松浦シゲキの、それでもメディアは面白い。
この番組、それでもメディアは面白いは、メディアコンサルタントで、
コミュニケーションプランナーの松浦シゲキが、
ありとあらゆるメディアの器をこねくり回しながら語り尽くします。
さて、今回のテーマは。
はい、皆さまこんにちは。松浦シゲキでございます。
それでもメディアは面白いやっていきたいと思います。
今日は何についてしゃべろうかなと思ったんですが、
NHK ONEについておしゃべりしようかなと思います。
改めてですけど、2025年の10月1日。
NHKが成り物入りで、スタートさせた新しいインターネットプラットフォームNHK ONE。
第3の開局とまで引き付けた大型プロジェクトでしたけど、
記憶にある方もいるかと思いますが、
初日から認証コードが届かないとか、私も届きませんでした。
みたいな感じで、Xとかあちこちで、あれこれあれこれ書いてる人がたくさんいらっしゃったなと。
その後も使いにくいとか分かりにくいとかいう声が出ておりましたという感じです。
システムのトラブルというのは、立ち上げ直後はあれこれ起こるもので、
それはそういうものかなと個人的に思っているんですけど、
このNHK ONEに至る過程で、公共メディアとして、
NHKが抱える根本的な問題というところがあれこれあれこれ出てきて、
あれこれあれこれ言及されたんだけど、NHK ONEでスタートしちゃったというところがあるので、
そこを改めて紐解きながら、こうしてた方がいいんじゃないの?
みたいなお話ができればと思います。
まず何が起きたのかを整理復習みたいな感じですかね。
NHK ONEは従来バラバラだったNHK PLUSとか、NHK NEWS WEBなど統合したという形になっています。
ニュース記事とか番組配信、気象災害情報とかね、
一つのアプリやサイトで見られるようにするという風にしましたという感じです。
ここでシステムのトラブルがある頃起こるのは、私も元システムウェアとしてはそれはそういうものかなと、
いや沖縄に越したことないんですよ。もちろん沖縄に越したことないんですけど、
そういうものかなという感じですし、
多くの人が使ってみると別れにくすぎる、誰のためのサービスなのかと、
やっぱりネガティブに感じる人の声が出ちゃうのはしょうがないんですよね。
もちろん中の人があれこれあれこれ考えてリリースしたのでこんなはずじゃなかったというのはありますし、
少数の声の人が、少数の声がねでかくなっちゃうっていうのもあったりとかするので、
まあそれはしょうがないかなみたいな。
ただまあね、なんか子育て世代じゃない大人向けにですね、
乳幼児向け番組が表示されたりやら、何やらかんやらみたいな話もあったりしたらしくですね、
まあそれはしょうがないかなという感じですね。
でまあ、誰でも見られるわけではなくてですね、
受信契約が必要という全問答みたいなような説明がありましてですね、
まあ未契約者にはですね、画面全体にこう閉じられないメッセージみたいな感じで出てくるみたいな感じになってきて、
なんか閉じられないネットワンクリックね、詐欺みたいな公共放送やることかみたいな声もね、
まあわかんなくもないかなというような状況になっておりますというところです。
でね、まあこのNHK1の問題で3つの視点からちょっと考えてみたいなというふうに思うんですけど、
まああの私ちょこちょこ言ってる話で言うと、まあ公共放送の使命と矛盾という話で言うとですね、
NHK、どなたでも利用できると言いながら契約が必要というのがあります。
まあこれは別になくこのNHK1に限らずですね、昔からNHKが抱えてきた矛盾ですよね。
テレビ放送、テレビさえ買えば誰でも見られるというのが建前ではございますが、
実際には受信料契約が義務というのがあります。契約しないと見られないと言えばね、
まあ有料放送ってなってしまうからまあこの矛盾があるかなという感じです。
私だってぶっちゃけ言えばですね、やっぱNHK、まあね、それこそ学生の頃なんてタダで見られるもんだっていう風になっていて、
受信料契約を親がやってたかどうか知りませんよ僕はね、それで言うと。
