スタートアップNow、資金調達を実施されたばかりの企業家の人生や事業を紐解くポッドキャスト、大大MCの新井理奈です。
リスナーの皆さん、こんにちは。いつもと違うなと思った方も多いかと思いますが、先日第85話でこの番組を運営する小稲荷さんの事業、スタートポッツの愉快な仲間たち第1号ということで出演をさせていただきました。
その際にお話しした、今年のIVS2025の現場取材の一環として、今日は私がMCを務めさせていただいております。
この番組なんですが、昨年に引き続き、来週から京都で始まる、IVSのメディアパートナーをさせていただいております。
そこで今年はですね、このスタートアップNowを聞けば、昨日、IVSで何が起こっていたのか分かるというレポートを、この番組で回帰中、毎日配信していく予定です。
今日は、IVSの回帰前なんですけれども、直前にIVSを予習しておきたいというテーマでですね、ここからお届けをしていきます。
最適なゲストをお招きいたしました。
IVSの主催をされています、株式会社ヘッドラインジャパンのアライアンス担当執行役員、今順さんこと今井順さんです。よろしくお願いします。
お願いします。そんなすごく丁寧にご紹介いただくと、恐れ入りますという感じですけど、今順です。よろしくお願いします。
早速、もうスタートアップ界隈では今順さんのことを知らない方はいらっしゃらないと思うんですが、改めて簡単に自己紹介をお願いいたします。
皆さま改めまして、IVSというスタートアップカンファレンスを主催しております株式会社ヘッドラインジャパンという会社の今井と申します。よろしくお願いします。
主にはもちろんイベントの企画もなんですけれども、私自体はそのIVSというのはいろんな人に知っていただけなければいけないということで、
いろんな地域にお邪魔してキャラバン的にイベントをやっていったりとかして、ぜひ当日来てくださいねというのを通年でやっている担当になります。よろしくお願いします。
よろしくお願いします。ちなみに今順さんといえばIVSの人というイメージ、私はついているんですけれども、だいたいどれくらいIVSに関わっていらっしゃるんですか?
入社したのは23年4月なんですよ。結構最近なんですね。
ただそういった意味では2020年のオンラインというところから関わっていて、代表の島川が前々職の17ライブという会社のライブ配信の事業だったんですけど、その時の同期に当たるんですね。
IVSというイベントをやっているから手伝ってよというところから6年目になっちゃってますけども、大きくなるので中に入ってよと言ってもらえたのが23年のタイミングだったという感じなので、
僕もスタートアップのことあんまりわかんないんですってポジションをずっと取ってたら、そろそろ言い訳ができなくなってきたなと思ってますけれども。
ちょっと年次が増えてきてという感じですね。
それこそ20年21年とかにスタッフやってくれた起業家の皆さんとかがめちゃめちゃ活躍、同時学生だったのにそこから起業家としてめちゃめちゃ活躍されてるのとか見ると、あれ私は何か世の中に大きな貢献をできたんだろうかと思うわけですよ。
自責の年に。
そうそうそうそう。なんか偉そうに先輩面してたけど、今はみんなの方がよっぽど世の中のためになってるじゃないかみたいな思いますよ。
いやいや、でもやっぱりIBSとイマジュンさんはほぼ似合いコールな存在として、発信をされているところを私もよく拝見するので、私もイマジュンさんとはそのXの配信を通じて存じ上げることになったんですが、今回はこうしてゲストとしてお招きできるのとっても嬉しいなと思っております。
ありがとうございます。お願いします。
では今回はそんなイマジュンさんをお迎えして、ズバリIBS2025の歩き方というタイトルで2話にわたってお届けしたいと思います。
豪華ですね。ありがとうございます。
実は私今回IBS初心者なんですね。初参戦ということで、もしかしたらリスナーさんの中にも今年初めてだよという方もいらっしゃるかと思います。
なので今日のエピソードでは初心者向け、IBSの全体像を掴んでいただけるような内容をぜひお伺いしていきたいと思います。
ちなみに後半ではリピーターさん向けのエピソードでお届け予定です。
ではここから早速本編に行きたいと思います。
本当に初心者向け、そもそも論からなんですけれども、IBSってそもそも何なんですか?
