1. わたなべ夫婦のふたりごと
  2. #632[対談]日本の神様おもろ..
2025-03-02 54:05

#632[対談]日本の神様おもろすぎ!古事記に学ぶ日本人の生き方

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日本のルーツを知ることで、日本人らしさや自分らしさを知るきっかけになりそう!
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オープニングトーク
古事記とは
最初の神様
伊邪那岐と伊邪那美
黄泉の国
天照大御神と須佐之男命
古事記の世界観
天の岩屋戸
エンディングトーク

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サマリー

このエピソードでは、古事記の内容とその重要性が話し合われ、日本の歴史や神々への理解が深まります。特に、古事記に記された神々の性質や日本人の世界観の形成に焦点が当てられています。 イザナギとイザナミの物語を通じて、日本の創造神話の面白さと深さが探られます。彼らの関係や神々の誕生、また死と再生の物語が描かれ、日本の文化における神の役割が考察されています。 このエピソードでは、イザナギとイザナミの物語を通じて、日本人の生き方や命の起源が掘り下げられます。アマテラスオオミカミやスサノオノミコトといった重要な神々の誕生の過程や、それに伴う教訓も紹介されます。 アマテラスオミカミが洞窟に引きこもり、世界が暗闇に包まれる様子が描かれます。その後、神々の知恵を使って彼女を引き出そうとする過程がユーモラスに語られ、最終的には彼女が出て光を取り戻すことが強調されます。 古事記に登場する日本の神々とその物語の面白さや、彼らの生き方を通じて日本人の精神が考察されます。

古事記の概要
わたなべ夫婦のふたりごと。
みなさん、こんにちは。わたなべ大輝です。
ゆみです。
このチャンネルでは、自分を満たして自分らしく生きるテーマに、心が安らぐメッセージをゆるりとお届けしています。
今日はね、ちょっと一風変わったテーマなんですけど、
妻のゆみはんを久々に召喚しまして、
大召喚。
大召喚。
究極召喚。
究極召喚しまして、古事記の話をちょっとしたいと思ってます。
いやっ。
古事記って言うと、古事記日本書記って、小学校の歴史の授業で、たぶん習ったと思う。
全然記憶にない。
初耳みたいな。
初耳はない。さすがに。
さすがに。こういうワードは、なんか知ってるかもみたいな。
でも、何かはよくわからん。
全然わからん。
これがどういうもんかっていうのは、別に学校教育で教えられるもんじゃないよ。
でも、実はすげえ面白い。
古事記って、後で言うねんけど、日本最古の歴史書なわけよ。
歴史書なんや、古事記って。
そう。
へえ。歴史を書いてるんだよ。
日本の歴史が書いてる。
それおもろいね。
いかに日本がなって、そして天皇が統治していくっていう時代に入って、今まで来たかっていう、そういう書物なわけで。
これも当時の天皇が命令して、つくるようになったっていうのであって、やっぱりすげえ思い入れがあるというかさ。
しかも、その古代の書物がこうして今まで残ってるわけやんか、伝えられてきたわけやんか、だからやっぱ大事なんよ。
で、僕がこれに興味持ったんも、最近神社とかね、好きで、神社って神様やんか、その神様のことを古事記にけっこう書いてんのよ。
神様ってこんなルーツあるんやとか、知っていくうちにすげえおもろいぞと。
で、けっこう大事なこと書いてんなと。
なんか日本人にとってとか、生きる、この世界を生きていくにおいて、大事なルーツとか、なんか精神的なこととか、自然とは何かとか、なんかそういう本質的なことがけっこう書かれてて。
これは、このチャンネル、別にあの歴史チャンネルじゃないから、あれなんやけど、でも、その心のことをさ、扱ってるチャンネルやんか、そこにも通じるものが、なんかきっとあるなと思って。
で、最近あの古事記読んだりね、勉強したりしてまして、おもろいなと思ったポイントをちょっとこう、みんなにもシェアできたらいいんじゃないかと思いまして。
神々の登場
やったー!ありがとう。楽しみにしてました。
で、聞き手でユミハンを召喚しました。
なるほど。
これめちゃくちゃね、分厚いんよ。
ねー、抜粋本持ってるね。
そうなんよ、なんかけっこう文量多くて、到底話しきられへんねんけど、今回はなんか冒頭のなんか、おもしろいところっていうか、なんかはじめの部分を中心にお話しして、
ま、残りなんか話したいこととか、いろいろあったら、メンバーシップとかね、そっちのほうでたっぷり話そうかなと思うんで。
おー。
導入編というか、わりとみんなも聞いてて、おもしろいんちゃうかなっていう話をね、できればと思ってますので。
さっそく聞こう!
はじまり、はじまり。
はじまり、はじまり。
よろしくお願いします。
おかしい、おかしい。
オーバーピート。
おじいピート。
いや、そうなんよ、そういうことなんよ。歴史書やから、昔こうでした、でしたっていうことが書かれてねんけど、
まず、古事記とは何かっていうのだけさ、簡単に言うと、日本最古の歴史書ですと、天武天皇というね、ちょくれいによって。
うわ、なんか聞いたことあるな。
そう、そうなんよ。もうそろそろ日本の歴史、ちゃんとまとめなあかんぞってなって、まとめだしたんよね。
ようやった。
そう、ようやったって話なんよ。よう書きましたと。
で、今から約1300年前に書かれてます。
やば!
やばいやろ。
やば!
もうやばいやろ。
すごいな。
そうやねん。
それ残ってるってすごいないよ、考えたら。
そう、なんか原本は残ってないらしいねんけど、残念ながら。
まあ、でもその内容はちゃんと残ってますと。
で、1300年って言うと、平城経の戦と1300年祭っていうのが、ちょっと何年か、10年、もうちょい前かな、にあって、だから、そことすごい近いんよね。
なんと立派な平城経とか、で、みんなどんな覚え方殺したかわからんけど、なんと立派なやった?
うん、そうやったと思う。
710年、そうそうそう、なんと立派な。だから、700年ぐらいに書かれたんやなっていう話やな。
で、これね、結局神様がうんぬんとかね、いろいろ出てくんのよ。
で、それほんまかって話やん。
歴史書を言うてるけど、神様がどうのこうのとかやってさ、事実なんていうのは疑わしくなんねんけど、それは一旦置いておくと。
これが大事。
わかる。そういう話でもないもんな。
そうそうそう、もうこれが科学的にどうかじゃなくて、もっとそういうのを超越した話やから、ここに書いてんのは事実じゃなくて、真実なんよ。
あー、なるほど。
これが真実やと思って読むのが、やっぱ古事記を楽しむポイント。
だってさ、例えば、キリスト教とか言った旧約聖書とかあるやん。
海渡り?
