資金調達を実施されたばかりの企業家の人生や 事業の裏側に迫るStartup Now🦄MOSH株式会社代表取締役社長 籔和弥さんへのインタビューの続きをお送りいたします。
前編では、幼少期から人がやらないことをやるという アイデンティティを確立されて、そして学生時代にブレイクダンスに 入学されたりだとか、アメリカに留学をされたり、
インバウンド向けの飲食店の予約サイトを立ち上げられたり、 新卒でデッテリーさんに入られて、3年半で辞めると実際に辞めて、 世界中に行ったところで現体験となるようなエピソードとかも生まれまして、
今のMOSHを創業されたといったような話をお伺いしました。 後編では、そんな籔和さんが仕掛ける事業やMOSHさんについて迫っていきたいと思っております。
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それでは矢部さん、改めましてよろしくお願いいたします。
よろしくお願いします。
よろしくお願いいたします。
それではですね、まずはどんな事業をされているのかというところから 詳しめに教えていただけますでしょうか。
ありがとうございます。
僕らの専門家とかクリエイター向けのサービス販売、 経営拡大のプラットフォームというものを運営しております。
例えば英語の先生だったり、フィットネスの先生だったり、 お教室をやっているような方々が
サービス販売の仕組みを簡単に作れて売上が伸ばせますよ、 そんな感じのプラットフォームをやっています。
現状大体1万事業者ぐらいの方にお使いいただいておりまして、
本当にすごい方だと年間数億円とかの売上を上げるようなクリエイターの方も出てきて、
徐々にいろんな方が使っていただいているプラットフォームになりつつある というような事業を運営しています。
ありがとうございます。ちょっと例で英語とかフィットネスとかお教室とか出てきたんですけれども、
業界業種としてはどういうパターンが多いのかなとか、 使い方の例としてどんなところが多いのかなみたいなところも
少し具体でいただけますでしょうか。
ありがとうございます。我々捉えているマーケット的には結構サービスECみたいな文脈で捉えているので、
結構オンラインオフライン問わず全体のユースケース的にはあるという感じなんですけれども、
その中でも今々は結構オンライン側のユースケースが多いですと。
その中でも結構サービスを教えるとか何か講座をやるとかレッスンをやるとかスクールをやるとか、
そういう形のユースケースが一番多いです。
ジャンル的にはかなり幅広くあるので、職種的にも今200職種以上のクリエイターさんにお伝えいただいていて、
分かりやすくこのジャンルみたいなのはないんですけれども、
ユースケース的には一台一台を教える、一台一台を教えるみたいな、
そういうスクール形式のフォーマットがユースケース的には一番多いかなという気がします。
これ使ってくださっているユーザーさん、顧客って、
このMOSHさんのサービスが出てくる前っていうのはどんな風に提供されていたのか、
もしくは全然やってなかったけど、
MOSHさんが出てきて初めてこういう取り組みをしてみましたみたいな感じなのか教えていただけますでしょうか。
ありがとうございます。
っていうとどちらもありまして、現状でも結構どっちもあります。
なので新しく始める方もいらっしゃったりとか、
これまで自分で例えばワードプレスとかWixとかああいうサイトビルダー的なやつを使って、
予約フォーム、ペイメントの仕組み、動画配信の仕組みとか顧客のCRMとかを、
結構業者さんとかにタッチをしながら製作を行って、
サービス販売の土台を作って、サービス展開されているみたいな方が多いです。
そこで我々というとそこの仕組みをオールインワンで提供できますよというところで、
ゼロから立ち上げる方だとすごい簡単になるし、
今までいろんなワークフロー組み合わせてやってた方も、
ある種そこが一元管理できることによって、
ある種顧客のデータベースもある種ハブになって、
よりマーケティングがしやすくなったり、
顧客の受講体験的なところを管理できるみたいなところで、
便利に感じていただいているというのが、
割とビフォーアフターに近いところかなと思います。
今のお話聞くと、あんまり競合という競合がいないのかなと思いつつ、
あえてどういう競合環境なのかというのを捉えるとすると、
ものではあるけれども、ECのカートシステムというと、
ショピファイピーデースみたいなもの、
一方でスキルマッチングみたいなサービス販売みたいな文脈でいうと、
ここならみたいな、そんな風に捉えればよいんでしょうか。
そうですね、結構実態としてはどちらかというと、
自社でやるか、募集でやるかみたいな感じになるので、
