心理と脳の関係
ちえラジチャットは、木曜日始まりました。今回はフリートークということで、心理の話題で脳の話をするってどうなの、っていう話をしようと思います。
以前、他のポッドキャストを聞いてて感じたことではあるんですが、なんかの教育方針とか行動方針とか、そういうようなことを話をするときに、
時々、脳の構造上こうなんだよねーとか、脳のこういう構造が変わっていくんだよねーとか、そういうような話をする人がいるなーっていうふうに思います。
ただ、個人的には、こういうような話の展開って、なんか自分すごく違和感を感じるんですよね。
なんで心理の話をしているのに、途中で目に見えない脳の話に話題が飛んでいくの?っていうふうに思っちゃったりするんです。
まあ、そういう教え方をすると、相手の思考パターンはこういうふうになってねーとか、心理的にこういうような癖があってねーっていうふうに、意味は理解できるんですけれども、
それ脳を出さなくても説明つくんじゃない?っていうふうに思ったりするんですよね。
もちろん、そこで脳がーって言っておいた方が、なんとなくわからない人にも想像がつきやすいとか、わからない人も、ああ、そういうことなの?
本当そういうならね?って思ってしまうとか、そういうのはあるのかもしれないんですけれども、
ただなんていうか、物理的に形が変容したり回路が決まった形に変わったりっていうのはほとんどではないと思うので、
そこは脳っていうものを引き合いに出さなくてもいい、出したくないなっていうふうに自分は思っちゃうんですよね。
結局人間の脳みそって、もちろん外部からの影響によって考え方が変わったり、癖が変わったりっていうのはあると思うんですけれども、
それって結局脳の中身とか、神経回路とかそういうのが話になってくると思うので、
正直それって心理の話とかそういうところで持ち出す必要ないんじゃないの?って思ったりするんです。
だって結局それって人間の心理とか、自動心理とか、そういうようなところで説明がついちゃうので、
それであれば、何もいわば人間のハードウェイ的なものである脳の話をしなくてもいいじゃない。
結局そこで話題にしたいのは、人間の心、ソフトウェアの話をしてるんだから。
そこはソフトウェアに集中して話をした方がいいんじゃないの?なんていうふうに思ったりします。
まあそれでもね、ハードの話をした方がピンとくるっていう人が多い層に向けて発信してるっていう話なんでしょうけれども、
ただそこをハードとソフトにまたがった話をするとよりややこしくなるんじゃないかなって自分は思っちゃったりしますね。
人間のハードとソフト
だから自分は特に心理の話は心理の話、体の話は体の話でなるべく分けるように話をしようと思っています。
まあ物によっては分けようがないなんてものもあったりするんでしょうけどね。できるものはね、っていう感じですかね。
一言に人間って言っても、やっぱり脳っていうハードウェアの構成って結構答え差があるものだと思うんです。
大きかったり小さかったり、ちょっと右の方が大きかったり左の方が大きかったりとか、そういうのもあるって話は聞きますよね。
だからこそやっぱり全ての人を説明できる普遍的な脳の話って実はそんなにないんじゃないかなって思うんですよ。
だからそこがブレるぐらいだったら、そもそも人間心理的にとか、そういう目には見えないけれども変にハードとソフトをまたがない、
そういう説明の仕方の方が自分はしっくりくるなって思っちゃうんです。
だから自分はなるべくそういう風に話をします。
まあもちろんそうでない人の話もなるべく理解しようとしますし、許容ももちろんしますけどね。
というところで今日の話はこれぐらいで終わりにしていきたいと思います。
明日は金曜日、週替わりテーマは今回サラビチチについてですね、お話ができればと思います。
ではでは。