はい、それでは続きになります。今回はですね、AI時代の学びということで、宮田純也さんをお迎えしております。後半もよろしくお願いいたします。
前半はですね、25歳の頃の衝動をもとにですね、熱い思いで教育をより豊かにしていくということをやっていたということをお話し伺いました。
そんなパワーを持ってですね、周りを巻き込んで楽しくしていく宮田さんなんですけれども、
後半ではですね、ほぼ教、学校の先生が聞いてくださっていますので、学校の先生自身もどうやって学んでいったらいいんだろう。
子供に教育を授けるというだけじゃなくて、先生自身を学ぶということが必要なんじゃないかなというふうに思ってまして、そんなことを伺ってもよろしいでしょうか。
はい、障害学習という概念がこれからどんどんますます大切になってくると思っていまして、なぜなら学校の学びが社会につながっていないということが問題になっているわけですよね。
ということは、じゃあなんでつながっていないんですかというと、明治から昭和に至るまでの社会モデルがそうであったからなんですね。
ただ、社会の方が変わってしまったので、その学校との梯子みたいなのがちょっと外れてしまって、さまざまなところに歪みが出ているというところがあると思います。
そこを取り戻そうということは、いまいろんな人がやっているわけなんですけれども、そういう考え方でいうと、これからの大事になる学びは、
やっぱりその形式的な学びだけじゃなくて、身体的な学びとかっていうのがもっと大事になるんじゃないかなと思っていまして。
つまり、いままでって分かったことを分かっていないような感じで、分かったようなふりして、教科書があるから、それを技術でうまく食べさせるという教育技術的な考え方でまかり通っていたわけなんですけれども、
それ意味ないよねっていう話になるわけじゃないですか。だって中身があってないから。
となると、やはりその中身をこれからのものに対応させようとすると、先ほど探求学習っていうお話ありましたけれども、
自分自身がやっぱり探求していくっていう姿勢がない限り、新しい学びって多分提供できないと思うんですね。
なので、やはり自分自身がより良い学び手になると。
障害学習という文脈においては、学校の先生も生徒も同じなんですよね。学び手という意味では。
なので、当然学校では先生生徒、児童生徒という関係があるわけですけれども、もっと一人の人間として捉えてみたら、
学ぶ人として同じ役割なんですね、実は。同じ立場というか。
ということを考えたときに、自分自身も学び手として、学びが自立していることが求められると。
そこは何かを知っているだけじゃなくて、何かができるっていうことがあって初めて知っているっていう、
法律的な概念でいうとですね、あるので、これからやはりできるを増やしていくということ。
これがとても大事なんじゃないかなと思うんですね。
なぜなら、高等化する時代では、学歴とか英研一級持ってても、英語をしゃべれなかったら意味ないじゃないですか。
中身が求められるわけですね、実績とか。
だからこれからは、学校の先生も大人もそうなんですけども、できるを増やしていくということ。
それが自分の学びによってできるが増えているということ。
それがより良い学び手だと思うんですね。
あるからこそ、初めて学校でそういうことができるんじゃないか。
マインドセットも変わらないというのは難しいんでですね。
そういうことができるといいんじゃないかなって僕は思ってたりするんですよね。
ありがとうございます。
今回はですね、校長賞であります教育ビジネスについてもお話したいなというふうに思っているんですけれども、
僕実はですね、昨日大学生の授業がありまして、大学3年生さんだったんですけれども、
ちょうど読んでいたものですから、一つ生徒さんにお伝えした言葉があるんですよ。
それが本にもありますエージェンシーですね。
目標を設定し、責任を持って主体的に行為することによって、
より良い変化を起こす力、エージェンシーとしますけれども、
こちらもやっぱり身体的な学びにつながっていったり、できるを増やしていくということに、
目標を設定することでつながっていく感じなんでしょうか。
そうですね。やっぱり形にしていくという作業ができるということだと思うので、
目標を設定してそこに進捗がなければできるとは言えないし、
最後何らかの成果物になるわけですよね。概念かもしれないですけれども、
それがすごい大事なことだと思うんです。
だいちゃん、身体的な学びということですけど、聞いていかがですか。
そこの話、すごい僕ヒットしているのは、やっぱり子どもたちの学びを考えがちなんだけど、
まず大人がね、まずは教師がそういう学びをしてみようよっていう、
だって自分たち経験ないもんねっていう、
そこらへんがすごい寄り添っている感じがあって、僕好きで、
ちなみにね、ちょっと情報を出していいですか。
今の話が本当に日本としての指針なんだっていう資料がちゃんとあって、
中央教育審議会、令和4年12月19日の資料で、
新たな教師の学びの姿というのが出てるんですよ。
そこにね、4つ読み込むとですね、示されていて、
1つが新たな教師の学びの姿として、変化を前向きに受け止め、
