#2-45 サイドプロジェクトから生まれた大ヒットサービスたち: TwitterやSlackも、“想定外”のヒットだった
2026-04-17 30:10

#2-45 サイドプロジェクトから生まれた大ヒットサービスたち: TwitterやSlackも、“想定外”のヒットだった

アジェンダ:
  • Twitter、Slack、ゲームボーイに共通することとは?
  • なぜ「遊び」は「仕事」に勝るのか?
  • 締め切りも、KPIも、プレッシャーもなかったら、何が生まれるのか?

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サマリー

このエピソードでは、Twitter、Slack、Instagram、GitHub、Twitch、そして任天堂のゲームボーイといった、一見すると本業とは異なるサイドプロジェクトから生まれた数々の大ヒットサービスについて掘り下げています。行動経済学の観点から、人は金銭的な報酬を得るための仕事よりも、遊びや社会的な活動に没頭しやすく、それが革新的なアイデアを生む土壌となることが指摘されています。サイドプロジェクトが成功する理由として、開発者自身がユーザーとなること、締め切りやKPIといったプレッシャーからの解放、心理的安全性の確保、そして何よりも「遊び」に対する真剣さが挙げられています。特にTwitchの誕生秘話では、ゲーム大会の配信が予想外の反響を呼んだことから、ゲーム実況への特化へと繋がった経緯が語られています。また、ゲームボーイがスーパーファミコンのリリース遅延を埋めるための「つなぎ」として開発され、大ヒットした事例も紹介されています。日本の企業文化においては、遊び心や自由な発想が生まれにくい現状が指摘されつつも、Googleの20%ルールや、このポッドキャスト自体がサイドプロジェクトから始まったというメタ構造に触れ、好きなことを追求することの重要性が強調されています。最終的には、サイドプロジェクトがヒット商品を生むだけでなく、個人のキャリア形成や新しい仕事の創出にも繋がる可能性が示唆され、リスナーに対して、自身の情熱を追求することへの後押しとなるメッセージが送られています。

サイドプロジェクトから生まれた大ヒットサービスとその背景
サンフランシスコ・デザイントーク
サンフランシスコ・デザイントーク、本日も始めていきます。
MCを務めますリュウチです。
Brandonさん、よろしくお願いします。
本日のテーマですが、サイドプロジェクトから生まれた大ヒットサービスたちというところで、
これ、Brandonさん発案のテーマになりますか?
そもそも、これをちょっと話したいなと思った理由がありまして、
最近読んだ本が、行動経済学のことを書いている本だったんですね。
人間って何かをやるときに、経済的な理由でやる理由と、社会的な理由でやる行動というのがあるということが書いてまして、
経済的な理由というのは簡単に言うと仕事ですね。報酬を得るために何かをする。
一つの社会的行動というのは、部活とかボランティアとか、週末集まってサークルで何かやるとかという、
お金や金銭に全然関係ない活動のこと。これが人間って脳の中で切り替わるらしいんですよ。
これは経済的活動でやっている。これは社会的活動でやっている。
意外とお金を稼ぐためにやる仕事よりも、お金とかに全然関係ないと思ってやった活動のほうが、
のめり込んだり楽しめたり、いい結果になったりすることが多いというのが書いてあって、
ふと思い出したのが、以前に僕がブログにまとめていたんですけど、今世の中でヒットしているサービスのその多くが、
実はサイドプロジェクト。サイドプロジェクトというのは、その会社が商売するために作ったサービスプロダクトじゃない、
空いた時間とか暇な時間とか、あとは社内ハッカソンとか、そういうので遊び半分で作ったものが、
そっちのほうがヒットして、メインのビジネスになったものが結構あるよっていう、
そういう話があったんで、ちょっと紹介できればと思っておりますという、そういう話ですね。
具体的にはどんなサービスがあるんですかね。
すごいあるんですよ。じゃあ名前をバーって羅列すると、
Twitter、Airbnb、Instagram、Slack、GitHub、Groupon、Twitch、WeWork、
Unsplash、Fondo、Basecamp、Ramborghini、Migura、Gameboyっていう、バーって並べたんですけど。
Twitchとゲームボーイの誕生秘話
結構なんか皆さん聞いたことあるものとか、使ったことあるものが。
じゃあ有名なところで言うと、Twitterの話は前からちょこちょこ、
Jack Dorsey 会員でチラッと言ってたんですけど、
もともとはポッドキャスト系のサービスをやっている会社に、
Jack Dorsey が入社して、社内ハッカソンをやったと。
その時に社内のスタッフたちがオープンにコミュニケーションするためのツールとして、
最初作ったのがTwitter。
それを一般公開した形で世の中に出したら一気にヒットしたっていうので、
その会社Odeoっていう会社だったんですけど、
Odeo自体がTwitter社に名前も変えて、
メインプロダクトもそのポッドキャスト管理ツールからTwitterに変換したっていう、
そういうことですね。
あとはインスタ、皆さん使ってると思うんですけど、
インスタももともとチェックインアプリだったりしたんですけどね、バーボンっていう。
それをインスタグラムに変えたんですよ。
それはサイドプロジェクトっていうか、メインでやろうと思ってた、
真面目に考えて作ったことよりも、写真だけでいいんじゃない?