そう、海渡りとかさ、神様が地を、この世界を作ったとかさ、マリア様がさ、諸女でイエス様を見ごもったわけやんか。
まあまあ、変態やな。
いや、ほんまか?とか言う話やん。でも、そこ疑ったら、キリスト教そのものがこんでから覆えんのよ。
イエス様が、普通にオトピーとオカビーから生まれてきましたやったら、もう神の子じゃないわけやんか。
確かに。
だから、あかんのよ、そんなこと言ったら。
まあ、だからさ、真実と思い込んで読むも一つやし、逆にそのエピソードで、ほんまに伝えたいことは何かみたいなので、私は聞きたい。
そうそう。何かをたとえてたりとか、結局神様も何かをたとえて言ってるかもしれんし、分からんけど、その表現をしたかったわけよ。
そういうことを伝えたかったってことやから、その裏側にはどんな意図があるんかなっていうのは、確かにいい読み方やと思う。
はい、そんな古事記なんですけど、長いんよ。
はい、はじめて。
いや、だから始まるから、今から。長いんよ。
で、最初は神様のこの世界が始まったというところから始まる。それが上巻なんやけど、じゃあまず上巻ですと。
はい、今から始まるよ。
これ、現代語訳をちょっと読むねんけど、
天地がはじめて現れたとき、高間の原になったのは、天の源の神でした。
もうやばい、もう分からへん。
もうやばいやろ。だから、ちゃんと神くだいって言うねんけど、
天地ってのは天地やな。天地がはじめて現れたとき、
で、高間の原っていうのは、神様の天上の世界、天の世界です。
神様の世界になった姿を表したのは、天の源の神でしたということで、もう最初の一行でいきなり神様が登場します。
え、ちょっと待って、天地ができて、そこが神様が住む場所になりました。
あー、なるほど。それ日本のこと書いてんのやな。
そうそう、日本のこと。
あ、じゃあ日本がありまして、
そう、日本も天地というのがあって、
で、できた瞬間にも、そこは神様が住む場所になりました。
住む場所になりましたというか、そこの天地に神が現れてん。
はぁ?
ふぁんって。
おー、なるほど。
で、それが、天の源の神というね、名前なんですけども、
まあ、これはね、ちょっと、はぁ?に一回出したことあるわ。
そやな。
まあ、なんでもね、やっぱ最初の人って大事やん。
ね、初めてした人とか、一番の人っていうのは、有名やし、特別やし、
パナソニックの創業者は?って言ったら、松下光之介ってみんなわかるやん。
でも、2代目の社長は?って言ったら、全員知らんやん。
わいも知らん。
やっぱ一番って大事やと思うんやけど、この天の源の神というね、最初の神様は、
この、このね、世界に現れて、何をしたでしょうか?っていう、これクイズなんですけど。
まあ、わいがその初めて聞いたときに答えたのは、
え?初めての神様は、何か果物とか作ってくれたんかな?みたいな。
いいね。作物をね、大地を耕してとかね。
耕して、何か動物を放って、整えた。
ぶー。
答えは、隠れた。
姿を表して、何もせず隠れました。
隠れるって何なん?消えるってこと?
消えるってこと。
そして、古事記で、この最初に現れた神は、もう二度と出てきません。
出番終了。
はい、お疲れした。
今からね、始まり始まりって言って、もう最初の出番やんか、バーンって神様現れて、消えまして、はい、お疲れしたって、もうあの楽屋帰って、もう家帰るから、だって出番ないもん。
それ、不思議やな。
不思議なんよ。
雨の水中主の神っていうのは、天の中心の神、主って書くねんけど、要するに、この宇宙そのものみたいな。
はー、そういう人なんや。
宇宙の根源というか、そもそも、これ大事なことなんやけど、神様が天地を作ったんじゃないんよ。
旧約聖書とかやったら、神がまず、天と地を作るんよ。
だから、神がもう、絶対的な全てなんよね。
でも、古事記の神は、まず天と地あんのよ。
そこに現れました、で、消えましたみたいな。
だから、なんか自然の、神様っていうのは、もう自然なのかもしれん。
天と地のエネルギーで、なんか生まれたものというか。
で、宇宙そのものを表すこの神は、消えたと言うけど、もしかしたら、あらゆるところに満たされてるんかもしれん。
今すでに。
これは解釈なんやけど。
いや、その自然そのものの神やとしたら、姿としては消えたけど、いつもどこかにいらっしゃるのかもしれない。
そうやな。
まあ、なんかそういう、古事記の神様って、けっこうそういう世界観なんだよね。
で、なんか日本の神様が、自然にさ、宿ってるとかさ、言うやん。
あー、なるほど。
米粒一つ一つに神様がいるとか。
なるほどね。だから、その人が絶対的な存在って言うよりも、
なるほど。
なんかわかるようで、わからんようで、でもなんとなくわかる。
キリスト教やったら、もうゴッドが一番やんな。
で、ゴッドはずっとゴッドやしな。
ずっとゴッド。でも、日本の神様はめちゃくちゃたくさん出てくるし、
もう一回出ても二度と出てこへん神様もおるし、たくさん神が生まれんのよ。
で、その最初の神は自然の中でパッと生まれて、パッと消えましたみたいな。
イザナギとイザナミ
だから、日本の万物、ヨロズの神みたいな価値観が、こういうとこにもあらわれてんのかなとか。
へー、おもしろいね。なんか、そうね、おかくれんになったって言うけど、
その人のその姿がもうなくなったっていう、それだけかもね。
かもしれんな。
へー。
しかも、どんな姿をしてんのかも、もうわからんのよ。
たしかに。
履いてないから、っていう。
なるほど。
で、そっから、まもなくいろんな神がポンポンポンと出てくんのよね。
でも、最初の3人は、出てきて隠れました。
あー、みんな同じなんや。
同じ。ただ、また出てくる神様も、この中にはおんねん。
へー。
出てきたり、出てこんかって隠れたりみたいなんで、そんな感じなんやけど。
で、このとき、まだ大地っていうのは、若く水に浮く、油のようで、ただよってる。
