってる間に、
めちゃくちゃ面白いことが起こってるみたいな感じで、
あれ本当にテンションが上がって、
仮面ライダーの、
暴力装置と化した仮面ライダーがもう、
戦闘にぐちゃぐちゃにしだすみたいな。
ああ、こういうの見たかったみたいな。
そう。
めっちゃテンション上がりましたね。
なんかこのヘルメットで、
なんかそういう、
凶暴性が抑え、
あえてその抑えられなくなるようになってるとか、
プラーナーを吸収するためにベルトを回す必要があるからベルトつけてるみたいな、
そういう、
なんかいちいち理由がちゃんとあるのが、
めっちゃ面白くて、
そう、なんかさ、
結構そこらへんまでは、
なるほど、なるほどとか思いながら、
なんかこう見てて、
そうですね。
そうなんですよ。
どこでそれはヒュッてなったんですか?
だからなんかやっぱり、
なんかその後の各オーグ戦が、
やっぱこうぶつ切りだったのが、
ちょっともったいなかったかなと思います。
だからもうちょっと、
もうエピソードほんまに絞って、
個人的にはもう8オーグ、
オーグはもう8オーグだけで、
なんかクモオーグ8オーグ、
ラスボスぐらいでよかったんじゃないかなと思って、
確かに。
でも絞って、
で、その間にちゃんとこのドラマパートを、
しっかりもっと入れるぐらいか、
もしくは全編後編に分けてでも、
もうちょっとこうしっかり時間を取る。
24:00
だって進撃の巨人ですら、
全編と後編に分かれてるのに。
なぜ、距離をまとめようとしたと。
まあそうですね、確かにな。
8オーグ周りのエピソードとか、
もっと広げてよみたいな感じじゃないでしたか?
8オーグは、
そう、大体その、
ルリコとの、
ルリコとナアちゃんの、
もう背景わかんないよと思って。
いやなんか、
ルリルリとか呼ばれてるぞみたいなのとか、
気になるけどさ。
もうちょっと、
描いてや、そこみたいな。
あの二人のエピソードは、
もうみんなが待ち望んでるんだから。
そうそうそう。
そう、っていうのはありましたね。
確かにね、ぶつ切り感は、
ほんとありますよね。
やっぱまだそこは、
ショッカーが悪の組織だけの方が、
一貫性は出るっちゃ出るじゃないですか。
まあ確かにね。
まあね、出ますよね、そこはね。
最初、ルリコの説明で、
なんか最初4体倒しに行くみたいな、
言ってたら、
その4体が何のくくりの4体なのか、
私とよく分かってなくて、
なんか言ってたと思うんですけど、
だからその4体にどんな繋がりがあったのかも、
ちょっと正直見てて分からなくて、
で、なんかどうしてバッダなんだみたいな、
あの最初聞いた時に、
やっぱり人間と昆虫がこの地球上で、
一番こう進化してきたからみたいな、
なるほどとか思って聞いたのに、
次コウモリやんと思って。
そうそう、確かにコウモリ。
全然昆虫じゃねえじゃんと思って。
確かに。
昆虫以外もいるんだねと思って。
確かに。
その辺り、
なんかやっぱりコウモリオーグあたりから、
急にちょっと話が分からなくなってきたぞ、
感がちょっとあって。
でもあれ?
クモオーグの後のコウモリって、
結構それって、
私立的に踏襲してるとか、
そんなことはないんでした?
いや、基本的にしてたんでした。
仮面ライダーの1話の怪人はクモで、
2話がコウモリっていうのは、
決まってましたね。
黄金パターンみたいなのがあって、
もちろんそれにも当たってないのはあるんですけど、
1つの型としてあるんですよね。
1話がクモ、
2話がコウモリ。
どんな型やねん。
確かクーガーとかもそうだったな、
みたいな。
面白い。
でもやっぱりね、
初めのやつがクモっていうのは、
ある種の導入としての、
分かりやすさというか、
よくなってましたってやつなんですよね。
そうですね。
だからクモなのはいいなと思うんですけど。
しかも戦う場所もダムとか、
めっちゃ良くなかったですか?
いや良かった。
そうですね。
ジャンプがほんと良くて、
というか僕やっぱ仮面ライダーって、
ジャンプがかっこいいことが何より大事やなって思ったんですよね。
回転しながら飛び越えていくじゃないですか、カメラって。
あんまりええなんですよね、やっぱり。
いやあれはほんとかっこいい。
それをやってたのは良かったなって思って。
あと僕ね、本作一番ワクワクしたのって、
ほんとに冒頭の冒頭の、
トラックに追いかけてるところなんですよね。
分かる。
あそこも違う。
始まりが良かったっすよね。
で、あれって要は、
組織が追ってくるっていう怖さじゃないですか。
確かに確かに。
2人が今対峙しているものは、
恐るべき組織なんだっていう感じになって、
いやいや、むちゃくちゃ怖いやん。
27:00
このまま引き殺されても、
あっという間に隠蔽されるんですよねみたいなのが、
むっちゃ良くって、
と思ったらなんか、
そっからだけもう、
確かに。
訳わかんないんですよね。
そう、そうなんですね。
そっからだけ個人性みたいになっていくし、
なんならそのコウモリとかハチとか、
こっちから行ってるだけやから、
向こうに狙われてるとかでもあんまないじゃないですか。
その辺りがもうちょっとなんか、
目的がちょっとぼやっとしてたかなと思って、
そういう意味で確かに、
その悪を倒すみたいな、
シンプルな感じでも良かったかもしれないですね。
そう。
だって、
僕結構冒頭のシーン見てて、
007の慰めの報酬っぽいなって思ったんですよ。
冒頭いきなりカーチェイスから始まって、
追われてるとかが始まるんですけど、
あれっぽいなと思って、
007はちゃんとスペクターって、
組織出すじゃないですか、
ゆくゆくは。
いや、やればいいじゃん。
カメラライダーでも。
とはちょっと思いましたね。
なんかね、ショッカーっていうのは、
ようわからない単語の主語体にしちゃってるから、
ああいうの好きな人がいるのわかるんですけど、
好きですけど、
なんかそのシャラ臭さが勝つっていう。
あれは今回オリジナルで入ってるあれなんですか?
そうですよ。
へー、知らなかった。
忘れちゃったけど何の頭文字か。
サステナブル?
違う?
そんな感じ。
パンフレットに何か、
ショッカーの広告みたいな感じがついてるんですけど。
サステナブル・ハッピネス・オーガナイゼーション・ウィズ・コンピューティショナル・ノウリッジ・エン…
もうめんどくせえな。
めんどくせえ。
こういう古いコンテンツをリブートするときに、
このアルファベットの頭文字で読み換えるっていうのは、
醍醐味としてあるっちゃある感じですけどね。
ただ、そこ頑張らなくても、
どこまでいっても嘘なんだからっていう。
そこの嘘の部分のカッコよさだけで信じさせてくれよっていう気持ちもあるんですよね。
だからちょっと思ったんですけど、
シン・仮面ライダーという映画のポジション的に、
2000年代ぐらいのヒーロービギンズモノがハリウッドで流行ってたじゃないですか。
007やダークナイトとかそういったような、
あれっぽい感じはめっちゃ受けたんですよね。
それはそうか。
で、やっぱそれをちゃんと日本で、
こういう仮面ライダー形でやってくれたことはめちゃくちゃ嬉しくて、
そういった意味でもすごく興奮はしてるんですけど、
なんかちょっと2000年代感がめっちゃあるなとは思って。
けどやろうとしてることは、
結局仮面ライダーとは何かみたいな概念的な感じになってるので、
そこは007のスペクターみたいな、
スペクターじゃないな、
スカイフォールとかにめっちゃ近いなと思ったんですけど。
そうそう。
仮面ライダーとは何かというか、
ジェームズボンドとは何か、
音を話すと一緒っていうか。
それで言ったら今回、
本郷武役すごい良くなかったですか?
