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  2. #78 創業融資に積極的な金融機..
2026-02-04 18:29

#78 創業融資に積極的な金融機関を探せ 前編

今回は「創業融資に積極的な金融機関を探せ」についてお話しました。

✅️信用保証協会の実績データから見る、創業融資の最新トレンド✅️3年連続1位の多摩信用金庫と、独自施策で急浮上の埼玉県信用金庫✅️地域密着の信用金庫が創業融資に強い構造的な理由

✅️VCバック企業のメガバンク活用と、融資実績を作るための「初手」の選び方

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「起業のデットファイナンス」は、累計1,300社・130億円超の融資をサポートしてきたINQの代表で、スタートアップ大好き若林哲平が、ファイナンスお役立ちTipはもちろん、起業家・スタートアップ・ステークホルダーとの対話を通じてファイナンス起点のストーリー・理論と実践を、ぼちぼちお届けする番組です。

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■パーソナリティー▼若林哲平(⁠株式会社INQ⁠ ⁠代表取締役)デットファイナンスのハンズオン支援を中心に、様々な領域のスタートアップのシード期の資金調達を支援。累計1,300件96億円超の資金調達を支援するチームを統括。

遠藤朱美(株式会社INQ)

PR・マーケティング・共創担当として、スタートアップエコシステム実現への貢献を目指す。地域での相互扶助の関係づくりを通じた、公益経営の実現も推進中。


■編集・制作

  • 制作管理:高橋亜美

サマリー

創業融資に関する重要な情報が提供されており、特に金融機関の選定について具体的なデータを基に解説されています。多摩信用金庫が創業融資件数でトップであることが強調され、埼玉県信用金庫の近年の躍進についても言及されています。また、創業融資において最適な金融機関を見つけるための戦略が提示され、地域密着型の金融機関やメガバンクの役割が強調されています。さらに、新興企業の資金調達については、様々な融資方法を検討する重要性が説かれています。