へー。
大地としてしっかりあるんじゃなくて、なんかふわふわみたいな。世界の輪郭すらまだふわふわみたいな。
なるほど。
そんなときに、神様がバババババって出てくんのよ。
うん。
で、バババババって出てきて、で、あの重要な神様が生まれんのよね。
うん。
で、それが、イザナギとイザナミっていう。
うわー、それ、ペルソナによるやつやん。
いや、そうやね。なんか、日本の神様って、結構、ゲームの名前とか、パズドラとか知らんけど、ペルソナとか、そういうキャラの名前とかにされてたり、よく。
へー、イザナギ強いで。
イザナギ強い、強いだろうな。
うん、強い。強いペルソナやで。
イザナギとイザナミの創造
いや、そうそうそう。だから、そういうルーツ、実は古事記から、日本の神のキャラとかになってたやつだよね。
そうだよ。かっこいいもんな、名前な。
かっこいいよね。そう、イザナギ、イザナミって言って。で、できましたと。
で、この2人の神様が重要なんやけど、その前に、神々が、こう、何かババババって出てきたやんか。
で、その神々の総意、みんなの意見で、イザナギとイザナミ、あんたは、地上の世界、今、ふわふわしてて、なんか、まだできてへんから、ちゃんと作ってくれっていうのを、言われるわけよね。
へー。
だから、その、イザナギとイザナミが、こう、日本を作っていく、これからね、話になんねんけど、重要なのは、神々の意見で作ったっていうことなんよね。
これ、なんか、のちのちの伏線とかになってる。
へー、なるほど。
独断で、地上を、なんか、こう、自分の思うがままにしたんじゃなくて、みんなで話し合って、地上をなんとかしましょう。
じゃあ、イザナギ、イザナミ、お願い。はい、わかりました。みたいな感じで始まってるよね。
はい。で、じゃあ、この地上の世界を、なんとかしようかって言って、島をね、どんどん生んでいきますと、イザナギとイザナミが。
で、まず、なんか、こう、地上にね、なんか、棒、バーン!入れて、ぐるぐるぐるーってやったら、あの、オノコロ島とかいう、なんか、島ができて、
それは、なんか、現在どこにあるのか不明なんよ。で、島、こう、あ、できました。あ、できたな、みたいな。
島、1個できたやんけーって言って、じゃあ、次どうする?ってなったときに、イザナギは、自分の下半身に、何か不思議なものがぶら下がってるのにお気づきになり、
怖っ。
で、イザナミに、あなたの体はどうなっているかとお尋ねになったんよ。
うん。
で、イザナミは、私の体はすでにできあがってるんですが、1か所だけ何か足りずに、くぼんでいるところがありますとお答えになったので、
イザナギは、私の体もできあがってるのが、1か所だけ何か余って、出っ張っているところがある。
うん。
それでは、私の出っ張っているものは、あなたのくぼんでいる穴に差し入れて塞いで、国を産もうかと思うが、どうだろう?とお尋ねになると、イザナミはこれに賛成なさいました。
うん。
ってあって、ま、これ要するに、
あー、セックスってこと?
そう。
へー、おもしろー。
そんな描写が何かこんなとこにあるの。
出っ張ってるんですけど、ほんと。
いや、そうだよ。イザナギ、あれ、おいどんの体出っ張ってる、あなたの体はへこんでる。
じゃあ、くっつけてみよう。って言って、島ができるっていう。
へー、そうだよ。
観音小説かな、みたいな感じだけど。
ほんまやな。
いや、そうやねん。
いいですわよー、言って。
そう。別に、こんなことせんでも島を産んだりとか、神様、後に神様を産んだりとかね、いろんなやり方で産めんねんけど、別にその男女が交わって、その、あえて産む?そんな描写がもう、何かこんなとこにあるのよね。
てか、男女やったんや。
いや、そうやねん。なんか、男性の神、女性の神。まあ、人間的な生物学的な男女とはまたちゃうと思うねんけど、男性的な神、女性的な神っていうのが、わりとこう、最初の神様はもう、ようわからんかったけど、この頃からは、男女みたいな区別もちょっとでき始めてる、みたいな。
で、なんかその、だから、例えば、西洋の神とかやったら、たぶん、男女とかじゃないと思うよね。
うん、そうやな。
でも、日本の神は、あれ、おいどんの体は出っ張ってると、あなたの体はへこんでる、みたいな感じで、余分なもんあったり、足りてなかったりとか、なんか不完全なんや。
神の体ですら、不完全やったりもするわけだよね。
で、そんな感じで、島をね、どんどん、イザナギとイザナミの力で、国、海っていうことで、島を生んでいきますと。
命の誕生と死
それ、全部日本の話やんな。
全部日本。古事記は、もう日本の話が書いてる。
やっぱり、日本のことを伝えていくっていうことやから、世界がどうとかは関係なくて、日本の話。
ちなみに、プチクイズなんやけど。
あのー、そうやっ…
小鳥島。
うわっ!
え?何?合ってんの?
いや、何聞くか分かったの。
え、知らん。
なんで今、小鳥島って言ったの?
え、知らん。なんか、そうやって生まれて、今もまだ歩く島があります。どこでしょうやろ?
あ、今もある島は、全部そうやで。
あ、そうなん?
ここ、わいらが住んでるのも、イザナミとイザナギでできた島でもあんねんけど。
え、奈良も?
奈良っていうか、この陸本州。
そうなん?でも、なんか最初に土地あるみたいなの言わんかった?
土地はあるけど、その、なんか、大地として、なんかウニャウニャウニャみたいな、フワフワフワーってしてんの。それがちゃんと日本列島として、
バンバンバンって?
バンバンバンってできたって。
なるほど。
で、その、その、イザナギとイザナミによって、最初に、ちゃんとできた。完成した。
なんか、できるまでに、またいろいろあんねんけど、それはちょっとはしょるとして、
ちゃんと完成した最初の島はどこでしょうか?
プチクイズです。
北海道。
ブッ。
沖縄。
ブッ。
え?