良かった。
めっちゃ似合ってて、
なんかシュッとしてないのがすごい良いなと思ったんですよね。
2号のエモータスクは、
めっちゃシュッとしててかっこよかったんですけど、
30:00
007の時にシュッとしてない感じが、
1号としてなんか私すごい良いなと思って、
池松くんを選んだのはすごい良かったなと。
ちょっと影がある感じがやっぱめちゃくちゃ良いなと思って、
やっぱちょっとなんていうか、
シンジ君っぽさみたいな感じが出てて良いんだよなっていう。
エヴァやん。
いやもう、エヴァやん。
これエヴァやんみたいな。
いやほんと、最終決戦とか、
だってもう池松総司系と森山未来でしょ。
画面が内部すぎるからね。
そう、そう。
なんかもうエヴァやん。
全部エヴァやんみたいな。
なんかこれ、ヒーローとディランが
スーパーパワーで戦ってるシーンの絵面じゃないんですよね。
結構ミニマムな方画で、
ねちっこいやり取りする時の画面だからね。
確かに確かに。
どんどんなんか、
戦いがなんかもう踏んぶほんぐりじゃないですか。
ウニャーってなってくる。
ダサくなっていくんですよね、戦いが。
あれはすごいなって。
普通はもっとキメキメでやるみたいな。
するじゃないですか、ヒーローモネーとかやったら。
あ、しないんだみたいな。
あそこがやっぱらしいなというか。
そう、本当。
画面がね、むちゃくちゃ内部なんですよね。
特に本郷だけが映ってる時が。
なんかその切り口いけるんやっていうのは確かに驚きとしてあって。
だって元の仮面ライダーって藤岡博士なわけですよね。
でもなんというか、ザ・男みたいな感じじゃないですか。
なんかその、内部とは対局にあるような感じだとは思うんですけど。
そこをあえてっていうのはありだなとは思いましたね。
そうですね。
内部な主人公とかあんま仮面ライダーって想像つかない感じするんですよね。
一文字ハヤトっぽい感じのはなんか、
今回の一文字ハヤトっぽいキャラクターとか主人公はまあなんか、
まあクーガとかそんな感じっぽいさあるよなみたいなのか思うんですけど。
今作の本郷たけしっぽい感じのキャラクターはあんまりないのかもしれないですね。
でもあの、タイズの主人公のあいつはめちゃめちゃ内部ですよ。
あ、そっか。
だから前例がないわけじゃないけど、
仮面ライダー1号を内部にするっていうのは割と攻めてるかなって気がします。
ちょっと今っぽいですよね。
内部というかガツガツしてないというか、
なんかその彼の中で強さとか、
正義のために強くなりたいって思いはあるんだけど、
目に見えてガツガツしてないじゃないですか。
それがすごく今っぽいよなっていうのはなんか思いましたね。
シンジ君みたいな感じでも私的にはないというかイメージ。
なんかそんな弱い自分がどうのこうのとかっていう感じでもないんだけど、
かといってそんなガツガツしたザ・オトコラスターって感じでもないっていうところは。
ああ、そっか。
本当に確かに内部の主人公、横浜やったらいるか。
リュウキの主人公とかも結構内部やった気がするなって思いました。
役者の話するんだったら、浜辺みなみですよね。
33:01
今回浜辺みなみ1位ですよね。
1位?1位って何やねんって感じだけど。
それかもう浜辺みなみなんですこの映画は。
FVP?
こんなキャラクター浜辺みなみじゃないと、戦術しないんだなみたいな。
この映画の面白さの半分は浜辺みなみで担保してる感じありますよね。
6割。
6割。
覚えてた?
僕、ナンバーパークスで見たんですけど、ナンバーパークスって庭園になっているところを、
南海ナンバー駅から歩いて上がって行って、そこに映画のポスター並んでいるところがあるんですよね。
今回シン・仮面ライダーっていくつか並んでて、3枚あったんですよ。シン・仮面ライダーのポスターが。
全部浜辺みなみ入ってるの。
1号が入ってるの1枚だけなの。
だからトロシー入ってるのも、緑川瑠璃子の方なんですよ。
主人公そっち?ってなっちゃってるのも、プロモーション上。
でも確かにその話の軸というか、瑠璃子の意思で結構引っ張っていってるじゃないですか。
で、結局1号も最後まで瑠璃子の意思を継いで戦ってるから、その意味では主人公は瑠璃子かもしれないですよね。
それはそうやなって思って。
推進力はそうですね。
彼女の中にしか基本的にはないからっていう。
面白かったのが、最後ビデオメッセージみたいなの残すじゃないですか。
あの時に1回ラフな格好で撮って、その後ちゃんとした格好に着替え直して、もう1回撮って繋げてるのがおもろいなと思って。
そこ一気に撮るやろ普通に。
なんで?なんで変えたの?
その辺りも面白かったし。
途中で着替えるシーンあったじゃないですか。
あの辺とかめちゃめちゃ庵野秀明感出てるなって思いましたよ。
ちょっと入れんねやなって。そういうシーン入れんねやなって。
そこまでキリッとした感じの女性なので、そこだけ見ないでよみたいな感じなのとかがめちゃめちゃ庵野っぽいなって思いました。
これぐらいは許してくれって思ったんでしょうね。
まあもう許せよって僕はちょっと思いました。
ここで収めたのは偉いと思う。
これ以上踏み込んでたら、もうちょっとさすがにってなってたけど。
だって下手したらまたシングルウルトラマンの長澤さんみたいに、これはどうなんみたいな、避難ゴーゴーみたいになっちゃう可能性があったもんね。
あれぐらいがギリっていう感じなんじゃないですかね。
そうですね。
あとまあ本作ってさっきロードプーンピップって話あったじゃないですか。
前編としてバイク旅行みたいなノリがあったと思うんですよね。
だからシャワー浴びれてないとか、そういうノリの中で女の人がちょっと離れたとこで引き合えてるみたいなくだりが入るのは感覚的に僕は割と受け入れられて。
ちゃんと旅行っぽいなってことですよね。
あんまり余裕のある感じじゃないっていうところが、結構理解はできるかなとは思ったんですけど。
36:03
まあ入れんでもいいんですけどね、わざわざあれを。
そうですね。まあ入れ方というか入れんくてもよくないみたいなところは。
なんか案の定的にお風呂に入らないっていうことに対してなんかあるんですかね。そういう趣味というか。
やたらそういうなんかあるんですよね。
あったしシン・ゴジラにもあったでしょ。
え、ほんまに?
あの主人公の人に。
そうそう、シャツ変えてないとかだった。
お風呂入ってないんじゃないですかみたいな言われるシーンがあった。
おもろ、なんかあるのかな。
それあれですよ、アニメ作りの現場の話じゃないですか。
あー、現場あるあるを入れてるってこと?
