当初100億問題、シリーズAを厳しめに見るようになって、でかいことを成し遂げたり、大きい会社を作る、ただ中長期じゃないといけない、っていうことを応援できる
キャピタリストとかVCじゃなきゃいけない。キャピタリストとしての立ち上げっていうのは、今思い出してもちょっと頭が痛くなるというか、無意味感というか
を紛らわせれないというか、営業を僕にさせてくださいと。まだ起業準備中だけど、リクルートとかサイバーでインターンしたことがある立教の1年生がいるから
その時はまあやっぱりなかなか難しいな。タイミーのサービスをやるきっかけになったのは2017年。これはどう?
声で届ける起業家の物語、スタートアップNOW、MCの大稲荷です。本日はスタートアップの起業家ではなく、それを支えるベンチャーキャピタル、その中でも
2025年の11月、100億円規模で発表されたばかりのシータタイムズベンチャーキャピタル、ジネラルパートナーの北尾隆さんにお越しいただきました。
北尾さんよろしくお願いします。よろしくお願いします。実はこの収録発表直後ぐらいに今、見せていただいておりまして、多分めちゃめちゃいろんな方々からの連絡も来てお忙しいかなとは思うんですけど、どんな日々ですか?
まあありがたいことに、かなり反響あって、やり取りだけでもう確かに時間過ぎちゃうぐらいの連絡をいただいたりしてますが、
立ち上げたばかりですので、そういう意味ではカオスな状態で3人でバタバタしながらやってます。ありがとうございます。そんな中でありますけれども、
シータさん及び北尾さんの過去の話なんかも今日はたくさん深掘りさせていただきたいなと思いますので、いろいろ聞かせていただければと思います。
そして番組を応援いただいているスポンサーのご紹介です。
今月より、企業化・投資化のための超伴奏型英語スクール、ナインティーイングリッシュさんが、スタートアップナウの番組スポンサーに就任いただきました。
ナインティーさん、ありがとうございます。
ナインティーイングリッシュでは、高天的に英語を習得した日本人のバイリンガルコーチが、言語学をベースに徹底サポートしてくれる、そんな英語スクールです。
実は僕も今年の7月から受講を始めておりまして、週に3回レッスンを受けながら宿題を提出したいと英語に向き合っている日々です。
徐々に英語に対する苦手意識もなくなってきておりまして、この番組をより世界に通用するようなものにしていきたいなと頑張っているところでございます。
ぜひ同じように英語を課題を抱えていたり、頑張っていきたいよという方は一緒に受講してみませんか。
ナインティーさん、これからもどうぞよろしくお願いします。
そして2社目は、スタートアップがオフィス移転をするなら一歩。
通常のオフィス探しからいぬき物件の紹介、待機の支援まで手厚く搬送。
実はスタートアップNowを収録しているこのスタートポッドスタジオ、この物件も一歩さんにご紹介いただきました。
かなりタイトなスケジュールだったんですけれども、とっても丁寧に寄り添っていただきまして、スムーズに入居にたどり着くことができました。
一歩さんも11月からスポンサー収入いただいておりまして、本当にこの度のご縁もありがとうございます。
ぜひスタートアップでオフィス移転を検討されている方々、一歩さんにもお声掛けいただければと思います。
そして3社目は決まる商談が増えるイメディオ。
問い合わせ直後や資料を読んでいるホットなお客と画面上で商談を自動で設定。
電話をしなくてもアップが取れる有効商談オートメーションです。
イメディオさんは音声のみで配信しているタイミングから長らくスポンサーして続けてくださっておりまして、おかげで今のスタートアップなどが継続できております。
継続的にご支援いただきまして本当にありがとうございます。
有効商談の創出、この辺り課題を覚えている方々はぜひイメディオさんにもご相談してみてください。
本日は北尾さんの人生の物語も見説いていきたいなと思っているんですけれども、その前にやはりシータタイムズベンチャーズ、とても気になる方が多いかなと思いますので、まずはそこの概要のところから簡単にご紹介いただいてもいいでしょうか。
7月からファンド自体は立ち上げてスタートした会社になります。
シータって角度でいう意味合いで、タイムズというのは掛け算みたいな、そういう表現を意識してつけた名前で、スタートアップだったりの成長角度を上げていくっていう、本当に大きな会社を作ろうというところで意識した一つの角度と、
もう一つが、しっかりIPOをしていくような会社を僕らとしては投資をしていくんですけど、普段シードアリーですので、シードアリーというとIPOをしたい会社とM&Aをしたい会社、両方と会えるステージなんですけど、
そういう意味ではIPOをしていく会社を投資させていきつつ、M&Aはある意味LP企業さんだったり大企業さんにつなぎできる、そういう出口を意識してますよという、出口の設計をしてますよというのの角度と、角度の掛け算みたいなところでインパクトを出していくっていうのが、なんとなくの名前の由来というところです。
で、シードアリーで投資をして、リードで投資をしていくファンドになります。
中垣がシフトとかを初期から、私はタイミーさんとか、小池もサイバーエージェントの中でいっぱい大きな事業を作ってきたという意味では、ユニコーンですとか、もっと言うとデカコーン、売上規模で言ってもユニコーンだとやっぱり500億とか、
デカコーンだともう10倍いるよねとか、そういう希望感の会社を本当に作るために、シードアリーから一定のチケットサイズを持ってやらなきゃいけないよねっていうところで集まったチームになります。
ありがとうございます。ちょっといろいろ深掘りしたいポイントがたくさんなので、一つ一つ聞けたらなと思うんですけど、まず3人の共同GPでやられてらっしゃると思うんですけど、これは最初の発起人じゃないですけど、どういう感じでチームが組成されていったのかとかでいくとどんな感じなんですか?
