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2024-09-12 21:25

#42-後編 世界最高峰の日本農業「儲からない」を覆すAGRISTの挑戦/AGRIST株式会社 代表取締役 齋藤潤一さん

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ゲスト:AGRIST株式会社 代表取締役 齋藤潤一さん

AGRISTさんは、AIとロボットを活用したスマート農業を推進するスタートアップ🥒🤖


2024年7月にシリーズBラウンドの資金調達を実施されました。シリコンバレーでご活躍されて帰国した齋藤さん。起業するもうまくいかない日々…!そこから脱して地域の可能性に出会い、農業革新に挑戦するまでの道のりを伺いました🎧


▼トピック <前編-齋藤さんの経歴とAGRIST創業の経緯> ・シリコンバレーでスタートアップのクリエイティブディレクター

・東日本大震災をきっかけに日本の地方経済活性化へ

・起業初期の苦労を経て学んだ起業家精神とビジネスの本質

・「セロトニン・オキシトシン・ドーパミン」で分析する起業家理論

・宮崎県新富町での地域商社立ち上げへ参画

・「1粒1000円ライチ」のリリースと成功

・ふるさと納税で累計100億円を超え、首相官邸で表彰

・ロボットの必要性を認識した農家との勉強会


<後編-農業変革への挑戦と次世代農業のために>

・次世代農業のための社会変革を目指すAGRISTの事業

・日本農業の課題「稼げない"思い込み"」「気候変動」

・ブランディング・マーケティングの重要性

・100兆円の市場と、連続起業家たちが農業に挑む理由

・「課題ドリブン」なソーシャルテックの醍醐味

・農業スタートアップ成長の時間軸と投資家の理解

・資金調達プレスリリースで金額を公開しない理由

・農業なのにリモートOK?独自のカルチャー

・国家プロジェクト(SBIR事業)への参画と約11億円の採択

・「農業が好きな人」へ、いま届けたいメッセージ


▼ご出演者様/企業様の各種リンク

-HP

⁠https://agrist.com/⁠

-採用情報

⁠https://agrist.com/recruit⁠

-資金調達プレスリリース

⁠https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000111.000050444.html⁠

-齋藤さんX

⁠https://x.com/junichisaito⁠

-AGRIST株式会社 公式X

⁠https://x.com/agrist_inc⁠

-Voicy『新しい地域経済をつくるラジオースタートアップ』

⁠https://voicy.jp/channel/1342⁠

-AGRISTの公式ラジオ番組『稼ぐ!農業ラジオ!!』

⁠https://stand.fm/channels/66acaed723b8a44778845add⁠


▼<PR>スポンサー

伝えるだけで出来上がる、スゴすぎ資料「スゴシリョ」

-サービスサイト

⁠https://sugosugi.jp/⁠

-ワタリユウタさん(株式会社wib 代表取締役)

⁠https://x.com/watari922⁠


▼パーソナリティ

-中山悠里(独立系VCアニマルスピリッツDirector)

https://x.com/yurinakay

-稲荷田和也 (JobTales株式会社 代表取締役 / StartPodsプロデューサー)

https://x.com/oinariiisan


▼企画制作

『StartPods』スタートアップ専門ポッドキャスト企画制作(運営:JobTales株式会社)


▼パーソナリティからご案内📣

資金調達を実施されたばかりの起業家へのインタビューを通じて、スタートアップの魅力を発信しています!ぜひ番組のフォロー、★5評価をしていただけますと幸いです。また、今回の配信が気に入った方はSNSで拡散したり、 #StartupNow をつけて感想をいただけたりしますと嬉しいです。


▼問い合わせフォーム(Startup Nowへのお便り)

https://forms.gle/vJbT4RMSea5HK6Ec7

サマリー

AGRIST株式会社の次世代の農業革新への取り組みが紹介され、農業の持続可能性や技術活用に関する事例が語られています。日本の農業が直面する課題として、思い込みや気候変動が取り上げられ、これらを乗り越えた成功例も示されています。AGRIST株式会社の齋藤潤一氏は、農業分野でのブランディングマーケティングの重要性や、日本の農業市場の変化について語っています。彼は次世代農業の変革を促進するための取り組みや資金調達戦略にも触れ、その背景には政府の支援があることを強調しています。斎藤潤一氏は、農業の未来を創造する挑戦について話し、国のSBIR事業を通じて農業の変革を目指し、エンジニアリングチームと共に取り組んでいます。