3つ目、探求心を持ちつつ自律的に学ぶという主体的な姿勢、これ1個目ね。
2つ目が、求められる知識・技能が変わっていくことを意識した継続的な学び。
3個目が、ちょっと短くしますね。
1人1人の教師の個性に即した個別最適な学び。
これ子供のじゃないですよ。大人の教師の個別最適な学び。
4番が、他者との対話や振り返りの機会を確保した、
共同的な学びっていう風になってるわけね。
だから、子供たちにある意味求めてる学びを、
教師自身もやっていこうぜっていうのは示されてるわけですね。
間違いないなって思ってる。
そうなんです。
これあれ、ちょっといいですか、行政批判みたいになっちゃう。
中央教育審議会批判みたいな。
僕は関係ないから思ってること言っちゃうんですけど、
中央教育審議会の人ってそういうこと言うと、ポエムって言われるじゃないですか。
なんでかって言うと、中央教育審議会の人、そういう生き方してないんじゃないかなって私思ってる。
彼らが一番変わんなきゃいけないと思うんですよ。
役人とか、あれ作ってる。
そういう頭の中だけでこねくり回してやってて、
身体性がないから全然ダメなんですよ。
説得力がないっていうか。
どんどんどんどん抽象的な感じで、
それに頭はいいから上塗りして上塗りして、
ていうのが哲学実験になっちゃって、
全くそこに身体性がないから、
僕は大いなる矛盾を感じるんですね。
言ってることいいんだけど、やってないじゃんっていう。
自分たちが。
なるほどね。
それは先生が問題って、
先生が変わんなきゃいけないって言うんだけど、
本当は中央教育審議会の人とか、
文部科学省の人も同じことだと思いますよ。
まず自分たちがやれよって思いますよ。
掃除系の連鎖がそこから起きるわけだ。
いいよ。
なんで教授、子供学びは掃除系とか言って、
なんでお前が言ってんのって。
お前できてないだろって。
そこから始めなければいけないと思うんだけど、
イシュー設定する人はいないんで。
僕はそこに意義を持ち立てしたいなってずっと思ってるんですよ。
イシューを設定してやろうかなって。
へえ。
まずそうやって言ってれば、自分たちどうなんですかって。
中央教育審議会の人はどっかの大学の先生とか、
どっかの産業で大企業で政治力で上がりましたみたいな。
そういう人は優秀なんでしょうけど、
大企業の生き方がここに書いてあるものではないっていうのは、
僕は英新聞社に行っていろんな人を見て思ってるんで、
そうだよなとかって思って、
ふわっとしてるのはそれであると思いますよ。
だからできないんですよ。
伝聞ゲームになっちゃってる。
ネギでオフィレついて。
わけ分かんなくなってから全然学校ゲームは変わんない。
変えたければやはり中央教育審議会の人もそれっぽいこと言ってんじゃなくて、
年寄りばっかりかもしれないけど、
自分がまずやれっていう感じだと思うんですよ。
教育長もそうですけどね。
なんかこう伝聞バトンリレーみたいになってるじゃないですか。
確かにね。
それが問題だと思う。
僕は顔が浮かばないのであれですけど、大地はどうですか?
大地 僕今の話ね、実はなかなかクリティカルで、
でもそうだよなと思うところがあるんですよ。
今の話に対応するいい例があるんですけど、
僕が大好き鎌倉市教育委員会さん。
この鎌倉の教育委員会はね、
伴奏する教育委員会になろうと。
伴奏する先生たち、子どもたちに伴奏する先生たちっていうのを目指すなら、
我々が伴奏者にならないといけないと。
先生たちに探求的に授業をしてほしいっていうのであれば、
我々が探求しないといけないって言って、
この前も勉強会とかやってるんですよ。
今中級教師のね、それこそ資料出たら読み込む読書会しませんかとか、
そういうのを教育委員会なりにやってるわけですよ。
この姿勢がやっぱり現場に伝わっていく。
現場に伝わって子どもたちに伝わっていくっていう、
その流れを作りたいイメージですよね。
そうですそうです。そうなんです。
まず会より始めようっていう言葉があるじゃないですか。
有名な国語の教科書に。
まさにそれですよ。
まずそうやって偉そうに言うんだったら、
自分がやれと思いますね。
確かにね。これはすごい大事かもね。
ただそもそも伴奏支援しろっていうのもおかしいですよ。
伴奏支援しろって言うから伴奏しなきゃいけないって言って、
なんか食いきレースみたいになって。
それもね、めっちゃわかる。
なかなかやばいですよね。
めっちゃわかる。
またね、僕愛しすぎて何回も出したんだけど、
鎌倉市の教育長さんの高橋洋平さんが言ってる、
これまでは教育委員会ってやっぱりピラミッド構造になっていて、
もしかしたら文科省から、
それから教育委員会、教育省っていうのがあって、
現場、子どもたちで降りていくイメージがやっぱりあったと。
でも高橋さんはそれを逆にさせたいと。
その逆にさせると伴奏っていうのが当たり前になるっていうか、
教育委員会は現場の伴奏をすると。
現場が子どもたちの伴奏をするっていうのが自然と生まれてくるんじゃないか。
確かに伴奏しろってちょっと矛盾を感じる。
主体的に学べとのが近いというか。
そうなんですよ。
確かに。