で、まあ実際そうですね、大学卒業して少しぐらいまではNHKの契約してなかったのかなどうなのかな、
でもまあ今はちゃんとしてますけどね、そういうふうに思われちゃっても仕方がないかなみたいな話はあると思うんですよね。
はい、で、まあこの矛盾あるかなという感じです。
で、まあ今回インターネットが必須業務化されまして、この矛盾がはっきりと表明したかなというふうに思いますし、
あと背景にはですね、受信料収入確保の思惑もあると思うんですよ。
実際テレビ買ってから契約みたいなところなんですけど、実のところテレビを持たない若年層というのもですね、
増えてきましたという感じになっておりますと。そういう人方からも受信料を徴収したいという思いがあるんだったら、やっぱりネット単独契約っていうところを可能にしたいですよね。
だからNHKワンでは、未契約者にですね、契約を何かする仕組みというのを導入したと。こればっかりはそうなのかなというふうに思うんですけど、
公共性より収入優先じゃないかという疑念が生まれてしまうのはね、こればっかりはしょうがないかなというのはあるかなと思います。
まあ昔からね、それはねインターネットの前からテレビの時代からそういうことは言われてましたというところはあります。
で2点目、公共メディア戦略の後退みたいなところもあると思うんですよ。
ここに象徴的な出来事がありまして、NHKね、もうお忘れの方もいるかもしれませんけど、LINE公式アカウントでのニュース配信やめちゃったんですよね。
これ本当に私ショックでしてですね、NHKそれこそ2010年代には公共放送から公共メディアへという形で、別に放送派に限らない形で
ありとあらゆるプラットフォームで情報を届けようとしてきましたと。ラジオもそうですし、
LINEもそうですし、Xでも積極的な発信とか含めて全部やるわけですよ。それに広告が載ってくるようなプラットフォームで
いう風になってしまうとどうなんだったっけみたいな話があるんですけど、ユーザーがいるところにですよ。
もう国内だろうが海外だろうがどこだろうが情報を届けるという戦略でやってきたわけですよ。
でいう風になるんですけど、ここら辺がインターネットも含めてですね、別に放送派じゃなくたってインターネットも届けるみたいな話が
やってきたんですけど、この背景、終了の背景にはですね、新聞協会から圧力があったのかなどうなのかな、結構新聞協会からもあれこれあれこれ書かれたみたいな形がありますからね、それでいうと
NHKがプラットフォーム経由で無料発信するのは民業圧迫だみたいなね、いうのがあるんですけど、私自身はねこれにもとより
それこそもう2年ぐらい前からですね、何かですね、意見求められるようなタイミングがあった場合にはですね
どんな情報配信経路でもですね、確かな質の高いコンテンツとして送り続けるべきというのが私のスタンスです。
NHKに対しては、公共メディアとしてですね、いかなる手段を持ってしても情報を届けてほしいという姿勢が私は必要だと思うんですよ。
なので公共メディアの役割って特定のプラットフォームに依存することじゃないんですよ。
自分でプラットフォームを持ってそこだけに来てくださいって話じゃなくて、ユーザーが本当にありとあらゆるオフラインオンライン限らずどこにいたって情報に
アクセスできることが私は大事なんじゃないかなと思うんです。災害時、緊急時、NHK1アプリをダウンロードしてください、じゃあ遅いんですよね。
それで言うと、別に情報伝えようと思ったらそれぞれ持っているアプリケーションその他諸々でやればいいと思うんです。
Xでもいいんです、YouTubeでもいいんです、それで言うと。普段使っているね、SNSで情報が届く、ソーシャルネットワークサービスで情報が届く
それが公共メディアの手の私は責任なんだと思うんですよね。いろんなプラットフォームをみんな使っている。もう特定のプラットフォームを使っているだけじゃないんですか。
昔みたいに4マスだけというね。ただこれがNHK1にも引き継がれちゃってるんですよね。
本当、複数のテキストニュースサイトが閉鎖縮小されるっていう見通しになってますし、放送と同じ内容しかネットに載せないという方針にね
