2023-08-13 32:11

#6 交流会・ピッチイベントで得た人脈は、意味がない?

spotify apple_podcasts

今回のテーマは「#6 交流会・ピッチイベントで得た人脈は、意味がない?」です!

番組への感想は、「#RoadToIPO」でtweetしていただけると、番組パーソナリティが喜んで読まさせていただきます!

番組へのご要望・ご相談は、古野光太朗(twitter:https://twitter.com/koutarou_furuno)までお願いします。

▼今回のトーク内容:

壁打ち部屋を作る/京都エンジェルピッチイベント/浜松の起業イベント/”SEVEN”まさかの改名/Power Angels/交流会・イベントは必要なのか/ピッチイベントに出なくていい/飲み会はOK、定期イベントは危険/人脈作りよりも会いたいと思われる人に/Chatwokの顧客獲得戦略/イベントの主催者になればいい

▼パーソナリティ紹介

山本敏行(twitter:https://twitter.com/SEVEN_Founder)

  • SEVEN Founder(Chatwork創業者)
  • 昭和54年3月21日、大阪府寝屋川市生まれ。
  • 中央大学商学部在学中の2000年、留学先のロサンゼルスでEC studio(2012年にChatWork株式会社に社名変更)を創業。
  • 2012年に米国法人をシリコンバレーに設立し、自身が移住して5年間経営した後に帰国。
  • 2018年Chatwork株式会社のCEOを共同創業者の弟に譲り、翌2019年東証グロースへ550億円超の時価総額で上場。
  • 現在はエンジェル投資家&スタートアップ起業家コミュニティの「SEVEN」に注力している。
  • 著書に「投資家と起業家」、「放課後は高校生起業家」がある。

古野光太朗 (twitter:https://twitter.com/koutarou_furuno)

  • 早稲田大学商学部3年生
  • ビジコン審査員賞受賞・VCアクセラレーションプログラム採択
  • HRSaaSで3度目の起業を準備
  • 150名参加している起業サークルの代表


サマリー

彼は、新しいエンジェル投資家コミュニティ「パワーエンジェルス」の発足やエンジェルピッチイベントについて話しています。彼は、交流会やピッチイベントに参加する必要性や人脈の重要性について話し合っています。彼は、一部のイベントに参加し、自分が本当に必要とされた時に全力で関わることが重要だと言っています。また、彼は、自分が目指すビジョンに合う人脈を形成することが大切だとも言っています。彼は、ポッドキャストを通じた情報発信と交流が効果的であり、人脈を築くことができると述べています。そのため、彼は、自分でコミュニティを作り、主体的に行動することが重要だということを強調しています。

