前編では、このWeb3の中でも、 なんでブロックチェーン、NFTなのかってあったり、
教えていただいたんですけれども、
今、実際じゃあ、このNFTの中で、 どんな事業を展開されているのかっていうところ、
改めて教えていただけますでしょうか。
事業としては、ふるさと納税の返礼品として、 NFTアートを提供させていただいている、といった事業をしております。
そこから発展して、NFTというのが、 オンライン上でコミュニティを運営していくところと、
相性がいいといった技術でございまして、
やっぱり自治体さんからも、 自分たちでもそういったオンラインコミュニティ、
DAOと呼ばれるような、 みんなが自律分散的に動いて、
スピーディーに、いろんな地域の貢献だったり、
キャラクターを使ったビジネスが進んでいくような コミュニティを作ってみたいというのを、
いろんな自治体さんからいただいていた中で、
そのNFTの世界で、地域に関わって コミュニティ運営してみたいという人と、
こういったコミュニティを作ってみたいという 自治体さんをマッチングしながら、
僕たちも伴奏させていただく、 地域屋敷6体DAOというソリューションを作って、
今に至るというところでございます。
主にパート1とパート2があるといったところでございます。
ありがとうございます。
ちょっと順番にパート1から お伺いしていければなと思うんですけれども、
ふるさと納税って本当に最近すごく 盛り上がってきている仕組みだなと思うんですけど、
自治体さんから見て、
ふるさと納税の返礼品何にしようかなって 悩んでいるときに、
よし、NFTにしようって思うのって、
どういうケースとか、 どういう自治体さんになってくるんですか?
2つターンがあると思います。
1つは担当者さんだって町長さんが、
既にもうお肉とかお魚に恵まれていて、 たくさん寄付を集めているんですけど、
1つは担当者さんだって町長さんが、
いやもうもっともっと集めていく、
あるいはいろんな種類の返礼品を用意することで、
一歩増しだほうじゃないというか、 集め方をリスク増さしていく。
あるいはNFTというところで言うと、
ボレット状に残って、
ある種の記念バッジみたいな形で 残り続けるので、
愛着を持ってもらうような関係人口に 添加しやすいというところもあって、
そういうより、もう既にふるさと納税で、
一定の実績を収められている自治体が さらに良くなっていきたいというところが、
まず1つ大きいのであります。
もう1個は小板入りというのは、
デジタル上のアイテムでご当地の背景だったり、
そういったものを活用しながら 作らせていただいておりますので、
名風景だったりはあるけど、
名産品がない自治体さん、
そういったところは、
ふるさと納税の返礼品を用意するのに すごく困っていらっしゃいますので、
あるいは歴史はあるけど、
物はないとか、
そういったところはアートにはなるけれども、 物はないというのはよくあるので、
そういった自治体さんから、
ぜひうちの自治体、返礼品すごくないので、
何とかしていただけませんかといった お話をいただくことが多いですね。
この2パターンになるので。
なるほど。
ご説明いただいてはいると思うんですけど、
単なる画像じゃなくて、
双方向性を志向していればDAOであるというふうにおっしゃる方もいらっしゃいますし、
結構DAOの定義はあるのかなと思います。
今回やっている地域おこしのDAOっていうのは、
地域っていうのはどんな単位になってくるんですか?
基本的には市町村単位になっております。
ただこの地域おこし協力体DAOというソリューションは、
地域おこし協力体という国の制度にひもついているところでございます。
この制度は地域おこし、
都市部から地方部に自治体が設定したミッションを遂行する人が、
地方部に移住すると、
国がその費用を補助するという仕組みになっているんですけれども、
その時に自治体がこのエリアでこのミッションを行ってくださいというふうに決めるんですけど、
それが市の全域だったら市の全域ですし、
今までの事例でいうと、
鳥取市のもともと鳥取市じゃなかった佐治っていう人口2000人の地域を盛り上げるためのコミュニティを運営してほしいというふうに、
オンラインコミュニティを運営してほしいというふうになるので、
そうすると舞台は佐治、鳥取市の中の佐治地区のオンラインコミュニティの運営というふうになっていくということでございます。
ありがとうございます。もうちょっとイメージを沸かせるために、
今言っていただいた鳥取県佐治市の事例というのをちょっと深掘りしたいんですけど、
これは大体何人ぐらいのダオで、どんなミッションを背負っているダオになるんですか?
