判断軸の重要性
こんにちは、モロトメ ジョーです。
今日もチャレンジしてますか?
さて、まもなく11月28日。
街でもインターネットでも、ブラックフライデーの熱気に包まれていますよね。
一年で最も買うことへの関心が高まる時期と言えるのかもしれません。
あなたはどうでしょうか?
僕たちはつい、そのお祭りのような雰囲気と
今だけとかお得だという言葉に流されて
本当に必要ではなかったものまで無意識にカートに入れてしまいがちです。
それは僕たちが心のどこかでお得を逃すことへの不安とか
何かを手に入れることで
満たされようとする一種の習慣や執着があるからかもしれません。
そこで今日は、そんな熱気の中で自分軸を保つための
買う・買わない、その3つの判断軸についてお話ししてみようと思います。
この判断軸はもちろん、僕自身が普段使っている考え方でもありますので
参考になれば幸いです。
というわけで、まず一つ目の判断軸なんですけれども
価格が理由なら買わないというものです。
まず僕が一番意識しているのがそれということなんですけれども
これと似たというか、よく言われる格言に
迷う理由が値段なら買え、買う理由が金額ならやめておけ
そんな話を聞いたことがあるかもしれません。
もう一回言っておきましょうか。
迷う理由が値段なら買え、買う理由が金額ならやめておけと
はい、その買う理由が金額ならやめておけというのは
まさに安いからという理由だけで買おうとしている状態です。
それは一見賢い選択のようですが
実はお得な機会ということへの執着に縛られているだけかもしれません。
本当に大切なのは安いかどうかということではなくて
今の自分に本当に必要かという視点ですよね。
価格を理由に買ったものは結局使わずに未来の荷物となったり
僕たちの心の余白を奪っていくということがあるので
注意した方がいいんじゃないかなと思っています。
続いて判断軸の2つ目ですけれども
ステータス目的なら控える
ステータス目的というのは
例えばこれを持っていたらすごいと思われる他人からということですよね
あるいは人からよく見られたいみたいな
そういった動機はまさに他人軸の消費だと言えます。
僕は以前すごいねと言われるための運動をやめたという話をしましたが
他人からの評価を基準にするといつか必ず疲弊してしまいます。
それは僕たちが無意識に背負い込む
何々すべきといった重たい荷物これと同じなんですよね。
何かを持つべきという常識に振り回される必要はないと思います。
なので繰り返しですけれども
これを持っていたらすごいと思われるんじゃないかとか
人からよく見られるんじゃないかといった動機、モチベーション
これによる買い物は控えるということを意識しましょうというお話でした。
新しい体験への投資
最後3つ目の判断軸
これは新しい体験目的で買うということです。
先ほどステータス目的の買い物は控えようと言いましたが
じゃあ何を目的に買うんだということでいえば
新しい体験目的はどうでしょうかということです。
この新しい体験への投資というのが
言い換えると自分軸の選択にあたります。
そのもの自体が欲しいのではなくて
そのものを持つことでもたらされる新しい感覚とか
新しいデータ体験が欲しいということです。
僕が以前にベアフットシューズとかオーラリング
こういったものを買ったのは
ステータスではなくて新しい歩く感覚とか
自分の体を知るという体験が欲しかったからです。
もう少し補足しておくと
ベアフットシューズというのは靴の先が広がっている
足先の指を広げられるような形のシューズですよね。
これを散歩の時に履くと地面をつかむような感覚が得られるので
まさに新しい体験ということだったんです。
それからオーラリングというのは
指輪型のトラッカーと言われるもので
スマートリングとも言われますかね。
これによって自分の体の状態を絶えずモニタリングしてくれる。
そして自分の体を客観的に数値化して
把握することができる、そんな体験を得られるようになりました。
ここで先ほどの格言、もう半分思い出してみましょう。
迷う理由が値段なら買えということです。
これが生きてきます。
本当に体験がしたくて、新しい体験がしたくて
その障害が高い値段だけというのなら
それは人生は壮大な実験のための価値ある投資だと
僕は考えるようにしています。
というわけでブラックフライデーは
買うためのお祭りであると同時に
自分の価値観を試される機会でもあります。
大切なのは我慢することではありません。
価格や他人軸に振り回されないようにして
今の自分にとって本当に価値のある体験は何かを
主体的に積極的に選択することです。
あえて買わないと選択することもまた
自分のための大切な余白をデザインする
積極的な習慣なんだと僕は思っています。
さて、あなたがこの週末、あえて選ぶもの
逆にあえて選ばないと決めるものは何でしょうか。
というわけで、今日も最後まで聞いていただきありがとうございました。
この後も良いチャレンジを。
それではまた3日後にお会いしましょう。