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2025-11-25 41:33

#71【ゲスト回】 シェルパのミルフィーユ型資金調達と戦略的デット活用のすすめ

今回は「シェルパのミルフィーユ型資金調達と戦略的デット活用のすすめ」についてお話しました。

✅️これまでのファイナンス変遷・戦略

✅️シリーズB資金調達の振り返り

✅️シェルパ杉本さんが考える戦略的デット活用とは?

✅️金融機関とのコミュニケーションの要諦


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「起業のデットファイナンス」は、累計1,300社・130億円超の融資をサポートしてきたINQの代表で、スタートアップ大好き若林哲平が、ファイナンスお役立ちTipはもちろん、起業家・スタートアップ・ステークホルダーとの対話を通じてファイナンス起点のストーリー・理論と実践を、ぼちぼちお届けする番組です。

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■パーソナリティー

若林哲平(⁠株式会社INQ⁠ ⁠代表取締役)デットファイナンスのハンズオン支援を中心に、様々な領域のスタートアップのシード期の資金調達を支援。累計1,300件96億円超の資金調達を支援するチームを統括。

杉本 淳(シェルパ・アンド・カンパニー株式会社 代表取締役CEO)

慶応義塾大学卒業後、SMBC日興証券株式会社およびJPモルガン証券株式会社で国内外の大型M&A・資金調達案件やIR・コーポレートガバナンス関連のアドバイザリー業務に従事した後、シェルパ・アンド・カンパニー株式会社を設立。欧州EFFAS Certified ESG Analyst








サマリー

今回のエピソードでは、シェルパ&カンパニーのCEO、杉本淳がサステナビリティデータプラットフォーム「Smart ESG」について説明し、企業価値向上に寄与するサステナブルファイナンスの重要性を強調します。また、ミルフィーユ型の資金調達戦略が紹介され、デッドとエクイティを組み合わせた資金調達法について実践が話されます。このエピソードでは、シェルパのミルフィーユ型資金調達戦略と戦略的なデッドの活用法が詳細に解説されます。特に資本性ローンやベンチャーデッドのメリットが論じられ、資金調達プロセスが企業の成長に与える影響が探求されます。シェルパはミルフィーユ型資金調達戦略を通じて、ベンチャーデッドの適切な活用やエクイティ投資家とのコミュニケーションの重要性について考えます。具体的なファイナンスの事例を交えつつ、成長性の確保と黒字化の改善についても議論されます。ポッドキャストエピソードでは、シェルパのミルフィーユ型資金調達や戦略的デット活用についても議論され、特に事業の多角化とサステナビリティ領域での人材採用の重要性が強調されます。また、ファイナンス手法や交渉における粘り強さが成功の鍵であるとしています。

シェルパ&カンパニーの紹介
起業のデットファイナンス、累計1300社、130億兆の融資をサポートしてきたINQの代表で、スタートアップ大好き、若林哲平が起業家、スタートアップ、ステークホルダーとの対話を通じて、
ファイナンス起点のストーリー、理論と実践を、ぼちぼちお届けする番組です。
皆さんこんにちは、INQの若林です。
今回、素敵なゲストをお招きいたしまして、お話いただきますゲスト回としてお送りしたいと思います。
利益とサスティナビリティが融合する世界を実現する、をビジョンに、サスティナビリティデータプラットフォーム、Smart ESG を提供されています。
シェルパ&カンパニー株式会社の代表取締役、CEO、杉本淳さんにお越しいただいています。杉本さんどうぞよろしくお願いいたします。
よろしくお願いします。
では杉本さん、簡単に自己紹介をお願いできますでしょうか。
皆さん初めまして、シェルパ&カンパニーの代表をしております杉本と申します。
私は2019年の9月に会社を創業して、今7期目を迎えるスタートアップです。
事業領域としてはサスティナビリティの領域で長くやっておりまして、
ビジョンとして利益サスティナビリティが融合する世界を実現するというものを掲げています。
最近やはり皆さんサスティナビリティという言葉をすごく多く聞くと思うんですけれども、
少し前までは社会貢献であったり、CSRというようなところで、
なかなかそれが会社の企業価値の向上であったり、利益に結びつかないものなんじゃないかというふうに思われていたんですけれども、
これがやはり2012年代の後半ぐらいからESG投資というようなワードが出てきたりですとか、
投資家が非常にサスティナビリティであったり、インパクトであったり、そういったものを重要視するようになってきまして、
まさに企業価値の向上にサスティナビリティ、ESGというものが深く結びついてくるんじゃないかという、そういったような考えが出てきました。
その中で、やはり企業の価値向上につながるためのサスティナビリティのデータであったりですとか、会場をいかに支援できるかというところを、
今、我々のミッションとしてやっておりまして、その中でSmart ESGという企業のサスティナビリティ経営を支援するようなプロダクトを開発、提供しております。
