1. 起業のデットファイナンス
  2. #73 「女性・若者・シニア創業..
2025-12-09 08:47

#73 「女性・若者・シニア創業サポート事業2.0」を徹底解説 後編

今回は「女性・若者・シニア創業サポート事業2.0 後編」についてお話しました。

✅積極的な金融機関の見つけ方: 融資件数が多かった過去の実績から、「玉地区の信用金庫」や「四谷に本店がある信用組合」など、この制度に積極的な特定の金融機関を窓口として探す戦略。


✅アプローチの効率化: 既に金融機関とパイプがある専門家(若林氏など)を経由して相談することで、融資の可否に関する意思決定を早め、時間や遠回りを避けることの重要性。


✅審査で重要視される地域性: 東京都限定の制度であるため、事業計画において「地域の需要や雇用を創出する」といった、地域に根差したローカルビジネスとしての要素を訴求すること。


✅活用すべき最適なタイミング: 金融機関が「プロパー融資と同じ」と見なす傾向があるため、公庫や保証協会付き融資を利用した後、創業5年未満で事業ボリュームが出てきた成長段階での活用が有効。


✅ドシード期の女性企業家へのチャンス: 制度が女性の起業促進を意図しているため、積極的に取り組む金融機関であれば、比較的初期段階(ドシード)の女性企業家でも融資に成功する事例が存在する。

-----

「起業のデットファイナンス」は、累計1,300件・96億円超の融資をサポートしてきたINQの代表で、スタートアップ大好き若林哲平が、ファイナンスお役立ちTipはもちろん、起業家・スタートアップ・ステークホルダーとの対話を通じてファイナンス起点のストーリー・理論と実践を、ぼちぼちお届けする番組です。


■番組ハッシュタグ#起業のデットファイナンス


■無料ご相談・お問い合わせファイナンスのご相談、番組への感想やリクエストは⁠⁠⁠⁠コチラ⁠⁠⁠⁠からお気軽にお問合せください。


■パーソナリティー

⁠⁠⁠⁠若林哲平⁠⁠⁠⁠(⁠株式会社INQ⁠ ⁠代表取締役)デットファイナンスのハンズオン支援を中心に、様々な領域のスタートアップのシード期の資金調達を支援。累計1,300件96億円超の資金調達を支援するチームを統括。


⁠⁠⁠⁠遠藤朱美⁠⁠⁠⁠(株式会社INQ)

PR・マーケティング・共創担当として、スタートアップエコシステム実現への貢献を目指す。地域での相互扶助の関係づくりを通じた、公益経営の実現も推進中。


■編集・制作

サマリー

東京都限定の女性・若者・シニア創業サポート2.0制度に関して、利用方法や地域に根ざした事業計画の重要性、適切なタイミングでの融資の活用方法について詳しく解説されています。また、この制度が女性企業家にとって新たなチャンスであることも述べられています。