変わっちゃったんですよね、それで言うと。それで何かこういうサイト、良しなサイト、良しに取材されたテキストサイトが消えてなくなっちゃうみたいなので、また今あれこれあれこれとですね
まあ意見が溢れ返っているみたいなところであります。 あとまぁね、あのNHKニュース
ウェブの時代とかは年間数億のページビューがあったと思うんですよね。 この規模の報道サイトをですよ
広告だろうが課金だろうがビジネスで担保できないっていうのは、それはそうなんですよ。ネットビジネスやってたらですね
そんなあんな良しなコンテンツっていうところで担保できるっていうのは難しい。 NHKが公共として担保しないと担保してるからこそあれができるって話になるんで
だからこそ民業圧迫だっていうのがあるかもしれませんけど、そこを分ければいいじゃないかっていうのは個人的にはあるんですよね、それで言うと。
NHKが公共として担保してきた歴史あると思うんですよ。 なんかそこをね崩しているような感がしていてですね私はあんまり好きじゃない
それで言うと。 なのでから充実させてきたネット独自のニュース出産を手放す判断しちゃって
これはね公共メディア路線をですね取り下げたも同然と言わざるを得ないかなというふうに私は思うんです。
あとね3つ目なんですけど、ユーザー見てませんねという話です。 まああの最初に使いにくさの話したんですけど技術的に短くさだけじゃなくて
ユーザーよりも組織論理っていうところが優先されているかなという結果かなと思います。 あのパーソナリズしてほしいんですよね。それで言うとすべての番組平等に扱うべき
っていうのはすげーわかるんですけど 放送番組編成表みたいなものがそのまま反映されているみたいな感じになってるんですけど
いやーなんかね あのそれぞれの年代によってそれぞれにちゃんと合わせていくっていうのは今時だってやったら
みたいな。でユーザーさん探せるんだから。 まあもちろんねあの受動的にねえっと見てる方々が多いっていうところがあるんで
今これ今これ今これあれこれみたいな形っていう時間軸っていうところでやるのは正しい
ただ一方で正しい面もあるのは理解はするんですけど でも多くの人にちゃんと届けるって話で言うんだったら
なんかねそういうのもやってほしいなっていうふうに思うんですよねはい あとはまああのさっき技術的云々感の仕方がないみたいな話だったんですけど
でも1個だけ突っ込もうとしたら本当にNHKプラス 旧NHKプラスひとやりにしてね使えなくして
並行稼働期間一切設けずにですねいきなりドカーンとね10月1日の朝に一斉に 切り替えたらそりゃアクセス集中したパンクするよねみたいな話かなと思います
で後から出てくるね高齢者への配慮不足みたいな 話が出てくるかなと年配者にはハードルが高いっていうまあまあこればっかしはね
あれこれやってみないとわかんないのはあるんですけど でもねあのそういう切り替えをするんだったらそこまで配慮してちゃんとやりましょうよって
いうのは思ったりとかするんでそうするとやっぱりそうじてユーザー視点ではなくね 組織的な論理の産物かなというふうに私は思っちゃったりとかします
でねえまあ改めてまあ あれこれ喋ってきましたけど私としてはですね公共メディアと何かって今一度ちょっと
nhk さんに聞いてみたいですねはい 民放新聞社が民業圧迫だーっていうね反発する気持ちはわかりますインターネット上でただね
広告でないような形今はだって民間のサイトでたら広告だらけでちゃんとコンテスト読み ませんでも nhk
前年に試験のウェブサイトであればね広告も何もなくシンプルな 表示ですね読めたりとかするそしたらどっち見るかって言ったそっちでもね
それで言うとで言うんであるんだったらまあ あのっていうのはわかるんだけどそれどちらかというとなんていうか
ね公共放送なんだからデジタル強化時代は利用者のね ユーザーの国民の便宜に利益にかなうんであるんだったらそれは正しいんじゃないの
っていうふうには思ったりとかするんですよねこのままニュースが離れていく ぐらいだったらそっちの方がいいかなというふうに思うんですよそれで言うと