今日はどうぞよろしくお願いします。
サステナビリティとファイナンスの関係
よろしくお願いいたします。
今、バックグラウンドしまして、投資銀行のご出身ということなんですけれども、
ここでいろいろファイナンスにも関わられるということが今回のお話しいただく、
ミルフィーU型の資金調達というところの発想につながってきていらっしゃるんですか。
そうですね。まさに私、新卒で証券会社に入りまして、
起業するまで投資銀行で長く資金調達M&Aというところをやってきたんですけれども、
ちょうど金融機関の中でもサステナブルファイナンスというところが話題に上がってきて、
まさにサステナビリティを推進している企業に投資をすることで中長期でリターンを得ることができるといったような、
そういった案件にも携わらせていただいたことで、非常にこの領域に興味を持てたというところもありますし、
証券会社の中でも様々な資金調達であったりM&Aを経験してきたというところが、
今回そのミルフィー型の調達をしていくといったバックグラウンドにもつながってきたのかなというふうにも思っております。
証券業務のほうではどういった領域を中心に見ていらっしゃったとかあるんですか。
そうですね。都市銀行部門におりましたので、
ファイナンスであったりですとかM&Aというところですね、その辺りを中心にやってきました。
ありがとうございます。
では次にシェルパー&カンパニーのご事業のご紹介もぜひお願いできますでしょうか。
先ほど少しお伝えしたスマートESGというサステナビリティのデータプラットフォームを提供しております。
こちらが主になるんですけれども、それ以外にESGサステナビリティの特化型メディアであるESGジャーナルとは、
弊社に在籍しているサステナビリティのエキスパートが多くいますので、
そういったメンバーがメンバー数を支援するESGのコンサルティングアドバイザリーサービスというものを提供しております。
このスマートESGというサービスが、今まさにこのサステナビリティ経営というところがすごく世の中でも取り出されておりますけれども、
代表様を中心にサステナビリティの情報開示ですね、
例えば排出量であったりですとか、女性の管理職域であったり、
様々なサステナビリティ情報を開示したりですとか、
そちらをベースに経営を推進していくという流れが世の中的に非常に強まっておりまして、
そういったところにクラウドのサービス、スマートESGを提供させていただいて、
サステナビリティ情報の収集であったりですとか、開示を効率化したり、
あるいはAIをかなり用いていますので、
そういったAIを用いた分析の高度化というところにもサービスを提供しているというところでございます。
ぜひこの後お話しいただく、ファイナンスにつながる部分としまして、
先ほどご説明いただいた三つの事業ですね、
ビジネスモデルがファイナンスに影響する部分といいますか、
ビジネスモデル上のファイナンスと関連する特性とかってあったりされるんですか。
そうですね、スマートESGは一般的にSaaSと言われるような月額、年額のモデルでやっていますので、
比較的契約ごとの売上が読みやすいというところがあったりしますので、
そういったところからファイナンスにうまくつなげられるという要素はあるのかなと思っています。
一方で音に引き先様が、いわゆるサステナビリティに対して報告義務を持っているような、
大きな会社様ゆえの資金繰り面での難しさみたいなものってありましたか。
特にないですか。
そうですね、私が今回資金調達をした際にノートも公開しているんですけれども、
少し季節性はあるかなとは思っていまして、
やはり大企業様になると年度末で予算を組み立てる形になりますので、
一定規模の大きな企業様がスマートESGをご契約いただくタイミングというところが、
企業様の年度末、よく一般的には3月末が多いと言われておりますけれども、
その辺りに集中するという傾向がありまして、
そこはどちらかというとうまく利用しながらファイナンス戦略につなげていったというところがあります。
ミルフィーユ型資金調達の戦略
まさにその事業場の特性といいますか、年度末に集まるみたいなところを、
逆に利用してファイナンスにされたということですね。
ありがとうございます。
はい、承知しました。
ではもう少しファイナンスのところに深く入っていけばなと思っています。
これまでのシルパさんのファイナンスの変遷戦略などを伺っていきたいなと思うんですけれども、
まさに先ほどご案内いただきましたノートのほうで、
またノートのリンクは概要欄に貼っておこうと思うんですけれども、
まさにミルフィーユ型調達ということで、
デッドとエクビティを交互に実施するということをお勧めされていたわけなんですけれども、
本当にきれいにミルフィーユになっていらっしゃるんですね。
そうですね。今振り返ると最終的にこうなったというのは、
結果論的な部分は多少ないと思うのもあるんですが、
とはいえ順番はすごく大事だと思っていますし、
やはりデッドとエクビティというところを組み合わせてやっていくところが、
非常に重要になってくるなというのは、やりながら感じた部分でもあるので、
そのあたりはお話しさせていただけると嬉しいなと思っています。
まさに創業融資からシード調達、また保証協会付き融資を挟んでシリーズA、
ブリッジでデッドを入れて、シリーズBのファーストクローズ、