それの方が面白いんじゃない?って言って作り上げたものだったりとか、
あとはよく仕事で使ってるSlack。
Slackももともとゲーム会社があって、
社内コミュニケーションツールで開発して、
気づいたら結構いいのができたんで、
それを世の中にリリースしてSlack社になったとか、
そういったものがある。
あとGitHubもそうか、GitHubも社内のコーディングとか、
エンジニア向けツールを作ったら結構イケてるんで世の中に出したとか、
たくさんある。
ありがとうございます。
なんか気になったのが、
こういうサービスを生み出してるきっかけっていうのはサイドプロジェクトって話だったんですけど、
そもそもそういう会社にサイドプロジェクトをやろうかみたいな、
工夫度があることってすごい大事だなとかって言って、
TwitterとかInstagramとかも比較的新しいサービスですけど、
それ前にサイドプロジェクトでヒットしたものとかを、
なんかもうベンチマークにしてやってたのか、
それとも本当に遊び半分でやってたのか。
多くが本当に遊び半分が多くて、
それの極みっていうのがTwitchなんですけど、
Twitchってゲーム実況配信サービス、
大人気のサービスで、
今だとあれか、Amazonに買収されたから、
Amazonグループになってるのかな。
巨額でAmazonに買収されたんですけど、
これ僕リアルタイムで目の当たりにしてるから、
知ってるんですけど、
ジャスティン・カンっていうファウンダーなんですね。
ビートラックスのサンフランシスコのオフィスあるじゃん。
あれの隣のブロックにオフィスがあったのよ、
Twitch。
Twitchじゃない、その時、
ジャスティンTVっていうのやったんですよ。
ジャスティンTVってどういうのかっていうと、
配信サービス。
今だったらあるけど、
その当時YouTubeとかぐらいしかない時代に、
10年ちょっと前かな、
ジャスティンがカメラを持って、
いろんなとこに突撃レポートみたいにして、
それを配信するってことをやって、
そのプラットフォームを使って、
いろんな人が配信できますよって言って、
世の中に出してたんですね。
あんま受けなくて、
そんなにユーザー伸びなくて、
僕本人ともやり取りしてたから、
話したりとかしてるから知ってたんですけど、
ある時、呼ばれたんですよ。
週末空いてる?って言われて。
で、何?って言ったら、
週末にオフィスでゲーム大会やるから、
見に来ないかみたいなことを言ってて。
で、何かなと思ったら、
スタートアップ対抗ワールドオブワークラフトコンテストみたいなのをやったんですよ。
ゲームコンテストみたいな。
そこに、ドロップボックスのロゴのTシャツを着た兄ちゃんとか、
AirBのスタッフとか、
その周辺にあるスタートアップ。
そうだな。
GitHub、AirB&B、Pinterest、
ジャスティンTVの社員もいたし、
ドロップボックスとか、
あの辺ってすごいスタートアップが集まってるじゃない?