イベント準備とアウトプットの重要性
古野光太朗
この番組はChatworkを創業したSEVENの山本敏行さんから、起業3回目の古ちゃんが山本さんのIPOまでの知識や経験を引き出し、自ら上場へとチャレンジしていくポッドキャストです。
山本敏行
こんにちは、Chatwork創業者で現SEVEN Founderの山本敏行です。
古野光太朗
こんにちは、パーソナリティを務めます3度目の起業家古野光太朗です。
RoadToIPO 第6回目、山本さんよろしくお願いします。
山本敏行
よろしくお願いします。
ということで、恒例になっております、この1週間の振り返りということで、古ちゃんからどうぞ。
古野光太朗
そうですね、僕は今週は結構リサーチにしっかり時間を当てたなっていう1週間で、主に日本の記事とか海外記事とかを見ながらリサーチしてたっていうところと、
あと1個なんかちょっと変わったことで言うと、企業の壁打ち部屋みたいなものを自分で作ってみて、
具体的に言うと、ある程度大学4年生でコンサルとか外形師とかを持っているような人たちを集めて、
5,6人程度集めて、僕のビジネスアイデアに対してちょっといろいろ意見してくれたり、ちょっとリサーチ手伝ってくれたり、
会計的な観点で見てくれたりみたいな、ちっちゃい壁打ち部屋みたいなのを作ってみました。
山本敏行
壁打ち部屋?
古野光太朗
そうですね、名前はダサいんですけど、ちょっと手伝ってくれる人。
山本敏行
ダサいというか、それはどこかに一部屋設けてそこにみんなが集まるのか、チャットのグループとか作ったのか、どういう部屋?
古野光太朗
それに関してはリアルじゃなくて、今はLINEなんですけど、LINEグループを作って、
僕が定期的にNIPPONみたいな形でアウトプットを出しながら、定期的にフィードバックをくれるっていうところです。
山本敏行
なるほど、そういうアウトプットをしていくっていうのがすごい大切だし、それによって、
それだったら俺できるよ、私こう思うよ、みたいな手伝ってくれたりとか、情報くれたりとかするんで、
アウトプットっていうのは非常に重要なんで、日々アウトプットするのはすごい良いことだと思いますね。
ビジネスアイデアを話し相手に褒めてもらう
古野光太朗
確かに嬉しいです。
嬉しいです。しかも最近、本当にアウトプット大事だなと思って、1時間ごとにログを取るようにしようと思って、
この1時間はこれをしよう、で、こういうことを実際にしましたっていうところを、
本当はメモ程度なんですけど、今日からつけるようになりました。
山本敏行
えー、1時間ごと?
はい。
すごいな。
やっぱり僕もビジネスのアイデアを思いついたら、もう本当に全然ビジネスに関係ない人でも誰から構わず話していくし、
それによって自分が聞いててブラッシュアップしていってっていう感じだし、
最近だったら、前までは本当に犬でもいいから話せって若手企業家に言ってたけど、
最近はチャットGPTに話しかけるっていうのもいいなと思ってて、
で、今チャットGPTアプリだったら音声入力あるんで、そこにバーって話し続けて、
意見ちょうだいみたいな、どう思う?みたいな感じで言うと、
それなりの意見言ってきたりするし、
結構このネーミングどう?みたいな感じで言うと、
そのネーミングいいですねって絶対チャットGPTで最初は優しく褒めてくれるけど、
いやネガティブサイドの意見も聞きたいなとか言ったら、
いやそれは幼稚に思われる方がいるかもしれませんとか、
ちょっとこれはビジネス用語としてはいかがなのか的なことを言ってきて、
まともなことを答えてくれるみたいな、
それが24時間いつでも話しかけて答えてくれるっていうのは、
チャットGPTは僕的には新しいことを考えるのが好きだから、
すごい良い相棒やなみたいな感じで思ってますね。
パワーエンジェルスの発足と変更
古野光太朗
確かにいろんな使い方ありますね。
それと山本さんは今週1週間どんな1週間でしたか?
山本敏行
この1週間はそうですね、
京都で4ヶ月に1回エンジェルピッチイベントっていうのが、
