1. 子育てのラジオ「Teacher Teacher」
  2. ヨイ出しを楽しく学べるゲーム..
2025-08-05 51:16

ヨイ出しを楽しく学べるゲームづくり(ゲスト・樋口太陽/あだちちひろ)番外編39

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【ひとしの編集後記】

・ウミガメのスープみたいに楽しんでゲームしてたら力が身につくものにできると嬉しいな!

サマリー

このエピソードでは、樋口太陽さんと足立千尋さんがゲストとして登場し、ボードゲームを通じて「ヨイ出し」の考え方を楽しく学ぶことについて話します。特に、ボードゲームリゾート「GAW」でのテストプレイの様子や、ヨイ出しゲームの開発背景について掘り下げます。 樋口太陽さんと足立千尋さんは、ヨイ出しを学ぶためのゲーム作りについて語ります。彼らは特訓やボードゲームリゾートGAUを通じて、子どもたちがコミュニケーションやファシリテーション能力を育むことと、その重要性を説明します。 樋口太陽さんと足立千尋さんは、子どもたちと行ったヨイ出しゲームの体験を共有し、その楽しさや効果について話します。ゲームを通じて、子どもたちの表情が明るくなり、ポジティブな言葉の力で雰囲気が温かくなる様子が描かれます。 樋口太陽さんと足立千尋さんは、子どもたちに向けたヨイ出しトレーニングゲームの開発について語ります。特に、ゲームを通じてアイデアを出すことや、子どもたちが良い面を見つけることの重要性が強調されます。 樋口太陽さんと足立千尋さんが、ボードゲーム「ヨイ出し」の楽しさと、それが子どもたちの人間関係に与える良い影響について話します。遊びを通じてポジティブなコミュニケーションを促進する工夫が強調されています。

ボードゲームからの学び
ひとし
はい、こんにちは。
はるか
はい、こんにちは。
ひとし
ちょっと突然、質問なんですか、はるかさん、みなさん。
はるか
あら、珍しいですね。はい、お願いします。
ひとし
ボードゲームをきっかけに、知ったことってありますか?
はるか
ボードゲームをきっかけに知ったこと?
ひとし
ボードゲームをきっかけに、知識やスキルが身につく。ってどうですか?良くないですか?
はるか
あー、良い、めっちゃ良いです。
いやでも、そんな経験あるしね。
だって、人生ゲームとかしてきたし。
ひとし
あー、確かに。
はるか
あの時にね。なんか、目先のお金だけ使ったら、あとあと大変なんだなとか。
ひとし
確かに。人生ゲームのおかげで、俺は弁護士を目指してたしね。
はるか
あー!そうなん?だいぶデカ。
ひとし
良い職業だって思っちゃって、人生ゲームで。
はるか
そうね、トランプとかでコミュニケーション能力身についたりとかも、あったかもしれんし。
ひとし
はいはいはい。
はるか
競技で戦略工夫して、相手目線を獲得したりとかもあったかもしれんし。
ボードゲームに、そうとう助けられてるわ。
ひとし
特にね、俺らが大学生の時にバズってたのが、ウミガメのスープよね。
はるか
あー!めっちゃしたね。
ひとし
めちゃくちゃしたやん。
はるか
ひとしとはるかが、仲良くなったのは、ウミガメのスープのおかげぐらいあるけんね。
ひとし
っていうぐらいあるよね。
はるか
ひたすらしたもんね、ウミガメのスープを。
ひとし
ひたすらしたし。よくさ、仲良いグループってグループラインとかに名前がつくやん。
はるか
うんうんうん、グループね。家族グループもあるし。
ひとし
仲良いグループの名前がウミガメのスープやもんね。バズりすぎて。
まだ、いまだに。
はるか
そうね、繋いでくれたからね。人間関係を。ボードゲームが。
ヨイ出しゲームの開発
ひとし
あれもね。水平思考っていう、この既存の概念にとらわれずに自由に発想するっていうのがめちゃくちゃ身につく。
はるか
確かに確かに。
ひとし
ちょっと一問出すね。
はるか
はい。
ひとし
1問いいですか。みなさん、ウミガメのスープ、どんなものかというと。
はるか
まじなんかもう、やばい。ドーパミン出るわ、久々に。
ひとし
それは俺らだけやろ。
はるか
楽しくて。
ひとし
タロウはトムの家の2階の窓から入り込んだ。
しかし、トムは怒ることなくむしろ喜んでいる。なぜでしょう。
はるか
タロウは、トムの家の2階から入り込んだ。
ひとし
窓から侵入したと。
はるか
窓から侵入したけど、喜んでいる。
ひとし
うん。
はるか
はいはいはいはいはい。
それはタロウさんは、何かしらの理由で外に出られないという状況でしたか?
ひとし
いいえ。タロウは入り込んできたほうだから。トムかな。
はるか
トムさんは。
ひとし
いいえいいえ。出られます。
はるか
違いますか。これ、いまからちゃんと俺が正解するまで続けていいの?
ひとし
やろっか。
はるか
嘘嘘。冗談、冗談。
ひとし
例えば、これは侵入したタロウは野良猫だったっていう話ね。
はるか
なるほど。
ひとし
猫ちゃんがいつも来てて。
はるか
これたぶん 3、40分かかってたな。完全に人間の脳だった。サンタクロースですかとか言おうとした。
ひとし
正解、別にいろいろあるんやけどね。
こういう既存のタロウ、トムっていうこの2人を人間と思わないみたいなアイデア力とか。
ほんとこれマジで何百回ってやってきたけどね。
はるか
何百回ってやってきたね。
ひとし
マジでそれで水平思考はついた気がしている。
はるか
身につく身につく。
ひとし
というので、やっぱボードゲームってそういうスキルを、身につくっていうケースあるよなっていうのを思ってたよ最近。
そしたらなんと、ちょうどヨイ出しのボードゲームが発売されるということじゃありませんか。
はるか
やったー。白々しい。やった!出ますよ皆さん!Teacher Teacher。ボードゲームが出ますということですね。
ひとし
前も1回言ったよね、たぶん。
はるか
1回言いましたけども。
ひとし
チラッと言ったのかな。その回でございます。
はるか
Teacher Teacherと『愛の楽曲工房』とかでね、出演されている『太陽さん』とボードゲームマスターの『あだち先生』といっしょに開発しましたということで。
先に言っときたいのが、『ヨイ出し』ヨイ出しという言葉は、『岩井さん』というかたが、『勇気づけの心理学』という考え方の中で提案している言葉で。
岩井さんも、「このヨイ出しという言葉を世の中に広げていきたいんだ」ということをおっしゃっていて。僕も岩井さんに電話をして。
「ダメ出しという言葉はいっぱいあるけど、その反対のヨイ出しというのをもっともっと世に広げたいんだ」ということを想いを伝えてくれて。
このボードゲームについても。
ひとし
オッケーをいただいて。
はるか
はい。くれたので。いっしょに皆さんでヨイ出しの考え方を日本に広げていきましょう。ということですね。
ひとし
この後、太陽さんとちひろさんに、ゲストに来ていただいてお話をしていきます。ゲームを作った背景とか。
はるか
楽しかったね。
ひとし
実際に原村っていうお二人が運営している『ボードゲームリゾートGAW』がある施設で、実際子どもたちに来てもらってテストもしてね。
あの時の雰囲気も話したりして、ヨイ出しゲームが広まるイメージを皆さんにシェアしたいなと思っているので、ぜひ最後まで聞いてください。
はるか
聞いてください。お願いします。
ゲスト紹介とコラボの背景
ひとし
はい。
樋口太陽
ヨイヨイヨイヨイ。
はるか
ヨイ出していきましょう。皆さんで、はい。ぜひ今回のコラボ会にもヨイ出しを皆さんお願いします。
ひとし
ああ、いいですね。うれしい。
はるか
コメント待ちしております。
ひとし
はい。では、いってらっしゃい。
はるか
いってらっしゃい。
ひとし
いらっしゃいませ 太陽さん、ちひろさん。
はるか
いよっ!