うちのオフィスの前。
で、そこの人たちが集まって、
ゲーム大会をやってて、
それを、
ジャスティンTVで放送してたんですよね。
ゲームしてる姿を。
そしたら、なぜかそれへのビューがめちゃ伸びて、
そこでジャスティンが気づいたのが、
あれ、これもしかして、
世の中の人って、
人がゲームプレイしてるのを見るの、
好きなんじゃねえかって気づいて、
で、一回ジャスティンTVを閉じて、
ゲーム実況に特化した
ストリーミングサービスTwitchっていうのを作ったら、
バカ受けしたっていう、
そういう流れなんだけど、
まさに、
完全に本業と違う遊びがまずあって、
その遊びを放送してみたら、
受けたっていう、
偶然もあったんだけど、
結構面白いなっていうエピソードですけどね。
任天堂のゲームボーイの話は知ってる?
あー、わかんないです。
これ、任天堂のゲームボーイ、
ゲームボーイ自体は知ってます?
はい、もちろんわかります。
ゲームボーイって、
ファミコンっていうのがあって、
ファミリーコンピューターって初代あって、
その後にスーパーファミコンっていうのが、
それの後継機としてリリースされたんですけど、
バージョンアップしたものね。
それのリリース日が遅れたらしいんですよ、
スーパーファミコンの。
開発にちょっと時間かかって、
その間をつなぐために、
間をつなぐゲーム機として、
ゲームボーイっていうのを、
ちょっとサイドプロジェクトじゃないですけど、
つなぎプロジェクトとして、
パッと作ってみたんだって。
そしたら、それ単体でめちゃくちゃヒットしたっていう。
メインのプロダクトとして考えてた、
ファミリーコンピューターと、
スーパーファミリーコンピューター。
だけど、スーパーファミリーコンピューターのリリースが遅れるんで、
その間、ファンの人たちが期待して待っていただいてる間に、
申し訳ないんで、
ゲームボーイっていうのを作ってみようって、
作ったっていうのを読んだことがありますね。
面白いな。
プロジェクトのつなぎっていうのが面白いですね。
ちょっと冒頭で、
サイドプロジェクトがヒットする理由と日本の企業文化
社会的なモチベーションと経済的モチベーションの、
話をしたんですけど、
それ以外にも、
なんでサイドプロジェクトがヒットするのかなっていう、
僕の分析をちょっと話そうかなと思うんですけど、
まず、サイドプロジェクトで作るプロダクトのその多くって、
自分たちが使うツールのケース。
スラックとかGitHubとか、
社内コミュニケーションツール、
Twitterもそうだったと思うんですけど、
それで作るから、
ターゲットユーザーが自分たちじゃない。
そうなると、ユーザーセンタードなプロダクトを作りやすいっていう。
単純明快じゃないですか。
それが一つね。
あとは、これ僕も実経験であるんですけど、
プレッシャーがない。
締め切りとか、
予算とか、
KPIとかがなく、
自由に作っていいよってなると、
すごい肩の荷が下りて、
結構楽しく作れちゃうっていうか、
そこがいいものを作るときに、
そういう制約っていうか、
そういったものなしで、
いわゆる心理的安全性を担保した状態で、
ものづくりができるっていうか、
チームで作るときも、
これ作ったらちゃんと売れるのとかいう議論じゃなくて、
面白いからやっちゃおうぜができちゃうっていう。
あとは、これも関連してるんですけど、
ジャック・ドウシーがTwitter作ったときみたいに、
自分だけじゃなくて、
周りのチームメンバーの人たちに喜んでもらうために、
作るっていう、
そういう楽しさがあったりとか、
あとは、リリースするのもさっきのプレッシャーと一緒だけど、
タイミングもいつでも自由にできちゃうっていう、
自由性とか。
あと最後一番重要だと思ってるのが、
人間、遊びのほうが真剣にやりがちっていう。
間違いない。
仕事だと思うと、
真面目にやるんだけど、
熱中したり夢中になったりすることって結構少ないじゃん。
遊びは、
ゲームするときとか遊びだけど、
仕事以上にめっちゃエネルギー注いだりするじゃん。
それを仕事でやってしまおうみたいな。
そういうノリで、
ものづくりができるっていう。
フリーチって日本の企業で働いてたと思うんですけど、
そういう、
何か、
加害活動とかサイドプロジェクトとかって何回やったこととかありました?
