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2025-07-21 29:25

Ep22.pha『パーティーが終わって、中年が始まる』を読んで、エゴと優しさについて考えた

<今回のあらすじ>

 癖毛であるために世の中のヘアメイク術のほとんどが使えない水野。そんな水野の悩みに現役美容師の浅川が答えるところから今回のエピソードは始まりました。

 髪質や容姿は変えられない。では、気質や性格は? 一般に後天的に変えることができるとされるこれらの要素は、果たして本当に変えられるのでしょうか。結局何歳になっても残ってしまう、自分の「核」とも言えるようなものがあるのではないでしょうか。そんな疑問から、話はふと最近読んだphaさんのエッセイ集『パーティーが終わって、中年が始まる』の話に。

 phaさんの「自分には身内モードがない」という文章から2人の会話は他人への優しさとエゴの関係性について移り変わっていきました。他人との距離感や関係性の構築に悩みを持つ全ての人に送る、しっとりとしたエピソードです。


<紹介>

pha『パーティーが終わって、中年が始まる』↓

https://www.gentosha.co.jp/book/detail/9784344042933/


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サマリー

このエピソードでは、くせ毛と直毛の違いや、それに対するコンプレックスについて語り合い、髪型に対する価値観やモチベーションの重要性が強調されます。また、逆流の釣りのメタファーを通じて、挑戦することの楽しさや自己表現の重要性が議論されます。『パーティーが終わって、中年が始まる』というエッセイ集では、著者が40代後半に差し掛かる心境をつづりながら、他者との関わりや自分自身の優しさについて考察しています。「身内モード」に特に焦点を当て、独占欲の薄さや自己反省の大切さを表現しています。このエピソードでは、中年期への移行やエゴと優しさの関係性について考察され、心の平穏を求める過程が描かれます。特に、エゴが行動の動機となることや、本当の優しさについての葛藤が重要なテーマとして浮き彫りになります。

