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2025-11-18 06:55

#354/「無理しない」と「怠惰」は違う

#習慣 #習慣化 #無理しない #怠惰
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サマリー

このエピソードでは、「無理しない」と「怠惰」の違いについて深く考察しています。特に、行動を続けるための調整方法や、怠惰に陥る危険性について学んでいます。

無理しないの本当の意味
こんにちは、モロトメ ジョーです。
今日もチャレンジしてますか?
さて、この番組では、習慣をテーマにお届けしていますが、
今日は、習慣を続けようとするときに、
多くの人が陥りがちな罠についてお話ししてみようと思います。
それは、無理をしないという言葉の扱いです。
例えば、体調が万全じゃないから今日は無理しないでおこうとか、
気分が乗らないから無理をしないでおこうとか、
そういった無理しないという言葉の扱い、
一見、自分を大切にしているようで、とても聞こえはいいですよね。
僕自身、体調を崩して療養していた経験から、無理をすることの危険性は痛いほどわかっています。
でも、その無理しないが、いつの間にか行動しないための便利な言い訳、
つまり、怠惰とすり替わってしまっていることはないでしょうか。
そこで、今日のテーマは、無理しないと怠惰は違うというお話です。
僕たちは何かをやるなら、完璧なコンディション、いわゆる絶好調で臨みたいと思ってしまいがちです。
でも、以前の放送でもお話しした通り、そんな絶好調な日なんて、一年のうちに数えるほどもないんじゃないでしょうか。
無理しないという言葉を、絶好調じゃないからやらないという意味で使ってしまうと、それはもう怠惰への入り口です。
やるかやらないかの100か0かで考えてしまうと、100%じゃない日は全てやらない日になってしまうんです。
僕が体調不良で療養していたときに、100%の力なんて到底出せませんでした。
もし絶好調を待っていたら、僕は療養中の3ヶ月以上、本当に何もできなかったはずです。
その経験から学んだ、無理しない、これの本当の意味は、行動を0にしないための調整です。
100%は無理でも、今日のコンディションが60%なら、その60%でできる最低ラインを実行するということです。
例えば、ランニング30分が100%だとしたら、5分間のストレッチや散歩でOKとするみたいな、これは怠惰とは全く違います。
無理しないとは、ゼロを選ばず、継続を途切れさせないための、とても積極的で賢明な習慣の戦略なんですよね。
怠惰の回避法
一方で、怠惰とは何でしょうか。
それは、60%の力でできることさえも、無理しないという言葉を縦にして、行動をゼロにしてしまうことです。
例えば、気分が乗らないからやらないとか、体調が安全になったら本気を出すとか、完璧な状態じゃないから意味がないとか、そういった考え方。
これらは全て、行動しない自分を正当化するための言い訳であって、怠惰です。
無理しないという言葉で自分を甘やかして、行動を先延ばしにしているだけなんですよね。
では、どうすれば、怠惰にならずに無理しないを実践できるのか、僕が意識している3つのステップをご紹介しておきます。
まず、一つ目は、今日のコンディションを把握するということ。
これは、今日の自分は60%だなとか、自分の状態を客観的に認めます。
100%ではない自分を受け入れるということです。
そして二つ目のステップは、無理しないライン、言い換えると最低ラインを決めるということ。
その60%の力でできる最低限のアクションは何か、これを決めます。
大切なのは、完璧ではなく完了させること、そしてゼロにしないことです。
最後、三つ目のステップは、怠惰のサインに気づくということ。
絶好調を待っているとか、完璧にできないからやめようという思考が頭をよぎったら、
これは怠惰の言い訳じゃないだろうかと、自分にツッコミを入れます。
そして先ほどステップ2で決めた最低ラインだけを実行するようにしましょうというお話です。
というわけで、無理しないは、自分を大切にしながらしなやかに習慣を段続、継続再開させていくための知恵です。
怠惰は自分を甘やかし、習慣を中断、失敗させてしまう罠です。
この無理しないと怠惰の違いを切り分けておこう、今日はそんなお話をしたということになります。
僕がこの配信を毎日配信から3日に一度のペースに変えたのも、まさに無理しないための調整です。
これは怠惰ではなく、この先も長く続けていくための、僕なりの積極的な選択なんだと考えています。
さて、あなたが無理しないという言葉で、先伸ばしにしていること、今日の60%の力でできることは何でしょうか。
というわけで、今日も最後まで聞いていただきありがとうございました。
この後も良いチャレンジを。それではまた3日後にお会いしましょう。
06:55

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