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2025-10-04 06:23

#339/人生を変えるのは「片付け」より「配置」の習慣

#習慣 #習慣化 #片付け
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サマリー

このエピソードでは、物の「配置」が心の状態や行動に与える影響について語られています。心地よい空間を作るための小さな習慣や未来への伏線を設置する方法が提案されています。

配置の重要性
こんにちは、モロトメ ジョーです。
今日もチャレンジしてますか?
さて、頑張って部屋を片付けたのに、なぜか心はすっきりしない。
あるいは、せっかくきれいに整えた空間も、いつの間にか元通りになってしまう。
そんな経験ありませんか?
僕もずっと片付けとか断捨離こそが重要だと思っていました。
でも、体をちょっと壊して療養中に自分の部屋で過ごす時間が増える中で、ふと気づいたんですよね。
僕たちの心や行動に本当に影響を与えているものは、
物の数よりもその一つ一つが持つ居場所、つまり配置なんじゃないかと気がついたんです。
今日は単なる整理術ではない、未来の自分の感情をデザインにするための配置の習慣についてお話ししてみようと思います。
良い映画とか小説には物語の後半で、
あ、あの時のあれはこのためだったのかと気づかされるような巧みな伏線が貼られていますよね。
実は僕たちの部屋の物の配置にもこれと同じことができるんじゃないかと思っています。
例えば、僕が毎朝の散歩を続けられているのは、
玄関に散歩用のベアフットシューズが置いてあるから、
でもこれは単なるきっかけではありません。
僕にとってこのシューズの配置は、
明日の朝、君はきっと新鮮な空気の中で自分の足で大地を踏みしめたくなるはずだよと、
そんな昨日の自分から今日の自分へのささやかな伏線なんです。
同じように、キッチンのすぐ手に取れる場所に置かれたハーブティーの箱、
これは疲れて帰ってきた君が穏やかな気持ちを取り戻せるようにという未来への伏線、
そして机の上にいつも開かれているノート、僕の場合にはiPadですけれども、
そのノートは君の中に眠るアイディアをいつでも僕が受け止めるよという創造性への伏線です。
このように、物の配置を未来の自分を助けるための伏線と捉えると、
日々の空間作りがもっと創造的で楽しいものに変わってくると思いませんか。
そして僕たちは自分が思っている以上に無意識の力で生きています。
空間のデザイン
その無意識に最も強く働きかけるのが日々の動線、つまり人が動く道のりとそこに自然と向かう視線です。
この動線と視線を意識的にデザインすることで、僕たちは意思の力を使わずに自然と良い行動へと導かれていくんじゃないでしょうか。
例えば、ソファーに座るとついテレビのリモコンに手が伸びてしまう。
これはソファーからテレビ、そしてリモコンへと続く動線と視線がその行動を促してしまっているからです。
ならばその動線の途中に読みかけの本を配置してみるのはどうでしょうか。
リモコンよりも先に本が視線に入れば、僕たちの無意識はテレビではなく読書という選択肢を先に提示してくれるはずです。
だとすれば、やめたい習慣も同じですよね。
お菓子はキッチンの動線から外して視線に入らない戸棚の奥へとか、スマホの充電器はリビングの動線の中心からわざわざ回り道しないといけない部屋の隅へとか、
これは自分との戦いではありません。自分の無意識を最高の見方につけるための空間の編集術だといえます。
今日お話しした配置の習慣とは、言い換えれば自分の部屋を理想の自分を育てるための舞台装置としてデザインするということなのかもしれません。
脚本も監督も、そして主演も全て自分自身、その舞台装置は明日のあなたが最高のパフォーマンスを発揮できるように、今日のあなたが優しさをもって用意してあげるんです。
大げさな模様替えは必要ありません。まずは一つ、明日の自分が少しだけ前向きな気持ちになれるような小さな伏線をあなたの部屋にそっと配置してみませんか。
それは枕元に一杯の水を置くだけでも、机の上のペンの向きを揃えるだけでもいいんです。その小さな演出があなたの毎日の物語をきっと豊かに描いていくはずです。
今日も最後まで聞いていただいてありがとうございました。それではこの後も良いチャレンジをまた3日後にお会いしましょう。
06:23

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