ようこそTeacher Teacherへ。
あだちちひろ
こんにちは。
はるか
こんにちは。
あだちちひろ
飛び込んでもらうとかじゃなくて、ぬるーっと入るやん。
樋口太陽
ぬるーっとですね。
あだちちひろ
ぬるま湯にぬるーっと来ちゃった。
はるか
ぬるっと。ありがとうございます。
樋口太陽
ありがとうございます。
あだちちひろ
ありがとうございます。
ひとし
自己紹介じゃあ、お二人いいですか?
あだちちひろ
『太陽』からやる?
樋口太陽
いや、僕、実は2回目なんですよね。
はるか
そうでしたね。
ひとし
そうなんですよね。
樋口太陽
Teacher Teacherに出させていただくのが。
はるか
大好評の回でした。
樋口太陽
なぜかというと、僕『樋口太陽』って言うんですけど、
『愛の楽曲工房』というポッドキャスト番組がありまして、
それでコラボレーションさせていただいたっていうのが過去回であります。
はるか
ありましたね。
ひとし
ぜひ聴いてほしい。
はるか
ヨイ出しゲームをしましたね。
ヨイ出し対決かな。
あだちちひろ
対決やな。
樋口太陽
そうですね。
僕がボロ勝ちしたんですけど。
僕の兄の『樋口聖典』っていう、
『コテンラジオ』のパーソナリティをやっているのが僕の兄なんですけど、
『青柳考哉』君っていう、
もう一人のパーソナリティと、
僕と3人でヨイ出し対決をしまして、
結果、僕がヨイ出しに勝利したっていう。
はるか
3戦やって3勝でしたね。
樋口太陽
そうですね。
そちらもぜひ、聴いていただければと思うんですけど、
僕が夫で、妻が『あだちちひろ』。
はるか
ちひろさん。
あだちちひろ
アナログゲームマスター、『あだちちひろ』と申します。
今日は本当にありがとうございます。
はるか
よろしくお願いします。
樋口太陽
今日は、夫婦で出させていただいております。
ひとし
ちひろさんは、ボードゲーム業界の人なんですよね。
あだちちひろ
そうです。
すごい、くくり笑
ひとし
いつぐらいから、そこの業界で何をしてたんですか?
あだちちひろ
ボードゲーム専門店の『すごろくや』っていうお店がありまして、
ひとし
聞いたことあります。
あだちちひろ
2007年頃から『すごろくや』で勤めて、
その後、2015年に『株式会社あだちのYEAH』を始めました。
ひとし
ボードゲームのいろんなものを、企画して作るっていう感じですか?
あだちちひろ
もともと、ボードゲームのケータリングをずっとしたいなと思ってて。
私がゲーム持ってってそこの現場に行って、わっと遊んで、
何もなかったのように帰るっていう授業をしたいなということで『あだちのYEAH』を始めて。
ひとし
なるほど。
樋口太陽
なので、開発がメインではないんですよね。
ひとし
なるほど。
ファシリテーションというか。
樋口太陽
ゲームセレクトとファシリテーション。
ひとし
なるほど。
あだちちひろ
そうです。
で、今、『太陽』と私で共同でやっている授業が『ボードゲームリゾートGAW』っていう。
はるか
『GAW』お邪魔しました。
あだちちひろ
長野県原村にある場所です。
お二人にも来てもらって。
樋口太陽
そうなんですよ。
僕らいま、長野県に住んでるんですよね。
ひとし
そして家も。家が素敵すぎて。
はるか
おしゃれやったね。
樋口太陽
ありがとうございます。
はるか
美味しいご飯も食べさせてもらって。
ありがとうございました。
ひとし
そして『GAW』は壁一面にボードゲームがあって、
僕ら、はるかと僕でその前で撮った写真を、いろんなところで使わせてもらってるんですけど、
めちゃくちゃ異世界な感じ。
はるか
すごかったですね。
あれ何種類ぐらいボードゲームあるんですか?ざっくり。
あだちちひろ
壁に飾ってんのは約600個で。
はるか
600個笑
あだちちひろ
ひとしが言ってくれているボードゲームの並べ方が、
普通は縦に本棚みたいに立ててるけど、
全部面出しっていって、ボードゲームのジャケットが見える状態のゲーム棚が『GAW』の特徴ですね。
はるか
でしたね。わくわくしました。
ひとし
ウェブサイトぜひ見てほしい。
樋口太陽
なんでかっていうと、ボードゲームのパッケージがどれも海外製でかっこよかったりするので、
はるか
かっこいいですよね。おしゃれ。
樋口太陽
その魅力を存分に出すための、ある意味ミュージアム的な、
ひとし
ミュージアムって感じ。
樋口太陽
意味も込めて変わったディスプレイにしているっていう。
はるか
もう徹底してましたよね。
すごい森の中とか大自然の中にポツンとあって、入ったらスマホも置いたりするんですよね。
樋口太陽
そうなんですよね。
まず標高が1200メートルぐらいですから。
はるか
すごい。
樋口太陽
そこに来るだけで、ある意味、非日常で。
で、スマホを預けてデジタルデトックスして、ボードゲームに興じるっていうことも非日常っていう。
あだちちひろ
そもそも、『ボードゲームリゾートGAW』って何かちょっとだけ、ひとことで言うと、
一日一組完全予約制、レジャーから研修までボードゲームに没頭する体験を通じて、
人とのコミュニケーションを深める施設ですっていう、いま話してもらった建物内のお話ですね。
ひとし
実際、企業さんとかが研修に使うっていうのを、最初、僕が知ってる段階ではそうだったんですけど、
いま、その使われかたでやってるんですか?
あだちちひろ
そうです。近隣の方はもちろん関東からも研修に来られる場所です。
ひとし
そんな『GAW』とコラボして、ヨイ出しトレーニングゲームを作っております。
あだちちひろ
作っております。
プレスリリースが出てありがとうございます。
ひとし
ヨイ出しのトレーニングをできるようなゲームを、作ろうっていう風に色々話してるうちになったんですけど、
なんでなったんでしたっけ?
