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2025-05-20 24:28

#81-前編 トヨタではなく起業。レールから外れ、世界に先駆けて「秘密計算」に挑む/株式会社Acompany 代表取締役 高橋 亮祐さん

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Acompanyさんは、ミッション「Trust. Data. AI.(あらゆるデータとAI活用に、信頼を。)」の下、秘密計算を中心としたセキュリティ技術と、プライバシーおよびAIガバナンスの専門性を活かし、世界中のあらゆるデータとAI活用を支えるための事業を複数提供されているスタートアップ💻

2025年5月14日、シリーズBラウンドで、総額約11億円の資金調達を発表されました。


▼トピック_前編
・豊田市出身、同級生の親御さんの3~4割がトヨタ関連企業に勤務する環境。幼稚園生児の将来の夢は「社長」
・中学2年生の時にポケモンのネット対戦をするためにサイトを運営したことがビジネス体験の原点
・名古屋大学工学部物理工学科に進学、当初はトヨタへの就職を考えていた
・大学2年で挑戦したヒッチハイクが人生の転機に。「意外と死なない」なら「レールから外れて自分がやりたいことをやろう」と、決意
・受託開発を開始して、家庭教師マッチングサービスをプロジェクトを立ち上げた創業初期
・わずか3ヶ月で「家庭教師おじさんにはなりたくない」と事業転換を決意
・ブロックチェーン技術に魅力を感じて約1年間探索し、秘密計算と出会う
・データ連携のニーズに「データを出したくない」という課題を秘密計算で解決できると気づき、世界でも数少ないプレイヤーとしてビジネス化

▼ご出演者様/企業様の各種リンク
-HP
https://acompany.tech/
-採用情報
https://recruit.acompany.tech/
-Podcast番組情報
https://recruit.acompany.tech/1e6269d8558681ccaec7c5bcf65203b5
-資金調達プレスリリース
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000107.000046917.html
-Acompany高橋さんX
https://x.com/ryosuke_nu
-Acompany公式X
https://x.com/Acompany_co
-Beyond Next Ventures伊藤毅さんX
https://x.com/miraibouken

▼パーソナリティ
-稲荷田和也 (StartPods代表/JobTales株式会社 代表取締役)
https://x.com/oinariiisan

▼企画制作
『StartPods』スタートアップポッドキャストスタジオ
https://jobtales.co.jp/StartPods

▼運営からご案内📣
資金調達の発表を控えているスタートアップ企業は、ぜひ出演のご相談をください。1~2ヶ月前を目処にご連絡いただくことで、発表に合わせた配信も可能です。また、番組とのコラボや協業のご相談、StartPodsへのポッドキャスト制作のご相談もお待ちしております!

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▼問い合わせフォーム(Startup Nowへのお便り) ⁠https://forms.gle/vJbT4RMSea5HK6Ec7

サマリー

株式会社Acompanyの高橋亮祐さんは、秘密計算技術を中心としたデータ保護やAI活用に取り組むスタートアップを運営しています。エピソードでは、彼のバックグラウンドや起業の経緯、データガバナンスの重要性について語られています。高橋さんは名古屋大学で物理工学を学びながら、幼少期からの夢である起業家を目指して旅を続け、企業への決断を強化しています。トヨタではなく自らの道を選び、家庭教師のマッチングサービスを立ち上げるなど、起業家として活動をしています。高橋さんが代表を務める株式会社Acompanyは、ブロックチェーンから秘密計算に pivot し、世界的に注目される技術の開発に挑戦しています。彼は2018年からの事業の進展や技術への思いを述べ、未来へのビジョンを示しています。