2024年から始まった事業で、今ちょうど始まってた事業なので、
コミュニティはまだこれから形成するところであるんですけれども、
まず佐治村っていうエリアだけで言えば、まず人口が2000人ぐらいしかいなくて、
鳥取市の中でもかなり追い込まれている地域になると思います。
その中でさらに台風で被害を受けてしまって、
鳥取市の中心部と佐治のエリアをつなぐ主要道路も半分崩落して、
工事現場用の信号で交通整備をやっているようなところになります。
鳥取市としては、そういった佐治地域を脱炭素だったり再生可能エネルギーで盛り上げていこうというのを、
数年前から取り組みをやっていたんですけれども、
そのことがなかなか周知されていないというところに課題感が終わりになりまして、
そういった課題感に対して、このNFTを使った、ある種その尖ったコミュニティ運営をしていくことで、
深く獲得していって、この佐治地域、やっぱり人口何百万とか何十万とかのところに、
数百人というのはインパクトが少ないですけど、
人口2000人のところに数百人のファンが付くというのは、すごい大きなインパクト地域にもたらしますね。
そういったところを、弊社としてそういったコミュニティを運営してくれる人の移住だったり、
バレバレのコミュニティ運営をサポートさせていただいているといったところでございます。
なるほど。このコミュニティで意思決定される内容って、例えばどんなものになってくるんですか?
そうですね。それは本当にもういろんな自治体ごとにバラバラになっていくと思うんですけど、
佐治地域であればスタンスだったり、再生可能エネルギーを組み合わせていく上で、
どういったところとそもそも組み合わせていくのかとか、
あるいはもう組み合わせたところが決まっているとしたら、どういった規模感でやっていくのかだったり、
あるいはそういうもうちょっと細かい部分で言えば、この取り組みのチラシのデザインはどっちがいいのかとか、
そういういろんな地域で発生していくタスクだったり、
重ためのやつも軽いやつも全部DAOによる意思決定にかけるのかは、
コミュニティマネージャーの採用に任されているところではあるんですけど、
そういった部分にいろいろ関われる、コミュニティの人が関わっていく場所を作っていけたらなと思っているところでございます。
ここで決定された内容を実行に移す時っていうのは、
このDAOを依頼してきた地方自治体の方と一緒に活動していくってイメージなんですか?
どちらかというと、それよりはこのタスクをみんなで分割してやっていこうというふうに、
コミュニティの中で完結していくようにやろうとは思っているんですけども、
そのコミュニティの中の意思決定として、これはやっぱり自治体だったり、
人的なリソースだったり、あるいは予算的な意味でも、
その手当てがよりあった方がいいというふうになって、
自治体職員の人からもそのコミュニティが決めたことだったら、
これは予算を取った方がいい、人的支援をされた方がいいという話になったら、
動いていくというふうに、そこも含めてかなり、
走り出しているところもかなり曖昧になっているんですけども、
かなりコミュニティマネージャーの裁量に任されているところです。
どんな人がこのコミュニティマネージャーって向いているんでしょうか?
それでいうと、NFT、DAOっていうのはおそらくVRだったりも同じような側面があると思うんですけど、
なかなか新しすぎて、産業化がそこまで進んでいない領域だというふうに認識しております。
でもDAOだったり、NFTっていう組織だったり、技術というのは大変魅力的で、
それを仕事にしていきたいという方は世の中にたくさんいらっしゃるというところで、
かつそういう思いを持っている、かつ地域で貢献していく、
僕自身が東京から大津だったり佐藤に移住したのも同じ理由なんですけど、
やはりこの地域の方が自分自身が動ける幅が大きいというか、
世の中にあった影響力が大きいというところで、
ある意味古い表現ですが、静寂人間じゃなくて、
自主的に動いてこの地域を彩っていくことを楽しんでくださる方が、
やはりNFT、DAOと彩るのを楽しめる方、両方が求められる組織なのかなと思っているところでございます。
具体的にプロジェクトベースで、ここのコミュニティマネージャーを募集していますみたいなのってあったりするんですか?