あだちちひろ
そうそう、そこの話だよ。なんでわざわざみんなGAWまで来てくれたかって話もしたかったの。
それこそ、ヨイ出し王だったの。ヨイ出し対決。
樋口太陽
僕がですね、当時。
あだちちひろ
『愛の楽曲工房』とのコラボ。
樋口太陽
僕がヨイ出し王になったことにより、
いや、まずその前から言うと、ヨイ出しをやられてた回があるじゃないですか、Teacher Teacherで。
はるか
ヨイ出し特訓をしてました、ひとしとふたりで。
樋口太陽
そうそう、あれが最初なんですよ、僕の中で。
はるか
あらゆるシチュエーションで、ひとしがヨイ出しする。特訓をするという回でした。
樋口太陽
で、その前から、僕Teacher Teacherを、お二人には会ってなかったけど、聴いてたんですよね、リスナーとして。
はるか
ありがとうございます。
樋口太陽
で、なぜかというと、うちの息子が当時小学校2年生かな。
もうすごく自分ごとというか、タイムリーな時期で、これは聴いておかなければいけない。ということで聴いてたんですけど、
ヨイ出し特訓の時にめちゃくちゃ感動して。
ひとし
なんか、Xのポストめっちゃ嬉しかったような覚えがあります。
はるか
覚えてます。
樋口太陽
いや、ヨイ出しの説明はされてましたけど、その前から。
ヨイ出しの特訓
樋口太陽
特訓が、すごく美しく聞こえたんですよ。
はるか
どの辺がですか?
樋口太陽
えっと、なんか鮮やかすぎて、美しいと思ったんですよね。
なんか、勉強になるとかだけではなく、かっこいいみたいな。
ひとし
なんか、太陽さんはたしか『X』で、「こんなに幸福感のある40分は初めてだ」みたいな。
樋口太陽
ついついね、書かずにはおられなかったですね。
ひとし
それがめっちゃ嬉しかった記憶がある。
樋口太陽
それでまず、なんか基準ができて、自分の中で。
ヨイ出しの。
実際にやってみるなら、このぐらいまで行かなきゃいけないんだな、みたいな。
で、その上で『愛の楽曲工房』とね、
Teacher Teacherのコラボの話が、
兄がもともとTeacher Teacher同じくリスナーだったり、
ひとしさんと、もともとコテンラジオきっかけで、
いろいろつながりがあったりしたので、
ひとし
そうですね。
樋口太陽
いよいよコラボ会をさせてもらおうということで、
そこでヨイ出しを決定戦という企画にしようということで。
はるか
はい。
面白かった。
樋口太陽
僕が内心すごく気合が入ってて。
あだちちひろ
実はね、虎視眈々と。
うん。
樋口太陽
なんかどのぐらい実際やってみたら、いけるものなのかな、みたいな感じで、
挑んでみたら、やっぱりあの放送を聞いていたから。
ひとし
はい、特訓の回。
樋口太陽
聞いていたから、なんか思った以上にできて。
あだちちひろ
いやいやいや、めっちゃ気合が違ったもん。
あの回、ヨイ出しを初めて触れたときの感動が家庭内にもすごい、めちゃくちゃ空気を乱してて。
ちょっとなんかすごい。
なんか普通の日常なのに急に、
「もうちょっと間違いだらけの答案用紙にヨイ出しってしてみて」みたいな。
え?急に何?みたいな。
樋口太陽
そうそう。
あだちちひろ
ヨイ出しの説明もままならない。
樋口太陽
押し付けね、押し付け。
あだちちひろ
そうそう。なんかトレーニングっていうより、なんかすごい突発的に、急に、「やってみろ!」って急に千本ノックみたいなの始まって。
そしたら、本当にめっちゃ難しくて、私はなんならTeacher Teacherも聞いてるし、
なんかTeacher Teacherで、「あ!それ私普段やってるわ!」みたいな。
「私ってめっちゃいいお母さんかも!」って自信もあったときだったのに、「ヨイ出しとは!?」
で、「こんなにできないとは!?」て言って、「じゃあさ、代わりにやってみなよ!太陽がさ!」みたいになったら、けっこう太陽はスラスラ出来てて。
たぶん、ふたりのヨイ出しのやつを応用編として、自分でちょっとこそこそ練習してたから、めっちゃ上手やったよ、私からしたら。
なんだこんな差ができて、すごい。っていうか、もうヨイ出しのメカニズムがわかってなかった。もともと。
なんか、「え、え!?褒めればいいんじゃないの?」って言って、褒めると、「褒めるじゃないな」みたいな。
はるか
そこの気づきがあったんですね。
樋口太陽
いや、そうなんですよ。なんか、僕も意外とヨイ出しを人にしようと思ってするときに、その人の特徴を見てそのまま、「なんかヒゲがかっこいいですね」みたいなことを言おうとしたら、「あれ?これじゃないわ」みたいな。
だから、やっぱ特訓がものを言うんだなっていうのを、その時期に感じたっていうのがあって。
ゲームマスター養成塾の開始
樋口太陽
で、そっからどうだったのかな。まず『ボードゲームリゾートGAU』が始まったから、この施設を活用していかないといけないので、もともと企業研修とか大人向けの施設だったんですけど、
スペシャルイベントっていう形で、『ゲームマスター養成塾』っていう子ども向けのイベントを始めまして。
ひとし
子どもがボードゲームのファシリ(テーション)をできるようになる側ですかね。
樋口太陽
そうですね。
あだちちひろ
そうそう。『ゲームマスター養成塾』ひとしが言った通り、ファシリテーション能力、私側の能力を伝えますっていう。
だから、「こんなゲームあるよ」とか「こんなゲームで遊ぼう」「ワーイ!」とか、そういうことじゃなくて、ちゃんとルール説明ができたら、こんな良いことがあるとか
負けて癇癪を起こしている子に対して、どんな言葉をかけてあげるとか、どういうゲームを選ぶと、そういう喧嘩が少なくなるっていう部分を教えるイベントで、
それが『ゲームマスター養成塾』。
はるか
そうですね。
樋口太陽
だから、それが始まっていたから、子ども向けのものとしても意味があるなって思ってたんですよね、ボードゲームって。
で、それとヨイ出しがリンクして、これをゲームにしたら誰もがいいんじゃないかっていう。
で、もともと『愛の楽曲工房』でやってたものもゲーム的だったりするので。
はるか
そうですね。
ひとし
そこの『ボードゲームマスター養成塾』にまず見学に来ませんか?みたいな話を。
樋口太陽
そうですね。
ひとし
お二人からしていただいて。
はるか
最初はしていただいて。
ひとし
そのミーティング中に盛り上がって、もうヨイ出しゲーム作っちゃおうっていう。
樋口太陽
そうですね。
ひとし
ことになったんですよね。
あだちちひろ
なんかその、『愛の楽曲工房』の回、まるまるゲームになってて、
すでに私は太陽の特訓を受けてたから、「なんかこのもっと問題とか、応用編くれ!」って感じやって、
「なんかもうちょっとで掴めそうなんだよ!」ってずっと思ってた時に、
なんか 『愛の楽曲工房』のコーナーとして、「え、これさ、100回やったらめっちゃ上手くなるやんヨイ出し。」みたいな。
っていう風にどんどん、「あーゲームにしたいなー」って言って。
でもさ、ほんとにただの 1 リスナーだったし、なんかおこがましいわ。そんなこと言えない言えないと思ってたけど、
それで言えたから良かったよね。形になろうって。
はるか
そのヨイ出しが良くなるっていう感覚は、どんな感覚なんですか?