Acompanyについて
Startup Now🦄、資金調達を実施されたばかりの 起業家の人生や事業を紐解く
ポッドキャスト、MCのお稲荷です。 本日は、株式会社Acompany代表取締役
高橋 亮祐さんにお越しいただきました。 Acompanyさんは、ミッション
Trust Data AI、あらゆるデータとAI活用に 信頼のもと、秘密計算を中心とした
セキュリティ技術とプライバシー およびAIガバナンスの専門性を
生かして、世界中のあらゆるデータと AI活用を支えるための事業を複数
提供されていらっしゃるスタートアップ でして、2025年の5月14日、シリーズ
Bランドで総額約11億円の資金調達 を発表されました。高橋さん、よろしく
お願いいたします。
高橋 亮祐 よろしくお願いします。
おだしょー 今回のご出演の経緯、簡単にお話し
させていただきますと、CO室にも いらっしゃいます水本さんという
方が珍しくお便りフォームを活用 いただきまして、なかなかフォーム
活用されない問題というのがポッドキャスト 上にはあるわけですけれども、非常
に丁寧にそこからご連絡をいただき まして。ただ、僕自身、もともと
AcompanyさんはXとかでも認識させて いただいておりまして、もしかしたら
聞かれている方でもアイコンが 赤と青と2色で使われていらっしゃ
いまして、非常に統一されている ものがありまして、あとAcompanyさん
と名乗ってアカンなんとかとか あったりするんですけれども、も
しかしたら見られた方もいらっしゃ ったかもしれません。そういうところ
もございましたので、今回の調整 をさせていただいたというところ
でございます。前編では冒頭で事業 についても少し触れさせていただき
ながら、それ以降は高橋さんの 幼少期から企業に至るまでの人生
データガバナンスの重要性
そのものを覚えておいていきたい と思います。まずは高橋さん、現在
展開されている事業について、 ちょっと難しそうでここは震えて
いるんですけれども、是非初心者 でも分かりやすいように1、2分
程度で教えていただけますでしょうか。
はい、改めまして株式会社Acompany で代表をしております高橋と申します。
今回ですね、貴重な機会呼んでいただき ありがとうございます。私自身は
名古屋大学に大学時代在学をしていた 2018年に学生企業でこのAcompanyという
会社を創業してきておりまして、 今7年ほど経営をやってきている
というようなバックグラウンド になっております。先ほど冒頭ご
紹介いただきましたように、Acompany 自体はプラストデータAIということで
あらゆるデータとAI活用に信頼を というミッションのもとですね、
暗号化したままAIだったりとか データの分析を可能にする秘密
計算という技術を中心にしながら データ保護技術全般というところ
とプライバシーやAI領域のガバナンス に関する専門性を強みにしている
というような会社になっております。 事業の背景といいますか、バックグラウンド
的なところでいくと、いわゆる 昨今ですね、生成AIの進化始め
としたデータ活用というのが非常 に重要になっていまして、かつて
ないほどに企業の競争の厳選になって きているというバックグラウンド
がありつつもですね、同時にノウハウ の保護ですとか、また個人データ
の漏洩のリスクとか、あとまた 安全保障の問題とかグローバル
規制の対応といったように、いわゆる データガバナンスの要請っていう
のが年々すごく高くなってきている というところで、結果としてデータ
の保護と利活用というところが トレードオフになってしまう。こう
いった巨大な壁が多くの企業に 乗しかかっているというような
状況がありまして、カンパニーでは ここデータ保護技術とガバナンス
の専門性を生かして、企業の機密 や安全保障防衛などで障壁になって
いくような重要なデータの保護 と利活用のジレンマを打ち破り
ながらデータとAIの活用っていう のを加速させていって、それら
を通じた社会課題の解決っていう ところをより加速させていくような
高橋の幼少期とビジネスへの道
事業を展開しているといいような 会社になっております。
ありがとうございます。あえてこういう 表現させていただくと、僕は完全
にド文系の非エンジニアでござい まして、本当に暗号化って言われる
だけでもちょっとソワソワする ような感じなんですけれども、この
秘密計算っていうのはこの暗号化 技術の中の一つで比較的最新の
領域と言いますか、そういうような 認識で大丈夫ですか。
はい、その認識の通りでございまして、 いわゆる従来の暗号っていうのは
データの中身に対しては何も処理 したりとか、触ることができない
