失敗を学びに変える考え方
こんにちは、モロトメ ジョーです。
今日もチャレンジしてますか?
さて、何か新しいことを始めようとするときに、
もし失敗したらどうしよう?
そんな不安で、始めの一歩が踏み出せなくなること、ありませんか?
仕事での新しい挑戦も、プライベートで始めてみたい趣味も、
僕たちの前にはいつも失敗という見えない壁が立ちはだかっているように感じます。
今日は、そんな失敗への恐怖をワクワクする挑戦心に変えてくれる、
ある考え方についてお話ししてみようと思います。
それが、人生は壮大な実験だと考えてみる、という習慣です。
もう一度言いますけれども、人生は壮大な実験だと考えてみる、そんな習慣について、
何を隠そうというか、隠す必要もありませんが、
僕自身がこの音声配信を300回以上も続けられているのは、
まさにその実験という考え方に支えられているからなんです。
毎回、完璧な放送を届けようなんて考えていたら、プレッシャーでとっくに心が折れていたかもしれません。
そうではなくて、今日の話し方はどうだろうかとか、
このテーマはリスナーの皆さんに伝わるだろうかとか、
そういったように、一つ一つの配信を僕なりの実験として捉えています。
思うように話せなかった日も、それは失敗ではなく、次はこうしてみようという貴重なデータが取れた日、
そう考えることで、また明日もマイクに向かう勇気が湧いてくるんですよね。
そしてこの考え方は、僕が経験した少し前の3ヶ月の療養期間というもっと困難な状況にこそ大きな意味を与えてくれました。
正直なところ、当初は3ヶ月も配信を休んでしまったとか、
計画が全て狂ってしまったと一種の失敗のように感じていました。
でもこれを人生という壮大な実験における予期せぬデータの収集期間だったと捉え直してみたんです。
ではどんなデータが取れたというのか。
それは自分の体の限界に関するデータであって、心身の健康という土台の大切さに関するデータでした。
そして仕事の仕方とか日々の習慣を根本から見直すきっかけという次につながるデータも得られました。
そう考えると日々の配信もそして療養期間も僕の人生の次の仮説を立てるための必要不可欠な時間だったと思えるようになったんですよね。
この失敗をデータに置き換える思考の転換こそが実験として生きるための大切な一歩なんだと思います。
ではこの考え方を具体的に日々の習慣に落とし込むにはどうすればいいのか。
実験ノートの活用法
僕がお勧めしたいのが実験ノートをつける習慣です。
実験ノートをつける。
ただこれは難しく考える必要は全くありません。
スマホのメモアプリとかで十分です。
次の四つのステップであなたの挑戦を記録してみるんです。
まず一つ目のステップは仮説です。
もし何々をしてみたらこうなるかもしれないという軽い気持ちの予測を立てます。
それから二つ目のステップは実験です。
先ほどの仮説を試してみます。
じゃあまず3日間だけやってみようとか期間を決めて気軽にスタートしてみるということですね。
そして三つ目のステップは結果です。
実験をしてみてどうだったかを客観的に記録します。
感じたことを正直に書くだけで大丈夫です。
そして最後、四つ目のステップは考察。
最後、その結果から何が言えるのかを考えて、
次はどうするのか、次の小さな実験のアイデアにつなげるということです。
この実験という視点を持つと人生のあらゆる場面が学びの場に変わるんじゃないでしょうか。
上手くいかなかった仕事も、気まずくなってしまった他人との会話も、
そして思うようにいかなかった療養期間でさえも、
全ては次の実験をより良くするための貴重なデータなんです。
人生に失敗はありません。あるのはたくさんの実験とそこから得られる学びだけです。
この考え方があなたの新しい挑戦へのハードルをほんの少しでも下げることができたなら嬉しく思います。
さて、あなたが今日から始めてみたい小さな実験は何でしょうか。
というわけで、今日も最後まで聞いていただいてありがとうございました。
この後も良いチャレンジを。
それではまた3日後にお会いしましょう。