ゲームテストプレイの盛り上がり
はるか
それ自分が上手く言えてるなって感覚なのか、それとも子どもたちの反応が変わったのかとか、どんな感覚ですか?
あだちちひろ
まさにトレーニングゲームってつけたいなと思ってんのはそこで。
自分が素晴らしい人間とかじゃなくても、、そう。って思ってたの。
マリア様とかブッダみたいな気持ちで、
あぁどんな悪人も全て私のヨイ出しで良い人になれるわって思ってたんだけど、そういうことじゃなくて、
なんていうか、ただ事実だけを羅列して、その人ができていることとか、チャレンジしている姿とかっていうと、
ヨイ出しになるっていうテクニックがなんかこう、自然に入った瞬間にできるようになったの。
だからその感覚をつかむのが、ちょっと独学すぎて時間かかっちゃったけど、
トレーニングゲームにしちゃうとすごくすんなりできるっていうのが、ゲームを作ってみてわかって、っていう感覚かな。
はるか
なるほど。
ひとし
ヨイ出し。実際上手くなったっていうのは、家庭にも何か影響は与えてますか?
あだちちひろ
めちゃくちゃあるよ。
樋口太陽
めちゃくちゃありますね。
まず子育てっていうよりも、まず夫婦間ですよね。
はるか
そっちなんだ。
樋口太陽
夫婦間で、ヨイ出しっていうワードが共有されたんで。
はるか
大事だな、共通言語。
樋口太陽
僕がヨイ出し王決定戦になったにも関わらず!今ダメ出ししてるよみたいな。
ちひろ からね、ちひろ から言われてしまったりとか。
はるか
というダメ出しだったりとか。
樋口太陽
「いまダメ出しになってるから、ヨイ出ししてよ」みたいなのを、本当の喧嘩中に言うとか。
「じゃあちょっとヨイ出しするわ」みたいな。
まず良いところ言うと、っていうふうに、なんか共通言語ができたんですよね。
はるか
いいですね。前提がそろったって感じですよね。
樋口太陽
そうですね。
夫婦間でヨイ出しをする習慣がつくと、
例えば他の人の、噂話をしてゴシップっぽくなったりしてしまう時もあるじゃないですか。
夫婦感で話しててね。
その時に、「いやまずヨイ出ししよう」とか。
そういうふうに、一対一の関係じゃなくて人のことを話す時にも。
一回ヨイ出ししてみよう、あの人に対してとか。
言ったりとかもあるし、もちろんうちの息子、小学校2年生ですけど、当時ね。
ヨイ出しを少しずつ教えていって。
「ヨイ出ししてみて」みたいな。
一見きついことに見えることでも。
みたいな共通言語が家族間で、少しずつできていったんですよね。
あだちちひろ
あと息子に接するときも、完全にヨイ出しから始まるようになった。
今まで、「これとこれできてへんで」とか「これこれやんないや」とかみたいなのがあったけども、
必ずヨイ出ししてから、物事を伝えたりするようになったら、向こうもけっこう反応が低反発になってきて、
およ?いい反応になった。
はるか
そっかそっか。
できてない いち側面に注目するんじゃなくて、
いろんな側面を見た時に、もうすでにできてることもあるっていうところを、
ちゃんと確認しつつ、もっとよくなるところを、話をすると入りやすくなるみたいな感覚なんですね。
あだちちひろ
そうそう。やっぱり直接的にダメ出しで、すごい。
「え、宿題まだやってないの?」「ピアノ今日弾いてへんやんか」とかって言ってたのを、
「ピアノの前にまず座ってすごい」とか、
あ、昨日の宿題やろうとか、ちょっと気にしてたんあれを、とかって、すでにできてることを話したりとか。
そうそう、それができるようになったり。
まあでも、さっきお二人に言ったとおり、
共通言語がバーンと。ヨイ出しの登場回数が、
ダントツのもうすごい1位になってきたぐらい。
「ヨイ出ししてみて」っていうのは、めっちゃ合言葉になりました。
樋口太陽
そうですね。
で、最近だと、もうヨイ出しっていうワードが浸透しすぎて、
なんか僕が車に乗ってる時に、何か忘れたんですけど、
嫌に思えるようなことが起こったんですけど、
はるか
はいはいはい。
樋口太陽
ヨイ出しの観点で僕がしゃべったんですよ。
その嫌な出来事について。
しゃべったら、
ひとし
捉えなおして。
樋口太陽
うちの息子が、「ヨイ出ししてるね、お父さん。」
はるか
ははははは。
樋口太陽
だから、
はるか
すごい。
樋口太陽
ヨイ出しなのかの、ジャッジもできるようになってるっていう。
はるか
はいはいはい。
ひとし
ふーん。
はるか
まさに眼鏡をかけてるみたいな感覚が近いなって思って。
樋口太陽
あーそうですね。
はるか
なんか褒めるのがいいでしょとか、
良いところを見つけましょうっていうよりは、
いろんな側面ある中で、
いまお父さん、いいところに目を向けて言葉にしてるな、みたいなことを、
小学校の時点でこの眼鏡を手に入れてるっていうのは、そうとういいなと思って。
本当、なんかねじ曲げていいところ見つけましょう、褒めましょうじゃなくて、
多面的に見る力ですよね。
樋口太陽
そうですね。
はるか
なんか実際、お子さんがゲームしてる時に、
牛乳についてヨイ出ししようみたいな時に、
ぶわぁーって牛乳についての良い側面を、
たくさん挙げてたじゃないですか。
だから、そうとう日々、多面的に見る力っていうのが、
鍛わってるからこそ、できるんだろうなと思って。
樋口太陽
そうね、あのテストプレイですよね。
GAWでテストプレイを、
小学生何人ぐらいですかね、15人とか20人とか、
集まっていただいてやったんですけど、
ひとし
そうなんですよね。
樋口太陽
盛り上がりましたよね。
はるか
盛り上がった。
あだちちひろ
もっとできひんと思ってたよね。
とりあえず2人で来てもらって、
形にしたゲームをテストプレイしようって言って、
牛乳にヨイ出し、他にも何?
