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スピーカー 2
はいこれはもともとティーチャーティーチャーに来てるお便りがたくさんあって
そのお便りの中からいつもティーチャーティーチャーに紹介してお話ししてるんですけど
もう220通ぐらい来てて今お便りが
なかなか回答できていないお便りもあって
その中にはもうすぐに答えたいけど放送上間に合わなかったりとか
自分の勉強が追いつかなくてお話しできない部分が多かったので
だけどそれをどうにかしたいっていうのがあったというのがまず背景としてあります
そこで2ヶ月に1回程度まとめてお便り回として
もうその場で即興で回答していくスタイルで
もう皆さんのお便りを回答できる形にしたいなと思っているので
その新しい取り組みとして今日やっていこうと思っています
なのでいつもみたいにがっつり全てのお悩みに対して
本読んできてというよりは僕と人たちがいっしょに学んできたことを
その場でお話しするという形にしていきたいなという風に思っているので
もし過去2ヶ月分をまとめてるんですけど
もしそれより前でお便りを出してどうしても紹介してほしいということがあったら
お内容はもう一度書かなくていいのであの回
あの内容をぜひ取り上げてという風にメッセージをもう一度いただけたら嬉しいです
よろしくお願いします
お悩みが1,2,3,4,5件紹介するのと
感想をいくつか紹介して終わりにしたいと思います
すごく皆さんにも共通する内容かなと思うので
ぜひぜひコメントいただきながらやっていきたいと思います
スピーカー 1
じゃあお悩みを僕から読んでいきますね
このDiscordのチャットにも一応貼ります
こんにちは 最近お二人のポッドキャストを聞き始め
毎回ノートを取っては日々の育児にフィードバックするようにしています
日々子どもに気持ちよく成長してほしい一心で
子ども目線で言葉を選び一生懸命メッセージを送っているつもりではあるのですが
毎哲学の押し付けになっているのではないかなと
心配になる時があります
思考の押し付けというのでしょうかどうしても言葉を尽くして対話をしようとすると
哲学や思考の押し付けになってしまっている気がして
子どもの思考の方向をねじ曲げて固定してしまっているのではないかと
スピーカー 2
不安になります
スピーカー 1
実際自分も子どもの頃に親から刷り込まれた哲学や思想
教えがあります柔軟に物を見て感じてほしいと思うんですが
スピーカー 2
どうしたらいいのでしょうかということで
なるほど毎哲学の押し付け
スピーカー 1
わかるっていうスタンプが押されてますけども
スピーカー 2
難しいよね確かに
でもなんか素敵よね子ども目線で言葉を選び一生懸命メッセージを送っているっていう姿が
まずそのスタンスがすごくいいなって思ったのと
こうやって子ども目線でねこれが刷り込みになってないだろうかって
柔軟な思考の邪魔になってないだろうかっていうこの子ども目線が
ある時点ですごくあったかい関わりになるだろうなっていう風に思ってます
スピーカー 1
いや俺もさ対話で
子どもに押し付けじゃないシーンでもけっこうやっぱ押し付けちゃってるんだろうな
と思うことがあってさ
自然が多めの一軒家で暮らしたいみたいなのがあるんやけどさ
それは多分自分の過去の自分が育ったところの
体験がけっこう好きでそうしたいと思ってるんやけど
多分そういう価値観って滲み出ると思うよね
そういうのが伝わっていったりするんだろうなと思って
普通に対話して何かを教えるとかじゃなくても
スピーカー 2
普通に思考のとか哲学の擦り込み
スピーカー 1
擦り込みになってるんじゃないかっていう
常にあるんじゃないかと思っている
悪いと思わなくていいんじゃないかなっていうのも思うし
スピーカー 2
哲学の押し付けになってるかどうかっていうのは
すごく大事な視点やと思って
思ったのは対話を大事にするっていうのがすごく
一つできることかなと思って具体的に言うとどう思うっていう
意見を聞くことをセットにするといいんじゃないかなって思った