その後にデッドを入れて、今まさにシリーズBのセカンドクローズということで、
もう本当にデッド、エクビティ、デッド、エクビティという形で刻んでいらっしゃるというところ。
最初は結果的にこうなったということはありつつ、
でもやはり途中からといいますか、意識してされている部分ももちろんあるわけですよね。
そうですね。やはり一番最初ですと、最初にエクビティファイナンスから始める企業家さんも言っていらっしゃると思うですが、
創業融資っていうところに結構こだわった部分はありまして、
当時コロナ前だったっていうところもあるんですけれども、
創業融資で当時2000万円ぐらい借りれるっていうような話を聞いたこともあって、
トライしたっていうところがあります。
実際にエクビティを入れなかった背景として、
やっぱりその事業で最終的にいくんだっていうところを決めていなかったところもありまして、
柔軟にいろんな事業検証ができるようにするという意味で、
このデッド制であるっていうことは極めて大事なのかなと。
やはりエクビティ調達するってことはもうそのビジネスでいきますよっていうようなところを、
ある程度投資家様にもお約束するようなところがあるかなと思っていますので、
ある種一番最初に創業融資で、
いろんな事業検証するためのお金というものを調達できたことは、
結果として良かったなと思っています。
というのも私も投資銀行を辞めてすぐ起業したんですけれども、
あまりにも投資銀行は忙しすぎてですね、
実際に起業してみないとアイデアも考えられないというような状況だったので、
実際に始めてみて、事業を3つほど検証した上で、
今のサステナビティの事業を始めたというところになりますので、
一番入り口はやはりデッドで良かったなというふうには思っていますね。
なるほどです。ありがとうございます。
一番最初に創業融資を借りられたのが2020年1月ということで、
ちょうど2020年の3月までは創業でも2000万までいけたんですよ。
そうですよね。今どのくらいなんですかね。
今は一応3000万までいけるようになったんですけど、
今年の春からして2020年から25年間の間は1000万までになってたんです。
そういうことでちょうど2000万の制度が終わる直前だったので、
すごく良いタイミングで杉本さんのバックグラウンドとか、
ビジネススキルというところがすごく評価されて、
もう一回リレーができたというのが素晴らしい。
結果、きらごしさんと合わせて2500万ということなんですかね。
良いスタートだった。素晴らしいなと思ってやってました。
ありがとうございます。
いったんそういったミルフィーユでデッドAPTということで
調達されてきたシンパさんなんですけども、
直近のシリーズBの資金調達の振り返りをぜひお願いしたいなと思ってまして、
APTの方ではシリーズBのファーストクローズというところで
約10億円ですね、調達されて、
創業からの調達ということである意味計10億というところと、
デッドも前後で合わせると9億円ということで調達されたんですけども、
まずどういった時系列で取り組まれたんでしょうか。
ありがとうございます。
シリーズAを今からちょうど2年前にやっていまして、
創業融資を行って、まさに事業が固まって、
シードラウンドはエクイティファイナンスを行って、
そこからもうある程度お客様がついてきて、
だいぶもうPMFしたよねというふうになったので、
2年前にシリーズAをしましたと。
シリーズAかシリーズBまでの間というのは、
まさに事業のスケーラビリティというところを検証してきたというところで、
弊社で申し上げますと、今まさにエンタープライズの企業様が
70社超ご導入をいただいているんですけれども、
その当時のシリーズAのタイミングでは、
本当に5社とか10社ぐらいの導入者数だったというところから、
それをいかに再現性を持って拡張していけるかというところを、
シェルパの資金調達戦略
このシリーズAのタイミングでやりまして、
いって検証できるなというところで、
さらに踏んでより事業を拡大していく、
あるいはその単一の事業からよりそれに付け加える形で、
複数の事業を展開をしていくというところのために、
いってここはアクセルを踏むべきであろうというところで、
シリーズBファーストクローズで10億円を到達しました。
ですので資金使徒というところで言うと、
大きく2つありまして、
1つは開発のところですね。
複数プロダクトを展開をしていくというところなので、
よりそういったプロダクト開発に必要な資金を投下していくというところ。
2つ目は採用ですね。
やはりこういったシリーズBに入ってきて、
製品も高く化していったりですとか、
よりいろんな方々を採用していって、
地位を拡大していくというフェーズになったので、
ある種採用目的というところもすごく大きかったかなというふうに思っております。
シリーズAでグローバルブレインさん、ウィルさん他ですね、
フォローオンという形でジェネシアベンチャーズさんなどもシードで入っているので、
投資家も入っていらっしゃって、金融系のVCさんも入っていらっしゃって、
素晴らしいパイナップルだなと思って、
またシリーズBでもウィルさんですとか、
GBさんがまた同じく入っていただいて、
既存投資家が入ってくるという素晴らしいシグナルだと思っていたんですけど、
そこは意識してされたんですか?