みんなそれぞれ個人でやろうと考えてたところで、最初は中垣は私とどっかでできたらいいねみたいな緩い話をしつつ、一方で小池と中垣も話してたっていう形で、私と小池は栽培ジェント時代はそこまで設定はなかったので、
ある意味一緒にやりたいですねってなった後に中垣に紹介してもらったみたいな形でスタートをしてまして、特に中垣と小池で言うと、小池がサイバーエージェントを2023年に専務を退任してて、そのタイミングで次何か事業やるんじゃないかっていう時に中垣は投資したいなっていう。
アプローチかけて、そしたらやりたいことはもうちょっとVC的なものにも近かったりとかするんじゃないかと、僕と中垣は逆に投資を、僕の初めてのキャリア1社目の投資席が当時DNXさんにいた中垣と被ってたので、
それでそこからの中という意味では10年くらいの中でっていう感じで、みんなそれぞれやろうとしてたんですけど、中垣は両方を合わせてくれたっていうような出会い方でスタートしてます。
ちょうどその3人で創業された経緯なんかもいただきましたけれども、この2025年本当にスタートアップおよびVCを取り巻く環境トレンドすごく変化してると思っておりまして、さっき挙げていただいた特徴とかもきっといろいろ議論しながら決めたのかなと思って、どんな背景で決めていったのかみたいなところも教えてもらえますか。
やっぱりインターネット銘柄とかサース銘柄っていうのが、だからずっとPRが評価されてきてたっていうのが、iPhone誕生以降ずっとアプリとかキュレーションメディアとかいっぱい出てきてましたけど、だから評価されるという時代が落ち着いてきてて、
特にコロナの2021年2年タイミングが一番サース銘柄とかも評価高かったですけど、そこがやっぱり変わって売上と利益と成長率が高い会社が評価されるという時代になってきたと。
そういうところにおいては、単純にやっぱり売上が高いという意味では一定のマーケットサイズがないと厳しいというところで、もともとIT産業そのものはソフトウェアとかサースとか23兆、23.5兆ぐらいあるんですが、
一方でリアルの産業というと製造業で360兆とか、建設で67兆、小売で150兆、物流でも24兆とかですね、そういうの全部足していくと700兆ぐらいの規模感があると。
ここにこれまではスタートアップが入ろうと思ったら、あくまで物流会社のサースを作る会社っていう、あくまでその実業の人たちの支援ツールを作るというツール提供だったんですけど、これがやっぱり事業生計とAIでガラッと変わったなと。
つまり物流会社も物流サースをやるんじゃなくて物流サースに加えて実運創業を自社に取り込んで実運創業そのものもやる会社をやると。そうなるとこの24兆という中の本当に実運創業24兆のところに入り込めるので、こういうのが事業生計で。
ただまあその売り上げがあって、M&Aで成長率担保してもリアルビジネスって利益率低いんじゃないの?って言われたところがAIとロボティクスでやっぱりまだまだ利益率の改善予知があるという2025年。
この中小企業庁が出しているデータで、2025年には400万人日本に社長、個人事業主の方含めいらっしゃいますが、この240万人は6割は70歳以上というふうになってます。
それぐらいですね社長の高齢化っていうのは進んでて、かつその中の127万人は後継者未定と。なので400万人のうち240万70歳以上の中のさらに127万人は後継者未定なので、これはそのまま放っておくと雇用も失われるしGDPとか含むビジネスそのものもなくなっていくと。
そこをなくさないために今必死にっていうところの社会的課題問題があるので、そういうタイミングでにこのより投資を100億問題とかでより大きい会社を作んなきゃいけないっていうものも重なってきてて、同時にテクノロジーもAIとかっていうのが出てきてて、社会的とか経済的とか技術的ないろんな文脈が重なって、
今このリアルの産業にいかにこう別途できるかっていうのは一つ。もう一つはITとかSaaSっていうのは実は世界の売上比率ってあんまり高くなくて、これ上場している日本のSaaS企業の海外売上比率っていうのを見ていただいたらいいんですけど、5%超えてる会社がほとんどなくて、
一方でプライムとか自動車とか見たらトヨタとかでも7、80%海外の売上比率があったりとか、中央地で見ても60%ぐらいあるんですね。それぐらいプライムでは海外売上比率高いと。
グロースとかSaaSだとそうじゃないっていう。やっぱりITとかSaaSって米国にすごく取られちゃいましたけども、リアルのものになった時には日本は結構世界で通用している。そういう意味では外貨を稼ぐっていうのが僕の2個目の意識している文脈なんですけど、グローバルって意味ではIPとかブランドとか、エンタメとかに関わらずですけど広い意味でのIPみたいなもの。こういうのを意識しようと。
最後3つ目は日本の国家機関に関わるような、金融インフラとかセキュリティとか防衛エネルギーとかESGとか、そういったものは日本企業でなければいけないというのがあるので、そういうところも見ていこうと。
とはいえ、企業家の方にビジネスの感度を広げてもらう立場、いただく立場だなと思っているので、決め切ってはないんですが、大きなところに意識した時にはそういうキーワードを見てやっていこうと。そういうことはかなり話し合っていますね。
今いただいた3つ、どれもドラスティックな変化な気がしていて、当然、企業家に求められる素質も変わってきそうだなと思いつつ、こと、VCとか投資家に求められる素質とかケーパビリティーっていうのは全然変わっていくんですかね。