AGRISTの挑戦とビジョン
資金調達を実施されたばかりの企業家の人生や事業の裏側に迫るStartup Now、AGRIST株式会社代表取締役 齋藤潤一さんへのインタビューの続きをお送りいたします。
前編では、シリコンバレーでビジネス経営を学ばれて日本に帰られて、まさかのどん底の時代も経験されたという、そういったリアルなエピソードもいただきながら、
新富町で一粒1000円のライチを開発された背景だったり、そして地域でビジネスするとき、オキシトシンがいかに発揮されるかという話だったり、
関西初の方のポテンシャルというところも触れられるような内容だったかなと思いまして、
とてもユニークな話が聞けましたので、まだの方はぜひ前編も聞いていただければと思っております。
後編では、そんな齋藤さんが見かけていらっしゃる事業や組織について迫ってまいります。
ここで、Startup Nowを応援いただいている番組スポンサーからのお知らせです。
この番組は、SUGO資料の提供でお送りしております。
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事業売却の経験もある代表の渡里さんは、10年以上B2Bスタートアップの事業開発を経験されている方です。
私自身もよく経営の相談に乗っていただいております。
資料作成にお困りのスタートアップは、ぜひSUGO資料までご相談ください。
それでは齋藤さん、改めてよろしくお願いいたします。
よろしくお願いします。アニマルスピリッツに満ち溢れた企業家、齋藤純一です。皆さんよろしくお願いします。
よろしくお願いします。ありがとうございます。前半から齋藤純一さん、吉本新喜劇で、違いました、企業家でしたね。
企業家やっているっていうことなんですけれども、ちょっとどんな事業をやっているのかというところ、農業ってことはなんとなくキーワードで出てきてるんですけど、
一体農業の何をしているかっていう部分、教えていただけますでしょうか。
分かりやすく言うと、次世代農業のための社会変革をやっています。
あれ、どうしました?
いいですね。次世代のための農業変革をやられていると。
そうですね。未来世代のための農業変革を。
農業変革をやられていると。
いや、でもまさに本当にそれは全然ブレてなくて、同じだなっていうふうに思ってるんですよ。
ほんとそうですよね。
はい。我々のビジョンは100年先も持続可能な農業を実現するっていうことを、テクノロジーで実現するんだっていうことをやっていまして、
分かりやすく言うと、最初はロボットの開発から始まり、
ロボットを作るだけでは本質的な農業課題にならないっていうふうに思い、
自分たちで農業生産法人を子会社で作って、全国各地で農場の展開もしております。
で、自治体とか企業と組んでですね、農場を建てて、地元に現地に産業特有を作るっていうのを大切にしていますし、
ビジネスとしては農場でしっかりとテクノロジーを活用して収益を上げていく。
農業の課題と現在の状況
そしてそこから上がってくるAIとかのデータを活用して、
まさに農業変革、農業改革を起こしていこうっていうところがビジネスモデルですね。
ありがとうございます。私も含めて農業のビジネス自体もあんまり詳しくない人に向けて、
今、日本で起こっている農業における課題ってズバリ何なんですかっていうところを教えていただけますでしょうか。
農業の課題は一言で言うと思い込みだと僕は思っています。
農業って難しいとか儲からないとか全然できるわけないと思ってるし、
もっと言うと農業って自分には関係ないっていう人も多いんですが、
そういう人にはまず飯食ってるやんっていうふうに言いますよね。
食べてる時点で一番の農業の顧客やしっていうふうに思っています。
で、自分には関係ないとか難しいっていう思い込みがあるし、
儲からないっていうのが何よりあると思うんですよね。
ただこれも儲かってる農家めっちゃいますね。
で、もう一方で儲かってる農家は絶対自分が儲かってるって言わないですよね。
それはやっぱりあいつだけ儲かりやがったっていうのを地方の小さなコミュニティの中でやっているっていうところが難しいので、
本当に経済合理的リスクマネーが動かないっていうところが農業業界の中で、
行政が主導になってやってきた名残がまだあって、
例えば土地を1個借りるにも皆さん知らないかもしれませんが、
役場に行って農業委員会っていうところに申請をして借りなきゃいけなかったりするんですね。
なんでそういうふうにこれまでは行政主導でやってきた。