そうですね。やはり最終的には既存投資家さんに
しっかりリードしていただきたいなというところがありまして、
いろんな投資家様とはお話はしたんですけれども、
最後シリーズAに入っていただいた共同リードの方々の中から、
リード投資家を選んだという形になります。
やはり彼らとしても、ディープポケットというか、
しっかりラウンドを重ねるごとに支援をしていくというところを、
強みとされているような投資家様でもあったので、
そこは我々の成長の角度であったり、
どういう形で今まで事業を進めてきたかというところ、
一番理解もありましたので、
比較的シリーズBのエクイティのプロセス自体は、
一定のトラクションが出た後というところもあったので、
進めやすいところはあったかなというふうに思っています。
まさに一定のトラクションをというお話がありましたけれども、
そのトラクションを出す機関を作る、
このランウェイを伸ばすというところに、
やはり非常にデッドが寄与した部分があるということを、
お書きになったかなと思うんですけれども。
一旦時系列で言いますと、
2023年にシリーズAラウンド1.5億円を調達された後というのは、
しばらく事業に専念された時期があってというところで、
2024年に資本性ローンデッドかあるいはベンチャーデッドなどで調達されて、
いわゆるノートに書いてらっしゃる絶えの時期というのがあって、
そこでランウェイをしっかり伸長して、
トラクションをしっかり投資家の皆さんに見せることができたところで、
シリーズB。
またそのシリーズBがさらにあったところで、
戦略的デッドの活用
自己資本比率などもおそらく改善したというところもあって、
しっかり金融機関さんから6億円のデッド調達。
こういう順番になってますか。
はい、あってます。
このシリーズAを実施したタイミングでは、
1.5年分ぐらいの資金を集めたというところだったんですね。
その1.5年を終えた後に、
さらにEquityを調達しようと思っていたんですけれども、
この先ほどのサイクルの話で、
3月末のタイミングで山が来るというお話をさせていただきましたけれども、
この山が来るタイミングを2回ちょっと経験して検証したいなと思ったので、
ざっくり2年欲しかったなというところだったんですね。
そうするとだいたい1.5年目安でやっていただいて、
残り半年どうするか。
残り半年をきちんと乗り越えられると、
さらに2回目の山も検証できるよねっていうところが見えていましたので、
じゃあそこをどういった資金調達の手段で埋めるかというふうに考えたときに、
今回ですね、戦略的なデッド活用というところが選択肢として上がってきまして、
先ほどは河合さまおっしゃっていただいたような資本性ローンであったり、
ベンチャーデッドというところが上がってきたというところでございます。
ぜひここからですね、今お話ちょっと挙げていただきました、
戦略的デッド活用について入っていきたいなと思うんですけれども、
杉本さんが考える戦略的デッド活動というところで、
ノートにも書いていただいてますけども、
なぜここにスタートアップであるところにエクイティだけではなくて、
デッド調達も積極的にしたほうがいいのかというところで、
ポイントがあれば教えていただけますか。
ありがとうございます。
大きく3つあると思ってまして、
1つが今回に近いんですけれども、バリエーションを上げるためですね、
これはエクイティ調達を有利にするためとも言い換えられるんですけれども、
2つ目が万が一のためにしっかりキャッシュを確保していくという、
ある種保険のようなものかなと思ってます。
3つ目が事業資金として使うというところで、
成長資金であったりですとか、
最近ですとM&Aというところなんかも出てきたりはしているかなと思いますので、
こういった用途もあるかなと思っています。
いろいろあるかなとは思うんですけれども、
エクイティ調達を前提に事業をしているような会社様ですと、
最終的にはネットの後なのか、ネットの前なのかもしれないですけれども、
どこかでエクイティ調達として会社を加速度的にしていくという観点で、
じゃあそれはいかにバリエーションを上げていくかというところも、
希薄化の観点等で大事になってくるので、
そこにどう影響を及ぼすかという意味では、
ネットの活用というところが1つあるのかなと思っています。
流れとしてはやっぱりランウェイが伸びて、
ランウェイが伸びると先ほど申し上げたような事業成長が経験することができて、
それが成長した部分を最大限バリエーションに織り込んだ上で、
希薄化を防止しつつ、次回の調達の余力というところを確保していくという流れになるのかなと思っているので、
非常に重要なポイントかなというふうに、まずその3つの中では1つ目が大事かなと思っています。
既に御社の場合、PMFをされていて、
まさにスケーラビリティを検証されている時期ゆえに、
成長率のというか売り上げのグラフみたいのでいうと、
基本的には右肩に上がっていらっしゃるというような状況の中で、