そうだと思いますね。これまでのツールとかサースみたいなものは、ある意味アメリカからのメトリクスを引っ張ってきてできましたけど、かなり事業自体、経営自体も複雑になってくるので、VC自体もいわゆる事業経験とか経営経験とか、そういったものがすごく求められてくるようになる。
また、やっぱりそういう苦労とか、その企業家の気持ちをある程度経験していると、一緒に寄り添って事業を伸ばそうとやってたとしても、言葉一つ一つに、マイルドさというか、
教科者じゃなくて、一緒の伴奏者であり、同じ方向を向いているというところが言葉の橋橋に乗ってくると思うので、より難易度の高い経営が求められるからこそ、そういった部分も投資家に結構求められてくるんじゃないかなとか思ったりします。
そういう意味では、まさにそれらを兼ね備えたチームを今回編成をしているというところかなと思っていまして。
あと、出資者数とかで言っても、実は水面下で動いていたところがあって、もう14社とかですか。
そうですね。
言えるところで、例えばどんな会社でどういう利益を出していますとかあったら教えてもらえますか。
例えばさっき言っていた物流の業界だと、まさに物流会社さんとか荷主さんにもSaaSを提供して、そもそも荷主さんが荷物を運んで欲しいということで、元受けさんに依頼を投げて、
元受けさんは自分たちで運びきれないので、1次受け、2次受け、60受け、70受けまで依頼が続くんですけど、これが全て電話ファックスで受発注文、請求書も全て紙でやっているので、これをSaaSに置き換えるというところですが、
これはここの会社の社長が物流のトラック運転手を長年やっていた経験もあって、いかに物流会社さんとかからインターネットサービスでお金を取ることがいかに難しいかというのをよく社長は理解しているので、ここは結構無償で、とにかく普及率を中心に、でも本当に使いやすいものを意識して提供されていらっしゃって、
同時にそういう社長さんなので、トラックオーナーさんの心もつかみやすいというか、意気投合しやすいというところもあって、買収を、今、岡山の会社と大阪の会社を1社ずつ買収していますが、そういう実運創業とSaaSビジネスと2個やっている会社、大阪の会社に投資をさせていただいていたりします。
そういうロールアップ、買収もどんどんできるような経営者、事業体の方々が多いですか?
1つはそういう会社さんと、あともう1つは、ちょっとまだリリース出してないのであれなんですが、世界で挑戦できるんじゃないかという意味のブランドビジネスとかIPビジネスは、これはちょっと今意識してソーシングしたりとか、投資実行させていただいたりとやっていて、
日本の伝統的な素材とか、伝統的な地方のものを、地方特産物で留めるんじゃなく、そこにアイデアを生かして何かしら商品化する、それをグローバルに出していくということなんですが、ちょっとトレンドが変わってきているなと思っているのは、昔はこういうのをやるときに、やっぱりマーケティング、ブランディングがものすごい大事なので、CMを打たなきゃいけなかったんですが、
今はやっぱり若い子も含めテレビを見てないので、そういう意味ではTikTokやインスタやYouTubeショートとかなんですけど、昔はここがダンス動画とかが多かったですね。高校生が制服着た男の子女の子がダンス動画を撮るっていう。
ただ今、TikTokショッピングとかも始まってきて、各プラットフォームもダンスとか以外の食とか物とかですね、そういったコンテンツを上に上げようというのがある中で、ここっていうのは正直投稿数とかアイデア数とか気合ゲーなので、
CMってなるとそれは資本力なんですけど、こっちの泥臭いところってスタートアップのエネルギーがすごい効きやすいところなんで、そこにディテールへの営業、コンビニでもドン・キョーテさんとかドラッグストアでもいいんですけど、そういうところは営業力。
営業するときにもこんな飲料水、消費剤、コスメ、見たことないよだと棚には載せてもらいにくいですけど、うちのやつTikTokで1000万再生付きであるんですよとなると、そんなに?っていうか見たことあるわとなると棚に入ってくるんですよね。
こういうのができるようになったっていうのは、ブランドビジネス、IPビジネスのチャンス。そこで地盤を作っていきながら、日本ならではの素材で世界の人にも意識してもらえてるってなると、これまた世界にも打っていけるんじゃないかっていう。
D2Cって言うとちょっとそれかってなりますけど、実はD2Cというよりはリテールビジネスだよね。小売というかブランドビジネスだよねっていうふうに捉え方を我々も変えてるような感じで、そういった部分も通してみたりしてますね。
ありがとうございます。今の校舎の部分詳しくいただきましたけど、先ほどの物流さんのほうとか、ロールアップモデルに関しては、それこそ北尾さんがクローブさんとか全職で投資されてて、そういうところでも得てきた経験値とか知見とかも活かしながらなのかなって思ったりもするんですけど、そういうロールアップしていきたいスタートアップのポイントじゃないですけれども、大切にすべきところとかエッセンスとしてあったら教えてもらえますか。
そうですね。一つは多重下請け構造とかになってる産業はやっぱり非常に改革しなきゃいけないしっていうところで、ロールアップとかが聞きやすいと思います。
結局MAの時に一番大事なのっていうのは、仕入れてくる、買ってくる金額がやっぱり間違ってくるとこれ買てないので、やっぱりいかに低くと言いますか。そういう意味では過小評価されているところに自分たちで価値見出しにいくっていうことをやらなきゃいけないと。