っていうような特徴のものが中心 になっていまして、なので例えば
データを通信するようなときだった りとか、あとはデータを保管して
おくときっていうのは、データの 中身って別に何か手を加える必要
はないので、暗号化した安全な状態 でデータを受け渡したりとか保管
をしておくっていうような形になるんです けども、一方でデータを活用して
いくというケースの場合は、例えば AIなどを使う場合に、当然AIにデータ
を入れるときには生データにして 入れないといけないので、この使う
データ自体が非常に重要なデータ であるような場合に、このセキュリティ
とかバランスっていうところどう していくかっていうのが問題になって
いくというところで、解決策として 秘密計算という技術が暗号化した
まま計算までやれちゃいますよ っていう技術になっていて、この
技術自体実はもう40年ぐらい研究 歴史自体はある技術なんですけども
まさにデータ活用の進展に伴って 出てきているようなデータの保護
と利活用ってところの、こういった 社会課題に対してまさにど真ん中
で課題解決できる技術として注目 されつつ、かつ技術的な発展も
直近目まぐるしく起きている中で 実用化のフェーズに入ってきている
というような技術になっています
今40年前っておっしゃってたのは 秘密計算の話ですか、それとも暗号化
技術の話
秘密計算の技術ですね
そんなときからあったけれども、 でもある意味その活用フェーズ
にはまだ入っていなかったですし AIが来て、そのデータをより閉じる
だけじゃなくて活用するないしは 他社さんと協業するタイミング
とかでもいろいろ用途があったり だとか、なんかそういうイメージ
ですね
まさにおっしゃるとおりです
ありがとうございます、ちょっとこの 辺りはまた後編でより補足だったり
全体感とかも触れられたらと思 うんですけど、このタイミング
で非常にその難しそうに僕から すると見えてしまう高橋さんは
なぜこういう領域でビジネスを され始めたのか、それにたどる
ためにですねかなり遡りますけど 幼少期だったりそういったところ
からの話も伺いたいなと思って おります
それでいきますと先ほど学生企業 って話もいただきましたけれども
幼少期から大学、在学中ぐらいまで どんな感じだったのかって改めて
1、2分ぐらい教えていただいても いいですか
はい、そうですね本当に幼少期 僕自身は生まれが愛知県のトヨタ
市っていうところでいわゆるトヨタ 自動車の本当にお膝元の地域に
生まれ育っておりまして本当に 地元では同級生のもうどうですか
ね3、4割ぐらいが同級生のお父さん とかトヨタ関連とかですごい環境
で育ったなって今思うと感じるん ですけどもちょっとそういった
トヨタのなんていうんですかね 都会ってことは全くないまあでも
田舎っていうとちょっと怒られ そうなぐらいの感じの環境で生まれ
育っておりますで幼少期はどちら かというと結構ゲームだったり
とかにもすごいハマっていたような 記憶がすごい残ってまして僕自身
もビジネスの一番最初のきっかけ になったのは実は中学生ぐらい
のときに今ポケモンのネット対戦 ができるようなシリーズが初めて
実装されたのが僕が中学2年生ぐらい のときにダイヤモンドパールっていう
世代
おだしょー ドンピシャです
このダイヤモンドパール にめちゃくちゃハマりましてそこ
では初めてインターネットにも ディープライブをしましてネット
対戦当時なんていうんですかWi-Fi があんまり家で普及していたわけ
ではなかったのがパソコンにUSB でコネクタを挿してWi-Fiのスポット
みたいなのを作ってESで接続を してやっていくような形の仕組み
だったんですけどこのときに対戦 をするためにはフレンドコード
みたいなコードを交換しないと いけないんですよ対戦する相手
となので今みたいなランダムマッチ 的なゲームシステムにはなって
なかったので掲示板で対戦相手 を募集してそのフレンドコード
を交換して対戦をするみたいな 感じでギャル仕組みだったので
そこで初めて掲示板とかに入り 浸るようになっていろいろ遺憾
曲折を経て自分でチームを作って そのチームサイトとかも自力で
中学生の時に作ってそこに初めて 広告掲載みたいなものをいただ
いて初めてのビジネス体験を中学 時代にしたっていうような結構
僕自身の今のITの領域だったんです とかそもそもビジネスっていう
ところに踏み出せたきっかけになって たのは本当にあのときのポケモン
にハマった経験なのでゲームが かなりこう今の土台を作ってた
って言っても何か過言じゃない ようなあの感じでしたね
寝中してたのは特にじゃあその ポケモンから派生したある意味
