1. 習慣LAB(習慣ラボ)
  2. #332/「すごいね」と言われる..
2025-09-13 08:23

#332/「すごいね」と言われるための運動、やめました

#習慣 #習慣化 #運動 #承認欲求
---
stand.fmでは、この放送にいいね・コメント・レター送信ができます。
https://stand.fm/channels/66656709316143a771b821b5

サマリー

運動の目的や習慣に対する考え方が変わった経緯が語られ、自分自身の心と体との対話を重視する重要性が強調されています。特に、他人の評価にとらわれずに自分のための運動が持つ価値について再考するきっかけが与えられています。

運動との向き合い方の変化
こんにちは、モロトメ ジョーです。
今日もチャレンジしてますか?
さて、この番組では、習慣をテーマにお届けしていますが、
今日は、僕自身の習慣、特に運動との向き合い方が大きく変わったことについて話をしてみようと思います。
以前の僕なんですけれども、フルマラソンの完走を目指してトレーニングをしていた時期がありました。
ランニングとかジョギングですね。もちろん、健康のためとか体力をつけるためという目的はあったんですが、
心のどこかには、他人からすごいねと言ってもらえるような分かりやすい結果を求めていたのかもしれません。
そこで、今日のテーマは、すごいねと言われるための運動、やめました、というものです。
この話を通して、皆さんが運動とか、あるいは他の習慣と向き合う目的について改めて考えるきっかけになれば嬉しいです。
でも、僕はどうして見せるための運動をしてしまったんでしょうか。
今正直に振り返ってみると、僕の挑戦の根底にはですね、認められたいという承認欲求があったんだと思います。
特に今は、SNSを開けば、友人とか知人、あるいは全く知らない他人でさえも、達成したランニングの記録とか、ジムでのトレーニングの様子なんかが気軽にシェアされているので見えてしまいますよね。
それ自体は素晴らしいことなんですけれども、というのはそういったランニングをしたり、ジムでトレーニングをしたりということ自体は素晴らしいことですし、そういったものを目にして自分を鼓舞するというのも素晴らしいことなんですけれども、
無意識のうちに僕たちは他人と自分を比較してしまっているのかもしれないという話です。そしてもう一つが数字の呪縛なんですよね。数字にとらわれていませんかという話。
例えば何キロ走ったとか、何分で走れたとか、そういった数字というものも他人と比較しやすくて目標にもしやすいですよね。
でもいつしかその数字を追いかけること自体が目的になってしまって、自分の体の声を聞くことを忘れてしまう、そんな危険も潜んでいるんじゃないかと思うんですがどうでしょうか。
そんな僕に大きな転機が訪れたのは、以前もお話ししましたが、この番組を3ヶ月お休みする原因にもなった体調不良でした。
当たり前のようにできていったランニング、長距離を走るということができなくなってしまったんですよね。その時僕の頭をよぎったのは、もう運動する意味がないんじゃないかというある種、
そうですね、虚しい気持ち、寂しい気持ちですね。すごい結果を出せないのであれば続ける価値はないんじゃないかと考えたということです。
でもその瞬間にハッとしたんですよね。僕の運動はいつの間にか完全に他人軸になっていたんだということにハッとしました。
他人に見せる運動が他人との比較だとしたら、僕が本当にしたかったのは自分の心とか体との対話だったはずなんじゃないのかと、
はい、そう思ったということになります。そのことに気づいてから僕の中での運動の成功の定義が変わりました。
自分のための運動習慣
これまでの成功は、より早く走るとか、より長く走るということでした。
でもこれからの成功、今の成功というのは、運動をした後に気分がすっきりしたとか、体が心地よく疲れているとか、その夜にぐっすり眠れたとか、
そういった成功の基準、これを他人と比較できる数字から自分しか感じられない感覚へと変えてみたということなんですよね。
ではどうすればこの対話としての運動を習慣にできるのか、僕が今意識している3つのステップをお話ししてみようと思います。
まず1つ目は目的を問うことです。運動を始める前に心の中で、これは誰のため、何のための運動なんだと自分に問いかける癖をつけるということです。
そこで自分の心とあるいは体を心地よくするためと答えられれば、それでOKですよねということになります。
2つ目は感覚に集中すること。運動中はタイムや距離を気にするよりも、自分の呼吸の深さとか、心臓の鼓動とか、筋肉の動き、肌を撫でる風の心地よさとか、そういった言うなれば内なる感覚みたいなものに意識を向けてみようということです。
そして最後3つ目は小さな出来たを認めることです。たとえ5分の散歩でも、ベッドの上のわずかな時間のストレッチとか筋トレであってもそれでいい、今日も自分の体と向き合えたなというその事実そのものを今日の成功として認めてあげるんだということです。
今3つのステップお話をしてみましたけれども、この話はきっと運動に限ったことではありませんよね。3つのステップだけではなくて他人に見せるため、そういう部分で運動に限ったことではないんじゃないんでしょうか。
仕事とか趣味とか学びてあっても、僕たちの行動は気づかないうちに他人に見せるためになっていないでしょうか。
他人からの評価や、つまり他人軸に振り回されるのではなくて、自分がどうありたいかという自分軸で日々の習慣を選び取っていく、体調を崩したことで僕はその大切さを改めて学んだ気がしています。
さて、あなたが今日から始められるたった1つの自分のための行動は何でしょうか。
というわけで、今日も最後まで聞いていただいてありがとうございました。この後も良いチャレンジを。それではまた3日後にお会いしましょう。
08:23

コメント

スクロール