商工会議所みたいなところが開催している大きなイベントがあって、
毎回僕が招待されてて、
山本さんの役割は山本さんの周りにいる有力なエンジェルを連れてくることですっていう感じの役割なので、
僕的にはこの4ヶ月間で出会った面白かったとか、
一緒に話したいなと思うようなエンジェル投資家を呼ぶイベントにしていて、
今回は有名どころで言うと、
企業の科学の田所さんが来たりとか、
あとはもう100社ぐらい投資しているエンジェル投資家の曽我武さんとか、
あとはそうですね、
エンジェル界では有名じゃないかもしれないけど、
税理士業界では知らない人はいないとかいう人もいたりですね。
そんな感じの有力なエンジェルを連れて行って、
それでその時に京都に来てもらって、
なかなかね、やっぱり皆さん東京だったりするから、
皆さんと僕と京都でおいしい食事、料亭みたいなところで飲みませんかって言ったら、
もう今まで行きたいみたいな、100%全員が行きたいって言ってくれるので、
でもね、京都ってやっぱりそういう魅力もあったりするし、
かつなんか僕が特別な料亭をご招待したいんでっていうと、
もう何かにつけて皆さん来てくれる出席率100%みたいな、
遅刻ゼロみたいな、そんな感じで来てくれるんで、
それで京都の料亭をエサに来てもらって、
その翌日ピッチイベントも参加してくださいね、
それから帰ってくださいっていうセットにしてる感じのイベントがちょうど先週あったりとか、
あとはですね、浜松で高校生、大学生向けに登壇イベントがあったんで、僕も登壇して、
その登壇するのもいつもはだいたいメインゲストで呼ばれて、
1時間ぐらい喋って失業等とか、だけど今回は面白かったのは、
4人登壇して、1人ずつ講演時間は15分みたいな、
普通だったら60分1人でやるっていうケースが多いんだけど、
15分ずつっていうので、武蔵野大学のアントレプレナーシップ学部の学長みたいな、部長みたいな感じの伊藤陽一さんっていう、
結構アントレプレナーシップ界隈で有名な方と、あとは僕と、
もう1人がフィリピンで一番有名なYouTuber、TikTok家みたいな方で、
フィリピン行くともう一瞬で行列ができてしまうっていうかね、
飛び込まれてしまうようなフミヤさんっていう人、
あとはまたフィリピンでも展開されているSDGs系のアパレルをやっているCOCOっていうブランドをやっている西川さんっていう、
そういう4人で15分ずつそれぞれ自己紹介して、みんな全然違うし、
パネルディスカッションしても全然面白い答えがいっぱいあって、
なんか登壇者が結構一番楽しかったというか、
学びになった、刺激になったっていうお互い、いやー登壇者楽しかったよねっていう感じのイベントだったんで、
結構斬新で面白かったなということがあったり、
あとはですね、フルちゃんにも言ってないはずなんだけど、
セブンの名前が変わります。
初めて聞きました。
言ってないもん。まだ誰にも言ってないから。
何が変わるんですか?
もちろんね、運営メンバーとかとはディスカッションしてるんだけど、
セブンっていう名前を明日、ただ収録日で言うと明日になるんだけど、
でもこの放送される時には一応名前変わってます。
え、何に変わってるんですか?
古野光太朗
セブンっていう名前は今日までで、明日からパワーエンジェルスに変わります。
山本敏行
全然変わりましたね。
古野光太朗
これ言うのもまだちょっと自分で恥ずかしくて。
山本敏行
でもいいじゃないですか、強そう。
笑ってる?笑ってるよフルちゃん。
でも一個疑問言ってもいいですか?
古野光太朗
なんか強そうだなっていうのと、セブンって確かですけど700億円の上場目指すみたいなのあったじゃないですか。
山本敏行
そのコンセプトとかも変わるってことですか?
いや、どうしようかなと思ってて、セブンだけど、変えようと思った主な目的は、
僕の提唱している資金と支援が提供できるエンジェル投資家をパワーエンジェル投資家という風に定義してるけど、
パワーエンジェル投資家という定義がなかなか伝わらないなというのが一番問題視していて、