その右肩の線を伸ばせば伸ばすほど基本的にいいシグナルを調子化さんに見せる、
従ってバリエーションに寄与するみたいなイメージであっています。
そうですね。右肩なんですけれども、右肩に上がりつつ、
どこかのタイミングでグッと角度が高まるタイミングが、
年間の中でやっぱりありまして、そこをうまく捉えた状態で、
投資家様にコミュニケーションをしていったり、
エクイティファイナンスにつなげるという、このあたりがポイントとしては、
我々の事業体としては重要でしたね。
したがって言えば3月と言いますか、年度の一番伸びるところをきちんと、
エクイティ以外の手段で乗り越える必要があったということですかね。
そうですね。
ありがとうございました。
ありがとうございます。
そこでブリッジでエクイティをしてしまうと、代流商をしてしまうし、
そうすると次回の調達に影響が出てくるというところで、
やっぱりここはしっかりZでランウェイを伸ばしたいというのを狙いが終わりだった。
したがってそこでVCとの交渉力の確保ということにもつながった。
はい。
ありがとうございました。
はい。
その中でもまず、日本政策金融高校さんの資本性ローンの活用されたというところで、
記載されていたかなと思っているんですけども、
資本性ローンは簡単に私の方で3つポイントで言いますと、
まずみな新事故資本がありますよというところですね。
もともと期限一括昇間なので、その間は金利だけの支払い。
金利も利益に変動するような形になっているというところで、
もし赤字だったとすると金利が低いし、
黒字だったとしても大体4%前後とかなので、
許容できる金利みたいな形になっているので、
非常にスタートアップには抜いている有志ということを言えるかなと思います。
またみな新事故資本ということなので、金融機関が事故資本とみなすことができる。
つまりエクイティーファイナンスを資産と同じように見ることができるというところで、
予備水耕家があるかというところなんですけど、
資金調達の実践
これはいつ頃から資本性ローンが利用されていたんですか。
そうですね、これは2024年に資金調達をして、
そこから1年後の25年の8月に検討したんですけれども、
背景としては私との年度が9月、8月というところで、
8月が1つ年度末になりますと。
そうなったときに、ちょっと裏話しやところなんですけれども、
結構シリーズAぐらいのタイミングでは赤字を結構踏んでいるところが多いので、
期末になったタイミングで、
まさにその事故資本の部分というところがどうなっているかというのは結構大事になっていきます。
そこがまだ1年経ったタイミングであれば、
プラスの状態であったというところもあるので、
このタイミングで資本性ローンであったり、
あるいはデッドの借り入れというところが追加でできるよねというところが見えていたので、
まだ資金には余裕があるタイミングだったんですけれども、
資本性ローンと他のデッドの予備水というところもありましたけれども、
メンチャーデッドの組み合わせで資金を調達するという選択肢を取ったというところになります。
ありがとうございます。
まさにその資本性ローンの活用というところで、
それが後続のデッドにも組み合わせとして効いてくるというところ、
狙いがあってということかなと思うんですけれども、
その他でいうと、レベニューベースファイナンスRBFでの調達もされましたし、
あとは北国銀行さんとかファンズメンチャーデッド監督さんからの、
いわゆるベンチャーデッドのところでも調達されたかなと思うんですけど、
やはり予備水的な効果というのは実際に手応えとしてあります。
もうまさにありましたね。
最初に資本性ローンの自分と、あとは北国銀行さんで、
ある程度集めたかなというところで打ち止めにしようとしたんですけれども、
ちょうどその資本性ローン自体も知人の紹介からでして、
その同じ知人の方が、まさにベンチャーデッドっていうところで追加的に、
ファンズさんが提供するようなベンチャーデッドファンドも紹介できますよっていうところで、
一旦じゃあ話だけ一回聞いてみようかなというところで、
聞いてみたところですね、代表の前川さんという方がとてもよくご説明であったり、
コミュニケーションしてくださったので、もしかしたらこのタイミングでやっておくと、
将来的に何かしらあったときのために必要になってくるかもしれないという可能性も感じていたので、
じゃあぜひお願いしたいんですというところで、いろいろ交渉なんかをさせていただきながら、
ミルフィーユ型資金調達の活用
追加的にベンチャーデッドを組み合わせるというところで、
そこは予備水の効果というところも出たのかなというふうに思っています。
ありがとうございます。
私も前川さんが非常にお世話になっていることで、
まくしくもこれを収録している今日ですね、前川さんがCFOを務めていらっしゃるファンズさんが調達したというリリースを出されているタイミングかなと思っています。