サイト構築も少しあふれました けれども主にゲームっ子だった
ってとこが一番ですかね他に何か 例えば部活だとか他にやってた
こととかそういうのってあります そうですね部活とかもやってまして
中学からソフトテニスをやって ましてでソフトテニスは実は今
高橋さんの幼少期の夢
もずっと続けていて月かく月ぐらい で大会に出たりとかしてる趣味
として長く続けてるんですけども 中学時代のときは本当にもう部活
かさっきのゲームかみたいな生活 をしてました
あと事前に調べさせていただいている 中で幼稚園ぐらいの頃からもう社長
を目指してましたみたいなフレーズ なんかも見かけしたりもしたんです
けれどもさっきの話だとまあその ポケモンのタイミングで通学意識
したみたいな話ありましたけど この幼稚園っていうのはおぼろげ
な記憶だと思うんですけどなんで だったんでしょう
そうですね僕がその母とかにも よく言われるんですけども一番
年齢が幼稚園の年長ぐらいの時の 将来の夢に社長になるっていう
のを書いてたっていうふうに言 われていてエビデンスが残ってる
のは小学校3年生ぐらいの時のいわゆる 将来の夢みたいなやつが実家に
ありましてその時はもう社長になる っていうのを書いていました
当時は本当に深い意味はなくて プロ野球選手になるとかそういう
レベル感で多分見てたまたまそう いった特集みたいなものを見て
そこから社長ってかっこいいな とかそういうレベルから最初は
考えてていますか認識していた というような形ですね特に親が
会社をやってたとかそういうバックグラウンド でもなかったので本当に当時テレビ
ヒッチハイクによる転機
の影響みたいなところからが始まり でした
メディア僕は幼少期の時社長とか まず選択肢にもなかったのですごく
意外だったんでそして大学のタイミング では名古屋大学に進学されて
いますけれどもこれ工学部の物理 工学科って名前だけ聞くとゴリゴリ
のハードウェア系なのかなって 気もしたんですけどこのあたり
っていうのはどうしてなんでしょう
そうですね大学は名古屋大学の 工学部の物理工学科に進んでいるん
ですけども特にここに行きたくて みたいなこだわりがあって選んだ
わけではなかったんですけども 大学受験のタイミングである種
工学系に行きたいなっていうのは ありつつもそこから何を専攻して
いくかっていうのはあまり強い こだわりもなくて当時僕自身は
結構物理が好きだったのもあって 物理工学科って理論物理だったり
とかあとは材料工学とかあとは 僕が最終的に専攻したのは量子
エネルギー工学のほうだったんです けどもそういった中で特に理論
物理とかも結構関心もある領域 だったりもしたのでそこから選んで
いくをしたっていうような背景 になってます
物理工学の解像度が非常に僕は 荒くて恥ずかしい質問ですけど
やっぱその学部にいらっしゃる方々 ってやっぱ自動車系に行く方が
多かったりするんじゃないかな って勝手に想像もしたんですけど
その辺りっていうのは違いますか
そうですね自動車系もそうですね 多いですしそもそも多分名古屋
大学自体の技系って結構自動車系 に行く人が多い傾向としてはある
のでトヨタ系の会社だったりとか っていうのよく行ってるところ
ですね結構僕らの周りだと僕自身 が量子エネルギー工学だったので
エネルギー系に行く方とかも結構 多かったんですね
なるほどじゃあ就職とかも全然 自動車系とかは考えていらっしゃ
ったらなかったんですか
僕自身は本当大学入ったときは トヨタ入ると思ってました
やっぱそこはそうだったんですね 何があって変わってしまったんですか
大学最初将来の夢として起業家 っていう話をさせていただいて
たんですけども例に漏れずといいます か学生生活中高を過ごしていく
とだんだん将来の夢って忘れて いくじゃないですか大学入った
ときにもある程度それなりの大学 に入りそれなりの形でちゃんと
就職できればいいなぐらいの意識 度合いに僕自身もなってまして
だったんですけども転機になった のは大学3年生に上がる前だから
2年生の春のタイミングですねに ちょっとヒッチハイクで旅をした
ことがありましてヒッチハイク で旅をしたときに当時あまりお金
もなくてちょっとでもいろいろ いろんなとこを見たいなっていう
ところで国内ではあったんですけども 日本を半週半週もいかないけど
愛知県からスタートして南のほう に三重和歌山って海沿いにずっと
回って和歌山からフェリーで四国 に入って四国ぐるって回って愛媛
かしまなみ海道っていうところで 広島に抜けてずっと愛知に戻って
いくっていうようなこれ大体3週間 ぐらいだから20日間ぐらい完全
野宿で旅をしていた時が
完全野宿ですか
はい愛知県は3月なのでもう 死ぬほど寒くて