セブンもいいんだけど、セブンってやっぱセブン銀行、セブンイレブンとかセブンで検索しても絶対埋もれちゃうっていうのがあって、
ただニッチなコミュニティなんで、全然そのホームページが一番上に出てこなくても問題ないし、
しかも7のこだわりっていうのが面白いって皆さんからね、毎月7日の夜の7時から7社が登壇して、
会費は毎月7700円、これは投資家向けに、企業からお金いただかないんで、7700円で、
なんかあったらセブンなんで、すごい良かったんだけども、
ちょっともうこれを機に3年ぐらい経って、もっともっとやっていかなあかんなと、もっと強化していかなあかんなということで、
パワーエンジェル、大谷翔平選手僕大好きなんで、大谷翔平選手はアナハイムエンジェルスなんで、
エンジェルってあのエンジェルなんで、
パワーエンジェルが150人いるエンジェル投資家コミュニティ、複数系ですね、パワーエンジェルの複数系で、
パワーエンジェルスにしたんですけど、それをさっきのチャットGPTにどう思うって言ったら、
いや素晴らしいですねって言って、じゃあネガティブはって言ったらさっき言ったやつですね、
ちょっと幼稚に思う人がいるかもしれませんとか、パワーっていうキーワードは、
ちょっとビジネス的にはどうかなみたいな感じのことを言ってきて、いや確かにそうだと思うというふうに、
チャットGPTに答えながら、でももうARでいってしまえということで、
パワーエンジェルス、パワー-エンジェルスドットコムのドメインも取ったし、商標も取ったし、
でセブンのエンジェル投資家の皆さんにも、パワーエンジェルスにするけどどう思うっていうアンケートを取って、
5割6割ぐらいは賛成、あと残りの人はセブンが好きだ、セブンがかっこいい、パワーエンジェルスはダサい、
パワーエンジェルスってそのまんまの意味すぎて口に出すのが恥ずかしいとかいっぱい、
匿名アンケートにしたらめっちゃいろんな意見が来ながらも、ARと、
もう明日登記されます、法人名が、株式会社パワーエンジェルス、
ゴムインもできたし、株式会社です。
古野光太朗
意外に批判的な意見が多いですね、3割4割って、結構賛否両論が分かれて。
山本敏行
それって一つ参考になると思うのは、プロダクトでもなんでもそうなんだけど、
UIとかでもなんでもそうなんだけど、変える前と変えた後どっちがいいですかって言った時に、
元々もう慣れてるものに対してより良いもの、出す側とか変える側は絶対こっちの方がいいでしょうと思って出しても、
元々のユーザーとか元々の、例えば今回で言うとエンジェル投資家のメンバーさんからすると、
親しみがあるから、愛着があるから。
UIで言うと、旧UIと新UIは、9倍良くないと新しいやついきなりいいですねっていうアンケート答えてこない。
僕もシリコンバレーにいた時にこの9倍だったと思うんだけど、とにかく5倍とかじゃないぐらい良くなってないと、
新しいやついきなりいいですねってならない。つまりやっぱり、
セブンに愛着がある。だからセブンパワーエンジェルスにしたらどうですかっていう人も何人もいたし、
いやいや長すぎるしって思って。
でも半分以上がパワーエンジェルスでもういいと思うっていう方がいたってことは、
古野光太朗
慣れ親しんでるセブンよりもいいっていうことなんで、いっちゃおうということです。
山本敏行
僕はやっぱり変化好きなんで、セブン3年も使ったらだいぶマンネリ化してくるんで、
パワーエンジェルスの山本ですって何回も自己紹介すると笑っちゃうんやけど、これでいこうということで。
雑談が長くなりすぎてるからそろそろ閉じないと。
古野光太朗
ちょっとじゃあ、またいつかパワーエンジェルスについて。
山本敏行
またいつかパワーエンジェルスについて。
これでいいと思います。
古野光太朗
じゃあちょっとそろそろ本編の方入ってきます。
今回は、またこれも初の取り組みなんですけど、視聴者からのお悩みについて山本さんが答えるっていうところをやってみたいと思ってます。
交流会・ピッチイベントの必要性
古野光太朗