はい、正解は、淡路島でした。
へー、そうなんや。
淡路島が、イザナギとイザナミによって、こう、完全な島として生まれた最初の島。
あっこすきやねんなー。
だって、移住というか、住むとこで、だいぶ検討してたぐらいだったよね。
検討してたよね。
へー、そうなんや。このへんなんや。
そうそうそう。関西というか。
おもしろいね。
らしいです。
で、日本の国もどんどん作っていって、イザナギとイザナミは、神様もどんどん生んでいこうかってことで、神も生んでいきますと。
めちゃくちゃ生んだな。
そうやん、めちゃ生みまくってんの、イザナギ、イザナミは。
で、生みまくって、なんとですね、とある日の神がね、生まれたときに、イザナミがやけどしちゃいました。
だから、神様、やけどすんの。
神様って、実は寿命なくて、ホジキの世界で。
寿命ないねんけど、やけどとかすんのよ。
で、なんとイザナミは、やけどが原因で死にました。
まあね、今でも出産って命がけって言うけどさ。
まじか。
イザナミは、なんと神を産んだときに、やけどで死んでしまうと。
かわいそう。
かわいそうやろ。
だから、イザナギは、めちゃくちゃ悲しいんだっけよ。
奥さんがさ、一緒に頑張ってきた奥さんが、子供を産んで、やけどして死んだわけやん。
で、もうめっちゃ悲しい。
うん、めっちゃ悲しいな。
気持ちもどうも収まらん。
もうどうしたらええねん、この悲しみはってことで、生まれた日の神を剣で殺します。
えー、まあそうか。
自分の、まあ我が子ではあんねんけど、もう気持ちがどうにも抑えきれんくて。
だから、ここで大事なのは、なんと神様は神様を殺すこともあるっていう、そんな世界なんよね。
だいぶバッドモード入ってんだ。
バッドやろ。結構ドロドロなんよ、これ。まじで。
で、しかもその中、子供を斬られるやん。で、斬られて出た血から神様がまた生まれたりとかさ。
また生まれたんや。
神様ね、いくらでも生まれる。
イザナギとイザナギみたいな、一緒に頑張りましょうとかせんねんを、ポローンとか言って出てくんのよ。
まあ、そんな感じで、また結局一人死んだけど、一人生まれるみたいな感じなんやけど。
まあ、そうなんよね。
で、イザナギは、やっぱりそれでも悲しすぎると、奥さんが死んだことを受け入れられへん。
だから、黄泉の国っていう、まあこれはどういうとこかっていうのは諸説あんねんけど、
まあ、なんかもしかしたら異界みたいな場所かもしれん。
黄泉の国っていうところに、亡き奥さんを追いかけていくわけよ。
で、なんといました。
いたんや。
いました。
おお、イザナミってなるやん。
おい、おったんかい。早く帰るぞって。早く帰ろ、帰ろって言うねんけど、イザナミは戻れませんと。
私は元の世界へ戻れませんと。
なぜなら、黄泉の国のものをもう食べてしまったからですと。
この世界のものを食べたら、戻れないらしいよね。
でも、自分の夫がさ、わざわざ戻ろうよって来てくれたわけやん。
だから、なんとかしたいやん、イザナミも。
だから、なんとかしたいから、黄泉の国の神々とちょっと相談しますから、言って。
ちょっと待っておいてと。
その間、決して私を見ないでくださいと。
うわあ、不利やな。
言って、奥に行くわけよ。
不利やな。
これね、もう不利やなってね、みんなもそう思うと思うんやけど、
決して見ないでください。押すなよ、押すなよやな。
押すなよやな。
鶴の恩返しとかもそうやんな。
決して私を見ないでくださいって言われたら、見ちゃうのが世の常で、
日本最古の歴史書である古事記も、やっぱり見ちゃいます。
だから、むしろここがルーツなのかもしれないな。
見ちゃったんや。
見ちゃったっていう。
見たらどんなのやったん?
見るやんか。
見てはいけませんって言われるけど、うわあ、でも見たいなーって。
ちょっとロウソク1本ピッて灯して、パーって見てみたら、
なんとね、そのイザナミの姿が、先ほどまでは前と変わらない美しい姿やったんが、
もう腐敗して、
ウジだらけの、もう変わり果てた黄泉の国の姿になってたんよね。
で、うわあってなるやん。
えー、びっくり、ぎゃああって。
で、イザナミは、見ないでくださいって言ったら見られたわけやん。
だから、見たなーって。
えー、こわ。
なるわけよ。
で、もうぎゃああって鬼の行走になって、追いかけてくるわけよ。
イザナミを。
イザナミは、イザナギのことを、見たなーって、だからもう怨霊というか、もうバケモンよね。
バケモン化しちゃって、かつての美しい妻とはもう変わり果てた姿で、うわあ追いかけてきて。
で、まあその、逃げるわけよ、イザナギも。
で、うわあって逃げて、まあなんか命からがら、なんとか逃げてきましたと。
で、道をね、来た道を岩でね、イザナギはふさぎました。
バーンって。
まあ黄泉の国とこっちの入り口、境を岩でバーンふさいで、
で、岩越しにね、イザナギとイザナミは対峙するわけよ。
で、うわあもう、あんた見やがってーってことやろーってめっちゃ怒ってんのよ。
うわあめっちゃ怒ってんな奥さんってなるわけよね。
で、そんな岩越しに、イザナギはイザナミに対して離婚を申し入れるのよ。
離婚しにわざわざそこいったん帰る。
いや、ほんとは連れて帰りたかったの。連れて帰りたかったけど、見たなーってなって鬼の行走で、もう殺す勢いで追いかけてきて、
もうこうなってしまったらもう一緒にはいられませんと、もうお互い別の道歩みましょうっていう。
日本最古の離婚朝廷よこれは。離婚しましょうってなるわけよね。
でもイザナミからすると、見たなーって見られてさ、離婚しましょうとか言って、もうなんか、はー?みたいな、何しに来たあんた?って話じゃん。
もうブチギレてて、もうイザナミはあなたの国の人を一日に千人締め殺したるからなーって。
うわ、こわっ。
ギャンギレよ。キレッキレよもう。うわーって怒り収まらない。
それはもともと美しい人がそんなウジだらけの姿見られたら、ワイもキレるかもしれん。
そうよ。しかも見たらあかんって言ってんのに見たのにね。
でも、もはや呪いみたいになっちゃったわけよ。でも一日にもう千人締め殺したるからなーって。
怖いよー。
黄泉の国と離婚の決断
んならイザナミは、じゃあワイは一日1500の産部屋を建てよう。産部屋っていうのは赤ちゃんが生まれる場所やな、小屋。
要するに一日1500人産んでやろうみたいな。産まれるようにしようっていうことで。
だからもうなんか子供の喧嘩というか夫婦喧嘩みたいな感じじゃん。
もう千人殺す!じゃあおいどんは1500人産むみたいな。
水の掛け合いというかさ、わからんけど。
そんな喧嘩をし、つまり一日に千人が死に、一日に1500人が産まれるっていうね。
イザナミの呪いとイザナギの呪力によって、そういう世界になりましたと。
それ人間の話?