それこそ各提供価値ごとのプレイヤー、
とバッティングするみたいな感じかなと思ってまして、
意外にそのECカート系とか、いわゆるモール系のサービスさんとは
そこまで競合してなくて、自社で作るか、
募集でやったほうが運用管理も含めて簡単なのかどうかみたいなのが
国内だとまず多いです。
グローバルだとかなり同じアングルで取り組んでいる会社さんとか、
同じ方向性でプロダクトロードマップが捉えている会社さんとかあったりするので、
そういう意味ではグローバルの競合っていうのは、
今後国内にも出てくるかなと思ってますっていう感じですね。
なるほど、ありがとうございます。
先ほどマーケットプレイス型みたいなビジネスモデルの話も出てきたんですけれども、
今マーケットプレイス型ではないホームページはストアフロント型って呼ばれていたかなと思うんですけれども、
ショピファイなんかを見ていると、こういうストアフロント型を使う顧客っていうのは
自分のブランドがある、自分で連れてこれるよっていう人が使うのかなと思っていて、
一方でMOSHさんの顧客が事業者なのかそれとも個人なのかにもよると思うんですけど、
もし個人なんだとすると、ここはマーケットプレイス型で集客までやってあげた方がいいのかしら、
なんていうのもちょっと素人目には思ったりするんですけど、
この辺りどうしてこのストアフロント型にすることになったのかみたいなところを教えていただけますでしょうか。
ありがとうございます。素晴らしいご質問でして、
まずあれですかね、一個あるのは多分皆さんが想像している以上に、
ソーシャルのトラフィックってかなりやっぱ膨大になってきているという前提がありまして、
なので結構そこの効率化とその集客を最大化する入り口、
およびそれを自分で自社で運用できるみたいなこと、
本当にメガインフルエンサーとかではなくても、
そういうフェーズに結構差し掛かってきているというような市場の変遷というか変化がありますと。
その前提に立つと、トラフィックの持ち方も結構変わっていて、
それこそGoogleで検索する人もいれば、TikTok、Texas、YouTube、インスタ、
場合によってはLINE、人によってはリアルな場所でみたいなことが出てきたときに、
やっぱりそれを集約する場所というのが各事業者が本格的に事業運営拡大をする必要になっていますというところがあるので、
モールとソフトワークのそこまで競合しない概念というか、
トラフィックの一個のトースとしてモールがあるという位置づけなのかなと思っています。
僕はどちらかというと、やっぱりそういうトラフィックがかなり分散化したり、
今後AIによってGPTである種できますとか、
指名でその人のLPに直ランディングしますみたいなことも全然あり得るなとなったときに、
やっぱりトラフィックはかなり分散していくだろうなというふうに思っていまして、
なのでそれを集約管理する仕組みみたいなアングルから、まず模試は入っています。
逆にそのモール的な位置づけとかは、
集客を加速させるための機能の一つみたいな捉え方を僕らしていまして、
そのぐらいの期待値でこの辺りは取り組んでいくという可能性もある。
逆に言うと他の複数のチャネルのトラフィックをちゃんと事業者がより集めやすくするとか、
リファラルをより加速させるというところも、
集客のオプションの一つなのかなというふうに捉えているので、
そういう形で事業者の01の方のエンパワーメントというのも今後やっていきたいなというふうに思って、
そこに対しても推しをし始めているという状況だったりしています。
なるほど。ありがとうございます。
多分私の市場の捉え方がすごい古かったんだなって反省してまして、
ブランドがあるところバーサスSMBでマーケットプレスなのかそうじゃないのかと思ってたんですけど、
そもそも時代の流れ的にいろんなソーシャルの流れも強くなって、
トラフィック自体がそんなに一つに集約する時代ではなくなってきていて、
もはやマーケットプレスというモデル自体も古い風になってきているのかなというのを、
今日お話を聞いて感じました。ありがとうございます。
ご説明いただいたものが結果として出てきているなというのが、
トラクションのGMVベースで削退費300%の成長というふうに書いてありまして、
これもう本当にすごい物伸び率は本当にすごいことだなというふうに思っているんですが、
ここまでこんなにトラクションがGMVが伸びたっていうのは、
これは何が一番要因としては大きかったんでしょうか。
全く僕ら本当に全然規模感もまだ飛べば飛ぶような規模感だと思っているので、
伸びているとはいえまだ相当ニッチなマーケットだなというふうに思っているんですけれども、