でも既にそういう
スタンスがあるからやってるかもしれないんだけど
自分の価値観とか今まで学んだことをシェアすること自体はすごく
良いことだと思ってるし悪いことじゃないと思ってるんだけど
悪いってどう思ったかっていうのを聞く子どもの意見考えを
それをセットにするといいんじゃないかなって思ってて
一回何かの回で話したよね対話って何のために
するんだっけみたいな話 何かの回で話したね
スピーカー 1
インスタライブとかやったかもしれんけど お互いに考えを変化させるために
スピーカー 2
やろうみたいな あったよね
デンマークって対話の国で俺がデンマークに実際にいるときで
幸せってなんだっけとか何のために生きてるんだっけみたいなことを
改めて対話を通して自分の考えを形成していくみたいなことを大事にしている
国だったんだけど これも小学校時代からね
問いも全部対話から生んでいくっていう対話をすごく大事にしている国だったんだけど
そもそも対話って何のためにやるんだっけみたいなことも対話してた
その時に俺らの対話の中で
生まれたのは対話の目的っていうのを自分の考えが
変わることを目的にしてみようお互いにって
そうすると対話すること自体に意味があるよねっていうことが
この対話の中で結論付いたことになってすごくいいなと思って
対話するときに自分の意見を相手に分かってもらおうと
対話すると分かってもらえんやん
お互いが自分の考えを変えるっていうグラウンドルールのもと
話をすると相手の話を聞こうって思うし
逆に自分の持ってる視点を伝えようって思うし
だからお互いに正解を持ってるもの同士で話すんじゃなくて
自分の見えてる視点を共有して新しい考えを見つけていこうよっていう
お互いに自分の違う考えを見つけることが
前提としてできるとすごくいいのかなと思ってて
だからこの親御さんも保護者の考えを伝えるのはいいんだけど
伝えた上でその伝えたものを材料に
子どもはどんな考えを持つのかそういう風な楽しみ方をすると
押しつけ感っていうのは自分の中で減るんじゃないかなっていう風に
思ったのが一つかな だからどう思うって聞くのを
スピーカー 2
セットにするってのは大事かなと思っています もう一個どうしても伝えたいことがあって
よく学問も同じパターンで言われることがあって学問を
教え込むことは思考の擦り込みになるんじゃないかみたいな話が
たまにあるんよね でも俺はもう教科学習を
専門に大学院行ってるからさ学問も教科で学ぶことの
大事さみたいなものはすごく理解深めてるつもりで
例えばこの方最後に柔軟に物を見てほしいって言ってるじゃん
柔軟に物を見てみる力ってどうやって培われるかっていうと
これ拍子で物を見るっていうのもすごく大事だと思うんだけど
何よりも多面的に物を見る力っていうのはすごく重要だと思う
例えばボールを見た時にさこれを
時間の見方で見るとこれ重さ何グラムだろうとか量的に見ると
科学の見方で見ると化学の方で見ると質は何だろうとか
金属なのかなプラスチックなのかなとかあと数で見ると
いく何個あるだろうとかアートで見るとどんな形だろう
みたいなボール1個でも学問の見方でいろんな見方が見れるやん
なるほどね で柔軟の思考って
いろんな見方で物を見れることだと思うよね
なんか教えたらそれによって思考が固まっちゃうんじゃないかって
思う気持ちも分かるんだけどそれはあくまで一つの見方であって
あなたはこの見方を聞いてどう思うっていうようなことを聞いていく
それをセットでしていくと逆にいろんな
見方を手に入れることが俺は柔軟性を持てるようになるし
スピーカー 1
自由になるんじゃないかなっていう風に思うよね
なんか有名な画像でさこれちょっと表現があれやけど
頭がいい人と悪い人の物の見方の違いっていうのがあって
表現はちょっと過激ですがリンゴのこの画像に対して
何を思うかみたいなのでさ
頭がいい人はリンゴとか万有引力とか
アップルのリンゴマークアップル製品のロゴだとか
いろんな視点で見るみたいなでもそこの視点が少なくて
リンゴ美味しそうだけしか見ないみたいなのが
