2024-12-13 23:54

#75 日本企業のイノベーションを阻むたった一つのこと【澤円さん対談】

🗣 トーク概要

  • ゲスト紹介 - 澤円さん
  • 日本企業にイノベーションを生み出すためには
  • 組織的な課題とは?
  • その解決方法は?
  • サービス紹介

🌉サービス紹介:

イノベーションワークショップ in サンフランシスコ

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『⁠面白アイディアが日本企業によって殺される12のステップ』by Brandon K. Hill

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Brandon Hill (CEO & Founder, btrax) ⁠⁠⁠X⁠⁠

Ayaka (UX Designer Intern, btrax) ⁠⁠⁠LinkedIn⁠⁠⁠

🏢 会社概要

btraxは "We design the future by bridging the gaps." がビジョンのデザイン会社です。これまで日本、アメリカなど諸外国を含め300社を超える企業様に向けてデザインを軸に最適なユーザー体験を生み出し新たな価値の創出に貢献してきました。

詳しくは弊社⁠⁠⁠⁠⁠ホームページ⁠⁠⁠⁠⁠をご覧ください。

🤝 サービス内容

ビートラックス(btrax)の新たなサービスラインナップ:

  • Global Branding(グローバル・ブランディング)
  • Innovation Design(イノベーション・デザイン)
  • Design-Led Transformation(組織のクリエイティブ・トランスフォーメーション)

私たちは3つの核となるサービスを通じて、『UI/UXデザイン』や『リサーチ』、『ワークショップ』などの単発アプローチを超え、持続可能な企業変革を実現するための包括的な支援を提供します。

詳しくは、⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠弊社のサービス⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠紹介ページをぜひご覧ください。


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サマリー

日本企業がイノベーションを進めるためには、経営層の意識改革が不可欠であると強調されています。特に、上層部が失敗を恐れず、創造的な発想を受け入れる環境を作ることが成功への鍵とされています。日本企業のイノベーションにおいて、中間層の存在が大きな障害となっており、経営者からの直接的なコミュニケーションの難しさがその影響を与えています。また、日本における職務記述書の欠如が、目的の明確化や褒められる要素の言語化を妨げていると指摘されています。澤円さんとの対談では、日本企業のイノベーションを阻む要因として、伝統的な企業文化やリスク回避の傾向について議論されています。特に、デザインが企業の成長に与える影響とその重要性が強調されています。

