1. BTRAXのCEOによるサンフランシスコ・デザイントーク
  2. 【第29回】デザインワークショ..

#29 デザインワークショップの意義と必要性+btrax事例紹介


▽トーク概要 

・btraxが提供する『デザインワークショップ』とは?」

・実施する目的やゴール

・これまで実施した『デザインワークショップ』の事例

・どんな人に受けてほしいか。

・おすすめ記事: 『【ファシリテーションの裏側】円滑なワークショップ運営のためのツールと活用事例』 https://blog.btrax.com/jp/generative-ai-brand-strategy/ , 『グローバルブランドをローカルへ。btraxのファシリテーターによるブランディングワークショップの事例紹介https://blog.btrax.com/jp/brand-localization-workshop/ 

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【出演者】

Brandon Hill / Suzy Ito

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【btrax】

btraxは「We design the future by bridging the gaps」をビジョンに、2004年に創業したサンフランシスコ発のデザイン会社です。これまで日本、アメリカなど諸外国を含め300社を超える企業様に向けてUXデザインを軸に最適なユーザー体験を生み出し新たな価値の創出に貢献してきました。

btrax HP : http://www.btrax.com/jp⁠

サマリー

デザインワークショップの意義と必要性、btrax事例紹介について詳しく話しています。ビートラックスは日米のクライアントと20年以上にわたり仕事をしてきた経験をまとめた本です。ビジネスに役立つデザインの考え方やメソッドを取り上げています。全てのビジネスパーソンにとって、新しいバイブルとなることは間違いありません。

