習慣を実行する場所の重要性
おはようございます、モロトメ ジョーです。
今日もチャレンジしてますか?
今朝も散歩をしながら収録しています。
時間は5時35分です。
横浜は雨が降っていますね。
なので、傘を持ってくればよかったんですが、
小雨だったので、傘をささずに出てきてしまいました。
結構降ってまして、はい。
一応、パーカーのフードを頭にかぶっていますけれども、
あまり長くは持たないかなということで、
早速お話を始めていきたいと思います。
今日は、習慣をどこでやるかというお話です。
さて、ということなんですけれども、
このチャンネルでは習慣をテーマにしていますが、
例えば、やることは決めた、やる気もある、
時間もちゃんと取りましたと、
でもなぜかその習慣が続かない、
習慣にしたいことほど途中で諦めてしまうというか、
やめてしまう、そんな時に確認してほしいことがあります。
それが今日のテーマである、習慣をどこでやっているのかということです。
多くの人は、習慣、やることばかりを考えて、
やる場所については適当すぎるんですよね。
どうでしょうか。あなたは習慣を実行、
習慣をやる時に、その場所に意識を向けているでしょうか。
例えば、朝の読書を習慣にしたいと思ったとします。
でも、例えばリビングのソファーで本を読んでいるのはどうなのか。
テレビがついているかもしれません。
家族が横でスマホをいじっているかもしれない。
なんならご飯の香りが、匂いがしてくる、みたいな。
それで本当に読書に向いている場所と言えるのか、みたいなことです。
ちょっと極端な例を挙げはしましたが、
僕たちの行動というのは、意思ですね。
意思よりも場所に引きずられることが多いというような話もあります。
これは心理学で言うコンテキスト依存記憶というような現象によっているとも言えるんですよね。
コンテキストというのは文脈という話なんですけれども、
僕たちの記憶というのは文脈に依存している。
要するにということなんですけれども、
人間の脳はこの場所でこういうことをするということで、
場所と行為がセットで記憶されている、みたいなことが多いわけです。
例えば、カフェに行くとなぜか集中して勉強ができるとかですよね。
読書ができるでもいいですけれども。
カフェと集中作業みたいなことがセットで結びついている。
そんな人もいると思います。
あとはベッドに入ると眠くなる、みたいなことも先ほど言ったコンテキスト依存記憶によっていると言えます。
というわけで、そういったことは場所に結びついた記憶ということですよね。
つまり、新しい習慣を始めようとするとき、
新しい習慣でもなくても良くて続かない習慣があるというときは、
どこでやるかを決めているかどうか。
それがちゃんと決まっていないと、
うまく習慣が身につかないとか、
実行する場所を決める
習慣が続けられないということはあるんじゃないのということなんですよね。
例えば、いつもダラダラしている家のソファーで読書をしようとしても、
もうそのソファーというのはやる気がない自分のホームグラウンドみたいなことですよね。
やる気がないときにそこにダラダラするんだというようなことが、
記憶として結びついているソファーで、
果たして集中して読書ができるんでしょうかと、できないですよねということになります。
場所を間違えると、その習慣を始めるとか続けるというのは、
ちょっと無理があるということになります。
なので、意思があればどこでもできるんだと。
もしそう考えるのであれば、それは精神論ということになりますので、
習慣化の場面では非効率だと言えますよねということです。
だから、習慣ごとに場所を割り当ててみるというのはどうでしょうかというのが、
今日のアドバイスと言いますか、ご提案ということになりますかね。
例えば、カフェでは読書しかしないと決めておく。
カフェでゆっくりするのもいいですが、
カフェでスマホをダラダラと見てしまうということではなくて、
カフェは読書をする場所なんだと決めてしまうわけです。
それも一つの方法ですよね。
あとはカフェごとに役割を決めておくというのもいいですよね。
こっちのカフェは仕事をするとき用とか、
こっちのカフェは読書をするとき用、
こっちのカフェはダラダラしてもいいということであればいいのかもしれません。