物流会社で見たときに60桁とか70桁まであるんですけど、それだけ5時、4時、3時で間を抜いている業者さんっていうのはたくさんいるんですね。トラックで荷物運ぶという行為はみんな一緒なんですよ。
何なら60桁下70桁の方が慣れててもっと早いかもしれないですけど、なのにそこは間抜かれている分給料賃金がやっぱり抑えられているっていうのがある。
てことは、これ70桁の会社60桁の会社を1桁に持ってきてあげるだけで、それはドライバーさんの給料も大幅に上がりますし、もっと言うと荷主さんの提案コストも下げれるかもしれない。
っていう風になってくると、これは明らかにいいと。今やっぱり長時間労働とか重労働の割には低賃金とか、こういったところがやっぱり業界に人が長く継続しないとか、中には新しい人が入ってこないとかにもありますので、
エッセンシャルワーカーの方をどうもう1回さらに盛り上げていくか。ここに多重スタッフ構造になっているところにM&A、過小評価されているところにM&Aっていうのが1つはポイントかなと思ったりします。
そういう過小評価されているけど本来バリエがあるところを探してくるってところも必要ですし、とはいえ当然買ってくる必要があるわけなんで、投資でいくとやっぱりチケットサイズとか投資額っていうのは初期から大きめに取らなきゃいけなかったりもするもんなんですか?
そうですね、やっぱり1,000万2,000万のシード出資だけだとなかなかシリーズAにも行きづらいというのもやっぱりあると思います。これはM&Aするようなビジネスだからこそお金が必要というのもありますし、もう1つ投資を100億の維持基準問題とかもあって、ミドルレイターの投資家はすごくシリーズAを厳しめに見るようになっている。
シリーズAのハードルが上がっているという。1,000万2,000万のお金だけでシリーズAの期待値の売り上げ利益ってなかなか出せない。そういうのもあります。
なので、どの道いずれにしてもシードアーリーで求められてくる金額感ってやっぱり昔よりは上がってきているかなと。あとはもう1つ、銀行さんとうまく連携して有志のお金をどう活かせるかというところもM&Aを加速させていく上では結構大事かなと思います。
そういう意味では一概には決して言えないと思いますけど、いわゆるITサースが盛り上がった時期みたいに学生企業がワンワンやっていくというよりか、ある意味現場で経験ある方の方がちょっと有利だったりとかそういう見方もあるんですか。
ファンダーズマーケットフィットの重要度って増してきてると思いますね。やっぱりその産業とかの課題に深く根付いてないと、やっぱりM&Aロールアップもそうですし、バーティカルサーズって本来それぐらいの知見がないと提供できないものなので、そういう経験がある社長がそこをやると。
で、ブランドビジネスにおいてもやっぱりIPって、IPをヒットさせる人たちに聞くと、もう24時間365日寝る間も惜しんでそのIPのことをずっと考えてるんですよね。やっぱり成功させる人って。
それぐらいキャラのこととか、その製品のことを考えてる。それは浅くちょっとやろうっていうぐらいだと難しい。やっぱりそこに何か熱意がないと。そういうファンダーズマーケットフィットが増してきてるなと感じますね。
ありがとうございます。ちょっとここまでシータさんの概要とそれに紐づく投資のトレンド、スタートアップの外観みたいなところもいただいたんですけれども、今度は北尾さんについてもグッと聞いていきたいなと思っておりまして、めちゃめちゃ遡りに遡ることになると思うんですけど、本当に老いたちの部分、もうどんな環境で北尾さんが生まれて、どんなご家庭だったのかとか、意外とそういったところからもこういったところのヒントがあるんじゃないかなと思ってて、ちょっとその辺りからまた教えてもらってもいいですか。
はい。僕はですね、生まれ高知県でして18歳まで高知におりまして、1歳の時に親父が他界してまして、そういう意味では母親とかに育ててもらってって感じだったんですけど、家計的には経営者とか政治家とか、そっちを親父とかおじいちゃんとかずっとやってたので、
自分もそうなるんだろうな、そういうことを多分していくのかなとは思って、もう中学高校生ぐらいから会社を始めたりとか経営したりとかっていうことをやるんだなっていうことが頭にあったんです。
大学生の時にもうそんな形だったのですぐ起業しようっていうので、周りは結構大阪とかで訪問販売の会社立ち上げるとか、なんかそういう感じだったんですけど、それはそれでいいとして、一方でもっと大きなビジョンでやりたいなっていう。
これは高知県から大阪出てきた時に、やっぱりすごい街が夜も電気がつきまくってますし、人も多いし、もう信じられないぐらいな気持ちで、大阪でこう思うんだったら世界ってもっと広いなと。
地球儀とか世界地図広げた時に、日本っていうのは一部ですし、もっと広い世界があるんだなと思った時に、これはでかい会社をやりたいなと。でかい会社をやるんだったら世界だろうっていうので、いろんなビジネスコンテスト、しかも海外のビジネスコンテストとかを結構受けたりしてて、
それがきっかけで、アメリカとメキシコのビジネスコンテストをやるプログラムが当時NPOであって、そこに参加したらたまたま優勝して、そこでメキシコで起業をすることになったって形になった。
メキシコですか。すごい。その時代って本当にITスタートアップの黎明期というか、そういう意味でIT系のこととかに興味持つ人とかも場合によっては多そうですけど、そういったトレンドには乗らなかったんですか?
