はじめに:イライラと肝の関係
こんにちは、薬剤師ももです。
80歳で逆上がりができるおばあちゃんを目指しています。
この番組は、30代から始める未来の体づくりということをテーマに
食べるものをおいしい薬に変える食薬を通して
心と体が整う一生ものの洗濯術を声の処方箋としてお届けしております。
移動中や家事をしながら、横になりながら、ながらギリで大丈夫。
今日もあなたの心と体がゆるりと整うヒントになれば嬉しいです。
今日はですね、ふみちゃんさんからリクエストいただきまして
前にですね、感心肥肺腎と五臓と感情の関係ということで
ネガティブなのは性格のせいじゃなくて、臓が弱っているとか
そういったことをお話ししたところですね、そのふみちゃんさんから
それぞれについて詳しいことを知りたいというようなリクエストをいただきまして
今日から5回にわたりまして、毎週月曜日に
感情と臓ということで、それについてお話をしていきたいと思います。
今日はですね、肝ということで、イライラトゲトゲは肝のSOS
穏やかな私を取り戻す食薬ケアについてお届けしていきたいと思います。
皆さんはここ最近、パートナーだったりお子さんだったり
お仕事の仲間に対してトゲトゲした言い方をしてしまったり
ちょっとしたことでイライラして自己嫌悪に陥ったり、そんなことないですか?
30代、40代、50代と本当にやることが多くて、自分のことを後回しにしがちですよね。
それでちょっとふとした時に、なんで私こんなに怒りっぽいんだろうって
ちょっと自分を責めてしまうこともあるかもしれません。
ただ、そんな時はちょっと胸に手を当てて、自分を責めるのを1回お休みしてみてください。
もしかしたらですね、そのイライラは自分のせいではなく、肝という部分が弱っているからかもしれません。
ちょっとキャパオーバーだよっていう体からのSOSサインかもしれないですね。
今日は私たちの自律神経だったり、イライラっていう部分をコントロールしてくれる肝っていう部分を
優しくいたわって、穏やかな私を取り戻すための食薬のポイント、それから今日からできる簡単なケアについてお話ししていきます。
若い頃よりも今の自分が一番好きと胸を張って言える毎日のために、今日も一緒に心地よい選択をしていきましょう。
東洋医学における「肝」の役割と不調
さてですね、今日取り上げていく東洋医学で言う肝なんですけれども、
これは全身のエネルギー、
漢方では全身のエネルギー、キーの部分ですね、キーと言うんですけれども、
気の巡りをスムーズに整える仕事と、元気な血液をたっぷりたくわえておく仕事、それを司っています。
会社で言うと、全体のスケジュール管理をしながら予算もがっちりキープしている、そんなとっても優秀な部署なんですね。
ただストレスや疲れがたまって、この部署の働きが乱れると、エネルギーが体の中でギュッと滞ってしまいます。
この状態を漢方では換気浮血とも言うんですけれども、
このエネルギーの渋滞というのが起きると、心は情緒不安定になってイライラしやすくなりますし、
そのイライラが爆発して激しい怒りになると、今度はキーという部分が頭に一気に跳ね上がって、頭痛だったりめまいを引き起こす原因にもなってしまいます。
イライラしすぎたら頭が痛くなるという経験ありませんか。
私は新卒で入った会社の時にもストレスがすごすぎて、毎日めちゃくちゃイライラしていたんですけれども、
その時すごい頭痛がしていたのは、今となってはこういうことなのかとちょっと納得したりもしています。
ではですね、この頑張り屋さんな勘という部分を助けてあげるために、私たちはどんな食事を選べばいいのでしょうか。
イライラ解消のための食薬ケア:積極的に摂りたい食材
続いてそれについてお話をしていきます。
では積極的に摂りたいお助け食材というのを3つのポイントでお伝えしていきます。
1つ目はエネルギー、気の巡りを良くする食材です。
ぜひね、今日でも明日でもお買い物に行ったら香りの強いお野菜というのを選んでみてください。
例えばセロリだったり春菊、蜜葉、シソ、ミントなどですね。
これらの香りの成分というのがガチガチになった自律神経を優しく緩めてくれます。
またレモンやオス、梅干しといった酸味というのも肝の働きをスムーズにしてくれます。
2つ目は肝臓の下毒を助ける食材です。
肝臓というのは体の中のゴミを処理する下毒工場でもあります。
ここをバックアップしてくれるのがブロッコリー、スプラウト、キャベツ、大根、玉ねぎ、ニラといったお野菜たちですね。
含まれる成分が下毒機能を強力にサポートしてくれます。
さらにタコやイカ、ホタテやアサリといった魚介類にはタウリンが豊富です。
このタウリンは有害物質を外に出すのを助けて自律神経を安定させてくれます。
