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2025-04-11 17:56

#285/習慣を蝕むスマホ毒

#習慣 #習慣化 #毎日配信 #スマホ
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サマリー

このエピソードでは、スマートフォンが人々の習慣に与える悪影響について探求しています。特に、集中力の低下や快感中毒、思考の断片化など、スマホに関連する五つの証拠を通じて、注意が必要な点について考察しています。スマホの過度な利用が自己肯定感や集中力を低下させ、結果として習慣を続けられなくなることが研究によって示されています。利用時間を見直し、スマホとの付き合い方を改善することで、自己肯定感を取り戻す手助けとなるでしょう。

スマホの影響を考える
おはようございます。モロトメ ジョーです。
今日もチャレンジしてますか?
今朝も散歩をしながら収録しています。
時間は5時34分です。
横浜の空は、昨日に引き続き、
分厚い雲に覆われている感じですが、
ほんのわずかな隙間から、少しだけ朝の光が差し込んでいる。
そんな感じでしょうか。
ところで、最初の挨拶を、
こんにちはから、おはようございますに変えています。
お気づきでしょうか?ということで、
いやいや、知らんという話かもしれませんが、
朝に収録しているということもありますし、
できれば朝の習慣の一つとして、
聞いていただけたら嬉しいなというような思いも込めて、
こんにちはから、おはようございますに変えてみたよという、
そんなお話をしたところで、
今日のテーマに入っていきましょうか。
今日は、習慣を蝕むスマホ毒ということです。
スマホは毒だという話は、
嫌ほど聞いているかもしれませんが、
ここで改めてということですよね。
しかも習慣を蝕むということで、
このチャンネルでは習慣をテーマにしていますが、
その習慣の邪魔になるよねというような話に、
焦点を当ててということになります。
そんなわけで、少し耳が痛いテーマであり、
そんなお話になるかもしれませんが、
それはそれとしてということで、
どんなことから始めていこうかなということではありますが、
スマホが毒だと言われても、
いやいや、スマホは誰でも使っているし、
便利な道具だろうと、
なければ困るだろうと言われてしまえばそうなんです。
スマホは本当に便利ですよねと、
ここだって情報収集したりとか、
連絡をしたりとか、
メモを取ったり、あるいは時には買い物をしたり、
読書をしたりと、
何でもできるし、何でも使っているということなんですが、
スマホ毒の症状
便利すぎるか故に、気づかないうちに、
ギャル気ですとか、
考える力を蝕んでいるスマホ毒というものが、
あるんだということになります。
そこで今日は、
科学的な5つのエビデンスですよね。
エビデンスというとカッコつけているようなんですが、
証拠とか根拠というようなことを交えながら、
スマホと習慣の関係についても
お話をしていこうということです。
まず、こんなことありませんかということなんですが、
朝起きてスマホの目覚ましを止めたその手で、
気がついたら、
SNSを開いていた。
ちょっと調べ物をしていただけのはずなのに、
なぜかスマホでゲームをしていた。
そして通知が鳴るたびに反射的にスマホを開いてしまう。
しかも何を見たかったのか、
よくわからないまま時間がとけている。
これ、僕ももちろん経験があります。
そしてこういった状況こそが、
今日のテーマであるスマホ毒の入り口ということになるわけですよね。
そこでスマホ毒の正体というような感じで
お話をしていきますが、
まず1つ目のエビデンスですよね。
証拠とか根拠ということなんですけれども、
これは視界にあるだけで
集中力が下がるんだというお話です。
視界というのは目に入るだけで
集中力が下がるということですね。
これはテキサス大学の研究なんですけれども、
スマホは使っていなくても
机の上に置いてあるだけで
集中力と記憶力が下がるという研究結果が出ています。
ここでのポイントは、
ただ置いてあるだけでダメだということなんですよね。
電源を切っていようが、バッグに入れていようが、
脳は、脳、頭ですよね。
頭はそこにスマホがあるとわかっているだけで、
脳のリソース、これを奪われてしまうんですよね。
見えているだけ、そこにスマホがあるとわかっているだけで、
思考のパフォーマンス、考える力が落ちるんだということです。
ですから触っていないから大丈夫というのは、
実は通用しないということなんです。
これ結構怖くないですかということですよね。
でも思い返すと思い当たる節もあるんじゃないでしょうか。
机の上にスマホが乗っていれば気になりますよねと、
カバンの中にスマホが入っていれば、
ちょっと見てみようかなと思うじゃないですかということなので、