ボランティアはあって、
それこそ、
何だろうな、
街のゴミ拾いとか、
あとは、
その会社サッカーのプロリーグをスポンサードしてたので、
そういうサッカー教室とかのこういうお手伝いとか、
そういうのはありましたね。
それって何か熱中できました?
何かこれ長期間続くと熱中できたか怪しかったんですけど、
1回限りとかだと、
例えば子供特例あるとか、
まあそのゴミ拾いとかも、
その今回限りだって思うと、
まあ何か、
いいかなと。
今回限りでしょ。
まあ本当に長くやるべきなんですけど、
ちょっと趣向を暮らしたゴミ拾いっていうのをやってて、
ランニングをしながらゴミ拾いするっていうのを、
正式に何か北欧の方であるスポーツみたいな感じで、
そうやってやってみたんですけど、
何か面白かったですね。
意外と都内にゴミ結構あるんだみたいな、
綺麗に整備されているところにも。
そんな発見はあったりしました。
なるほどね。
いやー何か日本の企業をほら、
もう普遍的にどうやったらイノベーション生まれるかって、
我々のワークショップとかでも常に考えてやってるけど、
ほらヨガやったりとか、
サンフランシスコの街でピクニック行ったりとかして、
何か遊びの延長で物作りをしてみようプログラムとか、
やってるのは実はその目的だったりするんだけど、
日本国内のオフィスでやってると、
なかなかそういう機会を得にくいっていうか、
机と椅子があって会議室があって、
毎日ルーティーンで通勤してってなると、
遊びのスイッチが入らないじゃないですか。
そうなんですよ。
だから遊ぶことの重要さ。
サイドプロジェクトって遊びの一環だと、
最初は遊びの一環として始まるんだけど、
そういう機会を与えるのって結構重要かなと。
グーグルの20%ルールなんですよね。
どう思います?
僕今自分自身ちょっと当てはめてみたんですけど、
最近このポッドキャストが結構、
サイドプロジェクトっぽいなって僕思ってるんですよ。
テーマとかもそんな縛りないじゃないですか。
で、もちろんリリース週に1回っていうのがあって、
溜めなきゃいけないんですけどエピソードは。
でも好きなことやればいいので、
そんなにビュー数とかも、
これいかないとダメみたいな、
なんかそういうのもないので、
なんかそういうのはいいな。
よく考えたらこのポッドキャスト、
サイドプロジェクトスタートでしたね。
これは当時のインターンの子が、
最近ポッドキャスト結構いいっすよって言って、
やってみましょうかって言って、
初代MCたくまくんなんだけど、
それで遊びの延長のノリで、
自分が好きなデザインの話ができればいいかな。
そしてインターンのスタッフに、
僕がデザインを教えてあげるみたいな、
せっかく教えるんだったら、
録音しながら教えれば、
ポッドキャストにもなるよねみたいな、
一石二鳥感で始めたら、
結構もう2年ぐらい続いて、
エピソードも150とかなってきてるから、
楽しいことは続けてみるもんだなと思うけどね。
そうですね。
去年の後半から今年にかけて、
ちょっとフェーズが変わったなっていう印象があって、
よく聞かれてきているっていうのと、
コラボできるゲストとかも、
あんまり想像できなかった人と、
コラボできる機会もあったりとかして、
そうですね。
ポッドキャストが入り口になっている、
そうなんですよね。
でもそれも今から考えると、
すごい手前味噌になっちゃうけど、
楽しんでやってるから、
聞く人も楽しく聞けるんだと思うんですよね。
義務感でやってたり、
仕事だからイヤイヤやってたりすると、
音声メディアとかって多分伝わりやすいじゃないですか。
僕このポッドキャスト、
内容を考えるのも収録するのも、
編集するのもすごい好きなんですよね。
いろいろたくさんある仕事の中で、
結構トップ3ぐらいに入る、
自分のフェーバリッドタスクなんで。
じゃないと多分続かないし、
コンテンツとしての魅力もないんじゃないかなとは、
思ってるんで。
サイドプロジェクトはいいよっていうエピソードなんですけど、