今回の視聴者からのお悩みは、めっちゃ簡単に言うと、交流会イベントに参加する必要はあるのかっていうところです。
具体的には、交流会イベントとかに誘われるけど、結局参加するべきかどうかの判断軸がわからずに、なんとなく誘われたから参加しちゃおうっていう理由で参加していると。
ただこれに対して、ちょっとあんまり良くないんじゃないか、時間を無駄にしてるんじゃないかっていう懸念点があるっていうところで、
お二人はどのような判断軸でイベントに参加していますかっていう視聴者からのお悩みが来てました。
山本敏行
なるほどね、交流会、ミートアップみたいな。
古野光太朗
そうですね、最近スタートアップ界隈でぼちぼち結構な頻度で行われているので、結構タイムリーかなと思うんですけど、どうですかね。
山本敏行
なるほど、ミートアップに関しては、スタートアップでやっていくぞみたいな、全然まだまだ何も知りません、誰も繋がりありませんみたいな、
本当にエントリーレベルの方だったら、とりあえずいろいろちょっとバーって回ってみて、言ってもどうでしょうね。
2週間から1ヶ月くらいかけてバーって一気に回ってみたら、大体もうこんなもんかという感じでわかると思うんで、
しかもその時に繋がった人たち経由で情報が入ってくるような、あとはツイッターで繋がるとかフォローするとか、
LINEアットのどっかのグループに入るとか、そういう一通りの得れるものの情報を得たら、
基本は本当に自分がマッチするというか興味があるもの以外は、僕は行かずにもう事業を作るに集中した方がいいかなって思うけどね。
古野光太朗
ああ、なるほど。
そうですね、やっぱりそこは自分で判断軸を持ってっていうところですよね。
他人に誘われたからとか、ある意味有名な社長がいるからとかじゃなくて、自分である程度区切りをつけて、
山本敏行
あとはだんだん自分の事業に向き合う時間を増やしていくっていうところですかね。
そうそう、だからこれはピッチコンテストでも同じことが言える。
結構ピッチコンテストは経験のために出るのはいいかもしれないけど、ピッチコンテストばっかり出てる人がいるよね。
ああ。
あのピッチコンテスト、このピッチコンテストみたいな。いやいや、目的何?みたいな。
はい。
ピッチコンテストでその人前で話すことを慣れるとか、そのピッチのスライドを磨くとか、
そういうなんかそれでこう、IBSのなんかそういうね、登壇して優勝するで資金調達目指すとかだったら、
まあ目的あっていいかなと思うけど、なんかピッチコンテストで表彰されたとて何なんですか?みたいな。
そもそも僕ピッチコンテストとか日本で出たことないんで、
シリコンバレーで日本のやつをアピールするためにシリコンバレー。
人生初めてのピッチはサンフランシスコが唯一かもしれないな。
そこから何回かシリコンバレーで出たけど、日本でピッチイベント出たことないね。
古野光太朗
そうなんですか。
山本敏行
出る意味あるっけ?みたいな。
別にね、自分で資金調達選挙だったらVCとかに行くかもしれないし、
お客さん捕まえるんだったらウェブマーケしたりコミュニティ作ったりするんで、
ピッチコンテストに出る理由はないかな。
出ない。出ようと思ったこともない。
ミートアップもほぼ出たことないね。
古野光太朗
そうなんですね。
山本敏行
あんまりなかったっていうのもあるかもしれないけど。
古野光太朗
周りで聞いてて、確かに最もらしいなと思ったピッチコンテストに参加する理由は、
開発系の人たちがハッカソンとかに出て、ある程度資金を獲得して、
しばらく自分たちが生きていける時間を伸ばすために、
ハッカソンとかにちょいちょい参加するみたいな。
それはなんとなく納得感があったんですけど、確かに他の理由でも微妙だなと。
山本敏行
ハッカソンとかだったらあれやね、例えばマイクロソフトがサーバーのクレジットをくれたりとか、
そういうのはちゃんとした目的があったらいいと思うし、
最初に慣れるためにピッチを磨くために人前で立ってみるっていうのも一つの目的としていいと思うけど、
