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こんにちは、薬剤師ももです。
ひめくりヘルスケアで心と体が整う暮らし、薬嫌いな薬剤師の一人ごと聞いてくださりありがとうございます。
この放送は、薬に頼らず健康で美しくありたいあなたへ向けてメッセージをお届けしています。
移動中や家事しながらなど、流れ劇で結構ですので、今日も最後までお付き合いくださると嬉しいです。
これを聞いてくださってるあなた、ストレスがたまたりイライラしたりすると、ついお菓子買っちゃおうかなってなりませんか?
数年前の私もそうだったんですけど、最近はイライラしたらそうなる傾向があるっていうのを自分でわかっているので、
お菓子ってやっぱり栄養がないので、食べても結局一時的な満足で終わってしまうんですね。
なので、体に栄養になるものを買おうと思って、最近はお刺身を買うようにしています。
それでですね、お刺身の選び方っていうのが一応私の中であるので、
今日は冒頭に少しお話ししようかなと思っています。
お刺身は青魚のオメガ脂肪酸が含まれているアジやサンマ、サバなどの青魚がおすすめです。
オメガ酸脂肪酸は脂肪を燃焼しやすくしてくれたりとか、質の良い油になるので、おすすめのお魚となっています。
お刺身じゃなくても普通に焼き魚とかとして食べてもらっても全然いいと思います。
お刺身とかお寿司といえばマグロっていうイメージがあると思うんですけど、
マグロは水銀が含まれていますので、あんまり頻繁に食べるのはおすすめしないんですね。
私の食べ方としては質の良いものをたまに食べるっていうのがおすすめです。
ツナ缶もマグロが使われていることって多いと思うんですけど、
マグロが使われているものじゃなくてカツオのツナ缶があるので、そちらを選んでもらうといいのかなと思います。
ぜひ皆さんもご褒美のスイーツが食べたくなったときは、甘いものの代わりに体に栄養となるお刺身を買うことをおすすめします。
ということで今日のテーマ行ってみましょう。
今日はですね、肌の乾燥について薬膳的なアドバイスをするというテーマでお話をしていきたいと思います。
今日はちょっといつもと違って、相談形式でお話をしていきたいと思います。
リスナーさんから届いたお悩みです。
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38歳、2人の子育てをしながらフルタイムで働いています。
最近肌の乾燥がひどく、ハンドクリームや化粧水を塗っても追いつかない感じです。
さらに水分を取っても体に染み込まないようなむくみやすさもあって、食事でできることはありますかということでお悩みをいただきました。
すごくリアルなお悩みですよね。
同じように、保湿しても乾燥が収まらない、むくみやだるさがあるという方多いんじゃないでしょうか。
特にワーママ世代は家事に育児に仕事にとフル回転ですよね、毎日。
どうしてもやっぱり自分のことは後回しになりがちで、気づいた時には肌や体がひみ分けているみたいなことありますよね。
私も0歳と2歳の2人の娘の母をやってるんですけれども、やっぱりお風呂上がりとかバタバタしてると自分の保湿は忘れてしまっていることも多いですね。
ここで東洋医学で考える乾燥と水の巡りということでお話をしていきます。
東洋医学では肌の乾燥は単純に水分が足りないというよりも、体を潤す力、陰というのを言うんですけど、それが不足している状態というふうに考えます。
これを陰が不足している陰居と言います。
一方で水の巡りが悪い、つまりむくみやすいというのは、水分をさばく力を持つヒとかジンと呼ばれる部分が弱っているサインです。
食生活の乱れや冷たい飲み物の取り過ぎ、ストレスなどで出やすいと言われています。
つまりこの38歳の2人のお子さんのワーママの方のお悩みはですね、体を潤す力が足りないのに水分代謝もうまくいっていないというダブルパンチの状態なんですね。
忙しいママ世代にとっても多いタイプです。