ここは組織なんで、一定業務指示とか業務命令あって然るべきだと思うんですが、
それは最後の方法だと思うんですね。
本当はそのコンセプトありきで、
という中でどうやって業務指示していくのかっていう。
できるだけ主体性を尊重しながらも、
業務としてどこまでそれをやるかっていう考え方でやればいいんだけど、
先にいきない業務でバーンとやっちゃうから、
大いなる矛盾なんですね。
確かにね。
子どもたちから声を聞いて引き出そうって言ってるのに、
行政から降りてくるとか。
これも多分いろんなとこに矛盾があって。
しょうがない面もあるけど、それはできるだけやらずに、
どれだけ信頼して伴奏できるかっていうのをやれば、
多分現場が伴奏してくれるかもしれないっていう。
そうなんですよね。
よく自ら舵を取る人間を育成するみたいなことが書いてあるじゃないですか。
はい、ありました。
それを大学の先生が言うっていう。
お前、ただオーソドリティで上に上がってただけで、
どうつらされてお前が言ってんだみたいな。
じゃあ、大学の教員全部辞めて、肩書きなくして、
自ら人生舵切って生きられるんですか?みたいな。
方法分かってんですか?分かってないでしょ?って。
上塗りばっかりしてるから、
大学の先生だとそうなのかなと思って話聞くじゃないですか。
そんなことないからっていう。
分かった。
ただの人間だから。
分かるなあ、これ。
そうなんだ。
これね、今ちょっと近いようで遠いけど、分かるって話していい?
この前ね、これちょっと教育委員会の名前出さないですけど、
この前ある教育委員会の方と話してて、
聞いてください、大野さんって人がいて、
うちのね、先生ですよ、その人は。
うちのクラスの子さ、すぐね、先生教えてよって言ってくるんですよって。
で、その教えてよって言ってくるって、すぐ答え求めていて、
共感しかないね。
噛み締めるわ。
なんかね、直井さんと話すとこういうのが起きるんだよね。
もう一回自分は何ができるのかなとか、すごい当事者になるよね。
ツボケも今色々考えてるでしょ、色々。
自分には何ができるのか。
もちろんもちろんめちゃくちゃ考えてる。
好奇心のままにもっと、今相当生きてると思うけどもっと。
ネイティブ好奇心だもんね、ツボケはね。
そう、それはそうだけど、でもまだいけるなって皆さんと話すと思うよね。
思えるね。
僕の試合で84歳の人いてめちゃくちゃ元気で、もとより90歳の人もウイスキーめちゃくちゃ飲んで笑って帰ってるんで。
いまだになんか本書いたら何台やってるんですよ。
で、50歳以上上じゃないですか。
確かに。
この50年、逆にあの人になるまで俺は50年何しようみたいな。
大先輩。
大先輩で、そういう人からも色々指揮を受けさせてもらって、色々考えてます。
そんな人になりたい。
では、一旦本編以上とさせていただきます。どうもありがとうございました。
ありがとうございました。
それではエンディングです。今回のテーマはAI時代の学びということで、宮田直也さんお迎えいたしました。
宮田さんどうもありがとうございました。
ありがとうございました。
お話ししてみていかがでしたか。
そうですね、好き放題言ったんでごめんなさいっていう気持ちと、別にいいやっていう。
絶対反省はしないと。
言いたいこと言えたからいいやっていう、この2つの気持ちがありました。
びっくりはしましたけど、いいぞいいぞって思いながら聞いておりました。
大ちゃんいかがでしたか。
良かったよね。切れ味があったんだけど、でも本質のところに行き着いてると思ってて。
それを元に考えていきたいと思う人増えると思うんだよね。
僕はすごくありがたかったなって思った。
あとは自分自身ね。僕自身がどうやったらこの日本っていう国でもっとハッピーになるかってずっと考えてる中で、
直也さんと会って、これマジで作れるぞって思ったものがあるんですよ。
それを早く何ヶ月後かに、またこの保母経で直也さん2というところで出てもらった時に話したいなと思ってます。
楽しみですね。
こういう伏線がだんだん回収されていく。
楽しみ。僕も全く聞いてないですかね、リスナーさん。
これ本当に僕誰にも言ってないです。
楽しみです。
何なら妻にも言ってないです、僕。
結構主義守るタイプ。
楽しみです。きっとね、日本がワクワクすることなんでしょう。
僕の中ではもう念願の夢が目標に変わった日だ。
楽しみです。
じゃあその時またお話しさせてください。
よろしくお願いします。
どうもありがとうございます。
じゃあ最後のやつ言います。
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保母は平仮名、教は教育の教で漢字でつぶやいていただけたらとっても嬉しいです。
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だいちゃん最後に何か一言ありますか。
丸の内で待ってます。
ラグジュアリーのところでね。
お待ちしております。
それではお聞きいただいてありがとうございました。
今回のテーマはAI時代の学び。
ゲスト、宮田直也さんでした。
どうもありがとうございました。
ありがとうございました。