デザインワークショップについて
サンフランシスコ・デザイントーク。この番組はサンフランシスコと東京に拠点を置くデザイン会社のCEOが、日本で働くデザイナーやデザインをビジネスに取り入れたい方向けに、様々なトピックについて詳しく話します。
ということで、本日もよろしくお願いします。
今日のトピックは、デザインワークショップ、ワークショップについてです。
意義だったり、必要性だったり、btraxの事例なんかにも少し触れていけたらなと思います。
以前に、良くないデザインがなぜ生まれるのかというエピソードで、良いデザインを作るにはワークショップ型でやると結構有利ですよっていう話をしたので、
今日はその辺をもう少し深掘っていければなと思います。
じゃあどうします、まずワークショップとは何かみたいな。
そうですね、ワークショップっていうのは一般的に言うと、複数の人が一つの同じ場所にいて、何かのテーマに対して決められた時間の中でアイデアを出したりとかして、
結果をそこから導いていくっていう手法だと思うんですが、我々はデザインをする上で、いくつかのプロセスのフェーズの中の一つが複数に対してその手法を用いていますという、そういうことですね。
もうすぐ、来週、再来週ぐらいからまた新しいショップ。
そうですね、定期的にやっておりますね、クライアントさんと。
そうですね、どういう手法を使うかとか、ちょっと細かい手段とかメソッドについて。
まず、一番違うのは期間がそれぞれによって違うので、一番短いものであれば1、2時間とかいうものから、1日ワークショップ、1日やるもの。
時数半日ぐらいですが、1日やるものと、あとは数日に3日やるものと、1週間ぐらいでやるものと、長いものだったら1、2ヶ月ぐらいずっとワークショップ型でやっているプロジェクトがありますね。
目的に応じても、この期間を変えることが多いです。
簡単に言うと、短いものは学ぶ、インプットをすることとか、知る、ディスカバリーとか知ることを中心に行うケースが多く、
長いものはその学びや情報収集をもとにアイデア出しをしたりとか、あとは実際にデザインアウトプットをして、それをもとにユーザーフィードバックをもらって改善したり、それを何度か繰り返したりとかいうもので、
学ぶということと情報を集めるということと、そこからアイデアを出すということと、アイデアを形にするということと、形にしたものに対してフィードバックをもらって改善するという、それぞれのどこまでやりたいかによって、そこに費やす時間が変わってきますね。
1日とか1時間のやつはどちらかというと、セミナーみたいなのに近いけどインタラクティブみたいな。
そうですね。いいポイントですね。セミナーとワークショップの一番の違いは、基本的にセミナーは喋る人がいて、聞く人がいて、話した内容を聞いた人がインプットとして受け取る。
その一方でワークショップと言われた瞬間にインタラクティブ。メインで話す人がいたとしても、参加者も発言したりアイデアを出したりとかをする。
ワークショップの種類と期間
っていうのと、あとは通常ワークショップってなると、ファシリテーターという役割の方がいて、場を仕切るというか、司会者の役割ですね。司会進行する人がいて、その人をもとに時間とか進行を管理してもらって、アイデアを出していったりすることが多いですよね。
Bトラックスでどういう事例があるかというと。
たくさんあるんですよ。今まで本当に何だろうな、数えたらどのくらいになるのかわからない。50、60とか普通にやってるとは。もっとあるかな。100近くあるかもしれない。小さいの入れると。
それこそ簡単なのだと学生向けのラーニングをベースとしたものから、結構ガチで企業向けに新規事業を作り出すためのアイデア出しとか、新商品を生み出す時のためのアイデア出しとか、あとは実際にプロスタイプ作ったりとかもあります。
一つ事例で、結構このプロジェクトの内容的に世の中に話してはいけないものがとても多い、新規事業が多いんですが、一つ話していいのは、自動車ブランドのマツダの仕事をいくつかさせていただいた中で一つ。
今から6年くらい前に、その当時はトップシークレットのプロジェクトだったんですけど、マツダが初めてEVを出したいということになってまして、実際今そのプロダクトは世の中に出てるので、マツダのEVとして。
MX-50だったと思うんですけど、それの一番初期の頃にちょっと縁がありまして、ご相談されたんですね。どういう相談かというと、マツダっていうブランドは世の中一般的にある自動車ブランドと違って、結構ターゲット層を絞ってそういう人たちに深く愛される、狭く深く戦略っていうのをやってる会社だから、
今度出す初のEVもエコみたいな切り口だけじゃなくて、もう少しマツダっぽさを反映した内容にしたいっていう相談だったんですね。
具体的に言うと、クリエイティブエリートって言われるような、自由なライフスタイルで、なおかつ仕事もたくさん頑張るんだけど、週末とかもアウトドアに遊びに行ったりとか、いわゆるイケイケな感じなんだけど、アメリカの西海岸っぽい感じ。
ヘルシーで、イケイケしててアウトドア派で、いわゆる超リア充なんだけど、仕事もスタートアップとかでバリバリテクノロジー系もやって、タリーデザイナーだったりする人たちみたいな、そういう人たちをターゲットにしたいっていう話だったんですね。