それでいうと、どちらかというと我々の特徴といたしましては、
自治体さんが決まる前に、ふわっと地域でコミュニティを運営することに興味がありますかという募集をさせていただいて、
集まってきた人に、じゃああなたはどこに、寒い地域はいいですか、暑い地域はいいですか、
あなたの好きな食べ物は何ですか、好きな特技は何ですかというふうに聞かせていただいて、
そういった先に移住希望者の方のリストを作ってから、
僕たちのソリューションを採用してくださる自治体に一人一人マッチングしていくというやり方をしているので、
とりあえずカジュアルに連絡いただけたら大丈夫と思います。
このことは特に2回目、3回目のファイナンスで意識したところでありますし、
今後もずっと意識していく。
やっぱりそういう思いの持っているお金を預かることは、
これはチームKVCもエンジェルも同様にそういう地域の思いならエンジェルとかと出会えたら嬉しいなとは思ってるんですけど、
そんな感じでやってます。
なるほど。すべては地方のためにというところで、
ちょっと今日ポッドキャストで画面がないのが残念なんですけど、
畑中さんの後ろの壁に貼ってあるのが、
日本のGDPは地方が7割っていう壁紙を貼りながらポッドキャストに挑んでいて、
ちょっと私も本当こんな人初めてだなと思って、
笑いをこらえながら今日配信してたんですけど、
そんな畑中さん、とても地方愛があって素敵だなというところが分かったところで、
ちょっとまだまだ聞き足りないところではあるんですけれども、
お時間が来てしまいましたので、
最後にこのポッドキャストのリスナーさんに向けて何かメッセージがあればお願いできますでしょうか。
特に今注力している領域といたしましては、
地域のためにこのDAOを運営していく、
地域保守福祉体DAOというところにすごく注力をしております。
やはりPR力に困っていたり、アイデア不足に困っている地域たくさんおられます。
これをお聞きした中でですね、
そういった地域の市長さんだったり、市議会議員さんだったり、
そういったところとおつながりがある方、ぜひカジュアルにご連絡いただけたらと思いますし、
逆に自分自身が移住者として、この地域でNFTだったりDAOを実装していくプレイヤーになりたいという方、
こちらもとてもとても募集しております。
2Gスタートアップの面白いところというのは、
みんなが投票権を持っていて、みんな関わりしごがあるというところが一番面白いところだと思っておりますので、
そういったところでいろんな人を巻き込んで、このリスナーの皆さんも巻き込んで、
このNFT、DAOだったり、そういったところで地域貢献をしながら、
スタートアップとしてもスピーディーに成長していきたいと思っておりますので、
引き続きいろんな方に応援いただけたらと思いますし、
本日出たことも大変光栄でございます。ありがとうございました。
ありがとうございます。
概要欄にホームページ、試験調達のプレスリリース、
そしてはたなかさんアリアムXのリンク、おいしいのリンクですね。
コミュニティマネージャーの方が毎日のように更新しておりますので、
このあたりも貼っておきますので、ご確認いただければというふうに思っております。
OSD系とかNFT系はやっぱり思想が強い方が多いので、すごく面白いな。
多分最初出ていただいたのはチケミのチケオさんだったり、
あとOSDで新産業という意味ではビクトリアーケドさんとかも出ていただきますし、
非常に面白いなというふうに思ってまして、
こういった思いの強い企業家さんが出ていただけると、
スタートアップなどとしても大変ありがたいなと思っておりますので、
ご出演を希望される企業家さんいらっしゃいましたら、
あるいはこういう方の話聞きたいとかありましたら、
ご連絡いただければなと思っております。
そして番組のフォローだったりSNSでの感想をいただけますと、
とても励みになりますので、よろしくお願いいたします。
はたなかさん、今回ご出演いただきましてありがとうございました。
ありがとうございました。