1. Startup Now🦄
  2. #58-後編 製造業の99%を占める..
2025-01-02 23:25

#58-後編 製造業の99%を占める中小サプライヤーへ工場経営DXを推進し、熟練工の力を解放する/ 匠技研工業株式会社 代表取締役社長 前田 将太さん

spotify apple_podcasts youtube

ゲスト:匠技研工業株式会社 代表取締役社長 前田 将太さん

匠技研工業さんは、製造サプライヤー企業向けに工場経営DXシステム「匠フォース」を提供されているスタートアップ🏭

2024年12月にシリーズAラウンドにて5億円の資金調達を発表された匠技研工業さん。前田さんの生い立ちや起業までの道のりを伺いました🎙️


▼トピック

<前編-前田さんの経歴と匠技研工業創業の経緯>

・法曹一家に生まれ、幼少期から弁護士を目指す

・常に知的好奇心を引き出してくれた親御さん

・日本科学未来館の常連で自動車やロボットへ強い関心

・東京大学法学部へ進学後、ラクロス部で日本一を目指す

・大学のプログラムをきっかけにラクロス部メンバーと起業

・選手時代と変わらない補完関係で強固なチームを確立

・創業後1年半で10以上の事業プランを検証

・顧客視点での課題解決の重要性を痛感

・製造業のDX化における危機感と課題の切迫性を実感

・現場からの強い声から工場経営DXシステムを着想

・朝倉さんのPodcastがきっかけでアニマルスピリッツから出資獲得


<後編-製造業DXと匠フォースが目指す未来>

・製造サプライヤー工場経営DXシステム「匠フォース」

・完成品メーカー(発注側)ではなく中小サプライヤー(受注側)をターゲットに選んだ理由

・見積もり・調達領域のDXが遅れていた背景と、リーマンショック以降の業界構造変化

・サプライヤー企業の減少による相対的な交渉力強化と、高付加価値化への期待

・既存の生産管理システムとは異なる、見積もり業務特有の複雑性とカスタマイズニーズ

・2025年以降は「匠フォースAI」として工程設計自動化などAIトランスフォーメーションを推進

・カスタマーサクセス/コンサルティングチームとプロダクト開発の両面での採用強化

・ミッション「フェアで持続可能な製造業を作る」の下、オールジャパンでの業界変革を目指す


▼ご出演者様/企業様の各種リンク

-HP

⁠⁠https://takumi-giken.co.jp/⁠⁠

-採用情報

⁠⁠https://recruit.takumi-giken.co.jp/⁠⁠

-資金調達プレスリリース

⁠⁠https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000013.000057137.html⁠⁠

-前田さんX

⁠⁠https://x.com/MaedaShota⁠⁠

-公式note

⁠⁠https://note.com/takumigiken/n/n29934dffa295⁠⁠



▼スポンサー

デザインでビジネスを前進させるなら「オプサー」

-サービスサイト

⁠⁠https://opusr.jp/business⁠⁠

-株式会社ヒューリズム(オプサー提供元)

⁠⁠https://heurithm.co.jp/⁠⁠

-代表取締役CEO多湖 大師さん

⁠⁠https://x.com/taishiiii⁠⁠

-取締役COO 諸石 真吾さん

⁠⁠https://x.com/moroish1⁠⁠



▼パーソナリティ

-中山悠里(独立系VCアニマルスピリッツDirector)

⁠ ⁠https://x.com/yurinakay⁠⁠

-稲荷田和也 (JobTales株式会社 代表取締役 / StartPodsプロデューサー)

⁠⁠https://x.com/oinariiisan⁠⁠



▼企画制作

『StartPods』スタートアップ専門ポッドキャスト企画制作(運営:JobTales株式会社)

⁠⁠https://jobtales.co.jp/StartPods⁠⁠



▼パーソナリティからご案内📣

資金調達の発表を控えているスタートアップ企業は、ぜひ出演のご相談をください。1~2ヶ月前を目処にご連絡いただくことで、発表に合わせた配信も可能です。


また、#StartupNow をつけて感想をいただけたり、Spotify、Apple Podcastなどから★5評価をしていただけましたら幸いです。


▼問い合わせフォーム(Startup Nowへのお便り)

