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#30_村上龍「働くことを考えた青年」_妄想労働文学研究
2026-10-28 10:42

#30_村上龍「働くことを考えた青年」_妄想労働文学研究

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田舎社労士さだきちの路傍観察日記
第30回
村上龍 働くことを考えた青年
わけあって都会の会社を退職したさだきち よくさだきちゃんって呼ばれるんですけど
日々をぼーっと観察して 考えたことをお話しするポッドキャストです。
10分くらいで終わります。 村上龍さん
有名な作家の方ですね。 亡くなって
いろいろな人が
いろいろなことを言っていて 同じく作家の金原ひとみさんが
朝日新聞に追悼文を載せて、それが大きな反響を読んでいたり
facebook上で 村上春樹との比較、両村上になって言われましたが
どんな作家だったのかっていうのを論じている人がいたり
SNSでは カウンブリア宮殿で
かつて渡邉の渡辺美樹社長との応酬をした 時の記録が掘り起こされたりとか
いっぱいその詩というものが影響を与えている
んだなと思います。 私自身も
少年期というか少女だった時から
青年期、人生どん底だった青年期にかけて 村上龍は割と多く読んできた方だと思います。
90年代に暗黒の青春を過ごした世代です。
私たちは インザ味噌スープに戦立し
さかのぼってトッパーズや 限りなく遠目に近いブルーに命定しました。
コインロッカーベイビーズ 5分後の世界 半島でよ
に連なる系風の小説に 打ち鳴る闘争心を
03:04
託しました。 同世代の妻吹くん主演で
69が映画化された時は 爽快感も感じました。
でもいつしか 私たちは村上龍を読まなくなりました。
希望の国のヨクソダスは実は読んでないです。 そして13歳のハローワークも読んでいません。
カンブリア宮殿は 夢中になるジップの姿を
私はどこか覚めた目で見ていました。 要は私は
村上龍は好きでした。 よく読みました。
その中でも印象に残っているのが 人生どん底だった時に読んだ半島を出よ
でした。 争ううちはですね
北朝鮮の兵士の一部が 一部というか少数なんですけどね
福岡のホテルに立てこもってテロというか 戦うみたいな話なんですけど
よかったらアマゾン等で手に取って 図書館にも必ずある本ですので手に取って
いただければと思うんですけれども その中に
今でも覚えてるんですけど 描写があるんです。手についての描写です。
嘘か誠かってところあるんですけど 北朝鮮の兵士が手刀を鍛えるために
石がいっぱい詰め込まれたバケツの中に 手を突っ込み続けるっていう訓練がある
というふうに書かれていました。 その北朝鮮の兵士が
福岡のホテルに立てこもった時に 日本製のティッシュに触れるんです。
そのティッシュの肌触り、柔らかく薄い紙に感動して
こんなに柔らかくて薄い高価な紙が無料なの?って驚くんです。
そのシーンが妙に印象に残っています。
確かこの考えを女性兵士に語らせていた気がします。
ここまではちょっと小説が手元にないので 明確ではないんですけど。
半島デヨの処出が2005年 地下鉄サイン事件が1995年ですから
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ちょうど10年後になります。
日本がゲリラ船に弱いことが非常に露呈したサイン事件。
それから同年に阪神淡路大震災、 神戸の地震が起こっています。
その2年後1997年に 坂木原、神戸連続自動殺傷事件があり
そしてしばらく時を経て半島デヨが出ます。
2005年、実はこれはリーマンショック前です。
少しずつ日本の経済が立ち直ってきたかな?
ひょっとしたら景気が少しずつ これから良くなっていくんじゃないかって思っていて
それが2008年のリーマンショックに叩き潰されるわけですが
少しずつ私たちは平成不況から回復してきたんじゃないかと
錯覚していたような年に半島デヨが出てるんですよね。
その当時私は大学生を辞めた直後、卒業できなかったので
半島デヨを読んだのは初出の2、3年後なので
本当に人生どん底だった時だと思います。
その私が夢中になって読んだ半島デヨですが
北朝鮮の兵士たちと戦う主人公たちは働いていませんでした。
ほぼほぼ全員がニートでした。
村上龍の小説において
勝川の人っていうのは大体働いていない人で
ほぼほぼ主人公は働いていない人、働く人に反抗する人でした。
その中で割と働いていたのが職業軍人だったりします。
そんな働かないことにある種のプライドというか
それな感じを受けるんですけど
その村上龍が晩年というか後年というか
カンブリア宮殿やったり13歳のハローワークを描いたり
働くこととは何かという問いにシフトしていくんです。
09:03
まるでニートの青年が働くことって何だろうって
哲学的に考えるように思えます。
早熟の天才タイプだったと思います、村上龍は。
だからこそ働くっていうことをある種しなくてよかった。
でもその村上龍が後年働くことを考えた
このことには私は大きな意味があると思っています。
いつかじっくり考えたいですね。
村上龍が考えた働くとは何かを
田舎シャロシー貞吉の老房観察日記
第30回 村上龍 働くことを考えた青年
この話の続きはまた明日。またね。
10:42

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