危ないですね
ちょっとかなり過酷な環境 だったんですけどもその時にお金
なくて始めた旅だったんですけど そういう話を載せていただいた
ような方とかに話しながら回って いってたら最終的に収支がプラス
3000円ぐらいで終わったんですよ 20日間そのヒッチハイク旅をして
いて収支プラスになってっていう のは何があったかというと結構
こういう話をするとご飯それだったら 絶対うまいもの食べた方がいい
からっていうのは連れてってくれた りとかあとは普通に恵んでくれる
みたいな方とか結構いてこれで ちょっとうまいもんでも食べな
よっていうようなとことかあと 止めていただけるような方とか
そういうのを経て結果的に収支 プラスで帰ってきましてその時に
すごく思ったのが月並みに結構 過酷なタイミングで野宿で旅を
して帰ってきたので意外と死 ないんだなっていうのをすごい
感じたんですねそれを実際に体感 したときに自分自身レールの上
にいる感じはすごいあったんですよ 当時そこにもやもやしてる気持ち
もあった中で意外と死なないので あればレールから外れて自分が
本当にやりたいことに向かって いくっていうことでありかもな
ってすごくそのときに思ってそこ からどういうことやりたいんだろう
なっていうのを考えていく中で 先ほどの将来の夢で考えていた
ような自分で事業をやってみる っていうところに立ち帰りまして
そこから最初は本当にいわゆる 自宅開発的なさっきの話に戻るん
ですけど中学時代に自分でサイト 作って公開して最初は自分の自宅
のPCをいろいろセキュリティー 者の問題とかも起こしまくって
たんですけどその中でいろいろ 自分自身で触っててやってた経験
があったのでこういう自分でサイト だったりとかサービスを作るみたいな
ところをやるぐらいだといけん じゃないかなってところから今
でいうフリーのエンジニア的な 動きを始めましてもう月数十万
ぐらいコンスタントに稼げるよう になっていったんですけどもいて
そこからスキルの切り売り感っていう のがすごい強いなっていうのを
身をもって自宅開発っていうのを 感じたのでそこから自分で授業
を本格的に作りたいなっていう ところから徐々に企業のほうに
一気にシフトしていったっていう のがトヨタに入ると思ってた大学
入り出せの高橋青年から企業の ほうに移っていくっていう変遷
になった出来事でした
家庭教師マッチングサービスの創業
最初は自宅開発から始めていって 途中でいわゆる企業スタートアップ
っぽい動きを始めたっていうこと だと思うんですけどそれは靴下
の資料によれば2回ピボットした って話もあればマックス7回ピボット
したぐらいの数字も見た気がするん ですけどどういう順番で歩んで
ったのかっていうのは簡単に教えて いただけますか
はいそれ多分企業してからなんですけど 企業する前もいろんな試行錯誤
もしていまして
前もちょっといっぱいあるんですね そうかもしれないですね
はい
はい最初は自宅開発みたいなところ から自分で事業を作っていくっていう
ところで最初本当に学生だった ので結構学生向けのサービスを
すごく企画していろんな塾作った りとか
いろんな塾
そうなんですよ今でいう学習コーチング みたいなサービスを作ったりとか
いろんな試行錯誤をやって最終 的に企業をすることになったサービス
が家庭教師のマッチングサービス だったんですよ家庭教師のマッチング
サービスを2017年ですかねにプロジェクト としてスタートしまして1年ぐらい
かけてそのサービスを事前登録 とかで2週間ぐらいで最初名古屋
大学の学生をターゲットに始め たんですけども名古屋大学の学生
500人ぐらい登録集めて結構勢い よくスタートをしましてその勢い
のまま実は創業したのがアカン パンになってましてこのサービス
を作るとこも僕が最初中心にソフトウエア 開発とかやってたところからその
ままサービスロンチして起業して っていうのが最初になっています
とただ当時って名古屋の状況で 聞くと2018年創業なんですけども
当時もスタートアップとかいう 言葉もなかったぐらいの時代で
起業自体もあんまりなんて言った んですかね少ない状態だったので
本当に手探りで創業してきたっていう のが一番最初だったんですがそこ
から徐々にスタートアップ支援 だったりのエコシステムができ
始めて僕自身も起業していくにあた っていろんな情報に触れる機会
が増えていってだんだんスタート アップってどういうものでどういう
例えば市場規模だったりとかどういう 戦い方どういう前提のもと取り
組んでいくのかっていうのの解像度 が上がってくると今やってること
っていうのがスタートアップじゃない なっていうのを気づいてくんですよ