知識がある人と違いがあるよねみたいな話をしてて
スピーカー 2
そういうことかなと思った
一つのものを多面的に見るとかそれが柔軟性につながるよね
今自分この見方で物事見てるな
っていうことは別の人は別の見方で見れるよなとかっていうことが
柔軟性につながるしもっといろんな見方で見ようって思えるんじゃないかな
だから必ずしも教えることが押し付けになるとは思わなくて
その材料を使ってあなたはどう考えるっていうことをセットで
していくといいんじゃないかなって思いました
なのでどう思うって聞いてみるっていうのは一つおすすめです
スピーカー 1
はいどう思う はいありがとうございましたどう思う
スピーカー 2
どう思うどう思う
どう思うどう思うって聞き取れんな
スピーカー 1
日本語に変換しないどう思う
続いていきたいとさっきのお名前紹介してませんでした
スピーカー 2
さっきお茶漬けのりこさんからでしたお茶漬けのりこさん
美味しそうお茶漬け大好きですよありがとうございます美味しそうですね
僕は酒茶漬けが好きですがあなたはどう思いますか
どう思う
モゾクさん梅だそうです梅なんですねはい次ですね
スピーカー 1
ハマーさんからですね初めましてこんにちはいつもポッドキャストを楽しみに
させていただいております初めまして毎回ためにあるお話ばかりでわかりやすく
スピーカー 2
温かい説明でとても心地よく学ばせていただいていますありがとうございます
スピーカー 1
ありがとうございます私は二児の母で小五の娘と小一の
息子がいます小五小一小一の息子は
3年ほど前から場面科目があります家ではとてもよく話をしてくれて
歌を歌ったりお話も上手なのですが
集団の場にいると言葉が出なくなります意思表示やジェスチャーでは
コミュニケーションが取れている状況です本人もお友達と
話したい気持ちはあるのですが言葉が出てこないと言っておりますその
せいか幼稚園の頃は登園しぶりがあり小学校に入っても時々
登校しぶりがあります昔から知っているお友達だけの集まりだと
スピーカー 1
責任感強いはマジで尊敬するような僕はなんか前回 前回の話で性教育の話で思ったけどその自分の親から言われたら受け入れ
づらいけど他の人とか書籍とかから言われるとスッと入るみたいな なんかそれを使ったりもなんかできるんかなぁとか
スピーカー 2
たりどうなんでしょ親御さん以外の大人とそうそうお話をする機会を作って それも大事そうよね
それができたらねまた別の大人とお話しする機会もくれるかもしれんし いやほんとなんか最近自分がいろんな仕事をしてみて
責任感が強い人への尊敬の念が増えているというか なるほど
なんか本当に強みでもあるなと思いますね なんか最後までやっぱりやりきる力ってめっちゃ大事やん
スピーカー 1
でそれをなんか強くも思ってるってめっちゃ重要やなと思って そうね
スピーカー 2
すごくまずこの責任感というのは一つ武器になるだろうなと思うので大事にして ほしいなと思いつつ
この責任感とどう付き合っていくかっていうのは すごくこれからいっしょに考えていけるといいのかなと思って
でやっぱり責任感が強い分があるってことは人を大事にしたりとか 社会のルールみたいなものを大事にしたりとかっていう風に
公共性の強い側面があるのかなって思いました その時に自分も同じように大事にするって大事やなと思って
相手を大事にすると同じように自分を大事にするってすごく大事やなと思うので バランスを考えた時に自分以外を大事にしすぎてないかなって
もちろん自分を大事にできないかなっていうところは一つ考えれるのかなって思いましたね
それは親御さんもお子さんも そうね
それがちょっと今普通に思ったことをちょっと今言ってみたんやけど だからまずすごく大事な責任感との力であるっていうのは持ってるってことと
もう一個親御さんにどうしても伝えたいと思ったのは思春期だと思うんよね 年齢的に
思春期の回をぜひ前編聞いてほしいんですけど 思春期ってどういう状態かっていうと脳がアンバランスな状態なんですよ
感情とかを司る部分がすごく急激に発達していて情動がすごく激しく上がったり下がったりする