そうですね。大阪で僕は2010年、11年とかで、もう2、3年ずれてたらちょっと変わってたと思いますけど、ちょうど2010年、11年ぐらいがなんともインターネットの中に入りにくかった感じが。
で、iPhoneが普及し始めた2012年とか、それぐらいにまだ日本にいたらちょっとあったかもしれないですけど、メキシコでやってたのも、空気中のウイルス菌を除去除菌するとかっていう、そういうビジネスやってたので。
もうなんか、結果メキシコで3年経って2015、16年に帰ってきた時には、ほぼ浦島太郎状態というか、15、6年ってもう日本の東京、特にアプリとかメディアとかインターネットすごかったんで、もう果てみたいな感じでしたね。
学生企業を、かつ、メキシコってかなり日本にもそこまで馴染みのない国で、かつそういうクリーンテックみたいな衛生感染研のところとか、難しいことの掛け合わせがすごいある気がするんですけど、そこはどうやって進めていったものなんですか?
そうですね。もうそのアイディアで優勝しちゃったんで、もうこれでやるしかないけどみたいな。ファンダーズマーケットフィットとか偉そうなこと言いながら、当時大阪大学の経済学部の学生なんで、理系でもないですし。
その時、メキシコで新型インフルエンザウイルスでかなり人が亡くなってて、中国のコロナみたいなのが、メキシコの新型インフルエンザ発症したのが2009年、10年だったので、その追い風には乗ろうとしてそれやったんですけど、自分も父を早めに亡くしてたりとか、健康意識ってすごく強かったので、病気の意識とか。
すごく、いわゆる大きな会社に大きく売却しましたっていうよりかは、本当に譲ってきたみたいなところがあったりするんですね。
はい。そのお金を借りて、僕も知り合い経営者の方にお金を借りてスタートしていたので、そういった部分のところは一部ちょっと譲渡するときにお金は譲りいただきましたけど、どちらかというともう託してたっていう感じですね。
ある意味ちょっと道半ば的なところもあったと思うんですけど、実際のその時の感情とか北尾さん自身はどんな感じだったんですか。
いやーもうすごく、もう悶々とするというか、まあ結構本当いけると思ってたんで、正直言ってそんな簡単じゃないと思うんですけど、ただなんかそのマーケットとかニーズとかは筋は結構いいかなみたいな。
反応も良かったので、そういうのをメキシコでやるっていう時点で、ちょっとこう他のメキシコ人がなかなかやりにくそうなことだったので、ジャパンクオリティとかも当時いっぱいあったので、そういう意味ではおおって感じでしたけど、やっぱりそんなね、難しい領域だなってやっぱ思って。
まあすごい悔しい思いとか、それがあるからなんかこう、創業期のシードアーリー期のスタッタップの方の苦しみみたいなものは、帰ってきた直後、このVCの業界に入った時もすごく意識はしましたね。
当時、まあそんな自分もでかい会社になっていくプロセスを見ていったわけでもなかったので、ですけど、ただ唯一できるとしたら、この他のVCさんとかキャピタリストさんの言葉が出る、そこにちょっと微妙に自分だったらちょっと気になるような感覚っていうのは持ってたんで、
それはなんか苦労したな、なんかコストが利いてるなというか、まあメキシコで起業してよかったなと思ったりするところですけどね。
まず帰ってきて、そのVCになったっていうのは何で急にVCにされたんですか?