ひとし
水。
あだちちひろ
水か。
ひとし
とか雨とか、その3つぐらいでしたかね。
あだちちひろ
やったね、牛乳。
ひとし
あの日試したのは。
あだちちひろ
ちなみに子どもたちだけじゃなくて、
親御さんもいっしょに参加してもらったよね。
はるか
参加してもらって。
みんなで共通してた認識としては、
これをヨイ出しするのは、子どもたち難しいやろっていう認識があるなかでのスタートでしたよね、最初は。
樋口太陽
2日間のゲーム作り合宿だったんですけど、
1日目が子どもたち抜きで、
作戦っていうか、
大枠のゲームのことを考えて、
難しいかもな、子どもたちできるかなっていう心配をして、
でもやってみようみたいな感じで、
ゲームの強みと楽しい体験
樋口太陽
2日目、子どもたちに集まっていただいてGAWでやったんですけど、
思った以上にできてびっくりしましたよね。
ひとし
できましたね。
はるか
びっくりしました。
あだちちひろ
やっぱあれは、「道徳の授業でみなさんでやりましょう」。
じゃあ絶対無理で、
「ゲームです」っていうほうがやりやすいから、
やっぱボードゲームというか、
ゲームにすることの強みやと思うね。
はるか
確かに、それはそうですね。
なんかちょっとお利口さん雰囲気になりがちなんですよね。
元教員として、
道徳の授業やったら、
こういういいこと言ったら、
認められるんだろうなみたいな雰囲気が浸透して、
いわゆるお利口さんモードに入って、
ダーっていいことを言っていくみたいなんですけど、
ヨイ出しゲームに関しては、
それを多面的に捉えて、たくさん上げていくことが、
ゲームにとって有意性があるっていうような前提があって、
それをみんなで喜びを共有できるっていう。
樋口太陽
そうなんですよね。
はるか
それが最初はゲームに勝つためなんですけど、
その良いところを挙げていけば挙げていくほど、
言葉が良いので、
子どもたちの表情がどんどん良くなっていく。
で、その表情が良くなるだけじゃなくて、
やっぱりあったかい部分が出てくるから、
全体の雰囲気がすっごいあったかくなる。
ひとし
いいですね。
樋口太陽
そうなんですよね。
はるか
たぶんその場に立ち会ってもらわなきゃ、分からないと思うんですけど、
全体の雰囲気があったかくなって、
でもゲームが終わっても、
そういった言葉が飛び交うみたいな空気感になっているっていうのは、
すごいゲームの力を感じましたね、あの時は。
樋口太陽
いや、あの時思ったのが、
ヨイ出しをしている子どもたちを見るってことが、
めちゃくちゃ娯楽なんですよね。
あだちちひろ
わかる。
はるか
おっしゃってましたね、それは。
あだちちひろ
めっちゃ、愛でてる感じあったよね、子ども。
はるか
で、大人にやってもらったら、大人はめっちゃ困ってましたよね。
「できない〜」つって。
あだちちひろ
そう!大人はなんか固まってたよね。
はるか
大人は固まってて面白かった。
あだちちひろ
子どもが自由だったな。
樋口太陽
なんか子どもたちが元気に遊ぶ姿を見るとかでも、
幸福感は大人としてはありますけど、
それを上まわる「なん?このしあわせ。」みたいな空気に包まれるんですよ。
ヨイ出しをしている光景を見るっていうのが。
ひとし
確かに。
あだちちひろ
やっぱ、あれってヨイ出ししていると脳みそが喜ぶ感じって、
本当にあるもんですか?
はるか
もちろんあると思います。
ポジティブな言葉を発したりすると、
オキシトシン出たりとかっていうのはあるので、
そういった効能は、
樋口太陽
脳内物質ですね。
はるか
脳内物質が出たりするっていうのはあるし、
言葉が。いい言葉を使うと、
本当に表情が変わるっていうのはあるので、
あると思いますね、それは。
ひとし
僕、ちょうど2024年の12月に、
一年の振り返りみたいな時に、
今年一番の思い出は何だったかなって思った時に、
佐賀にプロバスケ見に行った時に、
子どもたちが佐賀の選手を本気で応援している姿が、
なんかめちゃくちゃ幸せだったんですよ。
なんかその感覚とかに、近いのかなといま思います。
子どもがなにか熱中したりとか、
人を応援したりとか、
人に感謝したりみたいなのを見ると、
めちゃくちゃ嬉しいんですよね。
樋口太陽
「その姿を見ることがまたいい」という感じですよね。
はるか
それはなんか、説教っぽくなくできるのが、
ゲームの良さでしたね。
樋口太陽
そうなんですよね。
ヨイ出し王決定戦の時に、
僕、感じたのが、
やっぱり結局ゲームだから、
大人と子どもの反応
樋口太陽
よっしゃ!みたいな、
よっしゃ!いけた!みたいな感じになるじゃないですか。
はるか
ちょっとアドレナリン出ますもんね。
ひとし
それがなんか、
樋口太陽
ちょっと競技みたいな感じで、
その興奮もあるんですよね。
やっぱこれが、
お利口さんに言わなきゃいけないんだったら、
生まれない感じで。
ゲーム的なことって、
幅広く受け入れられる、
いいことだなと思いました。
ひとし
ヨイ出しゲームのルールとか、話しときましょうか。
現時点での。
樋口太陽
そうですね。
あだちちひろ
いま、仮でできているというか、
ひとし
変更する可能性もありと。
あだちちひろ
ある。ゲーム。それが、1個目ちょっとやってみましょうか。
ヨイ出しを、
じゃあシンプルにちょっとやりますが、
名刺、牛乳とかお金とか椅子ってふうに、
いっぱい。
樋口太陽
たくさんのカードがあるんですね。
あだちちひろ
カードがあってですね、
例えば、
ゴミ箱。
カードを引きました。
ゴミ箱。
私がゴミ箱になりきりますね。
「私はゴミ箱です」っていうふうに、
自分のことが、
自信がなくなっちゃったゴミ箱を演じます。
ダメ出しします、自分に。
「私ゴミ箱なんですけど、
基本自分も汚いし、
ゴミ箱があることを、
そんなに感謝されなくて、
そんなにゴミ箱って、
インテリアにもけっこう難しいというか、
隠されがちだし、
あんまり自分に自信が持てなくて、
嫌われてるのかなとも思っちゃうんです。」
っていうふうにダメ出しをします。
いま、私、ゴミ箱だからね。
それを1人ずつヨイ出ししてもらって、
勇気を出してもらうっていうゲームです。
ひとし
はいはいはい。
あだちちひろ
ゴミ箱に勇気をつけてください。
はるか
もう勇気つけたいです、もう既に。
樋口太陽
ちょっとやってみます?
あだちちひろ
やってみよう。
ひとし
つけたい、勇気つけたいです。
あだちちひろ
これはね、けっこう自由に、
1つだけとかじゃなくて、
どんだけしゃべってもよくて、
順番にいきます。
じゃあ、太陽からいこう。
樋口太陽
ゴミ箱さん。
こないだね、
行った銭湯で見たんだけど、
ゴミ箱に漢字で、
まもる美しい箱って、
あて字で書いてたんだよね。
はるか
まもる?美しい箱。
樋口太陽
保護の護ね。
はるか
はいはいはい。
樋口太陽
“護“で、美しいの“美”、“箱“って、
あだちちひろ
“護美箱“じゃん。
樋口太陽
あて字で書いてたのね。
もう、そういうことなのね。
美しいを護る箱なの、あなたは。
だから、ほんとに大事だし、
元気出して。
あだちちひろ
ありがとう。
はるか
護ってくれてるんですね。
ひとし
はいはいはい。
あだちちひろ
はい、ひとし行こいこう。
ひとし
いや、もうほんとゴミ箱、
欲しくて。
うち今、ないんですよ。
あだちちひろ
っと?
