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2025-04-18 15:44

#292/習慣が続かないのは誰のせいか

#習慣 #習慣化 #毎日配信 #続かない
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サマリー

習慣が続かない理由が必ずしも本人にあるわけではなく、脳のエネルギー消費が影響していることが分かります。このエピソードでは、脳の特性を理解し、習慣を継続するための具体的な工夫について述べられています。習慣を続けるためには、脳に負担をかけず、選択肢を減らすことが重要です。さらに、達成感を意識的に味わい、脳を快適な状態に保つことで、習慣を自然に続けることができるという提案がされています。

習慣継続の原因
おはようございます。モロトメ ジョーです。今日もチャレンジしてますか?
今朝も散歩をしながら収録しています。時間は5時27分です。
横浜の空はかなり曇っていますかね?
気温はだいぶ高めということで、暖かな朝という感じです。
昨日もでしたが、今日も気温が上がりそうな感じがしています。
少し寒暖差もありますので、体調に気をつけて過ごしていきましょう。
ということで、今日のテーマなんですけれども、
習慣が続かないのは誰のせいか、そんなお話をしてみたいと思います。
まず、こんな言葉から始めてみようかと思いますが、
やる気が出ない自分、そんな自分を責めてはいませんかと、
そんな言葉からスタートしてみます。
例えば、やろうと思っていたことに手がつけられないとか、
せっかく決めた習慣をついついサボってしまうとかすると、
自分を責めてしまう。
そんな日は誰にでも一度くらいはあったのではないかと思いますが、どうでしょうか。
そして、多くの人がこう感じてしまうわけです。
こう感じるというのは、自分は意思が弱いのではないかとか、
努力が続かないのは性格のせいかもしれないとか、
でも、今日ですね、僕がお伝えしたいのはちょっと違います。
何が違うのかというと、それは決してあなたのせいではないかもしれないと、
あなたの意思が弱いんじゃない、あなたの性格のせいじゃないんじゃないのと、そんなお話です。
さあ、ここでということですが、脳科学の少し話をしてみたいと思います。
脳ですね、頭の中の脳の科学。
人間の脳なんですけれども、体重のどれくらい割合を占めているかご存知でしょうか。
自分の体重のうち脳の重さ、これはわずか2%しかないんです。
にもかかわらずということなんですが、体全体で使われるエネルギーが100%だとすると、脳が消費しているエネルギーはどれくらいか、こちらはご存知でしょうか。
もうここまで言えばわかると思いますが、全体の20%近くも消費していると言われています。
もう一度振り返りますけれども、人間の脳は体重のわずか2%しかないのに、エネルギーは20%近くも消費しているということです。
つまり、脳にとって考えるとか決めるとか行動する、そういった作業というか行為ですかね。
これはものすごくエネルギーがいること、ある意味ではコスパが悪い行動だということです。
だってそうですよね、重さは少ないのにエネルギーはめちゃめちゃ消費するわけですから、コスパ悪いですよねということでして、そんな脳はこんなふうに考えているということですよね。
どんなふうに考えているかというと、新しいことはエネルギーを使うし疲れるからやめておこうとか、いつも通りの方が安全で楽だ、あるいはこのままでいいかというような考え方を脳は持っているということになります。
だとすればこれはサボっているというよりもエネルギーの節約ですよね。
エネルギーをなるべく使わないようにしようという脳の正しい働きだと言えるわけです。
つまり、やる気が出ないとかめんどくさいという感覚、あなたの中にあるでしょうと僕の中にもあります。
でもそれはあなたが怠け者なのではなくて、脳が正常に働いているサインでもあるわけですよね。
だとすれば習慣が続かないのは脳のせいじゃないかということになるわけです。
習慣の工夫
ではこの話を聞いて、じゃあ仕方がないのかと思われたかもしれませんが、そういう話でもないと、ここからが工夫のしどころということになります。
習慣が続かないのは誰のせいかという今日のテーマに始まり、脳のせいだというところまでわかったんですが、それで終わりじゃないよねということでして、
じゃあ僕らが目指すのは何なのかというと、そんな脳の考え、働きをそのままにしておくのではなくて、脳の性質を理解してうまく動けるように環境を整えてあげること。
言ってみれば、脳と喧嘩をしないように仲良く暮らしていこうじゃないのということです。
いまいち抽象的な話をしているので、ヒントはないかもしれません。ですからここはもう少し具体的な話をここからしていきたいと思います。
例えば僕の場合、毎朝こうして音声配信を続けられているのは、もうすぐ300日くらいになりますけれども、毎日続けられているのは、もともと習慣だった草の散歩とセットにしたからです。
朝はまだ静かな時間で外に出て歩きながら話すと。このスタイルでやっていなかったとしたら、多分音声配信の収録をいつやろうかとか、どこでやろうかとか、いちいち脳に考えさせていたわけですよね。
それはエネルギーが使うことなので、脳は嫌うというのは先ほどお話をした通りです。
でも僕の場合は、もともとあった習慣の散歩とセットにすることでうまく解決できたんですよね。
散歩に出て歩き出す、それはすなわち話し出すということだ。
なので迷いの余地がなくなった、そういうことだと思っています。
繰り返しますが、散歩を始めるイコール収録を始めるということなわけですよね。
しかもなんですけれども、散歩そのものが気持ちがいいんですよね。