この方におすすめの食事アドバイスなんですが、ポイントは3つあります。
1つ目は潤いを補う食材を摂っていただくということ。
まずは乾いた肌に内側から潤いを届ける食材を摂りましょう。
具体的には白きクラゲ、ユリネ、マツノミ、黒ゴマ、アボカド、梨、リンゴなどが代表です。
ちょっとごめんなさい、今日ですね、左手に赤ちゃんを抱えながらラジオの収録をしてますので時々声が入ってしまってすいません。
はい、潤いを補う食材ですね。
白きクラゲ、ユリネ、マツノミ、黒ゴマ、アボカド、梨、リンゴなどが代表的なものです。
例えばですね、これらの食材を使って子供が寝た後にほっと一息つく時に、コーヒーではなくて黒ゴマのきな粉豆乳ラテみたいなのを作ってみるといいと思います。
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豆乳はですね、体を潤す食材で、黒ゴマはアンチェンジングとかジン、ホルモンを補いながら肌にツヤを与えてくれる食材です。
温めたらやっぱり胃腸にも優しいので、飲まれる時は温めるのがおすすめです。
2つ目におすすめの食材が、消化機能に関わるヒイという部分を助けて水の巡りを良くする、改善する食材です。
乾いた肌に内側から潤いを届けるという次に大事なのが、体の水分の巡りを良くすることです。
消化機能が弱ると、むくみやすく、だるさが出やすくなります。
ここでおすすめの食材が、ハトムギ、ヤマイモ、もち米、人参、かぼちゃ、さつまいもなどですね、どれもスーパーで手に入りやすい食材になります。
朝ごはんを抜きがちな方は、ハトムギ入りスープだったり、ヤマイモ入りのお粥とか、そういうのをちょっと食べてみるのもおすすめです。
朝どうしてもバタバタして忙しいという方は、前の日の晩に仕込んでおけばレンジで温めるだけなので、時短にもつながります。
やっぱり朝ごはんを抜くとですね、体も冷えたままだし、代謝も上がらないですし、ですので、体をポカポカして水の巡りもスッキリしていきましょう。
最後3つ目がホルモンとか、アンチエイジングとかに関わるジンという部分を補う食材です。
潤いな身の素であるジンを補うことも大切なことになってきます。
黒豆、クコの実、栗、ナツメ、ヒジキなどがおすすめ食材です。
例えばですね、常備菜として、黒豆の煮物を冷蔵庫に置いておくとか、そのまま食べてもいいですし、ヨーグルトとかにトッピングしてもおいしいので、
このジンという部分を養いながら、お肌と体の潤いをしっかりキープすることができます。
ここまででおすすめの食材をお伝えしてきたんですけれども、日常生活のポイントもあります。
1つ目が朝食は抜かないということ。
消化期間が夜に比べて朝の方が元気に動く時間なので、その時間に食べておくと、その日1日の水の巡りが整いやすいです。
2つ目、冷たい飲み物を避けること。
冷たい水とかアイスコーヒーというのは、消化期間に司る火の部分を弱らせて、余計にむくみとか乾燥を悪化させてしまいます。
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3つ目がスープやお粥で温かく潤すこと。
潤いと代謝アップを温めることで同時に叶えることができます。
粉の乾燥とむくみ、両方に悩むときは外側のスキンケアだけではなかなか解決しないんですね。
お伝えした潤いを補う食材だったり、水の巡りを良くする食材だったり、賃を養う食材、この3つを意識して食事に取り入れてみてください。
忙しい毎日でもちょっと工夫するだけで、体とか心というのは応えてくれるので、ママ自身が元気でいることが家族の笑顔にもつながりますからね。
はい、ということで今日のお話はこれでおしまいです。
今日は相談ベースのラジオ声の処方箋をお届けしたんですけれども、いかがだったでしょうか。
また放送を聞いてレターやコメントいただけると励みになりますので、ぜひお待ちしております。
これを聞いてくださったあなたが今日も1日、心も体も元気で自分らしい1日を過ごせますように。
薬切れ屋の薬剤師、ももでした。