このブロッコリー、スプラウト、キャベツ、大根、玉ねぎ、ニラ、こういったお野菜とタコやイカ、ホタテ、アサリといった魚介類を合わせると最強の食薬メニューになるので、ぜひ試してみてください。
3つ目は肝の栄養を補う食材ですね。補欠食材。
血を補うと書いて補欠です。
血液が足りなくなると、肝というのは栄養不足でますます不安定になります。
レバーや牛肉の赤身、カツオ、卵などで鉄分とタンパク質をしっかり補給しましょう。
ここで薬剤師として専門的なお話をすると、イライラが止まらないときは体の中で胴というミネラルが過剰になっていることがあるんですね。
それを抑えてくれるのがアエンです。
体の中で胴とアエンというのはシーソーのようなバランスになっているんですね。
胴が多すぎるときはアエンを補給すれば、アエンの方が重くなるから胴が出ていってくれるというような感じです。
アエンが多く含んでいるのがカキ、それからカシューナッツとか卵黄とかというのもアエンを取れる食材なんですね。
そういったものを意識して取るのがイライラを根本から沈める選択になります。
ではここまでちょっと取りたい食材についてお話をしていきたいんですけれども、
イライラ解消のための食薬ケア:控えたい食材
そのイライラのSOSが出ているときに肝に負担をかけるお休みしたいものについて、ちょっとここからお話ししていきます。
まずは白いお砂糖、白砂糖や菓子パン、あとはジュースとかですね、清涼飲料水ですね、砂糖が入っている飲み物。
これらは肝臓に負担をかけて代謝をガクッと落としてしまいます。
あとは揚げ物とか、結構お惣菜の油とかコンビニのホットスナックとか、そういう質の悪い油ですね。
それから大量のアルコールというのも下毒の担当の肝臓に直接的なダメージを与えてしまいます。
あとね、意外かもしれないんですけど、健康のためにお魚食べよう、マグロとかメカジキみたいな人いると思うんですけど、
マグロとかメカジキといった大型の魚っていうのは、水銀とか重金属が溜まりやすいんですね、体に。
なのでイライラが強い時っていうのはちょっと控えめにするのがおすすめです。
イライラする時ほどチョコレートとか甘いものっていうのをどか食いしたくなる気持ちもわかるんですけれども、
これらにはチョコレートとかココアとかそういうものには銅が多く含まれているので、
このイライラしている状態の時に食べ過ぎると、ちょっとイライラに拍車をかけてしまうことがありますので、
疲れた時はチョコの代わりにナッツを一つまみ選んでみてください。
食事以外の肝ケア:今日からできること
最後に今日からできる食事以外の肝のケアについてお話をしていきます。
一つ目は目を休めることです。
目は肝とダイレクトにつながっています。
イライラする時ほどスマホ飲みすぎっていうのはちょっと控えて、夜はデジタルデタップスをして、
ちょっとゆっくり休むようにしてみてください。
二つ目は11時までにベッドに入ることです。
夜の23時から夜中にかけては肝臓が一生懸命自分を再生させる時間なんですね。
早めの就寝というのが最大のセルフケアになります。
三つ目は右のお腹の上を直接温めることです。
右の肋骨の下あたりに回路を張ったり、お風呂入浴して温めると肝臓への血流が増えて元気になります。
最後四つ目ですね。
四つ目はアロマや深呼吸、心地よいお散歩。
嗅覚を刺激することで肝をいたわることができるんですね。
体を緩やかに動かすことで滞ったエネルギーというのが物理的に回り始めるので、
軽くストレッチとかするのもおすすめです。
できない時は寝る前に深呼吸とかでもいいですよ。
まとめ:自分を大切にする選択
イライラしてしまう自分をダメだなって責める必要は本当にありません。
それはあなたの肝というのが一生懸命あなたを守ろうとして疲れてしまっている証拠です。
今日のご飯に少しシソやレモンを添えてみる。
夜はスマホを置いてちょっと早く寝てみる。
そんな自分への優しい洗濯を一つずつ積み重ねていきましょう。
それでは今日の声の処方箋はこれでおしまいです。
今日も最後まで聞いてくださり本当にありがとうございました。
今日の放送、あなたの心にはどんな言葉が残りましたでしょうか。
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食べるものをおいしい薬に変える。
そんな食薬の習慣をもっと詳しく知りたいと感じた方は、
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それでは今日もあなたが自分で自分を幸せにする洗濯ができますように。
また次回の放送でお会いしましょう。
逆上がりの薬剤師、ももでした。