それまでEVって言うと、ファミリーとか主婦とか、そういったざっくりな感じのものが多かったんですけど、松田の場合はもう少しビーチに乗り入れても遊べるようなEVみたいな、そんなコンセプトとかも言葉に出てきてて。
ゆえに、サンフランシスコに来て、ここに住んでいる企業家みたいな人たちとか、スタートアップとか、もしくはGoogleみたいなところで働いている若者たちに話を聞きながら、そういう人たちって車離れっていうか、所有することに対してもあんまり価値を感じてない人たちも多いので、いわゆるシェアリングエコノミーが発達したりとかしてるのでね。
特にこういう都心部は。そういう人たちでも買いたいな、欲しいな、維持したいなっていう車両をデザインしていきたいっていう話だったので。
ワークショップの効果とプロポーザルとの比較
で、やったのが、僕の友人のエンタープレーナー、企業家の人たちとか、あとはGoogleで働いている若手の子たちにGoogleの本社まで行って話したりとかして、あなたにとって魅力的な車とはみたいなテーマでいろいろライフスタイルの話とか、どういうときに乗らないとか、いる、いらないとかそういう話をしながら、ディスカバリーを、情報収集っていうのをフィールドワークを2、3日やったんですよ。
で、それをもとに、公演に行ったりとか、あとここビートラックスのオフィスでアイデア出しを、マスターの人たちと我々、ビートラックスのメンバー、僕も入ってしていって、最後にプロトタイプスケッチみたいなのをして、チーム内でプレゼンテーションをする。
これは、そこで出てきたアイデアとかプロトタイプのデザインが、実際に去年、一昨年くらいかな、リリースされたその車両に反映されてるし、なおかつもう一個裏ゴールみたいなのがあって、これもすごくよかったのが、松田ってやっぱりすごいグローバル企業だから、本社は日本の広島ですが、アメリカにも会社が松田のアメリカがあって、それはロサンゼルスあたりなんですね。
距離と時差があるから、どうしても意識がずれやすいので、一旦合宿的に、日本でやる合宿みたいな形で、サンフランシスコでみんなで集まって、十数に集まって、そこで一緒にワークショップをやることでチームビルディングにもなったので、その後のプロジェクトがすごいスムーズに進んだんですよね。
ちょっと質問です。
ワークショップを手段として使ってるわけですが、プロポーザルじゃなくてワークショップを選んだ理由って何ですか?
プロポーザルってどういう意味ですか?
こっちからアイデアを…
企画提案ですね。
それはとてもいい質問なんですよ。なぜかというと、そういうタイプのプロジェクトもその時期に自動車系やっていたんですけれども、プロポーザル型でこっちがアイデアを出してプレゼンすると、クライアントさんのお偉いさんが腕組みながら聞きながら、あんまりピンとこないなっていう感じになることが多くて、
ピンとくるかこないかっていうのは実感を持てるか持てないかなんで、2つあって1つは顧客の顔がちゃんと見えてるっていうのがワークショップでできたっていうことと、
もう1つは自分たちもそこに中に入ってアイデア出しとかをしていくので、エンゲージしているので、すごいみんなピンときやすいんですよね。
これでいけるっていう確信が持てるか持てないかっていうのが、自分ごとにできるかっていうことと、お客さんの顔が見えるかっていうことで、ワークショップの圧倒的に精度が高いと僕は思っていて、なおかつ時間の節約にもなるんですよね。
結局ワークショップってリアルタイムでいろんなものがいっぺんに動くので、数日やっただけでも受け取れる情報量とか精度が高いんですけど、
プロポーズの方にしちゃうと、1回時間かけてアイデア出して、プレゼンテーションとかピッチとかして、そこでちょっとフィードバックもらって、じゃあもうちょっと改善しますねっていうのをやってると、
一緒にして数週間から1ヶ月経っちゃうんですよね。スケジュール調整してみたいな。なので、時間が無駄にかかってると思ってて、それも集中して数日でも同じ場所にみんなで集まってやったほうが、
ノイズもないし、いろんなことの物事が進みやすいと思いますね。
ちょっと前、どのエピソードだったか忘れちゃったんですけど、コークリエーションの話、軽く知ったか知ってないか、ちょっと忘れちゃいましたけど知ったと思うんですよ。
そのコークリエーションとワークショップの差も、私ちょっとふわふわっとしていて。
すごい近いと思います。コークリエーションのメソッドがワークショップなんだと思います。
ですよね。私の思うワークショップの利点っていうのが、クライアントさんと一緒にやるから、クライアントさんはもう自分の会社のコアのバリューとか分かっているので、
私たちがリサーチしてそれを調べ上げる必要がないっていうのも時間の節約の理由とか、ファクターになってるのかなと。
全くその通りですね。例えば自動車会社の方たちと一緒に我々がものづくりをするときに、我々がお客さんの人たちよりも自動車について詳しいわけはないんですよ。
それはもう当たり前の話で、日々自動車のことだけを考えてやられているプロフェッショナルの方々と比べると、やっぱりどうしても自動車を作るっていうことに関しては専門家の方が詳しいんですね。