まさにファンズさんとはいえベンチャーデッドって非常にDDといいますか、
有志審査みたいなところがかなりしっかりされているのかなと思うんですけど、
そこのQA対応とかがまさにその後くるシリーズBのファーストクローズのところ、
エクイティヴァイナンスの前準備になったということも書かれています。
そうですね、極めてその点も大事だったなと思ってまして、
詳細ローンであったり、国庫銀行さんのベンチャーデッドというところの中でもいろいろ出させていただいたんですけれども、
一方でやはりこのファンズさんのベンチャーデッドはエクイティ投資家としての視点も相応に入っていたかなと、
そこはやっぱり事業の成長性だったり、そういったところも織り込んでいただいているというところもありまして、
まさにディスカッションしたりですとか、Q&Aを重ねる中で、
我々の会社の成長性であったりですとか、事業のストーリーというところを練り上げていくというところにも、
すごく私の頭のせいにもなったなというふうに思っていますし、
そこでやっぱり話した内容というところが、その後のエクイティのストーリー構築にもつながっていったというところはありますので、
そういう意味でもすごくやってよかったなというふうに思っています。
後でもまたお話しすることになるかなと思うんですけれども、
やはりエクイティ調達の改善性みたいなところをベンチャーデッドとしてすごく見るかなと言っていて、
そういう意味ではやはりどういう投資家がこれまで入ってこられたか、
また今後どういう支援するつもりかみたいなヒアリングとかってやっぱりあったんですか。
ありましたね。やはりこの調達をするにあたって、
事前にヒアリングを既存のエクイティの投資家さんにさせていただきたいというところで、
その場には私ども入らなかったですけれども、
ベンチャーデッドを提供するような方々と過去の既存投資家さんの間でのお話し合いをしていただいたりですとか、
レファレンスですね、取っていただいたりというのは本当にやりましたし、
まさにそういったところも含めてこの角度を彼らの中で高められるかどうかというのは、
一つのキーファクターになってくるかなというふうに思います。
ちょっと話戻るんですけれども、レベニューベースとファイナンス、
よいさんからRBFで調達をされたかなというふうに思うんですけれども、
RBFって言っても期間が短かったりですとか、
あるいは手数料が銀行融資などと比べると高いかもしれないというところはあろうかなと思うんですけれども、
それでもあえてここでRBFを使われたというところの背景とか、
お考えがあったらぜひ教えていただけますか。
そうですね、業態との相性みたいなところもあって、
やはりSaaSで継続的な売り上げが入っていくというところを考慮したときに、
先ほど申し上げた3月末というところが一つキーになってくる中で、
何かあったらちょっと良くないなというところで、
3月より手前の分の月のところですね、
ここのキャッシュのところをある程度担保をする、
資金を確保していくっていうところのためにお願いしたというところはあります。
金額的には大きくないんですけれども、
そこまでキャッシュは余裕を持って行われるかなっていうところのために、
シリーズBの戦略的アプローチ
ある種保険的な側面ですね、
先ほどなぜZを調達したほうが良いのかというと、
2点目のマステージのためにキャッシュを確保していくというところは、
これも同時並行的にやっていまして、
どちらの側面もあって、
特にMRRがどういった形で積み上がっていくのかというところから、
融資額が決まるという側面もあるので、
そこはうまく戦略的に活用できたのかなというふうに思っています。
RBFは将来債権を今買い取るというところで、
まさに御社のビジネスモデルと買い取れる将来債権がしっかり見えたということですか。
そうですね。
私が非常に素晴らしいなと思ったもう1点のところで、
勉強になったところで言うと、
シリーズBのファーストクローズ直後に、
今度はプロパー融資に取り組まれてますよ。
この順番であった狙いとか経緯とかがあったら、
ぜひ教えていただきたいんです。
そうですね。
ここはまさにこのシリーズBの調達に際して、
ファイナンスの責任者が入りまして、
彼と一緒にシリーズBをやり遂げたというところなんですけれども、
金日刊からの借り入れの経験も、
メンバーが多くだったというところもありますし、
シリーズBをやる前後のタイミングぐらいから、
金日刊様ともコミュニケーション自体はしていまして、
だいたいこういうような調達ができたときに、
まさにこのお借り入れというところも検討していただけないかというところで、
ちょうどやはりプロパー融資とも検討できるような時期に来ていたというところもありますので、
今までは特にメインバンクさんとか決めてこなかったという背景はあるんですけれども、
まさにこのタイミングでプロパー融資というところもやっておく必要があるなと、
まさにタイミングがうまく一致したというところですかね。