このSpotify自体がサイドプロジェクトでしたっていう、
なんか妙なメタ構造になっていたという話なんですけど。
そうですね。
だってりゅういちもだってあれだもんね。
マーケティングのことをやるっていうのがメインの時に、
それの一環として、
ポッドキャストがレスポンセビリティの一つとして入ってたけど、
その中で一番緩いような仕事として、
毎週楽しく収録みたいなのしてたけど、
気づいてみたら、
ポッドキャスト結構強力なマーケティングチャンネルになってるという、
不思議よね。
確かに。
意外となんか自由にやってるからか、
自分の得意とか才能みたいなのが活かされるような感覚があって、
トピック選びとかって人によって出るじゃないですか、センスとか。
僕は多分そういう情報収集が結構好きなタイプなんで、
トピックとかもこれいいかもっていうのが浮かびやすいタイプ。
それって多分、僕もそうなんですけど、
情報発信を何かしらし始めると、
そこの情報収集のアンテナも高くなると思うんだよね。
これもしかしたら、
次のポッドキャストのトピックで採用してもいいかもみたいな、
さっきの冒頭で言った行動経済学に関しても、
面白そうだからその本読んでただけだったんですけど、
ふとこれポッドキャストネタに、
世の中の人に発信してみたら面白いかもから始まって、
そういえばサイドプロジェクトのことを以前に書いてたなっていうのを結びつけてたんで、
ポッドキャストをやってなかったら、
そこのセンサー反応してなかったかもしれないんで、
サイドプロジェクトをやる心の資座の上げ方、
上げるのにも役立つし、ガス抜きとかにもなるよね。
このリストの中で僕がガス抜きプロジェクトで好きなのが、
ランボルギーニミウラってやつなんですけど、
ランボルギーニって今聴いて想像するのってさ、
平たい黄緑色のすごい音のうるさいスポーツカーみたいなイメージじゃないですか。
なんだけど、実はもともとそういう自動車会社じゃなくて、
普通のセダンを結構高級でハイパフォーマンスなセダンを作ってたんですね。
見た目そんなにかっこよくない、僕からするとスポーツカーとしては。
その時に社内の若いエンジニアたちが、
いやこれダサいっすねと思ってて、
もっとハイパフォーマンスのスピードが出て、
見た目もかっこいいスーパーカーを作りたいって言って、
社長に言ったんだけど、なんか却下されたんだって。
定時の普通の仕事が終わってから勝手に設計し始めたりして、
ランボルギーニミウラっていう今ですごい名車で、
クラシックカーで古い車なんだけど、超高い値段で取引されてる車があるんですね。
これ今写真見てるけど超かっこいいんだけど、
それを社内エンジニアたちが勝手に設計して、
承認されて商品化、プロトタイプ作って、
ショーに展示したらすごいバカ受けしたから、
正式に製品化して売り出したっていうストーリーがあって、
そのミウラの時にした設計、
エンジンが後ろにあるとか、
シャシーって車体のデザインなんですけど、設計ね、
とかが今でも続いてるんだって。
それがベースになっているから、
スポーツカー好きのスタッフが自分たちが持ってみたいような車を
無邪気にデザインしたら、
ランボルギーニっていう会社が、
フェラーリと同じぐらいのイメージを持つ
スーパースポーツカーブランドになったっていう話が結構好きですね。
なんかね、日本の家電メーカーとかも
そういうことやってる会社がいくつか聞いたことがあって、
某家電メーカーと働いている友達がいて、
オフィスに遊びに行ったことがあるんですよ、日本の。
その時に、これサイドプロジェクトなんですけどって言って、
見せてもらったホワイトボードみたいなのがあって、
定時が終わったら世のような
社内の若手エンジニアたちが集まって、
面白いプロダクトを作ってみようぜ、アイディアソンとか。
あと、もう作る技術があるから本人たちが。
会社で余ったパーツを合わせて、
プロトタイプとか作って、
これが会社に承認してもらえると
めちゃくちゃ面白い商品になると思うんですけどね、
って言ってたから。