これが人の寿命の起源と言われている。
この呪いの話が。もともとなんか人間、古事記って人間についての記述って特にないんよ実は。
若干あって、どうも青ひと草っていう描写がちょっと出てくるんだけど、
なんか人間は草のようなもんというか、神も自然から出てきたってことは、人間も自然から生まれてるのよねきっと。
で、なんかそんな、人間は草のような、みたいな記述がちょっとあったりするんだけど、
なんか人間がこういうルーツで出てきてっていうのは特に言われてないよね。
で、ただまぁこのイザナギとイザナミのこのやり取りの中で出てきたのは、千人占め殺して1500人産まれようっていう、そういう呪いが出来上がったと。
で、これは人の寿命との起源と見られるんじゃないかっていう風に言われたりしてるのよね。
にょ分からんけど。
え?分からん?どこが分からんの?
100歳ぐらいまで待ってだから千人占め殺しますってそういう話?
100歳、まぁ何歳まで待つとかどうのこうのじゃなくて、もともと神も寿命なければ、きっと人間も寿命なかったのかもしれんのよ。自然のエネルギーとして。
ただこのイザナギとイザナミのやり取りのおかげで、死ぬっていうのが運命になったと。
あ、そういうことね。それで分かった。
そして生まれるというのも運命になった。
生まれて死ぬっていうこの人間の原理原則は、ここから来てるんじゃないか、そういうことを言いたいんじゃないかっていう、そういうことですね。
で、命からがらイザナギは逃げてきて、離婚をしましたと。
アマテラスとスサノオの誕生
でも、そんなもう、黄泉の国みたいなさ、呪いの場所から帰ってきたらさ、まずはんやた何したい?
お風呂入る。
お風呂入りたいやろ。
ええこと言ってくれたな。
一緒だよ。
イザナギもお風呂入るってなんだよ。
お風呂というか、川で身を清めようとするわけよ。
そうやんな、ちょっとなんか怖いもんな。
やっぱさっぱりしたいやん。
で、さっぱりしてるときに、いっぱいまた神様生まれます。
で、その中で一番重要なのは、左目を洗ったときに、アマテラスオオミカメが出てきます。
で、右目を洗ったときに、ツクヨミノミコトっていう神様も出てきます。
そして、鼻を洗ったときに、タケハヤスサノオノミコト。
スサノオとか言ってね、よく聞くかなと思うんやけど、その3柱が出てくるわけよ。
ただ、右目で出てきたツクヨミノミコトは、特に登場しないんや。
夜の世界の、後々神様になると。
で、左目のアマテラスオオミカメと、スサノオノミコトっていうのが、これから重要な神様としての話になっていくんやけど。
まあなんか、イザナギはめっちゃ喜んだんやって。
えー。
ああ、立派な神様ついに生まれたみたいな。
喜びましたと。
で、このアマテラスオオミカメっていうのに、タカマノハラっていう神様の天上世界を治めようと命ずるわけね。
後に分かんねんけど、このタカマノハラっていう天上の世界は、地上の世界を含んだ言い方?
地上の世界は足原の中津国って言うんやけど、地上の世界は天上の世界の付属してるというか、そういう存在であるってのが後々分かるから、結局、この世を統治してくれというのをオトピーから言われるわけね。
で、ツクヨミノミコトは夜の世界を統治してねと。
で、スサノオノミコトは海を統治してねと。
だから立派に生まれた3つの神様に、それぞれ自分の領域でちゃんと統治してやってくれとオトピーから言われるわけ。
で、ただ問題があって、スサノオノミコトっていうのは泣いてばかりなのね。
泣いてんの?
泣いてんねん。
スサノオって?
花から生まれた、海を統治しろって。
かわいそう。
泣いてんねん。
なんで?
オカーピーに会いたいって。
オカーピーとかおらんやん。花から生まれてんのに。
そもそも花から生まれて、オカーピーはもう黄泉の奥におんねんから、別になんか2人の間具合でできましたとかじゃないねんからさ。
本来、血は繋がってないから、よう分からんねんけど、とりあえずオカーピー会いたいみたいなんで、大暴れすんのよ。
で、この大暴れが決対で、スサノオノミコトが泣くと、山は枯れ、海も日上がり。
とんでもないパワーをもった、スサノオノミコトだよね。
なんかどうもウルトラマンぐらいのサイズがあるらしい。
でかい。
神々の対話と決闘
でかいやろ。神様めっちゃそれぞれで、なんか親指ぐらいの神様もおんねん。
でもウルトラマンぐらいでかい神様もおんねん。
鬼滅とかでもめっちゃちっちゃい鬼とかおるやん。
でかめのやつも。人間サイズとかもおるし。
そんな感じで、スサノオノミコトはとりあえず企画外なんよ。
あられちゃんみたいな。
あられちゃんわかる?