イノベーションの重要性
サンフランシスコ・デザイントーク。この番組は、サンフランシスコと東京に拠点を置くデザイン会社、BTRAXのCEO、Brandonと、デザイナーの彩香が、日本で働くデザイナーや、デザインをビジネスに取り入れたい方向けに、様々なトピックについて深く話します。
ということで、今日はスペシャルゲストが来てますが、
はい、澤窓科でございます。
2回目の、このポッドキャスト2回目の登場、1年ぶりぐらいですね。
もうそんな時か、そうだね、去年来た時。
今、澤さんはサンフランシスコのBTRAXオフィスに来ていただいてまして、せっかくなんでということで。
そうですね、出張に絡めてちょっとお邪魔をしております。
どこまでが出張なのか、どこまでが遊びなのか。
そういうライブスタイル最高ですよね。
9泊してるんだけど、そのうち仕事に絡んで泊まらなきゃいけないのは2泊だけなんだけど。
僕も実はさっき日本から飛行機で戻ってきて。
お疲れさんでした。
慣れると全然平気ですね。
中央線ぐらいの感覚?
中央線も乗る方が疲れます。
本当に東京に行って、新宿とかから乗ったりとか乗り換えたりとかして、訪問先とか会社に到着した時点で、もうHP2ぐらいになって。
なってるなってる、わかるわかる。
飛行機で寝て、ゆっくり休んで着いた方が全然元気。
ドラクエで宿屋に泊まるってやつみたいな。
今日の話は、このポーズキャストで結構我々真面目に、どうやったら日本がもっとイノベーティブになるかとか、日本企業およびプロダクトサービスがより世界でヒットできるようなものを作れるかみたいな話をしてるんですけど、
失敗を恐れる文化
うちの会社もワークショップとかを通じて、多くの日本企業さんに対してデザイン的考え方とか、イノベーティブなやり方とか、サーフランシスコのスタートアップっぽいマインドセットとかを伝授してるんですけど、
最終的にマネジメントとかエグゼクティブリーダーシップの人たちが変わってくれないと頭打ちになるのを何度も見てるんです。
若者がすごい頑張って生き生きとやってるんですけど、最後の最後のディシジョンメーカーとか会社の方針を決める人たちによってやらないことになってしまったりとかして、
せっかくいいところまで行ったんだけどもったいないなっていうのを何度も見てる中で、
沢さん結構リーダーシップマネジメントサイドのお手伝いをしていることが多いので、その辺の秘訣とかどうやったらいいんだっていうのがあれば。
まず今度もし中間マネジメント層よりも上ぐらいの人たちが来たときにはぜひ聞いていただきたいのが、
自分の上に何階層あるかっていうのを聞いてほしいんですよ。
聞いたことある?これ。
ないです。ないです。
信じられないぐらい上に何人もいたりするからね。
その人たちは知ってるんですか、階層数。
大体測得できないことがある。
だから一回聞いて、次の休み時間かなんかに調べてくださいみたいなことを言って、
そうすると伝言ゲームのルートがそれで分かるんですよ。
それが結構肝で、そこでちゃんとバトンが渡されていくかっていうのは最終的に本企業って導入されるかとか、
それが採用されるかって決まるわけですよね。
さあここで、ディシジョンメイクをするために一番重要なキーワードは何でしょうか。
クイズです。
その上の人たちがですか。
そう。
失敗しない。
いいですね。
それに繋がってます。
正確に言うと、ここでワークショップを受けた人が実際に、
本当はこっちをプライオリティー高くしてほしいんだけどっていうのは、
いいデザインのものを作るがプライオリティー高いのは当然だと思うんですけど、
違うものをプライオリティー高く設定したんですよ。
それはまさに今の失敗ってところに繋がるんですけど、
これは怒られないことなんですよ。
上の人から怒られないことっていうのはトッププライオリティーになって、
結局そうするといいデザインじゃなくて、
無難なデザインっていうのが結局採用されやすいって結局そうなるんですよね。
誰も傷つけないようなもの。
あるいは過去をちゃんと踏襲して誰の顔も潰してないもの。
重要視されるのが過去になっちゃうって話ね。
本当はデザインで未来を良くするためのものだと思うんだけど、
過去を重要視するっていうことをやるから大体おかしくなる。
確かに日本のプロダクトとかでデザイナー目線で見ると、
ここの部分は多分誰かの顔を立てて妥協してるんだろうなっていう時がある。
経営層の意識改革
ありますよね。
ウェブサイトとかでもたまに特定のページだけ妙に古臭いページが残ってたりするのが、