ひとし
ビニールで、
ビニールにゴミ入れて、
いっぱいになったら、
結んで捨てるっていうのを
やってるんですけど、
やっぱ、見た目がちょっと気になったり、
ゴミが見えちゃうんでね。
ここでゴミ箱があったら、
いかに美しいかっていうのを、
毎日、この5年間、
ずっと感じてるので。
樋口太陽
5年間、ながっ!
あだちちひろ
長い!はよ買いなん!
ひとし
すごい。
もう、僕はもう、
一番欲しい存在です。
あだちちひろ
ああ、いま来たーって感じだね。
はるか
一番欲しい存在。
よい出しすぎん。
あだちちひろ
はるか先生。
はるか
いや、
ゴミ箱さん、ほんと、
ありがとうですよね、まずは。
ありがとう。
ありがとうなんですよ。
なんでかっていうと、
ゴミ箱があることによって、
ポイ捨てしなくて済むんですよね。
あだちちひろ
うんうんうん。
ひとし
あー、街にあるゴミ箱とかってことか。
はるか
街を綺麗にしてくれてると思うんですよ。
ひとし
その視点あるな。
はるか
だから、自分が汚れたものとか、
いらないものを受け止めてくれて。
そのおかげで、
まわりの街はクリーンになってるっていう、
ほんと、おかげさまで、
綺麗な場所で過ごせてるなって、
思いますね。ありがとうございます。
樋口太陽
もう1周したい。もう1周したい。
あだちちひろ
これはね、1周は自由に発言じゃなくて、
順番に話すように、
ちょっとルールしてます。
なんでかっていうと、
順番があとになればなるほど、
不利じゃんかっていう人もいる。
テストプレイして、ちょっと感じたんやけど。
でも、どんどん上回らなきゃいけないから、
もっとヨイ出し、もっとヨイ出しって言って、
プレゼン能力が上がるんよね。
だから、ちょっと、
2周、3周って何回も回しません。
ひとし
1回でちゃんと、
出し切ってくださいと。
樋口太陽
さっそく反省点がありました。僕。
あだちちひろ
ちなみに、
うぅ、勝者。どれも良かったな。
どれもグッとくる、
あー!勇気出ると思ったけど……(勝者を選ぶ)
はるか
うわぁ、ありがとうございます。
樋口太陽
いやぁ、負けたと思いました。
あだちちひろ
太陽は日常すぎて、
つい、こないだの、
銭湯の話。
樋口太陽
うまいこと言おうとしすぎた。
あだちちひろ
あーなるほどね。
樋口太陽
自分の、
アイメッセージがあんまり無かったっていう。
あだちちひろ
ひとしは、
ゲームのルール紹介
あだちちひろ
アイメッセージが過ぎた。
ひとし
うまいこと言おうとしすぎましたね、僕も。
ちょっと、
はるか
力んじゃいますよね。
ひとし
力んじゃったらダメだな。
やっぱ、はるかがうまかったな。
あだちちひろ
はるか先生は、ちょっとこう、
広い目線。
私は、まるで家庭内のゴミ箱みたいな感じだったけど、
そうか!世間に目を向けたら。みたいな。
仲間がいっぱいいる!って思っちゃった。
樋口太陽
なるほどね。
確かに、新しい視点ですね。
ひとし
うん。
いやもう、楽しい。
この空間、しあわせじゃないすか。
はるか
できてる、できないにかかわらずね。
みんなが良い出そう。としてる雰囲気が
相当やっぱいいですね。
樋口太陽
そうなんですよね。
あだちちひろ
確かに競技っぽいね。
負けた。そりゃそうだ。ってなるやんね。
ひとし
なる。
でも、全然楽しいです。
負けても幸せ。
これが1個目のルール。
あだちちひろ
ルール。で、2個目もちょっと言う?
樋口太陽
そうですね。
仮ですけどね。
あだちちひろ
めっちゃ仮なんですけど、
さっき使ったいろんな言葉カードは、
そのまま使うんですけど、
あまり良くない形容詞のカードがあって、
重すぎるとか、
疲れ切ってる、ぼんやりした、
心配症なんていう、
このカードとさっきの名詞カードを、
はるか
形容詞カードですね。
あだちちひろ
使って遊びます。
どういうことかっていうと、
じゃじゃん、
孤独な鉛筆。
はるか
はいはいはい。
いいですね。
樋口太陽
ランダムに組み合わされた。
あだちちひろ
言葉としては、
ちょっとおかしいかもしれないけど、
自分なりの解釈をしたうえで、
孤独な鉛筆に、
ちょっとヨイ出ししてみてください。
ひとし
はいはいはい。
はるか
はいはいはい。これは、挙手制ですか?
ひとし
何回でも言っていいんですか?
あだちちひろ
これは、ルールは、実はまだ固まってるとか、
正式なやり方じゃないけど、
いまは、自由に「はいはいはい」でやってみよう。
ひとし
何回でもいいやつ。
はいはいはい。
使ってもらえるチャンスがありすぎて、
どんどん成長しますよ、その鉛筆。
孤独で。
樋口太陽
そういうことですね。
ひとし
その人の筆箱に、たぶん1本しか入ってないという、
シチュエーションですよね。
はるか
なるほどね。
樋口太陽
そうきたか。
あだちちひろ
はいはいはい。
孤独な鉛筆ってすごく、
1匹狼的な感じで、
高級感がありそう。
誰も使えないみたいな。
はるか
オンリーワン。
あだちちひろ
孤独すぎて、
使うときの、感動が凄そう。
孤独なのに、
ヨイ出しの意義
あだちちひろ
使わせてくれたー!みたいな。
はるか
なるほど。
はいはいはい。
孤独な鉛筆っていうことは、
やっぱ、
シンプルですよね。
持ち物が。
あだちちひろ
えー?
ひとし
ん?
あだちちひろ
そうなの?
はるか
やっぱり、持ち手が、
無駄なものを省いているというかね。
持ちすぎない。
で、そのものを、
大事にしている。
持ち手もいいですよね。
こういうこともありますよね。
ひとし
こういうこともあります。
あだちちひろ
こんなこともあるよ。これもヨイ出しだよ。
樋口太陽
はいはいはい。
あだちちひろ
太陽どうぞ。
樋口太陽
鉛筆って、
かっこいいなって思うんですよ。
なんでかっていうと、シャーペンみたいに、
替えがきかない。
もう、そのものの、
命を燃やし尽くす。
どんどん身を削って、
最後は、
消えてしまう。削りカスになって。
そんなかっこいいののやつに、
孤独ってついたら、
超かっこいい。
はるか
アーティストやなー。
ひとし
はいはいはい。
あだちちひろ
ひとしが来ました。来ました。
ひとし
今の太陽さんが言ったみたいに、
どんどん擦り切れて、
孤独になっていくと思うんですけど、
実は、
いろんなノートに、
爪痕が残ってたり、
いろんなプリント、
いろんなところにあなたの意思が、
反映されておりますので、
孤独ではありません。
樋口太陽
きたわー!いやぁ
決め台詞ドーン!