あられちゃん、ちびっこサイズしか知らんわ。
ちびっこサイズやけどさ、ポーンって叩いたらバーンって飛んでったりとかさ。
知らんねん。
知らん?地球ポーンって突いたら地球バキバキバキって割れるみたいな。
えーこわ。
ギャグ漫画やからそういう描写なんだけど。
それぐらいパワフルで、泣き喚いて、この世がえらいこっちゃで大荒れ大災害みたいな。
だからイザナギはもうキレましたと。
海統治して、シロは言うて、何やってんねんって言うて、追放。
そうなんや。
もう出てけーって。
心のケアしたってことかとな。
そうやんな。
オカビやー痛い痛いって。
そりゃかわいそうやわ。
もう出てけーって。
そんな教育したらあかんわ。
そやろ。
でもあんねん、やっぱ神様もこういう教育すんねんなー思って。
なかなか寄り添ってって言うの難しい話なんや。
寄り添ったったらえのるなー。
で、みんなもうわかりましたってなんねんけど、高間の原ってその天上世界って、そこアマテラス、オミカミおるよな、統治しろ言われてるからおんねんけど、
報告しに行きますと、なんかもう追放ってことになりましてーみたいな。
で、言いに行きたいねんけど、もうスサノオの見事はもういちいち企画外で、もうちょっと動こうにも年々なわけよ。
だからもうその天上の世界はもう、あの大暴れのやんちゃのスサノオの見事がうち来るぞと。
なんかもうまた暴れたりとか、もうやばいこと考えてたらどうしようみたいな。
で、その高間の原も臨戦対戦なんだよね。
えー。
どこ行ってもかわいそうやなー。
かわいそうやな。もうやばい、もう来るぞ来るぞみたいな、もう何しに来よんねん言って。
で、アマテラス、オミカミ、まあお姉ちゃんよな、一応。
お姉ちゃん、もう弟もないっしょねー言って、もう武器めちゃくちゃ手に持って、
で、しかもあの女性の女神なんやけど、一応。もう男装して、男の格好して、もうあれいつでも来いやーみたいな。
で、待ち構えんのよな。
で、弟やってきましたと。
で、いやもうそんな暴れるとかせえへんよー言って、もうなんもないの、僕は潔白ですー言って。
信じてーって言うわけなんやけど、まあ今までの所業もあるからさ、ちょっとなかなか信じられへんと。
だから、あのー、ほんまに潔白かと。
ほんまによからぬことなんも考えてへんやろな、おのれー言って。
で、それを話し合いでは分からんから、まあ受けーって言うね。
誓うに約束って書いて、受けーって言うのがあんねんけど、それをして決めようと。
受けーって何かって言うと、要するに例えば、サイコロ振って、奇数やったらあなたは潔白、奇数やったらあなたは嘘っきって決めて、それでやりましょうと。
なんだー、怖いなー。
まあだから、呪いとか祈りというか、祈りのパー、占いみたいな感じやんな。
それで決めましょう、みたいな。
で、ここでね、なんか一個重要なのは、神様はやっぱり相手の本心とか分からんのよね。
いちいちそんな、受けーとか決め事せんと分からんぐらい、やっぱ神様はね、実はお見通しじゃないんよ。
嘘もつけるし、相手の本心を見破ることはできないっていうね。
やっぱ万能じゃないよね、日本の神様って。
で、受けーで、じゃあやりましょうと。
そんなら、お互い子供を産むことになったよね、神様を。
お互いって誰と誰が?アマテラスと?
いや、自分で。
別に男女が交わらんでも、神は神を産めんねんけど、
アマテラスお神神はイザナギの持ってたものを口に含んで、バーンて子供を産みました。
で、スサノオの御子とは、アマテラスお神神が持ってたやつを口に含んで、バーって産みました、みたいな。
お互い持ってたものを、自分でうまいことやって、子供産んだりとかしたんよ。
で、子供産まれましたと。
そんなら、みんな、みんなというか、二人が主張すんのよね。
自分が勝ったっていうことを。
オイドンがやっぱり立派な神で、潔白やから女の子が産まれたいんやーとか言って。
言うねんけど、そもそもまず、ルール決めてない。
いや、それ意味わからんもん。
いや、それ意味わからんやろ。
どう勝ち負けがつくん、それ。
いや、これをさ、こう産んで女の子が産まれた方がとかさ、ちゃんと決めてたんやねんけど、決めへんからさ。
決めへんとさ、二人とも。
子供産むでバーとかやってさ、女の子産まれたからワシの勝ちやーとか言ってさ。
産んで、アマテラスオミカミも別に譲らんよな。
ワタシが勝ちやーよって。
しかもそのね、受けの時に産まれた子供の一人に、アマテラスオミカミのコーナーやけど、すごい名前の人がおって、
えっとね、マサカツアカツカチハヤヒアヤメの星。
読まれへんな。
これ、なんかもうめちゃくちゃ、もう言われへんねんけど。
これなんていう名前かって言うと、
勝った勝ったまさに私が勝ったみたいな。
私が勝ったんやー、立派な神様ですみたいな名前で意味が。
えらい名前になっておったな。
えらい名前つけてるやろ。
いや、これあの、なんか日本最古のキラキラネーム、これ。
キラキラネームってなんか、ここ数年で出てきた言葉やけど、
やばー。
あの、日本最古にもありました。
つらいわ、お前、そんな名前あったら。
マサカツアカツカチハヤヒアメの星穂実の御事。
まさに勝った、私が立派だ、勝った勝った、みたいな名前。
つらいー。
まあ、なんかそんな感じで、二人とも譲らんのよ。
なんか、どっちが勝ったか、ようわからんと。
で、しかもこの、なんかまさに勝ったっていう神様はめっちゃ重要で、
天照の子供やん。
で、後に、この子孫が、あの天皇兵。
え、まじかよー。
まじかよ。
初代天皇の神武天皇っていうのは、
祖先たどっていったら、このまさに勝った、私が勝った、になるっていう。
まじで?
天皇陛下の、あの、先祖はキラキラネーム。
そうな。
で、結構重要な神様は実は生まれてんねんけど。
まあ、そんな感じですと。
で、もう、すさのみことは、もうピュアやからさ。
あ、もう勝った勝った、もう移動が勝ちましたよって。
もう、勝ったか負けたか、ようわからんけど、もう勝った勝ったって言って、大暴れすんのよ。
暴れて終わった?
あの、喜びすぎて。
なんでやねん。
わーいって、もう田んぼ、うわーとかやったりとかして。
もう、なんか、ふん、ふんわーとかやって。
えー。
暴れちゃうよ、もう。
いや、ほんまになんかピュアな子供やねんな。
いわゆる企画外やねん。
アマテラスの引きこもり
ただただなんか、まあちょっと表現がな、いちいち大袈裟やったりとかして。
で、ついにやらかすんよね。
アマテラスオミカメのやってる旗織り小屋っていうのがあって、そこにお尻の方から皮を剥いだ馬をバーンって落とすんよ、小屋に。
もう、なんかやってること意味わからんねんけど。
かわいい。
なんかもうそれぐらい、うわーってやっちゃうんよ。
で、その中で旗織りしていた人、まあ人というか神様やけど、もうびっくりやん。
自分がさ、ぎっこんばったんやってるところにさ、ドカーンってさ、皮剥がれた馬がさ、バーンって出てくるのよ。
うわーってなって、なんと旗織りの道具が、その神様の助成器を刺してしまって、死んでしまいます。
一人?
うん。
あ、一柱?