ありがとうございます。
瑞穂銀行さんとリソナ銀行さんと北国銀行さんで、
銀行から入れた程度で6億円というところで、
やはりこれはエクイティが入ることによって、
このいわゆる格付け事故査定ですよね、金融機関さん側の話ですけれども、
そこがやはりポジティブになるというところはあらかじめ論点としたんですか。
そうですね、ここも先ほど少しお話があった、
デッドファイナンス自体もやはりこのスタートアップさんであったり、
VCさんからの紹介、リファラルというところはすごく大きいと思っていますし、
同じ銀行さんでも試験によって貸し出しの意識が異なってきたりもしますので、
そういう意味では会話させていただいている銀行さんが、
どういうVCさんが入っているのかとか、
ある種事業の成長性みたいなところも含めて、
多角的に見ていただいたということもあるので、
うまくデッドファイナンスにつなげやすかったというところはすごくあります。
銀行もやはり貸し出しをするときに、
どこまで黒字になっているかというところは、
当然聞いてくるところもあるんですけれども、
重視するしないというところは、
やはり試験によってもその傾聴があるかなと思ってまして、
そういう意味でもエクイティ調達ができそうだよねっていう概念性が、
シリーズBで高まって、
その上であればこのぐらいは貸し出しさせますよっていうような、
やっぱりお話ができていたので、
まさに日々コミュニケーションをしながら、
うまくエクイティファイナンスができた後のタイミングでつなげていくっていう、
スムーズな流れを構築できたかなというふうに思っています。
なかなか次のエクイティ調達の概念性を、
黒字化の改善性と今後の展望
加点ポイントとして見れる金融機関さんと、
そうでない金融機関さんってやっぱり、
スタートアップ審査のノウハウを持っている持っていないってすごくあるかなと思っていて、
その点では非常にスタートアップに理解があると言いますか、
強いところをやはりリファラルで競って持てたっていうところが大きかったんですかね。
まさに断られた金融機関さんも結構いまして、
そういう意味では今回ご支援いただいた金融機関さんというのは、
そういったところも含めて見ていただけたというところもありますし、
みどさんとはエクイティ調達の中頃からずっと会話をしてきて、
かなり我々の事業理解が進んでいたっていうところもあるので、
ある種終わってからやると少し時間かかってしまうのかもしれないですけれども、
ある種エクイティファイナンスをしながら、
同時にベンダーの皆さんともコミュニケーションしていくっていうタイムラインで、
やっていくっていうのは少し工夫したところでもありますし、
やってよかったなというふうに思っております。
大変かもしれないですけど、平行してやっていくっていうところがポイントですね。
ミルフィーユでやっていくためには結構重要なポイントかもしれないですね。
多分重要だと思います。
ありがとうございます。
結果的に中長期の年限で、低金利で、かついわゆるコベナンスがなしというところで、
非常に成長投資しやすい資金をここで確保できたところも非常に大きかったポイント。
すごく成功だったのかなというところですね。
ありがとうございます。
先ほどちょっとお話ありましたけど、
今回黒字化の改善性みたいなところよりかはというか、
次のエクイティの改善性などもスタートアップしてみていただけたという話なんですけども、
一方で事業計画保守ケースを理解してもらうためのコミュニケーションって非常に重要だったなっていうことが書かれていらっしゃったなと思うんですけども、
この点についてちょっと教えていただけますか。
そうですね。
タイミングによるかなと思ってまして、
特に2025年の7月にシリーズBの調達をしているんですけれども、
1年前のタイミングで行った資本性ローンであったりですとか、
これに関しては当然やはりどのぐらい次まだ成長できるかっていうところがやや不透明なところもあったので、
近期化さまにしてもある程度そこの黒字化の改善性っていうのは見る観点としては低かったのかなというふうに思っています。
一方でシリーズBをやったその1年後のタイミングでは、
やはりそれなりに成長していったりですとか、
黒字化の改善性っていうところもある程度確からしいよねっていうふうに見えることがプロファイル融資につながってくるという側面はありますので、
やはりこのシリーズB前後っていうところからですね、
今見えている延長性の世界で黒字化するような保守係数っていうところの改善性は極めて大事だと思っていますし、
そういったところはまさにきちんと準備してコミュニケーションしたっていうところは背景としてあります。
一方でまた別の観点なんですけれども、こういう保守係数を作っておくと、
やはりAPT投資家ともコミュニケーションしている、すごくうまくいった世界線の計画と、
そうじゃない、達成しなかったときの計画の数値っていうのもある種保守係数として頭に入りますので、