急に悲しくなったりとか急に怒ったりとかしちゃう だけどそれを抑える前途用がまだ未発達な状態でもう表現するとアクセル全開の
車をブレーキなしで運転してるみたいな状態っていうような表現のされ方をしてたんだけど
ワクタン学部先生の科学的な子育てっていう本で だから要はそういう時期であって親御さんの対応が悪いとか
お子さんが悪いとかじゃないってことはまず認識として持ってほしいなっていうのが一つあります 大事だねこの考えをまず持つっていうのが
スピーカー 1
どちらも娘さんも親御さんも悪いわけではない そういう時期であるというね
これがちゃんと科学的にそうだっていうのがまずわかってほしくて どうしても自分の対応が悪かったからこうなってるんじゃないかとか
スピーカー 2
なんかそういうふうに思ってしまうと思うんですけど まずそうじゃないってことが思春期だからそういう時期であるってことがまず一つあるの
かなっていうふうに思っています でもう1個は今親御さんにどうしたらいいのっていうふうにお話を聞いたりとかしてるし
不安なことを開けてる状態だと思うから この不安をアウトプットすること自体に意味があるっていうことは認識として持ったほうがいいの
かなと思うから不安を言語化して自分はこういうことに不安を感じやすいんだとか っていうことを言葉にしてるだけでも意味あってこれに対して何かこうアンサーを出さ
なきゃいけないっていうふうに思わなくて まずはいいなっていうふうに思っています時間をかけて解決ができることもあるので
今すぐどうにかできないってことが悪いことじゃない 時間をかけて解決することも前話したネガティブケーパビリティを育てる上ですごく大事
やなっていうふうに思ってますね コメントにもあるけど思春期の会を聞いてから我が子の思春期をちょっと俯瞰して
見れるようになりましたって書いてあるけどそういう時期やねってこんなこともあり ながらって頭の中で思えるのが重要かなって思ってますね
コメントにも責任感もすごいし頑張り屋さんですねって誰も悪くないうん誰も悪くないっていう ふうに時間はかかるけどそのままのあなたで十分と意思表示していくしか今は方法が
ないっていうふうに書いてるけど 本当にそう時間がかかることってやっぱりあるっていうのは
お伝えしたいなと思ってますそこがまず前提として土台とあってその上で不安を多分 今口にしてくれている状態があると思って
で今具体的なとこもお話しすると具体的なお悩みとしては 欠席日数が増えて退学になることも親としては考えなきゃいけないとかっていうふうに
書いてあるから多分今いろんな不安が渦巻いてると思うんですよね 部活を辞めるとか学校辞めるとか自分が悪いとか
攻めちゃうとかそういう渦巻いている状態があると思うんですけどどこにフォーカス するかっていうのを一回こう絞った方がいいかなって思ってます
なんか最も不安に思っていることがもし欠席日数が増えることの退学なのだとしたら 欠席日数が増えるのを避ける方法っていうのをまず考えられるのかなと思って
やっぱりどうしても学校行く行かないっていうふうに2極端に考えがちなんだけど 実はこれスモールステップで分けていくと最低限これをすれば出席日数取れますとかっていう方法が
やっぱあったりするよね 超スモールにそこだけまずやってみるとか
なるほどね で一個だけでも成功体験を重ねていくとかっていうのは一個できるかもしれないなと思いました
ちょっと過程のフェーズによってどうかわかんないんだけど 今もし頑張りたいという気持ちがあるフェーズなのだとしたら
欠席日数が増えて退学になるっていうのを避けるために一旦超スモールでできる 出席日数の取り方を具体的に何をすればいいかっていうのは行動レベルで分かると
やっぱり精神的な負荷ってかなり変わるんですよね 例えば放課後担任に提出物を出すっていうのだけで出席日数がクリアになる学校もあるので
それだったら切りできるとかっていう そういった超スモールで報道に落とすことができる段階もあるので
もし本人がそういうふうにしたいっていう段階であればそれが一つできることかなと思っています