何々部署の何々さんのためにここは残してるんだろうと思う時がある。
一回ね、日本のスポーツカーが一気にデザインチェンジしたことがあったんですよ。
たぶんその時にはイケてるデザインもあればどうしようもないデザインもいろいろあったんだけど、
ただいきなりガーッと顔が変わったからなんだろうと思ったら、
これリトラクタブルライトの禁止だったんですよ。
パカッて開くライトですよね。
安全性の問題で全部禁止になったら一気にデザイン変わったんですよ。
たぶんあれね、みんな呆然としたんじゃないかと思う。
今までこれで格好良さを演出してたらどうしようみたいな感じになったらデザインがぐっちゃぐちゃになって
ひっどいデザインのものがいろいろ出たんだけど、
あれなんかは起こる理由が上の人も思いつかないっていうか、
途中でバシンって法律制裁に決まっちゃったってなると、
過去を踏襲せよって言えなくなるから、
その時に一回カオスが起きたんじゃないかなと思ってね。
だけどもう一回そういうのを繰り返してマーケットに出して
ぶっ叩かれてまた直すってやっていけば本当はいいんだけど、
そうしないとずっと安全廃、安全廃っていう感じかなっていう。
過去が継続され続ける。
それで言うとあれもそうですね、コロナの時のリモートワークによって
オンラインミーティングが一気に普及したり、
クラウドサービスが一気に普及したとか、
その前まではそんなことせずに会社来いよみたいなプレッシャーあったけど、
やらざるを得ないというか、国単位でやりなさいっていうような感じになってきたので、
やらないと逆に怒られるみたいな状態になったから一気に振り切れた。
今度は戻すってなった時に、戻すというかコロナ禍がある程度明けました、
さあどうしましょうっていう時にどうなるかというと、
戻したい一派がいるわけでね、昔に戻したい一派。
で、それが押し使いきだとか言う。
で、その時の電化の報道がアマゾンだってアップルだってそう言っている。
週5に戻れとか。
そうそうそう言ってたじゃないですか。
で、だからうちらもやるべきだみたいな感じで日本語で言うんだけど、
あんたさジェフ・ベゾスとかスティーブ・ジョブズ並みの経営者なわけみたいなね。
だったらいいよって話。
あと理由がね、あれ実際にはそういうイノベティブなものを生み出すためにって
表向き言ってるけど実際税金の問題だったりするからね。
ああそうなんですね。
あれオフィスにたくさん人が来る前提で、
そのマチのかけてる税金っていうのが優遇されてたって背景もどうやらあれだしね。
確かにそれはありますね。
分かるでしょこれ。
分かります分かります。
統一じゃないからもう。
そうですそうです。
サムリスコとかもそうなんですけど、
スタートアップが成長してって従業員が増えるとかなりのオフィスのサイズと
周りの商業施設に与えるポジティブ影響が大きいじゃないですか。
そうなった時にたまにここの街だと結構税金高かったりなんだりで
他のとこに引っ越しますみたいなことを言い出したとすると
街がちょっと待てくださいと。
あなたたちは特別に無税にしますんで残っててくださいとかっていうのがあるんですよ。
多分それの話だと思うんですよ。
そうそうそうそう。
そういうバックグラウンドがあるんだけど、
表記した通りにそんなアナウンサーしないので、
そうすると日本の人たちは戻すっていうふうに一気に振ったりする。
ちょっと話し取れたけど、
いずれにせよその上の人たちに怒られないようにするっていうのが
実は僕はイノベーションをめちゃめちゃ阻害してるって常に思ってて。
じゃあ一番上の人はどう思うんですか。
経営者はだいたいもっとアイデアが欲しいとか、
もっと面白いことがしたいとか。
だって権利を持っていて権限を持っていて、
そして会社も勝わなきゃいけない。
そしてやっぱりトップオブトップまで上がっちゃうと
隣の山のてっぺんも見えるわけですよね。
うわっあいつらあんなことやってんの。
うわあっちゃんあんなすげーことやってんの。
うちらも頑張らなきゃってなるからもっとアイデアを出してくださいとかって言うわけ。
もちろんもっと変化が欲しいとかって言うんだけど、
それがさっきの話だっけ。
階層が深くなればなるほど上の景色見えないから。
あともうちょっとでもう少し上まで行けるのに
ここで下手うたうと俺滑落しちゃうじゃんって。
だから自分の今いる何号目かわからんけど
そこの位置をキープするために
俺が滑落しないようなアイデアを出してこいっていうのがプレッシャーになっていくっていうね。
じゃあ今の話で言うと
トップオブザトップはイノベーターだったとしても