軟鉄してもシャツ変えてないとかもうそれアニメ作りの話じゃないですか。
あー、なるほどね。
戦場。
それはちょっとおもろいかも。
さっきちょっとお便りではありましたけど、チームで自由が利きつつ権力からサポートはされてる感じでやってるっていうのでおっしゃってましたけど、
なんかね、前聞いた話でNERVってあれってアニメーターの話だよねっていう。
へー。
おもろい視点。
だからまあなんか結構変な人集まってるじゃないですか、能力はあるけどこの人たちは社会人としてはどうかなって感じが集まってて。
そうですね、確かに。
なんかその感じがまあ、それこそ自分がいたアニメの作りの現場っぽいなっていうので。
あー、面白い。
そう考えたら、このシーンがつくやつは全部アニメ作り現場っぽさはあるかなって気もせんでもないかなって思って。
なるほどね。
だからまあ、シャツも買えない、お風呂も入ってないって言う。
だってアニメーターってお風呂も…
そんな過酷!
もう過酷やん。
家に返してあげて。
まあ今はわかんないですけども、彼がバリバリアニメに関わってた時代のアニメ制作なんて正直むちゃくちゃあったと思うんですよね、そういう環境って。
なんか、その過酷な状況にいるっていうことのまあ、記号としてお風呂に入れてないっていうのはあるんじゃないですか、もしかしたら。
なるほど。
おもろい。
そういうことかもしれないですね。
めちゃめちゃアンノを好意的に捉えた。
いやまあ、単純に女の子の着替えとか要素として入れたいってのもあると思いますよ。
でも正直、今回ほんまにもう、ずっとハマリー・ミナミに夢中だったんで。
もうなんか、ありがとうアンノとすら思いましたけど。
それはそう。
あのコート良すぎる。
良すぎる。めっちゃ似合ってましたね。
最初なんかその、ビジュアルデータって赤かったじゃないですか。
あれやめてちゃんと茶色にしたら、茶色いいって思う。
最初赤かったでしたっけ?
最初なんかめっちゃきつい赤でしたよ。
あ、そうなんですか。
あれやめてあの感じに戻すっていうのめっちゃいいなと思いました。
あのブラウンのレーザーめっちゃ良かったですよね。
その下のタートルネックのセーターもむちゃくちゃ良かったし。
で、着替えた後のちょっとカジュアルな感じも一瞬はあって良いってなってたから。
39:02
わかる。
でもやっぱあの、ナアちゃんも良かったですよね。
ああ、あれはいいですよ。
最近そう西野奈々子の株結構上がってて、このコロロンシも良かったですし。
結構役が毎回ハマってんなって思うんですよね。
ああ、そっか。
もうね、恋は光が最高だったからさっていう。
あれ、どの人でしたっけ?恋は光の。
え、北城ですよ北城。
あ、むちゃくちゃ良いやん。
え、遅い。気づくの遅い。
気づくのが。
でもやっぱ北城が良いからな。
北城が良いからなって。
しかもなんか、ブタヤーズ来てたんですよね大阪。
なんかね、待ってましたよね。
帰ってましたサイン。
めっちゃ行きたかったと思う。
八王子のファッションもめちゃくちゃ良かったですけどね。
いや確かにね、前回さっきお便りにも書かれてましたけど、
シングルドラマの時は決め台詞とか変な二人ですけど、
あの独特なカメラワークとかが結構目につく感じだったんですけど、
今回それいい塩梅だったなと思ってて。
なんか決め台詞も結構なんか個人的には好きで、
ルリコの用意シュートなのってのも何回も聞きたいと思って。
私は用意シュートなのってやつ。
結構今回その辺がちょうどいいバランスで入ったなと思って。
それめっちゃ思いましたね。
本当にノイズだったのにシングルドラマの時にもう画質がガビガビな。
やっぱあれはね、やっぱりは樋口が撮ってるからですかね。
でも今回は別にあるのはある。
だから多分前回は樋口さんが庵野に向けて、
こういうのでいいんですよねみたいな感じで撮ったから、
ちょっとしつこくなっちゃったかなと思って。
単純になんかその素材の視聴者選択の差っていうか、
ちょっと入れすぎてましたね。
入れすぎだし、やっぱちゃんと適切な意味のあるような場所でちゃんとカットを入れるとか、
あと編集のテンポとかもあるんじゃないかなと思ったんですけど、
あんま気にならないようなテンポ感で入れてるのでカットとか。
だからそういうのでやっぱこうあんまり目立たなくなってるっていう。
やっぱりじゃあそれって庵野秀明のおかげだよねっていうことですよね。
そこはやっぱもう。
その辺はやっぱセンスというかね、監督の個性が出てるなと。
だからやっぱ新ウルトラマンより新カメラライザー良かったなって思うのはそういうところかなっていうのは、
あんまね、しょうがないけどさ。
ハンマービミナイはマジでMVPっていうのがあって、
他の役さんもこの流れで話していきますか。
長澤正美問題触れときませんか?
問題だと思う。
僕も問題だと思う。
この番組の過去の新ウルトラマン界で長澤正美の撮り方が良くないって話をしてて、
42:01
収録がやったと思うんですけど、長澤正美もっと綺麗に撮れるやろうっていうのも言ってたんですよね。
あんな美人をなんでこの程度にしか撮れないのかっていう話をしてて、
いやでも新カメラライザーはハンマービミナイをめっちゃ綺麗に撮ってくれるであろうっていう期待をしてたんですよね、その時。
それは見事に叶えられたんですよ、本当に。
そうなんですよね。
と思いきや、
と思いきや、
メロウをまた出すの?みたいな。
しかもそんな扱い?みたいな。
本当に。
なんか扱いの程度そんなに変わらなくないというか、
なんか撮れ高低いなぁみたいなのを思って、
いやいやその長澤正美をもっと撮れるやろうっていう、このサソリオウグっていうね、
ちょっと妖艶悪女キャラ系の怪人が出てきますけど、
妖艶悪女系のキャラならもっとそれはそれでいけるやろうっていうので、
シングルドラマンの時と撮れ高がだいたい一緒じゃない?
そうですよね。
なんか、ひのちさんがちょっと女の人撮るのダメなんじゃないかみたいな仮説を前立ててたけど、
いや、あんまくん君も長澤正美のちょっと捉え方適切じゃないんじゃないかってちょっと思って。
確かに長澤正美をなんかうまく撮れてないですよね。
撮れてないんじゃない?って思いますよ。
なんで?って。
でもその辺は前、ウルトラマンの時にも話しましたけど、ちょっと面白いなって思う。
なんかこう、女性をというかその役者さんをすごく魅力的に撮るって結構あるじゃないですか。
それが長澤正美ってこんなにさっというかバラつきが出るもんなんやと思って。
逆になんでキャスティングするんですかね、その割に。
だから気に入ってはいたんでしょうね。
気に入ってはいるけど。
だし、結構前、シン・ゴジラとかシン・ウルトラマンに出てた人がそのまま今回出てくるみたいな感じがあるじゃないですか。
竹野一郎とかもまた出てくるとか。
シン・ウルトラマンの時に言ってましたよね、スターキャスト。
確かに、スターシステムが。
緑子一郎の母も。
市川美香も。
確かに。
思ったのは、青野秀明は女の人のキャラを作るんだったら一番綾波玲衣が上手いんだなと思って。
結局のところ綾波玲衣の系譜が一番上手にキャラ造形できるんだなと思ったんですよ。
緑子、緑子そうじゃないですか。綾波系列じゃないですか。
この方向が上手いんだなと思って。
いや面白いなあ、この方向が上手いっていう。
あと八王子関係、アスカっていう。
確かに、アスカだわ、まんま。
もう言われたら、ビジュアルもアスカっぽく見えてきた。
そうですね、こうしてみると本当にスターシステムというか、もうちょっとユニバース化しちゃってますよね。
45:08
竹野一郎とか本当に女にも役の立てるなみたいな感じがすごいんですよ。
タッキーが出てきたときに、え、ウルトラマンやんって思いました。
いやでも思ったんですけど、僕、政府筋の男として竹野一豊が出てくるの嬉しすぎるなって思った。
いや確かに。
もうなんか、全部の政府筋の男、竹野一豊でいいわって思いがいろがって。
僕も本当いきなり竹野一豊が来て、君に頼みがあるんだって言われたら、何ですか?みたいな感じになりますよ。
それは、塚本真也とか、また?だし。
森山ミライも良かったんだよな。
森山ミライってダンサーでもあるじゃないですか。
あの動きはダンサーじゃないと無理みたいな感じの処作で独特なキャラ造形してたじゃないですか。
やっぱあれは本当にすごいなと思って。見事だったなぁ。
一から見たらあれですよね。
キューティーハニーカラーですよね。
そうなんですか。
ほぼ20年くらい前の映画なんですけど、実写版キューティーハニー。
あのね、一から見たこのね、メガネかけてる姿がむちゃくちゃいいんですよ。
何役だったんですか?