ずっとピッチイベントに出てる人いて、君は何のために出てらっしゃるの?みたいな、
ちょっとクッションマークしかないね。
事業作らない、マーケセナー、人を雇うマネジメントセナーみたいな、
そっちに時間を割いた方が絶対伸びるんで。
古野光太朗
確かにそうですね、本質に迎えてない人が意外に多いのかもしれないなっていうのは。
山本敏行
やっぱり気が紛れるしね、なんかやってる感あるよね。
テスト前にファミレス行って友達と勉強道具持って行って、
でも結構実は喋っちゃってたけど、なんか勉強した気になるみたいな、
そんな感じちゃうかなと思うけどね。
古野光太朗
確かにそうです、それは僕もめっちゃあるし、
確か誰が言ってたか忘れたんですけど、
フェイクジョブって言って偽物の仕事は結構楽しかったりするみたいなことを、
海外のVCの人から誰かが言ってたりして、
山本敏行
やっぱり本当に売り上げとか自分の事業に向き合う時間を取る必要があるんだなって思いました。
だから自分が目指すビジョンとかあるべき姿に、
最短ルートで行くには何が一番重要かっていうのを常に、
自分自身も客観的に見ないといけないし、
気を紛らわせてるだけじゃないのっていう自問自答みたいな、
するのがいいかなと思いますけどね。
人脈の形成
古野光太朗
それで人脈を求めに行ってるんだっていう人も一定すると思うんですけど、
さっきの話でいくと、人脈もある程度自分の領域の界隈の人たちと繋がれたら、
もう十分なのではないかっていう形ですか。
山本敏行
人脈に関しては、
必要な時、必要なタイミングで、
全力で得に行ったら人脈って得れるなっていうのは僕の持論で、
僕は基本的にそういうミートアップも行かないし、
人脈を広げるためにいろんな交流するとか、
僕は全力でゴルフとか麻雀断るもんね。
人脈は広がるかもしれないけど、
固定の人とかめっちゃ誘われてとか、
飲みはワンショットだから僕は人脈作りになるかなと思うからやってるけど、
経営者の界とかは僕も基本参加しない。
固定してしまうから。
だって僕がやりたいことがどんどん変わるのに、
同じ人とずっと付き合ってたら、
停滞してしまう。
川のように時代は流れてたり、タイミングがどんどん変わってる。
地形も変わってたり雨降っていろいろ変わったりするのに、
どっかの田舎にあるような池みたいな、
濁ってて停滞してしまった池みたいな状態になってしまうので、
やっぱり滝というか川というか、
とにかく柔軟に時代の流れに乗っていかないといけないから、
付き合う人も時々によって、
自由に動けるようにしておかないといけないから、
僕は基本的にそういう付き合いはせずに、
でもその中でも昔知ってた人とまた、
このタイミングでまた一緒に何かできそうですねっていう時も絶対来たりするので、
継続的に毎年同じような人と付き合うっていうことは基本しない。
じゃあどうやって得たい時に、
その得たい人脈にたどり着いて、
向こうも会ってくれたり、向こうもいろいろ教えてくれたり、
こっちも教えたりみたいな、そうなった時に、
会いたいって言った時に、
会ってもらえる人になることに全力的に力を入れる。
全力を入れる。
自己の発信とお返し
古野光太朗
意味わかりますか。
意味はわかるけど、手段が難しそうだ。
山本敏行
どうやってそうなるんだろう。
手段が難しい。
だからとにかく、例えばツイッターで発信するとか、
僕だったら書籍書いたりもするし、
あとは、自分は何者なのかって言った時に、
パッて外から見た時に、
この人だったら会ってもいいかなって思ってもらわないといけない。
そうじゃないと、
この人から会いたいって言われてるけど、
この人に会っても得るものなさそうだなと思ったら会ってくれないので、
何かしらウェブのメディアに取り上げられてたり、
本書いてたり、講演してたり、
名前で絶対検索したりするんで、
Facebookとか見たりするんで、
SNSの発信をしっかりやっておくとか、
ブログノートとか書いておくとか、
その社名とか名前で検索した時に、
この人から連絡来たら、
会ってみたいなって思わせる自分になっておくっていうのはすごい重要で、