2から下が結構固くなりがちなので
その人たちをほぐす必要がありそうだってことですね。
どうするかっていうと
イノベーションの障害
だけどいきなりそこに行ってあなたほぐれてくださいっていうのもこれ手間かかるから
僕はよく言ってるのが
あなたが褒められるその秘訣は何ですかっていうのを直接聞いちゃうよね。
僕会った人であなた何をやったら褒められます?
マネージャーに褒められる方法を教えてもらえます?っていう風に言うと
こういうやり方あったら褒めてくれますっていうのが返ってくる。
それを一応尊重する。
怒られるじゃなくてあなたが褒められるっていうこと
なぜかというとその褒められるという要素の中に
ちっちゃいかもしれないけど
たぐっていったらトップまで繋がる何かがあるかもしれないから
そのエッセンスを大きくしていきましょう。
その時に社長はこう言ってますっていうのと結合してあげると通りやすくなる。
トップメッセージと連携してあなたが褒められるっていうところが入ってると
上の人もNOってまず言わないだろうから
なぜかというと
上とか下とか嫌いなんだけどね
会所の上の人にそれを伝言ゲームで伝えると
その人もまたその上の人に褒められたいと思うんだよね。
トップと繋がってる状態で下の人間が褒められることをしたっていうと
それを加工して褒められるストーリーまた作りやすいんですよ。
だからまずはその人の上に何階層あるかっていうことをチェックするのと
あとはその人が何をすれば褒められるのかっていうのを
言語化するお手伝いをしてあげるって
これはすっごい重要だと思う。
素晴らしいですね。
ここでポッドキャストをお聞きの皆様へお知らせです。
僕が経営するビートラックスでは
シリコンバレー式のイノベーティブな組織作りや
企業カルチャー変革
そして日本企業の世界進出を支援しています。
中間層の影響
これまで300以上のプロジェクトを成功に導いてきました。
ビジネスのグローバル展開やブランド強化
組織変革を検討中の方は
ぜひ概要欄よりビートラックスのウェブサイトをご覧ください。
それでは引き続き
この前シリコンバレーに来ている日本企業さん向けの
セミナーみたいなのを登壇させてもらったときに
基本シリコンバレーに来ているということは
イノベーティブなことをやりなさい
って言われている人たちがいて
だいたいそれを叫ぶ人っていうのはトップなんですね
経営者の方
それで選抜されて送られてきた人がいて
彼らが非常にイノベーティブな活動をして
会社にフィードバックしようとするんだけど
やっぱり中間層の方で止められちゃうから困ってるんですよね
それじゃあ社長に直接報告したらどうなんですか
ランロンさん
それ日本だと説得もんなんですよ
社長に直接そういうのってできないんですか
一応社内の仕組み上メールとか書けるんですけど
多分読んでもらえない
その前にゲートキーパーいっぱいいるからね
そこってこれがアメリカとのちょっと違いだったりするのかな
あともう一つが
なんで褒められる方法を聞いてくださいって言ったかっていうと
明記されてないんですよ
明記されてないんですね
なぜかというと日本ってジョブディスクリプションないから基本的に
アメリカの会社なんかだとJDがないと
人採用できないからJDありきで
JDをちゃんと満たしてそれを超えることをやったら褒められる
っていうのは分かりきってるじゃないですか
力の入れどころがはっきりしてるわけですよね
オブジェクティブってのが書いてますからね
達成してほしいゴールみたいなのが書いてますからね
それを満たして初めて人として認識されるみたいなところが明確にあるんだけど
日本の場合ってそれがなくってかなり主観が入ったりとかするから
だからそれを言語化してちょうだいっていう風になってくる
それはいい第一歩ですね
でも褒められることをやるのをお手伝いしますよっていうと
ビュートラックスだって絶対これ損にならないわけで
最終的に褒められることをやるぞと方向が決まった後は
えらいこれみんな団結してやるからね日本っていうのは
把握縛ってやる
そうかそれ盲点でしたね
意外と本人も知らない人が多そうですね
そうなのなぜかというと
とりあえず怒られないようにしといたらマイナスにならないから
そこが一番安全権なんです
だから褒められるって上に伸びるはずなわけじゃないですか
だけど本当に守りに入っちゃってる人って
その意識をもはや持つことを忘れてるんですよね
どうやって褒められますっていうと
多分最初に分かんないですっていう人結構いるんじゃないかな
職務記述書の欠如
そうですね
それ考えませんって