あのね、ハニーを追っかけてる女刑事の役なんですけど、
あのね、もうむちゃくちゃいいの。
それを僕、今メガネフェチの僕にプレゼンしてくれたってことですよね。
てか僕も言ってなかったけど、メガネかけてる女の人めっちゃ好きなんですよ。
言わずに言ってなかったけど。
なんかあの、ちょっとマリオンさんのターンやなと思って出さなかったんですけど。
これは本当にね、キューティーハニーの一紙曲はむちゃくちゃ推しなんですよ。
だから多分、もうその時からずっと気に入ってたんだと思って、
次実写撮る時絶対出てもらうぞって思ってて、シンゴジャンに出てもらって、
ちょっと機械的な感じの、あんまり感情を出さないタイプの女の人で、
見事なキャラ造形だったじゃないですか。
確かに。
エモ・タスクどうでした?
エモ・タスク私はすごい良かったです。なんか2号っぽかった。
ここまでなんか快活な高齢年間出せるの、いいなって思って。
今回1号も2号も、なんていうんですか、正当派な男前じゃないじゃないですか。
それがすごい良くて、でもすごいかっこよかったし、
エモ・タスクはスラッとしてて顔小さいなぁと思いました。
でも最後、多分そのファン的に一番最後、エモ・タスクが新しい衣装になるじゃないですか。
あれは多分ファン的にいつの衣装がどうとかこうとかあると思うんですけど、
個人的にはヘルメットに石入ってるのに、ヘルメットって新しくしても大丈夫なんてめっちゃ思っちゃいました。
それはちょっと思って、政府側、プラガンナンの概念とか仕組み理解できてるんやと思って。
48:06
ヘルメットの中に本郷と石が入ってるって、分かってるんやと思って。
ルリコもなんなら入ってないかみたいな。
なんかそんなこと言ってましたよね。
そうですよね。
もう魂が減ることでよりエヴァになりますよね、あそこで。
エヴァーって。
逆にエヴァってそんな話なんですね。
エヴァンゲリオンっていうのは人間の魂が入っててそれで動いてるんで。
そうなんです。そういう話なんですね。
序端級みたいなこと何にも分かってない。
Kの声ってまさかトーリーやったみたいですね。
そうですね。
全然分からなかったけど。
どこに出てるのと思って。
結構つい最近ぐらいに各キャスト出て、何役とか出てたんですけど。
本郷、カナタも分からなかったです。
これ分かりました。
カメリオンか。
カマキリ、カメリオン。
この漢字、カミキ君か本郷、カナタやどっちかやなっていうのは分かりました。
確かに。
まさかトーリーがやってたAIのKっているじゃないですか。
あれ70年代の特撮のロボット刑事Kっていうやつのイニオンっぽいんですけど。
そうだな、調べるって。
何の意味もないんですよね、多分。
結構だから庵野監督って、ほんま好きなものを入れるのが好きなんでしょうね。
その素朴さというか、食ったくないなっていうのは。
食ったくないですね。
その表現が合ってると思う。
そしてそれこそが、見る人が楽しいものなんだって信じてると思うんですよ。
だからさっきのコメントだと思うんですよ。
そのサービス精神が、映画の出来として面白いっていうことに直結してると思うんですよね。
その姿勢は、映画の作品の出来とは別として、その姿勢自体に引かれるものがあるじゃないですか。
だからすごいファンが付いたり、賛否両論ありながらも、こうやっていろんな議論されると思うんですけど。
ここまでこんな好きなものをずっと自分の中に残して、それをアウトプットし続ける人ってなかなか多くないじゃないですか。
だからぜひ今後も予算をつけて欲しい彼に。
本作正直あんま予算なさそうちゃいました?
うん、あんまなそうですよね。
CGとかもっと頑張れるやろうみたいなところも多々あったというか。
話のスケールも大きくは感じなかったんですよね。
結構コマゴマとしたところで撮ってるなっていう印象があって。
確かに。
多分なんか庵野監督のそのビジョンを叶えるだけの力がもう大掛かりにあんまないんじゃないかなみたいなところはちょっとあると思うんですけど。
それかまあ、そもそも仮面ライダーってああいうとこで撮るもんだからっていう風に思ってる可能性もあるかもしれないですね。
51:01
もともとね、そういう採石場とかなんかそういう、それこそダムの上みたいなところでも撮ってただろうし。
本当にもうスタッフがパッと行って撮れるような場所で撮ってるわけですよね。
そこがなんかやっぱ昔は安っぽくも見えたけど、撮れる範囲でどこまで撮れるかっていうのをやってるって意味では。
味になるかなみたいなところっていうのはまあ確かにあります。
怪人たちオーグメントでいいでしたっけ?