そして家業として農業をやってきた。
ただ今68歳という高齢化を迎えて、
家業から事業へ、行政主導から官民連携っていうふうに変わってきている中で、
我々が今農業変革を起こそうというふうなポジションに行く形になっています。
なるほど。ありがとうございます。
農業って言っても、その中でもいろんな農作物があると思うんですけど、
具体的に一番今困っているのってどの辺りなんですか?
一番困っているっていうのは、たぶん構造上の問題で農業のシステム全体が一番困っていますよね。
もうちょっと大きな概念で困っているところを話すと、やっぱり気候変動。
もう今気候めちゃくちゃで、どんなに熟練した農家でさえも対応できなくなっている。
具体的に言うと朝と夜、もっと言うと夕方ぐらいで10度ぐらい違うとかザラだし、
もっと言うと1時間とか2時間の中で2度から4度変わっていっているわけですね。
そして東京の方はよく経験しているかもしれない。
ゲリラ豪雨とかあった日にはもうわけわかんないわけですよ。
環境制御系のビニールハウス、いわゆるITを活用したビニールハウスをやっている人たちも、
もうガチでこれは地下でやった方がいいかもしれないとか、植物向上的にしかなり得ないよねっていうところの話はしているぐらいで、
それが大きなマクロ的な大きな課題ですね。
もう1個はいろんな食べ物の習慣が変わってきたり、買い方が変わってきたりっていうところの変化に、
スタンディングマーケティングに対応しきれてないっていうところが問題だと思いますけど、
さらにもうちょっとインサイト的なところで言うと、
日本の食料自給率38%って言われてますが、
結構農家さんも含めて食べ物を捨ててるんですよね。
それは何でかっていうと、ちょっと傷があるだけで出荷できないみたいな感じになる。
なので地元の人が地元の人を美味しく食べれば食料自給率も上がりますし、
農業の課題解決していくんじゃないかなと思いますね。
日本農業のブランディングと未来
その段階レベルで話してみました。
ありがとうございます。
特にこの気候変動の問題とかって、
日本に限らずグローバル共通の問題なんじゃないかなっていうふうに思うんですけど、
ただなんかいろいろ調べてみると、
特に日本がこのハイテク農業みたいな文脈って遅れてるっていうふうに見たんですけど、
何でなんですかね。
まずそこの思い込みで、全く遅れてないですね。
そうなんですね。
オランダにですね、オランダ政府に呼んでいただいてツアーに連れて行っていただいたんですけど、
結果行ったら面白くて向こうでピッチとかもしたんですが、
アグリストのことYouTubeで見て結構知ってる人たちもいて、
すげーじゃんみたいなことを言われるわけです。
もっと言うとアメリカで開催されている世界最大級のテクノロジーの祭典CESっていうのが毎年年始にあると思うんですが、
そこでもイノベーションアワードを取らさせていただいたりとかもしていて、
オランダに行って思ったのは全然すごくないわけですよ。
1個のポイントは大規模農業っていうのはすごく重要なポイントですし、
彼らのすごいところはセグメントで分けて、
それをオランダっていうかヨーロッパ中に出荷するんだっていうような出口から考えた戦略っていうのが非常にハマっていたから良かったんですけど、
それをやっぱり一番最初にやり始めたっていうのはいいなと思います。
ただ日本はそれに負けているのかというと全くそんなことなく、
やっぱりこれだけ小さな農地、農地改革で振り分けられた農地の中で、
これだけ精密に緻密に農業をやっていて、
これだけ高品質なもの、やっぱりジャパニーズ和食を支えているようなものを作っているっていうのは世界最高峰ですよね。
なので一番何が問題かっていうと、
僕はブランディングマーケティングだと思っています。
ブランディングマーケティングっていうと、
オランダっていうのはもちろん国家戦略とか和平人間大学も含めて国家戦略としてやっているっていうところがあります。
ただ日本っていうのはやっぱりそのあたりを見せ方が下手とか、
それぐらいのレベルで終わってしまっているっていうところが一番の課題かなと思います。
それなぜ起きるのかっていうと、
僕はやっぱり島国であったり言語の問題っていうのはあると思っていて、
その精神性の部分で暗黙地のように言ってなくても分かってほしいとかっていうところがあるので、
ブランディングマーケティングは弱いですし、
ただ海外で言うと英語ってちゃんと愛から始まって言わないと伝わらないっていうところなので、