あとはいつも通る駅というところがあるのであれば、その駅の階段を使う。
言い方を変えると、その駅ではエスカレーターを使わないということです。
そうすると運動の習慣を身につけるということに役立つ。
そんなふうにも思うわけですがどうでしょうか。
あとはいつも通る近所の公園。
そのベンチで1日の習慣を振り返る時間を取るみたいなこともあり得ますよね。
1日を振り返る大事なことですよねということは以前にもお話をしたと思いますけれども、
なかなかそれをやらないじゃないですかと、続けられないじゃないですかと。
だったらいつも通る近所の公園のベンチでその時間を取るというふうに場所で決めてしまうのはどうでしょうかと。
なので繰り返しになりますけれども、
行動、習慣と場所をセットにするだけ。
それだけでやるべきこと、やろうとしていることが自然に始まる。
そんなスイッチが入るんじゃないだろうかということです。
なので場所をいろいろと自分なりに工夫しようということなんですけれども、
その場所そのものとは言うだけでもなくて、
例えばなんですけれども、
座っている椅子の角度とか向きというのも、
それはそれで先ほど言ったコンテキスト依存記憶に結びつけることができると言われています。
なのでどこでもいいんですけど、
自分のお家の部屋の椅子があるとしますと、
いつも自分が座って仕事をしたり勉強をしたりするような椅子がありますよねと。
基本的に普通は正面を向いていると思いますけれども、
それを窓側に向けて椅子を、
そういう向きで座ってみる。
その時は読書をするスタイルなんだというふうに決める。
そうするといつもは正面に座っているんですけれども、
横を向いた時は読書をする場所なんだと。
窓の方を向いて読書をするんだということで、
やらない場所を作る
これはこれでまた一つの場所ということもできるので、
必ずしもいろんな場所がなければいけないということでもなくて、
場所とちょっとその環境を変えてみるというのも一つ小さな工夫でできることなのかなというふうに思います。
あとはですね、関連して大事なことというと、
やらない場所も決めておこうよと。
これはやる場所を決めるの逆バージョンですけれども、
やらない場所も決めておく。
例えばベッドでスマホを見ない。
ベッドに入ってだらだらスマホを見る人多いですよねと。
でもそれをもうやめてしまおうと。
ベッドでスマホは見ない。
そうするとベッドに入るとスムーズにすぐに寝れるということになるんじゃないでしょうか。
あとは電車で移動中もスマホを見ない。
要するに電車という場所ではスマホをやらないと決めてしまうということですよね。
極端なのでスマホの中でも特定のアプリはOKというようなことは決めてもいいかもしれませんが、
いずれにしてもそうやってやらない場所を作ってみるということです。
あとはそうですね、リビングで仕事をしないとかいうのも人によってはあるかもしれません。
というわけでそういったやらない場所を決めるだけでも行動にメリハリが出ますよねという話なんですが、
逆にどこでもどんな場所でも何でもやってしまう人。
これは結局全部がグレーみたいな状態になってしまって曖昧というかうやむやというか中途半端みたいなことですよね。
仕事も休みも読書も勉強もどれも中途半端になりがちだというような話です。
その結果こんなことを言い出してしまうんですと、
頑張っているのに何か続かないとそんなこと言っていませんかと、
でもそれ場所を決めていないからじゃないですかと、
人間は場所と行動を結びつける生き物なんだということは先ほどお話をした通りです。
だったらその習性を味方につけましょうよ。
ここに来たらこれをやるんだと、この椅子に座ったらこれを始めるんだと、
そういう仕組みができていればやる気がなくても気づけば手が動いている。
そんなことが起きるということでしょうか。
これが習慣が定着する一つのコツとして使えるんじゃないかと思いますがどうでしょうね。
やること、それを決めるだけではなくてどこでやるかまでちゃんと決めてみよう。
今日はそんなお話でした。
というわけで今日はどこか一つ自分にとっての習慣の場所を作ってみるというのはどうでしょうか。
だいぶ雨で濡れてきてしまいましたので、この辺で今日のお話を終わりにしたいと思います。
それではこの後も良いチャレンジを。また明日。