呼び方的には。
そうですね。
全員自分のモチーフ、デザイン取り込みますよね。いちいち。エンブレムに。
クマのやつとかなんか隠れる気ないなって思ったんですけど、クマじゃない、コウモリのやつ。
コウモリマークつけてるから。
正直コウモリが一番よくわからなかったですね。
よくわからなかったですね。
戦い方も正直よくわからなかった。
そうですね。
コウモリもっとそういうことできそうですね。
クモが私的にやっぱ一番かっこよかったかな。
何やかんやクモが一番強かった気がします。
だって、ナアちゃんとの戦いとか、ハチオーグの。ずるやん。
そのためにサソリオーグの下り入れるとかなんか、やめろよって思って。
やめろよって。
せいぜい堂々と戦えよって思って。
やめろよって。
あんな剣で戦っておきながら最後撃って、しかもそれがサソリの毒とかもうむちゃくちゃやんって思って。
もうなんか、せいぜい堂々と戦ってくれよヒーローならってめっちゃ思いました。
ハチオーグのね、あのめちゃくちゃ速い剣捌きみたいなの。
あのなんかこう、スピード表現とか。
あ、仮面ライダー兜みたいでかっこいいとか言いましたけど、グロックアップだみたいな。
あとあれ、ファイズのアクセルフォーム。
ファイズのアクセルフォーム死ぬほど好きなんですよね。
パシャーンって胸が広がるやつ。
何とか思い出してめちゃくちゃかっこよかったし。
アクションシーンはアイディア面白いなみたいなの結構あったんですよね。
1号と2号が戦うシーン、こう空中で殴り合うみたいな。
工業地帯飛び回りながらみたいなシーン。
あれなんかちゃんと映像でやってくるのめちゃくちゃよかったなとか思ったし。
確かに、あの工業地帯の絵面いいですよね。
あれめっちゃよかった。
あの辺は確かにわかってるなー感はすごいありましたけど。
そうそう、あれとかめっちゃよかった。
で、あとなんか最後、いわゆるショッカーライダーってやつなんですよ。
バッタ軍の。
偽ライダーみたいな。
あれに追いかけられるシーンの、あれもアイディアはいいんだけどな。
そう、ちょい暗かったですよね。
暗いんだよなーっていう。
そこはね、ちょっと暗すぎるんですよね。
めっちゃ面白いことやってるのめっちゃわかるのに、
なんかちょっと上手く伝わってこないのが非常にちょっともったいないというか。
最近追憶の映像を使ってる横編が出てたんですけど、
そこのシーンとかでも、ちょっと暗いなーって思ってるシーンとかのアクションシーンとか映るんですけど、
追憶で見たらめっちゃかっこいいなかもしれないみたいな。
やっぱこれは見せ方もうちょっと暗いのがいいっていうのがあるかもしれないですけど、
54:00
なんかもっとはっきり見えてたら、もっとあそこテンション上がったかもなーと思いましたね。
あれ本当暗すぎて、何やってるかわかんないっていうのはちょっと欠点だし、
やっぱCGのマイクだなっていう感じも、ちょっと惜しく感じるというか、
やっぱそういうバイクチェースとかカーチェースって本物が走ってる感ってむちゃくちゃ大事やなと思って、
まぁなんかそこはちょっと惜しく感じちゃうというか、
ハリウッド映画やったら本物のバイクを走らせるじゃないですか、そこが思っちゃうかなっていうのは。
なんか実際今日本でそれをできるスタンドの中でどれくらい残ってるんですかね、バイクを。
でもそういう映画が日本でないですよね、映画というか映像表現として。
どんどんそういう人がいなくなっちゃいますよね。
まぁでもあれ全部CGっぽい感じですけど、あれはあれでも結構好きだったんですけどね。
スピードレーサー見てる時みたいな、オシャウスキーのスピードレーサー全部CGでやっちゃうみたいな、あれ感じがあって好きだったんですけど、
まぁもうちょっと綺麗に見たかったなっていうのはありますね。
でもあのシュッカーライダーのシーンね、僕結構グッてくるところがあって、
なんか軍政層とか孤独層とか言ってたのってなんか覚えてます?
軍政層?
あのシュッカー側のライダーって軍政層って呼ばれてて、
で本郷側のライダーって孤独層って呼ばれてたんですよ。
層ってどういう字ですか?
あの、このこういう字なんですけど。
ほんとに孤独。
あ、愛層の愛の層、えーと妊娠の層ってこと?
これってバッタが大量発生して災害になるってあるじゃないですか、外国でたまに。
であれってバッタが大量発生して色が黒くなって、
そういう集合として植物を喰らい尽くす存在になるっていうのがあって、
で序盤でもクモオオグか誰かが言ってたと思うんですけど、
バッタは和愛の象徴団みたいになってて、
で実際その聖書でも悪魔として描かれてたりは。
あ、誰それあの、何でしたっけあれ。
あ、まぁあれですよね、ジュラシックパーソンとかまぁエクソダスとかでもありましたけど、
バッタが最悪になるのってありましたけどね。
で仮面ライダーがなぜバッタの怪人なのかっていうので、
だからその悪魔の象徴だからっていう、和愛の象徴だからもっと恐ろしい存在だみたいなのであって、
実際仮面ライダーファイズってやつでもラスボスがバッタの怪人なんですよ。
あーそっか。
え、仮面ライダーもバッタなのに?
仮面ライダーファイズは主人公がバッタの仮面ライダーじゃないんですよ。
でもラスボスがバッタなんです。
え、主人公は何の仮面ライダーなのか。
あれって何だろう。
もうモチーフはよく分かんない。
ギリシャ文字のファイがモチーフなんですけど。
で、まぁその主人公自体も実はってやつじゃないですか、あれって。
57:00
えーなんかおもろそう。
おもしろいですよファイズね。
だからその黒いバッタは災い側なんですよね。
で、色がついてないバッタはそうではなってない側っていう区別がされてて。
なるほど。
で、元のショッカーライダーって黄色なんですよ。
マフラーとかが。
で、そこにあんま意味ないけど今回真っ黒になってて。
だからその濡れてる仮面ライダーは災いになるっていう風になってて。
で、その対比として今回思ったのは、
仮面ライダーは孤独であるからこそヒーローなんだっていうことになってたと思うんですよ。
なんか本当に孤独さってむちゃくちゃ強調されてたなぁと思って。
ずっと一人だし、社会不適合。
優秀だったけどもう定職についてなくて、バイク旅行してますみたいな扱いされてたりとか。
でもはなんか優しくなりたいと思ってる人みたいなので。
そこが仮面ライダーがなぜそのバッタなのかっていうところで、
元々ファンの間で、
いや、災いの象徴だから恐ろしいものとしてバッタなんだっていう以上に、
でもそれでも孤独だからこそ悪くにならずに善たり得てるっていう。
そこが仮面ライダーがヒーローをたるゆえみたいになってるような気がして。
だから一人で走ってる本郷を集団でショッカーのライダーが追っかけてくるじゃないですか。
いやなんか、これが言いたかったのかと思って。
本当に仮面ライダーとは何かっていうことを語りたかったのかなと思ったんですね。
それは全生を帯びた孤独の存在こそが仮面ライダーっていう。
全の孤独の擬人化が仮面ライダーみたいな話なんじゃないかなと思って。
本当に徹底して本郷を孤独として描かれてたけど、
時たま後ろに乗ってくれる人がいるとか、並んで走ってくれる人がいるとか、
そこに何かギリギリの繋がりがあるけど、やっぱり本質は一人だけでも、
一人だからこそ隣に誰かがいるということが大切に思えるみたいな話になってたなと思って。
で、それはその一郎がやろうとしてた計画の反対だと思うんですよね。
ああ、なるほどね。
全てを一体繋がりたいっていうのと孤独っていうのが対立ですね。
我々は一人だと。
でもだからこそ隣に人がいることの価値がわかるみたいな。
だからこそ仮面ライダーは二人乗りできるバイクに乗っているんだみたいなものに見えてきて。
完全に仮面ライダーとは何かの象徴か、象徴の話っていうんですよね。
だと思って、そうなんですよね。
なるほど。
で、そっからさらにちょっと、じゃあ真仮面ライダーって何なのかなと思って、