⁠⁠https://forms.gle/vJbT4RMSea5HK6Ec7



サマリー

匠技研工業株式会社の前田将太社長は、製造業の99%を占める中小サプライヤー向けに、工場経営DXを実現する「タクミフォース」を提供しています。本エピソードでは、受注側の中小サプライヤー企業の課題やビジネス戦略に焦点を当てて深掘りしています。前田社長は、中小サプライヤーに注目し、DXを通じて製造業の生産性向上と熟練工の力を解放する重要性について述べています。また、見積もり業務の課題と新たなサポート体制に関する変革についても言及しています。前田社長は、中小サプライヤー向けの製造業のデジタルトランスフォーメーション(DX)を推進する中で、熟練工の力を解放する重要性を強調し、持続可能なものづくりを目指して日本の製造業が経済の基盤であることを指摘しています。

00:03
資金調達を実施されたばかりの企業間の人生や事業の裏側に迫る Startup Now🦄
前田社長の背景と製造業DX
匠技研工業株式会社代表取締役 前田 将太さんへのインタビューの続きをお送りいたします。
前編では放送一家に生まれ、東大に入って弁護士になると思いきや、ラクロスに熱中し、ただその結果、企業の仲間が見つかり、
ペインの強さ、深さ、加えて現場の方々の思いの強さ、そこへの共感というのも感じながら、今この製造業という領域で事業を仕掛けられているという話をお伺いいたしました。
この辺りが本当に同年代とは全く思えないぐらい、本当に素晴らしい業家さんに出ていただいたなという感覚になりまして、めちゃくちゃ嬉しい気持ちと、
そして後編、何に魅せられてここまで今熱中されていらっしゃるのかというのがまた聞けるので非常に楽しみだなというふうに個人的に思っております。
後編ではそんな前田さんが仕掛ける事業や組織について迫ってまいります。
ここでスタートアップナウを応援いただいている番組スポンサーからのお知らせです。
この番組はOPSRの提供でお送りします。デザインでビジネスを前進させるならOPSR、UI、UX、コミュニケーションデザイン、
どんな依頼でもOPSRなら製作実績を基に経験豊富なデザイナーとマッチング。
共同創業者の田子さんとは大学が同じで、諸石さんとはスタートアップナウのイベントで出会いました。
デザインの力に対する熱い思いに刺激をいただいています。デザインにお困りのスタートアップはぜひOPSRと検索してみてください。
それでは前田さん改めてよろしくお願いいたします。
よろしくお願いします。コミュニケーションデザイナーの前田と申します。
よろしくお願いいたします。前半から製造業DXというキーワードが出てきているんですけれども、
どんな事業を展開されているのかというところをもう少し詳しく教えていただけますでしょうか。
中小サプライヤーの課題
はい、承知しました。私たちは工場経営をDXするタクミフォースというクラウド型のシステムを提供させていただいております。
これが主に製造業向けのソリューションになるんですけれども、製造業というのは大きく役割で分けると、
完成品のメーカーか、あとは部品を加工しているサプライヤー企業というところに分かれていきます。
例えば自動車だったら3万点の部品からできているとか、航空機だったら10万点というふうに言われていますけれども、
その部品を一個一個作ったりとか、あと小さなユニットという形で組み立てていったりとか、
そういったことをしているのがサプライヤー企業でありますけれども、
日本の99%は中小製造業、中小サプライヤー企業というところもありまして、
そういったプレーヤーが業界の広く支えております。
そういった企業の課題というところでいくと、まず例えばですね、本当に人手不足とか技術処刑とかということはよくワードとして挙がっていきますけれども、
現場ではですね、まだまだアナログな業務を中心にというところがありますし、
パッコン、減税料費の高騰ですとか、賃上げですとか、そういった減価高騰の圧力がある中で、
一方では業界の召喚集として、毎年毎年5%コスト低減してねみたいな形で、
発注側の企業からリクエストが来ると、そういった板挟みの中でもしっかり利益を出していかなければいけないというですね、
そういった構造に置かれています。
ただその中でもですね、しっかりと利益を出し続けていかなければ、
当然工場の新しい設備への投資もできませんし、やっぱり競争余裕を保っていく上での個人の対応というところもできないと。