意外と両極端じゃないんですよ 行く行かない以外にもフェーズがいろいろあって放課後だけ行くとかもできるし
そういった新たな選択肢を作っていくのも一つかなっていうふうに思っています あとはちょっとかなり親御さんが追い込まれている状態っていうのがすごく感じたので
ベネッセの研究で親御さんの幸福度と子どもの幸福度ってやっぱりけっこう相関があるっていうふうな研究があって
親御さんがハッピーそうにしているとそれに影響を受けるっていうのがあったりとかっていうのもあるので
今ずっと付き添うっていう選択をしていると思うんだけど たまにはもし距離を取る時間があったら距離を取ってリフレッシュする時間も大事かなっていうふうに僕は思っていますね
なのでずっと付き添うっていうのも気持ちとしてはすごくわかるんだけど 一番保護者の心身のリフレッシュもすごく大事だなっていうふうに思っていますね
スピーカー 1
次行きましょうか ユイママさんですね
ユイママさんはじめまして ユイママと申します 私は子育てに自信がなくこの場合どうしたらいいんだっけと
スピーカー 2
ティーチャーティーチャーを何回も繰り返し聞いて参考にさせていただいてます ありがとうございます
スピーカー 1
その中で最近一番悩んでいることを相談させてください 小学1年生の娘が学校へ歩いていくのをとても嫌がります
前日から明日はどうしても嫌だから車で送ってほしいと交渉してくることもあれば 集団登校の出発時間ギリギリになってやっぱり車がいいと言い出すこともあって毎朝ハラハラしています
どうして嫌なのか聞いて私なりに娘から聞いたことをまとめるとそもそも学校が嫌 さらに歩くと汗をかいてしんどい
班長さんが歩くの早くてしんどいという気持ちがあるようです 学校までは自宅から2キロの距離にあり徒歩で40分ほどです
1年生の娘にはしんどいだろうと思う気持ちもあり 嫌がる時週に3回ぐらいは車で送っていますが
甘やかしている気がしていてこれでいいのかわかりません どうしたらいいと思いますかと
そもそもどうして歩いていかないといけないのかと娘に聞かれて考えましたがしっかりとした理由がわかりませんが
集団登校でみんな歩いて行ってるしぐらいしか思いつかずうまく説明できていません どうしたら納得してくれるのでしょうかご意見お願いしますということですね
スピーカー 2
なるほど これ見た時に親御さんが答え持ってるみたいな役割
スピーカー 1
抜いてみてもいいかなって思いました なるほど
スピーカー 2
やっぱなんで歩かないけないのとかわからないですよね なんでと思うっていうことね
なんかいっしょになんでやろうねマジきついねみたいな感じのスタンスで話して僕は見そうだなと思いました
やっぱり親御さんに全部聞いて全部答えなきゃと思うとすごく辛いと思ったので
なんでやろうねって答えを持ってるっていう役割を抜いてみるとすごく楽になるんじゃないかなっていうふうにはまず思いましたね
スピーカー 2
一つが歩くのに対してヨイ出しをするっていうのがさっきの一つでめちゃくちゃ歩く良さを伝えまくるっていうのが一つと
もう一個はもう行動分析学的に言うと自分で歩けていけたらポイント貯めてそのポイントが溜まったら
スピーカー 1
二人で特別な時間作るねとかっていうのはすごくいい手やなっていうふうに思ってます
スピーカー 2
もしかしたらこれ歩くのが嫌っていうのと別でいっしょに過ごしたいっていういっしょにお話をしたいとかっていうこともあるのかなと思ったりもしたので
それも含めて何かの本で子ども5分でいいから二人きりで特別な時間を作るのがいいっていう本を見たことがあって
愛着形成でねその時だから二人きりの時間を作るみたいなのをトークンでやってみるのもありかなと思ったりしました
スピーカー 1
そちらの目的を別のとこで満たすっていうことかいっしょにいたいってことか
スピーカー 2
だから具体的に言うと一人で歩いていけたら1ポイントで10ポイント貯まったら二人で女子会しようとかそういうことはできるかもしれないし
もう一個これめっちゃ思ったのがこれもう超重要な話していい?