髪型とコンプレックス
スーパーナチュラルハイテンションズ
もう、イメージとかもう、ファック見えてねぇ
こんばんは、みぞーです。こんばんは、あさかわです。スーパーナチュラルハイテンションズ
第22回。第22回。ということで、やってまいりましたけれども、
ズレズレと、いきましょうか。皆さんどこをお過ごしでしょうか?
ちょっと語りかけてみた。
初中未満みたいなこと言ってましたっけ?
どうお過ごしでしょうかね?
ちょうど梅雨入りって感じですね。
一応明日から梅雨入りになるんじゃないかとは言われてるよね。
紫陽花の花が咲いてましたね。
そうだね、そうだね。
なんかね、こう梅雨となるとね、僕も水野さんもそうなんですけど、
天派族にはね、なんとも言い難い季節になってきますね。
僕あの、インスタとかでよくスタイリングの、インフルエンサーとかがスタイリングの動画出してるじゃないですか。
なんかああいうの見るにつけ、すごい悲しい気分になったりするんですよね。
なんでなんでなんで。
だって、クセ系には全然縁のない世界だとするじゃないですか。
直毛だから君はそういうことができてるんでしょうっていう気分になることがあって。
僕もさ、それこそ本当に20代くらいまではもうすごくコンプレックスだったからさ。
今はもう全然。
もうなんか別の世界の、別の口の人の話みたいな感じで気にもならないね。
でも、天派だからこそさ、楽に生活させてもらってるところも結構あると思うので。
直毛だったら直毛で皆さん大変だし、やっぱお客さんとかでもそうだけどさ。
そうなんですかね。
そうそうそう。
直毛剥げやすいみたいな。
それは全く関係ないです。
関係ないですよね。
関係ないです関係ないです。
あれ遺伝っていうか体質の問題ですね。
体質の問題ですね。
しかも遺伝でよくさ、父親が剥げてるとか父親のおじいちゃんが剥げてるから僕も薄毛になるんじゃないかって言うんですけど。
基本その薄毛に関する遺伝子って100%母型なんだよね。
そうなんですか。
父型の影響っていうのは基本受けなくて。
僕は母型も剥げてるんですけどね。
すいませんね。
ちょっと。
すいません。
なんで僕いつもこうなっちゃうの。
でもね、剥げのことに関しては今80%は薬で解決されるって言われてるんで。
もしね本当に気になるんだったら薬飲めばいいので。
僕も毎日飲んでますカササツ。
マジで?
あのー何て言うんですか。
剥げを予防する。
AGAですね。
AGA予防性型脱毛ってやつですね。
フィナスティリトだったからそれを飲んでますね。
何かいくつかあるんですよねフィナスティリトと。
めちゃくちゃ効き目強いけど副作用も強いっていう。
基本的にはもう薄毛というか脱毛の原因っていうのはもう決まってて2つなんですよね。
1つは男性ホルモンが血中の酵素と混じり合って毛母細胞に脱毛の指令を送ると血行不良なんだよね。
なのでおでこから剥げる前からおでこが上がるのは基本的には男性ホルモン由来のもの。
頭頂部からてっぺんから剥げるのは血行不良って言われてるんで。
処方される薬を飲めば原因を立ててしまえば基本的には薄毛っていうのは解決されると言われてるんで。
なるほど。
そうそうそうそう。
薬がその機能を果たすということですね。
そうそうそうそういうことですね。
スパナチュハイ始まって以来一番タメになる話を聞いてた気がしてちょっと感動してました。
僕一応こういう講習とかねやったりもしてるんでね。
すっごい説明理路整然としてましたね。
本当?僕一応美容師なんですよ。プロなんですよ。
普段全然表に出さないけど。
そうそうそうそう。
すごい。なんか垣間見えるプロフェッショナリズムが。
今良かったです。
本当ですか。
だからヘアスタイルとかで結構道具使ったりするのもあるじゃないですか。
メンズで。
はいはいはい。
なんかなんていうか櫛みたいなの留めてやるみたいな。
はいはいはい。立ち上げを作る時とかね。
あれってみんな結構使ってるものなんですかね。
どうなんでしょうね。でも今の若い子たちはやっぱ使うんじゃないかなと思いますけどね。
なるほど。
なんか僕とかはもういつもかき上げて適当にやってたりするんで。
なんかやっぱり最前線のヘアスタイリングとか乗るにはそういう道具が必要なのかなと思って。
でも使い方わかんないしなって思いながら。
いつもその動画見てるんですけど。