僕ら全体としてはやっぱり市民経済みたいなものを作っていきたいというふうに思ってまして、
いろんなところで市民経済化ってこれだけソーシャルの発達、インターネット発達があると、
いろんな業界で市民経済化していくだろうなというふうに思ってまして、
そこの前提がちゃんといわゆるマーケットみたいな捉え方だったりとか、
市場のトレンドみたいなものが後押ししている前提はまずあります。
その中で僕らとしてどういう上り方をしていくのかみたいなところで、
ちゃんとクリエイターに向けてのツール端を提供していって、
僕もやっぱり顧客接点めちゃくちゃたくさん持っているので、
クリエイターエコノミーのマーケットって投資家の方から見ると、
いやそんなどうせ儲からないでしょって思われるんですよね、客観的に見ると。
ただやっぱり実際マーケットにダイブしてみると、
すごい高規模感の方が出てきたりとか、
そういう方が新しい事業をどんどん作っていったりとかしているのを
前線でかなり見ているので、非常にマーケットオポチュニティが多くて、
今後の広がりもすごいでかいし、逆にダイブしているからこそ、
こういうクリエイターにこういう捉えにこういうものが刺さるんだなというのがわかっています。
そこをちゃんと当てにいけているというところが一つ、
僕らの強みというか直近の伸びを作っているのかなとは思いますね。
ありがとうございます。ちょっとバカっぽい質問になるんですけど、
GMVの分解が人数×1人当たりの流通額だとすると、
この人数がすごい増えましたっていう感じなのか、
それとも流通額が大きい人が入ってくるようになったので、
トラクションとしてすごい伸びましたなのかで言うと、
今はどんなフェーズなんですか?
ありがとうございます。
ちょっとショピファイVSベースみたいなところを考えてみると、
ショピファイも全体はやりつつ、やはり収益の中心は大きいエンタープライズ中心で、
ベースさんは一方でそっちは狙ってなくて、
明らかにロングテールを狙いに行ってるなっていう感じがあるんですけれども、
MOSHさんは別に住み分けているプレイヤーがいないとすると
どっちも狙っているっていう説もありつつ、
これなんかどっちの方側に行きたいみたいなのってあったりするんですか?
そうですね。基本的に順番かなとまず思ってまして、
この1,2年とかは割と僕らトップクリエイターとかカテゴリーリーダーという風に呼んでるんですけれども、
こちら側の機能拡充価値開発を結構やってきたというところがあって、
稼げる人がもっとめっちゃ稼げるようにするっていう世界線も
ちゃんと張っていくことがかなり大事だと思っているので、
そっちをまず優先的にやりながらロングテール側のところを抵抗して
後半やっていくみたいな感じで、社内的には戦略を整理しているという状態でございます。
ありがとうございます。最後に出資のところもお伺いしたいなと思ってまして、
グローバルブレインさんとかすごく有名な投資家も入っている一方で、
ちょっと1つすごく気になるのが、ベースさんがご出資されているっていうところがありまして、
かなり戦略としては似ているところがあるなという印象なんですけど、
今はベースさんはモノ、モーシュさんはサービスっていう住み分けがあるのかなと思いつつ、
将来的には競合したりしないのかなみたいなところもちょっと気になってまして、
ここはどんな背景でこのご出資につながったのかみたいなところを教えていただけますでしょうか。
ありがとうございます。実際結構やってみる、やっぱり顧客獲得、いわゆるゴートマーケット的なところも、
やっぱり相当変わるなという感覚があり、かつそのプロダクトの価値開発の方向性とかロードマップも、
やっぱり全然変わるなという感覚があります。
なので結構、例えばペイメントとかそういう部分は唯一共通するところではあるんですけれども、
顧客獲得、価値開発の方向性がかなり全然違うので、
それも事業側というか、僕も鶴岡さんもここは結構そうではないと思っているので、
物販はやっぱりそれはそれなりに超でかいマーケットなので、
サービスのところはある種任せるという感じで僕ら受け取って、
逆にEC側もそれはそれで結構深いワークフローがあるので、
ここは結構ある種全体の連合として取り組んでいけるといいのかなというのを、
当時シリーズのタイミングで話して、本当にその人たちで会話し続けて、
経営の連携とかはかなりやらせていただきつつも、
サービスの連携とか顧客獲得的な分析では連携はまだこれからという感じだったりしてます。
ありがとうございます。
今後の展望だったり採用戦略みたいなところも少しお伺いしたいんですけれども、
今シリーズCで結構少数性で運営されてるんじゃないかなというふうなことを見受けしていて、
今50名いくんじゃないですかね?