なので私たちはそういった日本の機関産業の裾野を支えるですね、
サプライヤー企業、踊り中小、零細企業も含めてですね、その裾野を支えていくというために、
彼らの努力がしっかり生まれるような世界を実現していくというところで、
アクミホースというシステムを提供させていただいております。
ありがとうございます。
まず製造業DXと一言で言ったときに、今前田さんが整理してくださったように、
一つ目の整理の仕方として、誰をターゲットにしているのかというのがあるのだと思っていまして、
つまり、部品を発注する側の完成品メーカー側、これ得てして大企業かなと思っているんですけれども、
それとサプライヤー側と言いますか、部品を受注する側、これどちらかというと中小企業とかSMBと、
この2つのプレイヤーがある中で、匠木健康業さんは受注する側の顧客をターゲットにしているサービスになっていると思うんですけれども、
これ、なぜこっちのサプライヤー側、受注側をターゲットにしたプロダクトにしたのかという、
ここの背景をちょっと教えていただきたいなと思っていまして、
ビジネス的なジャッジなのか、それともこの人たちが困っているからという思想的なところから来ているのか、
ここがどんな背景だったのかなというところがすごく興味があります。
はい、ありがとうございます。早速回突っ込みをいただいて嬉しい限りですけれども、
今においては、ビジネス的なジャッジの要素も大きいと思っています。
受注側のビジネス展望
ただ、当時を振り返ってみると、ある意味、エロ依存というか、
我々が最初にアプローチをして深く聞いていったのが、
そういった中小サプライヤー企業、受注側の企業が多かったというところに起因しているんじゃないかなというふうに思っています。
ビジネス的なところでいくと、これ別にどちらから上っていくか、
例えば大企業側から上っていくのも正解ですし、中小、受注側から上っていくというのも、
どちらも成功の道筋としてはあり得るところかなと思っています。
むしろパワーバランスの強い発注側から上っていくとか、
あるいはより資金的な魅力のある大企業から上っていく、
こっちの方がむしろセオリーに近いんじゃないかなという気がしていて、
我々の中小、受注側から上っていくというのは、ある意味アンチパターンになっていくのかなと。
ただ多くの人がアンチパターンと考えているわけで、
そうするとそこに市場の隙間というのが空いているんですね。
要はなんとなく凝っても多からないよねとか、やっても大変だよねという形で、
隙間が空いているゆえにペインが残されているというところがありまして、
先ほど次の授業ではペインを起点に、そこの課題が根深いところを対象にやっていこうということを考えたときに、
この市場の隙間にあるペインというのが深かったというところは一つの理由としてあります。
加えてですね、やっぱり最近思うのは、
プライヤー側、受注側の企業ってどんどんどんどんやっぱり数は減っていってるんですね。
技術証券の問題もあれば廃業を進んでいく、経営統合を進んでいくというところもあるんですけども、
これからですね、やっぱり数が相対的に減っていくということは、
むしろ相対的に交渉力強くなっていくというふうに思っていて、
今までは例えば複数のサプライヤー企業だから、
相見積もりとって一番安いところに発注していきますよっていう時代だったかもしれないんですけど、
これからの時代は当然減価も上がっていきますし、そもそも優れた技術を持って、
素早いコミュニケーションで品質が安定しているサプライヤー企業に仕事が集まっていくっていう時代の流れになっていくというふうに思っていて、
そうすると高いんだけどこの工場、この企業いいよねっていう形で取引が多分変わっていくというふうに思っています。
なので実は相対的にサプライヤー企業の力が強くなっていくというところも見込んで、
我々はそこに張っているというところもありますし、
あとはビジネスの作り方として製造業の大企業って基本的にはもう自社開発のシステムがガチガチに入り込んでいて、
タップが入ってますとかコンサル入ってますとか、そこをひっくり返していくっていうのは結構難易度が高いかつ時間がかかるっていうのがあるんですね。
特に製造業って先例主義みたいなところがあるので、そういった事例を作らなきゃいけないんだけど事例が作りにくいっていうジレンマにどうしてもはまってしまうと。
なので我々はむしろ中小サプライヤー企業の側からしっかり実績を作って持っていくと。