もう一回日本で本当に起業しようと思って、あの事業アイディアとかを探してたんですけど、なかなかこう見つからないというか、あのさっき言った村島太郎状態だったので。
で、あの、そうしてたら、当時サイバーエージェントキャピタルでインターンしてた同い年の男の子から、高橋次どうするの?みたいな。
で、まあちょっと今の会社が次の人も探してるから、ベンチャーキャピタル興味あったらどう?って。
で、ベンチャーキャピタルって何?っていうか存在知らなかったので。
はい、当時2015年、4,5年か。
で、まああの、そこからのキャッチアップから始まるんですけど、そこで紹介してもらったのがサイバーエージェントキャピタルで。
で、当時社長は田島さんで、今のジェネシアベンチャーズの代表ですけど、とか、今の社長の近藤さんとか、先輩として竹川さんとかいてくださってて、
その皆さんとお話をする中で、ちょっとお手伝いから始まると。
ただまあ、ちょっと起業しますよとか、すぐ辞めて自分のことやるかもしれませんよみたいな前提では言ってたんですけど、
結果社員として呼んでいただいたり、気づいたら10年ぐらいサイバーエージェントキャピタルのお世話になっててっていう形ですね。
そのキャピタリストとしての立ち上げっていうのはどうだったんですか?結構バンバン案件うまくいってたのかとか、実際そうじゃなかっただとか。
そうですね、最初の1年はもう、今思い出してもちょっと頭が痛くなるというか、それぐらい苦しい1年で、
やっぱり投資初めてできたのが、ちょうど1年後、2016年に今入社してるんですけど、2017年の4月17とかが最初の1件目。
めっちゃ鮮明な。
そうですね。
とかで、それが要は実行されるまでの1年間っていうのは、一種の給料泥棒みたいな。
今だからこそ、夜中の2時、3時までずっと仕事してないと、自分の無意味感というか、紛らわせれないというか、
起業して自分ででかい夢を抱いてやろうって言ってた時から、存在価値がないっていうところまで落ちるので、
もうちょっとその時のメンタルっていうのは何とも啓発しがたいような感じで、
ただやっぱりそんな甘い業界でもなく、そうやって思って努力してたら投資ができるような業界でもないので、
サベディキャピタルもやっぱり当時は特に投資のスクリーニングの目も厳しかったので、
何件不義をかけても簡単に通らないという。
なので、なかなか自分は泳いで努力してるけど、前に進んでるんだろうかっていうところも含めて、ちょっと大変な最初でしたね。
ある意味で起業して帰ってきて、さっきおっしゃってたように、
自意識も多少は多分強めに出るタイミングでどん底までいて、そのまま立ち上がれなくなるとか、
マインドベッドっていうのはどう堪えてたんですか?
そうですね、本当にやるしかないというか、行動量しか報われるものはないというか、
なので、もう本当にドロドロになるまでも働くというか、いろいろリサーチしてたりアポ取ったりとか、
で、深夜はアポというよりは勉強とかリサーチとか、自分磨きとかですね、
そういう仕暮らしができないので、そういうことをやることで気を紛らわせるというか、もうぐらいですね。
明確に北尾さんご自身としてブレイクスルーしたタイミングとかってあったりするんですか?
1個目の案件やったときに、ちょっと自分の存在意義が少し、本当少しですけど、なんかちょっと報われたなっていうのはあって、
これは一社名の投資席が今ラボベースという会社で、当時ポルという会社だったんですけど、
そこが学生のデータベース作って、特に研究者系の理系学生のデータベースを作って、
企業に採用の営業をかけるという。
社長も東大の学生からスタートしているので、学生データベースを作ったりするところはすごい強かったんですけど、
営業は本当これからですしっていうところだったので、一応企業経験で、一応スペイン語英語で営業してたというか、
学生時代もいろんな営業、アルバイトとかやってたので、そういうのを経験を生かして、
営業を僕にさせてくださいと。テレアポとか一緒に同行するとか、そういったのを週の1日2日まるっと使ってさせていただく。
そうするとちょっとこう、自分の存在意義がちょっとあるかなみたいな。
そういうのが、それを受け入れてくれたラボベースの社長とか、サイブアジェントキャピタルも行ってきなよって言ってくれたとか、
本当周りの人に恵まれて、自分の居場所を作れたっていうのはありますけど、
そういうのをやっていきながら、結局2年で4社ぐらいしか投資できなかったので、
その中にただタイミーさんとか、ペイミーさんとか、会社が入ってたんで、
めちゃめちゃすごい名があるですよね。
そういう会社に恵まれて、入れた会社がすごく伸びていく中で、
ちょっとこの業界とか、この仕事好きかもなとか向いてるかもなとか、
そういうのがちょっと写ってきたっていう感じですね。
タイミーさんとかは最初どういう感じの出会いしかり、趣旨に至る経緯みたいなっていうのは。
そうですね。その投資がまだ一件もできてなかった2017年の1月に、
当時サイブアジェントキャピタルの別のキャピタリストが投資してた社長さんと、
スタイラーの小関さんっていう人なんですけど、から小川さんのことを紹介してもらって、
まだ企業準備中だけど、リクルートとかサイバーでインターンしたことがある立教の1年生がいるから、
アパレルのサービスやろうとしてるみたいっていうので、
初めて最初会って、渋谷の道玄坂のカフェで会って、
その時はなかなか難しいなと。
そうですね。条件だけ聞くとそんなみたいになると思わないですね。
そこから2ヶ月に1回ぐらい、小川さんとそうやって、
事業の壁打ちに相談乗ってくださいって言ってもらって会ったりとかして、
そういうのをずっとやる関係で、
彼がタイミーのサービスやるきっかけになったのは2017年の後半、秋以降とかに、
短髪バイトもしてみて、これは課題が大きいとかっていうタイミングとかで、
ちょっと連絡がなくて、2018年の5月ぐらいに、
小川さんちょっとこれで行こうってやってるアイデアがあって、
相談乗ってくださいって聞いたのがタイミーで、
これはと思って。
アイデアの段階からですか?