創業融資のデータ分析
起業のデットファイナンス、累計1300社、130億兆の融資をサポートしてきた INQ の代表で、スタートアップ大好き若林哲平が、
ファイナンスお役立ちTipsはもちろん、起業家、スタートアップ、ステークフォルダーとの対話を通じて、
ファイナンス起点のストーリー、理論と実践を、ぼちぼちお届けする番組です。
皆さんこんにちは、INQの若林です。
こんにちは、INQの遠藤です。
若林さんはさて、今回は、つまり、創業融資に積極的な金融機関を探せ、というテーマにお話しいただくということで、
最新のデータを参照して、創業期のベンチャー、スタートアップ企業さんが金融機関を選択するヒントになれば、という視点でお話しいただけるということですかね。
そうですね。
前提となる、今回参照するデータは、
中小企業庁というところが出している、各都道府県とか、
整備指定都市にあります、信用保証協会というところのですね、
保証実績のデータ、実績に基づいてですね、
信用保証協会が保証承諾して、各金融機関さんが融資した、その数字のうちですね、
創業というカテゴリーの中の件数や金額を見てですね、
創業融資に強いところってどこなんだろう、を調べたものになります、という感じですね。
なるほど。
はい。
これちょっと前提として、保証協会付融資、ここはどういう定義になりますか?
これはですね、信用保証協会というところが公的な保証人になってくれるという制度なんですけど、
金融機関さんがスタートアップに対して融資をする際に、その融資に対して保証を付けますと、
スタートアップが返せなくなっちゃった場合にですね、保証協会が肩代わりをしてくれるので、
金融機関としてはリスクが低くなる、貸しやすくなる、スタートアップとしては借りやすくなるという、
そういうセーフティネット的なですね、仕組みになってますというものです。
通常の融資、プロパー融資との比較になると、
プロパー融資の定義も改めて教えてもらってもいいですか?
はい、これは単純に保証協会の通さずにですね、金融機関さんが直接リスクを取って貸し出すというものをプロパー融資というように呼んでますね。
ありがとうございます。
では、市利用保証協会の保証承諾実績の年度推移、ここはどういうふうになっているか解説いただいてもよろしいでしょうか?
まずここから見えるのは本当に今、創業融資全体が出やすくなっているのかというところをまず見ていきますという話なんですけど、
まずですね、保証承諾全体、つまり創業だったりとか、その他の制度とか、
もう全部ひっくるめて保証協会の保証を使った全体を見た時の件数で言うと、
コロナのピークにその後はあんまり増えてないんですよ、全体は。
で、金額に至っては上下してるんですけど、基本的には増えてないという感じなんですね。
なんですけれども、その保証承諾件数とか金額のうち、創業っていうことだけにフォーカスすると年々増えてます。
ということで、もうこれはコロナ前の水準を明らかに上回っている。何なら2倍ぐらいになっているみたいな感じですね。
で、保証承諾金額に関しましてもコロナ前の水準を大きく超えていますということで、これも年々増え続けています。
したがってですね、保証承諾件数の全体に対しての創業の割合の、と言いますかね、構成費みたいなものによって年々上昇してきているということになっていますので、
全体としては増えているわけじゃないけど、うち創業のところはすごく力を入れているっていうことが見て取れるということになります。
創業融資に強い金融機関
この令和4年度からC56とですね、そこは入日に現れています。これは日本政策金庫庫さんのデータを見ても同じような推移になっているので、
なので国全体として創業頑張っていこうよっていうトレンドではあるということは言っていいんだと思います。
なるほど。データから見ても創業融資が出やすい環境というところとして捉えてもいいんじゃないかと。
はい、いうことですね。
次に創業融資に積極的な具体的な金融機関さんってどこっていう、探せということなんですけど、ここについてはいかがでしょうか。
スプレッドシートにまとめているものを公開しまして、この概要欄に貼っておこうかなと思うんですけれども、詳しくはそれを見てという感じなんですが、
多摩信用金庫さんっていう金融機関さんがあるんですよ。これは東京都立川市に本店がある金融機関さんなんですけど、
実は東京都の23区でないエリアを主に営業エリアとしている金融機関さんなんですけど、ここがもう3年連続創業融資件数トップなんですね。
しかも結構2位以下もほぼダブルスコアというか、大きく大きく引き離して周囲を独創という感じですね。まさに青山学院大学って感じですね。
ぶっちぎり。
ぶっちぎりですね。
直近の例は6年度で見てみますと、多摩信用金庫さん1位、2位がですね、埼玉県信用金庫、それから82銀庫、城南信用金庫、大阪シティ信用金庫ということで、
比較的都市部に軸足を持っている金融機関さんが上位にランクインしてはいるという感じです。
その次も千葉銀行さん、横浜信用銀行さん、西武信銀さん、西日本シティ銀行さん、爽やか信銀さんという感じで続いているので、基本的に都市部強いなっていうのはやっぱりそうあります。
そもそもなんですけど、信用金庫さんって特になんですけど、法律上営業できるエリアっていうか、貸せるエリアって決まっちゃってるので、その中の支店数だったり拠点数、それからそのエリア内にいらっしゃる事業者が多いエリアは当然強いよねっていうことになるってことですね。
魂さんの圧倒的なトップ、直近を含めてっていうお話もあったと思うんですけど、割と上位の今、マイネームでおっしゃってもらった信用金庫も含めて金融機関の顔ぶれって大体同じなんですか?
魂さんは同じなんですけど、埼玉県信用金庫さんはですね、過去2年度は全然出てこなかったんですよ。
上位30にも出てこなかったんですけど、突如として令和6年度にドーンと出てきましてに、何があったんだろうね。
気になる。
そうなんですよ。見てみたんですけど、実はですね、2018年ぐらいから結構独自の創業に力を入れる動きがありまして、
例えばチャレンジサポートローンっていうですね、高校さんが融資してるのであれば、その高校さんの金額を上限にして独自に、プロパーで埼玉県信用金庫が融資をするよっていう、
高校の融資との協調、融資的な商品、独自の商品をですね、出してたりしてて、その他にも渋沢ミックスっていうところですね。
渋沢栄一さん、埼玉県ご出身の、深谷ご出身のですね、まさに日本のスタートアップの神みたいな、祖みたいな人なんですよ。
方のお名前を冠した、そういうスタートアップ支援施設みたいなところに、その関連のファンドにご出資をされたりとか、イベントをやったりとか、ずっと仕込みをされてたんですよね。
埼玉県信金の独自の創業支援施設、あのネクトっていう施設だったりとか、創業支援デスクを置いたりとか、
先ほど言ったようなチャレンジサポートローンっていう独自の制度を作ったりといったような、いろんな打ち手をですね、どんどんやっていった結果、ここで保証協会月融資がどんどん来たということなのかなと思います。