そんなことは皆さんわかっていると思いますが、外、朝、早く歩いて過ごすというのはとても気持ちのいいものだったりします。
朝の空気に触れて体がほぐれる感覚、あるいは頭が冴える感覚、この気持ち良さが僕にとっては散歩のご褒美にもなっているわけです。
散歩のご褒美ということは、音声配信もセットなわけですから、音声配信をするご褒美にもなっているということですよね。
なので習慣化にはご褒美、これも有効であるということは、実は研究でもわかっていることです。
なので、うまくご褒美を用意して習慣、これが続くようにするというのも一つの方法だということですかね。
それはそれとしてなんですけれども、つまりということで、習慣をやらなきゃいけないという考え方ではなくて、
気持ちいいからやるとか、いつもの流れで自然にやる、そんなふうに脳が楽をできる環境を作ってあげるというのがいいんじゃないかということになります。
脳は大変なことを嫌うわけですよね。エネルギーを節約したいわけです。
なので、脳が楽できる環境を作ってあげると、こうした工夫、それは誰にでもできることだと思っています。
ここでですね、僕がやっていることの中から、特に効果がありそうだぞというものを3つご紹介してみたいと思います。
まず一つ目ですけれども、決まった時間、場所、流れで自動化する、そんな感じでしょうかね。
決まった時間、場所、流れを作って自動化しようということです。
脳は選択とか判断で疲れるんですよね。
だったら選ばなくていいようにしましょうと。
選ばなくていいというのは、いつも同じ場所でとか、いつも同じ順番でとか、あとはいつも同じ時間帯でとか、いつも同じという、そういった条件を作ることで脳が選択とか判断をしなくてもいい状態を作るということです。
もう一回言いますけれども、場所、順番、時間みたいな感じですよね。
脳に負担をかけない習慣形成
この3つを揃えるだけで、脳はやるかどうかを考えなくて良くなるということです。
なので、何か自分が習慣にしたいことがあれば、場所、順番、時間、これを決めてみようと、決めてみようというか決めておこうということですよね。
それを決めておいて、その通りにやろうとすれば、脳はいちいち考えなくて、選ばなくていいということになります。
では2つ目の方法ですけれども、やるかやらないかを考えさせない。
やるかやらないかを考えさせない。
誰にと言えば脳にですよね。
例えば、今日はやるのかやらないのかと。
そういう質問を自分の中でしないようにするということです。
そうではなくて、例えば朝やるか夜やるかの2択。
やることは決まっていると。
あるいは机でやるか、自分の自宅の机でやるか、カフェでやるか。
これもまたどっちもやるということで、やらないという選択肢はないということですよね。
というように、どっちでやるかの選択肢だけを残して、やらないという選択肢はもともと削ってしまうということです。
これはこれで脳の負担を減らすことができるし、行動につながりやすいということなので、
ご褒美の重要性
これも一つの方法としておすすめをしたいということでしょうかね。
最後3つ目なんですけれども、先ほども僕の事例でお話ししたとおりですが、
ご褒美を用意してやってよかったと思わせると、誰を?脳をですよね。
脳は心が心地いいとか、あるいは深いというような感覚に敏感なんですよね。
そういう意味では、やってすっきりしたとか、気持ちよかったという感覚があると脳はそれを覚えるというか、
それをまた繰り返したいというような考え方というか、働きを持つようになると言います。
なので、ご褒美、やった後で感じる満足感みたいなものを意識的に味わう。
これによって脳の中にご褒美の良さを覚え込ませるみたいなところが有効なんじゃないのというお話です。
なので、自分にとってその習慣を実行したときのご褒美は、
どんなものがあるのかなということをメモして残しておくみたいなものの効果としてはあるのかなと。
あるのかなというのは、僕が勝手に思っているというよりは、こういった話も研究結果の中にはありますよと。
つまり、自分の感情を記録として残す、そしてそれを理解してみる。
これによって自分の頭の中、脳の中に感覚を刷り込むみたいなことでしょうかね。
そういう効果があるということが分かっていますということで、おすすめをしてみました。
というわけで、ここまで話をまとめると、脳は楽をしたがると。
そんな話をまずしました。
でもそれは必ずしも悪いことではないんだよねと。脳の働き、性質として悪いことではない。
脳は正しく動いているだけだと。
だから努力をするということばかりではなくて、環境を作って習慣を支えてみようと。
そんな話をしました。
そのための鍵になるのは、脳を迷わせない、選ばせない、そして気持ちよくさせようよと。
そんなことで3つの方法もお伝えしてみました。
習慣を続けるコツは、頑張る力、それだけではなくて環境ですね。
整える力、これもあるんじゃないんですかと、そんなお話です。
楽をしたい自分を責めるということではなくて、どうやったら楽にやれるのか、これを考えてみる。
それだけで行動のハードルはぐんと下がるんじゃないでしょうか。
脳と喧嘩を失いで仲良く暮らす、そんな工夫をしてみる。
脳のせいにして終わりにしないと、それが習慣が自然に続く近道になる、そんなふうにも思っています。
というわけで今日は、習慣が続かないのは誰のせいか、脳のせいだよねというようなテーマでお届けしました。
ぜひあなたも脳に優しい仕組みとか、脳に優しい環境をひとつでも作ってみるというのはどうでしょうか。
それではこの後も良いチャレンジを。また明日。
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