じゃあどうするかというのはまた後でお話をしてみたいと思います。
ではスマホ毒の正体2つ目ですね。
これは通知がご褒美中毒を作るというようなお話です。
なんのこっちゃということかもしれませんが、
スマホの通知ありますよね。
メール、SNS、あるいはニュースアプリの通知、
どれも通知が来た瞬間、ちょっとドキドキとかワクワクしませんかと、
これを開くと何があるんだろう、どんな情報があるんだろう、
みたいなことですよね。
このワクワクしている時、脳内、頭の中では
ドーパミンという快楽物質が出ているわけですね。
このドーパミン、結構クセものでして、もっと欲しい、
次も見たいと脳が短期的で刺激的な報酬を求める中毒状態に
入っていきやすいということなんです。
これが続いてしまうと、今やるべきことよりもすぐ快感が得られる、
そういったことに脳が引っ張られていっちゃうわけですよね。
そうすると、集中力、それから考える力に
悪い影響があるんじゃないのということです。
ですから、気づいたら自分の行動が自分で選んだものじゃなくなっている
なんてことが起きてしまうんですよね。
これも怖いじゃないですかということです。
ではどんどんいきましょう。
スマホがもたらす危険
スマホ毒の症態3つ目は、思考が断片化した、そして深く考えられなくなるということです。
思考ですね。考える力が断片的になってしまう。
そうすると深く考えられないという話なんですけれども、
スマホを使うときに僕たちはアプリを頻繁に切り替えていませんかと。
例えばLINEからSNS、それからカレンダー、そしてニュースアプリみたいな感じですよね。
これっていわゆるマルチタスク状態、複数のタスクを同時並行でやっている。
これをマルチタスクというわけですが、
これが脳に対して、頭に対して強烈な負担をかけるということがわかっています。
カリフォルニア大学の研究によると、一度注意が逸れてしまうと、
もう一度集中状態に戻るまでに平均して23分かかるという研究結果があります。
もう一度言いますけれども、一度集中が途切れると、またその集中状態に入るのに23分もかかるんです。
つまりということなんですが、スマホの通知に反応してばかりいると、
こちらのほうは常に考える力が浅くなる方向に引っ張られてしまうということですよね。
これもどうでしょうか。パフォーマンスがめちゃめちゃ落ちるという点ではよろしくないですよね。
ですから考えがまとまらないとか、集中力が続かないというその原因はスマホなのかもしれないよねということになります。
では続いて、スマホ独の正体4つ目なんですけれども、創造性が下がるというものです。
創造性というのはアイデア、思いつくとか、ひらめきみたいなことなんですけれども、
これっていうのは基本的にはというか、実はというか、静かである程度暇な時間から生まれるものじゃないのということなんです。
逆にノイズですよね。ノイズというとここではスマホの情報みたいなことなんですけれども、
そういったものと創造性の関係を調べた研究があるんですよということなんですが、
これによると思考が分散されると、思考というのは考えるということですけれども、
これが分散されるとアイデアの質がガクッと下がるということが研究結果でわかっています。
つまりスマホを頻繁に使うことによって脳の中、常におちゃおちゃになっていませんかと、
思考が分散していませんかということなんです。
こうなってくると、先ほど言った創造性、新しい発想、アイデア、ひらめきみたいなものが浮かぶ余地が少なくなってしまうということなんですよね。
なので最近新しいこと思いつかないなというような人は、もしかしたら頭の中の余地、余白みたいなものがスマホによって奪われているからかもしれないということになります。
怖いことばかりお話をしていますが、一番最後、一番怖い話をしますということでいえば、
スマホ毒の正体、5つ目は自己肯定感が削られるというものです。
これはスマホの最も根深い毒なんじゃないかと僕は思っているんですが、どういうことかというと、
スマホですよね。スマホみたいなものを使っている時間をスクリーン時間、スクリーンタイムとか言うわけですけれども、
スマホの影響と自己肯定感
これが1日1時間を超えると自己肯定感、自分のことを認める感覚ですよね。
自分はこれでいいんだという自己肯定感とか、幸福度あるいは集中力、やる気が下がるという傾向が研究でわかっています。
1日1時間ですよ。短いと思いませんかということなんですが、ちなみに現代人の大半がこの1日1時間というものは大きくオーバーしています。
今のスマホの利用時間というのは1日平均4時間以上みたいなデータがあるんですよね。
なので、多くの人が1日4時間以上使っているんだとしたら、先ほど言った1日1時間というのはUに超えているわけですから、
多くの人が自己肯定感、幸福度、集中力、やる気みたいなものが下がっているということになるじゃないですかと。