じゃあもう仮面ライダーとは何ぞやっていうのを問うた話だったんかなと思って。
あれ、じゃあもしかしてこのシンがついている一連の作品って、
その元のオリジナルは何だったのかっていうのを、
庵野秀明なりに読み解いたものだったのかなって気がして。
1:00:00
で、例えばシンゴジラって、ゴジラとは災害であるっていう読み解いたものだと思うんですけど、
あとシンウルトラマンは、宇宙人が偶然、前世の存在だったらっていう話だと思うんですよね。
ウルトラマンって。
そこにフィーチャーした話になってたと思って。
で、そこが、じゃあ仮面ライダーは前の孤独の存在だっていう、
そういう話になってたんじゃないかなって思ったら、
ずっとオリジナルの解体をやってたんじゃないかなって気もしたんですよ。
じゃあ、シンってよく新しいとか、あるいはその誠とか、神とかよく感じ当てられますけど、
シンなんじゃないかなって思って、コラってことなんじゃないかなって思った。
いやー、いいっすねー。
確かに、おもろいな。
これを、昨日見た時点では思いつかなかったけど、起きて、
あー、そういえばなんかそんな感じなのかなって思って、今日出せました。
これを見た直後に話してたら、絶対出なかったけど、
なんかいろいろ思い浮かしてたら、あー、かなーって思ってなることね。
そうか、孤独が持つ前世って面白いですね。
でも孤独って、やっぱ悪にも反転しちゃうものでもあって、
他のオーグたちって、やっぱ個性が悪に転じた人たちだなと思って。
でもなんか、今回、それこそ、それが結果的に間違ってたり、
それは良くないんじゃないってことがあったにしても、
それこそ、その、超オーグも八オーグも、今後何してるかよく分からなかったんですけど、
なんか、自分なりの人々の幸せを追求したわけじゃないですか。
その辺は、私も話、別に最初に戻っちゃうんですけど、
その辺がテーマとしてすごく面白いと思うんですよね。
そこは面白い。
そこに対して、仮面ライダーって、答えを別に出してるわけじゃなくて、
それは違うっていうところで止めに行ってるだけじゃないですか。
まあ言ったら。
そのバランス感も、正義のヒーローとして、
悪に対して正義を突きつけるっていう感じじゃないっていうところも、
ちょっと今回私の中では、評価が高いポイントの一つだったんですよね。
そうですね。なんか、八オーグとの決着のつけ方とかも、
本郷自体は結局手を出さないみたいな、で終わる感じも含めて、
なんか、ヒーローとしてそこにも悩みもあるし、
でもなんかダメなことだけは、なんとなく感覚的にわかるみたいな感じで、
とどまってるところが、まあなんか、いいなってことですよね。
だからなんかその、最初は彼もまだヒーローになったというよりかは、
自分が信じるものを信じてるっていう、信じるもののために行動してるっていう、
ただそれだけっていう感じが、なんかそのなんていうのかな、
ちょっと違うけど、バットマンの、この間の新しいザ・バットマンみたいな、
このまだその、まだっていうかもうちょっと、一応死んじゃうんだけど、
1:03:01
ヒーローっていうものに彼の中で完全に、
なんか俺はヒーローなんだっていう感覚になってるわけじゃなくて、
自分の中でもそこに対してこう、いろんな迷いがありながらも自分の思う、
正義を信じてるみたいな、あのスタンスが良かったんですよね。
その辺がその、庵野さんの言ってる、そこが大人な部分というか、
単なる白と黒ってことじゃなくて、
自分たちが信じるもののために行動しようっていう、ことかなと思って。
いや、それ結構多分、紛失ついてる話だと思うんですよね。
仮面ライダーのファンの間でよく、仮面ライダーは正義の味方じゃなくて、
人類の自由の味方だっていう言い方をされるんですけど。
仮面ライダーそんなに深いの?
仮面ライダーはね、深いんですよ。本当に。
これがね、またちょっとこじらせる原因だったりするんですけど。
で、漫画の仮面ライダーって、
ショッカーの背後に日本政府がいるんですよ。
へぇー。
あ、そうなんですね。
そうなんですよ。
だから、反体制なんですよね。
それは、たぶん石ノ森翔太郎先生の作品的にはよくあって、
サイボーグ009の敵が軍事産業とか、
やっぱりそういう、体制の悪みたいなものに対するものとして、
正義の顔を描いているっていうのはたぶんあるんですよね。
常にある作られた正義って、
そういう体制の色がついているものじゃないですか。
で、それにのっとってしまうと、
体制の正義が悪に転じた時に、
自分も悪になっちゃうっていうのがあるから、
独立勢力でなければならないっていうのが、
たぶんあると思うんですよ。
体制側に対するってことですよね。
だから、仮面ライダーは、
だからこそ孤立しているっていうのもある。
協力関係にはなったりはするんですけど、
元の仮面ライダーも、
ICPOと協力してショッカーを追い詰めるみたいなことを
してたりするんですけど、
ただやっぱりその、
基本的には個人であるっていう、
まあ結構、少なくとも、
1作目の仮面ライダーにおいては大事な要素のはずなんですよ、そこって。
で、その、初めて見た人が割と射抜いてるのが、
あたくすごいなと思って。
恐ろしい人や。
そう考えたら、安藤さんのメッセージが届いていた。
すごい人やな、安藤さんは。
だから仮面ライダー自体が本当に面白いなって思って、
だからその、そういう意味では今回のこの新仮面ライダー、
単体の評価って結構難しいんですけど、
仮面ライダーっていうその、触れたことのない新しいものに対して、
正直、こういう黄色いものみたいな戦隊ものとか、
こういうのって子供が見るものみたいなイメージが結構あったんで、
それを、なんかこう大人がずっとハマっているのって、
なんでなんかなって正直思うところはあったんですよね。
でも、こう見てたら、これはハマるわ、すごい思いましたね。
前田さんがここまでハマっているのであれば、
そのさっきの安藤さんの目指してたもんって、
1:06:00
まあ達成できてるんだなって今思って。
そうそう、全然見たことないけど、
こんだけめっちゃ熱くなってるって、
あ、もうこれ成功だなって今思って。
そうですね、すごいことですよね、それって。
最初読んだ時、うそやんって思ったより、
いや、成功してたなって。
いや、安藤さん、やっぱり情熱がやっぱりあるじゃないですか。
情熱ってやっぱり人を一番魅了する部分があると思うから、
だから彼が作るものの出来がどうっていうところじゃないところに、
やっぱり惹かれるのは、
多分、私は安藤ファンとかじゃないんですけど、
安藤作品にファンが作る理由なんだろうなってすごい思うんですよね。
そうですね。
仮面ライダー自体の魅力に触れてるっていう、
そういう部分がやっぱり強いとは思うんですよね。
新仮面ライダーという映画というよりも、
仮面ライダーっていうものが持ってるもの自体がすごく魅力的っていうのは、
去年のバットマンもそうだったなと思って、
あのザ・バットマンっていう映画を見てるというより、
バットマンっていう歴史そのものを見てるっていう部分もあるじゃないですか。
それが魅力的って感じてる部分もあって、
特にバットマンと仮面ライダーって設定だけで死ぬ方が面白いんですよね。
確かに。
だから、敵とヒーロー側が本質的に近いっていうのがどっちにも共通してる。
仮面ライダーと怪人って同じ力で戦うんです。
ただその性質が善か悪かっていう差で、
バットマンも頭のおかしい人が善側か悪側かっていう、
その境界線とは何かっていうのを問えるっていうところが、
この2作品の魅力だなと思って、
だからこそやっぱり擦られ続けるっていう。
そうですね。
いや、そっか。
確かにクモオオグと戦った後に隠れ狩りって、
なんてことになってんだみたいなのになってる時の、
本郷たけしの悲哀は、
なんかめっちゃもう、
うわ、この映画大好きって思って、
バットマンとか、
まあ、ティム・バートンっぽいって感じがしたのかなって感じがしたので、
そうだよねって思いますね。
あれ?