ここはですね、もう機関シフトガチガチにというよりかはもう少し入る余地があるというところなので、
しっかり事例を作って持っていくっていう、こういったロードマップの仕方があるなというところは後からやっていく中で気づいたっていうところになっています。
ありがとうございます。
三森DXという文脈で見てみると、どこが競合なのかなというと、多分皆さんの一番なじみの深いところで言うと、
薬側の発注サイド側のサービスだとするとやっぱりキャリーさんなのかなと思ってくるんですけれども、
そうすると気になるのは、この発注サイド側と受注サイド側で今は住み分けている世界観だと思うんですけど、
この世界観ってずっと住み分けていくのか、それともやっぱりお互いにこう登ってきてどっかでぶつかってくるのか、
この辺りの見立てっていうのはすごく気になるところなんですけど、皆様どう見られていますでしょうか。
そうですね。おそらく山登っていく中でぶつかっていくというか、むしろ多分連携していくみたいな方向も全然あり得るんじゃないかなと思っていて、
おっしゃる通りで、この会社は受注です、この会社は発注ですっていう、これ綺麗に分けられるところではなくて、
基本的にすべてのものづくり企業が当然受注もするし発注もするっていう両方の役割を持っているっていうのが、
製造業の実態だというふうに思っています。なので双方の登り方であっても絶対どっかで交わってくるというふうに思っていますし、
製造業って市場規模で言ったら100兆円とか120兆円とか180兆円とかそれぐらいの規模があるところなので、
基本的にはもう一社で解決していくというところは難しいと。今後AIの進展によってもデータというのがどんどん大事になっていく中で、
もしもこれ自社、一社だけで全部囲い込めたらこれも最強なんですけど、多分そういう世界観にはなりづらいというふうに思っています。
例えばですけど、ある会社が、これ分かりやすく、トヨタからも仕事を受けます、日産からも本田からも自動車系列、いろんな会社から仕事を受けますよっていう世界観はあるとは思っているんですけど、
そこでトヨタさんのシステムと日産のシステムと本田のシステムという形でシステムが乱立していくっていう世界観はあり得るんですけど、
サプライヤー目線で見たらそんなにいろんなの乱立したらやりにくいよねっていう世界線ってあると思っていて、
そうすると多分システム同士をうまく連携していくというか、そういう世界線って必須になっていくんじゃないかなというふうに思っています。
加えて企業間連携っていうところは最後の砦として残ってくる重要課題かなというふうにも思っていますので、
そういったところはある意味交わってくるとは思っていますし、一方で僕としてはオールジャパンで戦っていくっていうそういうところで連携できたらいいんじゃないかなというふうには思っています。
ありがとうございます。
製造業におけるDXの必要性
あと先ほどやっぱりSAPPが強い領域だみたいな話もあったんですけど、これやっぱ製造業全体の中で次にバリューチェーンで考えてみると、
受注するまでのプロセスのところ、つまり今匠木健さんがやられているところ、
あとその後受注した後の生産管理、それから販売管理みたいなバリューチェーンがある中で、
これまでどっちかっていうとDXとかシステムが進んできたっていうのは受注後の生産管理の領域だったのかなというふうに思っています。
これ多分いわゆるSAPPが手掛ける領域だったと思っているんですけれども、
受注前のこの調達部分というんですかね、のDX化っていうのがなぜこれまでは比較的遅れてきたのか、
そして逆になぜ今このタイミングでチャンスが来ているのかみたいなところ、よければ教えてください。
ありがとうございます。またまたかなり深い質問だなというふうに思っているんですけれども、
SAPPとかが入るのは基本的に大企業領域なので、中小サプライヤー企業においても、
SAPPではないんですけど、受注後の生産管理領域を手掛ける企業さんというのは、これまでも何社もいらっしゃいました。
一方で受注より前の見積もり調達部分に関しては隙間が空いていたというところなんですけれども、
これもいくつか理由があって、例えば見積もりという方に関していくと、
見積もりという業務とかニーズ自体って、まだ市場で新しいというか、たぶんここ15年ぐらいの課題なんですね。
大きかったのはリーマンショップだと思っていて、これを皮切りにまず製造業の一社依存とか、
系列化の解体が進んでいきましたというところ。