ずっと言った方がいいじゃないですか。
いや、なかなか予算だとか言って、
承認されづらいんですよね、みたいなことは言われてて、
本当はクラウドファンディングに出したりとか、
海外の展示会とかに展示して、
もっと注目を浴びて、
それこそCESとか、SXSWとか、
サンフランシスコのイベントとかに出展して、
世の中からのフィードバックをもらいたいんですけど、
会社が自分の会社のロゴを載せて、
それを展示することに対して
非常に懸念を持たれちゃってるんですよね、っていう。
日本企業あるあるの、
会社として正式に世の中に出すんだったら、
中途半端なものは出したくないが、
それが若干こじれちゃって、
面白プロダクトもプロトタイプを世の中に
展示させてもらえないっていう
ペインを語ってましたけどね。
日本企業のジレンマですよね、そこは。
いいものを作って品質が評価されている国であり、
キャリアとサイドプロジェクトの可能性
ものづくりのスタンダードなんだけど、
時代的に結構荒削りなプロトタイプを
世の中に出すのもありな、世界観。
だからいわゆる、
ほら、GoProっていうカメラあるじゃん。
はい、あります。
GoProこそスタートアップだったんだよ、最初。
でもプロトタイプみたいなものを
もう売り始めちゃったんだけど、
詳しい人に話を聞いたことがあって、
その当時GoProが世の中に出た直後って、
日本の家電メーカーとか、
結構バカにしてたらしいんですね。
安っぽい作りだとか、
あと機能性が全然ない。
液晶もついてなかった。
初代バージョンはカメラの背中に
液晶画面とかもついてなかったから、
スマホとつなげて撮るだけ
っていうものだったんだけど、
あのシンプルさと無骨さが受けて、
アクションカメラっていう
そういうジャンルを作り上げて、
日本の家電メーカーさんたちは
それ見てなんて言ったかっていうと、
あんなのうちでいくらでも作れたのに
やればよかったって言うんだけど、
でもGoProが出来上がる時期に
日本のメーカーはそういうものを
社内で試作品として作ってたけど、
世の中には出してないんだよね。
なぜなら機能がなさすぎるっていうのと、
作りがチープすぎるとか、
こんなシンプルすぎるものは
世の中に出さないだろうみたいな。
その逆がソニーウォークマンですよね。
ソニーのウォークマンは
プレイするだけのポータブルミュージックプレイヤーだけど、
社内で録音機能の付いてない
ラジカセみたいなものは誰も買わないだろう
みたいな声がたくさんあったんだけど、
とりあえず出してみろってトップの一声でやったら
バカ受けしたっていう。
あれも社内のスタッフの情熱で作った
サイドプロジェクトじゃないと思うけど、
楽しく作ったノリで出来上がったものを
世の中に出したら、
その楽しさが伝搬していって、
使うユーザーも楽しんで使うプロダクトになったっていう。
そんな感じなんじゃないかなと思うけどね。
そうですね。
僕なんか前日本企業で働いてたんで、
ちょっと思うところがあって、
辞める最後の年に
社内でビジネスコンテスト的な
アイディア提言みたいな制度が始まったんですよ。
でもお堅い会社だったんで、
おそらく何も起こらないだろうなって。
僕は別に普通の業務もあったんで、
いいかなと思ったら、
数合わせで応募者が少ないからとりあえず出してみろって感じで、
2週間くらいでやらされて、
出したけど結局実現可能性がみたいな感じで
突っ跳ねられるみたいな。
これがすごい言い方悪いんですけど、
すっごいしょうもないなって思って。
さっきみたいに遊び心を持ってやった方がいいな。
ビジネスに無理につなげようみたいな、
という視点は一旦置いといて、
自分が本当にやってみたいなって思うとおり、
熱中してみるような感じがある環境は本当にいいなって思っていて。
それいくら儲かるのっていうのを最初から聞かないやり方ができるといいなっていう。
最近リンクトインの投稿を見ていて、
アンドリー・セフォロイッツっていうメンチャーキャピタルの
ハイヤリングの情報があったんですよ、採用情報。