まあでもなんか取り入れれるところがあればでいいんじゃないかなと思う。
全部真似しようと思ったらね。なかなか難しいしね。
それぞれ髪質が違うからね。
朝川さんは何か使ってるんですか。
何を。
いつもスタイリングの時に自分の。
ジェルぐらいですよ。
あ、そうなんですね。
そうそう。
なんかすごいいい感じですけど今の。
でもさ、みんなそうなんだけどさ。
くせ毛の直毛の人はさ、くせ毛の人見てさ、うらやましいとかって言うじゃない。
僕たちくせ毛の人はさ、直毛の人うらやましいなとか言うけどさ。
もちろんくせ毛の人の方がハンディキャップを背負ってると思う。
人生において。
でもさ、見てるのってさ、やっぱり外に出るように仕上げた髪型しか見てないもんで。
みんなやっぱり仕上げる間はさ、自分の髪のコンプレックスで戦ってさ、人前に出てるから。
やっぱりそれは人の髪型がうらやましく見えたりとか、人の髪質がうらやましくなって見えたりすると思うの。
でもやっぱりその人の髪、顔とかさ、その人のパーソナリティみたいな。
髪質ってやっぱり合ってると思うんだよね。
なんか水野さんのくせ毛もね、くせ毛で僕は素敵だと思うし。
ありがとうございます。
僕もなんかこれが直毛だったら、なんかこまめにカットしなきゃいけないとかさ。
そういった面で、手入れに関してもすごく負担がかかるというか。
スタイリングも大変だから、大変だけどね。
くせ毛はくせ毛で。
でもそれはやっぱりその人に合った髪質だったりとかするのかなと思うけどね。
僕なんか最近は逆に、くせ毛を抑えるんじゃなくて、逆にくせを強くしてやろうっていう思考回路になってきましたけどね。
なんか最近こう、逆に行くっていうのがトレンドになってて。
僕の中で。
逆張り?
逆張り。逆張りトレンド。
怖いものをあえてやるって。
なんか釣りの話でも知ってたよね、それ。
知ってましたね。
いつも川に釣りしに行くんですけど、めっちゃ流れ早いところ怖いんですよ。
なんか投げると全然ルアー泳がせられなくて、すぐ引っかかっちゃうんで。
いつも淀みで釣りしてたんですけど、そうするとなかなか魚釣れなかったりして。
なんだろう、それいうちょっと臆病な作戦を繰り返しているうちに、なんか自分に払ったってきて、逆に行ってしまえって言ってたんで。
むしろ激流の方に投げるっていうね。
で、なんかそういうことやってると、なんかやってみたらやってみたで、結構気持ちいいんですよね。
こう、チキンレースやってる気分になるというか、ゾワゾワして。
自己表現とモチベーション
今日さ、水野さんと会ってさ、カットしてる時に、その話をしてくれたんだけどさ、唐突に釣りの話をしてさ、
逆流にね、流れの強いところにさ、針を落とすと気持ちがいいっていうのを一生懸命喋ってたんだけど、
何言ってんだろうなと思ってたんだよね。
なんかこの1ヶ月何かあったのかなと思って。
ご乱心ですねって言ってましたもんね、朝川さん。
すげえなんか、いろいろ人生悟ったみたいな感じでさ、
その川の流れとそれに反するところに針を落とすっていう話をしてたから、大変なんだな。
なんかね、ずっと一人相撲してますよね。自分でも思います。
でもさ、今日さ、水野さんと、水野さんが髪型をね、この30歳にかけてさ、
もう少し個性を目立たせたいというか、髪型にしたい、ちょっと変えたいみたいな話をしてたけどさ、
正直今の水野さんショートカットなんだけどさ、長さで言うとさ、あと癖毛っていうこともあるんだけど、
髪型で変えれることっていうのって結構制限があるんだよね。
アーマーかけるにしろそうだし、カラーするにしろ、やっぱり社会的な立場っていうものもあると思うから、やっぱり制限が出てくるんだよね。
でもそこで何を変えれるかというと、やっぱりモチベーションなのとか、やっぱり発想の転換。
やっぱり本人がやっぱり、例えばだけどさっきも水野さんの口から出てきたけどさ、ちょっと癖毛を活かしてやろうとか。
なので癖毛の人が癖毛を抑えようと思うと、やっぱり余計無理な形状に髪の毛がなっちゃうんで、余計質感が悪くなったりするんだけど、
逆流の釣りのメタファー
それを最大限に活かしてやろうというモチベーションで非常に自分の髪型を有効的に使えるということがあるので、
なんか僕たち美容師の仕事っていうのは、無理に髪型を変える、長さとかカットで髪型を変えるっていうのもあるんだけど、