創業サポート制度の概要
起業のデットファイナンスへようこそ。
皆さん、こんにちは。INQの若林です。
今回は、ガゼルキャピタルが運営するYouTube番組
スタートアップ投資TVで、私、若林も出演しております。
融資相談室というコンテンツで公開しました。
好評テーマを、ポッドキャストでもお届けいたします。
今回は前回に引き続き、東京都限定の融資制度
女性若者シニア創業サポート2.0の徹底解説ということで
後編の今回は、窓口の選び方、活用のタイミングなどについて
お話をしております。ぜひお聞きください。どうぞ。
それってどう窓口を探せばいいんですか?
難しいですよね。
そうですよね。
これは確証的なことは言えないんですけれども
全制度ですと、多摩地区の信用金庫さんと
四ツ谷に本店がある信用組合さんが
多く件数をやっていらっしゃったということで
表彰されたというリリースがありました。
おそらく積極的なんだろうなと思いますと
多摩地区の某信金さんと
四ツ谷に本店がある某信用組合さんといえば
多分分かっちゃいますが
おそらくやっている件数が他より多かろうと
想像されますので
もし多摩地区に登記している企業家とか
あるいは四ツ谷が本店の新組さんの
管轄エリアの企業家は
ぜひ金融機関にトライするといいんじゃないかなと思います。
特に多摩地区の方かなと思いますね。
なるほど。
まさにここの有識制度を受けたいと考えられた場合には
おっしゃっていただいた地区のところでの
営業活動じゃないですけど
拠点を持たれるというのも一つの手段なのかもしれないですし
まずはアタックの方法として小林さんとか
そういう既におそらく担当者とつながっているであろう方々と
連携をするというのは一番可能性としては強い確率なんですね。
できるできないのところの意思決定が早めにできるという意味で
時間無駄にしない遠回りしないという意味でも
まずはそういったアプローチしていただくのが
いいかなというふうに思いますよね。
その他に審査に重要視されるとか
見られるポイントって何なんですか。
この制度そのものが東京都というエリアを限定していますよね。
ということで地域に目指した創業というテーマがあったりとか
地域の需要や雇用をどんどん創出していくような
そういう事業を優先的に育てていこうよという狙いがある制度ではあるので
一つこの事業計画というものを考えるにあたっては
地域の需要を創出するものなのかとか
地域の雇用を創出するものなのかということで
少しローカルに落とし込んでいただいて
そういう文脈で構成していただく
ある種ローカルビジネスと言いますか
地域に目指した創業なんですよというところが
訴求として必要になってくるかなというところがありますね。
融資の利用と展望
ありがとうございます。
あとはどのタイミングどのシチュエーションで
この融資を使うのが一番ベストなんですか。
そうですね。先ほど申し上げた通り
信用金庫さん信用組合さんからすると
多くのケースがプロパーと同じで見ますようになるので
ある程度事業のボリュームが出てきているタイミングの方が
取り組みやすい。なので広告もやりました。
保証協会付き融資もやりました。
その次行きたいんだけど
他の制度もあるなら使っておきたいっていうタイミング
とかだとよくて
またさらに言うとその範囲内で5年未満であるということですね。
創業5年未満である。
難しいですね。
結構難しいと思うんですけど
そういうシチュエーションであれば
ぜひ使っていただくといいのかなって感じですね。
なるほど。
だから結構企業化としては使いどころが難しいっちゃ難しい。
そもそも東京都限定ですし。
ものではあるんですけど。
でも創業融資は使って
保証協会付き融資もちゃんと使って
5年以内の間で
人力モデルとしても体制してきているといいますか
キャッシュサイクルが分かって成長し始めているようなところの企業さん。
そうですね。
スタートアップといいますか
ドシードとかは難しいんですか。
積極的に取り扱っている金融機関さんですと
結構ドシードの事例とかもあるようなので
特にしかも制度的に
女性の企業を促進しようという意図がはっきり出ているので
女性企業家でドシードで
かつ例えば多摩地区の企業家だったら
これはもうすぐやった方がいいんじゃないかなというぐらい
チャンスだと思います。
でもこういった情報をキャッチアップして
戦略的に融資を獲得していき
エクイティだけで耐えれない
このスタートアップ冬の時代を乗り切っていくというのが
一つの戦略ですもんね。
そうですね。
これはたまたま東京都の話をさせていただいていますけど
こういった地域限定の制度って結構あるんですよ。
そうなんですか。
名古屋だったり福岡とかにもあったりするので
これを見ていただいている企業家の皆さんで
残念ながらちょっと東京外の方でも
ちょっとローカルな制度ってどんなものがあるかっていうのは
キャッチアップしていただくと
ひょっとしたら使えるものがあるかもしれないので
ぜひ見ていただければと思いますね。
ありがとうございます。
もしよろしければ改めて
女性若者シニア創業サポート2.0について
簡単にまとめていただくことは可能でしょうか。
まず創業サポート2.0ということで
1.0がありましたというところで
バージョンアップされたものですと
女性若者シニア
特に女性はバージョンアップして
男性の場合1500万円のところ
2000万円まで申し込める制度になっています。
そもそも東京都限定の制度
創業5年未満の方対象を
女性若者シニアが対象を
受け付ける金融機関としましては
信用金庫さんか信用組合さん限定
保証協会のつかない制度という制度ですね。
ありがとうございます。
関心があるスタートアップの皆さんは
まずは川合先生並びに
より積極的に融資をされておられる方々の
パイプがあるような方々と連携をして
受け付けをするというのが一番ですかね。
そうですね。
金融機関さんがどういうスタンスかというのは
私のところではある程度情報が入っていて
公開情報じゃないなと申し訳ないんですけど
ご相談いただいたらある程度お伝えできるかなと
思いますので、我こそは条件に合致して
使えるんだという方は
ぜひご相談いただけるとうれしいかなと思います。
ありがとうございます。
よろしければ最後に川合先生から皆さんに
一言お願いします。
女性か39歳以下の若者か
55歳のシニアで
我こそはという方で
高校とか保障協会も
万作使っているよという方で
チャレンジしたいという方ですね。
ぜひご相談いただいたら
ベンチャーレッドとかその他の手段も含めて
お力になれるかなと思いますので
ぜひお声掛けください。
ありがとうございます。
今後もスタートアップ融資相談室では
直近はゲストの方たくさん来ていただいておりますけれども
そういった有益な融資の獲得の手段であったりですとか
どうEquityとデッドをうまく活用するか
等々含めてですね
配信をしていきますので
お楽しみにしていてください。
企業のデッドファイナンス
この番組は毎週火曜日木曜日の
17時30分に配信しています。
ぜひ番組のフォローをお願いいたします。
また番組へのお便り、ご質問、リクエストは
匿名でも送れますので
ぜひぜひお気軽に
概要欄のフォームよりお送りください。
私はカバエシへの融資に関するご相談
資金調達に関する壁打ちも
慎んで受けたまっておりますので
概要欄の無料相談フォームよりご要約ください。
企業のデッドファイナンス
最後までお聞きいただきまして
ありがとうございました。
次回もどうぞよろしくお願いいたします。
08:47

コメント

スクロール