自分自身がやりたいことっていう のを改めて考えたときに10年後
自分がこの事業を続けてるっていう ところの考えたときに10年後自分
家庭教師おじさんにはなってた くないなってそう思ったんですね
ブロックチェーンからの移行
先に辞めることだけを決めてこれが なんで創業から3ヶ月ぐらいにな
った2018年の9月ぐらいのタイミング に事業自体もより大きな価値を
出せる領域僕自身は結構テクノロジー にモチベーションがあったので
技術で世の中もっと大きくインパクト を出せるような領域で何かできない
かっていうので当時受託の中で 実はブロックチェーンのプロジェクト
開発の受託とかをやっていたり もしていてビットコインの仕組み
ですねめちゃくちゃ面白いなと思 ってかつそのビットコインだけ
今も中心的なプロジェクトだと思う のイーサリウムとかのコンセプト
を知って技術的な面白さとポテンシャル っていうのをすごく感じたところ
から次にブロックチェーンの領域 で2018年の終わりから取り組んで
いってその中でWeb3領域ってめちゃ くちゃ難しいじゃないですか本当
にピボット重ねながらどうやったら サービスができるかとかどういう
ところにビジネス価値があるか っていうのを繰り返し探索をして
いって試行錯誤の果てに大体2019 年の後半なので1年ぐらいですか
ねブロックチェーン領域始めて 1年ぐらいのタイミングで秘密計算
領域に行きついて今の事業になって いくっていうような形ですねこれ
が2019年末から20年にかけてぐらい なのでちょうど5年半ぐらい前になって
るっていうところです
技術の可能性と挑戦
おだしょー 初めて資金調達いわゆるエクイティ
でされたタイミングはブロック チェーンの事業って感じですか
三沢 いやブロックチェーンから まさに秘密計算に移行するタイミング
ですね
おだしょー 逆にブロックチェーン はやられてたんですね調達せずに
三沢 そうですね本当に受託しながら 息つなぎつつやってました
おだしょー ブロックチェーンから このブロックチェーンと秘密計算
は多分イコールではないんだと思 うんですけどそこに最終今秘密
計算の領域やられてらっしゃる その切り替えのポイントを最後に
教えていただけますか
三沢 はいブロックチェーンの技術
って端的に言うとデータを保証 する技術なんですよねなのでデータ
の保証というところでいくとや っぱり単独のデータホルダーだった
りとかっていう話というよりは 複数の事業者だったりとかステーク
ホルダーがいるような中でバリュー を発揮する技術っていうふうに
理解をしていますとなのでビットコイン とかってまさにいろんなオーナー
がいて分散台帳を管理するので 金銭的な価値を保証できるっていう
仕組みだと思うんですけども同じ ような形でブロックチェーン領域
を複数の企業だったりとかデータ 活用の中で提案をすることが多
かったんですけどもその中で言われた のがデータの活用確かにしたい
と連携とかもしていきたいただ データを出したくないとか開示
したくないって言われたんですね これってまさにブロックチェーン
だと課題解決できないんですよ なんですけども秘密計算という
技術まさに暗号化したまま計算 できる技術であればストレート
にこの課題解決できるなっていう ところに当時思い至りましてそこから
2019年末だと本当に世界でも秘密 計算のプレイヤーって十数社
ぐらいしかいなかったんですよ リサーチしたときに
世界で見ても
そうですそうですで片谷 ブロックチェーンの会社って今
でも覚えてるんですけど中国ブロック チェーン関連企業10万社みたいな
ニュースがちょうど出てるぐらい すごくホットな領域だったので
そこを考えたときにこんだけプレイヤー 少ない黎明期のタイミングで入れ
れば非常に世界的にも勝てる可能性 作れる領域がこの秘密計算のドメイン
にはあるんじゃないかなっていう ところからこの領域に本格的に
もう別途していこうっていうので ピロッとしたっていうのが2020年
あったそこから研究開発からやる 必要があったので初めて資金調達
をして研究開発からもう事業を スタートしていったっていうような
流れになってます
そこをめちゃくちゃ聞き たいですけどそろそろ時間が終わり
が見えてきてしまったので一旦 ここまで前編させていただいて
後編ですねそんな高橋さんが仕掛け てらっしゃる事業だったりない
しは投資家さんを交えて深掘り をしていきたいなと思いますので
高橋さんそしてお聞きいただ いたあなたもありがとうございました
高橋 ありがとうございました
24:28

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