「パンに味噌汁はおかしい」。高齢者施設で働いていた頃、主食がパンの方にも味噌汁を出し続けていたので、他のスタッフにそう言われたことがありました。それでも、施設の利用者さんはよく召し上がっていただけたので、誰に何を言われても続けてきました。
毎朝、具だくさんの味噌汁を一杯。汁を少なめにして塩分を抑える工夫、80代・90代の両親でも食べやすいように冷凍したきのこ、前の日の残り野菜を使いきるコツ。何十年も続けてきた、わが家の味噌汁の話です。
無理なく続けられる体のケアを探している方の参考になればうれしいです。
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サマリー
管理栄養士のたえさんが、毎朝の味噌汁習慣について語る。高齢者施設で「パンに味噌汁はおかしい」と言われながらも、利用者さんの健康と腸内環境を整えるために続けてきた。具だくさんで塩分を控えめにし、冷凍したきのこや前日の残り野菜を活用する工夫を紹介。大豆由来成分が気分を安定させる効果や、味噌汁が夜間の血圧を下げる可能性にも触れ、無理なく続けられる味噌汁の魅力を伝える。
味噌汁へのこだわりと腸内環境
こんにちは、管理栄養士のたえです。 私には何十年も続けている習慣があります。
それは朝食に味噌汁を飲むことなんです。 以前、高齢者施設で働いていたときには、
朝食がパンの型にも味噌汁を出し続けていました。 他のスタッフに、
パンに味噌汁はおかしいんちゃう?って言われたこともありました。 それでも利用者さんにはよく食べていただけたし、
体にもいいのでずっと出し続けてたんですよね。 なんでそんなに味噌汁にこだわるのかっていうと、お腹の調子のためなんです。
お腹の調子は体全部の土台なんですね。 腸は第二の脳って呼ばれるぐらいで、
脳と直接つながっています。 脳と腸をつなぐのは、いわば直通電話のようなもので、
腸が整ってくると、なんとなく体は軽い、気分も落ち着いてくるっていうことが起こってくるんです。
そこで味噌汁です。 味噌汁の発酵食品と
グーの食物繊維で、腸内環境が整っていくことは、人を対象にした研究でも確認されています。
味噌汁の具材と食材活用術
入れるグーにも工夫があります。 我が家ではえのきがメインなんですけれども、80代、90代の両親には少し固いので、
石づきは取って半分に切って、ほぐして冷凍しておくんです。 一度凍らせると中の水分が結晶になって柔らかくなって、えのきから旨味も出やすくなるんです。
前の日に残った野菜とか炒め物なんかもグーに入れることがあって、 不思議と何を入れても味噌汁に合うんですよね。
余った食材とか料理を使い切れるのもありがたいところです。
大豆そのものにも嬉しい報告があります。 大豆イソフラボンとか、それが腸の中で変化してできるエクオールが、
気分の落ち込みを和らげるという研究もあります。 聞き方に個人差はあるのですが、毎日の味噌汁で大豆を無理なく取れていると思うと、私はなんだか心強いなと思います。
塩分と血圧への配慮、味噌汁の効能
でも味噌汁は塩分が気になるところなので、私は1日2回食べる時は具沢山にして、汁は少なめにしています。
味噌汁を朝と夜、2ヶ月飲むのを続けると、夜間の血圧が下がる傾向があったという研究もあります。
我が家もみんな毎日飲んでいて、両親も元気でいてくれるので、続けていてよかったなと思っています。
その他にも、夕食の後、ちょっと口が寂しくなった時に、ちょっとでもお菓子を食べてしまうと、次々と食べてしまうんですけれども、
薄めの温かい味噌汁を、汁だけを飲むと落ち着きます。 忙しい時はインスタントでも構わないので、ぜひメニューに味噌汁を入れてみてはどうでしょうか。
まとめ
ではまた。
03:48
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