一柱。
もうなんか、すごいやん。
しかも、その助成器なんやとかさ。
いや、それ。
これももしかしたら、なんかのたとえかもしれない。
そうやんね。
ちょっと乱暴なことがあったのかもしれんし、まあわからんけどね。
あー、なるほど。
まあ、わからんけど。
でも、なんかいちいちこの古事記では、そういうなんか、
なんか匂わせて、こんな。
なんか匂わせるし、なんかちょっとこう大人な表現とか、なんか結構あんのよ。
わざわざそこなんや、みたいな。
まあ、とにかくそんな感じで、旗織り小屋めちゃくちゃになって、そこでね、旗織りしてた神様死んじゃって、みたいなんで、もうイライコっちゃうな。
うん。
で、これで、もういよいよ、アマテラスおみかみは、もう病んでしまって。
うん。
もう私のせいやわと、私の弟やしね。
うん。
もうこんなんやってられませんわって言って、雨の岩宿におこもりになると。
うん。
洞窟にね。
おこもりになるっていうのは、なんかすごい上品な表現やけど、要するに引きこもりですな。
うん。
洞窟に引きこもってしまいますと。
うん。
神々の知恵
で、引きこもったことによって、なんと高間の原っていう天井の世界と、足原の中津国っていう地上の世界は真っ暗になると。
イライコっちゃう。
で、ここでようやくアマテラスおみかみが、太陽の神様やっていうのがわかるわけよね。
へー、誰も気づいてなかったの?
気づいてなかったよ。
まじで?
隠れたらめちゃくらになって、なんかあれ?今までめっちゃピカーって、明るい世界だったのに、くらなってもうた。
で、災いも起こる世界になったっていう。
あら。
で、こっから雨の岩宿っていうアマテラスおみかみが、洞窟にね、こもったっていう話になんねんけど、そろそろ疲れてきましたと。
そうだね。
なんで?この辺に一旦しようかなと思うんやけども。
うん。
まあ、こんな感じで、けっこうドロドロやし、なんか死んだやなんやとか、人間くさいんよね、やっぱりなんか。
で、やっぱ人間と神って、境界ないんよ、別に。
ないな。
うん。人間も神様やし、そもそももともと、自然から生まれたもん。神も自然から出てきたもんで、神が人を作ったわけじゃないよね、決して。
だから、ほんまに人間と神もなんか違いないし、一緒やなーって思う。これがやっぱ独特の日本の世界観よね、きっとね。
っていうのはなんか、改めて思って。
で、まあこっからこう、わーってまだまだ神様の話いっぱいあって、天皇の時代ってなってくねんけど、ちなみにその天皇陛下っていうのはアマテラスおみかみの子孫であると。
で、アマテラスおみかみっていうのはイザナギの子供やとね。
で、イザナギっていうのは神々の総意で地上世界を作ったと。
で、イザナギはね、自分の子供のアマテラスおみかみに統治しろって言ったっていう。
で、その子孫がこう脈々と受け継がれてるっていうので、まあ天皇が天皇である理由みたいな、経緯みたいなのがここにこう書かれてたりとか。
だから天皇が天皇である理由っていうのは神々に辿っていくわけやから、もう自然の説理みたいな。
なるほど。
そういうもんですっていう。っていう感じ。
で、人の起源はさっきも言った通り厳密には書かれてないよね。
まあどうもなんかこう、人は草のような自然のような、自然は神そのものやから神の子孫とも、わいらも神の子孫とも言えるやろうし。
まあなんかそういう神話やからね。
ちょっとこうフィクションとか、なんか誇張表現とか、ほんまにあったんかみたいなもあるんやけど、まあわざわざこういう物語が残ってるっていうね。
いうので、なんか日本人の寿命とかさ、姿勢感とか自然をどう見てるかとか、なんかルーツがなんかいろいろ知れるなっていう。
面白い。
これを読むと、なんか何が良しとされてて、何が良くないとされてるかっていうのも書いてたりするのよ。
その時から、なんか道徳規範とかさ、なんかそういうものも伝えられてたりとか。
はい。
え、ほんでさ、そのアマテラさんがお引きこもりになりました。
で、その後の話は、この前YouTubeで撮ったけどさ、あれはアップするの?
いや、あれはもうええわ。
えーーー。そうなんや。じゃあまた話すんや。
あー、いやもうどうしようかな。なんかもうこれ延々やってても疲れてくるしな。
え、あのアマテラさんの話めちゃくちゃ面白いのに。
また別の時にする?今する?
え、もうでも3回目やねん、それ聞く。
いや、そうやんな。
まあ、ちょっと。
あ、ほんならそれ1分で言ってや、結論。
1分で言うの?
いやまあ、だから続きだすやんな。
アマテラさんのとこまでにしよ。
アマテラさんのとこ行こうか。
アマテラス大神っていうのは、その太陽の神様でしたと、実は。
だからお隠れになったおかげで、もう闇が訪れて、災いも起こるようになったから大変な、えらいこっちゃやん。
しかもアマテラス大神はイザナギに統治しろって言われてるわけで、
自分らの世界の統治者が引きこもったってえらいこっちゃじゃない?
今で言うと、例えば天皇陛下がもうやめますを言って、もう自宅の部屋に引きこもりましたって、もうえらいこっちゃやん。
もう総理大臣も決まらんし、法律も効力できひんしみたいなんで、すべての機能が止まってしまいますわねっていう。
それぐらいのやっぱり出来事やから、どうしても出てほしいと。
アマテラスさん出てきてくださいって話しないけど、やっぱもうただ出てきてくださいって言われても出てこーへんよな。
人は引きこもってる時に出てきてって言われても出てこーへんやん、そんな。
そりゃそうやな。
光の復活
出てきたくないから出てこーへんのであって。だから知恵を絞るわけよね。
アマテラスさんが自然に出てくるにはどうしたらいいかと。
で、知恵の神っていうのが、策略を巡らしまして、
引きこもってる洞窟の目の前で、まず鶏を鳴かせようと。
鶏っていうのは太陽、朝鶏鳴くやん。だからこれを大量に鳴かせようとして鳴かせますと。
まあでも出てきますね。
じゃあもうお祭り騒ぎしようと。
ヤオヨロズの神々を集めて、洞窟の目の前でうわーってもう宴をするわけよね。
すごいよね、自分が引きこもってる部屋の前でそんなお祭りされたら、もういい迷惑なんやけど、まあもううわーってお祭りしますと。
やっぱりこう自分から出てきてもらわなあかんから、外でめっちゃ楽しむっていうのでどうやろうとしてやるわけよね。
で、雨の渦巡の御事っていう踊りの神様がおって、まあその人にお願いして踊ってくれってね、踊っていくんやけど、まあもう踊りが激しいわけよね、もううわーって。
それはもうね、どんどん盛り上がっていくから、お祭りも。うわーって盛り上がっていって、で、その踊りの神様も、もうなんかいろいろ吹っ切れたんかな。
もう自分の着てるもんも、うわーってはだけて脱いでって、もうあの、胸血をあらわにして。
もうなんか、乞食ってさ、こういうちょっとなんかエロい表現結構あんのよ。わざわざ。
面白く読めるようにしてはんのかな?