この映画面白かったってこと?
面白いんですけど、
これもあれなんですけど、
文句が出るって面白い映画ってあるんじゃないですか。
好きだけど、喋ってる内容は文句しかないみたいな。
なんでしょうね、これみたいなのがめっちゃある。
よく言うと語りがいがあるというか。
そうそうそう、そうですそうです。
なので、いいんです、これで。
これでいいんです。
いや、ほんとパワフレットとかのスチールとか写真見てますけど、
どのシーンもかっこいいなってなるんですよね。
そう、めちゃくちゃかっこよくて、
チョウオウグとダブルライダーが対峙してるシーンとかめちゃくちゃ好きで、
背後にチョウの羽があるように見える、かっこいいみたいな、
ポーズがかっこいいってなってるんですよ。
ラツトがチョウってむっちゃいいなと思ったんでしょうね、僕。
死者の魂の現れとしてのチョウって、
あ、なるほどなと思って。
ちょっと神の使いみたいにも言ってたじゃないですか。
1:09:00
悪魔を表すバッタと神の使いを表すチョウが戦うとか、
激エモじゃんと思って。
本当に象徴化していく、ダークナイトとかそうですけど、
象徴としての構図とかって大好きじゃないですか、我々って。
だから見たら、喋ってたらどんどん好きになるみたいなタイプだなって思うんですよね。
喋ったらね。
喋ったらねって言う。
いやでも僕正直結構今年見た映画の中でも上位に好きではあって、
単純に変な映画っていうのが魅力的だなと思ったんですよ。
こんな変な映画久しぶりに見たなって思って。
だってもうちゃんとする気ないもんと思って。
ちゃんとする気ないもんって。
いやね、ちゃんとする気ないもんって、
でもちゃんとして欲しいんだけどなって思ってるんですけど。
確かに、ちゃんとしたバージョンも見たいですよね。
ちゃんとしてみても欲しいとこあるぞって思ってますけどね。
シン・ゴジラとかちゃんとしてた映画だと思うんですよ。
だからやっぱりドラマを一本にしてるからだと私は思ってるんですよね。
この好きなシーンが彼の中で多いから、これも入れたいとなるとダイジェストになっちゃうんじゃないかなって。
それを助けてくれる人周りにおらんのかと思うんですけど。
そうなんですよね。
なおかつ、評価的にもシン・ゴジラ、シン・仮面ライダー、シン・ウルトラマンみたいな順番になるんじゃないかなって思うんですけど、
シン・ゴジラってなんであんなにめちゃくちゃすごい面白かったんだろうって。
めちゃくちゃ思うんですよね。
僕内の分析があって、ゴジラって人間が主役だと思ってて。
だから人間がどうゴジラと対峙するかっていうのがメインだと思ってて、
仮面ライダーは仮面ライダーが主役だと思うんですよね。
ウルトラマンって僕主役は怪獣だと思ってて、
ウルトラマンってあくまで最後に事態を解決する装置であって、
どんな怪獣が出てくるのかなっていうのがウルトラマンの楽しさとしてあるとは思ってるんですよ。
でもあれって、シン・ウルトラマンってウルトラマンとは何かっていう問いの話になってるから、
ウルトラマンが本来的に持ってる今週の怪獣が何かなっていう楽しさじゃないとこに行ってたなと思ってたんですよ。
でもシン・ゴジラとシン・仮面ライダーはそれぞれの本来的な面白さ。
怪獣という災害と戦うものであって、
仮面ライダーは孤独なヒーローの話であるっていう、そこが軸から、本来的な魅力からブレてないから楽しめたのかなって少なく思う。
シン・ウルトラマンはウルトラマン本来の魅力とは違うところにテーマがあったんじゃないかなって気がしてて。
シン・ウルトラマン好きな人も多いし評価してる人も多いから、あくまで一面的な見方だと思うんですけど。
新しく解釈というか、核を捉え直す散策という意味で、
1:12:00
やっぱりシン・ゴジラが災害っていうのは多くの人にリーチする感じだったんだなって思いますよね。
仮面ライダーのヒーローとしての孤独っていうのは、そこまでマスにリーチしにくそうな感じ。
やっぱりそれでも好きな人が限られそうみたいな感じになる中で、
ここまでやったんだなっていうのは、そういう意味でめちゃくちゃ頑張ったんだなというふうには思いますね。
あとは本当にアンナさんのこだわりとか、そもそものセンスとかっていうのが本当にデカいと思いました。
ちなみに何当たりました?カード。
僕は本郷たけしと八王子。
八王子と遠森王子です。
え、じゃああれや。私と一緒なんですよ。
一緒なんですか?
八王子。変身してる。変身してない八王子でしょ。
あれ?どうだったかな?ちょっと忘れちゃった。
西野七瀬の状態。
あ、そうだったかも。西野七瀬の状態が欲しかったですよね。
うん。うんって言っちゃったけど。
あ、そうだったそうだった。
いや、でもごめん。浜辺みなみも欲しいんだよ。
浜辺みなみはね、探しちゃいますよね。
最強のカードでしょ。今回の。
てかもうキラにしてほしい。キラカードにしてほしい。
キラカードですね。
いや、なんかいい映画だったんかな?
いや、いい映画ですよ。いい映画なんだのか間違いないんですけど。
いい映画だけど、映画としていいって言うわけでもないっていう。
ないんだよなっていう。もう目につくんだよなっていう。
これもしょうがないなっていうね。
仮面ライダーの作品というかコンテンツの素晴らしさを再認識させてくれたっていうような。
それもやっぱ大きいですよね。
こっからまたちょっといろいろね、空が見るなり、初代見てみようみたいになる人が増えたりしたら。
確かに。
次何やるんでしょうね。まだシーンやんのかな?
やるんですか?やるんですか?って言っちゃったけど。
なんかこういうキャラあります?
スーパー戦隊がありますけど。
スーパー戦隊?
なんとか。
ゴレンジャーみたいな。
そうとか、メタルヒーロー、ギャバとか。
多分世代じゃないんですよね。
ああ、そっか。
庵野の世代ってことが大事やから。
宇宙刑事は別に世代じゃないな。
そっか。
新風の大胸男子か。
それはよく聞きますね。
いわゆる漫画版の方をやってくれっていうやつですね。
ありますよね。
託されてるからな、もう。
シーン何やろうな。
なんだろう、ガンダムかな?
ガンダムはやばいですね。
文句が出そう。
でもだいぶ面白そうですよね。
エヴァの人がガンダムやるっていう時点でめっちゃ面白いですもんね。
あと何だろう。
正直もう、掘り尽くしている感もあるんですよね。
日本のコンテンツ全部に芯付く勢いだけど、
ガンダム外したらもうそんなに残ってないかなって気は。
いや、ガンダムにそろそろ足を踏み入れようかなと思ってるんですよ。
マジですか?
