ないものねだりを考える
おはようございます。モロトメ ジョーです。
今日もチャレンジしてますか?
今朝も散歩をしながら収録しています。
時間は5時7分です。
横浜の空は、よく晴れていそうですかね。
朝の段階、今の段階では、気温は10度くらいということなので、ややひんやりという感じではありますが、
日中は、なんと26度くらいまで上がるということですから、だいぶ寒暖差、温度の差がありますよね。
しかも週末は30度近くまで上がるらしいので、
もはや春はどれだけ短くなってしまうのかという感じではありますが、
今時期が一番気持ちのいい季節なのかなという気もしますので、
短い春かもしれませんが、楽しんでいきたいなと思っていたりします。
さてということで、いつも前段は天気の話ばかりしていますが、早速テーマに入っていきましょう。
今日のテーマは、「ないものねだりからの卒業」というお話になります。
ないものよりもあるものに目を向けましょうみたいな話で、
一度は耳にしたことありますよねとよく言われること、ないものねだりをしない方がいいよねみたいな話です。
例えば、もっとお金があったらとか、もっと時間があったらとか、
あるいはもっと才能があったらみたいなこと、ついついないものを探してしまう、
そういうことが誰にもあるんじゃないかということではあります。
これがいわゆるないものねだりですよねと。
でもふと立ち止まってみると、
それって本当にないものなんだっけと思うこともあるんじゃないかというお話です。
つまり、実はあるんじゃないかというようなことですよね。
例えばですけれども、時間がないと思っていたけれど、
実はスマホを30分ダラダラといじっていた時間がありましたとか、
チャンスがないと思っていたけど、
自分がそれに手をつける勇気がなかっただけかもしれない。
実はチャンスらしいものはあったんだけど、自分がやらなかっただけじゃないのということもあるわけです。
なので、もしかするとないと思っていたものの多くは、
実はすでにあるのに気づいていないだけなのかもしれないということですよね。
なので、今日はそんなないものねだりから抜け出して、
あるものを見つけて生かす瞬間、これを考えてみようと、
そんな話をしているところです。
感謝の習慣と自己肯定感
さてということなんですけれども、心理学者のロバート・エモンズさんという方が、
こんなことを明らかにしています。
それは、感謝の習慣を持つ人ほど、幸福度も継続力も高くなるみたいな話です。
さらに、合わせてというか、週に1回、今あるものリストですよね。
今あるものをリストに書き出すだけで、メンタルが安定したり、行動力が上がったり、
さらに人間関係まで良くなったという研究結果があります。
さらにということですが、自分にはできると思える感覚があると、
行動を続ける、物事を継続する最大の要因になるんだよねと、
そんな研究結果もあるそうです。
今お話しした、自分にはできるというその感覚を支える一つが、
まさに既にあるものに気づくことなんではないかと、僕は思っているんですよね。
でも僕たちはどうしても足りない部分に目が行ってしまう。
行ってしまいがちだと思いませんかと。
足りない部分というのは、例えばできなかったこととか、
持っていないものとか、他人と比べて足りないと感じる何かとか、
そうやってないものねだりのループにはまっていってしまう。
そうすると、習慣でも成長でも止まってしまうのかなと思うんですよね。
でも少し目線を変えてみると、あるもの、はい。
これは結構あるんじゃないかなと思うわけです。
あるものがあるって日本語おかしいですけど、ないものに対するあるものですよね。
実はあるものということが結構あるんじゃないかということです。
例えば、毎日続けられていないなと思うかもしれませんが、
一方で週に3日はやれているのだとしたら、それはそれで3日やれているというのはあるものですよね。
毎日ではないかもしれませんが、3日はやっている。
他にも例えば、10分しか今日は勉強できなかったと思うかもしれませんが、
逆に10分も集中できたという捉え方もあるわけです。
あとは、毎朝のルーティンあるんですけれども、それが今日は崩れてしまったということ。
ところが、夜には立て直しましたというのであれば、それはそれでうまくいったあるものじゃないですかと。
こうやってあるものを見つけるということは、小さな成功を認めることでもありませんかと。
ポジティブ心理学というものによれば、ポジティブな感情、
これは人の思考を広げてくれて、新しい行動とか能力を身につけることにつながると言われています。
つまり、あるものに、自分の中にあるものに気づいて満たされている、
そういう感覚を持つことが次の一歩を踏み出すエネルギーになるということなんですよね。
ここまでの話を踏まえて、ここからが今日一のポイントです。
あるものの活用と挑戦
そもそも、あるものに気づきましょうという話はよくあります。
でも本当の問題は、気づいていないことではなくて、
持っているのに、本当は持っているのに使い切れていないことなんじゃないんでしょうかと、僕は思うわけです。
また例を挙げますけれども、例えば本は買ったけど読んでいない、本は持っているんですよね。
でも読んでいないという点で使い切れていないということです。
あるいは、情報はあるけど行動に移せていないとか、
情報はある、持っているんだけど行動に移せていないという点で使い切れていないと、
そして時間はあるけど集中できずに流してしまった、やらずに済ましてしまった。
これもまたやはり時間はあるんだけど、その時間を使い切れていないということです。
そういったことから考えると、あること、物があるということに気づくだけでは足りないと、
そういうことだと思いませんかという話をしています。
本当は自分は持っている、あるのにうまく使い切れていない、そこが問題なんじゃないんですかということです。
なので、あまり先ほど言ったように気づいていない、あるものに気づきましょうという話はよくあるんですけれども、
そこが本質ではないかもしれないということですよね。
あるかないかというよりは、あるんだけどあるものをうまく使い切れていないんじゃないかということを一つポイントとしてお話をしました。
とはいえということなんですけど、一応これを逆の視点からも見ておくとどうなるか。
逆の視点というのは、あるものを大事にしようと思いすぎてしまって、
そこにこだわりすぎてしまう、とどまりすぎてしまうということもあるかもしれないということです。
例えば、いつものやり方にこだわりすぎて新しい方法を試さないとか、
今の人間関係にこだわって新しいつながりを求めないとか、
そういった話もまた行動の硬直化みたいなものでしょうか。
行動が固まってしまうような状況につながってしまうのかもしれない。
だから僕は、あるものに目を向けることと新しいものに挑戦すること、その両方があったほうがいいと思っています。
もう一回言いますけれども、あるものに目を向けるということと、それとは別に新しいものにも挑戦する、その両方があったほうがいいよねということです。
そういう意味ではというのは、新しいものにも挑戦するという意味ではないものねだり、これもダメじゃないということになるでしょう。
というわけで少しいろいろと話を2点3点させたのでややこしい部分はありましたが、
今日の話をまとめると、ないものばかり、ないものばかりで余りましたね、ないものばかりを見ていると、はい、行動が止まってしまう。
そしてあるものに気づくことで、自己肯定感と行動力が生まれるんですよと。
でもあることに、ものがあることに安心しすぎてしまうと、成長も止まってしまうんじゃないのと。
その上で本当に大事なことは、今あるものを生かすこと。実はないのではなくて、あるのに使い切れていないことに気づくこと。
これが大事なんじゃないのというお話をしてみました。こういった考え方もまた一つの習慣ですよねと。
ないものねだりではなくて、あるものを生かすという習慣。よろしければということですが、
今日から取り入れてみるのはどうでしょうかということで、今日のお話は以上にしたいと思います。
それではこの後も良いチャレンジを。また明日。