加えて、下請け法が厳しくなってきているので、一社で差し出れ出していくって結構難しくて、
そうすると基本的には、むしろ構成取引の観点から相見積もりしていきましょうということが増えているんですね。
しかも、自動車一業界依存からもう少しタプラー企業がポートフォリオ経営をしていく、
新しい仕事を取っていくというふうになった時に、必ず見積もりというのが発生してくるというところもあるので、
その意味で見積もりということ自体は、わりと新しい課題業務領域だというふうに捉えています。
そうすると、その課題が生まれた時って、なんとなくExcelで頑張って対処していくとか、
あと機関システム側に見積もりの帳表を発行していくという、そういった機能ができてくるということで対処していたんですけど、
それがいよいよ限界を迎えてきているというところになりまして、
熟練の方が、60代、70代の方が引退していくから、そういったアナログ化と独自的なオペレーションって限界を迎えてきているねという話もありますし、
昨今、原価が高騰して価格低下をしなきゃいけないというところで、
適正な価格を出していくというニーズがすごく強まっているというところもあるので、
やっぱりこの見積もり領域におけるバイナウっていうのは非常に大きくなってきているんじゃないかなというふうに思っています。
見積もり業務の変革
あとは、中小の領域においては、やっぱりコロナの影響ってすごく大きかったなと思っていて、
我々もですね、かなりの頻度で、これ営業段階とかカスタマー作成段階で現場訪問させていただくっていうことが今日になっているんですけど、
一方で、やっぱりアフターコロナの世界観って、オンラインでの打ち合わせが可能になったっていうことは非常に大きいなというふうに思っていて、
今まで、例えばサプライアキーを対象にエコノミクスが成り立たなかったところが、
そういったオンラインでのサポートとか打ち合わせっていうところを交えることによって、
エコノミクスが成り立ち始めたっていうところは、やっぱり大きな転換点としてあるなというふうに思っていて、
なので、こういったサービスっぽいビジネスモデルがようやくこの領域でも成り立ち始めたなというところは、転換点として感じています。
なるほど。ありがとうございます。
課題として新しいというところと、それから下請け法とかいろんな業界変革があり、
YNowが強くなってきているんだとすると、逆に今までこの生産管理を手掛けてきていて、
もうすでに顧客ベースがあるような企業が、調達側のDX側にも入ってくる、染み出してくるっていう世界観っていうのはあるんでしょうか。
そうですね。それはあると思いますし、やる気しないというところではあるとは思うんですけど、
一方でその見積もりとか調達って各社で業務プロセスだったりとか、あとは原価計算のロジックっていうのが全然異なってくるんですね。
っていうのも例えば全く同じものを加工しますっていうふうになった時も、各社が持っている設備によっても変われば、
あと工程設計によっても変わりますし、あとは材料選定によっても変わってくるっていうところもあったりします。
そうなると、意外と汎用的なパッケージとかっていうところだと作るのが難しいというところもあって、
組みホースもSaaSではあるんですけど、濃厚度でカスタマイズができるというものになっていて、
イメージ、キントーンとかセールスホースに近いような形ですね。
そういうふうになっていくと、例えばオンプレのシステムでそういうことを施しますってなると、
基本的には現地に全部訪問していかなきゃいけないとか、
あとはそもそもデータモデルっていうところが従来型のものになっていて、
そういったカスタマイズのコストが非常に高くなっていくというところもあるので、
既存プレイヤーがそのものの形で進化してやっていくっていうのは多分難しい領域で、
やるんだったらもう楽器版を活かしながらもう01でビルドしていくっていう形になるかなというふうに思っています。
逆に多分そこがゼロからできるのがスタートアップの強みであるというふうに思っているので、
我々はそのより複雑な領域に対してカスタマイズ性の高いデータモデルを1から構築していくというところで
作ってきたっていうところがひとつ特徴としてあるかなと思っています。
未来の展望と募集
なるほど。ありがとうございます。顧客ベースがあったとしても、
全然経過が違うからそんな簡単には染み出せないんだよっていうことがよくわかりました。
匠議研工業さんとしてはこれまで調達DXといいますか、