やっぱりどう伝えてあげるかとか、その人の持っている髪質をどう活かしてもらうかっていう、
ご本人さんのモチベーションを変えるのもやっぱり一つの仕事なのかなと思って、今日水野さんとカットしているときに思いました。
悟らせちゃいました、僕の言葉が。
前からね。
前からね。
すいませんでした。
ちょっとその繋がりで、最近本を読んだんですけど、ファさんですね。
頭のいいフリーダー。
頭のいいニート。
元ニートの方です。
今は本屋さんか何かで働いてるってことですか?
そうですね。
ライターというか本人の著書を出されながら。
文章が上手いもんね。
いい文章を書かれる人なんですけど、最近また本が出まして、パーティーが終わって中年が始まるっていうエッセイ集ですね。
身内モードの考察
これがすごい最近買って読んだら良くて。
なんとなくタイトルからするイメージだと、にぎやかな20代30代みたいなのが終わって、
そこからそれを乗り越えた後に本当の人生が待ってるっていう感じなのかな?
結構そんな感じですね。
30代の10年間、シェアハウス、ギークハウスっていう結構大きなムーブメントになってるんですけど、
好きなものが同じ仲間たちで集まって楽しく過ごせるシェアハウスっていうような文化を作っていったファさん。
にぎやかな時代から今ちょうどシェアハウスに抜けられて一人暮らしをしていて、
40代後半に差し掛かってきていた時にどんな心境を思うかっていうことをつらつらと述べられているエッセイ集なんですけど、
もちろん40代になってっていう部分もたくさん書かれてるんですけど、
僕どちらかといえば結構面白いなって思ったのは、
元々のファさんの他者との向き合い方っていうか他人への態度っていうのが結構この本の中で書かれていて、
その中で一個すごい印象に残ったところがあって、
身内モードの話なんですよ。
身内モードってどういうことかっていうと、
例えばカップルとかすごい仲良い友達とか、
特別親しい人の中でしか出さないようなキャラとか態度をいろんな人が持っている、
自分の周りの人たちは持っているけど、
でも自分を振り返ってみると自分はそういう身内モードっていうのをこれまで持たずに生きてきたっていうことを話してるんです。
他人行儀だったってことなのかな?
というよりも誰に対しても均一に親しくするっていうか、
独占したくないっていうような気持ちだと思うんですけど、
ちょっと読んでもいいですか?
どうぞどうぞ。
友達がパートナーと一緒にいるところに家を合わせると、いつもと違う面を見ることができて面白い。
みんな他の人と話すときよりも親密でざっくばらんな身内モードで話しているように見える。
親しげなだけではなく、ちょっと当たりがきつかったりすることもある。
この身内モードが自分の中には存在しないのかもしれない。
自分は誰かと交際をしても特別に親密にも当たりがきつくもならなかった。
相手から見るとそういうところがいまいち安心しきれないというか、
不満を持たれていたのではないだろうかという一説があるんです。
それ僕めっちゃ当てはまるよね。
僕実際にこれを読んだ時、朝川さんの顔を思い浮かんだんですよ。
ちょっと似てるなって。
僕これで妻と喧嘩というか、妻が怒った時やりましたもんね。
そうなんですか。
本当に心底何を考えているかわからない。
それが、多分怖いとは言わなかったけど、
あなたは私のことを本当はどう思っているの?みたいなニュアンスで
すごい言われたことがあったね。
まさしくそう。
なんで身内モードが存在しないのかということについて、
また続きでファさんが書いてるんですけど、
これもちょっと朝川さんと似てるのかなってちょっと思ってるんです。
いきますよ。
独占欲というものが苦手なのかもしれない。
他人に対して独占欲があまりないし、独占欲を向けられるのも苦手だ。
好きな人が自分と仲良くしてくれないと寂しいけれど、
自分と仲良くしてくれている上で、他の人とも仲良くしているのは特に何も感じない。
自分と会っていない時間はその人のものだから好きにすればいい。
自己反省と優しさ
特別に親密な関係というものは独占欲と関係がありそうな気がしている。
っていう言葉ですね。
まさしくそうだよね。
あまり他人を独占したくないっていうか、
なんか自由にさせておきたいっていうような気持ちなんですかね。
これでさ、これパーティーの前の話になってくるの?