1:15:00
来た。
なんか私、この間というか、スターウォーズをエピソード6までですけど見て、
3か、3まで見て、
スターウォーズ見たら当たり前なこと言っちゃいますけど、
すごい話できる人が広かったんですよ。
めっちゃ楽しいなと思って、
これガンダム見たらめちゃくちゃ話できるんじゃないと思って、人と。
ガンダム自体にも結構興味はあるんですよ。
だからガンダムに足を踏み入れようかなって、今年は。
ちょうどマリオンさんと、3月の間前田さんが参加しないから、
アニメで揃えましょうかみたいな話をしてて、
でもまあ前田さんはガンダム見ないやろうなって話をしてたところなんですよ。
この間、企画会議の回聞いてて、
私がいない時に力王をやる。
やめろよって聞きながら言ってしまいました。
なんて意地悪なことを考えつくんだろうと思います。
でも僕、インシデントー会を収録したぐらいのタイミングで、
殺し屋市の映画見たのに、それ以降まだ足りないから。
その話もしてましたね。
しゃべっててないですもんね。
今度フリートークでその辺まとめてしたいですね。
そうですね、沢山に集まる社会。
フリートークで若返る決心もウィニーも全部やるみたいな。
企画会議会聞いてて、
よく映画で私からはみんなが見えて、みんなからは私が見えてないみたいな、
私の声が届かないみたいな感覚に見つなりました。
みんな気づいて、ここにいるよ。
勢いでやらないでって。
声が届いてないと。
めっちゃ怖い政府のラストのやつや。
なるほどね。
まあまあその辺りは今度検討する感じでいきましょうか。
進化面ライダーはまだ話せることあります?
割とやり尽くしたんですか?
話し尽くした感は。
触れたいこととかは触れたような気はするんですが。
やっぱ絵力でもってったなっていうのはね、
話がよくわかんないけど、絵が綺麗やからいいなって思って。
やっぱそれ大事ですよね。
大事ですね。
やっぱそれはシングルトラマンはちょっと足らない。
それはそうだと思います。
シングルトラマンも進化面ライダーも同じ共通の欠点を抱えている部分はあるじゃないですか、
大事ですと。
けどやっぱ違うのって演出だよねっていう。
演出もあるし、やっぱりさっきの話に戻っちゃいます。
今回ハマビミナミっていうずっと夢中になれる存在がいてくれたみたいなところは結構でかいと思うんですよね。
今回ハマビミナミ自体の役者としての魅力もちゃんと出してて良かったなと思ってて。
正直今まであんまりそういう役者としてのハマビミナミってあんまり意識したことがなかったんで。
1:18:05
どっちかというとCMとかテレビ番組に出てるイメージが強く、作品に出てる彼女っていうのを
あんまり認識したことがなかったんで。
こんなに存在感を放つ人なんやっていうのがすごい感動しましたね。
彼女にとってもすごい良い役者、人生の中で良い作品になったんじゃないかなって。
ハマビミナミね、どの映画見ても最高なんで見た方がいいと思うんですけどね。
最高だった、気づいてなかったの私だけだった。
どの映画でも最高ですよって。
あとロケ版が良かったかなと思って。
それね、たぶん映画のロケ版サイト聞いたらめっちゃ嬉しいと思います。聞いてないと思うけど。
そういうのってめっちゃ大事やけど、ほんまに日に当たらないじゃないですか。
スタッフの仕事って。
確かにロケ版ってめっちゃ大事ですよね。
それだけで映画持ってるっていう、わざわざそこに行って話してるのかみたいなシーン結構今回もあったんですけどね。
シーンエヴァンゲリオンに出てきたような電線みたいなのが海の方に並んでる浜辺で3人が話してるのか。
わざわざここ来て話したのかとか思うんですけど。
やっぱりなんかそれで画面が持ってるっていうのを分かっててやってると思うんですよね。
リアルであるよりも、絵が持つっていうことを優先してるっていうのもあるなと思ったし。
あとやっぱ僕そこもね、バイク旅行で行きたいところに行ってるように見えて。
それって結構本作のリズム的に大事なんじゃないかなと思って。
本当にバイクで旅するように色々やっていく話かなと思うから。
ここってバイクで行きたいよねって見てる側が思えるような画面になってるというか。
たぶんけんけんぴんぴんさんもそうでしたけど、バイク好きな方がこの映画見たらバイクでここ行きたいなって思ったりするんじゃないかなと思って。
ツーリングでダムとか行きそうですよね。
峠攻めるみたいな感じで撮ってましたよね。
結構ね直線でスピード出したりとか、峠結構スピードで攻めてたりとか。
そういうシーンがあるから、きっと楽しいんだなってその視点で見たらと思って。
ロケハンってなんかそういう専門の人いるんですかね。
あんまり専門の人がいるイメージないですね。
結構大変ですよね。
いろいろ本当に数ある場所からピックアップしてここだって決めていくって大変ですよね本当に。
僕庵野監督の映画のロケハンの役のスタッフ絶対やりたくないですもん。
だってイメージですけど庵野さんが適当にシャシャって書いてこんなイメージのとこですとかって分かってくるじゃないですか。
絶対そうだよ。
でいくつかゴーゴー出してもなんか違う。
これって夕方ぐらいに行ったらどんな感じなの?とか言われそうじゃない?
言いそう。
1:21:00
作り方が多分特殊だと思うんですよ庵野監督って多分。
絶対いろんなカットが欲しいからめっちゃいろんな角度からカメラ撮るみたいな話とかよく聞きますけど。
それっていろいろさ段取りとかさぐちゃぐちゃにならないってあるわけですよ。
パンフレット結構スタッフのインタビューとか載ってるんですけど一番読んでてアクション担当の人めちゃくちゃ大変そうだなって思ったんですよ。
縦って結構綿密に決めるじゃないですか。
でもいちいちこっから撮りたいですとか。
撮る場所が変わりますとか言ったら手が変わるとかその場で変わるとかって振り付けその場で変えるのやばくないかみたいな。
それに対応役者さんもしないといけないからね。
もうアクション担当の人めちゃくちゃやばくないか。その作り方でアクションにやらされるの大変やぞっていうふうに思いましたよ。
タイヤやもんなその役やるの。
やっぱそこに集えるだけの技術を持った方々が揃ってるっていうことですよね。
だからやっぱりこんなにすごく各スタッフの仕事が見事だなって思えるっていう。
それこそ今はまだネットとかあるけど昔とかほんまに大変だったでしょうね。
どうしてたかも。しかもロケハンに行って撮る写真のカメラも言ったらフィルムしかないからその場で見れないわけじゃないですか。
想像でする感じで映画作ったんでしょうね昔は。
逆にある程度諦めがついたっていうのもあると思うんですよ。今って探せるから。
どこまでも要求を極めようとか。
デジタルでどこまででも修正ができるようになったせいで再現なく直せちゃうってクリエイティブな時期で結構ある話だなと思うんで。
今には今のしんどさはあるかなっていう。探せちゃうからって。できるよねって言えるっていう。
それはちょっと怖さではありますけどね。
でもなんか良かったしね。こんな話できるとは。
誰とも話してなかったので新カメラライダーの話って。
めっちゃすくりした。
これ話さないと完成しないでしょ。
そう思う本当に。
映画って結構分かりますね。一人でも完結できる映画と話さないと完結しないなっていうのは結構ありますよね。
昔からそうですよね。エヴァもそうだしっていう。
それによってコミュニケーション取らせようとしている。オタクに。
お前らコミュニケーション取れよって話せよって。
でもエヴァでしかコミュニケーション取らない人結構むしろ逆効果吐きつきますけどね。
むしろそれにブチ切れて旧劇場版作ったりするからね。
みんな死んじまえっていう。
良かったですね。
面白かったです。
1:24:00
新仮面ライダーを対面収録にしたのが当たりだったかもしれないですね。
そんな感じで新仮面ライダーの話は終わっておこうかなと思います。