そこの違いはあるかなと思いますが、
逆説的に考えるとそこをしっかりやっていくことによって日本の農業は変わっていくんじゃないかなと思っていますね。
ありがとうございます。
ブランディングマーケティングにすごい課題があるというところと、
ブランディングマーケティングの重要性
ロボットから開発開始したっていうところは若干問題があるところと問題のソリューションが違うような気もするんですけど、
このアグリストさんの行われている事業がどうブランディングマーケティングに問題にアプローチしているのかってところを教えてください。
島は採用ですよ。
新規収納者であったり農業に関係人口を増やしていくっていう上で、
我々も最初はブランディングマーケティングっていうところよりもしっかりと農業課題の解決。
もちろんそうですけど、向き合っていっているっていうところがポイントとしてやっていましたし、
ただ今やっぱり人を採用していくっていう上で農業に興味関心がある人が今みたいに関係ないとか難しいとか困難なんでしょうとかっていう風になっているっていうところを壊していかなきゃいけないなっていうところで、
我々はブランディングマーケティングっていうところが重要視してますし、
売るとか売らないとか買うとかに関しても、やっぱりアグリストで言うと最初のフェーズ今5年目なんですけど、最初のフェーズは作るっていうところでしたけど、
今売るっていうフェーズになってきて、やっぱり買っていただくにはどうしたらいいだろう。
そして次のフェーズで言うと人ですよね。農業のスタートアップとして上場してさらに成長していくためには、
そういう人材を採用していかなきゃいけないという観点でブランディングマーケティングっていうところに力を入れています。
市場環境の変化
なるほどありがとうございます。確かに農業DXを歌うスタートアップってすごい出てきてるなっていう気がしているんですけど、
得意店さんとか稲穂さんとか、この辺りどういったこの日本のマーケット環境の変化ってあったのかなってあたりも良ければ教えてください。
そうですねマクロで言うと岸田総理がスタートアップ向けにお金をすごい投下するぞもそうですし、
スマート農業向けに無効5年間交付金を創設しますみたいな感じのことを言ったので、
お金が流れてくるよねっていう市場動くよねっていうところもそうですし、
今変換期であるっていうところがいろんなスタートアップが参入してきたっていうところもあります。
得意店さんも含めてですけど、1回自分でエクジットとかした人たちがやっぱりもう1回チャレンジするときにあえてハード料金にやってみようとか、
この職とかベルビーングとかメンタルヘルスとかそういう部分に取り組んでいこうという2周目企業家とか連続企業家の人たちが出てきたっていうのも
ポイントかなっていうふうにも思います。
3つ目に関して言うと、僕の観点で非常に市場が大きい。
これフォーブスでベンチャーラボという農林中均関連の会社の方と対談したんですが、
当時農林中均の預金って100兆円でした。
その1%を、例えば我々が取るだけでも1兆円になるわけですよ。
自分の市場としては大きいし、今変換期であるというような、まさにこの経済合理性も考えた上で動いてきてるっていう、
経済合理的なリスクマネーと企業家精神が混ざって農業をやろうっていう人たちが増えてきてるんじゃないかなと思います。
資金調達の戦略
まさにアニマルスピリッツが中心になり、次世代のための農業変革が起きてるんじゃないか。
フライホイール回り始めてますか?
はい、回り始めてますね。
ありがとうございます。
まさにこの政府のバックアップが出てきて、変換期になってきて、大きいっていうところがすごく魅力的だと思ったんですけど、
一方でちょっと意地悪な質問をすると、やっぱり農業変革するとかってすごい時間がかかる話なんじゃないのと、
エクイティとかを調達するビジネスだとすると、この時間軸って張ってるんですか?みたいな疑問ってあるかなと思うんですが、
この辺りは採用11さんの考え方を教えていただけますでしょうか。
そうですね、その辺りいいのは、今まさにゆりさんもおっしゃったように、時間かかるよねってわかる人がめっちゃ増えてるのは良かったなと思います。
アグリストの株主もそこはすごい理解をしてくれていて、本当に年1,2回しか挑戦できないよねっていうのはすごい理解してくれてますし、
その上で僕が話してるのは、その分搬入商品がむちゃくちゃ高いので、この市場を我々が取れたら大きいと。