あだちちひろ
そういう切り口ね。
孤独に思ってる鉛筆に。
樋口太陽
孤独じゃないきてしまった。
これはやばいですね。
あだちちひろ
すごいね。さすがだね。
ひとし
本当ですか。よかった。
あだちちひろ
これはけっこう難しいゲームになるんで、
これは実は、
個人戦じゃなくて、
協力ゲームにしようと思ってます。
みんなでいろいろアイディア出して、
だからヨイ出しが苦手な子でも、
十分、
いっしょにできるようなルールにしてます。
はるか
楽しい、これは。
正解っぽさがない。もっとなくて、楽しいですね。
あだちちひろ
これめっちゃ面白い。
はるか
堂々と間違えられる。
あだちちひろ
ボロボロなパズルとかあるよ。
人気がないスプーンだって。
樋口太陽
これいいのが、
形容詞と名詞がランダムなので、
変な言葉になるんですよね。
必然的に。
すると、それだけで小学生は笑うっていう。
あだちちひろ
笑う。
樋口太陽
これって単純にいいなって思うんですよね。
実践を通じた学び
はるか
そうですね。
まず形容詞の方から引いて、
ボロボロなって名詞を引いて、
スイカみたいな感じになるんですよね。
樋口太陽
ボロボロなスイカ、
ハハハハってずっと笑ってるみたいな。
あだちちひろ
本当?
そんなちょろい?
はるか
楽しいんですよ、
自分たちで引いたら。
あだちちひろ
そうだよね。そもそも、
ヨイ出しトレーニングゲームって、
小学生のためにめっちゃ開発してるから。
はるか
小中学生ですよね。
あだちちひろ
そう。子どもたちに向けてって思ってるから、
子どもがどんだけテンション上がるか、
みたいな観点でも、
言葉を選んだりしてるので。
樋口太陽
そうですね。
あだちちひろ
これに加えて、あとは実戦。
はるか
はい、実戦編ですね。
ひとし
シチュエーションですよね。
あだちちひろ
うん。楽しみにしていたスポーツ大会、
怪我をして出場できないとか、
席替えをしたけども、仲良くない人が隣同士とか、
そういうのに対して、
みんなでヨイ出しして、
いくというような、
ゲーム3つ。
はるか
そうですね。
樋口太陽
本当にありそうな。
はるか
一見、愚痴をこぼしてしまいそうな、
学校でこんなしんどいことあったんだって、
愚痴をこぼしそうになるのを、
自分でどう捉えるかっていうのを。
あだちちひろ
そうそうそうそう。
で、少しリアルな、
本当にありそうなシチュエーションを入れているから、
これは、
「あの時のヨイ出しゲームと、
まるでいっしょだな」
と思ってくれたらいいなっていうふうに、
思ってたり。
はるか
これもテストプレイしたじゃないですか、
子どもたちが。
あの時、感動しましたよね。
すでに頑張ってるやんとか、
その時はまだ、
お題を洗練してなかったから、
「徒競走で
ビリだった」みたいな、
たしか、話があったなかで、
実際に「そこまでチャレンジしてるやん」とか、
「そこまで頑張ったやん」とか、
すでにここまで頑張った過程に目を向けて、
言葉にする子どもたちとかおって、
こういうことを言えるようになった子どもたちが、
集まる学校って、
全然雰囲気変わるだろうなっていうのを、
本当に希望を感じて、
親御さんとか教育関係者が、
「これ絶対学校でやった方がいいですよ」って話をしてたのが、
すごい印象的でしたね。
教育現場での可能性
樋口太陽
大人にヨイ出しゲームの
説明をすると、
やっぱけっこうみんな真っ先に、
「これ大人がやるべきですよね」
っていうコメントをくれたりもするんですよね。
あと、「ダメ出しの反対で
ヨイ出しです」って言ったら、
けっこうすぐピンとくる人が多いですね。
「ああ、それは素晴らしいですね」みたいな。
だからなんかキャッチーなんだなっていうのも、
説明をするだけで、
実際にプレイはしてないのに、
ピンとくる人が多いというか、
「うちの会社でもやらせたいな」みたいな、
そういう人がいたりとか。
はるか
ちゃんとヨイ出しの提唱者というか、
世の中に広めてある岩井さんっていう方にも、
ご連絡して、電話でお話したんですけど、
岩井さんも、
「ダメ出しっていう言葉は
辞典に載ってるのに、
ヨイ出しって言葉がないのはおかしい」って言って、
「僕はヨイ出しっていう言葉を
この世の中に浸透させて、
もっといい側面をみんなに出し合えるように
世の中にしたいんだ」っていうことをおっしゃってて。
樋口太陽
それがスタートだったんですね。
はるか
そうなんですよ。
そういった想いもあるので、
力になって、
ひとし
広めていきたいですね。
はるか
いけたらいいなって思ってますね。
あだちちひろ
本当にすぐ、
「めっちゃいいですね」とか、
「やらせたいな」とかって
言ってくれるんやけど、
やったら、めちゃくちゃできないの。
みんな、本当に。
それは、
トレーニングを詰めば、
できるようになるっていうのは、
自分で、私自身がめっちゃ感じてる。
本当にできひんかったもん。
樋口太陽
いや、これできないときの
ありがちなのが、
おべんちゃらになるっていうことなんですよね。
あだちちひろ
そうやね。
ひとし
おべんちゃらってどんな感じですか?
