「あとでやる」の影響
おはようございます。モロトメ ジョーです。
今日もチャレンジしてますか?
今朝も散歩をしながら収録しています。
時間は5時22分です。
横浜の空は、きれいな青空が広がっていますね。
空気は少し冷えていますけれども、
とても気持ちのいい朝かなという感じで、
今日も歩きながらということですが、
お話しするテーマは、
あとでやるは丸投げすぎる。
あとでやるは丸投げすぎると、そんなお話をしてみます。
はい、というわけで、
誰もが一度は口にしたことがあるであろう言葉、
それが、あとでやる。どうでしょうか。
最近、あとでやると、そんなふうに言ったこと、
あるいは思ったことはありませんかということです。
あとでやるというのは、一見するとなんてことがない言葉のようですけれども、
実は、僕たちの習慣にとても大きな影響を与えているかもしれないと、
僕は思っています。
そして僕自身、これまで人生を振り返ればということですが、
あとでやろうと思って、結局やらなかったという経験がたくさんあるんですよね。
でも多分、これをお聞きのあなたも、
一度は、もしかしたら一度なんてことはなくて、
何度も何度も、やはりあとでやろうと言って、
やらなかったという経験があるんじゃないかと思っています。
でも別にそれはあなたに限った話ではなく、
多くの人がそんな経験を持っているだろうなということで、
今お話をしているということです。
ただですよね、そのあとでやろうと言ったとき、
そのときはやらないとは言っていないし、思っていないはずなんですよね。
あとでやろうという言葉の通りなので、
まさしくあとでやるということなんですが、
なのでやらないとは言っていない。
なのに結果としてはそのままやらなかったと。
そこが問題なんじゃないのということです。
先送りの原因
つまりむしろちゃんとやろうとしているつもりだったんだけど、
現実にはあとでという、
その先にはやらないという未来が待っていたということなんですよね。
ということで今日は、
あとでやるという言葉、
それとやらないという現実、
これは神ひとえなんじゃないかというようなお話になってきます。
ではそんな視点からということなんですが、先送りですよね。
あとでやるというのは結局やらないのであれば先送りということなので、
その先送りという悪い習慣、これに切り込んでいこうということです。
では、はい、ということなんですけれども、
あとでやると自分が言ったり思ったりしたときに、
実際にいつやるかが決まっていることがどれぐらいあるか、
ここがポイントだと思っています。
もう一回言いますけれども、
あとでやると思ったときに、
あとでとは一体いつの話をしているんだということですよね。
でもおそらくほとんどの場合、
具体的ないつ、タイミングというものが決まっていないものと思います。
決まっていないというのは言い換えると、
時間ができたらやろう、気分が乗ったらやろう、
忙しくなくなったらやろう、みたいな感じでしょうかね。
つまり、あとでやるというのは、
未来に丸投げをしている状態とも言えるんじゃないかということですよね。
未来の自分に丸投げをする、あとは任せたぞというような状態でしょうか。
これってつまりということなんですが、
実際にはやらないということを優しく言い換えているだけなんじゃないのと、
僕はそんなふうに感じたりもするんですよね。
やらないっていうと、どこか強い表現だし、
自分に厳しい感じがするじゃないですか。
なのでそれはあまり言いたくない。
だから、あとでやるというマイルドな優しい言葉に置き換えている。
そんなことはないかということで、
僕たちは無意識にやらない決断、これをオブラートみたいなもので包んで、
優しい言葉で包んで、自分をごまかそうとしているのかもしれないということなんですよね。
なので、あとでやるというのは、
少し言い方を変えると卑怯な言葉かなということを思ったりもするわけです。
先送りからの脱却方法
とはいえということですが、僕自身も後で調べようと思って放置していたりとか、
後で返信しようと思ってやはり放置していたりとか、
後できちんと整理しようと思ってメモだけ残してそんなこと何もしていない、
みたいな過去はありますよということですよね。
いくつも数え上げればあるだろうということなんです。
なので、僕自身、あまり偉そうなことは言えないんですがと、
それでもそれを棚にあげて今話をしているということですけれども、
後でというように、そして後でやろうということ、結局やらないということであれば、
それは自分にとってストレスにもなるわけですよね。
やっていない事実とか、やっていないタスクリストとか、
そういったものが頭のどこかにずっと居座っているみたいな気持ちの悪い状態。
手をつけていない自分に何となく自己嫌悪みたいなものも生じてしまう。
そして気がついた時には、やるつもりだったことがやれなかったことに変わってしまっているんですよね。
それってすごくもったいないことでもあるじゃないですかと。
そして何よりちょっと恐ろしいですよねと。
やろうと思っていたのにやらないことが積み上がっていく。
その未来とはちょっと恐ろしくないですかという話。
では、どうしたら僕たちは後でやるの、その悪い習慣、先送りの習慣から抜け出せるのか。
どうしたら今やる、そんな選択をできるようになるのか。
ここからは僕が実際にやっている具体的な方法を少しご紹介してみたいと思います。
まず一つ目ですよね。これは今じゃない理由を声に出してみるということですね。
後でやろうと、後でやるぞと思った瞬間、自分にこう問いかけるということです。
今じゃない理由はなぜなんだと。
そしてもしはっきりとした理由がなければ、それは今やるべきことなんじゃないのと。