ありがとうございます。そもそも何ですかって言われちゃうと、非常に僕も毎回何て言えば伝わるかなって思いながらやってるんですけど、
やっぱりスタートアップの祭典なんていう風に言っていただくイベントになってきたかなという風に思っておりまして、
直近皆さんがこの番組をお聞きということであれば大なり小なりスタートアップに関わっていらっしゃるとか関心があるということだと思うんですけども、
イベント増えてるんですよ。めちゃめちゃいろんな地域だったりいろんなVCさんだったりが立ち上げていらっしゃってっていうのがあると思うんですけど、
なんでやってるのって言われると、我々は起業家のためにイベントをやってます。
起業家さん向けにっていうのが一番コアにあるわけなんですね。
おっしゃる通りです。もちろんエコシステムと呼ばれる周りの皆さんと増えてきて、僕自身もそのエコシステム側だと思うんですけれども、
何のためにやってるのっていうと起業家のためっていうのを特に今年はみんなの合言葉としてやってまして、
もともと前身としては起業家と言われる皆さんが青年実業家とかって言われてるような時代。
そもそもいわゆるネットワークがすごくて、お互いの悩みとかナレッジシェアみたいなのをしていこうよっていう合宿から始まってます。
始まり確か2007年から始まってますよね、このIVSっていうのは。
そうなんです。18年目になりまして、私含めた今のメンバーというのは3代目に当たるんですけれども、
なのですごい歴史がありますし、本当に経営者起業家と共にあるというイベントとしてずっとやってきたというところがありまして、
大きく転換点になったのは2022年だったかなと思いますけれども、やはりWEB3という領域の皆さんがどどっと押し寄せた時に、
これをいろんな人に文庫を開いていく必要があるよねっていうのは全体として思いが出てきまして、
そこから京都に公園があって、会場が広いので、じゃあこれはこの会場の広さを埋められるぐらいの人に対してのアプローチができるようにしようよってことで、
割と会場ありきで大きくしたみたいなところも半分ありまして。
そうなんですね。
もともと招待制だったイベントの仕組み自体をオープンに変えて、やったのが23年。
そこから公園があって、今年3年連続京都で開催をさせていただいているスタートアップのカンファレンスになりますというところですかね。
IBSの公式サイトをご覧になられている方もいらっしゃるかと思うんですが、去年の実績に書いてあるんですよね、参加者が1.2万人、1万2千人以上。
すごい人が来る、その規模感が大きいなっていうのをまず皆さんもわかるかなと思います。
ちなみに海外からの参加者の方も結構多くいらっしゃいますよね。
そうですね、一応40%という目標を掲げてやってますけれども、実際なかなかこのビジネスイベントのためだけに京都にお越しになるというのは非常に苦労をしながらやっておりまして、
ただやっぱりこれに関しても、日本にいながらもグローバル意識できる、またグローバルから日本に意識を持ってきていただきたいという思いで、僕らはそこをやるべきだと思って、いろんな方にお世話になりながらトライしている目標になります。
今年は実際グローバルの出展というのも多くありまして、日本にいながらにして海外企業の皆さんと直接対話いただけますよというのが1つポイントになっているかと思います。
SNSなどでも見るとグローバルという、今回IBSの中でもゾーンの中にIBSグローバルというゾーンがあって、あとセッションなどのトークセッションですね。
ここも英語で行われるものもちらほら見ているので、そんな海外と日本をつなげるというような橋渡し役的な形もIBSさんにやってらっしゃるのかなというふうに思いました。
母体としてヘッドラインアジアというベンチャーキャピタルが我々あるんですけれども、そちらもやっぱりグローバルに展開しているVCであるので、ぜひこういう海外を身近に感じていただくブリッジをするというのが僕らの役割であるという認識を非常に持っているところなので、コンテンツ自体もそういった形で、本当にいろんな人にご協力いただいて作らせていただいています。
ここまででもう結構本当世界規模だなってこう皆さん実感されたかと思うんですけども、今度はじゃあ実際IBSの中身の方お伺いしていきたいと思います。