確かにね。
胸血をあらわにして、で、服の紐を陰部のところまで押し裂けました。もうほぼ裸みたいな、ストリップ、ストリップ状態。
御時期には最古のほにゃほにゃっていっぱいあるけど、これはさ、最古のストリップショーやな。
まあ、周りが暗いからな、天寺さんいないから。
まあ確かに。
まあ、暗い中やけどもう、うわーってもうポロンポロンみたいな、ポロリポロリみたいなして、もう神様たちがドーって、ドッカーンって盛り上がるわけよ。もうボルテージ最高潮。
うわーみたいな、いやもうどういう歓声やったか覚えないけど、うわーって、もうたぶん地面が揺れるぐらいの。
そんなに盛り上がんねえよ。
だからワールドカップの決勝ぐらいは盛り上がった。
うわー、そらすごいな。
うわーみたいな。
で、自分の部屋の前で、うわードカーンってなってたら気になるやん。
まあだからアマテラスさんも、いよいよね、閉めてた、洞窟を閉めてた岩を、リッとちょっと開けて、まあこれ自分の封印で閉じてるから誰にも開けられへんかったんやけど、自分の力でちょっと開けました。
で、内側からね、聞くわけよ。
自分が洞窟の中にこもってるから、世界は暗闇のはずだけど、踊りの神様は歌を歌って、八百万の神様はみんな笑ってるんだよ、なんで?って、なんでみんなそんなに盛り上がってんの?って聞くわけね。
その踊りの神様がそれに答えて、あなた様よりも尊い神がいらっしゃいますと、それへ我々は喜び笑い、そして待っているのですと申し上げた。
だからこれ嘘やん、これ。これ大事なのは神様は嘘つくっていうことですね。
なんかこう目的のためなら、嘘も方便ということですよ。
単に自分らが出てきてほしいから、自作自演で盛り上がってただけやのに、あなた様よりも尊い神がいらっしゃいますと。
すると、自分は誇り高きイザナギの子供で、太陽の神で統治者やんか。でもあなた様より尊い神がいらっしゃいましたやったら、ちょっとびっくりするよね。
どんな人って気になるし、私の立場は?ってなるやろうし、いよいよ出ていかなあかんぞみたいな。
で、なってぱって覗いたら、事前に鏡を用意してたよね。その鏡をサッと差し入れるわけね。
で、その鏡に映った自分の姿を見て、うわ、ほんまやと、自分みたいな太陽の神様おるやないかってびっくりしたよね。
もういよいよ、自分みたいなっていうか、まず自分がわかってないんか。
鏡に映った人を見て、うわ、めっちゃ立派やんこの人。やばいやばい、もうそろそろ私出ていかんと、ほんまにただの洞窟おこもりまんなるぞというので、いよいよ出てきたよね。
で、すると、もう戻ったあかんよって言って、帯を立たれて、で、ネタバラシされます。
はい、これ実は鏡でして、これあなたの姿なんですよと、みんなあなたに出てきてほしくて、こうやって踊ってたんですよって本当のことを告げられるわけね。
テッテレーやん。
これ日本最古のドッキリなんですよ。テッテレーってなって、アバテラスもたぶん腰抜けたと思うよ。
なんやそれーって、もうびっくりしたがなーって言って、これ私ですかいなこれって言って、みんな私のために踊ってたのーって言って、
たぶん知らんけど、ごめんもーってなったと思う。
もうこんなに生きこもったりせんから、みんなごめんな迷惑かけたなーって言って、ありがとうってなると思うよね。
めっちゃ愛されてるなー、めっちゃ愛されてるわ。
みんな出てきてほしいがために、こんだけ壮大なドッキリ仕掛けて、出てきてもらいましたと。
で、出てきたことによって、世界も光を取り戻しましたということなんやけど、
なんと、元の原因ともなったスサノオのみこと、神々の議論の結果、やはり追放ということで、天上の世界から追放されて、地上の世界に行くわけね。
で、スサノオのみことの地上でのいろんな冒険がいろいろ始まってって、
それで、日本の国づくりっていうのもどんどん進んでいって、みたいな話につながっていくということです。
ありがとう。
日本の神様の魅力
はい、という、これが雨の岩宿っていう、雨寺総味噛み、有名な話ではあるかもしれん、この古事件の中では。
なあくんから3回聞いた。
そうですね、これは3回言いましたね、面白いから。
はい、という、こんな話ですわ。
いやー、面白い。わかりやすいし。
やっぱ面白いんよね、物語として。よく書けてるというか、やっぱ読んでほしいんやろうなっていうのがすごい思う。
ほんまそうやんな。
単にこれこれがこれしました、あれしました、これしましたっていう事実を書いてる、事実を淡々と書いてるというよりは、もうほんま物語やから。
それ、なんか書いた人とか作った人とか、ほんまに楽しみながら作ってたんちゃうかな。
そうちゃう。どうしたら、ね、です。
ありがとう。
はい、どうですか?
楽しかった。
楽しかったですか?
うん。
よかったですか?
うん。効いた、効いた。めちゃくちゃ効いた。めっちゃ効いたぞ。
キラキラネームやんけ。
そう、だから日本の神様面白いな、可愛いなっていう。
うん、可愛い可愛い。
感じ。
一生懸命生きてるわみたいな。
そう、一生懸命。みんな一生懸命生きてんのや。神様もそうやから。
あ、忘れちゃったな。この辺にしとこ。
感想とリクエスト
どうしましょう。
またなんか、この部分おもろいなとかね、話としてとか教訓としておもろいなってやつはまたなんか紹介したりもしようかなって思ったりもする。もしかしたらメンバーシップかもしれんし。
うん。
まあやっぱちょっと1時間ぐらいね、たってしまったんですけど。はい、ここまで聞いていただいてありがとうございます。
まあ感想とか、なんかリクエストとかあったらよければね、コメントとか、レタス送ってください。
ありがとう。
ありがとう。いいですか?
バイバイバイバイ、みんなバイバイ。愛してるよ。さようなら。
いや、ほんまにそれが神様の名前になるからね。
あと、地名とか。結構ダジャレ多くてさ、なんか。
ちょっと具体例思い出せんけど、例えばコケタからコケタっていう地名がついたりとか。
へえ。
そのまんまやん、適当やんみたいな。実は地名のルーツも古事記とかにあったりするかもしれん。ダジャレなよね。
かわいいね。
かわいいです。
ほな。
ほな、ありがとう。
54:05

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