それ考えてデザインの力でそれをクリアするとか
むっちゃかっこよくないですかっていう
それ考える時どうやってやるんですか
直接聞いたりするってことですか
それもいいし
あとはそのワークショップの最中にできるかどうかはちょっと別なんだけど
記憶をたどってもらうでもいいし
褒められた記憶を思い出す
そうそうそうそう
どういう時に
子育てみたいな
本当そうなんです
日本はアメリカのMBAのクラスで
なんて言われてるかって前に言ったと思うんだけど
日本の会社は社員を子供扱いするっていう風にMBAで教えてるわけです
理由が何かっていうと
日本の大学っていうのは基本的に大学4年間をかけて
アッパラパを育てるっていう非常に効率的な教育プログラムを組んでるわけですよ
今ちょっと変わってきてるけどね
一応大学の教員だからちょっとフォローしておくけど
そのアッパラパになったやつを白紙の状態で
とりあえず何ができるかわかんないけど
とりあえず入れて
入れてからどうにか使い物に40年間かけてするっていうのが
ずーっと続いてる昭和の経営だったわけですよ
だから完全子育ての
40年間この家にいるっていうことが前提になってる
就寝雇用が保証されてるから
この家にいるっていうことがわかってるから
だからもう後はうちでちゃんとしつけをして
恥ずかしくない大人にしてあげるからねっていう風にやってたのが
ずーっと昭和の経営
それが今でもずっと続いちゃってるって話ね
ただそれがだんだん壊れてきてるから
若手が辞める同士だとかになってきてる
だからこそオフィシャルにまたリリースとかしようと思ってるんですけど
沢さんと一緒にサンフランシスコで
リーダーシップワークショップみたいなのやりたいなって
我々やるときに東京だけじゃなくて
なるべくサンフランシスコに来てもらえるようにしてるんですけど
環境を与える影響って非常に大きくて
ここに来てプロダクト試すとか
他の会社に行ってみて
リーダーシップマネジメントを
どんな感じで行われてるのか見てみると
結構びっくりすると思うんですよね
僕逆に聞かれることがあって
シリコンバレーの会社とかって
なんであんなに攻めれるんですか
リスク取れるんですか
と言われるんですけど
答えは簡単で
褒められるのを探さなきゃいけない立場の人は
この辺だとリスクを取らないとクビになる
じゃないと雇った意味がないんですよね
その人が会社に入って
その人がぶっ飛んだことをやって
それで面白いことを見つけたりとか
新しいビジネスモデルを作り出すのが
オブジェクティブズなので
保守的にゆっくりのんびりやってたら
今日でおしまいってなるので
そこの差が大きいなと
JDを満たしているだけで
ずっといられるとは思うなよってやつだよね
常にその期待を上回っていかないと
居続けることすらできないわけで
それとあとキャリアアップもできない
自分を売ることができないからね
全職での実績を教えてくださいって言われた時に
数字で示したりしなきゃいけなくなるので
僕はバリバリ日本企業のイベントに
さっきまで出てたので
その人たちと喋っていると
やっぱりね
あまりにも階層化すぎるとか
人の顔色を見すぎてるなっていうのを
すごい感じたのね
僕はもうバイトみたいなもんだから
とざまだし
社長とかにも普通に喋ることができなくて
フラッと言って
他の人たちは
僕なんかで何十年も前から社長の顔を知ってるはずなのに
遠巻きに見てるだけなんだね
あれもそっか
なんか怒られないこととか
褒められることとかを
気を使いすぎてるから
日本の人たちって
みんなスーツ着てるんだな
エラーにならないから
エラーにならないからね
ポッドキャストだからね
見えないだろうけど
僕この格好で行ってるからね
そういうところ
そのオフィシャルイベント
ちなみに
入り口で止められる
どんな格好をしてるかっていうと
インドのやつだと思うんだけど
サルエルパンツと
上はクレイジーパターンのシャツですね
クレイジーパターンのシャツ
すぎ上げだらけみたいな
一歩間違えれば
ホームレスにも見えるような
そういうデザイン
ちょっとオシャレなホームレス
イノベーションの阻害要因
僕も一回
日本のエグゼクティブの方たちが
何百人集まるイベントで
登壇頼まれて行ったんですけど
僕だけジーンズだったんですよ
一応ジャケットは着てたんですけど
ジーンズっていうだけで
もう僕しかいないんです
すっごいびっくりして
主催者の方に
すみませんちょっと間違えでした
あなたはいいんですこれで
オーディエンス全員スーツです
100%
すごい本当に
慣れてる光景かもしれないけど