つまり、多くの人が静かにメンタルを削られているみたいな状態にあるわけです。
そして、自己肯定感が下がるとどうなるんだっけという話ですけれども、
例えば小さな失敗、それでも心が折れてしまうとか、何かをやろうとしてもどうせ自分には無理と思ってしまうとか、
習慣の話に関して言えば習慣が続かなくなるとか、そういったことが起きるわけです。
なので、スマホが直接習慣を壊すというよりは、スマホが自分を信じる力を削っていくみたいなことで習慣が壊れていくということなんですよね。
なので、自己肯定感、大事だとは言われますけれども、その自己肯定感をスマホが壊している。
1日1時間以上スマホを使わない人はむしろ少ないと思いますので、基本的に悪影響を受けているかもしれないという前提は抑えておいたほうがいいかもしれません。
スマホ利用の見直し方法
じゃあどうすればいいんだという話ですね。
最後にしていきましょうということなんですが、別にスマホを捨てようと言っているわけじゃないですよね。
スマホを捨てたら不便でしょうがないだろうという話なので、ただ使い方の見直しは本気で必要なんじゃないかなと思っています。
例えば、僕がやっていることで言えば、朝起きたらスマホは開かないということですね。
座ったとしても開かないと。
座ったとしてもというのは、例えば持ち上げて運ぶ。
僕は寝室にスマホは持ち込んでしまっています。
本当は持ち込まないほうがいいと言われていますが、一応、念のため持ち込んでいるということですね。
念のためというのは、家族から緊急の電話とかあったら困るなということで持ち込んでいるわけですが、朝起きたときにスマホは開かない。
そのまま持ち上げて運ぶということですよね。
開いてしまうと、先ほども言ったマルチタスク状態みたいなことになりかねないわけです。
それから何か仕事をしていたりとか、何でもいいですがプライベートで人と話をしているときもそうかもしれませんが、そういったときにはスマホを見えないところに置こうというのはありますよね。
先ほどそんな話をしましたが、僕は特にデスクワークで集中したいときにはタイムロッキングコンテナにしまっています。
タイムロッキングコンテナというのはAmazonで検索すると出てきますけれども、スマホを入れて鍵をかけてしまう、そして時間になるまで開かないというものですね。
なので物理的にスマホを触れなくしてしまう。
こうすると頭もそれを理解するので、スマホを開けないんだということで興味を失うということですよね。
これ意外といいと思いますので、どうしても何かスマホが気になるという方は一旦試してみるというのはおすすめかもしれません。
それからSNSとかメールは決まった時間にだけ開くと決めることということですね。
あと僕はスクリーンタイムの機能で1日に使える時間、SNSのアプリとかメールのアプリに使える時間を制限してしまっています。
なので時間が経つとアプリを開こうとしても開かないということですね。
これもまた一つの方法じゃないでしょうか。
それからスマホのホーム画面、これを1ページに押さえ込むということですね。
ホーム画面にアプリが並んでいると思いますが、これを何ページも何ページもいろんなものを並べているからいろんなものをいじりたくなるわけです。
なので1ページに制限する。
あとはですね、iPhoneの場合はホーム画面から消すことができるのでアプリを削除するんじゃなくてアプリをホーム画面からは見えないようにしておくこともできるので、
そういった機能を使いながらホーム画面は1ページにまとめるというようなことも有効ではないかと思います。
それから最後は超基本の基本ですが通知はできるだけオフにするということですね。
もう基本オフで例外的なものだけをオンにするというような状態かと思います。
というわけで、そんなことをしていくと習慣のリズムも戻ってくるんじゃないでしょうかということです。
自分の1日、自分の時間というものをですね、自分でコントロールしているという感覚も戻ってくるんじゃないかと思います。
なので、もし今あなたが続けたいことが続かないとか何だか集中できないとかいつも焦っているそんな風に感じているんだったら、
もしかしたらそれはあなた自身のせいではなくてスマホが知らないうちに習慣の邪魔をしているだけかもしれない、そんなお話でした。
スマホ毒ですよね。スマホの毒は静かにじわじわと蝕んできます。
でもそれに気づけた人から自分の時間、自己肯定感なんかを取り戻せるんじゃないでしょうか。
ぜひ今、今日このお話を聞いたタイミングであなたのスマホとの付き合い方を見直してみるというのはどうでしょうか。
それが自分の習慣を守る一歩になるかもしれません。
というわけで、今日のお話はこれくらいにしたいと思います。
それではこの後も良いチャレンジを。また明日。
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