例えば、国内で10ヘクタール分やることができれば、10ヘクタールってかなり大きいんですよね。
10ヘクタールすることができれば、我々自身が価格を決めたりだとか、市場を動かしたりとか、何だったらスーパーマーケットもできるくらいの規模なのでできると。
なのでそこをサーズを絡めてやっていきますっていう風にすると、農業業界の再編になって、結果的にその100兆円の市場のうちの1兆円を取りながら、
本当に農業変革を次世代のためにやっていくんですっていうところがいけるよねっていうのを株主の皆さんには理解してくださってるし、
政府の方にもいろいろ働きかけとか話し合いをするんですが、それを踏まえて政府の方にもいろんなメッセージとして長く保ちなさいみたいな、
政府も支援しますみたいなのは動きがあるのも良かったと思います。
なるほど。ここであれですね、ブランディング、マーケティングにつながってくるっていうのがよく理解できました。
やっぱりどんなに良いものを作っても効率的に作っても、ある程度価格に自分たちの主導権っていうのがないとアップサイドもないじゃんみたいなことが農業でよく言われているところだったのかなと思うんですけど、
そこを変革するためにまずはすごいボリュームを作って自分たちで価格の主導権を取って、
ブランディング、マーケティングにつなげていくんだっていうすごく大きな絵があるんだなということを感じました。ありがとうございます。
ちょっと資金調達の話も出てきたのでお伺いしたいんですけれども、
すべてのリリースで今まで金額を発表されていないのって結構珍しいなというふうに思ってるんですけれども、
このあたりきっとすごい戦略的にやられているんだろうなと思うんですが教えてください。
そうですね。そのあたりはもちろんシリコンバレーでの経験とかもありますし、
もともとアグリストっていうのがその農業の課題を解決するために生まれた、いわゆる課題ドリブンの会社であって、
そのあたり僕ひとつばしビジネスレビューというところに論文も寄稿させてもらっていて、
それを僕はソーシャルテックって呼んでるんですけど、課題から始まって問題が起きたら課題に戻っていくっていうふうなところを僕はソーシャルテックと呼んでいて、
ディープテックとの違いは、いわゆる技術であったり特許であったりっていう部分から始まり、課題解決に取り組む、また技術に戻るっていうところがあるっていうのは違いだというふうに考えてるんですが、
もともとアグリストは課題から始まり、何かあったら課題に戻るっていうことを重要視しているので、金額を出してしまうともう多分皆さん金額しか見ないので、
それよりも今でいうと日鉄工和不動産っていう不動産会社さんと不動産の知見を生かして脱炭素の農業を全国でやっていくんだっていうところを前面に出して、そこに意義があるっていうふうに思っていますね。
でもちゃんとちょっといろいろ調べていくと日経新聞さんとかですね、某ユーザーベースさんとかがちゃんとよく知ってんなーっていうのを出されているので、そこを頑張って見て教えてくださる方もいるんですけども、
どっちかっていうといくら調達したよりも我々がどういう課題に取り組むのかっていうところをプレスリリースしたいなと思って金額はあえて出さないようにしてますね。
ありがとうございます。
こと採用の話とかでいくとやっぱり何億円調達とか、なんか最近だったらもうそのラウンドだけじゃなくて累計何億円でなんか大きく数字を見せるみたいなちょっとした技とかもある気はしていて、
なんでそれやるかって言ってやっぱ引きがいいからって話な気はしているんですよね。
それをあえてしていないアグリストさんとしては採用候補者さんには今農業で働くとか今アグリストさんで働くことの面白さとか意義とかそういったところを改めてメッセージとしていただけますか?
そうですね。一番面白いのは本当に次世代農業、農業変革を自分たちで手触り感を持ってやれるっていうことと、農業の授業をやりながら結構みんなほぼフルリモートだったりとか、
例外ですね。それはできるんですね。
リーダー会議とかいろんな会議あったりとか全体会議とかもみんな画面を見ながらですね、こちらに農場長、農場長、農場長がいたりとかしてやりながらできるっていうところを、
やっぱり何より農業が好きな人に来てほしくて、農業の課題を解決するために我々はやっているので、その農業が移り変わる日本の農業が変革を迎えるところの現場に味わえるっていうところが何より面白いんじゃないかなっていうふうにも思います。