僕の場合には
唯一長髪ってやつ
そこはその時点で
リスクに関しての考え方が
一般的にはしないからね
髪の毛の何が違うかっていうと
ある日突然
こういうロングヘアにはならないので
じわじわですからね
その間でなんとなく
世の中の自分を見る目を
計算することができる
目覚めてこれだったらびっくりしますけど
昨日までスキン変装だったのに
何話してんの
ジャパニーズホラーだよ
今ちょっとMCの彩香さんが
笑いをこられるのに必死になってる
声入っちゃねえあれだからね
普段すごい真面目な
真面目なこれ
こういうノリじゃないの
すごい真面目なデザインに関しての
僕の真面目な人間性が
溢れ出る内容になってまして
今なんか文字化系してたんだけど
いやほんとに
なぜか円筒が上手くできなかったんだけど
僕の実直さと
気真面目さが
ついついこぼれててしまって
こんな楽しい雰囲気って
久しぶりだなと思って
NHKの教育テレビ
ぐらいの真面目な
放送大学みたいな
誰が見んだみたいな
でもそういう真面目っていうのも
結局のところエラーを避ける
っていうところにする
そんなバカだから飽きるやん
だしデザインって
これは最近デザインかぶれ
してるんだけど
人を支配するためのものっていうのが
絶対条件なわけです
僕はデザインがすごい
今でもすごいいいなって思う
一番はデザイナーの人たちと
話したりとか
デザインのイベントに行ったりとか
その空間にあふれ出る
世の中に対してのポジティブな
考え方というか
優しさと愛であふれてる感じになって
スタートアップも大好きなんで
スタートアップ系もやってるんですけど
スタートアップはちょっと毒あるの
やっぱりね
狂ってなきゃいけないからね
腹黒さと
金儲けの話もよくあるし
サバイブしなきゃいけないからね
裏技とか
ずるいやり方とかも
加味してスタートアップで
サバイブしてたんですけど
ことデザインに関しては
どうやったら世の中の人がもっと喜ぶか
に焦点が当たってるので
特に大きめの企業であればそこに全員振りした
っていうわけだからね
会社として思いっきり投資領域として考えて
デザインの方に向けるっていう風にすればいいんじゃないかな
なかなかそうは
ならないのが現状だから
なぜかというとそれは怒る怒られるが
トッププライオリティだから
それを一回取っ払ってあげる
ミドルマネジメント層の人たちに
あるいはもうちょっと若手の人に
言うんだったら褒められる方法を聞く
それよりも上の
日本的な名前で言うんだったら
業務執行役員とかね
あるいは
事業本部長とか
そういう人たちに対してアドバイスするんだったら
クソアイディアを笑って受け入れてください
っていうのを徹底的に
若い奴らが出す
何でもいいから出せっていうところに
ダメ出しをするんじゃなくて
面白い部分だけを指摘しろ
そして
言うのであれば
改善点を自分の頭で考えて
提供しなさいっていう
アドバイスを
僕は常にしてるんだけど
これをねMetaSupportで僕本書いて
その中にも書いてあるんだけど
書けてる部分を指摘するのはバカでもできるんで
バカでもできる作業を
ケンケン持ってるあなたがやっちゃダメだよ
そうね
マネジメント中間層とかマネジメント層の
マインドセットが一回きっちり
アラインされると
多くの企業組織が一気にイノベーティブになる
と思うんですよね
会社としてはそこに対しての多大なる予算を
投じてるので
あと一歩のそこをさえクリアさせれば
いろいろガラッと
良くなるなと思って
想像したいんですけどいかんせん
我々だと力不足でして
デザインの重要性
そもそもお力を借りたいってことで
ビートラックスワークショップ
フィーチャリングさあまどかを
やっていこうっていうことで
実際興味を持って
ポインかけていただいてる企業もすでに
ありまして内々で
何ヶ月後に送ろうかなとか
言ってるのがあるんで
興味ある方は概要欄の中にあるんですよね
一旦ここでありがとうございました
ありがとうございました
このエピソードを楽しんでいただけた方は
ぜひ高評価
チャンネルフォローよろしくお願いします
またサンフランシスコデザイントークは
番組に対する質問や
取り扱ってほしいテーマを募集しています
番組概要欄にある
Googleフォーム
Spotifyでお聞きの方は
各エピソードのQ&A欄からお送りいただけますので
お便りお待ちしております
最後までお聞きいただきありがとうございました
次回もお楽しみに
次回もお楽しみに
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