そうですね、おっしゃる通りです。
一方でこのシリーズCの特別サイトを見ているとすごく驚いたのが将来のプロトタイプというところで、
未来の構想案で本当にクリエイターが抱えるあらゆる悩みを解決していくような
オールインワンのプラットフォームになっていくというところで、
これものすごいチャンスが広がってるフェーズなのかなってことを思ったりもしたんですけど、
そのあたり少し教えていただけますか?
ありがとうございます。
僕らかなり顧客接点たくさん持っているので、
僕もかなり毎週会食もあるし、
クリエイターとのお茶する時間とかもあったりしながら、
やっぱり今後の事業拡大とか事業オポチュニティを色々学ばせていただいているんですけれども、
急速に成長しているマーケットなので色々な事業機会があって、
そこに対して僕らもあんまり個人とかSMBに向けてプロダクトを作るって、
現行経済合理性がなさそうに見えるので、そんなに皆さんやられないんですけれども、
めちゃくちゃ面白いマーケットだなと思っていて、
そういう方向けに色々なソフトウェアを今後たくさん作っていきたいなと思って、
より事業開発もやっていきたいなと思っているので、
僕ら的にはクリエイターの数を増やしていくという文脈で、
国内・海外をシンプルに捉えていて、
ある種のクリエイターの売上を上げるという意味でいうと、
色々な事業機会を並行してマルチプロダクト的に展開をしていくという構想を描いているので、
そういう事業をやっぱりできるようなシニアなメンバーというか、
ビジネス側もプロダクト側も、
そういうシニアなメンバーの少数性でプロダクトを中心とした価値開発を前提として、
事業をでかくしていけるような人たちと一緒にやれるといいなというふうに思っておるという感じでございます。
ありがとうございます。
まだまだ聞き足りないところではあるんですけれども、お時間が来てしまいまして、
ありがとうございます。
最後にリスナーさんに向けて届けたいメッセージなどありましたらお願いできますでしょうか。
ありがとうございます。やっぱり投資家の方も採用候補者の方もそうなんですけれども、
意外に僕らこの使命経済を日常にするというビジョンとか、情熱が巡る経済を作るっていう、
このミッションビジョンみたいなところがやっぱりかなり創業の原体験とかアイデンティティになっていて、
非常にそこが僕らの足腰を支えていますと。
そのある人の異例ごとに聞こえるミッションビジョンなんですけれども、
実際に顧客に会ったり、その事業機会を結構間近で見せてもらうと、
非常に可能性を感じれるマーケットだったりするので、
そういうチャレンジがしたい方は非常に面白いと思っていただける機会なんじゃないかなというふうに思って、
そういう方とはぜひこういう人ができたら嬉しいなと思ったりしております。
ありがとうございます。概要欄にシリーズCの緊張達の特設サイトだったり、
Yabuさんのエッグのリンクなどを各種貸しますので、ぜひご確認いただければと思います。
パーソナリティからのお知らせです。
スタートアップナウでは番組に出演いただく企業家さんを募集しております。
緊張達前にコンタクトいただけて調整なんかできるといいかなというふうに思っております。
またリスナーの皆様には番組のフォローや評価を、
そして今回Yabuさんの話が面白かった、応援したいという方がいらっしゃいましたら、
ぜひXでの拡散をお願いいたします。
Yabuさん、そしてお聞きいただいたあなたもありがとうございました。
ありがとうございました。
ありがとうございます。