そうですね。ちょっと聞いてたら、LINEアットに4,500人ぐらい学生さん入れてて、
そこにアルバイト投げたら、すぐ飛びついてマッチングを行われるんですよっていう話もあったんですけど、
そんなことより面接なしですぐ働けるみたいな、めちゃくちゃいいなと。
それは私が、姉がいるんですけど、姉が大阪で飲食店をやってて、南波の方で焼き鳥やってるんですけど、
姉たちがお客さんというよりは人が採用できてなくて潰れそうみたいなことを言ってて、
意味がわかんないなと。
聞いてたら本当に大変だと。
同時にグルナビの決算を当時見ててたまたま、
そこからまさかここまで伸びるかっていうのは、
当然見越した上での趣旨だと思うんですけど、予想以上の部分もあったんじゃないかなと思いますけど、
実際、北尾さんには小川さんの姿がどう見えてたとか、やっぱり何がすごかったのかとかそこらへん言葉をするとどうなるんですか。
やっぱり人を巻き込む力はすごいですね。
小川さんは当時から5分10分の相談ですら結構会いに来るスタイルだったんですよね。
やっぱり若い人で、当時本人20とか21とかで、
効率のこととか考えますし、5分10分は普通僕らでも電話じゃないですか。
やってもズームかミートみたいな。
だけど、そのために会いに来るっていう。
その会いに来るために、実は彼もいろんな時間を犠牲にしてるはずなんですよね。
交通費だってそうですし、そのための前後で、
例えばシャワー浴びる時間も今日はなかったとか、服を着替える時間もなくて、
昨日と同じ服着てるとかもあるかもしれない。
そうやっていろんな自分を犠牲にしてでも、
相手に時間をもらってるんだったら、
なんか電話じゃないでしょう。テレビ電話じゃないでしょう。
自分が時間欲しいって言ってるんだから会いに行かなきゃいけないんでしょう。
こういうのが結構当時からすごくて、
それされると、おじさんたちとか僕らとかも心動いちゃうよねっていう。
やっぱりそういったところが当時からあったなっていう。
もう一つは、これと決めたら、どんなに時間かかっても結構やり切るっていうのがあって、
今年かな、タイミングの取締役になられた池田さんというCPOの方がいるんですが、
彼はもともとGoogleの本社でアメリカで勤めていたんですけど、
アメリカの本社で勤めている日本人の人を、
2019年に一緒にサンフランシスコに行ったんですけど、小川さんと。
そこで小川さん、池田さんをくどいて、
5年かけてアメリカにいる日本人の人をくどいて、仲間に率いて、しかも取締役に。
その間に業務委託とかっていう形から挟んでからの感じなんですけど、
それすごいよなっていう。この人と決めたらどんなに時間かかってもくどくっていう。
やっぱそういう人を巻き込むところとか、資金調達もそうでしたね。
もう3億集めるんだったら絶対3億集めるまで諦めないとか、
なんかそういうところですよね。小川さんのすごいなと思うのは。
他にここの起業家さんとか出身のエピソードはすごく印象に残ってたなとか、
もしそういうのもあったら教えてもらえますか。
出資でっていう意味で言うと、空島っていう漫画をやってる会社があるんですけど、
萩原さんと前田さんっていう2人が、XのDMから連絡もらって、
最初僕もバタバタしてて、Xの連絡をスルーしちゃってたりして、
XのDMもらってお会いしたんですけど、社名が介護ファーストっていう、
どうやっても介護でしょっていう感じで、
だけどYouTubeアニメをやってます、やろうとしてますみたいな感じで、
っていう文章で、変わってるけど基本的に僕Xで連絡来たら会うっていうスタンスなので、
会ってみようと思って、会ってみたら、
とにかく介護とかアニメとかオタクのイメージとかそういう感じじゃなく、
介護的な人助けのっていう感じでもむちゃくちゃ強そうな2人が来て、
絶対死ななさそうこの2人っていう、
しかもなんかちょっとデカいことをやりたいっていうことに振り切ってるんですけど、
でもコミュニケーション能力すごい高いタイプで、バランスは取れてるなと。
その時バリエーションもニューヨークとかで、介護ファーストでアニメですけど、
意味わかんないけど、確かにYouTubeコンテンツでアニメの領域が来てるっていうのはちょっとあったんで、
とはいえほぼ人通しですね、その2人に通しするっていう。
そういうのは結果的になんか今すごいその後YouTubeアニメで、
それでも中でも何個かヒット出したんですけど、
YouTubeアニメだけだと世界撮れないって言って、
Webtoonっていうのが来てるって当時言い出して、
それで漫画に振り切って、アニメの会社から漫画の会社って結構だなって、
でもいいんじゃないって言って、やったのが今すごく頑張って急成長してますけど、
とか、あとクローブの今社外取りもさせてもらってますけど、
クローブの新井社長も、通しのエピソードで言うと、やっぱりコロナの時だったんで、
2020年の秋に会って、オンラインでコロナで会ってたんですけど、
その時はやっぱりちょっとECの領域で業者さんの売り上げ上げてあげるっていう、
そこ自体にはちょっとピンと来てはいましたけど、
通ししたいまではなかなか行ってなかったんですけど、
僕結構そのSEEDでもどんなにオフィスが小さいとか家だとか言っても結構行くようにしてて、
行った時に、アクローブのオフィスが当時国立競技場の近くで、
オフィス入ったらインターン生みたいな、同課内の20前半くらいの子たちがめちゃくちゃ会議してて、
僕入った瞬間にもう会議やめて、なんかすごい直立してお辞儀して、
なんかこんにちはみたいな感じで、すげえ統制の取れてる会社だなと、
ただ新石さんも22、3歳当時で、すごい同等制取ってんだろうと、
僕に挨拶終わった後またすぐホワイトボードで、
お前まだまだこのKPI、今日のテレアポ数足りてないんだよとか、
今月このまま達成できないぞっていうのをインターン生同士でやってるんですよね、
そんなの結構すごいなって、それで、
これちょっとこの会社めっちゃいいなみたいな、ってなって、
ちょっと投資をしたとかやっぱりありましたね。
ありがとうございます。
いろんな企業家の特徴的な部分、生きざまみたいな、
そういうところも含めて聞いたところになるんですけど、
最後にコト、北尾さんとして、今のしーたさんの話でもいいですけど、
個人として北尾さんは逆にどういうふうに生きていきたいかとか、
どういう物語を紡いでいきたいかみたいな、
これ最近スタートアップなので、企業家さんにも聞いてるんですけど、
北尾さんはこのあたりどうですか?