実績としてされてきたということね。
なので、今後おそらく2025年度ってことなのかな。これは渋沢ミックスとかもいよいよ本格稼働し始めたのがその年度ってことなんで、
融資額と金融機関の比較
今後埼玉県信金さんは新大金子さんを追随する可能性って出てくるかなと思うので、埼玉県の企業化は要チェックかなと思いますね。
金融機関側のトータル創業期の融資はですね、件数とか金額の全体数を見てきたと思うんですけど、
一件あたりの融資額みたいなところでいうと、中林さんが着目する視点ってありますか?
そうですね。一件あたりの金額っていうことで言いますと、
埼玉信用金庫さんは必ずしもトップじゃなくて、大きいのは城南信用金庫さんですとか、
横浜信金さんとか、西武信金さんも大きいかな。あと名古屋銀行さんとか、このあたりが結構上位に来ていますという感じですね。
件数もたくさんやってらっしゃるんですけど、そういう一件あたりしっかり出すよっていうところをやってらっしゃるので、ここは強いなというところですね。
その分審査がしっかりされているっていうことも言えると思うので、いいところはしっかりいかれるかもしれないけど、
ちょっとふわっとしていると難しいみたいな、そういう差にもなっているのかもしれないです。
こういった形でですね、令和4年から6年度までを見て、だいたい上位はね、先ほど埼玉県信用金庫さんを除くと、
だいたい上位固定されているかぶれで、結果としてそれが特色になっているし、
組織としての創業支援のノウハウっていうのも蓄積されているのかなっていうことは、
うかがいしているというところですね。
一件あたりの金額っていうのを去ることながらなんですけど、やっぱり多摩信用金庫、城南信用金庫、西部信金、上北信金とかそのあたりの都市部の信金さんとかだと、
やっぱり件数で企業の裾野を支えてらっしゃるなという感じがすごくしますよね。
ファクトから見えてくることですね。
ここはですね、なんで信金強いのか、地銀が上位なのか、逆にメガバンクが入ってないのかみたいな話をちょっと脱線すると、
やっぱり保証協会って各エリアで区切られてるんですよね。都道府県で区切られていて、東京とかだとちゃんと支部があって、
渋谷とか品川とか市部エリアで分かれてるんですよ。
なのでそのエリアの支店の方々と市部の保証協会の方々と結構密接にやり取りしてたりして、
適切な金融機関の探し方
場合によっては人材の交流があったりとか、聞くところによると飲み会があったりとか勉強会があったりとか、みたいな感じでわりとコミュニケーション取れる関係にある。
一方メガバンクさんとか全国に支店があってっていうことを加えて、そこで移動もあるしとか、あるいはもっとプロパー融資の方で大きい金額からやってる支店とかも多かったりするんですよね。
何億以上の年収じゃないと家やりませんみたいな、そういう法人営業部とかも中にはあったりすると、そもそも保証協会付き融資って滅多にやらないみたいなエリアもあったりはすると。
いうようなところでは、保証協会付き融資の件数自体で言いますと、やっぱり地域に根差した金融機関である親近さん、親組さん、知人さんっていうのが件数としてやってるんだろうなと、慣れてらっしゃるんだろうなっていうようなことが伺いしてるってことですね。
はい。なのでちょっとまとめるとなんですけども、まず創業に注力している金融機関が上位に来てるってことは、これは明らかにそうなので、一旦概要欄からですね、スプレッドシール見ていただきまして、直近の年度で上位に来ている金融機関さん、件数やっている金融機関さんのうち、
お自身が事業をされている、本店と基地を管轄している金融機関さんにですね、まずアプローチいただくというのが創業融資であれば、これはいいんじゃないかなと思いますと。
そこでしっかり、小学からでもいいので、保証協会付き融資の実績作っていただくと、そうすると次のまた融資枠っていうのが広がってくる可能性がありますので、次にアプローチとしましては、プロパー融資も見据えてですね、事業拡大とともに移行していくというところがいいのかなと思います。
ただ、本当にVCから出資を受けるようなスタートアップでありましたら、やっぱり新金さんとか新容組合さんっていうのは必ずしもプロパー融資を2桁億円までずっと支えます、上場まで支えますっていうかというと、そうではなかったりするので、本当に短期間で急成長してエクジットを目指していくようなVCから出資を受けているVCバックドなスタートアップに関してはですね、
割と最初からメガバンクさんとかでVCとか証券とか信託っていう部門も持っているようなグループとして持っているようなメガバンクに行くことで、彼らは総合採算でスタートアップを見ているので、そういったところはスタートアップに積極的になったりするってことはあり得るので、しかもスタートアップからすれば2桁億円とか上場してからもお付き合いができる金融機関ってことになりますから。
従ってですね、スタートアップ、VCバックドのスタートアップであれば、みずほ銀行さんは最近スタートアップすごい近いんで、そのあたりを一等にですね、メガバンクでもいいかもしれないですと。
ただちょっとそこらへんまだVCから収集受けるかわかんない企業をしました。今はわからない。あるいはまだしばらくね調達はしたけれども、コツコツちょっと売り上げを作っていくような段階でということであればですね、まずは繰り返しになりますけど、ランキング上位のところのうちですね、自社の営業エリアカバーしている金融機関さんからやるとそこはノウハウも持っているし、
保証協会付き融資、特に創業融資に慣れていらっしゃるってことは件数から見えてくると思いますので、いいんじゃないかなということですね。
売り未来の選択肢を残せつつというステップを組めた時に、こういうランキングを見て。
行く行くプロパイ融資やろうと思った時に、複数の金融機関と取引している方がいいわけなんですけど、まずは最初に新金さんから入って、2回目3回目のところでですね、地銀さんだったりあるいはメガバンクさんというのがそこから入ってきても全然構わないと思うんですね。
1個目からメガである必要って必ずしもないので、そういう意味ではもう本当に初手の初手、保証協会付き融資の創業いこうと思ったら、まずランキング上位の金融機関を探してみる。で、ファーストアクションとしてはいいんじゃないかという感じですね。
ありがとうございます。10回はこういうテーマで。
新興企業の資金調達
今はあくまでも創業という初手の初手のお話をさせていただいたんですけど、そこからですね、プロパイ融資も見据えた場合にどういう観点をプラスして金融機関さんを選んでいったらいいんだろうかと言ったら、2項目、3項目、二の矢、三の矢のですね、金融機関選びをまた同じくデータから見に行きたいなというふうに思っています。
はい。
企業のデッドファイナンス、最後までお聞きいただきましてありがとうございました。
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