その一方で、そういう人たちは自動車以外のことが分からなかったりとか、既存の自動車の概念にとらわれすぎてるっていうことを言われてるんですけど。
なので、新しい考え方とか、あとは自動車会社以外の視点とかマインドセットっていうのが欲しいから、他の業界の人たちと一緒に考えたいっていうニーズが常にあるんですね。
他の業界も、例えば医療とかもそうだと思うし、航空産業とかいろんな産業は産業に特化した人たちのエキスパートの集まりなんですけど、その人たちだけだとやっぱりどうしても行き詰まっちゃうし、過去の経験にとらわれがちなので未来を作ることが難しいとか言われる。
そこに対してそうじゃない人たちと一緒にコークリエイトを作るっていうことで、他の同業他社の人が思いつかないようなアイディアが出てきたりとか、未来軸で物事を考えられたりとか、他の業界とのコラボが可能になったりとか、そういうのを実現させてるって感じです。
今話しててワークショップとコークリエーションの差がちょっと分かったんですけど、ワークショップって結構あえて答え出さないこと多いじゃないですか。コークリエーションってもうちょっとお互い意見出し合うイメージはありますか?
ワークショッププロジェクトの効果測定、KPIみたいな結果を測定するのが大きく分けて2種類あって、1つはそれが理解できたか学べたかっていうことと、もう1個はそれによって価値あるものが生み出されたかっていうことなんですけど、
学ぶこととかを主軸にしたワークショップであれば、そこから出てきたアイディアの精度とかはぶっちゃけそんなに重要じゃないんですよね。参加者が成長したかとか、新しい視点を持てたかとか、新しい情報が手に入ったかが重要なんですけど、
この一方でさっき言った松田の事例みたいな、リアルなプロダクトを作り出すプロジェクトにおいては、プロセス以上にアウトプットのクオリティが重要なので、答えをちゃんとにたどり着くとか、プロタイプをちゃんと作り出してそれに評価が得られるものになっているとかってすごく重要なので、
特にデザイン会社的なワークショップだと、その後者のアウトプット重視のやり方でやらなければいけない。そうしないと価値ないと思います。
なるほど。
ビートラックス初の書籍、発想から実践までデザインの手工法図鑑の販売を全国の書店またAmazonにて開始しました。
ビートラックスのデザインワークショップ
ビートラックスが日米のクライアント様と約20年にわたりお仕事をしてきたナレッジを凝縮した一冊となっており、ビジネスに生かせるデザインの考え方やメソッドをカバーしています。
これからの企業の成長に欠かせないデザイン的マインドセットを学ぶ第一歩として、すべてのビジネスパーソンにとっての新たなバイブルとなることは間違いなしです。
詳細はポッドキャストエピソードの概要欄のリンクをチェックしてください。
ありがとうございます。もう1個質問で、ちょっと舛添さんの例を使いましたが、舛添さんの場合は、支社がLAにあった。
それから、サンフランシスコでワークショップというかクリエイションをやるのは、支社とかの。
それ、もう1個あって、自動車会社全般的にそうなんですけど、アメリカの市場というのが一番重要なんですね。
ちょっと説明してなかったんですけれども、サンフランシスコに来て、サンフランシスコのポテンシャルユーザーと話した一番の理由は、
そういうところに住んでいる人たちがメインの市場になると認識しているからでして、自動車産業ってグローバル産業なので、
日本でしか売らない車を作るわけにいかないんですね。逆に言うと、アメリカで一番ヒットするものを作れば、世界で一番売れる車が作れるんですね。
自動車の国だから。なので、メインの市場はアメリカなんですよ。
アメリカで売れるものをみんな作りたいと思っている産業なので、重要なんです。
やっぱりこっちに来て、実際のこっちに住んでいる人の、現地の人がやっぱり大事なんですね。
そうなんです。それを想像するとわかると思うんですけど、アメリカの支社の人たちは、どこの会社もそうなんですけれども、
一番売れている市場のお客さんのことを知っているという自負があって、日本の本社の方は、遠いっても作っているのは俺たちだという自負があるんですね。
そこでどうしてもギャップとか圧力が生まれやすいんですよね。
そこを埋めるというのも我々の責務であります。
面白いですね。時間の節約とか時差の問題とか解決もあるし。
意識のギャップを埋める。
なるほど。ありがとうございます。
企業向け事例と学生向けワークショップ
他に話せる事例ってありますか?
NTTコミュニケーションさんが社内新規事業をやる時に、ガチ目のスタートアップでやりたいというリクエストがあった。
社内新規事業って結構、緩く終わっちゃうケースが多くて、やってみたがいいけどどこかで立ち消えたみたいなのが多い中で、
そうならないようにちゃんとやりたいということで、それもグローバルでやっていきたいというのがあって。
それは短期間でアイデア出しをして、プロタイプを作ってフィードバックをもらうというところまでやりたいという話だったんですね。
なんでかというと、スケジュール的にそのリクエストをもらった人を達成したいのが、
SXSWというイベントで展示したいという話だったんですね。
SXSWって毎年3月にテキサスオースティンで行われるスタートアップとかがお披露目するようなイベントなんですけれども、