それは今のヨンさんだから、
誰でも会ってくれるんじゃないですか、
じゃなくて僕はもう、
21歳とか2歳からずっとそういう形で、
発信し続けて、
外から検索されても、
あのプロジェクトやってた人なのかとか、
検索したら、
実はこの人面白そうだねとか、
とりあえず一回会うだけだったらいいかな、
みたいな感じで、
一発で思ってもらえるような自分を作る方が、
僕はすごい重要だなと思ってて、
今だったら基本的に本当に、
誰でも会いたい人が、
本当に必要だなと思ったら、
会ってもらえる?
今の段階で会ってもらえるけど、
別に10年前でも、
20年前でも、
今ほどは無理かもしれないけど、
会いに行く?
だから、
書籍書いててこの人面白いと思ったら、
僕は著者に直接会いに行って、
教えてもらう?
本に書いてないここだけ話を教えてください。
それの圧倒的に良かったりする。
後は交流会は行かないけど、
交流会は主催する。
古野光太朗
なるほど。
山本敏行
なので、
自分が主催したら、
自分が全部スポットライトが浴びる。
運営メンバーとかやるけど、
最初の挨拶、司会とか、
全部僕がやると、
そのイベントに来た30名、50名、70名ぐらいが、
全員が、
あのイベントの山本さんだって認識する。
こっちは向こうのこと知らないけど、
向こうはこっちのこと知ってるんで、
僕がこういうこと困ってるって、
FacebookとかTwitterで書いたら、
山本さん、
僕は会に参加させてもらってた人なんですけど、
その情報、
僕その業界強いんで、
一度話できませんか?みたいな感じで、
逆に向こうから教えてくれたりとか。
だから先にギブをする。
はいはいはい。
情報のギブ。
SNSでこんなこと見つけたよって、
情報のギブをしたり、
こうネットにいろいろ発信してると、
なんか知らんけど、
僕のことを知ってくれたり、
その情報で勉強になったとか、
なんか役に立ったとか、
売上が上がったみたいになってると、
なんか勝手に受け取った気になってくれてて、
僕がこれ助けてほしいんですって言ったら、
何でもいいですよって言って向こうからこう、
お返し。
ポッドキャストを通じた情報発信と交流
山本敏行
人間ってこう、
与えられると与え返したくなる。
はいはい、確かにそうです。
ある意味ポッドキャストもそうかもしれない。
これもね、
フルちゃんとやってて、
それでこう、
めっちゃ情報発信している。
聞いてる人は一方的に
ポッドキャストの場合は受け取っている。
はいはい。
みたいな感じで、
フルちゃんも今ポッドキャスト僕とやってるっていうのは、
そういう活動になってるよね。
確かに。
古野光太朗
実際周りの人に感謝されたり、
ポッドキャストで、
聞いてるよーっていうぐらい言われたりとか、
あとはこういうこと、
株のこういうこと言ってくれて、
ためになったわーって言ってくれたり、
山本敏行
ちょいちょい。
なので、そういうフルちゃんが、
僕に声かけてポッドキャストが始まって、
でもうね、
山本俊輝×フルの何とか、
みたいな名前でやってたら、
こういうポッドキャストを山本さんとやってるものなんですけど、
ちょっとお話聞かせてもらえませんかっていう、
ツールに使えるやん。
古野光太朗
あー確かに。
山本敏行
でも最初やっぱちょっとね、
僕にオファーするとか、
企画考えるとか、
あとはどういう風に編集するとか、
なんかそういうものをこう、
まあリソースを使ってるわけよ。
なので、
それはそれでもちろん大変なところあると思うんだけど、
それを活かして、
次にこうステップに進んでいくことが、
できるんじゃないかと。
古野光太朗
そうですね。
しかも実際にできつつあるなと思って、
最近も一人だけ会いに行った人が、
ストレートに言ってくれて、
君山本さんとポッドキャストやってて、
面白そうだから時間作ったんだよね、
みたいなこと言われて。
山本敏行
へー。
効果出てるんですね。
そうですね。
古野光太朗
まさにまさに効果出てるなと思いました。
山本敏行
そういうことに時間を使ったら、