見積もりサースみたいな見積もり支援サースみたいな領域で非常に愛されてきたのかなと思っているんですけれども、
この先じゃあどんなふうに未来展開していくのかというところをお考えがありましたら教えてください。
はい、そうですね。我々も今見積もりのDXから取り組んでいるのはあるんですけど、
ちょっと思っているのが、もう2025年からは見積もりシステムの開始ですっていうところのブランディングはやめようかなというふうに思っていて、
ブランディングというか、見積もりって業務の入り口であり、
そこにペインが強かったというところでスタートしているんですけど、やっぱりここからスタートして思ったのは、
ここから始める工場経営のDXっていうところの可能性って非常に大きいなというふうに思っていまして、
こういった日常業務の中で図面だったりとかいろんな工程情報、あるいは制度にかかる情報というのが自然と無意識に溜まっていくというところですね、
ポイントだというふうに思っていて、そうするとこれから本当にAIトランスフォーメーションみたいなそういう時代が来ると、
最近だったらAIエージェントみたいなところはかなりホットワードになっていますけれども、
我々もそういったこれまで蓄積がされてこなかった貴重なデータというのを匠ホースを通じて貯めていくことができると、
そうすると例えばそれを現場に展開していくですとか、もう少し人の生産性というのを飛躍的に上げていくという方向でできるんじゃないかなと思っておりまして、
来年以降は匠ホースAIっていうところをしっかり開発リリースしていきたいというふうに思っていますし、
工程設計の自動化だとか、そういうところも次第にできていくんじゃないかなと思っていますので、
単なるデジタル化DXというところを超えて、いわゆる業界全体をAIがフル活用できるような状態まで持っていくというところを実現していきたいなと思っています。
ありがとうございます。最後もう一つ聞いてみたいのがですね、この製造業という業界が100兆円以上というところがありまして、
そして今話を聞いている中で、匠技研さんが勝っていけるんじゃないかみたいな期待感がすごく感じさせられた内容だったなと思っております。
そして一緒に船に乗っていきたいという方も多いんじゃないかなと思ったりするんですけれども、
ずばり直近で言えばどういう方々を募集していますみたいな、そういうところもぜひ教えていただけますか。
はい、そうですね。もう全方位を募集していますという形なんですけど、
特に注力しているのがですね、まず一つはカスタマーサクセス兼コンサルティングのチームですね。
我々匠技研の事業の核となる部分でございまして、もちろん今匠ホースといういわゆるSaaSをですね、
しっかりお客様にデリバリーしていきますよというところも大事なんですけど、
この製造業ってじゃあいきなり今日からツール入りますって言っていけるかというと、そうではない。
例えば事前に業務プロセスの整理が必要だったり、原価計算の仕組みとかロジック自体を見直していかなきゃいけないっていう、
かなりですね、路上を整えていくというコンサルティングが非常に肝になってきまして、
チームとしては強化していきたいなというふうに思っています。
ですので、バックグラウンドもちろんコンサル経験があるとか、製造業の営業をやっていましたとか、
そういった方ももちろんウェルカムですし、今ですね、うちのチームで活躍しているメンバーというのは、
例えば20代、30代で製造業未経験、よかったら証券会社いましたとか、
メーカーいましたとか、そういった業界関係ないメンバーでも一からランニングしてできるっていうところができる環境を整えておりますので、
ぜひですね、スタートアップでアグレッシブに努力したくお客さんに向き合いながら、現場のありがたい、
嬉しいお声をいただきながらですね、事業を作っていきたいという方は非常に向いているんじゃないかなというふうに思っています。
あと加えて、このポッドキャストをお聞かれている方で、あとエンジニアですね、これはシステム開発のところもそうですし、
あとはAIの研究開発というところもそうですし、どんどん最後に力入れていきたいなというふうに思っていますので、
プロダクトサイドのですね、メンバーも絶賛募集しております。我々もですね、もう事業を作っていく上では、いい組織チームを作っていくということが
本当に必須になっていくなというところは思っていまして、そこそこ2025年はですね、私前田も時間の半分以上は最後にコミットしていくというところで、