SS集だから一個一個違うのか。
そうですね。
じゃあ僕まさにだね。
感覚は似てます。
なんかね、僕もファサンほどじゃないですけど、
結構これ読んで、確かにそうだなって思うところがあって、
結構周りの人とかで、自分の他にその人とめちゃくちゃ仲良い人とか、
3人でご飯食べたりすると、
職場席では結構3人でワイワイ喋ってるんですけど、
ふとした時に自分以外のもう一人と2人がすごい仲良さげな会話をしてて、
僕ちょっと入れなくなる時があるんですよ。
なんかその特別親しモードっていうのに入るのが下手っていうか、
なんかね、それかバランス取れてないっていう感覚なんですよね。
誰かと特別な仲良くしてると、どっかで場が歪んじゃうっていうような。
なかなか分かる。
なんか分かるような気がするな。
こういった結構自分の人格のこととか、
40代になってファサンが改めて振り返っている文章っていうのが、
すごい美しい、なんか透き通った言葉で書かれている本で、
後書きにもファサンは美しい本にしたいと思ったっていう風に書いてあるんですけど、
僕もすごいこの本、しっとりしてて読み心地が、
なんかこれは非常におすすめですね。
しかもその20代、30代の時に自分が楽しいと思っていたこと、
例えば夜行バスで貧乏旅行をしたりとか、
そういったものについて40代になってどう思うかっていうと、
意外とあんまり楽しくなかったとか。
どんどん移り変わっていく自分の生活っていうのを、
なんかね、平熱で書いてるんですよね。
そこがすごい親近感がある。
結構ファサンの本僕読んでて、
なんかしないことリストとか、
昔結構30代とか20代に書かれた本とかも、
折に触れて読んでたりしたので、
今回のエッセイ集はそれもあって感慨深いっていうか、
ここまで来たんだっていうような気持ちになりましたね。
取り留めのない心の在り所を言葉に表現するってすごいよね。
そうですね。
そういう文章が上手いですね。
等身大の心の在り様をそのまま文字に起こすというか、
それがさらっとその人に心当たりのある人の気持ちをそっと撫でてくれるような。
優しいというか美しいというか優しいような感じのエッセイ集なのかな。
なんかね、誠実なんですよね、このファサンの。
自分への見方もそうだし他人への見方もそうなんですけど、
いたずらに攻撃するようなこともないし、
なんかすごい群れから離れて一段高いところから周りを見て、
それに良し悪しをつけるまでもなく、
ただその違いを感じ取ろうとしているっていうような手触りをなんとなく僕は感じていて、
すごいいい作家さんだな、いい作家さんになられたんだなっていうふうにちょっと思いましたね。
なんか僕の中ではね、ファサンとかって結構こう、
社会の中でもすごく生きづらく生きている人というか、
頭もいいしさ、すごく物事を考える、理論的に考えられる方なのかなと。
でもその中でやっていることって結構理論的じゃない生き方をしているというか。
そうですね。
なんか生きづらさを抱えている人っていうイメージで見てたけど、
こういう分を見ているとさ、やっぱり本当はすごく音が優しい人なのかなとか、
優しすぎて弱いのかなとかね。
実際はあんま分からないんだけど。
正直なんか中年になってからの心境みたいなのって、
僕まだちょっと分からなかったんで、いまいち実感は分からないんですけど、
こういう元々持っていた自分のキャラクターみたいなのを、
もう一回冷静に見つめ直しているような文章っていうのがすごい面白かったですね。
というわけですごいおすすめの本なんで。
また概要欄の方に。
読んでほしいですね。
これどんな人でも心に刺さるのかな。
これはでも。
やっぱり刺さる人は刺さるって感じ。
僕なんかは多分結構、いまちょっと読んでもらった文を聞いているだけでも、
結構通ずるものがあるのかなと思って。
そうですね。
人を選ぶかもしれないですね。
ただファサンに一度でも興味持ったことがあるような人だったら、
多分面白く読めると思います。
そういうファサンが感じ取っていること、考えていることを、
多分手触りがあるものとして読むことができるんじゃないかなというふうに思います。
そんな勘違いかもしれないですけど、僕の勘違いかもしれないですけど。
でもみんな捉え方が違うんですね。
なので非常におすすめです。
いい本だと。
中年期と心の葛藤
読みやすそうなんでね。