会いたい時に会いたい人に、
教えてほしいことを教えてほしいタイミングで、
教えてもらえる人になっとけば、
一番強いと思うよね。
古野光太朗
確かに。
山本敏行
なんかよくわからない人と交流して、
毎週じゃないけどゴルフ行ったり、
毎月同じメンバーと集まってとか、
さっき言った池になっちゃうんで、
滞留した、止まっちゃった池になっちゃうと、
ダメなんで。
古野光太朗
確かに。
山本敏行
一つ僕がやったことで言うと、
IT飲み会って検索すると、
昔僕が作ったコミュニティが見れるんで、
大阪でIT企業の社長たちが集まって、
飲み会を作って、
大阪IT飲み会っていうのを作ったんだけど、
そしたらそれを東京でもやってほしいって言うから、
じゃあ日本を盛り上げるために東京でもやりましょうかって言って、
そしたらうちの地域でもやってほしいって言われて、
今はそんな僕からで一つしかないんで、
あなたがやりながれということで、
全国に無料でシステムとやり方と全部提供したら、
国内は二、三十箇所ぐらいでやっていて、
海外も広がっていって、
僕もシリコンバレーでシリコンバレーIT飲み会もできて、
ロサンゼルスIT飲み会もできて、
あとアジアね、シンガポールIT飲み会、
ホーチミンIT飲み会みたいな、
それが開催されるほど、
このIT飲み会っていうのは、
チャットワークのホンスさんが作った会なんですっていうのが、
毎回広がるわけ。
自分でコミュニティを作って行動する
山本敏行
確かに。
チャットワークが日本で最終勝ち切ったのは、
IT飲み会もめちゃくちゃ大きな効果があって、
実はみんなだいたいIT企業の人って、
空中戦、オンラインマーケットばっかりやるんだけど、
僕はIT飲み会やってたんで、
地方の人ってリアルなコミュニケーションをすごい重要にするから、
オンラインで良い情報があるよりも、
どこどこの誰々さんがオススメしたやつを使うっていうのが、
地方の人たちの意思決定なんで、
IT飲み会やってると、
IT飲み会の主催者がどんどん地方で有名になるんで、
その人経由でチャットワークがどんどん広がっていくっていう。
古野光太朗
なるほど。
山本敏行
なんで国内でどこにも負けなかったっていうのもありますけどね。
古野光太朗
すごいですね。
結構やれることを全てやってるなっていう。
全てか分かんないですけど、
本当にいろんな細かいところを手に出しててすごいなって思います。
山本敏行
でも全然手間かからないよ。
やっぱり受け取る側、受け身の受け取る側からじゃなくて、
能動的に主体的に自分が主役になるようなポジションに持っていって、
あとは全部運営の人たちが準備してくれて、
僕はだからIT飲み会やってた時は、
大阪と東京の飲み会に行って、
最初に乾杯って言って、皆さんここで行ってきましょうねって。
あとはもうバーって皆さんが寄ってきて情報をくれたり、
いろいろ面白い話してくれたりして勝手に情報が入ってくる仕組みができつつ、
参加者全員僕のことを認識しちゃう仕組み作りが出来上がってた。
プラットフォームみたいになってたんで。
そういうことに、どっかに参加するよりどっかにそういうものを自分で作って、
そうなっちゃうようにするっていうところに時間を入れる。
使うといいかなと。
古野光太朗
なるほどね。
いやそうですね、しっかり目的を考えた上で、
そういう面白手段みたいなのも今後取っていけたらなと思いました。
山本敏行
あれだね、ちょっと今日冒頭喋りすぎたんで、
そろそろ締めに入らないといけませんね。
古野光太朗
そうですね、そろそろ締めに入ります。
RoadToIPO、起業3回目でIPOを目指すふるちゃんに山本敏行がぶっちゃけメンタリング。
ここまでお聞きいただきありがとうございます。
番組への感想は、「#RoadToIPO」でツイートいただけると嬉しいです。
「#RoadToIPO」に関してご意見ある方は概要欄にフルノのツイッターリンクがございますので、
そちらからご連絡お願いいたします。
それではまた来週。
32:11

コメント

スクロール