樋口太陽
もう、単純に演出して、
よく言ってしまうみたいな。
なんで、たとえば、
相手に対して、
「十分かっこいいですね」とか、
そのものじゃなくて、
なんか演出して言ってしまうみたいなことが、
おべんちゃらだと思うんですけど、
それとヨイ出しの区別が、
最初はあまりつかなくて。
ひとし
なるほど。
僕もちょっとその感覚わかるかもしれないですね。
ただただ、
さっき最初に出てた「ひげがかっこいい」みたいな
とかってよりは、
視点を捉え直して、
別の角度から捉え直せてるか、
みたいなこととかは、
大事そう。
僕、人褒めるの得意じゃなかったんですけど、
ヨイ出しだったら、
できるなって感じで。
樋口太陽
そうですよね。
褒めるとヨイ出しって似て非なるものだなって、
やればやるほど思って。
ヨイ出しって、
発見してる感じなので、
褒めるが、
ちょっと演出しているようなニュアンスだとすると、
ヨイ出しは、
隠れている良いところを発見して、
それを単純に指摘して、
言葉に出すみたいな。
練習しないとできないなっていう。
思いましたね。
ひとし
ですね。
そんなゲームも作っております。
今年度中に、
発売する予定ですね。
樋口太陽
今どういう段階か、
お伝えしますか。
あだちちひろ
ゲームは、
いまどういう状況かっていうと、
ルールが最終確認になってますので、
ほとんど、
ルール決まってきました。
テストプレイをします。
ぐらい。もう本当にそれぐらい。
樋口太陽
あと、
パッケージデザインとか、
実際に物にするための
印刷とか、
いろいろ工程は残っているんですけど、
秋、以降の
発売を目指して
頑張っていますっていう。
定例で打ち合わせずっとやってますからね。
ひとし
そうですね。
樋口太陽
2024年の末からスタートして、
毎週のように打ち合わせしてますもんね。
あだちちひろ
そうね、そうね。
ひとし
ゲーム作るって面白いですね。
いろんなゲームを
4人で
他のボードゲームを試して、
このゲームの
この部分
めっちゃ良かったとか、
この待ち時間はちょっと退屈さ感じたとかっていう、
ゲームを試して
ルールを分解するみたいなのをずっと
やってるのが
めちゃくちゃ面白いです。
樋口太陽
そうですね。
ひとし
新体験の感じ。
樋口太陽
あと演出面っていうか、世界観も
いまいろいろ検討してて、
ただ、いまやったような感じ
だけじゃなくて、
もっと小学生とかが
ワクワクするような
アートワークにしようとか。
ひとし
そうですね。
あだちちひろ
トレーニングとはつけているけども、
やっぱゲームとして
めっちゃ面白いものを目指してるから、
いいですね。
これ、子どもたちのために
プラスアルファ、教育現場で
使いやすいように。
ね、はるか先生。そこもめっちゃすり合わせて。
はるか
そうですね。
あだちちひろ
例えばレクレーション、
15分くらいでパッとできる
一クラスで、先生がまとめやすい
としたらこんなルールかな
とか、こういう使い方かしらとか。
はるか
やっぱりできる子も
できない子も
参加しやすいような形に
っていうのもずっと話し合い検討してる。
樋口太陽
僕、授業の中で
こういうボードゲームを
使っていいっていうのが
けっこう目から鱗で
こういうものが
公立高校の先生が
堂々と使っていいって知らなかったんですよね。
はるか先生に聞くまでは。
はるか
ボードゲーム。
樋口太陽
授業の中で
どのようにこういう
ボードゲームを活用するのかって
改めて聞いてもいいですか。
はるか
そうですね。いろんな角度ではあるんですけど、
例えば授業で
クラスの人間関係を高めたりとか、
学級風土を作るためにつかうってことも
あるでしょうし、いろんな形で
使えるとは思いますね。
もちろん休み時間も使えますし。
樋口太陽
教材として活用できるっていうことですよね。
はるか
そうだと思いますね。
あだちちひろ
『すごろくや』にね、
勤めてたとき、
10年以上前やけど、
そのとき小学校の先生が
すっごいゲーム買いに来てた。
で、「クラスで
やるんですよ」って言って、
なんかあんまり
そのときはね、
それ以降、学童でお買い物したり
したりしてたけど、
私が知っているお客さんの中で、
小学校の先生が
その人だけだったから、
今はだいぶボードゲームとか
ヨイ出しゲームの特徴
あだちちひろ
使われてるんじゃないかなと思ってるんやけど、
どうなんですか?
樋口太陽
その辺の情報を知りたいですよね。
はるか
だいぶ使われてるかどうかは
わかんないんですけど、
僕の勤めてた学校では、
全クラスにボードゲームとかは
置いてあって、
休み時間に
使ったりとかっていうのは
あったりしました。
ただそれを授業としてやったりとか
っていうのはなかったんですけど、
あだちちひろ
遊びの1つとしてね。
はるか
そうですね。
樋口太陽
やっぱ普通のボードゲームやると、
しっかり1時間以上かかったりとか
そういうものもあるんで、
それがハードルになったりも
しますよね。
はるか
そうですね。
がっつり1時間取らなきゃいけないってなると
難しいですけど、
隙間時間とかにできるならいいですね。
樋口太陽
ヨイ出しゲームは隙間時間でも
できるような工夫をしつつ、
今チューニングをしております。
あだちちひろ
短くサクサク
遊ぶゲームだもんね。
ひとし
あの
長野でテストプレイした
あの雰囲気が教室に生まれるのは、
めちゃくちゃ明るいですよね。
未来が。
樋口太陽
そうですね。
はるか
泣く先生おると思う。
樋口太陽
泣く先生、居そうだわ。
はるか
普段
もしダメ出し多くされてる子が、
ダメ出し多くされると
ダメな側面を言葉にすることが多い中で、
ああいう前提が
ヨイ出しをしましょうっていう前提の中で、
そういった子が、いろんないい言葉を
発していて、そしたら人間関係
ちょっと変わってとかっていう
そういういい側面を見ると、本当に
こんな側面あったんだ
っていう気づきであったり
感動が生まれるんじゃないかなって。
樋口太陽
それはいいですね。
はるか
悪循環が断ち切られる
きっかけになったらいいなって思いますね。
あだちちひろ
いいなあ。
樋口太陽
あとちょっと気をつけてたこととして、
直接私から
あなたを褒めるみたいな
ゲームにしないようにしていて、
あだちちひろ
そうね、そうね。
樋口太陽
さっきも擬人化をゴミ箱として
しましたけど、
あくまでヨイ出しをする対象は
ちひろさんではなくて、
ゴミ箱だったりとか。
あだちちひろ
だからみんなゴミ箱さんって言って、
私のことを見ながらだけど、
ゴミ箱さんに対して話してくれてるから、
気恥ずかしさとしては、
子ども遊びやすいよね。
はるか
その辺もそうとう調整してましたね。
樋口太陽
これ大人向けの
コミュニケーションゲームだったら、
相手のことをいろんな角度で
褒めましょうみたいなゲームが
あったりはするんですけど、
たぶん小学生となると、
それはけっこうハードルだと思うので、
そういう感じではなく、
ゲームとして取り組みやすいような
工夫をしております。
ひとし
ですね。ということで、ボードゲームを
太陽さん、ちひろさんと
作っておりますということで、
また販売開始する頃に
お知らせをしたいと
思っております。
その頃、また正式ルールで
またプレイしましょう。
樋口太陽
そうですね。
はるか
ぜひお願いします。
遊びの重要性
樋口太陽
いまから、完成に向けて、また踏ん張らないといけないですもんね。
はるか
うん。
あだちちひろ
いろんな方に遊んでいただきたく、
いま、このさ、
ムキムキ状態の4人で
遊んでるから、
樋口太陽
そうですね、もともとヨイ出しの。
あだちちひろ
上手だと思うんだけど、
ひとし
済みですからね、たしかに。
あだちちひろ
いろんな人とプレイしてもらうと、
そんなヨイ出しのバリエーションがあるんだ
って発見もあるんで、
はるか
たしかに。
あだちちひろ
いろんな人に遊んでもらうために頑張ります。
樋口太陽
そうですね。
はるか
やっぱボードゲームにする価値として、
手元に届いたときの
喜び、
物を持って
遊ぶことの喜びがあるので、
音だけ聞くと、
これで子どもたちやるかなって思うかもしれないけど、
物があることへの
テンションの上がり方
また変わりますよね。
あだちちひろ
お楽しみに。
ひとし
ということで、お楽しみに
しておいてください。
ちひろさんと太陽さんでした。
そして、ヨイ出しトレーニングゲームでした。
あだちちひろ
ありがとうございました。
樋口太陽
バイバイ。
あだちちひろ
バイバイ。
51:16

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