日本に生まれて、やっぱり日本の食とか、
街とか、コンテンツとか、安全なのも含めて、
すごい好きで、なので、やっぱり日本をためになるような、
存在になりたいなっていうのは、ずっと強くありますね。
やっぱりそのまま放っておくと人口が減っていく。
2050年にはちょうど1億人ぐらいになって、
それ以降は9000万人、8000万人で、今のタイぐらいの人口になるので、
っていう感じで言うと、
日本にこんだけの資源とか、観光産業とか、食とかがあって、
同時に世界ではたくさん戦争とかが起きてて、
土地の買い合いとか、そういうのが起こっている中で言うと、
日本が安全な国であり続けるには、
やっぱり一定の経済力があって、
経済があるからやっぱり政治的な交渉力もあると思うので、
そういう意味では、日本にいかに経済的リーダーを作り続けるか、
世界に通用する経済的リーダーが必要かっていうところだと思っていて、
そのためには、やっぱり一社でもいいんですごい大きい会社っていうのが、
やっぱり日本にいないといけないなと思って、
そのために、やっぱりユニコーンとかじゃなくてデカコーンでしょうし、
もっと言うと十数町とか数十町っていうのをやらなきゃいけないでしょうし、
っていうところを意識しているところはありますね。
で、やっぱりデカい会社を作るとなると、デカいお金が必要になるんで、
ただデカいお金を必要とするときに、
すべて整っている会社に出すんであれば、
それはもう銀行さんの方がやっぱりデカいお金を持ってて、
やっぱりできるので銀行さんの役割でいいと。
デカいお金を必要とする会社っていうのは、より中長期なんですよね。
短期だとやっぱり小さい会社のサイズにしかならない。
デカいことを成し遂げたり大きい会社を作るなら中長期じゃないといけない。
っていうことを応援できるキャピタリストとかVCじゃなきゃいけないし、
もっと言うともうVCというファンド業態でもなく、
もっと10年っていうスパンじゃなく、
何十年にわたってその会社のことをずっと応援するために、
何億とかじゃなく、何十億、何百億、もっと言うと何千億っていうのを、
その一社に投じれるようにならなきゃいけないかなと。
そのいうことをやるために、今頑張らなきゃいけないなって思ってるところもあります。
今のファンドからそういう意味でも、
ユニコーン、デカコーンみたいな会社を本気で作んなきゃいけないなと思って、
その規模で企業家の方とも対話させていただいたり、
マーケット選びさせていただいたりっていうのをやったりしてます。
ありがとうございます。
よかった、じゃあまた最後にメッセージ。
今回はこと企業家さんに聞かれてるケースも多い気がするので、
よかった、じゃあ最後に企業家さんへのメッセージとかをいただいて、
終わりとさせていただければと思いますが、どうですか。
メキシコに僕が行ったときに、
日本人ってよくわからんと、
日本人あんまりいないのでメキシコ。
ただ走ってる車は大体日産とか、
鈴木とか、ホンダとかだったりするんです、トヨタとか。
日本の商品、製品すごいと。
食で言ってもキューピーとかですね、
そういうのが調味料とかいっぱいあるんですね。
やっぱり日本人っていう人口は、
どんどんここから減っていくかもしれないですけど、
やっぱり日本のビジネスっていうのは、
1900年代に作ってこられた会社で、
日本というか世界を代表するような会社になっている。
それが有名な創業者、経営者だと、
やっぱりソニーの井深さん、森田さんとか、
ホンダさんとか藤沢さんとかっていうような、
そういう経営者が出てきていると。
インターネットの領域は、
やっぱりアメリカにないしは、
僕らの上の世代がすごく世界を盛り上げてくれたと思っているんですけど、
この今の二、三十代の今の時代に、
この事業生計の大きな問題が来ているというのは、
偶然のようで、結構必然的にやらなきゃいけないでかいチャンスなので、
ピンチであり課題でありチャンスなので、
本当にもう一回世界に勝負をできるタイミングなので、
日本がそういう姿勢で、
ぜひチャレンジをされていただきたいですし、
そういう会社は中長期時間がかかるよと言っても、