あの普通によく思うのがこの甘やかしでしょうかとかよく聞かれる
そこね
甘やかしとかに線引きするのは難しいけど保護者もこれ忘れがちなのが一人の人間であるってことやっぱ忘れがちになるんだなって思って
スピーカー 1
なるほどね
スピーカー 2
やっぱ子育てに一生懸命すればするほど
これ客観的に見るから多分僕が言えることで多分自分も子育てしたらすぐ忘れちゃうんだと思うんですけど
子育てしてる人も一人の人間でこうするべきしないべきとかっていう前に嫌っていう感覚を持ってて当然だと思うんですよ
だからもしお願いされて嫌だったら嫌って伝えるしそこの前提がまず抜けちゃうことってあるんだなってことが思って
バタバタしてハラハラして毎日ギリギリになって車がいいって言われますってそれが嫌なんだったら嫌って伝えていいなって僕は思ってて
スピーカー 2
なんか教育の最も重要なところでトマノ一徳さんっていう哲学の本ですね教育哲学の本で教育とは何かって本だったかな
その本の中で教育の目的は自由の相互承認の感覚を養うことですよねって話があって
人はみんなそれぞれ自由に生きたいっていうでそれをお互いに尊重し合うことの感覚を学んでいくことが大事なんだって学校とかでも
だからみんなそれぞれしたいことがあるとか自由を最大限尊重されるべきなんだけどこの民主主義の国家を生きていく上でお互いの自由の
損害し合い合わない程度の自由っていうの感覚を身につけていくことが大事だということを言っててまさに家庭でもそうで保護者が嫌なことはきちんと嫌って言ってお子さんがして欲しいことはして欲しいっていう
でどっちもの自由を尊重し合えるようなところを見つけていくのがやっぱり大事かなと思うから
そこはきちんと嫌なことは嫌って言うっていうのは重要だなって思ってて
なんかこれをやっぱ教育とか子育てになると忘れちゃうんだなっていうのをすごく感じるので
嫌なことは嫌だし嬉しいことは嬉しいっていうのは一人の人として伝えるのは重要だなって思ってますね
スピーカー 1
あと1年生にとって2キロが本当に長すぎるんだったらなんか徐々に最初25メートルからスタートして徐々に伸ばしていくみたいなのとかいいんかなと思ったりしましたね
スピーカー 2
スモールステップの考え方も
スピーカー 1
なんかやりやすいのかなと今僕は6年後想像してちょっと思った
まず2キロ歩いていきなさいはやっぱ難しいけど
スピーカー 2
確かに2キロであのデカいランドセル持ってやろう
スピーカー 1
けっこう重いよね
スピーカー 2
今さ自由の相互承認の話してさ
自分の嫌なことは嫌って言いましょうって話をしたやん
でもさ俺さもうひとしのお子さんが可愛すぎてさ
俺あの子がランドセル持って泣いてこんなに歩くの嫌って言ったら
じゃあ車で送ろうかなって言っちゃいそうと思って
スピーカー 1
なるよ
スピーカー 2
なりそうやなって思うよね
スピーカー 1
思うよね
でもねトウ君とかはねイメージ湧くんよね
じゃあちょっとずつ歩く距離伸びてったらスタンプ貼ってこれしよっかとかで
最初25メートルから始めて
じゃあ次あそこのローソンまで
あそこ100メートルとか
徐々に1キロぐらい歩けるようになってみたいなのはなんかできそうな気は
想像できる
行きなさいは2キロ歩きなさいはわからんちょっと言えるかっていう感じ
スピーカー 2
そうなんや
でもそのスモールステップ毎朝できる?