そこにポッドキャスト担当、
ポッドキャストグロス担当っていうのがちゃんとあるんですよね。
でもこれ普通会社だとありえないじゃないですか。
ポッドキャスト担当みたいな。
個別なロールをね。
何が本当に重要なのか、今の時代に沿ったものなのかって、
分からないと思うんですよね、結局。
ちなみにアンドリー・セフォロイッツのポッドキャストは、
今となってはスタートアップのマストなコンテンツになってて、
アンドリー・セフォロイッツが話し合いながら、
次こういうのが来るとか、こういうのを注目してるみたいな話をしてるんだけど、
あのポッドキャストを、
ビートラックスのサンフランシスコのオフィスの隣のビルで撮ってると思うと、
痺れるよね。
本当ですね。
ASIC Teensのロゴが書いてたスタジオがあって。
いや、あれ隣のビルですよ、うちの。
アンドリー・セフォロイッツのオフィスの前、AKA、
通勤途中に見ると、
いつもここでやってるんだろうなと思いながら、
ワクワクして見てるんだよね。
そうですね、今アンドリー・セフォロイッツに入った人とかも、
なんか元々は全然別のことやってたけど、
たまたまそういうなんか、
ポッドキャスト担当に入ったとか、
そういうキャリアとかもあったりするんで、
何が自分にとって将来に繋がるのかって、
分からないと思うんですよね、やってみないと。
アメリカだとポッドキャストは結構映像もついてるじゃないですか。
AIで仕事がどんどん変わってくるみたいなトピックで話してるときに、
でも同時に、
AIがあることで新しく生まれる仕事もあるよねっていうのの延長で、
ていうか、ポッドキャストって仕事になるって、
5年くらい前まではありえなかったよねみたいな話はしてて、
新しい仕事っていうか、メディアっていうか、
コンテンツみたいなものが出来上がって、
それに付随するロール、役割みたいなのも生まれて、
そこに関わる仕事っていうのがあると考えると、
自分の好きなことを追求していることが意外と、
いい仕事を見つけるポイントになるのかななんて。
サイドプロジェクトでプロダクト作りの話したけど、
仕事自体とかスキルとかキャリアにおいても、
市場でどういう仕事が今求められているかとか、
年収がっていうのもいいんだけど、
それと同時に好きなことを追求していると、
どっかのタイミングでそれがキャリアになる可能性もあるのではなんて、
思ってますけどね。
本当ですよね。
で、結局そういうのがあって、
日本企業って何年後かに真似るじゃないですか。
はい、仕事としてね。
うちもポッドキャストやらないとダメな時代じゃないのみたいな。
ある時期から日本の大きい企業がSNSで広告売ったりとか、
YouTubeやり始めたりとか、
そういう時期って数年前にあったと思うんで、
結局、いずれ真似る可能性があったりとか、
いいって思われる可能性があるんだったら、
もう可能性を閉じずに、
好きなようにやってみるのもいいんじゃないかなっていうのがすごく思ったと。
締めのいいアドバイスなんですよ。
ぜひ聞いてる皆さんも、
今メインでやってる仕事をプラス空いた時間で、
好きなことを追求するサイトプロジェクトやってみると、
意外とヒットプロダクト作れるかもよっていう、
そんなお話でございました。
特に日本企業の方に聞いてほしいなっていうところですね。
本日もありがとうございました。
ありがとうございました。
最後までお聞きいただきありがとうございました。
番組を気に入っていただけた方は、ぜひ高評価とフォローをお願いします。
リトラックスとのお仕事にご興味のある方は、
概要欄のリンクよりお気軽にお問い合わせください。
ご意見やご感想も大歓迎です。
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この番組は毎週更新しています。
次回のエピソードもどうぞお楽しみに。
30:10

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