ぜひ。
ちょっと読んでみたいなと思いました。
全然髪型の話からその絡みで読みましたけど、全然書けないんですけど。
全然いいんじゃない?
変えられない自分というものを冷静に見つめ直してみるという意味では、
いい本だと思います。
下手だな僕、本の紹介。
いいんじゃない?いいんじゃない?
少なくとも僕は、ちょっと読んでみたいなと思ったので。
ありがとうございます。
僕みたいな人もいるのかもしれないなと思った。
それこそまた別のショーのエッセイで、
自分はその場を盛り上げたいんじゃなくて、
みんなが盛り上がっている中で黙って過ごしたいみたいな文があって、
それとかもすごいわかるなっていう感じがするんですよね。
僕も、自分が笑わせたいとかじゃなくて、
みんなが心地よくしている空間で、
ただいるのがすごい気持ちよかったりするんで、
それまで言葉にしてなかった感覚をファさんのエッセイ集で読んで、
同じ人いるんだみたいな気分になりましたね。
僕は大勢の輪の中にはなかなか入らないんですけど、
一人になっている人を見とけないんですよね。
なので昔から小学校の時とかでも思い出結構あるけど、
やっぱり一人でぽつんとしている子がいたら、
結構その子のところに行って一緒に遊んだりとかして、
でもそのことによって打ち解けてくれと、
僕の方から逆に離れていっちゃうとかさ。
そういう何人かそういう記憶があるかな。
それでもやっぱり全体の場のバランスっていうのがすごいね。
多分そうなんだと思う感じで。
ちょっと寂しいように見えるような人がいたら、
話してっていうことですね。
でもさ、それって若さでそうなのかもしれないけど、
やっぱりそれってどこまで言ってもね、
その人を見ている自分が心寂しいのを何とかしたいっていう思いで言ってるから。
そういうことか。
なかなか全体の場を見て、そのバランサーとしてやろうとは思ってないんだよね。
それは自分の自己満みたいなところから発してる行動だったのかなと思うけど。
それで中に溶け込んだ子が良かったなと思ってくれてるんだったらそれは理体にはなってるとは思うんだけど。
でも人を助ける時って大抵利己的だったりしますよね。
利己的ですね。
見てられないとか、自分が嫌いになるみたいな。
ここで手助けしないと見過ごした自分嫌いになるとか。
そういう言ってみればちょっとエゴみたいな部分で人に助けたりするじゃないですか。
前の回で何回か喋ったと思うんだけど、
本当の優しさ、人の優しさって何なんだろうって悩んでた20代。
人から僕は優しい人だって見えるけど、
人との評価と自分の心のギャップに苦しんでた時期に、
誰かのインタビューか番組の中で言ってたんだけど、
これはもうここだけの話ね。
宗教とかぶっちゃけ何も関係なしに言うと。
キリストも結局自分が十字架に貼り付けられることをただ望んでただけ。
リコから始まるリタみたいな話を聞いた時に、
悩んでた僕にはすごく刺さって心が楽になったんだよね。
キリストでさえもそうだった。
まあそういう見方も一つあるんじゃないかなみたいな言葉が、
やっぱりそれで苦しんでた僕にはすごく強く刺さって、
それで心が軽くなった。
他人からの評価と自分の心の中のギャップに苦しんでた僕には救いになったという記憶がありますね。
確かにそうですよね。
他人が苦しんでるのを見るぐらいなら、自分が苦しんでた方がまだマシみたいなこともありますしね。
そういうことだと思います。
見たくないから全て始まった感じがしますね。
結果として優しさに見られてしまうかもしれないけど、
優しさの本質
それぞれの好き嫌い好みから生まれる行動であってもいいのかなって。
変わらず美しい感じがしますね。
物事の見方ってさ、表があれば裏があるようにさ。
そうですね。
真実は一つとは言えないところがいっぱいあるからね。
まあいいんじゃないのってところだね。
何の話からなったかわからんけど。忘れちゃったけど。
すごいところまで行っちゃった。
まあでもね、僕もちょっとパーさんの今日紹介してくれた本読んでね、
ぜひ。
自分の心も浄化していきたいな。
終わりましょうか。
終わりましょうか。
夜も遅いですしね。
それでは、皆さんまた聞いてくださいね、次の機会に。
ありがとうございます。
29:25

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