実際のビジネスを運営する中でもコストを抑えて運営したりですとか、
事業がうまくいかなかった場合の数値が頭に入るようになるのかなと、そういう観点でもお勧めです。
ありがとうございます。
金融機関とのコミュニケーションであったりとか、
杉本さんが考える戦略的にデッド活用というところを伺ってきたんですけれども、
最後にぜひ今後のシルパさんのご展望などについても伺っていきたいなというふうに思っているんですけど、
先ほど伺ったシリーズBというのはファーストクローズというところだったのかなと思うんですけれども、
今後はセカンドクローズというのはご予定されていらっしゃることなんでしょうか。
そうですね、年末年始というところも含めてですけれども、
事業展開と人材採用
今一軒復帰にしていまして、セカンドクローズ、ファイナルクローズというところで引き続きファイナンスはやっていっていると。
ただ、軸足自体は事業をいかに展開していくかというふうに向かっていまして、
より今後のシリーズBでやっていくこととして、プロダクトをいかに多角化していくかというところもそうですし、
ビジョンの実現に向けて、いかに会社を速度的に大きくしていくかというところがすごく大事になってきて、
もうすごくエキサイティングなフェーズになってきてますので、
新規事業の開発であったりですとか、あるいは海外展開というところも含めて、
どんどんいろんなことにチャレンジをしていっているというところですね。
そうなりますと、ますます多様な人材が必要になってくるフェーズなのかなというふうに思いますけど、
絶賛採用中と、さまざまポスト採用中ということでよろしいですかね。
はい、もう本当に今採用はかなり加速をしていまして、
サステラビティ領域に興味を持っていたりですとか、
あるいはこのようなファイナンス手法を多様化して、
より事業を成長させていくというところに興味を持っていただけるようなコーポレートの方であったり、
開発、セールスというところも全方位で、
シェルパーをより成長させていくために必要なことは何でもやっていくというようなマインドで今いますので、
そういったところに興味を持っていただける方であれば、
どんどん一緒にやっていきたいなというふうに思っています。
ファイナンスにおける粘り強さ
ありがとうございます。
もしご興味を持たれた方は、
清本さんのノートからコンタクトされるとよろしいですかね。
はい、ノートからでも構わないし、
Xなんかもやってますので、そこからDMいただいたり、
私カジュアル面談もかなり出てますので、
そういったところからフランクにお話しするというところもぜひできればと思っています。
ありがとうございます。
清本さんのXのアカウントも概要欄に貼らせていただきますので、
もしご興味がある方はぜひとお問い合わせください。
ありがとうございます。
最後に清本さん、これを聞いていらっしゃるファイナンスミックスというか、
ビルフィー型資金調達を志向される企業家の皆さんは多くいらっしゃるかと思います。
何か一言いただけると嬉しいと思うんですけど。
はい。ビルフィー型と書いてるんですけれども、
一番大事なのは粘りかなと思っていまして、
諦めないことですね。
資金調達ってそんなに数こなすってことはないと思うんですけれども、
やっぱりハードな交渉もありますし、
やっぱり今のラウンエイっていうのはどのぐらい続くかっていうところも含めて、
結構ギリギリな戦いになると思うんですけれども、
先を見据えながら、
必要な資金っていうものをしっかり見据えた上で、
そのタイミングでベストなファイナンス手段っていうものを探っていく。
いろんな選択肢があるので、
私が今回申し上げたような、
エクイティー以外の手段っていうのもあるんだよっていうところで、
例えば信頼できる知人であったり、
VCさんからのリハーラル等でチャレンジをするであったり、
それで少しお悩みを伸ばして事業を拡大して、
エクイティーにつなげていく。
この辺りをしっかり積み上げていくっていうのが、
結果としてミルフィーになったのかなというふうに思ってます。
あきらめずに積み上げていくっていうのをやっていくっていうのが、
極めてスタートアップのファイナンスにとって大事かなというふうに思っています。
初めから綺麗にミルフィーができたというより、
本当に粘りの賜物なんですね。
そうですね。
今日いいお話を伺いました。ありがとうございます。
本当にいろいろ、清野さんの経験談を手安く語っていただきまして、
非常に勉強になりました。ありがとうございます。
ありがとうございます。
企業のデッドファイナンス、この番組は毎週火曜日、木曜日の17時30分、
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企業のデッドファイナンス、最後までお聞きいただきましてありがとうございました。
次回もどうぞよろしくお願いいたします。
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