まさに先送り、理由のない先送りをしているだけなんじゃないのと。
なので、理由のない先送りを炙り出すために、自分に問いかけるわけですよね。
今じゃない理由は何なのかと。
これ、分からしいと思うかもしれませんけれども、この一つの行動。
ただ一回自分に問いかけるだけでも歯止めになるわけですよね。
この歯止めも何もなく後でやると。
それで済ましてしまうから、本当に後になるし、実際やらなくなってしまう。
でも一旦そこで一泊置いてですよね。
自分で今じゃない理由は何なんだと問いかけることによって一度立ち止まることができる。
これは僕がとても大切なことなんじゃないかと思っているわけです。
なので、しつこいようですが、今じゃない理由を声に出してみる。
これは僕にとっては良い習慣としておすすめするものです。
では二つ目の方法ですね。
後でやるを丸投げしない二つ目の方法は、5分だけ手をつける。
この手の方法はよくお話をしていますが、
全部、すべてをやろうということではなくて、まず5分だけ手をつけてみる。
そうすると動き出すことによって流れができるとか、やる気が出るというのが人間だったりしますよねということで、
まずは5分だけ手をつける。
それでもですね、後でやると思うのかどうかということです。
後でやるを避ける方法
具体的には、何か書類、仕事で書類を作らなければいけないんだったら、
5分だけその書類を作ってみるとか、最初の1分だけ考えてみるとか、
読書であれば1ページだけ読んでみるとか、そういうことでいいと思うんですけれども、
それでもなお後でやると思うのかどうかですよね。
なので、まず少し手をつけてみようというのが2つ目の方法でした。
それから3つ目。
これも結構重要なというか、おすすめの方法なんですけれども、
後でやるリストを作らないということですよね。
後でやるということを考えたときに、忘れないようにリストに載せておくってあるじゃないですか。
僕も昔やっていました。
後でやることリストみたいな、タスクリストと一緒なんですけれども、
そういうところに書いてやったつもりになってしまうというのも、
良くないよねということだったりします。
結局やらなかったりするんですよねということでして、
じゃあどうするかというと、習慣として組み込んでしまうということです。
例えばなんですけれども、何かの定期的なお金の振り込みみたいなことがもしあるんだとしたら、
後でやろうということではなくて、定期的な振り込みなんですから、
例えば毎月何日に振り込むみたいなことを習慣として、
習慣タスクとして組み込むということですよね。
他にも何でもいいんですけれども、
きちんと、要するにスケジュールとして、習慣として組み込む。
逆に先ほど言ったような、後でやることリスト。
そういったところに載せっぱなしにしないということですよね。
これによって後でやると放置することが少なくなっていくんじゃないのという話ですかね。
未来の自分を助ける
それから4つ目も少し似ているんですけれども、
後でやるというのであれば、カレンダーにきちんと埋め込むということですよね。
先ほどは習慣に、習慣として埋め込もうということでしたけれども、
習慣にまでできない、要するに定期的にやるものでもないということであれば、
きちんとやるタイミングをカレンダーの中で決めてしまおうということですよね。
この話も今までもよくしてきたと思いますけれども、
やっぱりいつやるかが決めていないからやらないということになってしまうので、
それを防止するためにカレンダーのいついつにやるんだということを、
それを埋め込んでしまおうということになります。
それから最後、5つ目なんですけれども、今やった自分、これを記録に残すということですね。
先ほども言ったように、もし5分だけでも手をつけることができたなら、
なんでもいいんですが、日記とかメモとかに記録として残しておきましょうということです。
何を記録するのかというと、今やって正解だった、今やってよかったみたいな話。
気分が乗らなかったんだけど、ちょっとやって動いてみてよかった。
そういった小さな成功体験を残しておく。
自分で自分にラベルを張るみたいなことなんですけれども、
そうすると今やることに対して自分の抵抗が少なくなったり、
むしろもっとやってみようというような、そういった自分の姿勢を作ることができるんですよね。
なので、わざわざ記録するなんて意味があるのかと思うかもしれませんが、
ぜひ一度試してみて、実際に体験してみるのがいいかなと思います。
これは心理学、そういったところでも、自分で自分にラベルを張るみたいなことは効果のある方法として言われていますので、
ぜひ自分の小さな成功体験、小さかったとしても、成功したんだというラベルを自分に張ってみようと。
ラベルを張るためには目に見えることまできちんと残しておくというようなことが大事なんですよというお話ですね。
というわけで今5つほど、後でやるというような丸投げをしないための5つの方法をお話ししてみました。
どれか一つでもですね、試してみようかなと思うものがあれば、ぜひ試してみてはということです。
というわけで、今日後でやるという話をしましたが、その後でやるというのは未来の自分に対する丸投げであって、
ややもすると未来の自分を苦しめる、そんな行為かもしれないですよね。
だからこそ、少しでも今やるということを選んでみるということもありますし、
今やるというような姿勢、習慣を作っていくということも大事なのかなと思います。
それが未来の自分を助けるとか、未来の自分を自由にしていく、そんな足がかりになるのかなと思うんですがいかがでしょうか。
というわけで、今日のお話はこれくらいにしたいと思います。
それではこの後も良いチャレンジを。また明日。