それを目標に頑張りたいということだったので、考えたのがデザインスプリントというメソッドを使おうということで、
デザインスプリントは以前もちょっと話したんですけど、
Googleも採用している5日間のワークショッププログラムで、月曜日から金曜日までアイデア出しからプロトタイピング、フィードバック、決断までやっちゃうというやり方なんですね。
結構インテンスで、うちもファシリデーターだけじゃなくてデザイナーも2人入って、プロジェクトマネージャーも入って、
まるで数ヶ月のプロジェクトを5日間でやりきるみたいなノリでやらなきゃいけないものでして、
これはさっきはサンフランシスコ、これは東京オフィスでやったんですけど、その時はうちのアメリカのデザイナーが東京オフィスに出張してそこでやったんですよ、実は。
アメリカ向けのプロジェクトだったので、アメリカ人デザイナーをアサインして、
アイデア出しから最終的にプロと作って、フィードバックもあって決断するというところまでやって、この決断がすごく重要で、
いくつかプロダクトの方向性みたいなのがあった中で、プロジェクトリーダーと上進の人にも来てもらって、
ここでこれでやるぞっていう承認プロセスみたいなのが日本ってすっごい時間かかるから、
それを一気に飛び越えて、サクッと決めて、これでやりますよ、いいですねっていうのをそこで覚悟してもらうっていうところまでやって、
それを元にSXSW展示一緒に我々も手伝ってやって、今でもそのプロダクトっていうのがスピンアウトした形で、
あれは子会社なのかな、別会社としてスタートアップとしてやってるんですよ、未だに続いてます。
すごい。
嬉しいです。
この前プロジェクトリーダーとか今そこのトップの方にもうちのビートラックスデザインデーターがいました。
急にビジネスストックですね。
嬉しかったです。
このままビジネスストックをちょっと続けると、こういう企業向けの事例いくつか私たちもやってますが、
他にも私もちょっと最近も高校生向けに?
定期的にそうなんですよね。
高校とか大学とか学生向けにちょっとね、社会貢献を兼ねて、たまに週末とかやってますよね。
スウジもこの前、ワンデイワークショップみたいなの何回かやってましたよ。
結構何回かやってます。デザイン志向についてちょっと知ってもらうのと、
あとキャリアまだ考えてる年齢なので、デザインをもうちょっとキャリアのオプションとして考えてほしいなっていうので、
私のパーソナルの話をしたりとか、ビートラックスについて話したり、
デザイン志向がどういう風に使われてるかみたいなのをちょっと話したり、
あとはデザイン志向をどういう風に自分の個人的な生活に生かすかみたいな話をちょっとしたり。
日常生活に使えるデザイン志向ですね。
そういうのを話したりもしてます。
どういう方にワークショップを受けてほしいですか?
ぶっちゃけて言うと、企業の重役って言われる立場の人ですね。
いわゆる役員とか取締役とか社長さんとか、そういう方たちって、
僕が思うに多くの方は日常生活であまり顧客と接点がなかったりするし、
忙しいっていうことが理由で、そういう現場に関わることが少なかったりするんですよ。
取引先の方とはよく会ってるんですけど、
その先にいるいわゆるエンドユーザーの顔があまり見えてなかったりとか、
あとはどうしても立場上をフラットにスタッフとコミュニケーションしにくい。
周りが気を使うからっていうこともあって。
ワークショップのルールは一回みんな立場を忘れて、
平等にやっていこうっていうか、チームとしてやっていこうっていうのが
アイスブレーカーとかってやるじゃないですか。
それが立場、肩書きとかは一回気にせずに、みんなでフランクにアイデア出しをしようよっていう。
なおかつ、思い出した。
ワークショップのもう一個のルールは、出てきたアイデアを否定しないという。
アイデア出しとかをしていく中で、お前ダメだよそんなの。
っていうのを言っちゃいけないっていうルールになるので、
そういう人たちの日常の仕事の多くが何かに対して断らなきゃいけないんですよね。
10個アイデア出てきたら9個は断らなきゃいけないっていう立場なので、
ツッコミをね、批判をしてツッコミをしながら、
ダメだよそれじゃっていう役割なんでやってると思うんですけど、
ワークショップは正前説でポジティブな姿勢でやっていくので、
かなり目から鱗というか、アイオープニングな感じになると思うので、
新しい体験としても参加してもらいたいし、
物事の決断のスピードを上げるっていう意味でも、
やっぱり決断をする役割の立場の方が参加することで、
企業のスピードアップにもなるかなと思います。
ありがとうございます。
興味のある方はぜひ。
いつでもお願いいたします。東京でもサンフランシスコでもできますので。
ありがとうございました。
サンフランシスコデザイントークは番組に対する質問や取り扱ってほしいテーマを募集しています。
番組概要欄にあるGoogleフォームからお送りいただけますので、お便りお待ちしております。
最後までお聞きいただきありがとうございました。次回もお楽しみに。
26:04

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