スピーカー 1
確かにね
確かにな
そんな余裕はないかもしれんね
スピーカー 2
嫌じゃなかったらいいんよ別に
車で送るのが嫌じゃなければ
スピーカー 1
そうやね
スピーカー 2
だけどねこれ思ったのが
学校に2キロ行くのが
2キロ歩いていくのが嫌だっていうことを
お母さんに言ってるやん
でお母さんに言った結果
その2キロ歩くのが車になるわけやん
でこれどういう学習が生まれるかっていうと
嫌なことをお母さんに言ったら
それが解消されたっていう学習になるわけやん
そしたら学校において嫌なことっていうのは
本来だったらお母さんの責任ではないはずなのに
そこを責めるようになるわけやん
そしたら嫌なことがあった時に
親に対して不満が飛んでくることっていうのは
パターンとして出てくるなっていうのはあると思ったので
だからスタンスとして
お母さんがどうにかしてあげるよとか
お母さんが歩く理由を知ってるよとかっていうスタンスだと
親に対してずっと嫌が飛んでくる状態だと思うから
スタンスとしてさっき言ったように
何でやろうね2キロきついねって
マジ分かるっていうスタンスなのと
もう一個はお母さん送ってよって言われて
もし嫌なのだったら
バタバタするけん嫌よっていう風に言うっていうのが
スタンスとしてあるのかなと思うけど
それでいかんって言ったらどうするとかってあるもんね
スピーカー 1
そうやね
お互い嫌2キロは歩かない
でも私もお母さんも送るの嫌よ
っていう状態で終わっちゃったらね
どうするってなる
スピーカー 2
その自由の相互承認ってさっき話したけど
対話っていうのはいっしょに
社会生活を営む者同士がいるってことは
お互いに納得いくけども
ちょっと我慢できるポイントを
お互いにちょっと我慢できるポイントを見つけることだから
分かったと
週に1回だったらいけるけど
あとは1点とか
そういうお互いに情報して合意形成していく
っていうプロセスはすごく重要なのかなって思うので
そこの対話
スピーカー 1
そこまで持っていけたらすごい
スピーカー 2
大事なのは嫌だって言ってくださいっていう話というよりは
対話がまず基本であるっていうことで
その時に保護者のWANT TOも
大事にしてほしいなって思う
これ以上は甘やかし
この子のこと甘やかしでしょうかとかっていう話以前に
やっぱ人と人が住んでるんだから
その人のWANT TOは主張すべきだなっていう風には
思ってるっていうのはあるけどね
そこが抜けすぎちゃってる気がしたんだよな
沼ってるわ
スピーカー 1
はい
ということで
続いて最後のお悩みです
スピーカー 2
はいですね
スピーカー 1
だいぶこれを長くなってるけど
まあいいでしょう
かんさん
かんさんからですね
スピーカー 2
最後ですね
スピーカー 1
かんさん
いつもお二人の柔らかい空気感に癒されながら
勉強させていただいています
ありがとうございます
スピーカー 2
ありがとうございます
スピーカー 1
ありがとうございます
私には中1思春期
真っ新らかの自閉症スペクトラムの
可愛い息子がおります
ティーチャーティーチャーの加工会で
自分の悩みに合いそうな会を選びながら
聞かせていただいております
その結果ほとんど聞くことになりました
スピーカー 2
ありがとうございます
スピーカー 1
先日の夢中教室のG2さんのお話も
大変興味深く聞かせていただきました
息子は今のところ学校には頑張っていけていますが
放課後や休日は外に出るのを嫌がり
ゲームでしか満たされない様子で
いろんな体験をする機会が
他の子たちより少ないことが
とても気になっています
過去ゲーム依存のお話の会も
大変勉強になりました
そのためか自己肯定感も育ちにくく
特性もあり不安ばかりが
強くなるように感じています
いろいろな興味を持つきっかけを
作ってあげたいのと
近くにお話を聞いてくれる
お兄さんのような存在が
いてくれたらなと思っていたこともあり
夢中教室さんのお話を
これはと思って聞いていました
一度体験に参加してみようかなと思っています
自分ではなかなかたどり着けないような
貴重な情報を発信してください
ありがとうございました