加えてちょっとお世辞って感じじゃないですけど、本当に素晴らしい株主の皆さんに恵まれていて、すごくそれはありがたいなっていうふうにも思いますし、
これ言ってもいいのかなっていうのをちょっと1個ぶち込んどくと、取締役会をずっとオブザーバーで株主の皆さんにも見ていただけるようにしているんですが、皆さん結構出ていただけるんですよ。
有名どころで言うとインキュベートファンドの赤浦さんとかですね、ドロンファンドの大前さんとかですね、ジャフコのパートナーの佐藤さんとかですね、
ズームに映りながらですね、すげーなーって思いながら、で、たまにはうちのリーダーとか外部の人たちにもゲストで入っていただいたりするんですけど、スタートアップ1回も上場させた人とかにアドバイダーで入ってもらったりすると、みんなびっくりしますよね。
農業の未来を創造する
あの力の強さ何よって言って、なんで3人とも来てんのよって言って、しかもなんかコメント優しいじゃんみたいなのとか、それはその時だけですよ。でももちろん厳しい時は厳しく言っていただけますし、優しい時は優しく言っていただけますしっていう感じではありますけれども。
はい、なのでそういう意味ではすごいやりがいを感じますし、実際に発表されているところなんですけど、国の事業でSBIR事業っていうのがあって、国と変革的な農業をやっていこうっていうのも去年の暮れぐらいですね、約11億円ぐらい採択させてもらってますので、まさに農業の未来を一緒に作っていくっていう仕事ができるっていうのも非常に面白いんじゃないかなと思います。
で、僕ともう一人共同創業者、ハタっていうのがいて、ハタは基本的にロボットとかエンジニアを担当していて、高専卒業のメンバーとかも多いので、そういうエンジニアリングチームであり、僕みたいなこのビジョンとかブランディングマーケティングに特化したものがありっていうところが、アグリストでやる面白さなんじゃないかなというふうに思いますね。
ありがとうございます。ちょっとまだまだ聞き足りないところではあるんですけれども、あっという間にお時間が来てしまいました。
まだ富士山1号目ぐらい。
1号目でした。
20まで行きたい、20。
20のAぐらいですかね。
はい。
ありがとうございます。
今もメッセージっぽいことをいただいたんですけれども、良ければ最後にリスナーさんに向けた届けたいメッセージありましたらお願いいたします。
今まで散々語ったので、その辺も見て面白いなと思った人はぜひ一緒に働きたいなとかもそうですし、色々ガルに連絡もらったらカジュアルに面談したりとかもしたいなと思ってますので、ぜひこれ聞いた方はご連絡もらえると嬉しいなと思います。
リスナーへのメッセージ
こうやって最後に連絡くれっていうのもすごい僕は起業家として重要だと思っていて、本当にエコシステムのフライホールを動かすじゃないですけど、何か変革を起こしたり変えるときっていうのはやっぱりこうしたいんだっていうのを絶対言っていかなきゃいけないと思っていて、それはもちろん熱を持っていっていかなきゃいけないと思うので、絶賛本当に採用活動をしていますので、斎藤純一って覚えなくていいので、斎藤純一っていうだけ覚えて帰ってもらえればなと思います。
ありがとうございます。富士山の1号目にしか行ってないよって話もありましたけど、富士山への登頂はグリスタさんの仲の人として一緒に登っていくって言って経験もいいかなというふうに思いますので。
あともしかしたら僕のボイシーンやユリさんに出てもらって、eマルの話をしてもいいかもしれないです。
いいじゃないですか。
やりましょうやりましょう。
すぐに一定調整をお願いします。そこまで見届けますね。
ありがとうございます。
概要欄にホームページだったり採用情報のページ、資金調達のプレスリリース、そして斎藤さんのXのリンクだったり、ボイシーンのリンクも記載しますのでご確認ください。
パーソナリティからのお知らせです。
スタートアップナウでは資金調達を実施された企業家さんへのインタビューを通じてスタートアップの魅力と奥深さを発信しております。
ぜひ番組のフォローと星5の評価をしていただけますと幸いでございます。
また番組が気に入った方はSNSで拡散したりハッシュタグスタートアップナウとつけて感想いただけたりしますととても励みになりますのでどうぞよろしくお願いいたします。
斎藤さん採用さんご視聴いただきましてありがとうございました。
ありがとうございました。
ありがとうございました。
21:25

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