私も初心者でコンテンツ一覧、全体どうなっているのかなというウェブサイトを見たときに、7つのゾーンがあります、4つのエリアがあります、4つのラウンジがありますって、これ何がどう違うのっていう疑問が出てきまして、このゾーン、エリア、ラウンジ、ここら辺どういう住み分けなのか、どういう使い方をされているのかというのも教えてください。
前提としてですね、僕らとしては実利っていうところにフォーカスをしています。どうしても派手派手しいイベントの祭典というお祭り部分がフィーチャーされがちだし、もちろんそれは間口を広げるために演出している部分もあるんですけれども、前提としてはですね、やっぱり皆さん自体にしっかりと1日目に知り合って、2日目に仲を深めて、3日目に資金調達だったり事業競争だったりつなげてほしいという思いで、
やっておりまして、どうやったら実利っていうのが得やすくなるか。僕らは結局プラットフォームであるからして、そこの場の提供となるべく精度の高いマッチングができるような仕組みを作るっていうところが限界なわけですよね。
そこの精度設計としてどういうふうにやったらいいかなと思って行き着いた結果が目的の細分化みたいなところになっておりまして、例えば今回でいうとテーマゾーンというのが対象者別に出会える相手を設定したゾーンという7つ用意させていただいてます。
その各テーマに沿った革新的なスタートアップだったり投資家との出会いっていうのがそのエリアに張れば出会うことができるっていうのが前提。もちろん異業界の方が勉強されに来るっていうのもあると思うんですけども。今回に関しましては、IBS AI、IBS ディープテック、IBS エンターテインメント、IBS グローバル。
IBSジャパンっていうのが地銀とかを巻き込んだ形の、いわゆる日本の社会課題みたいなものに向き合うエリアになっておりまして、そしてスタートアップのフェーズに表せたIBSシード、IBSグローズ、そういった形になっておりまして、要はエンタメに特化したステージの話を聞きたいとか、AIの人たちと出会いたいってことであればそのステージを中心にエリアが展開されているので、そこに行っていただくと間違いなくそこに関心のある皆さんとマッチングすることができる。
というのは、我々が意図して設計しているポイントになります。
そうなんですね。今回、その企業家の方に向けて、いろんな人とこういうテーマの人と出会いたいと思ったら、自分の興味のある、例えばAIであったりディープテックであったりといったところに行ってみる。そうすると、同じ関心を持った人に出会えるよっていう設計がされているわけですね。
その通りでございます。で、このテーマゾーンの話とまた別ですけど、今回受付のパスもですね、いわゆる普段、伊田さんのイベント参加された時に、受付でパスですって渡されるのあるじゃないですか。
首にかけるやつですよね。
あれって、どういう情報があると思いますか?
名前と所属ぐらいですかね。
そうですよね。やっぱりその大企業の方とかであれば、「あ、○○会社さんですか?」ってお話しかけになったりすると思うんですけど、新井さんって書いてあって、「あ、新井さんですか?」ってなるパターンって、もちろんりなさんぐらいのポッドキャスターとかあるかもしれないけど、難しいですよね。
ピンポイントでやっぱり見つけてもらうっていうのは難しいですね、確かに。
そうなんです。で、我々は今回ですね、このパスをですね、自分でデコレーションしていただけることになってまして、やっぱりどういう人に出会いたいとか、自分は何の目的で来ているとかっていうのが、そのパスをシールでデコることによってわかりやすくなるようになってまして、
なので、例えばVTuberっていう事業の内容が書いてあったら、「あ、VTuberの仕事してるんですね。」って言って、話しかけやすくなるということで、やっぱりみなさんが、もちろん我々としては3日滞在いただきたいと思いますけど、お仕事の都合で2日ですみたいなパターンがあると思うんですけども、
そういった方も限られた時間の中で、本当にお互いのマッチング、目的に合ったコミュニケーションをしていただけるようにってことで、いろんな設計を施していて、大きなポイントがこのテーマゾーンってことになります。
なんかさっきテレビショッピングのようにすごい紹介いただきましたけど、今ならこういうデコシールがついていてみたいな。