製造業のデジタルトランスフォーメーション
本当にいろんな方とお話できればなというふうに思っています。これはもう直近じゃあすぐ停職しますっていう、そういう話だけじゃなくて、
そもそも同じ業界にいるけど、匠意見がどう考えているのかとか、あれ前田氏どう考えているのか、もうかなり話したいですっていう、そういった形でも本当に
ウェルカムかなというふうに思っていますので、本当にこのラジオを聞いた方で少しでも話してみたいなと思った方は、ぜひこの話の機会いただければなというふうに思っております。
ありがとうございます。ちょっと全然まだまだ聞きたりないところではあるんですけれども、あっという間にお時間来てしまいまして、
最後にこのポッドキャストのリスナーさんに向けて届けたいメッセージなどありましたらお願いできますでしょうか。
はい、そうですね、私たちはフェアで持続可能な遅れるものづくりをというところをミッションとして掲げております。
本当にですね、日本の経済を支えている機関産業が製造業というところで、多くのリスナーの皆様方がしたら少し遠同位というところを感じることもあるかもしれないですけども、
本当に日本の経済政治を支えてきたのはこの製造業という業界でもありますし、一方でそこにバックグラウンドがない方でもやっぱり
この部下が入っていくとものすごく魅力的で奥深いその面白さを感じていただけるんじゃないかなというふうには思っております。
まだまだですね、我々も今社員役員で言ったら12人ほどしかいないというところもありまして、
本当に創業期というところで力10、50、100というところ一気に駆け上がっていくぞというところで、
一緒にですねこういったことをワクワクしながら作っていけるメンバー大募集していますし、
あるいは実はこれ業界変革一社だけではできないというふうに思っているので、
そのパートナーの器用さまを含めてですね、もうワンチームでオールジャパンで戦っていきたいなというふうに思っていますので、
ぜひですねそういったご縁改めていただければなというふうに思っておりますので、
はい引き続き応援のほどよろしくお願いしますといったところでよろしくお願いします。
持続可能なものづくりの重要性
ありがとうございます。
こういう採用のメッセージの時って比較的採用の間口を広げるようなこんな方でもいけるんですかみたいな話とかよくして、
前田さんもそういうようなことを少し言っていただいた気がするんですけど、
僕あえてなんですけれども、多分めちゃめちゃ優秀な方じゃないと入れないなというのは感じています。
多分業界すごく難しいかつそのコンサルの部分が相当緻密に入られてらっしゃるんで、
まさにコンサル出身という話もいただきましたけど、
あるいはでいくとそこをもう覚悟の上で本気で突破するんだという強い意志力がなければいけないなというふうなことは勝手ながら感じたので、
ぜひ我こそはという方は入られたらめちゃめちゃいい会社さんなんじゃないかなと個人的に思ったので、
ぜひご覧いただけたらなと思っております。
ありがとうございます。お待ちしています。
ありがとうございます。
概要欄にホームページ採用情報のページ資金調達のプレスリリース、
そして前田さんのXのリンクだったり直近の今回の収録でもたくさん参考にさせていただきましたノートかなりみっちり書かれていらっしゃいますので、
記載しますのでぜひご確認いただけたらと思います。
最後にパーソナリティからのお知らせです。
スタートアップナウ資金調達直後の企業家さんへのインタビューにこだわっていきたいと思っております。
だいたい資金調達の発表から2ヶ月前ぐらいにもうこれぐらいの時期に本身のプリリースしますというのをお伝えいただけると調整しやすいかなと思いますので、
ぜひぜひご相談。
次戦でも他戦でもお待ちしております。
皆さんのお役に立てたらというふうに思っております。
そして今回の年末の配信となりますけれども、
ジャパンポッドキャストアワーズのリスナー投票への締め切りが1月10日に迫っておりまして、
ぜひスタートアップナウに皆さんご投票いただければ嬉しいです。
そして今回の配信が面白かったよ、区民的健康業者さんすごかったという方はぜひエクスで拡散したりだとか、
感想いただけたりしたらというふうに思います。
皆さんお聞きいただきましてありがとうございました。
そして前田さんご出演いただきましてありがとうございました。
ありがとうございました。
23:25

コメント

スクロール